【台高】霧雨に濡れる地蔵谷から木漏れ目の山毛欅の森へ

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SHIGEKI
記事: 1031
登録日時: 2011年7月25日(月) 18:30

【台高】霧雨に濡れる地蔵谷から木漏れ目の山毛欅の森へ

投稿記事 by SHIGEKI »


【台高】霧雨に濡れる地蔵谷から木漏れ目の山毛欅の森へ
【月日】14/06/29
【山城】台高 地蔵谷、赤ゾレ、木梶山周辺
【天候】小雨~曇り時々晴れ
【アプローチ】 自宅3:40=名阪針=木梶林道P6:00
【コースタイム】林道P6:37 -地蔵谷7:00 -右岸尾根9:30一赤ソレ山10:15-池-
        大山毛欅ランチ11:50/13/30-木梶山14:20-P15:30

 闇鍋以来の4年ぶりの台高の山となった。
キワラ滝前の広場にはデリカが1台、久しぶりで林道を奥まで入るのに若干の躊躇があっ
たものの、ゲートは開いているのでゆっくり進む。

 いくつかの地点で土砂が道に滞積していたが乗り越えた轍の跡が残っている。
支流の橋を渡った右手にコンクリートで固められた覚えのある広場に駐車。

 雨具の必要ないくらいの小雨の中、林道を歩く。
眼下の流れはナメが多く気持ちよさそうだ。
出合いの滝は伐採後のイバラだらけの斜面を巻いて地蔵谷へと降り立った。
「あらあら、こんなところに眼鏡が置き忘れてある。」よく踏みつぶさなかったものだ。

[attachment=4]IMG_7453.jpg[/attachment]

 まだ薄暗い緩やかな流れの中を歩く。
グーさんツアーで下りに使った?はずだが、全く記憶にない。

 すぐに左から支流が合わさる。
歩いたことのないこちらへ入る。
どっちへ行ってもほとんど覚えてないから一緒だが、さすがに大滝と十字峡はうっすら頭
に残ってるので現地に立てばいろいろ思い出すだろう。
[attachment=3]IMG_7501.jpg[/attachment]


 今回は私にとっては真っさらの最初の左俣を遡る。
その右岸尾根を激賞した洞吹さんのrepは印象深く当時ヤブメンの多くが後を追ったもの
だ。

 谷はナメ主体、癒やしそのものでゆるゆると手ブレしまくりの写真を撮りながら登る。
緊張感はないが、静かなことこのうえなく満足感が少しずつ少しずつ満たされていく。

[attachment=2]IMG_7589.jpg[/attachment]

 源流近い顕著な二股を越えたところで左岸の枝尾根が低くておいでおいでと誘っている
が、急傾斜の右岸の尾根をズルズルと滑りながら登る。

 この斜面では山毛欅の大木、倒木や濡れた木肌が一段と美しいヒメシャラが漂う霧の中
で幻想的に見え隠れする。

[attachment=1]IMG_7896.jpg[/attachment]

 尾根に乗っかると明瞭な踏み跡、その向こう側一段下には極上の平があった。
霧の中、踏み跡を辿って池から山毛欅の斜面を歩いていると、頭の中の霧がほんの少し晴
れてきたようで「そういえば、さっきの平もグーさんツアーで連れてってもらったとこか
な?」などと思い出した。潰れた脳味噌が台高の精気で再生してきたようだ。

 源頭を吹き抜ける心地よい風のなか、記憶のある巨山毛欅の傍らでゆっくりした。
霧は晴れて木漏れ日が射してきた。
 また、梅雨が明けるまでに霧の動く森を訪ねよう。
帰りは木梶山の尾根を下った。

では また 霧の流れる神秘の森で

SHIGEKI
添付ファイル
IMG_8302.jpg
IMG_7896.jpg
IMG_7589.jpg
ちょっと玉ボケ
ちょっと玉ボケ
IMG_7453.jpg
zipp
記事: 1165
登録日時: 2011年3月09日(水) 22:49

Re: 【台高】霧雨に濡れる地蔵谷から木漏れ目の山毛欅の森へ

投稿記事 by zipp »


 GEKI さん、こんばんは。
最近はサクサク登って、レポも達者であられますね~。見習わないとな~。

 闇鍋以来の4年ぶりの台高の山となった。
 えっ、そんなにこの山域と疎くなっておりましたか。

 雨具の必要ないくらいの小雨の中、林道を歩く。
 この日、小雨が降ってましたか?
わたしは千秋林道でしたが、陽射しが届いてました、稜線はガスってましたが。朝遅いし標高も低いからかな?

