【熊野】ナメ劇場・栂谷から烏帽子山。

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zipp
記事: 1165
登録日時: 2011年3月09日(水) 22:49

【熊野】ナメ劇場・栂谷から烏帽子山。

投稿記事 by zipp »


 高速道路の開通で熊野は近くなったとは云え、遠い。
前日の夕刻から熊野に向かった。
海山や尾鷲では豪雨だったが、熊野では雨も上がった。しかし直前のアメダスによると、新宮付近は夜間に雨雲が通過する予報だ。その為さらに南下し、温泉も併設されている「道の駅・那智」に向かう。
着いてみるとこの道の駅は、JRの駅もある街中のこじんまりしたところでテントが張れそうもない。
 結局戻り、雨覚悟の前泊場所は、高田川内鹿野谷右岸の水車小屋。
サクラの老木が数本ある草地にテーブルのような岩がいくつか配置されたトイレもある小公園だ。

[attachment=4]DSCN1372_1024.jpg[/attachment]
【 日 付 】2014年07月21日
【 山 域 】熊野川水系高田川栂谷 
【メンバー】びぃ、zipp
【 天 候 】晴れ~雨
【 ルート 】≪栂谷~烏帽子山~俵石≫
07:15 栂の平橋--- 08:25~40 ヤケベ嵓--- 09:30 ガンガラ滝--- 10:05 黒滝(三俣)--- 10:30~11:45 二俣の左俣ナメ終了地点(ランチ)--- 12:25~13:00 帽子岩--- 13:50~14:00 俵石集落手前のナメの谷--- 14:30 烏帽子山登山口(林道)--- 14:38 駐車地

 栂の平橋を渡った広い路肩に車を駐め、即入渓。
しばらくは、ゴーロを行く。左岸には水道(?)の黒いホースが何本も谷に沿って伸びている。右岸には、湧水が岩肌に幾筋もの流れを作っていた。直接飲んでみると冷たく美味しい。
 ゴーロを10分ほど歩けば、谷が開け、眼前にはナメ床を流れ落ちる二段の栂の平滝だ。この谷に来て良かった!と思える瞬間でもある。
傾斜は緩やかなので流れの中を登って行けるが、びぃちゃんはペンギンのように両手を少し広げて、滑らないかとおっかなびっくり登っているのが可笑しい。
さらに釜をもったナメ滝が続き、流芯を登っているとふいに足が滑り、釜まで流れ落ち、早々と全身ずぶ濡れだ。

[attachment=3]P7210002_800.jpg[/attachment]
 大釜を持った4mを右から登ると、谷には大きな岩が転がり左岸との間に小滝をかけている。そういった大岩には、先だってこの地を襲った水害の名残だろう、流木が折り重なってひかかっていた。左岸に続いてた水道ホースの給水設備の下には、腐臭漂うシカの骸。
ナメ滝そそぐきれいな大釜でびぃちゃんは泳ぎだした。僅かに大岩のゴーロを挟むが、本当に素晴らしいナメが続くよ。
 再び大きく眼前が開けて、岸壁が聳え立つ。70mの高さがあると云われるヤケベ嵓だ。
嵓の右裾にはナメ滝が落ちている。
天空が空けたここでザックを降ろして休憩だ。

[attachment=2]DSCN1388_1024.jpg[/attachment]
 ヤケベ嵓からも素晴らしいナメがこれでもかっ!と続く。ナメ床に緑の苔が生えその横を水流が流れていたり、巨岩が一つ谷中に転がっていたりする。
 大株の異形のスギが左岸からせり出し、その奥に岩の詰まった谷の左端に滝、ガンガラ滝だ。滝の取り付きは難しいので、一段岩を登ってシャワーで直登した。
 スライダーするのに絶好なナメを見つつ辿っていく。いつの間にか谷筋に道が通っているようだ。
左に壁面を濡らす程度の水量の黒滝を見て、正面はガラガラルンゼに右は本流の7mナメ滝。左岸には、残置ロープがあるから道は右から巻いているのだろう。
ここは水流左の苔生したところに出ている木の根やツルを利用して登り上がる。

