【日 付】2014年4月26日(土)
【山 域】白山 三方崩山
【天 候】晴れ
【コース】道の駅飛騨白山5:55---6:22林道終点---7:43 P1244m---8:50 P1624m 9:15---11:42三方崩山13:40---
14:58白山公園線---15:53道の駅
道の駅飛騨白山に車を止めて歩き出した。気温は低く肌寒いが、今日はかなり暑くなる予報だ。
道の駅の写真を撮ろうとカメラの電源を入れると撮影可能枚数がゼロと表示された。まさか。裏蓋を開けて確かめる。ない。
SDカードを入れ忘れてしまったのだ。嘆いていても仕方がない。今日はスマホのカメラで頑張るしかないのだ。
10年振りの三方崩山。前回は林道終点まで車で入ることができたが、今は途中から荒れてクロカン4駆でも厳しいような
路面となる。道の真ん中を川が流れているような状態が終点まで続いた。終点の広場はデブリで埋まって、登山道入口の
目印であるコンクリート階段も雪の下だ。デブリを乗り越えて登山道に入ると雪はまったくない。
どのあたりまで上がれば背中のスノーシューがお荷物にならずに済むだろうか。
[attachment=7]DCIM0831_4_1.JPG[/attachment]
浅い谷状の地形を上がって行くとやがて尾根に乗る。ここからブナ林の始まりだ。登山道は右手斜面をジグザグに刻ん
でいるが、残雪のトラバースを繰り返すので面倒になり、左手の尾根芯を進む。この尾根はなかなかの急傾斜だがヤブも
無く、一面満開のイワウチワロードだ。
傾斜が緩むと素敵なブナのコバとなる。ひと登りで1244m標高点。ここから待望の雪が繋がった。
西に方向を変えた尾根上は一面雪で覆われている。これでスノーシューはただのお荷物にならずに済みそうだ。
[attachment=6]パノラマ 1_1.JPG[/attachment]
ブナの尾根を快適に歩く。ツボ足でも歩けるだろうが、少しでも雪があるならスノーシューを履いた方がストライドが伸びピ
ッチも上がる。スノーシューは登山靴の下の第2の靴なのである。
1373.1mの三角点は露出していた。ここから登山道はロープもある急な斜面を上がって行くのだが、スノーシューを履い
ていればヒールリフターを効かせてリズミカルに登ることができる。
それにしてもいい天気である。日焼け止めとサングラスは必需品だ。しかし晴れ渡っている割にやや霞みがちで遠くの眺
望はあまりいいとは言えない。
[attachment=5]DCIM0889_2_1.JPG[/attachment]
1624mの小台地まで来ると大ノマ谷の急峻な雪渓の奥に三方崩山のピークを望むことができる。突然大きな音が響き、
大ノマ谷の方に目を凝らすと大規模な落石が発生して、多数の石が転がり落ちて行くのが見えた。
ここまで順調なペースで来ている。これなら10時半には山頂に立って、さらに奥を目指せるだろう。本日の目標は三方崩
山の先に位置する奥三方岳なのだ。
[attachment=4]DCIM0905_1.JPG[/attachment]
ここから先、ルートはこれまでの広々とした尾根歩きから一変して、急傾斜のやせ尾根が連続する難路となる。下から見
上げる尾根の表情も険悪な雰囲気を見せる。左側の大ノマ谷側は雪庇が落ちた跡でスッパリと切れている。右側は雪の
急斜面。スノーシューを脱いでアイゼン・ピッケルで装備を固めた。
雪の締まりは悪く、先週のものと思われる古いトレースを踏んでも時々ズボッと潜ってしまいペースが上がらない。
傾斜が緩んだところで再びスノーシューに履き替えた。遠目から見るよりも傾斜が強くないのでスノーシューでも十分こな
せる。むしろ潜らない分楽である。
ところがこんどは完全に地肌が露出した登山道が現われた。右も左も急斜面で逃げられない。やむなくシューを脱いで
ツボ足に。こんなことを繰り返しているのでまったくペースが上がらず、疲労も蓄積するばかり。
1956m標高点前後のヤセ尾根は高度感満点だ。中途半端な雪の付き方で、雪割れにも左右への転落にも注意しなけれ
ばならず、神経の集中が必要とされる。
ここから分岐する1369m三角点への尾根は実に魅力的で、お椀を伏せたような1369mピークはブナ林の様相が窺える。
今度はこの尾根を辿ってみよう。
[attachment=3]DCIM0956_2_1.JPG[/attachment]
目の前の尾根はますます悪く、北尾根のJP手前のピークからの下りで再びアイゼンを履いた。三方崩山頂はすぐそこに
