【身延】 安倍奥 八紘嶺~大谷嶺~山伏~笹山~深沢山縦走

山行記、山の思い出、限定
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】 
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
返信する
おど+
記事: 241
登録日時: 2014年1月05日(日) 15:55
お住まい: 愛知県
連絡する:

【身延】 安倍奥 八紘嶺~大谷嶺~山伏~笹山~深沢山縦走

投稿記事 by おど+ »

 今回は、安倍奥で登り残していた「八紘嶺(はっこうれい)」から「大谷嶺(おおやれい)」と「山伏(やんぶし)」、それに「笹山」と「深沢山(ふかざわやま)」を周回縦走して来ました。 目的は久しぶりに「富士山」を間近に見たかった事ですが、その望みも叶い各ピークからは雪を残す富士山を望むことが出来ました。

【 日 付 】 2014年05月17日(土)
【 山 域 】 身延山地
【メンバー】 1名
【 天 候 】 晴れ、午後時々曇り(風強い)
【 ルート 】
時刻(差) 標高 距離 場所
06:00 912m 0.0Km 梅ヶ島 八紘嶺登山口 出発
07:10 (01:10) 1600m 2.0Km 富士見台
08:00 (00:50) 1917.9m 3.6Km 八紘嶺
08:35 (00:35) 1859m 4.9Km 五色ノ頭
09:10 (00:35) 1999.7m 6.4Km 大谷嶺(行田山) 10分滞在
09:45 (00:35) 1850m 7.2Km 新窪乗越
10:00 (00:15) 1923m 7.6Km 大平沢ノ頭
10:45 (00:45) 2013.7m 9.9Km 山伏 昼食休憩
11:20 (00:35) 2013.7m 10.1Km 山伏 出発
12:15 (00:55) 1785m 13.4Km 牛首岳
12:30 (00:15) 1574m 13.9Km 牛首峠
13:00 (00:30) 1763.3m 15.1Km 笹山 10分休憩
13:50 (00:50) 1634m 17.2Km 井川峠
14:30 (00:40) 1400m 19.1Km 木立場
14:50 (00:20) 1473.9m 19.9Km 深沢山
15:10 (00:20) 1211m 21.3Km 一服峠
15:55 (00:45) 570m 23.2Km 孫佐島バス停 到着
【 距離 】  23.2Km
【 累積標高 】+2325m -2680m
【 時間 】  09時間55分

PicasaWeb写真: https://picasaweb.google.com/1058822305 ... 0/20140517

ルートラボ: http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/wat ... 519276b271

実績コース(緑色は予定、赤色が実績): http://yama-kioku.blog.so-net.ne.jp/upl ... p.jpg.html

 一昨年の12月に「十枚山(じゅうまいざん)」から「八紘嶺(はっこうれい)」まで縦走しました。 今回は、その続きで「八紘嶺」から「笹山」までを縦走することにします。
 自宅から登山口(梅ヶ島温泉)までは、新東名を利用して3時間弱となるので3時過ぎに出発しました。 新静岡ICで降りて、県道29号線をひたすら北上します。
 順調に走りほぼ予定通り6時前に梅ケ島温泉に到着すると、そのまま登山口まで坂道を上がっていき少しだけ楽をしていきます。 登山口前の車道脇には携帯基地局のアンテナがあり、そこに2台ほどの駐車スペースがあるので止めて行きます。
 当初は一人で来るつもりでしたが、今回も同乗者が一緒なので帰路予定していた路線バス(二時間間隔)を端折り、下山口となる「孫佐島(まごさじま)」まで迎えに来て貰います。 早速準備して八紘嶺へと登って行きました。
 以前も見た景色を思い出しながら、急斜面を登っていきますが、この日は足の筋肉に疲れが残っているのか、どうも本調子が出ませんでした・・・。
 途中、スミレの花が咲いていたので見ながら登っていきます。
 この日から3日間は良い天気の予報となっていますが、当初予定していた北アルプス方面は朝方まで雪?の予報となっていて、帰宅後調べても午前中は曇りがちだったようで、急遽予定変更して正解でした。
 広い道となり程なく車道と出会うと、上の登山口に到着しました。
 上の登山口から少し行くと、ミツバツツジやシロヤシオが綺麗に咲いていました。
 傾斜が緩み、安倍峠との分岐に到着すると次第に展望も広がってきました。
 ガレ縁の富士見台に到着すると、この日初めての富士山が出迎えてくれます。
 この日はコツコツと突く音は聞こえませんでしたが、オオアカゲラが登山道を先導するように飛んでいます。
 ここからは左が切れ込んだ斜面をトラバース気味に黙々と登っていきました。
 途中、梅ヶ島温泉の直上と思われる所を通過すると、下から人の声が間近に響いてきました。 尾根沿いの道となると、富士山展望地への踏跡があるので今回も寄って行きます。

