【鈴鹿】天狗谷遡行、カニグチ谷下降

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シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

【鈴鹿】天狗谷遡行、カニグチ谷下降

投稿記事 by シュークリーム »

7月11日に単独で天狗谷を遡行しようと入渓したのだが、前日の台風一過の雨で増水したF1の水量に恐れをなして、巻き道を確認しただけで撤退した。まさかその2日後に鈴ハイの沢企画で再度入渓することになるとは・・・その日の朝まで予想していなかった。

【 日 付 】2014年7月13日(日)
【 山 域 】鈴鹿・天狗谷〜カニグチ谷
【メンバー】たろー,なお,ぜんこう,カブ,シュークリーム
【 天 候 】曇り時々雨
【 ルート 】旧421号線車止め 8:55 --- アイノ谷 --- 9:25 雲向橋 --- 9:30 F1 --- 10:00 F2 --- 10:10 F3 --- 10:35 F4 11:25 --- 11:50 雲間の滝?(昼食) 12:25 --- 13:05 稜線 --- 13:50 カニグチ谷下降路入り口 --- 15:40 駐車地

宇賀渓の無料駐車場に集合し、揃って旧421号線車止め前に移動。駐車地から少し戻りアイノ谷から入渓する。この谷、短くて暗い谷なのだが、中にはそれなりに楽しめる滝がある。単独だったら入る気にならないのだが、このような谷も拾っていくたろーさんはやっぱり沢屋だねえ。

旧国道に出、雲向橋まで舗装路を歩く。「雲間の滝」の碑から入渓。調べてみると逗子八郎というのは官僚で歌人だった人のようだが、「雲間の滝」との関係はわからない。堰堤を越えるとすぐにF1だ。水量は2日前の半分程度に減っている。と言っても、通常よりは多いのだろうが。
F1
F1
水量が少ないと登れないことはないのだろうが、今日は安全を優先して左岸から巻く。訓練を兼ねて懸垂下降で谷に戻る。続くF2はたろーさんがトップで流れの左側を登り、メンバーをロープで確保する。このレベルの滝だとフリーで登る人も多いのだろうが、沢での事故を防ぐためには面倒くさがらずにロープを出すことが肝要だろう。
F2を登るなおちゃん
F2を登るなおちゃん
F3はなおちゃんがトップだ。スタンスが結構あるので難しくはないが、それでも落ちるとただでは済まない。危なげなく登り残りのメンバーを引き上げる。
F3を登るぜんこうさん
F3を登るぜんこうさん


F4はこの4つの滝では最も落差の大きい滝だ。たろーさんがルート工作をしながらトップで登る。高度感があるので緊張する。
F4を登るカブ君
F4を登るカブ君
天狗谷のハイライトはこの4つの滝で終了だ。あとは、直登できる小滝を拾いながらゴーロ帯を登っていく。
次の滝は左側を登る
次の滝は左側を登る
直登できる滝が多く楽しい
直登できる滝が多く楽しい
「雲間の滝」の下で昼食休憩。F1を雲間の滝として紹介しているブログもあるが、F1を雲間の滝と称するにはあまりに普通の滝過ぎる。この谷で唯一下から眺めることができるこの滝を「雲間の滝」と見なす事が多いようだ。
雲間の滝
雲間の滝
「雲間の滝」は逆層スラブになっていて難しそうなので、左の小尾根に逃げるが、ここもまたいやらしかった。滝上に出、直登できる連瀑帯を越え、水量がなくなったころに尾根を登る。すぐそこが稜線縦走路だった。

縦走路を北へ向かいP768を過ぎた鞍部からカニグチ谷に降りる。しばらく降りると水流が現れる。この谷はややざらついた花崗岩でフリクションがよく効くので快適に下降できる。途中Y字滝はそのまま下降し、次の10m滝は懸垂下降で遊ぶ。
カニグチ谷のY字滝
カニグチ谷のY字滝
この滝を過ぎるとすぐに旧国道だった。たろーさんの計画ではこのあと長谷に転進し、30m大滝の空中懸垂で遊ぶつもりだったらしいが、私が20mのロープしか持ってこなかった事と、もう3時を過ぎているのでここで終了とした。皆、もう沢遊びに満腹したようだ。旧国道をてくてく歩き駐車地に戻る。