[attachment=1]DSCN1396_925.jpg[/attachment]
 co590辺りの二俣。右の本流を辿ってみたい思いもあったが、見る限りゴーロで、4m滝のかかる左俣を選択。
この滝の登れば、あと少しで栂谷のナメ劇場も終演を迎える。
その終演際で、お昼には時間が早いがランチとした。絶好の展望の帽子岩でのランチも考えたが、ネタは素麺なのだ。水がないとどうにもならない。
 トウガラシやイワシの天ぷら、ウインナー等を焼いてアワワを開けていると、陽射しが無くなり、稜線方向は何かとガスっぽくなってきた。吹く風の温度も低く、素麺を茹でたはいいが水で洗うことなく温麺のまま頂く。
 ここで沢装備を解いて足回りを地下足袋に。びぃちゃんはスニーカーを持ってきているようだがそのままでいいそうな。

 烏帽子山山頂まで標高差250m強。ここは傾斜が立っていてなかなかシンドイ。
ランチ場すぐで左にナメ段瀑の入る支谷あたりで水が切れるのだが、水が切れてからが長い。マーキングがチョコチョコ出てはくるがあまりあてにはならない。
 途中雨が降りだし、ガスの中、右に嵓がほのかに見え、稜線にたどり着いた時は土砂降りだ。すぐ右には岩に梯子が掛り、その上には烏帽子そっくりな嵓がガスの中に浮かぶ。雨が小降りになったので、ここまで来たのだからと帽子岩に登った。当然真っ白で何も見えやしない。それでもと、ミカンを食べて少しでもガスが晴れないかとひと休み。
 雨は上がったが、ガスは一向に晴れる気配を見せない。ここの山ノ神はまたおいで!と云っているようだ。またくればいいさ。
ただ、ランチをここではなく早めに谷で摂ったのは正解だった。

[attachment=0]P7210054_640.jpg[/attachment]
 急登を少し登って、烏帽子山山頂909.5m。新百名山なる標識がある。
廃村俵石に向かって登山道を降りるのだが、結構な急坂で足回りが沢靴のびぃちゃんは滑るようで遅れがちになる。
この道は標識及びマーキングもあり、迷うようなところは無い道だ。
 大杭峠分岐を過ぎれば、道と交差するように低い猪垣を越えると、かつての俵石の集落に入ったことになるのだろう。その先のナメの枝谷で水補給を兼ねて休憩だ。
このナメの続く谷の上流には木の生えた大きな丸い岩が谷中に鎮座していて、ちょっと不思議な光景だ。
 苔生した家屋・棚田の石垣続く俵石の集落跡を抜けて、椿谷を渡るがその右岸にも田畑の石垣猪垣が続き、そのはずれに道より高いところに石の祠があり石仏が祀られていた。
現場ではわからなかったが、石仏に彫られているものは、青面金剛のようで、俵石の集落の境界近くに祀られた庚申塔なのであろう。
 林道近くになりまた雨が降りだした。
駐車地で雨の中荷物を片づけ、一路、汗を流しに雲取温泉へ向かった。

添付ファイル
雨とガスに霞む帽子岩。
雨とガスに霞む帽子岩。
ナメに大岩がコロリ。
ナメに大岩がコロリ。
苔とナメ。
苔とナメ。
栂の平滝
栂の平滝
ヤケベ嵓
ヤケベ嵓
   zipp
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【熊野】ナメ劇場・栂谷から烏帽子山。

投稿記事 by シュークリーム »

zippさん、おはようございます。
栂谷でしたか。行ったことがあるようなと思ったら一昨年の12月23日に行っていました。自分のレポや写真を見返しながらだんだん思い出しました。コースは全く同じですね。私のレポには今度は夏に来てみたいと何度か書いていますが、ウオータースライダーで遊べそうなところが何箇所もあって、ほんとに夏に行ってみたくなりました。南紀名物のナメも楽しそうですね。
私の場合は、大好きな湯の峰温泉とセットで、沢遊びの後は温泉でまったりという感じになるかな。
                         @シュークリーム@
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山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【熊野】ナメ劇場・栂谷から烏帽子山。