出合いの滝は伐採後のイバラだらけの斜面を巻いて地蔵谷へと降り立った。
 ここはいつも右岸巻き。本谷左岸を少し上流に行くと上の道につながる山道があるんです。
この自然林の尾根を登ったり、山腹のシカ道をフラフラと追うのも新たな発見があります(^^)。

 すぐに左から支流が合わさる。
歩いたことのないこちらへ入る。
どっちへ行ってもほとんど覚えてないから一緒だが、さすがに大滝と十字峡はうっすら頭
に残ってるので現地に立てばいろいろ思い出すだろう。

 右岸第一支流を行けば、大滝も十字峡も通らないから、アルツの試験にはならなかったね(^^;。

 源流近い顕著な二股を越えたところで左岸の枝尾根が低くておいでおいでと誘っている
が、急傾斜の右岸の尾根をズルズルと滑りながら登る。

 標高1020mの二俣なのかな。ならば、豊満な肉体を持つルノワールおばさんのあたりじゃないの!ミズナラの大木に気付かなかったかなぁ?

 この斜面では山毛欅の大木、倒木や濡れた木肌が一段と美しいヒメシャラが漂う霧の中
で幻想的に見え隠れする。

 この日のガスは、いい感じでした。

霧の中、踏み跡を辿って池から山毛欅の斜面を歩いていると、頭の中の霧がほんの少し晴
れてきたようで「そういえば、さっきの平もグーさんツアーで連れてってもらったとこかな?」などと思い出した。
潰れた脳味噌が台高の精気で再生してきたようだ。

 まぁ、わたしもよくあることです…(^^;。


 源頭を吹き抜ける心地よい風のなか、記憶のある巨山毛欅の傍らでゆっくりした。
霧は晴れて木漏れ日が射してきた。

 たぶん、shigekiさんは一度しか行ってられないと思いますが、よく思い出してくれました!巨山毛欅。
苔がいいね~。
このブナの下の平坦地は、よくランチ場として使っているところです(^^)。
 このブナと木屋谷口ワサビ谷の巨シオジ、某所のミズナラ大木は、毎年2度ほど訪れてます。

[attachment=0]DSCN0475_640.jpg[/attachment]
添付ファイル
新緑の頃、ランチ場から見上げて。
新緑の頃、ランチ場から見上げて。
   zipp
グー(伊勢山上住人)
記事: 2227
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
連絡する:

Re: 【台高】霧雨に濡れる地蔵谷から木漏れ目の山毛欅の森へ

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

2006年11月26日
2006年11月26日

SHIGEKIさん、おっはよ~。水も滴る台高へ ヨーコソー!

【アプローチ】 自宅3:40=名阪針=木梶林道P6:00

気合入ってマスなぁ~。 遠路お運び頂き感謝申し上げます。

グーさんツアーで下りに使った?はずだが、全く記憶にない。

私もドーユーコースで歩いたのやら全く記憶にございません。

 すぐに左から支流が合わさる。歩いたことのないこちらへ入る。

この地蔵谷右岸第一支谷も穢れの無いいい谷でグーも好きです。

緊張感はないが、静かなことこのうえなく満足感が少しずつ少しずつ満たされていく。

どこでも歩ける素敵な癒しの空間です。

 源流近い顕著な二股を越えたところで左岸の枝尾根が低くておいでおいでと誘っている

尾根としてはさほど美しくは無いですが、巨大な株立ちの桧が迎えてくれます。

 この斜面では山毛欅の大木、倒木や濡れた木肌が一段と美しいヒメシャラが漂う霧の中
で幻想的に見え隠れする。


ブナの林が美しい斜面です。

潰れた脳味噌が台高の精気で再生してきたようだ。

グーはなかなか再生してきません。

 源頭を吹き抜ける心地よい風のなか、記憶のある巨山毛欅の傍らでゆっくりした。

牛肉をいっぱい入れたラーメンを恨めしげに眺めていたら
「肉はあげるよ。スープだけとったら肉はいらないから」
を思い出しました。モウ8年も前のことです。

また、梅雨が明けるまでに霧の動く森を訪ねよう。

いい写真を撮って一休さんにプレッシャーをかけましょう!


