花咲く石徹白、お山は白い

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たんぽぽ
記事: 709
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

花咲く石徹白、お山は白い

投稿記事 by たんぽぽ »

【日 時】2014年4月26日(土)
【山 域】石徹白
【天 候】晴のち曇
【コース】大杉登山口9:00---笠羽橋9:30---笠羽湿原12:20---銚子ヶ峰北1800m峰13:00
       ---13:10FP14:10---神鳩避難小屋15:10---大杉登山口16:20

春の遅い石徹白にも桜がほころぶ季節がやって来た。
田畑には作業に勤しむ人々の姿、その向こうには白く輝く薙刀山や銚子ヶ峰そして三ノ峰が美しい。
石徹白が一番輝くこの季節、二週連続で大杉林道を目指してみた。
チャリ漕ぎ覚悟で林道入口まで来ると、先週は通せんぼしていたブルドーザーが道を開けていてくれた。
嬉しいような寂しいような複雑な心境で大杉登山口まで進むと駐車場はその大半が埋まって驚いた。
石徹白の桜と毘沙門岳
石徹白の桜と毘沙門岳
入山者が多くてもそのほとんどが大杉登山道を目指すので、自分の歩くルートは静寂そのものだ。
笠羽橋を渡らずに荒れ果てた林道沿いに進めば笠羽谷に入る。
数年前にこの廃林道は歩いてはいるが、気が滅入りそうになる程の荒れ具合だ。
行く手を塞ぐ灌木たちを跨いだり、くぐったり、今日はスノーシューを履いていないのがせめての救いか。

少し高度を稼ぐと残雪が多くなり廃林道は歩きやすくなった。
ショートカットをしてタイムを稼ごうと思ったら、地図を車中に忘れてきたのに気付いた。
近頃の自分の山行スタイルは地図を忘れてしまうことが圧倒的に多い。
山靴忘れる人よりはマシだとは思うが、今日の笠羽谷の地形や廃林道のルートは頭に入っていない。
正直に言えばヤル気のない山行ということだ。
仕方がないショートカットは諦めて素直に林道に沿って進むとしよう。

源頭部が近づくともうどこでも思いのままに歩けるようになる。
右手には銚子ヶ峰、東面ほどの荒々しさはないがそそり立つ姿は立派だ。
背後には日岸、薙刀、野伏の整然と並ぶ姿が美しい。
斜面が一気に緩くなるとそこはもう笠羽湿原のすぐ近くだ。
とは言っても湿原はまだ深い雪の下に眠っている。
今日のルートはP1,784mを経由して銚子ヶ峰カールへ回り込むつもりでいたが、疲れてきたので近回りをするとしよう。
地図がないので当てずっぽで雪の斜面に取り付いてみる。
銚子ヶ峰西面から見る石徹白の山々
銚子ヶ峰西面から見る石徹白の山々
当てずっぽはやはりダメで、目測は外れてひとつ南のピークに出てしまった。
外した分はトラバースして修正すればいい。
銚子ヶ峰の人影を避けるようにして目指すFP1,700地点へドロップインだ。
さてこの聞きなれないFP、これはたんぽぽが勝手につけさせてもらった。
FPとはお気に入りポイントのこと、つまりFavorite Pointを略してFPだ。
このFPへ訪れるのも今回で3回目だ。
別山やその周辺の山々の眺めがいいのは言うに及ばず、銚子ヶ峰東面カールを眺めながらのプシュ~は最高なのだ。
ということで、今日もプシュ~の後はお昼寝、ZZZZ・・・

寒さで目覚めるとお天道様が雲に隠れていた。
今日も満足な昼寝ができなかった、なかなか思うようにはいかないものだ。
別山、南白山、焼滑と続くたんぽぽワールドに別れを告げて銚子ヶ峰カールに下りていく。
少雨の4月だったせいか雪溝が例年になく深くて歩きにくい。
おまけに雪の締まりも悪くて疲れてしまう。
こんなときにはスノーシューが恋しくなる。
神鳩避難小屋を過ぎると長大な雪庇回廊は今年も健在だった。
この冬は寡雪だったにもかかわらず残雪は豊富、少雨の春だったせいだろうか。
雪庇回廊はおたけり坂の下、標高1,200m付近までも続いていて、足元の雪が消えるとバイカオウレンの花が出迎えてくれた。
白山周辺の山にもいいいよ春がやって来たのだ。
バイカオウレンが出迎えてくれた
バイカオウレンが出迎えてくれた
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
連絡する:

Re: 花咲く石徹白、お山は白い

投稿記事 by kitayama-walk »

 たんぽぽしゃん、こんばんは。

 4/26(土)には、私とbiwacoさんも、白山中居神社まで行きました。1週間前のたんぽぽしゃんの山レポには、大杉林道入口に
大型ブルドーザーがデンと通せんぼしている写真が載っていたのですが、今日はもうない!ありゃりゃ、車で大杉登山口まで行
けるじゃんと思いました。

 しかし、今日はそういう計画ではなかったので、急遽予定変更することはしませんでした。ここに到着したのは7時くらいだった
のですが、神社前の駐車場には2台くらい、そして橋を渡ったところに3台しか駐まっていませんでしたね。もう、野伏ヶ岳よりは
先にある銚子ヶ峰あたりをめざした登山者が多かったのでしょうか。

 私とbiwacoさんは、小白山から野伏ヶ岳をめざしたのであります。しかし、杉山に近い稜線に出るまではほとんど雪がなく、
やぶこぎを強いられ、2時間もかかりました。稜線に出てからは、雪が出てきたので助かりましたが、小白山北峰手前でまた
やぶに捕まりました。やっとこさで北峰に来て、野伏ヶ岳までの稜線を見ると、雪がなくヤブが出ているのが分かり、この時点
で野伏ヶ岳に行く気力がなくなりました。
小白山北峰の手前にはヤブが待ち構えていました
小白山北峰の手前にはヤブが待ち構えていました
北峰から南峰を望む
北峰から南峰を望む
小白山南峰から別山や白山を望むが、霞んでいます
小白山南峰から別山や白山を望むが、霞んでいます
 結局、小白山南峰まで行き、ランチを楽しんでから、少し周回して戻りました。帰りもやぶに捕まり大変でした。やはり、小白
山は4月初旬頃までに登らなければなりませんね。7:20にスタートし、帰着したのは18:20と、闇下寸前でした。歩行時間10時
間で、biwacoさんはヘロヘロになっていました。
取りあえず、白山・別山に乾杯です
取りあえず、白山・別山に乾杯です
written by kitayama-walk
緑水
記事: 749
登録日時: 2011年3月14日(月) 02:52

Re: 花咲く石徹白、お山は白い

投稿記事 by 緑水 »

拝 たんぽぽシャン、おはようございます。
えらく真面目な文脈、ナニか思ってヤブ恋でたのですね。

何年前になるのかなあ、銚子峰周りで繋ぎぶしから降りました。
あの時はもてて宝ガールと一緒でしたワン。
下見てあの所まで降りるんだよ言えば、顔色が変わったね。行けるのって。
林道がここまで有ったんだから行けるさ、それなりに降りましたけどね。


たんぽぽ さんが書きました:【日 時】2014年4月26日(土)
【山 域】石徹白
【天 候】晴のち曇
【コース】大杉登山口9:00---笠羽橋9:30---笠羽湿原12:20---銚子ヶ峰北1800m峰13:00
       ---13:10FP14:10---神鳩避難小屋15:10---大杉登山口16:20

チャリ漕ぎ覚悟で林道入口まで来ると、先週は通せんぼしていたブルドーザーが道を開けていてくれた。
嬉しいような寂しいような複雑な心境で大杉登山口まで進むと駐車場はその大半が埋まって驚いた。
先日の帰りに道補修の人が居ました。
連休までに開けたかったんでしょうね、みんな待ってるんですよね。

近頃の自分の山行スタイルは地図を忘れてしまうことが圧倒的に多い。
山靴忘れる人よりはマシだとは思うが、今日の笠羽谷の地形や廃林道のルートは頭に入っていない。
正直に言えばヤル気のない山行ということだ。
[/quote]

ワンコでも連れて行けば好いに。
緑ちゃんお出かけモードに火がついてますよ。あわびの喜ぶ顔見るはええですね。
地図なんていらないでしょ、晴天なんだから。
GPSは必携だけど、電池切れのとき有るんだよな。