投稿記事 by 山日和 »

zippさん、こんばんは。

いやー、懐かしいわ~ :D
私が栂谷へ行ったのはもう18年も前です。

高速道路の開通で熊野は近くなったとは云え、遠い。

大阪からはなおさら遠い!! 5時間以上かかったような気が・・・

ゴーロを10分ほど歩けば、谷が開け、眼前にはナメ床を流れ落ちる二段の栂の平滝だ。この谷に来て良かった!と思える瞬間でもある。

ここでいきなり滑落して腕を擦りむいたのを覚えています。(^_^;)

 再び大きく眼前が開けて、岸壁が聳え立つ。70mの高さがあると云われるヤケベ嵓だ。

ヤケベの眺めは実にダイナミックですね。 :D

 ヤケベ嵓からも素晴らしいナメがこれでもかっ!と続く。ナメ床に緑の苔が生えその横を水流が流れていたり、巨岩が一つ谷中に転がっていたりする。

このナメの連続が栂谷の最大の魅力ですね。

co590辺りの二俣。右の本流を辿ってみたい思いもあったが、見る限りゴーロで、4m滝のかかる左俣を選択。

私は右俣を行きました。結構ナメがあったような気が・・・

途中雨が降りだし、ガスの中、右に嵓がほのかに見え、稜線にたどり着いた時は土砂降りだ。すぐ右には岩に梯子が掛り、その上には烏帽子そっくりな嵓がガスの中に浮かぶ。

それは残念でしたね~。

廃村俵石に向かって登山道を降りるのだが、結構な急坂で足回りが沢靴のびぃちゃんは滑るようで遅れがちになる。

なんで履き替えなかったのかな?濡れたままだと足もさっぱりしないのにね。私は沢靴から濡れた足を解放してやる
瞬間が大好きです。 :D

駐車地で雨の中荷物を片づけ、一路、汗を流しに雲取温泉へ向かった。

下りてくれば当然雲取温泉ですね。擦りむいた傷跡がお湯に沁みました。(^^ゞ
私は翌日古座川源流から大塔山に登りました。登山道歩きでしたがなかなか趣きのあるコースでしたよ。(^^♪

                     山日和
zipp
記事: 1165
登録日時: 2011年3月09日(水) 22:49

Re: 【熊野】ナメ劇場・栂谷から烏帽子山。

投稿記事 by zipp »

DSCN1366_800.jpg

 シュークリさん、こんばんは。
今晩は、今季一番暑い夜ですね~。
娘さん、お孫さんたちは、この夏の間は、シュークリ亭にずーっと滞在予定なのかな(^^)。

栂谷でしたか。行ったことがあるようなと思ったら一昨年の12月23日に行っていました。
 シュークリさんが入ったのは昨年だったと勝手に思ってましtが、昨年じゃなかったのね。イブイブの日でしたか。

コースは全く同じですね。私のレポには今度は夏に来てみたいと何度か書いていますが
 まぁ、コースはそんなにとりようがないですもんね(^^;。
まぁ、夏の方が面白いでしょうね。夕立が続いてるので、もう少し水量があると思ってたのですがねぇ。

大好きな湯の峰温泉とセットで、沢遊びの後は温泉でまったりという感じになるかな。
 娘さんとお孫さんから解放されたら、ぜひに湯の峰でまったりと。 :)
   zipp
グー(伊勢山上住人)
記事: 2227
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
連絡する:

Re: 【熊野】ナメ劇場・栂谷から烏帽子山。

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

zippさん、こんばんは。
3日でレポアップ。しかも中身が濃い。やる気を出せば・・・
ヒマなんですか?

前日の夕刻から熊野に向かった。

引き出しが広いですね。

ヤケベ嵓

いい所ですねぇ~。見てみたい気になります。

流芯を登っているとふいに足が滑り、釜まで流れ落ち、早々と全身ずぶ濡れだ。

う~ん、画像を見てもヌメっていそうですね。晴天続きの後は要注意!?