見えているのになかなか近付かないので嫌気が差してくる。
やっと北尾根とのJPに到着。ここからはオオシラビソの林を縫って広さを取り戻した尾根を進む。右手には目的地のはず
だった奥三方岳が遠い。今日はここまでで許してやろう。
[attachment=2]DCIM0969_2_1.JPG[/attachment]
苦労して登ったわりには何の変哲もない三方崩山の頂上。大ノマ谷の源頭側に立てば東側の展望を開けるが、先々週
の妙法山とはえらい違いで、快晴ながら遠くは霞んで見えない。
奥三方岳の左には御前峰と剣ヶ峰が頭を覗かせている。大白川の奥には別山、南別山、焼滑が並ぶ。
ビールを飲んでラーメンを食べたらしんどくなって、シートの上にひっくり返りしばし昼寝。30分ほどウトウトしていたら単独
の登山者がやってきた。ずいぶん大きな荷物を担いでいる。聞けばテント泊で奥三方岳から白山北縦走路へ行くつもりだ
ったが、やはりこの登りで消耗してここから下山すると言う。美濃市に住む彼はこのあたりには足繁く通っているらしく、うら
やましい限りである。やぶこぎネットも見ていると言っていたので訪問してくれることを期待しよう。
奥三方岳をあきらめたら2時間も休憩してしまった。そろそろ下りるか。しかしあの尾根を戻るのも気が進まない。当初の
目論見通り大ノマ谷を下りてみよう。
10年前に初めて訪れた時もここを下るつもりだった。しかし間断なく鳴り響く落石の音に恐れをなして元来た道を引き返
したのだった。今日は一度だけ支谷からの落石の音を聞いたが比較的安定しているようだ。
[attachment=1]DCIM0982_2_1.JPG[/attachment]
稜線から下りやすいところを探って雪渓の上端に降り立つ。源頭部が強烈な急傾斜だが雪は柔らかく、それほどの不安
は感じない。それでも一直線に下りるのは憚られるので斜面を切って行くと、足元から小さな雪崩が次々と発生した。
大ノマ谷は広々とした谷である。100mほども下れば傾斜も緩んで最大傾斜角を委細構わず進むことができる。
振り返れば稜線ははるか彼方に去った。右岸には凄まじい岩壁が続いて恐ろしげな風景だ。両岸の上部にはもう落ちる
べき雪もないようで、雪崩の心配はないだろう。落石に気を配りながらずんずん下る。
[attachment=0]DCIM1007_2_1.JPG[/attachment]
わずか45分ほどで標高差1000mを下ると谷は一面のデブリに覆われた。ここは雪崩体験型テーマパーク「デブリーランド
」だ。
眼下には大白川の流れが近付いてきた。さすがに末端近くまで来るとヤブにつかまったが大したことはない。
右寄りにルートを取れば難なく白山公園線に飛び出した。ここで左寄りを選ぶとガケに出るので注意が必要である。
1時間余りで山頂から1300m近くを下り切ってしまった。やっぱり雪渓の下りは速い。まさに大ノマ谷エキスプレス。
ここから長い車道歩きが待っているが、ボーッと足を出しても危険もなく確実に進めるのがありがたい。
大白川の流れを見下ろして、山肌に咲く山桜を愛でながら歩けばやがて平瀬のゲート。車かDOCでしか経験のなかった
この区間を自分の足で歩くのもまた新鮮な経験だ。
道の駅に戻って、歩いて「しらみずの湯」へ向かう。スタートからゴール、そして温泉まで道の駅で完結できる便利な山も
珍しいだろう。
10年越しの大ノマ谷下降は果たせたが、奥三方岳の課題は残ってしまった。いつか登る日は来るのだろうか。
山日和
【白山】三方崩山から大ノマ谷エキスプレス
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
Re: 【白山】三方崩山から大ノマ谷エキスプレス
山日和さん、こんばんは。
三方崩山から大ノマ谷エキスプレス
フフフッ、このタイトル見ただけでレポの内容がよ~わかりまっせ。
それにしても、あのガラガラ、ゴロゴロ谷をよくぞお一人で下られたんですね。
道の駅飛騨白山に車を止めて歩き出した。気温は低く肌寒いが、今日はかなり暑くなる予報だ。
たんぽぽは9時から歩き始めました、気合の入れ方が全然違いますね。
道の駅の写真を撮ろうとカメラの電源を入れると撮影可能枚数がゼロと表示された。まさか。裏蓋を開けて確かめる。ない。
SDカードを入れ忘れてしまったのだ。嘆いていても仕方がない。
やってしまいましたね、ワタシはカメラケースのサブのカードを忍ばせておりやす。
雪の締まりは悪く、先週のものと思われる古いトレースを踏んでも時々ズボッと潜ってしまいペースが上がらない。
締りが悪~い!