           グー(伊勢山上住人)
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【台高】霧雨に濡れる地蔵谷から木漏れ目の山毛欅の森へ

投稿記事 by シュークリーム »

SHIGEKIさん、台高まで出張ご苦労さんです。
地蔵谷、ヒルも出ないし、梅雨時のそぞろ歩きには絶好の癒しの森ですね。詰め上がった先のミズナラ林も風情があっていいし、何度行ってもいいところです。こんなレポを見るとまた行きたくなりますね。2年前にここに行ったときに一休、ハルコンビと初めて会いました。1日に2回も遭遇したのでよく記憶に残っています。台高にもまた時々足を延ばしてくださいね。
                         @シュークリーム@
SHIGEKI
記事: 1031
登録日時: 2011年7月25日(月) 18:30

Re: 【台高】霧雨に濡れる地蔵谷から木漏れ目の山毛欅の森へ

投稿記事 by SHIGEKI »

zippさん こんばんは resをありがとうございます。



"]
 GEKI さん、こんばんは。
最近はサクサク登って、レポも達者であられますね~。見習わないとな~。


梅雨の時期に行きたいところがあって、晴れ間に行けるとお得感も手伝って

repまで一気に書いたりとか・・・・ ま それなりですが




 闇鍋以来の4年ぶりの台高の山となった。
 えっ、そんなにこの山域と疎くなっておりましたか。


そうなんです。行きたい気持ちは満タンでしたが、2時間のアプと林道の状況に不安あって

踏み出せないでいました。


 雨具の必要ないくらいの小雨の中、林道を歩く。
 この日、小雨が降ってましたか?
わたしは千秋林道でしたが、陽射しが届いてました、稜線はガスってましたが。朝遅いし標高も低いからかな?

準備するのに、車のテールゲートに傘広げてました。

歩き出す頃は、ウグイスのションベン程度です。 :mrgreen:



出合いの滝は伐採後のイバラだらけの斜面を巻いて地蔵谷へと降り立った。
 ここはいつも右岸巻き。本谷左岸を少し上流に行くと上の道につながる山道があるんです。
この自然林の尾根を登ったり、山腹のシカ道をフラフラと追うのも新たな発見があります(^^)。

帰ってから過去repあさって、確認しました。

たぶん前にも読んでたはずですが、すっかり忘れてます。



 すぐに左から支流が合わさる。
歩いたことのないこちらへ入る。
どっちへ行ってもほとんど覚えてないから一緒だが、さすがに大滝と十字峡はうっすら頭
に残ってるので現地に立てばいろいろ思い出すだろう。

 右岸第一支流を行けば、大滝も十字峡も通らないから、アルツの試験にはならなかったね(^^;。

フラフラと入っていきました。


 源流近い顕著な二股を越えたところで左岸の枝尾根が低くておいでおいでと誘っている
が、急傾斜の右岸の尾根をズルズルと滑りながら登る。

 標高1020mの二俣なのかな。ならば、豊満な肉体を持つルノワールおばさんのあたりじゃないの!ミズナラの大木に気付かなかったかなぁ?

あっ  これrepで見たことありますね  画像を見てみます。

1020は地形図に水線ある二股ですね。私が上がったのは1160辺りでした。




 この斜面では山毛欅の大木、倒木や濡れた木肌が一段と美しいヒメシャラが漂う霧の中
で幻想的に見え隠れする。

 この日のガスは、いい感じでした。

そうですね。ガスで雰囲気が断然よくなります。

写真に写し込むのは至難の技ですが・・・




霧の中、踏み跡を辿って池から山毛欅の斜面を歩いていると、頭の中の霧がほんの少し晴
れてきたようで「そういえば、さっきの平もグーさんツアーで連れてってもらったとこかな?」などと思い出した。
潰れた脳味噌が台高の精気で再生してきたようだ。

 まぁ、わたしもよくあることです…(^^;。

ここは現地を見ても全く思い出さず・・・「ええとこやなぁ」とひとりごちてたのに


 源頭を吹き抜ける心地よい風のなか、記憶のある巨山毛欅の傍らでゆっくりした。
霧は晴れて木漏れ日が射してきた。

 たぶん、shigekiさんは一度しか行ってられないと思いますが、よく思い出してくれました!巨山毛欅。
苔がいいね~。
このブナの下の平坦地は、よくランチ場として使っているところです(^^)。
 このブナと木屋谷口ワサビ谷の巨シオジ、某所のミズナラ大木は、毎年2度ほど訪れてます。