富士山展望地から
画像

 相変わらずの逆光でよく見えませんが、冠雪した山頂部は今のところ穏やかに見えました。 更に上に登ると笹の斜面となり、南方面の展望が広がります。
 2つほどピークを経由し、出発から2時間丁度で「八紘嶺」に到着しましたが、以前より時間が掛かっています・・・。
 ここまで先行する足跡があるように見えますが、誰とも会いませんでした。 展望の無い山頂を後にして、ここから本格的な縦走の開始です。 一旦鞍部へと降りる道となり、注意しながら黙々と降りていきます。
 所々の展望地では、西方面には南アルプスの白い峰々が見えています。
 鞍部が近づくと岩が多くなり、その斜面にイワカガミの花が見られ出します。 そして、地図にキレットと書かれている地点で、ロープが付けられた鞍部へと降りて行くと、短い細尾根を通過してその先でロープが付けられた岩場の登りとなります。
 3mほどの岩場を三点支持で慎重に登ると、その後も岩場の尾根が続きますが、よく見ると右下に迂回路が付けられていました・・・。 どちらもあまり危険度に違いは無さそうなので、そのまま合流する所まで進んでいきます。
 尾根が広くなり始めると、八紘嶺から連なる七面山(しちめんさん)や南アルプス北部の北岳などが見えてきました。

左から白河内岳・農鳥岳・間ノ岳・北岳など
画像

 当面は「大谷嶺(おおやれい)」を目指して行きますが、その中間点となる「五色ノ頭」のピークが近づいてきました。 ここまで来ると、緊張する所は無くなり安心して歩いて行けます。
 五色ノ頭手前で一人の登山者とすれ違いますが、どこかでテント泊だったのでしょうか? 程なく五色ノ頭と思われるピーク付近に到着しますが、広い山頂部に標識などは見当たりませんでした。
 ここから「大谷嶺」までは、地図でも広い稜線となっていますが、疎林帯で明るく展望の効く道が続きました。
 右手には、ダケカンバなどの樹間から白い南アルプスが見えています。
 ふと下に目をやると、苔むした地面の上には小さく可憐な白い花(バイカオウレン)が見られます。
 標高が上がると、北斜面ということもあり残雪が見られ出しますが、登山道には無く問題とはなりません。
 緩やかな登りをピークへと向かうと、広場となった「大谷嶺」の山頂に到着しました。
 山頂からは南アルプスの山々や大谷崩(おおやくずれ)からの展望が一望できました。

大谷崩れと展望
画像

 向かう縦走路方面もよく見えており、この先に登る「山伏(やんぶし)」や「笹山」が手に取るように見えています。

 ここで10分ほど写真撮影と展望を楽しんで行きました。 満足した所で、大谷崩の端の急斜面を降りていきます。
 この急斜面はロープなどもありますが、今なお崩壊が進行している大谷崩の縁を通ることも有り、こいしなどザレ気味な道で、スリップには注意です。
 少し下ると、下からヘルメットを被った単独の登山者が登っていました。 その方は大谷崩下のコースから登られているようですが、ここも含めてヘルメットが合った方が安心出来そうです。 古い道は大谷崩の縁ギリギリを通っていたようで、そちらを覗くと一部削られた踏跡が付いていました。 今は、危険防止の為か尾根の右下の樹林の中を降る道となっています。
 鞍部が近づき傾斜が緩むと、右手の林道への分岐点がありました。 地図には破線路として書かれていますが、こちらから林道まではそれほど遠くでは無いようです。
 鞍部手前にピークがあり、少し登っていきますが、そこに小さなアルミ製のハシゴがありますが、ここまでなにも無かっただけに意味不明です・・・。
 左下を覗くと大谷川の源頭部が見えますが、残雪がありその上に先ほどの登山者と思われる足跡も残っていました。 もう少し早い時期には、ここは雪渓となっていたようです。
 再度下りとなり広い鞍部に到着しました。 ここが「新窪乗越」と呼ばれる所で、ここから先ほどの谷沿いのコースへと分岐しています。
 ここで2名の登山者を見かけましたが、分岐から登って来られたのでしょうか? 登山道は「大平沢ノ頭」へと登る斜面となり、喘ぎながら登ることになります。
 この辺りにはバイカオウレンとミヤマカタバミが咲いており、それらを愛でながら登っていきます。
 傾斜はすぐに緩み、細尾根を通過後は尾根幅も広がり快適な歩きとなりました。 途中、特徴のない「大平沢ノ頭」をいつの間にか通過して行きます。
 その内に平坦で広い尾根道となり、右へ左へと歩いて行きます。 「ヨモギ沢の頭」の西の尾根を通過すると、前方に「山伏」と思われる山容が見られだしました。
 林業で利用したワイヤーが前方を遮りますが、右から廻り込む道があるのでそちらから廻りこんでいきます。