銚子ヶ峰の人影を避けるようにして目指すFP1,700地点へドロップインだ。
さてこの聞きなれないFP、これはたんぽぽが勝手につけさせてもらった。
FPとはお気に入りポイントのこと、つまりFavorite Pointを略してFPだ。
このFPへ訪れるのも今回で3回目だ。[/quote]

FPですか、人避けたらあきませんよ。
景色より花より、好い娘に逢うときが有りますもん。
熊糞落ちてるでしょ。

神鳩避難小屋を過ぎると長大な雪庇回廊は今年も健在だった。
この冬は寡雪だったにもかかわらず残雪は豊富、少雨の春だったせいだろうか。
雪庇回廊はおたけり坂の下、標高1,200m付近までも続いていて、足元の雪が消えるとバイカオウレンの花が出迎えてくれた。

ココまで行きたかったんですけどね。
忘れ物はあきまへん。
でもいい道草が出来ましたワン。

次は2500mへどうぞですね。
焼岳たんぽぽガーデン行きますよ、穴毛ちゃんもね。

緑水
緑水
記事: 749
登録日時: 2011年3月14日(月) 02:52

Re: 花咲く石徹白、お山は白い

投稿記事 by 緑水 »

kitayama-walkさん オハヨウさんです。

コメ書いてたとき、コメがぶつかりました、ナンやこれでしたワン。
ビワジイさん元気なんですね。
でもまああんなコースにようついていった思います。

昔にこの山で死に目に合いましたなあ。
気温高くて雪は水の様でした、雪が抜けた思ったらササ床と雪布団の間に流された。
笹につかまり助かりましたけどね。
あのまま滑ってたら雪下でネンネ、戻れないよな。


kitayama-walk さんが書きました: たんぽぽしゃん、こんばんは。

 4/26(土)には、私とbiwacoさんも、白山中居神社まで行きました。
 しかし、今日はそういう計画ではなかったので、急遽予定変更することはしませんでした。
 私とbiwacoさんは、小白山から野伏ヶ岳をめざしたのであります。
野伏ヶ岳までの稜線を見ると、雪がなくヤブが出ているのが分かり、この時点
で野伏ヶ岳に行く気力がなくなりました。
 小白山は4月初旬頃までに登らなければなりませんね。7:20にスタートし、帰着したのは18:20と、闇下寸前でした。歩行時間10時間で、biwacoさんはヘロヘロになっていました。
ココの激ヤブもいつかは枯れるのかなあ。
ご苦労様でしたワン

             緑水
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
連絡する:

Re: 花咲く石徹白、お山は白い

投稿記事 by kitayama-walk »

 緑水さん オハヨウございます。なんて、横レスで失礼します。

> コメ書いてたとき、コメがぶつかりました、ナンやこれでしたワン。

へっと思ったら、投稿時間が2:39でした。真夜中ですね。私は、それから寝たのですが・・・。
 お早いのではなく、遅いんですぅ。

> ビワジイさん元気なんですね。でもまあ、あんなコースにようついていった思います。

 いやねぇ。もともと、今の時期に小白山なんか行くつもりはなかったんです。が、biwacoさんがいつぞやの「リベンジ」を
やるというので、引率がてらにお伴しました。案の定、やぶこぎをたっぷりと「堪能」させていただきました。
小白山北峰から南峰に向かうbiwa爺
小白山北峰から南峰に向かうbiwa爺
 登り5時間、ランチ1時間、下り5時間の合計行動時間11時間(歩行時間10時間)のハードコースでした。
 なんで、下りにも登りと同じ時間かかったかというと、いったん谷に下って登り返したからです。下りはよかったのですが、
登り返しがまたやぶこぎを強いられて時間を食いました。
小白山南峰直下を直登する
小白山南峰直下を直登する
> 昔にこの山で死に目に合いましたなあ。気温高くて雪は水の様でした、雪が抜けた思ったらササ床と雪布団の間に流された。
> 笹につかまり助かりましたけどね。あのまま滑ってたら雪下でネンネ、戻れないよな。


そんなことがあったんですか。雪解け時には危険がいっぱいですね。
written by kitayama-walk
バーチャリ
記事: 547
登録日時: 2011年3月12日(土) 20:58