実は、ランチにすればここで誰かと出会うかな?と少しは期待してました。

んっ  木屋谷口ワサビ谷の巨シオジ、某所のミズナラ大木  気になりますね。

ランチ場ならこの梅雨中に近江牛の鼻輪引っ張って行きたいもんです。


  では また 巨木のランチテーブルで

      SHIGEKI
添付ファイル
IMG_8284.jpg
SHIGEKI
記事: 1031
登録日時: 2011年7月25日(月) 18:30

Re: 【台高】霧雨に濡れる地蔵谷から木漏れ目の山毛欅の森へ

投稿記事 by SHIGEKI »

グー(伊勢山上住人)さん こんばんは resをありがとうございます。



SHIGEKIさん、おっはよ~。水も滴る台高へ ヨーコソー!

【アプローチ】 自宅3:40=名阪針=木梶林道P6:00

気合入ってマスなぁ~。 遠路お運び頂き感謝申し上げます。


ヒルがいない と言うグーさんのrep見て、あと、癒しの谷、標高差400m とか

魅力的でした。



グーさんツアーで下りに使った?はずだが、全く記憶にない。

私もドーユーコースで歩いたのやら全く記憶にございません。

あらあら、今度お出愛したら、しっかり聞こうと思ってたのに・・・

しかし、この画像、すご~~い メンバーでしたね。かなり初対面とか

 すぐに左から支流が合わさる。歩いたことのないこちらへ入る。

この地蔵谷右岸第一支谷も穢れの無いいい谷でグーも好きです。

緊張感はないが、静かなことこのうえなく満足感が少しずつ少しずつ満たされていく。

どこでも歩ける素敵な癒しの空間です。

ですねぇ~ ゆったりと歩かせてもらいました。



 源流近い顕著な二股を越えたところで左岸の枝尾根が低くておいでおいでと誘っている

尾根としてはさほど美しくは無いですが、巨大な株立ちの桧が迎えてくれます。

へぇ~ こちらの尾根はそうなんですね!!


 この斜面では山毛欅の大木、倒木や濡れた木肌が一段と美しいヒメシャラが漂う霧の中
で幻想的に見え隠れする。


ブナの林が美しい斜面です。

濡れた木肌と霧が良い雰囲気出してました。



 源頭を吹き抜ける心地よい風のなか、記憶のある巨山毛欅の傍らでゆっくりした。[/q_yab]

牛肉をいっぱい入れたラーメンを恨めしげに眺めていたら
「肉はあげるよ。スープだけとったら肉はいらないから」
を思い出しました。モウ8年も前のことです。


グーさんに 「生肉持って来たの~」って言われたのは覚えてますが、

出しガラの肉をあげるなんてそんな失礼なことしましたか??



また、梅雨が明けるまでに霧の動く森を訪ねよう。

いい写真を撮って一休さんにプレッシャーをかけましょう!

プレッシャーかけなあかんと言うプレッシャーに負けそうでんなぁ~

 では また 蝉時雨のランチ場で

    SHIGEKI

添付ファイル
IMG_7999.jpg
SHIGEKI
記事: 1031
登録日時: 2011年7月25日(月) 18:30

Re: 【台高】霧雨に濡れる地蔵谷から木漏れ目の山毛欅の森へ

投稿記事 by SHIGEKI »

シュークリさん こんばんは resをありがとうございます。



台高まで出張ご苦労さんです。
地蔵谷、ヒルも出ないし、梅雨時のそぞろ歩きには絶好の癒しの森ですね。


そうですね、まさしく、ヒル、癒し、ぶらぶら歩き が選択条件でした。


詰め上がった先のミズナラ林も風情があっていいし、何度行ってもいいところです。こんなレポを見るとまた行きたくなりますね。

この日は、2パーティすれ違いのみの静かな谷、森を堪能しました。



2年前にここに行ったときに一休、ハルコンビと初めて会いました。1日に2回も遭遇したのでよく記憶に残っています。

見ましたよ。靴クリーム って おもろいでんがなぁ~ しかし、誰も言いまへんで~ 

ま、どこがシュークリームや はありですが・・・ :mrgreen:  


台高にもまた時々足を延ばしてくださいね

この梅雨の晴れ間、曇り に短い足のばします。

   では また 台高癒しのランチ場で

      SHIGEKI
添付ファイル
IMG_7912.jpg
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