これは今月の少雨のせいでしょうね。
三方崩には関係ないでしょうが、強烈な雪溝も。
スキーヤーさんも泣いてるみたい。
1956m標高点前後のヤセ尾根は高度感満点だ。中途半端な雪の付き方で、雪割れにも左右への転落にも注意しなけれ
ばならず、神経の集中が必要とされる。
一番楽しいところですね。
たんぽぽも久しぶりに歩いてみたいにゃ~あ
ここから分岐する1369m三角点への尾根は実に魅力的で、お椀を伏せたような1369mピークはブナ林の様相が窺える。
今度はこの尾根を辿ってみよう。
弓ヶ洞谷左俣の右岸尾根のことですね。
なかなか急登がお好きなようで
やっと北尾根とのJPに到着。ここからはオオシラビソの林を縫って広さを取り戻した尾根を進む。右手には目的地のはず
だった奥三方岳が遠い。今日はここまでで許してやろう。
奥三方岳は見た目のわりに時間がかかります。
またゆっくりと攻めましょう。
やぶこぎネットも見ていると言っていたので訪問してくれることを期待しよう。
ワタシはやぶこぎネットのことは決して口にしないようにしております。
たんぽぽはスケベおやじたちにとって永遠に乙女でなくてはなりませんからね・・・
奥三方岳をあきらめたら2時間も休憩してしまった。
超裏山椎!!
10年前に初めて訪れた時もここを下るつもりだった。しかし間断なく鳴り響く落石の音に恐れをなして元来た道を引き返
したのだった。今日は一度だけ支谷からの落石の音を聞いたが比較的安定しているようだ。
いよいよですね。
かつてここを下っていく人を見かけた時も単独だったなあ。
両岸の上部にはもう落ちるべき雪もないようで、雪崩の心配はないだろう。落石に気を配りながらずんずん下る。
左岸寄りに歩けば落石がメットにゴツンって危険もないのでしょうかね。
わずか45分ほどで標高差1000mを下ると谷は一面のデブリに覆われた。ここは雪崩体験型テーマパーク「デブリーランド
」だ。
ここは楽しそう。
大白川の流れを見下ろして、山肌に咲く山桜を愛でながら歩けばやがて平瀬のゲート。車かDOCでしか経験のなかった
この区間を自分の足で歩くのもまた新鮮な経験だ。
歩くとちょっと距離がありますよね。
そして道の駅まで、車は道の駅でしたかね。
お疲れさま~
三方崩山から大ノマ谷エキスプレス
フフフッ、このタイトル見ただけでレポの内容がよ~わかりまっせ。
それにしても、あのガラガラ、ゴロゴロ谷をよくぞお一人で下られたんですね。
道の駅飛騨白山に車を止めて歩き出した。気温は低く肌寒いが、今日はかなり暑くなる予報だ。
たんぽぽは9時から歩き始めました、気合の入れ方が全然違いますね。
道の駅の写真を撮ろうとカメラの電源を入れると撮影可能枚数がゼロと表示された。まさか。裏蓋を開けて確かめる。ない。
SDカードを入れ忘れてしまったのだ。嘆いていても仕方がない。
やってしまいましたね、ワタシはカメラケースのサブのカードを忍ばせておりやす。
雪の締まりは悪く、先週のものと思われる古いトレースを踏んでも時々ズボッと潜ってしまいペースが上がらない。
締りが悪~い!