天狗谷は適度な規模の4つの滝が連続し、F1を除いては直登できるので楽しい谷だった。きれいな周回ルートがとれるのもいい。同行していただいた鈴ハイの皆さんありがとうございました。また今度もよろしくお願いします。
                         @シュークリーム@
skywalk
記事: 521
登録日時: 2011年3月07日(月) 21:33

Re: 【鈴鹿】天狗谷遡行、カニグチ谷下降

投稿記事 by skywalk »

シュークリームさん、こんばんは。
天狗谷、早速行かれたのですね。私のブログも多少参考になったでしょうか。
シュークリーム さんが書きました:旧国道に出、雲向橋まで舗装路を歩く。「雲間の滝」の碑から入渓。
カニクチ谷下降を考えるとここから入渓になりますが、下流部も見どころが多いので全部踏破にも挑戦してください。
水量は2日前の半分程度に減っている。と言っても、通常よりは多いのだろうが。
確かに多めです。F1は下部が少しハングしていて取りつきにくく単独では無理でした。
沢での事故を防ぐためには面倒くさがらずにロープを出すことが肝要だろう。
堅いですね。単独だと支点の回収だとか、さらに面倒なんで、つい端折ってしまいます。
F4はこの4つの滝では最も落差の大きい滝だ。たろーさんがルート工作をしながらトップで登る。高度感があるので緊張する
水量が多いから難易度高そう。私だったら迷わず巻だ。
「雲間の滝」は逆層スラブになっていて難しそうなので、左の小尾根に逃げるが、ここもまたいやらしかった。
ここを登ると足元がスースーして雲に乗った気分になれます。最後の危うい小巻を考えると行かない方が正解だ。

なかなか楽しめる沢だったでしょう。
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿】天狗谷遡行、カニグチ谷下降

投稿記事 by シュークリーム »

skywalkさん、おはようございます。

天狗谷、早速行かれたのですね。私のブログも多少参考になったでしょうか。

skywalkさんのブログは天狗滝だけでなく、いつも参考にさせてもらってますよ。

カニクチ谷下降を考えるとここから入渓になりますが、下流部も見どころが多いので全部踏破にも挑戦してください。

そうですね、今度行く時はもっと下流側から入ろうかと思います。

確かに多めです。F1は下部が少しハングしていて取りつきにくく単独では無理でした。

右側から入って、流れを横切って左側を登れば行けるような気がするのですが。機会があったら挑戦してみようかと思います。

堅いですね。単独だと支点の回収だとか、さらに面倒なんで、つい端折ってしまいます。

一つの滝を2度登ることになりますが、「一度で二度楽しめる」と考えれば面倒でもないですよ。単独の場合は徹底的に安全重視と考えています。

水量が多いから難易度高そう。私だったら迷わず巻だ。

流れを横切るところがちょっと怖いですが、あとは比較的楽だったですね。割と斜滝に近い滝ですね。

ここを登ると足元がスースーして雲に乗った気分になれます。最後の危うい小巻を考えると行かない方が正解だ。

逆層スラブになっているので、一度滑ると下まで持っていかれそうで怖いですね。登るときはちゃんと支点を取る必要がありそうです。

なかなか楽しめる沢だったでしょう

いい渓でしたね。中間のゴーロ帯がないともっと楽しいんですけど。
                         @シュークリーム@
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【鈴鹿】天狗谷遡行、カニグチ谷下降

投稿記事 by 宮指路 »

シュークリームさん、こんにちは
ここは石槫峠近くから入る沢のようですね。
F2,F4辺りは一人では危ないでしょうか?
シュークリームさんも一人じゃない時はちゃ~んとロープ確保するんですね。
折角ハーネスしていったら1回くらいは確保してもらいたいですね。
明日は元越谷にでも行ってみようかな~

                              宮指路
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿】天狗谷遡行、カニグチ谷下降

投稿記事 by シュークリーム »

宮指路さん、おはようございます。

ここは石槫峠近くから入る沢のようですね。
F2,F4辺りは一人では危ないでしょうか?


F4は単独で登る場合はなんらかのプロテクションを取った方がいいと思います。ほかの滝もできるだけプロテクションをとった方がいいでしょうね。

シュークリームさんも一人じゃない時はちゃ~んとロープ確保するんですね。
折角ハーネスしていったら1回くらいは確保してもらいたいですね。


私はむしろ一人のときの方がちゃんと確保していますよ。単独だと落ちても誰も骨は拾ってくれませんからね。

明日は元越谷にでも行ってみようかな~

元越谷はきれいでいい渓ですね。
私は今日は孫のお守りです。
                         @シュークリーム@
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