Re: 花咲く石徹白、お山は白い

投稿記事 by バーチャリ »

たんぽぽさん 今日は

チャリ漕ぎ覚悟で林道入口まで来ると、先週は通せんぼしていたブルドーザーが道を開けていてくれた。
嬉しいような寂しいような複雑な心境で大杉登山口まで進むと駐車場はその大半が埋まって驚いた。


昨年林道問い合わせしましたらGWからと聞きましたね
桂湖のゲートも空いていましたよ

入山者が多くてもそのほとんどが大杉登山道を目指すので、自分の歩くルートは静寂そのものだ。
笠羽橋を渡らずに荒れ果てた林道沿いに進めば笠羽谷に入る。
数年前にこの廃林道は歩いてはいるが、気が滅入りそうになる程の荒れ具合だ。


地図を開きますのでちょと待ってくださいね
なるほほど昨年 良く観察していたような~
ショートカットをしてタイムを稼ごうと思ったら、地図を車中に忘れてきたのに気付いた。
近頃の自分の山行スタイルは地図を忘れてしまうことが圧倒的に多い。


だめですよ 
たんぽぽさんにしたら庭ですから

山靴忘れる人よりはマシだとは思うが、今日の笠羽谷の地形や廃林道のルートは頭に入っていない。
正直に言えばヤル気のない山行ということだ。


あの人見てるかな~
いつかヤブに書き込んでほしいな~

背後には日岸、薙刀、野伏の整然と並ぶ姿が美しい。
斜面が一気に緩くなるとそこはもう笠羽湿原のすぐ近くだ。


わぁ~ 素晴らしい展望ですね
1週間前に天狗で山ガール?と展望楽しんでいました

当てずっぽはやはりダメで、目測は外れてひとつ南のピークに出てしまった。
外した分はトラバースして修正すればいい。


わざと外したの

FPとはお気に入りポイントのこと、つまりFavorite Pointを略してFPだ。
このFPへ訪れるのも今回で3回目だ。


横文字わかりません
そうか たんぽぽさんのお気に入り場所なんですね昨年通過した所?

別山やその周辺の山々の眺めがいいのは言うに及ばず、銚子ヶ峰東面カールを眺めながらのプシュ~は最高なのだ。
ということで、今日もプシュ~の後はお昼寝、ZZZZ・・・


私ももそちらにしょうかと思っていましたが
ひいちゃんと天狗まで行ったら丸山が気になり
一度行ってますが行けたら様子を見て決めたいな

別山、南白山、焼滑と続くたんぽぽワールドに別れを告げて銚子ヶ峰カールに下りていく。
少雨の4月だったせいか雪溝が例年になく深くて歩きにくい。
おまけに雪の締まりも悪くて疲れてしまう。
こんなときにはスノーシューが恋しくなる。


スノーシューを履いた方がいいの

雪庇回廊はおたけり坂の下、標高1,200m付近までも続いていて、足元の雪が消えるとバイカオウレンの花が出迎えてくれた。
白山周辺の山にもいいいよ春がやって来たのだ。


昨年は下まで雪有りましたね 
情報有難うございます。

お疲れ様でした。

  バーチャリ
最後に編集したユーザー バーチャリ [ 2014年4月30日(水) 21:04 ], 累計 1 回
pana
記事: 190
登録日時: 2011年3月07日(月) 19:16

Re: 花咲く石徹白、お山は白い

投稿記事 by pana »

たんぽぽさんこんばんわ~♪
憧れのたんぽぽさんにレス~!!
ワクワクします ~♪

たんぽぽ さんが書きました:【日 時】2014年4月26日(土)

この日は乗鞍山頂から大滑走でした。スキーって~♪いえいえお尻です(^^)

く薙刀山田畑には作業に勤しむ人々の姿、その向こうには白く輝や銚子ヶ峰そして三ノ峰が美しい。
石徹白が一番輝くこの季節、二週連続で大杉林道を目指してみた。
たんぽぽワールド2ですか~。
行く手を塞ぐ灌木たちを跨いだり、くぐったり、今日はスノーシューを履いていないのがせめての救いか。
賑やかでいいですやん~!!
ところで単独~?
隣に美女はいないの~?