これは今月の少雨のせいでしょうね。
三方崩には関係ないでしょうが、強烈な雪溝も。
スキーヤーさんも泣いてるみたい。
1956m標高点前後のヤセ尾根は高度感満点だ。中途半端な雪の付き方で、雪割れにも左右への転落にも注意しなけれ
ばならず、神経の集中が必要とされる。
一番楽しいところですね。
たんぽぽも久しぶりに歩いてみたいにゃ~あ
ここから分岐する1369m三角点への尾根は実に魅力的で、お椀を伏せたような1369mピークはブナ林の様相が窺える。
今度はこの尾根を辿ってみよう。
弓ヶ洞谷左俣の右岸尾根のことですね。
なかなか急登がお好きなようで
やっと北尾根とのJPに到着。ここからはオオシラビソの林を縫って広さを取り戻した尾根を進む。右手には目的地のはず
だった奥三方岳が遠い。今日はここまでで許してやろう。
奥三方岳は見た目のわりに時間がかかります。
またゆっくりと攻めましょう。
やぶこぎネットも見ていると言っていたので訪問してくれることを期待しよう。
ワタシはやぶこぎネットのことは決して口にしないようにしております。
たんぽぽはスケベおやじたちにとって永遠に乙女でなくてはなりませんからね・・・
奥三方岳をあきらめたら2時間も休憩してしまった。
超裏山椎!!
10年前に初めて訪れた時もここを下るつもりだった。しかし間断なく鳴り響く落石の音に恐れをなして元来た道を引き返
したのだった。今日は一度だけ支谷からの落石の音を聞いたが比較的安定しているようだ。
いよいよですね。
かつてここを下っていく人を見かけた時も単独だったなあ。
両岸の上部にはもう落ちるべき雪もないようで、雪崩の心配はないだろう。落石に気を配りながらずんずん下る。
左岸寄りに歩けば落石がメットにゴツンって危険もないのでしょうかね。
わずか45分ほどで標高差1000mを下ると谷は一面のデブリに覆われた。ここは雪崩体験型テーマパーク「デブリーランド
」だ。
ここは楽しそう。
大白川の流れを見下ろして、山肌に咲く山桜を愛でながら歩けばやがて平瀬のゲート。車かDOCでしか経験のなかった
この区間を自分の足で歩くのもまた新鮮な経験だ。
歩くとちょっと距離がありますよね。
そして道の駅まで、車は道の駅でしたかね。
お疲れさま~
Re: 【白山】三方崩山から大ノマ谷エキスプレス
山日和さん 今日は
道の駅の写真を撮ろうとカメラの電源を入れると撮影可能枚数がゼロと表示された。まさか。裏蓋を開けて確かめる。ない。
SDカードを入れ忘れてしまったのだ。嘆いていても仕方がない。今日はスマホのカメラで頑張るしかないのだ。
スマホ画像きれいですね
スマホ欲しいですが通話料が高くて手が出ません
浅い谷状の地形を上がって行くとやがて尾根に乗る。ここからブナ林の始まりだ。登山道は右手斜面をジグザグに刻ん
でいるが、残雪のトラバースを繰り返すので面倒になり、左手の尾根芯を進む。この尾根はなかなかの急傾斜だがヤブも
無く、一面満開のイワウチワロードだ。
同じ谷上がっていると思いますが
ブナの尾根を快適に歩く。ツボ足でも歩けるだろうが、少しでも雪があるならスノーシューを履いた方がストライドが伸びピ
ッチも上がる。スノーシューは登山靴の下の第2の靴なのである。
雪のブナ林が印象深くて秋にも訪ねましたが
紅葉も良かったですね
1373.1mの三角点は露出していた。ここから登山道はロープもある急な斜面を上がって行くのだが、スノーシューを履い
ていればヒールリフターを効かせてリズミカルに登ることができる。
この斜面きついですよね
1624mの小台地まで来ると大ノマ谷の急峻な雪渓の奥に三方崩山のピークを望むことができる。突然大きな音が響き、
大ノマ谷の方に目を凝らすと大規模な落石が発生して、多数の石が転がり落ちて行くのが見えた。
雪崩の音など聞くと不気味ですよね
ここから先、ルートはこれまでの広々とした尾根歩きから一変して、急傾斜のやせ尾根が連続する難路となる。下から見
上げる尾根の表情も険悪な雰囲気を見せる。左側の大ノマ谷側は雪庇が落ちた跡でスッパリと切れている。右側は雪の
急斜面。スノーシューを脱いでアイゼン・ピッケルで装備を固めた。
ピッケル今までのと違いますね
1956m標高点前後のヤセ尾根は高度感満点だ。中途半端な雪の付き方で、雪割れにも左右への転落にも注意しなけれ
ばならず、神経の集中が必要とされる。
残雪のもう少し早い時期に行ってますが
今の私だったらもう引き返すでしょうね
やっと北尾根とのJPに到着。ここからはオオシラビソの林を縫って広さを取り戻した尾根を進む。右手には目的地のはず
だった奥三方岳が遠い。今日はここまでで許してやろう。
ドーム型の奥三方岳の山頂よさそうですよね
苦労して登ったわりには何の変哲もない三方崩山の頂上。大ノマ谷の源頭側に立てば東側の展望を開けるが、先々週
の妙法山とはえらい違いで、快晴ながら遠くは霞んで見えない。
三方崩山 大笠の山頂の雪庇の高さの凄さは今でも忘れる事できませんが
ビールを飲んでラーメンを食べたらしんどくなって、シートの上にひっくり返りしばし昼寝。30分ほどウトウトしていたら単独
山日和さんにしんどいとゆう言葉あつたの
奥三方岳をあきらめたら2時間も休憩してしまった。そろそろ下りるか。しかしあの尾根を戻るのも気が進まない。当初の
目論見通り大ノマ谷を下りてみよう。
雪崩に遭遇したら怖いですよ
1時間余りで山頂から1300m近くを下り切ってしまった。やっぱり雪渓の下りは速い。まさに大ノマ谷エキスプレス。
シリセードのエキプレス?