 烏帽子山山頂まで標高差250m強。ここは傾斜が立っていてなかなかシンドイ。

うーん、行きたくないなぁ~。しかし逃げ道はなさそうですね。

 途中雨が降りだし、ガスの中、右に嵓がほのかに見え、稜線にたどり着いた時は土砂降りだ。

3連休すべてこのパターンでしたね。しかし、昨日・今日の熱帯夜は何とかして欲しい。

ここの山ノ神はまたおいで!と云っているようだ。またくればいいさ。

緑ちゃん風ですね。しかし遠いなぁ~。

                    グー(伊勢山上住人)
zipp
記事: 1165
登録日時: 2011年3月09日(水) 22:49

Re: 【熊野】ナメ劇場・栂谷から烏帽子山。

投稿記事 by zipp »


 山日和さん、こんばんは。

いやー、懐かしいわ~ :D
私が栂谷へ行ったのはもう18年も前です。

 山日和さんが、きゃぴきゃぴだった20代の頃になりますねぇ~(よいしょっ!)。

大阪からはなおさら遠い!! 5時間以上かかったような気が・・・
 新名神で伊勢道紀勢道使えば、時間的には短縮できそうですヨ。
ちなみに我が家からは2時間ほど(高速使用区間は紀伊長島~熊野の無料区間のみ)。

ここでいきなり滑落して腕を擦りむいたのを覚えています。(^_^;)
 「滑落」って(^^;、単に足を滑らせて滑り落ちたんでしょう :mrgreen:
わたしも栂の平滝のすぐ上で、滑り落ちましたが、長袖・手袋の出で立ちで手袋がズリズリ行っただけで済みました。

ヤケベの眺めは実にダイナミックですね。 :D
 いいところですよね。
この谷には、大滝が無いですから余計そう思いますよね。

このナメの連続が栂谷の最大の魅力ですね。
 ですね!
二俣まで登って、遊びながら谷を降るのもありかな?と、雨とガスガスの帽子岩に登った時は思いましたヨ(^^;。

私は右俣を行きました。結構ナメがあったような気が・・・
 行く前に調べてたんですが、右俣本流の記事がないのです。あっても中身が書かれてないのです。
普通本流を行くだろうと思うのだけど…、記事は烏帽子山に近い左俣ですね。

なんで履き替えなかったのかな?濡れたままだと足もさっぱりしないのにね。私は沢靴から濡れた足を解放してやる
瞬間が大好きです。 :D

 ザックに入ってる靴は、履き替えても滑るのは一緒なんだって!
・・・と云うちょりましたが。だったら履き替えようの靴はタダの重しかい!…と、ツッコミをぐぅと抑えたわたしであった(^^;。
ただ、結局雨にあったので履き替えても、足はグチョグチョになりましたが(^^;。

下りてくれば当然雲取温泉ですね。擦りむいた傷跡がお湯に沁みました。(^^ゞ
私は翌日古座川源流から大塔山に登りました。登山道歩きでしたがなかなか趣きのあるコースでしたよ。(^^♪

 乳白濁の雲取温泉、500円でした。最近値上がりしたのかな?いい湯でした。
また、この周辺の渓に来てみたいと思わせる渓でした、栂谷。

[attachment=0]DSCN1381_800.jpg[/attachment]
添付ファイル
ヤケベ嵓。
ヤケベ嵓。
   zipp
zipp
記事: 1165
登録日時: 2011年3月09日(水) 22:49

Re: 【熊野】ナメ劇場・栂谷から烏帽子山。

投稿記事 by zipp »

[attachment=0]DSCN1363_800.jpg[/attachment]
 グーさん、こんばんは。

3日でレポアップ。しかも中身が濃い。やる気を出せば・・・
ヒマなんですか?