快適な道が続く
画像

 山伏が近づくに従って、笹が多くなりその中にキャンプ適地と言える所が幾つか目に付きました。
 山伏の登りに取り付くと、登山道にも残雪が見られ出しますが、アイゼンがいるほどではありませんでした。 ここでも数名の登山者とすれ違いますが、山伏は直下の駐車場から最短で30分の距離しか無いので、登山者も多めのようです…。
 日が当たる斜面へと出てくると残雪も無くなり、また笹原となってきました。 こうなると山頂まではひと登りでした。
 山頂には、数名の登山者が思い思いの場所で休憩していました。 取り敢えず南アルプスの展望を見るために、山頂から延びる笹原の道を西側へと向かい展望を眺めて行きました。

山頂から南アルプス方面
画像

 南アルプス方面をひと通り見たところで、昼食休憩のために木陰を探して彷徨います。 笹原で余り樹林が無いので適当な所がありませんが、富士山の展望台となった笹原付近の木陰で休憩することにしました。
 ここからの富士山などの展望は素晴らしく、この山が300名山に選ばれているのも分かります。

富士山と中央左に大谷嶺と八紘嶺など
画像

 カップ麺とおにぎりの簡単な昼食を済ませて行きますが、筋肉の疲れがあるのと、いつまでも見飽きない景色に長目の休憩としていきます。
 休憩の間にも大勢の登山者が登って来られ、人気の山ということを思い知らされます。 先もまた長く、長居も出来ないので出発します。
 西側はヤナギランの保護地としてネットが張られているので、その端の広い道を降りていきます。
 程なく西日影沢との分岐に到着しました。 ここはエスケープルートとして考えていたコースですが、まだ時間に余裕はあるので予定通り牛首峠へと直進して行きます。
 このすぐ下で犬をつれた軽装のハイカーとすれ違いますが、この山はその程度の山なのでしょう…。 分岐から300mほど進むと、右下に分岐があり、そちらを見ると小屋が立っていたので立ち寄ります。 そこが山伏小屋で、利用する機会があるかは分かりませんが中を覗いて行きます。
 再度登山道へ戻ると、ここからは地図通りの平坦な台地状の尾根となりました。
 見た目通りの百畳平と言う名前が付いており、縦横に薄い踏み跡もあるので天気の悪い時などは注意が必要です。 その途中に右手に「百畳峠」への道が分岐しており、そちらにも駐車場があるようです。
 この付近のような台地状の地名として「◯◯の段」と言う命名は、静岡に多い名前の付け方ですが、ここにも「猪の段(いのししのだん?)」と呼ばれる平坦地があり、その先には「猫の段」と呼ばれるところもあるようです。(笑)
 途中右手に地図にも記載されているアンテナが見えてきますが、こんな山奥で何を送信しているのか?
 その後も、新緑の始まった疎林帯が続き、陽の光を浴びながら気持よく歩くことが出来ました。 台地の南端に来るとガイドブックの地図に「牛首岳」と書かれた1785mピーク付近に到着しました。
 ピークには「奥笹山」と書かれ名前が無い山と書かれていますが、前記した通り「牛首岳」の方が呼び名には相応しいでしょう。