大白川の流れを見下ろして、山肌に咲く山桜を愛でながら歩けばやがて平瀬のゲート。車かDOCでしか経験のなかった
この区間を自分の足で歩くのもまた新鮮な経験だ。
国道156号線 通りましたが
山桜 タムシバなどの花が綺麗でした
道の駅に戻って、歩いて「しらみずの湯」へ向かう。スタートからゴール、そして温泉まで道の駅で完結できる便利な山も
珍しいだろう。
昔の♨が無くなっていますね・
10年越しの大ノマ谷下降は果たせたが、奥三方岳の課題は残ってしまった。いつか登る日は来るのだろうか。
頑張ってくださいレポ 待ってます
お疲れ様でした。
バーチャリ
道の駅の写真を撮ろうとカメラの電源を入れると撮影可能枚数がゼロと表示された。まさか。裏蓋を開けて確かめる。ない。
SDカードを入れ忘れてしまったのだ。嘆いていても仕方がない。今日はスマホのカメラで頑張るしかないのだ。
スマホ画像きれいですね
スマホ欲しいですが通話料が高くて手が出ません
浅い谷状の地形を上がって行くとやがて尾根に乗る。ここからブナ林の始まりだ。登山道は右手斜面をジグザグに刻ん
でいるが、残雪のトラバースを繰り返すので面倒になり、左手の尾根芯を進む。この尾根はなかなかの急傾斜だがヤブも
無く、一面満開のイワウチワロードだ。
同じ谷上がっていると思いますが
ブナの尾根を快適に歩く。ツボ足でも歩けるだろうが、少しでも雪があるならスノーシューを履いた方がストライドが伸びピ
ッチも上がる。スノーシューは登山靴の下の第2の靴なのである。
雪のブナ林が印象深くて秋にも訪ねましたが
紅葉も良かったですね
1373.1mの三角点は露出していた。ここから登山道はロープもある急な斜面を上がって行くのだが、スノーシューを履い
ていればヒールリフターを効かせてリズミカルに登ることができる。
この斜面きついですよね
1624mの小台地まで来ると大ノマ谷の急峻な雪渓の奥に三方崩山のピークを望むことができる。突然大きな音が響き、
大ノマ谷の方に目を凝らすと大規模な落石が発生して、多数の石が転がり落ちて行くのが見えた。
雪崩の音など聞くと不気味ですよね
ここから先、ルートはこれまでの広々とした尾根歩きから一変して、急傾斜のやせ尾根が連続する難路となる。下から見
上げる尾根の表情も険悪な雰囲気を見せる。左側の大ノマ谷側は雪庇が落ちた跡でスッパリと切れている。右側は雪の
急斜面。スノーシューを脱いでアイゼン・ピッケルで装備を固めた。
ピッケル今までのと違いますね
1956m標高点前後のヤセ尾根は高度感満点だ。中途半端な雪の付き方で、雪割れにも左右への転落にも注意しなけれ
ばならず、神経の集中が必要とされる。
残雪のもう少し早い時期に行ってますが
今の私だったらもう引き返すでしょうね
やっと北尾根とのJPに到着。ここからはオオシラビソの林を縫って広さを取り戻した尾根を進む。右手には目的地のはず
だった奥三方岳が遠い。今日はここまでで許してやろう。
ドーム型の奥三方岳の山頂よさそうですよね
苦労して登ったわりには何の変哲もない三方崩山の頂上。大ノマ谷の源頭側に立てば東側の展望を開けるが、先々週
の妙法山とはえらい違いで、快晴ながら遠くは霞んで見えない。
三方崩山 大笠の山頂の雪庇の高さの凄さは今でも忘れる事できませんが
ビールを飲んでラーメンを食べたらしんどくなって、シートの上にひっくり返りしばし昼寝。30分ほどウトウトしていたら単独
山日和さんにしんどいとゆう言葉あつたの
奥三方岳をあきらめたら2時間も休憩してしまった。そろそろ下りるか。しかしあの尾根を戻るのも気が進まない。当初の
目論見通り大ノマ谷を下りてみよう。
雪崩に遭遇したら怖いですよ
1時間余りで山頂から1300m近くを下り切ってしまった。やっぱり雪渓の下りは速い。まさに大ノマ谷エキスプレス。
シリセードのエキプレス?
