「風折滝の上流、水越谷と砥石谷に挟まれた山には、たくさんの山桜の木があり、それが咲き誇った姿は見事なものだそうな。」
zippさんの「風折桜伝説」から早4年の歳月が過ぎた。
「グーさんは天井桟敷に何度も通っているのに一度も山桜が山腹を染めるのを見たことが無かったんですね。
今年はチャンスですよ（＾＾） 今週末辺りが見ごろになるでしょうか。２９日でもいいでしょうね。」
【 日 付 】 平成26年4月26日（土）
【 山 域 】 宮の谷 天井桟敷
【 天 候 】 晴れ
【 ルート】 宮の谷駐車地7：30---9：20Co710二俣10：30---11：50天井桟敷（昼食）13：50---15：50駐車地
【メンバー】 ナズナさん グー （天井桟敷から一休さん）
4/12・13zippさん闇天ぷら泊 19・20伊勢山上開山会式 と2週続けて家事をしていない。
4/26（土）に溜まった家事を1日で済ませて、27（日）は山に行かせてもらおうの算段でいた。
「この土曜は、予定が入っていないナズナです。
グーさんが行かれるようなら、ナズナもついて行こうかな」
こんな頬っぺたが落ちそうな美味しいメールが来たよ。
「日曜日に家事をするから、土曜日は山に行かせて」
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宮の谷駐車地には大阪と京都の車。グーのすぐ後ろからも京都ナンバー。
遊歩道を歩いて鷲岩展望に下りると頭上のアケボノツツジが満開。
枝谷の出合のアケボノツツジも明るく咲き誇っている。
となるとzippさん説で言うならば砥石谷右岸の山桜も満開のはずだ。
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グールートを道迷いしながら登り、Co710二俣炭窯跡にザックを下ろす。
「コーヒータイムにしましょう」
水場に溜まった落ち葉を掃除して湯を沸かす。
「ザックを置いたままちょっと散歩に行きましょう」
水平道に案内するつもりだったが道が見つけられない。
ちょうど満開のシャクナゲが見られたからマーいいか。
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グーお気に入りの撮影ポイントに誘ったが、ナズナさんは来てくれない。
「グーさんにお任せします。後で写真を見せてください」
架線中継所に向けて斜面を登る。息が切れ足が上がらない。
先々週のシャッポ山の筋肉疲労がまだ治り切っていないのだ。
「ますます軟弱になって、ナズナさんに嫌われちゃうよな」
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zippさんがお気に入りの山桜の大木も今が盛りと咲いていた。
尾根芯も山桜・ミツバツツジ・アケボノツツジ・タムシバと目に嬉しい。
シャクナゲにもつぼみがいっぱい付いている。開花は10日後かな？
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天井桟敷には先客がいた。でっかい三脚を立てている。
「だいたいこの辺かなと初めて来た」そうだ。
写真家ライバルの突然の出現で俄然張り切るグーなのです。
「さあ、勝負！ 勝負！」
シートを広げナズナさんの手料理を3人で分け合って食べる。
一休さんのサンドイッチも分けてもらった。
昼食中も山桜にスポットライトが当たるとシャッターを押しに席を立つ。
「勝負！ 勝負！」
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今日は7時から自治会消防団の総会があるので4時までには下山したい。
一休さんにもグールートを知って欲しいので一緒に下山してもらう。
切り立った岩場では横幅の広いザックが当たらないか心配になる。
「グールートは如何でしたか？ いいでしょ？」
「う～～ん、・・・・・・」
明けて日曜日は朝8時前から夕方6時過ぎまで ズ ～ ～ ～ っと家事に専念したグーです。
グー（伊勢山上住人）
先日の闇天では大変お世話になりました。