よい道が続く
画像
 ここからは「大谷嶺」からの下り以上に緊張する急斜面の下りとなっていました。 地図にも急斜面と書かれていますが、斜面に小石が多く石車に乗りやすいので、一歩一歩慎重に降りて行きました。
 傾斜が緩み峠が近づくと、右下に舗装路が見えてきました。
 程なく牛首峠に到着すると、手前の左手に「西日影沢」へと分岐がありますが、山伏からの分岐にも看板が立っていましたが、このコースは崩壊が激しく廃道扱いとなっています。
 ここからは「笹山」への登りとなります。 暫くは薄い踏み跡をリボンを頼りに登る道となりますが、尾根筋に出ると傾斜も緩み、また広い稜線の良い道となりました。
 山頂までは距離はありますが、急登と言うような感じの所は無いので、良い調子で一気に登って行きました。
 峠から30分ほど歩くと、笹山の山頂に到着しました。 笹山と言う名前とは裏腹に笹は少なめで展望はそれなりに得られ、ここからも富士山はよく見えていました。
 また、この山の特徴として、「井川湖」が直下に見えていることでしょう。

南側の展望(井川湖)
画像

 その左手に向かう稜線が見えていますが、高低差は少なそうで安心です。
 その稜線に向かう道は、左手から廻り込むように向かっているので、先ほど登ってきたすぐ脇の道を降りていきます。(下写真 )
 道はすぐに先ほどの稜線へと向かい、初めは大きな石の多い道となりますが、すぐに歩きやすい道となり「井川峠」へと徐々に標高を落としていきました。
 途中、ピーク付近の樹間から富士山が見られますが、これが最後の展望となりました。
 峠の手前にはピークがあり、そこへ一旦登ることになりますが、古い階段なのか苔むした木段が続きます。
 再度、急斜面の下りとなり降りて行くと、そこが「井川峠」でした。
 井川峠は、驚いた?事に綺麗に整備されており、井川湖方面と先の県民の森へと続く道は最近施設されたと思われる階段が付けられていました。
 ここで「孫佐島(まごさしま)」へと下って行くことになります。 帰宅後みてわかったのですが、「ヤマビル注意」の看板が立っていて夏場沢沿いの道には注意が必要なようです…。
 まずは「深沢山(ふかざわやま)」に向かう事になります。 沢沿い野道を進んでいきますが、非常に細い道となっており、それなりの経験が無いと歩くのもままならないでしょう。 この様な道は鈴鹿で慣れているので、このまま前進しますが何箇所か危ういところもあり、ここからスピードにのって一気に下山予定だったあてが外れました。
 沢に降りようかとも思いましたが、水量も少ないので怖い方ははじめから沢沿いを行くほうが安全でしょう。 ほぼ廃道ともいってよい道を歩いて行くと、一旦沢に降りて行きました。
 暫くは涸れ沢となっていますが、左手から水の流る別の沢と合流した所で顔を洗ってさっぱりとして行きました。
 その後も沢沿いを歩いていきますが、レンゲに混じって色々な花が咲いていました。 特にハシリドコロは、一部で群生しており、地味な花を咲かせていました。
 再度、高巻きとなるとロープが付けられていますが、上部から何度と無く崩れた跡の残るザレ場を通過して行きます。 高度感もあり、ここが今回一番緊張したところですが、ロープを軽く握りながら1mほどのザレを飛び越えて行きました。

ロープはあるが危険
画像

 ここを通過すると、両側が笹の道となりますが、相変わらず右斜面は急なので安心は出来ません。
 この辺りは地図では尾根道となっていますが、今はその右斜面を通るように変えられたようです。 程なく沢から徐々に離れていきました。 途中、ロープで通行止めとなっていて、手前に尾根上に登る踏跡とテープ、それに読めなくなった標識の分岐があるので、そちらから向かいます。
 その先で「木立場」と呼ばれる、苔むした丸太の散乱する広場に到着しました。 「木場(こば)」と言うのは、貯木場や木材の切り出し場の事ですが、木立場とはどのような意味なのか?(見た感じは貯木場でしたが)
 右手の尾根に取り付くと、踏跡とテープを辿って「深沢山」へと登っていきます。 途中、ツツジやシロヤシオ、それにムシカリなどが見られました。 また、下を見ると白いイワカガミが咲いており、後で調べるとシロバナイワカガミに間違いはなさそうです。