大白川の流れを見下ろして、山肌に咲く山桜を愛でながら歩けばやがて平瀬のゲート。車かDOCでしか経験のなかった
この区間を自分の足で歩くのもまた新鮮な経験だ。
国道156号線 通りましたが
山桜 タムシバなどの花が綺麗でした
道の駅に戻って、歩いて「しらみずの湯」へ向かう。スタートからゴール、そして温泉まで道の駅で完結できる便利な山も
珍しいだろう。
昔の♨が無くなっていますね・
10年越しの大ノマ谷下降は果たせたが、奥三方岳の課題は残ってしまった。いつか登る日は来るのだろうか。
頑張ってくださいレポ 待ってます
お疲れ様でした。
バーチャリ
Re: 【白山】三方崩山から大ノマ谷エキスプレス
たんぽぽさん、どうもです。
フフフッ、このタイトル見ただけでレポの内容がよ~わかりまっせ。
それにしても、あのガラガラ、ゴロゴロ谷をよくぞお一人で下られたんですね。
さすが雪渓のたんぽぽさん!! 雪が詰まってりゃガラガラでもゴロゴロでもないですよ。
たんぽぽは9時から歩き始めました、気合の入れ方が全然違いますね。
そりゃ遠くから来てますからね~(^^ゞ
やってしまいましたね、ワタシはカメラケースのサブのカードを忍ばせておりやす。
そうしてた時期もあったんですが。スマホがあれば事足りてしまいますね。
締りが悪~い!
これは今月の少雨のせいでしょうね。
三方崩には関係ないでしょうが、強烈な雪溝も。
スキーヤーさんも泣いてるみたい。
例年ならカチカチのはずなんですけどねえ。
一番楽しいところですね。
たんぽぽも久しぶりに歩いてみたいにゃ~あ
雪が締まってれば緊張感も増してもっと面白いでしょう。
[attachment=1]DCIM0946_1.JPG[/attachment]
弓ヶ洞谷左俣の右岸尾根のことですね。
なかなか急登がお好きなようで
この尾根はさほど急でもないように思いましたよ。
奥三方岳は見た目のわりに時間がかかります。
またゆっくりと攻めましょう。
1時間あれば行けそうでしたが。まあ、また今度です。
ワタシはやぶこぎネットのことは決して口にしないようにしております。
たんぽぽはスケベおやじたちにとって永遠に乙女でなくてはなりませんからね・・・
もう正体バレてまっせ~
いよいよですね。
かつてここを下っていく人を見かけた時も単独だったなあ。
下る寸前まで迷ってました。
左岸寄りに歩けば落石がメットにゴツンって危険もないのでしょうかね。
どちらかと言えば左岸寄りの方が安全なようです。私も概ね左寄りを歩きました。(愚息が左向きのせいじゃないですよ^^;)
[attachment=0]DCIM0990_1.JPG[/attachment]
>わずか45分ほどで標高差1000mを下ると谷は一面のデブリに覆われた。ここは雪崩体験型テーマパーク「デブリーランド
」だ。
ここは楽しそう。
デブリマニアのたんぽぽさんらしい
歩くとちょっと距離がありますよね。
そして道の駅まで、車は道の駅でしたかね。
お疲れさま~
前夜から道の駅に泊まって、温泉から上がるまで車がそのままの位置というのは珍しいです。(^^)
山日和
フフフッ、このタイトル見ただけでレポの内容がよ~わかりまっせ。
それにしても、あのガラガラ、ゴロゴロ谷をよくぞお一人で下られたんですね。
さすが雪渓のたんぽぽさん!! 雪が詰まってりゃガラガラでもゴロゴロでもないですよ。
たんぽぽは9時から歩き始めました、気合の入れ方が全然違いますね。
そりゃ遠くから来てますからね~(^^ゞ
やってしまいましたね、ワタシはカメラケースのサブのカードを忍ばせておりやす。
そうしてた時期もあったんですが。スマホがあれば事足りてしまいますね。
締りが悪~い!