 へぇ、書こうと思えばかけるんです。
へぇ、ヒマと云えば、いつもヒマなんです(^^;。

引き出しが広いですね。
 おっ!また「豚に小判」「猫に真珠」的ものいいですね :mrgreen:
引き出しは、いくら広くったって引き出しの中が整理整頓されてなくては意味がないんですね。
ですから「引き出し」は、広さぢゃなく!数でショウブするんですよ。

いい所ですねぇ~。見てみたい気になります。
 ヤケベ嵓と云うより、この谷のナメ劇場がいいです!
大きな滝の無いナメ劇場だから、ヤケベ嵓が際立つのかと。

う~ん、画像を見てもヌメっていそうですね。晴天続きの後は要注意!?
 フェルトなら大丈夫だと思うよ。不用意に足を載せなければね。

うーん、行きたくないなぁ~。しかし逃げ道はなさそうですね。
 右俣の本流を行くか、左俣の右岸から注ぐ段ナメ滝を詰めて艮陵の稜線を行くかかな?
まぁ、稜線詰めずに、登った谷を降りるのがいいかもね(^^)。

3連休すべてこのパターンでしたね。しかし、昨日・今日の熱帯夜は何とかして欲しい。
 たぶん、我が家では今日が初めての熱帯夜かも・・・。いまも温度計は31度。

しかし遠いなぁ~。
 当初は、早朝出発の日帰り山行の予定でした。
栂谷は、烏帽子からの展望が無かったのでまた訪れると思います :D

添付ファイル
ナメと釜。
ナメと釜。
   zipp
アバター
わりばし
記事: 1767
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【熊野】ナメ劇場・栂谷から烏帽子山。

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、zippさん。

 栂の平橋を渡った広い路肩に車を駐め、即入渓。
しばらくは、ゴーロを行く。左岸には水道(?)の黒いホースが何本も谷に沿って伸びている。右岸には、湧水が岩肌に幾筋もの流れを作っていた。直接飲んでみると冷たく美味しい。
 ゴーロを10分ほど歩けば、谷が開け、眼前にはナメ床を流れ落ちる二段の栂の平滝だ。この谷に来て良かった!と思える瞬間でもある。

熊野のナメはおもしろそうですね。
この夏行ってみようかな。

 途中雨が降りだし、ガスの中、右に嵓がほのかに見え、稜線にたどり着いた時は土砂降りだ。すぐ右には岩に梯子が掛り、その上には烏帽子そっくりな嵓がガスの中に浮かぶ。雨が小降りになったので、ここまで来たのだからと帽子岩に登った。当然真っ白で何も見えやしない。それでもと、ミカンを食べて少しでもガスが晴れないかとひと休み。
 雨は上がったが、ガスは一向に晴れる気配を見せない。ここの山ノ神はまたおいで!と云っているようだ。またくればいいさ。
ただ、ランチをここではなく早めに谷で摂ったのは正解だった。

この日は梅雨明けしたとはいえ、不安定でしたからね。

 苔生した家屋・棚田の石垣続く俵石の集落跡を抜けて、椿谷を渡るがその右岸にも田畑の石垣猪垣が続き、そのはずれに道より高いところに石の祠があり石仏が祀られていた。
現場ではわからなかったが、石仏に彫られているものは、青面金剛のようで、俵石の集落の境界近くに祀られた庚申塔なのであろう。

疲れさまでした。
沢を登って、廃村に下山なんて理想的なコースです。 :idea:

                                                   わりばし
zipp
記事: 1165
登録日時: 2011年3月09日(水) 22:49

Re: 【熊野】ナメ劇場・栂谷から烏帽子山。

投稿記事 by zipp »


 わりばしさん、こんばんは。

[attachment=1]P7210013_800.jpg[/attachment]
熊野のナメはおもしろそうですね。
この夏行ってみようかな。


 この谷は、難しいところもなくきれいなナメでお勧めです。
ただ、ぬめったナメで滑って落ちないよう注意です(^^;。


この日は梅雨明けしたとはいえ、不安定でしたからね。

 この三連休の中では、もっとも雨の降る確率の少ない日だったんですが・・・。


沢を登って、廃村に下山なんて理想的なコースです。 :idea:

 下山は、少し長い感じもしますが、わりばしさんなら楽しめるでしょう(^^)
[attachment=0]P7210070_640.jpg[/attachment]
添付ファイル
廃村俵石集落はずれ、石の祠の中に庚申塔。
廃村俵石集落はずれ、石の祠の中に庚申塔。
大釜をもった4m。
大釜をもった4m。
   zipp
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