少し高度を稼ぐと残雪が多くなり廃林道は歩きやすくなった。
ショートカットをしてタイムを稼ごうと思ったら、地図を車中に忘れてきたのに気付いた。
近頃の自分の山行スタイルは地図を忘れてしまうことが圧倒的に多い


もう始まりましたか~、アルツ。わたしと一緒ですね~
私もこの日、雪山に行くのにサングラスを車の中に忘れて・・・おまけにピ-カンのお天気~
七難隠せなくなってしまいました(><)

源頭部が近づくともうどこでも思いのままに歩けるようになる。
右手には銚子ヶ峰、東面ほどの荒々しさはないがそそり立つ姿は立派だ。
背後には日岸、薙刀、野伏の整然と並ぶ姿が美しい。
いいな、どこでも歩けて。

別山やその周辺の山々の眺めがいいのは言うに及ばず、銚子ヶ峰東面カールを眺めながらのプシュ~は最高なのだ。
ということで、今日もプシュ~の後はお昼寝、ZZZZ・・・
今日はレストランは休業ですか~
神鳩避難小屋を過ぎると長大な雪庇回廊は今年も健在だった。
この冬は寡雪だったにもかかわらず残雪は豊富、少雨の春だったせいだろうか。
私も行ってみたいなぁ~

添付ファイル
ヒップソリで乗鞍大滑走~
ヒップソリで乗鞍大滑走~
アバター
山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 花咲く石徹白、お山は白い

投稿記事 by 山日和 »

たんぽぽさん、こんばんは。

チャリ漕ぎ覚悟で林道入口まで来ると、先週は通せんぼしていたブルドーザーが道を開けていてくれた。
嬉しいような寂しいような複雑な心境で大杉登山口まで進むと駐車場はその大半が埋まって驚いた。


楽できる半面、駐車場がこんな状態では喜びも半ばというところでしょうか。
林道入口でストップなら登山者はほとんどいないでしょうねえ。

入山者が多くてもそのほとんどが大杉登山道を目指すので、自分の歩くルートは静寂そのものだ。

ここからの登山道は唯一ですから、みんなそちらへ吸い寄せられるでしょう。

笠羽橋を渡らずに荒れ果てた林道沿いに進めば笠羽谷に入る。
数年前にこの廃林道は歩いてはいるが、気が滅入りそうになる程の荒れ具合だ。
行く手を塞ぐ灌木たちを跨いだり、くぐったり、今日はスノーシューを履いていないのがせめての救いか。


もはや道の跡と言う方がふさわしい状態ですね。笠羽谷を遡行する方が早いですわ。

ショートカットをしてタイムを稼ごうと思ったら、地図を車中に忘れてきたのに気付いた。
近頃の自分の山行スタイルは地図を忘れてしまうことが圧倒的に多い。


これって山行スタイルなの?(^_^;)

山靴忘れる人よりはマシだとは思うが、今日の笠羽谷の地形や廃林道のルートは頭に入っていない。

誰のこっちゃ :mrgreen:

源頭部が近づくともうどこでも思いのままに歩けるようになる。
右手には銚子ヶ峰、東面ほどの荒々しさはないがそそり立つ姿は立派だ。


ここはぜひ歩いてみたいんですが、雪が融けた頃しか知りません。

銚子ヶ峰の人影を避けるようにして目指すFP1,700地点へドロップインだ。
さてこの聞きなれないFP、これはたんぽぽが勝手につけさせてもらった。
FPとはお気に入りポイントのこと、つまりFavorite Pointを略してFPだ。


FPですか。なるほどね~。

別山やその周辺の山々の眺めがいいのは言うに及ばず、銚子ヶ峰東面カールを眺めながらのプシュ~は最高なのだ。

あの辺ですね。 :lol: さぞ気持ちがいいことでしょう~。

おまけに雪の締まりも悪くて疲れてしまう。
こんなときにはスノーシューが恋しくなる。


私はずっとスノーシュー使ってます。ちょっと雪が腐った時に疲れが全然違いますからね。

神鳩避難小屋を過ぎると長大な雪庇回廊は今年も健在だった。

この南東斜面の雪堤はいつもながら見事ですねえ。

雪庇回廊はおたけり坂の下、標高1,200m付近までも続いていて、足元の雪が消えるとバイカオウレンの花が出迎えてくれた。
白山周辺の山にもいいいよ春がやって来たのだ。