これは今月の少雨のせいでしょうね。
三方崩には関係ないでしょうが、強烈な雪溝も。
スキーヤーさんも泣いてるみたい。
例年ならカチカチのはずなんですけどねえ。
一番楽しいところですね。
たんぽぽも久しぶりに歩いてみたいにゃ~あ
雪が締まってれば緊張感も増してもっと面白いでしょう。
[attachment=1]DCIM0946_1.JPG[/attachment]
弓ヶ洞谷左俣の右岸尾根のことですね。
なかなか急登がお好きなようで
この尾根はさほど急でもないように思いましたよ。
奥三方岳は見た目のわりに時間がかかります。
またゆっくりと攻めましょう。
1時間あれば行けそうでしたが。まあ、また今度です。
ワタシはやぶこぎネットのことは決して口にしないようにしております。
たんぽぽはスケベおやじたちにとって永遠に乙女でなくてはなりませんからね・・・
もう正体バレてまっせ~
いよいよですね。
かつてここを下っていく人を見かけた時も単独だったなあ。
下る寸前まで迷ってました。
左岸寄りに歩けば落石がメットにゴツンって危険もないのでしょうかね。
どちらかと言えば左岸寄りの方が安全なようです。私も概ね左寄りを歩きました。(愚息が左向きのせいじゃないですよ^^;)
[attachment=0]DCIM0990_1.JPG[/attachment]
>わずか45分ほどで標高差1000mを下ると谷は一面のデブリに覆われた。ここは雪崩体験型テーマパーク「デブリーランド
」だ。
ここは楽しそう。
デブリマニアのたんぽぽさんらしい
歩くとちょっと距離がありますよね。
そして道の駅まで、車は道の駅でしたかね。
お疲れさま~
前夜から道の駅に泊まって、温泉から上がるまで車がそのままの位置というのは珍しいです。(^^)
山日和
Re: 【白山】三方崩山から大ノマ谷エキスプレス
バーチャリさん、どうもです。
スマホ画像きれいですね
スマホ欲しいですが通話料が高くて手が出ません
やはりデジカメの方がいいですが、前のガラケーよりはかなりきれいに撮れますね。
ドコモの新しいプランならどこでもかけ放題で安いですよ。
雪のブナ林が印象深くて秋にも訪ねましたが
紅葉も良かったですね
紅葉の時期もいいだろうなあと思います。
この斜面きついですよね
結構な傾斜ですが、スノーシューを履いてると楽ですね。
[attachment=2]DCIM0876_1.JPG[/attachment]
雪崩の音など聞くと不気味ですよね
あんまりしょっちゅう鳴り響いていると恐くて入れません。
ピッケル今までのと違いますね
よく見てますねえ。(^^ゞ 去年買ったヤツです。積極的に使いそうな時はこれですね。
残雪のもう少し早い時期に行ってますが
今の私だったらもう引き返すでしょうね
バーチャリさんも昔は恐いもの知らずだったんでしょうか。
[attachment=1]DCIM0911_1.JPG[/attachment]
ドーム型の奥三方岳の山頂よさそうですよね
ピークとしては三方崩山よりいいですね。
三方崩山 大笠の山頂の雪庇の高さの凄さは今でも忘れる事できませんが
大笠でそんな雪庇が凄い時期に行ったんですか。
山日和さんにしんどいとゆう言葉あつたの
最近はずっとしんどいですよ。(^_^;)
[attachment=0]DCIM0974_1.JPG[/attachment]
>当初の目論見通り大ノマ谷を下りてみよう
雪崩に遭遇したら怖いですよ
ずっと観察しながら歩いてましたが、ゴーサインを出しました。
シリセードのエキプレス?