シロバナイワカガミ
画像

 それほど急斜面でもありませんが、ここまで来ると疲れも最高潮です…。
 一服峠との分岐に到着すると、右手の「深沢山」へと向かいますが、山頂へはここからは5分ほどでした。
 笹薮を掻き分けてピークに到着しますが、想像していたような山頂ではなく、ガレ縁に三角点と標識のある地味な所でした。
 しかし、山頂から少し奥へ入ったところからは、西側の展望が見られるのが救いですが、草に埋もれて見づらくなっていますが断崖絶壁で注意です。
 ここが最後のピークとなり、後はひたすら降りることになりました。 先ほどの分岐まで戻ると、一服峠へと向かい降りていきます。
 途中から右手は植林帯となり、その間を駆け下りていきました。
 程なく一服峠に到着しますが、ここからは「大代の茶畑」と「孫佐島」の分岐となっています。 茶畑のコースが危険箇所も少なく一般的ですが、距離が長くなるので予定通り「孫佐島」へと向かい直進していきました。
 薄い踏み跡となり、地図にも「迷」マークがあるので、踏跡とテープを慎重に辿って降りて行きました。
 途中、左の尾根へと降りていくので不安となります。 更にそちら側からガサガサと動物の気配がするので、途中の傾斜が緩んだ所から右手の本来の道へとトラバース(ショートカット)していきました。 すると途中から左尾根からの道と合流し、予定コースへ復帰出来ました。(作業道を利用している道なので、踏跡を信用した方が楽でした)
 樹間から安倍川が見えてきますが、まだ標高差はある様です。
 この辺りの山は漏れ無く崩壊地がありますが、ここも例外ではなくその崩壊地の直上に出てきました。 ここは予定していた所なので、あまり左端を歩かないように気をつけながら踏み跡を辿って降りていきます。
 すると地図も実践として書かれている所なのか、踏み跡もハッキリしてきて、その後は迷うことも無くなります。 再度、大きく左へ蛇行する道となりますが、下の岩を迂回するための道となっていだけのようで、すぐに右手へ切り返していました。
 ここまで急斜面と鳴っており、つま先や足首が痛くなってきますが、前方に水タンクが見えてくるそれも終りとなります。
 水の流れる音のする水タンクを通り過ぎると、右斜面を下る道となり、そのまま民家の横へと降りていきます。 そして左手の野原へ出ると、ここが登山口の様ですがそうは見えませんし、道標などもありません…。
 登山口の広場は、草はボウボウですが雲間が入った形跡もあり、駐車可能でした。 安倍川沿いの車道へ出てくると、その先の橋を渡り孫佐島のバス停へと向かいます。
 事前に連絡を取っていましたが、バス停前のドライブイン(休業)で無事に同乗者と合流する事が出来、温泉に寄ってからゆっくりと帰路に着きました。

おど+
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【身延】 安倍奥 八紘嶺~大谷嶺~山伏~笹山~深沢山縦走

投稿記事 by 宮指路 »

はじめまして

八紘嶺はその名を耳にしたことがありますが、意外に平凡なピークですね。
むしろ大谷嶺の方がしっかりした標識ですね
私のレポなら多分ここを往復して終わりでしょう。

それにしてもすごく長い行程で、長いレポになり相当大変だな~と思いました。
しかし富士山や南アルプスの展望も良く、時々花も愛でることができて長い道のりながら飽きない山行でしたね。

後半は崩壊地の通過などで緊張する場面もありましたが本当に長い道程をお疲れ様でした。


                                                    宮指路
おど+
記事: 241
登録日時: 2014年1月05日(日) 15:55
お住まい: 愛知県
連絡する:

Re: 【身延】 安倍奥 八紘嶺~大谷嶺~山伏~笹山~深沢山縦走

投稿記事 by おど+ »

宮指路さん、はじめまして。

>八紘嶺はその名を耳にしたことがありますが、意外に平凡なピークですね。
>むしろ大谷嶺の方がしっかりした標識ですね

ヤブコギでは、静岡県の山が話題に登るのは稀ですね。 今回登った安倍川沿いの山も良いですし、南アルプス深南部にもよい山が沢山ありますが、玄人向きでは無いのかも知れませんね。

>それにしてもすごく長い行程で、長いレポになり相当大変だな~と思いました。
>しかし富士山や南アルプスの展望も良く、時々花も愛でることができて長い道のりながら飽きない山行でしたね。

長い時間や道のりでも、何がしか見どころや楽しみがあるので飽きませんね。 今回の様に後半にドキドキするような危険箇所?があると、飽きる暇もありません。(笑)

それに最近は、下山後の温泉が楽しみの一つにもなっているので、温泉地や帰路通るような山(登山口)を候補としています。

おど+
返信する