雪の下から花たちが顔を出し始めたらいよいよ春本番ですね。 :D

                         山日和
たんぽぽ
記事: 709
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: 花咲く石徹白、お山は白い

投稿記事 by たんぽぽ »

Kitaさん、こんばんは。

4/26(土)には、私とbiwacoさんも、白山中居神社まで行きました。1週間前のたんぽぽしゃんの山レポには、大杉林道入口に
大型ブルドーザーがデンと通せんぼしている写真が載っていたのですが、今日はもうない!ありゃりゃ、車で大杉登山口まで行
けるじゃんと思いました。

ほよよ~、Kitaさんもイトシロ入りでしたか、しかもB爺ちゃま同伴!

 しかし、今日はそういう計画ではなかったので、急遽予定変更することはしませんでした。
意志強固なとこがいいですね、たんぽぽなんぞコロコロと気が変わって困ってます。

ここに到着したのは7時くらいだった
早っ!たんぽぽは郡上あたりを走ってましたわ。

 私とbiwacoさんは、小白山から野伏ヶ岳をめざしたのであります。しかし、杉山に近い稜線に出るまではほとんど雪がなく、
やぶこぎを強いられ、2時間もかかりました。稜線に出てからは、雪が出てきたので助かりましたが、小白山北峰手前でまた
やぶに捕まりました。やっとこさで北峰に来て、野伏ヶ岳までの稜線を見ると、雪がなくヤブが出ているのが分かり、この時点
で野伏ヶ岳に行く気力がなくなりました。

さすがにこの時期に小白山~野伏ヶ岳の縦走は厳しいですよ。(〇ンタイならいざ知らず)
野伏ヶ岳~薙刀山ならOKでしょうね。
山頂直下にヤブが出る小白山
山頂直下にヤブが出る小白山
小白山北峰の手前にはヤブが待ち構えていました
残雪の多い時期でも南峰、北峰とも直下はヤブが出ますよ。

 結局、小白山南峰まで行き、ランチを楽しんでから、少し周回して戻りました。帰りもやぶに捕まり大変でした。やはり、小白
山は4月初旬頃までに登らなければなりませんね。

この山域では小白山の賞味期限が一番短いですよ。
でも画像拝見してると少ない残雪を繋いで歩いてるのが面白そうです~

7:20にスタートし、帰着したのは18:20と、闇下寸前でした。歩行時間10時
間で、biwacoさんはヘロヘロになっていました。

17時頃に登山口を通過するときに野伏帰りの1パーティーに出会いました。
まだ車もありましたがKitaさん号だったんですね。
ところで、B爺ちゃまは無事にお家までたどりつけたかにゃあ~
無木立の俵谷は気持ちエエっす!
無木立の俵谷は気持ちエエっす!
たんぽぽ
記事: 709
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: 花咲く石徹白、お山は白い

投稿記事 by たんぽぽ »

緑さん、こんばんは。
えらく真面目な文脈、ナニか思ってヤブ恋でたのですね。
ワタシはいつも真面目です。 :mrgreen:

何年前になるのかなあ、銚子峰周りで繋ぎぶしから降りました。
あの時はもてて宝ガールと一緒でしたワン。

緑さんはいつもモテモテでうらやましいですわ。
願教寺さんですよ~
願教寺さんですよ~
ワンコでも連れて行けば好いに。
やっぱワンコより山ガ連れていきたいなあ~

緑ちゃんお出かけモードに火がついてますよ。あわびの喜ぶ顔見るはええですね。
それはエエことです。
どんどん燃え盛ってくださいな。

地図なんていらないでしょ、晴天なんだから。
地図なんていらない、雪上を勝手気ままに歩くなんてサイコ~

FPですか、人避けたらあきませんよ。
景色より花より、好い娘に逢うときが有りますもん。

緑さんは出会いの帝王だもんなあ~
ワタシはあっちの姫に凝ってますねん。
あっちにも黒髪の姫はおりますよん
あっちにも黒髪の姫はおりますよん
次は2500mへどうぞですね。
焼岳たんぽぽガーデン行きますよ、穴毛ちゃんもね。

焼岳も攻めたいルートとかあるんですが、なかなか思うようにコトは進みません。
たんぽぽ
記事: 709
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: 花咲く石徹白、お山は白い

投稿記事 by たんぽぽ »

バーチャリさん、こんばんは。

昨年林道問い合わせしましたらGWからと聞きましたね
桂湖のゲートも空いていましたよ

大杉林道は大体4月中~下旬に入れますね。
ところで、また桂湖入ったんですか?