シリセードはしませんでした。雪を蹴散らして駈け下りてましたよ。
昔の♨が無くなっていますね・
平瀬の温泉街にあった共同浴場のことですね。
>10年越しの大ノマ谷下降は果たせたが、奥三方岳の課題は残ってしまった。いつか登る日は来るのだろうか。
頑張ってくださいレポ 待ってます
お疲れ様でした。
いつになることやら・・・(^^ゞ
山日和
スマホ画像きれいですね
スマホ欲しいですが通話料が高くて手が出ません
やはりデジカメの方がいいですが、前のガラケーよりはかなりきれいに撮れますね。
ドコモの新しいプランならどこでもかけ放題で安いですよ。
雪のブナ林が印象深くて秋にも訪ねましたが
紅葉も良かったですね
紅葉の時期もいいだろうなあと思います。
この斜面きついですよね
結構な傾斜ですが、スノーシューを履いてると楽ですね。
[attachment=2]DCIM0876_1.JPG[/attachment]
雪崩の音など聞くと不気味ですよね
あんまりしょっちゅう鳴り響いていると恐くて入れません。
ピッケル今までのと違いますね
よく見てますねえ。(^^ゞ 去年買ったヤツです。積極的に使いそうな時はこれですね。
残雪のもう少し早い時期に行ってますが
今の私だったらもう引き返すでしょうね
バーチャリさんも昔は恐いもの知らずだったんでしょうか。
[attachment=1]DCIM0911_1.JPG[/attachment]
ドーム型の奥三方岳の山頂よさそうですよね
ピークとしては三方崩山よりいいですね。
三方崩山 大笠の山頂の雪庇の高さの凄さは今でも忘れる事できませんが
大笠でそんな雪庇が凄い時期に行ったんですか。
山日和さんにしんどいとゆう言葉あつたの
最近はずっとしんどいですよ。(^_^;)
[attachment=0]DCIM0974_1.JPG[/attachment]
>当初の目論見通り大ノマ谷を下りてみよう
雪崩に遭遇したら怖いですよ
ずっと観察しながら歩いてましたが、ゴーサインを出しました。
シリセードのエキプレス?
シリセードはしませんでした。雪を蹴散らして駈け下りてましたよ。
昔の♨が無くなっていますね・
平瀬の温泉街にあった共同浴場のことですね。
>10年越しの大ノマ谷下降は果たせたが、奥三方岳の課題は残ってしまった。いつか登る日は来るのだろうか。
頑張ってくださいレポ 待ってます
お疲れ様でした。
いつになることやら・・・(^^ゞ
山日和
Re: 【白山】三方崩山から大ノマ谷エキスプレス
山日和さん こんばんは!先日はありがとうございました!
ほんと大ノマ谷エキスプレスですね!! 気がついたら点になってました。羨ましかったです。
こちらはヘトヘトになりながら下山でした(笑)
大ノマ谷から一度降りてみたいですが、へっぽ子な僕では無理かもww
やぶこぎネット 参考にさせて頂いております。
ほんと大ノマ谷エキスプレスですね!! 気がついたら点になってました。羨ましかったです。
こちらはヘトヘトになりながら下山でした(笑)
大ノマ谷から一度降りてみたいですが、へっぽ子な僕では無理かもww
やぶこぎネット 参考にさせて頂いております。
Re: 【白山】三方崩山から大ノマ谷エキスプレス
atsup624さん、どうもです。
山頂ではいろいろお話できて楽しかったです。
この翌日に奥三方まで行って大ノマ谷を下りた人の記録を見ました。
やぶこぎネットのメンバー「兔夢さん」の知り合いのmasaさんパーティーでした。
奥三方まで行きたかったなあ。
またどこかでお会いできるといいですね。(^^♪
山日和
山頂ではいろいろお話できて楽しかったです。
この翌日に奥三方まで行って大ノマ谷を下りた人の記録を見ました。
やぶこぎネットのメンバー「兔夢さん」の知り合いのmasaさんパーティーでした。
奥三方まで行きたかったなあ。
またどこかでお会いできるといいですね。(^^♪
山日和
Re: 【白山】三方崩山から大ノマ谷エキスプレス
山日和さん こんばんは。やぶこぎネットの方達は皆さん強者ですね~!
おー山頂での写真撮っていただいてたんですね~また行きたいです。
また何処かで>^_^<
おー山頂での写真撮っていただいてたんですね~また行きたいです。
また何処かで>^_^<