地図を開きますのでちょと待ってくださいね
なるほほど昨年 良く観察していたような~

観察なんてしてないですよ。
笠羽谷には関心ないですからね。
興味津々なのは烏さんの方ですよ。

あの人見てるかな~
いつかヤブに書き込んでほしいな~

誰のことやろ~?

わぁ~ 素晴らしい展望ですね
1週間前に天狗で山ガール?と展望楽しんでいました

なるほど山ガールのお二人さんね。

わざと外したの
そんな器用なことしませんわ。

そうか たんぽぽさんのお気に入り場所なんですね昨年通過した所?
ランチデートした1,700m地点です!

スノーシューを履いた方がいいの
難しいとこですね。

昨年は下まで雪有りましたね 
情報有難うございます。

また、出かけてくださいね~
銚子ヶ峰カールから丸山、芦倉山を望む
銚子ヶ峰カールから丸山、芦倉山を望む
たんぽぽ
記事: 709
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: 花咲く石徹白、お山は白い

投稿記事 by たんぽぽ »

Panaさん、お久しぶりです!

【日 時】2014年4月26日(土)
この日は乗鞍山頂から大滑走でした。スキーって~♪いえいえお尻です(^^)

乗鞍山頂から大尻セードとは楽しそうですね!

行く手を塞ぐ灌木たちを跨いだり、くぐったり、今日はスノーシューを履いていないのがせめての救いか。
賑やかでいいですやん~!!

Panaさんもいよいよそういう境地に達してるんですか?

ところで単独~?
隣に美女はいないの~?

ハイ、単独です。
では、次回はPana姫でも侍らせましょうか?

もう始まりましたか~、アルツ。わたしと一緒ですね~
もうとっくに始まってますわ。

いいな、どこでも歩けて。
たんぽぽ綿毛はどこでもフワフワですわ。 :mrgreen:

今日はレストランは休業ですか~
だって今日はお客さんがいませんからね。
Pana姫にもたんぽぽ自慢の真っ黒くろすけパエジャをご馳走いたしましょうか。

私も行ってみたいなぁ~
銚子ヶ峰は誰でも手軽に入れるところです、ぜひど~ぞ。
絶景がお待ちしてますよ~
絶景がお待ちしてますよ~
たんぽぽ
記事: 709
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: 花咲く石徹白、お山は白い

投稿記事 by たんぽぽ »

山日和さん、こんばんは。

楽できる半面、駐車場がこんな状態では喜びも半ばというところでしょうか。
林道入口でストップなら登山者はほとんどいないでしょうねえ。

1週間前は楽園でしたからね。

もはや道の跡と言う方がふさわしい状態ですね。笠羽谷を遡行する方が早いですわ。
沢靴も持ってきた方がよかったかにゃ。

これって山行スタイルなの?(^_^;)
いや、山行アルツかも。

誰のこっちゃ :mrgreen:
誰でしたかね~
アア、アルツ・・・

ここはぜひ歩いてみたいんですが、雪が融けた頃しか知りません。
少し融けてくれた方がいいかもしれません。

あの辺ですね。 :lol: さぞ気持ちがいいことでしょう~。
静かなのがイチバンです。

私はずっとスノーシュー使ってます。ちょっと雪が腐った時に疲れが全然違いますからね。
バル会山行でスノーシュー総スカンを食らってからちょっとおかしくなっております。

この南東斜面の雪堤はいつもながら見事ですねえ。
この回廊のおかげで帰りはいつも楽させてもらっております。

雪の下から花たちが顔を出し始めたらいよいよ春本番ですね。 :D
春本番のGWですが、いまひとつ天気がすっきりいきませんね。
IMG_7311-s.JPG
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