ワンデイ毛勝三山
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
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【メンバー】
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【 ルート 】
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ワンデイ毛勝三山
【日時】2011年5月21日(土)
【山域】北ア北部
【天候】曇り
【メンバー】ふ~さん、たんぽぽ
【コース】
僧ヶ岳登山口 6:50---板菱 7:50 --- 大明神沢出合 8:30 --- ボーサマのコル 12:00 --- 毛勝山 12:30--- 釜谷山 13:45
--- 猫又山 15:00 --- 猫又雪渓下降点(2,180m) 15:30 --- 釜谷出合 16:50 --- 南又発電所 18:50 --- 南又林道570m地点 19:20
1,000円高速終了間近で今月はもう遠征しかない。
今回はかねてから毛勝山へ登りたいと言っていたふ~さんと、猫又谷を歩きたいたんぽぽとのコラボ企画。
かつて毛勝谷から毛勝と釜谷へ登った時のコースタイムから、日帰りで毛勝三山縦走は十分できるはずだと睨んでのワンデイ毛勝三山に挑戦してみた。
数日続いた晴天も終わりかけの土曜日はなんとか晴れてくれるとの天気予報、ところが朝目覚めてみると空には一面の雲。
こんな天気で標高2,400mもある山に登るのかよ~、モチベーションはユンカース爆撃機のように急降下。
単独ならとっとと魚津観光に切り替えたいところだが、とりあえずは周回の終着点となる南又へふ~さんカーのデポとした。
たんぽぽカーは片貝山荘のすぐ上、僧ヶ岳登山口まで入れることができ、ここが今回のスタート地点となった。
5年前に訪れたGWの時より残雪はずっと多く、林道は最終堰堤の随分手前から残雪に埋まっている。
5月下旬ならば雪割れがはじまって荒れる板菱は、豊富な残雪のおかげでとても穏やかな表情だ。
その先に続く大明神沢出合も前回訪れた時とまるで表情が違う、大雪は雪渓を平坦で穏やかなものにしてくれるらしい。
毛勝谷に入ると雨がポツリポツリ、モチはさらに降下していく・・・
スキーの旬も過ぎているので毛勝を登るパーティーは少なめだ。
その中で最後尾を行くのがふ~たん編隊、しかも天候次第では南又まで行くというのだ、ホントかよ~。
先行パーティーのラ~クの声が幾度も谷に響き渡る。
日差しはなくても気温が高いせいか落石は多いようだ。
ボーサマ谷に入ると再びラ~クの声。
見上げれば大きな雪のブロックが音を立てて飛んでくる、続いて小さくなった雪のブロックが次から次へと飛んでくる。
いったいいつまで落ちてくるんだ~!!
ふ~たん編隊号はまるで流星群にでも突入したかのようだ。
標高2,000を越えるともうガスの中で、高度感もなくただ苦しいだけの急登がどこまでも続く。
しかも後ろには鬼監督がピッタリとついている、トホホ・・・
ヘロヘロになりながら登っているとイワヒバリへの囀りが聞こえるようになり、標高を稼いだなと思ったらボーサマのコルに到着した。
コルからは少し北に進めばすぐに毛勝山頂だ。
真っ白な頂に立って山頂はどこかいなと探せば、西の外れのずっと低いところに毛勝山頂の看板が立っていた。
これから歩くの稜線も同じなのだが、風下となる東側には巨大雪庇というか広大な雪原がずっと続いているのだ。
ガスで全貌は見えないが、今年の毛勝三山稜線はすごいことになっている。
真っ白な世界だけでは撮る風景もないので、山頂での記念撮影は重要だ。
別パーティーの方にお願いして、ハイチーズ、パシャ!
やれやれ、これで肩の荷が下りた。
というのは、何度もふ~さんに付き合ってもらってる恩返しに、彼の念願の山である毛勝に同行することがぽぽんたの責務だったのだ。
ガスって視界は20mくらいだが風は弱く雨も降ってない。
時間的に余裕もあるので猫又を目指して稜線を南下する。
稜線というよりは雪原を歩くといった方がいいだろう。
時々出現するクレバスを越えながら1時間半で釜谷山に到着。
猫又山頂に立つまではのんびりとできないので、すぐにコルを目指して下りはじめる。
山頂直下にはテントを張るのにうってつけの場所があり、そこからからコルまではすばらしい雪の斜面が広がっていた。
コルから登り返して大きな雪壁を越えると猫又山はもうすぐそこだった。
紅葉の季節に腰をおろして後立山を眺めていた草地の上には20mほどの雪の山ができている。
今回で3度目の猫又山頂だが、残雪期の様相がまるで違うのには目を見張ってしまう。
ここでもハイ、チ~ズでとりあえずワンデイ毛勝三山は達成、あとは重力に身を任せて下っていくだけだ。
ありがたいことに猫又ピストンパーティーのトレースが残っているのでガスっていても心強い。
ただトレースはブナクラや大猫へ向かう可能性もあるので慎重に進んでいこう。
するとトレースは猫又の南の肩2,180mでちょうど猫又谷へ下るポイントに出た。
いよいよぽぽんた念願の猫又谷へドロップインだ。
相変わらずガスで視界は利かないが、雪渓の幅は広く傾斜も緩やかなので不安感は全くなく快調に高度を落とす。
30mほど下ったところでガスが切れはじめた。
ガスはどんどん消えて行く手の長大なU字谷が一望できると、スケールの大きな日本離れした光景に思わず息を呑む。
見上げれば猫又山頂も青空の下に聳えていて、思いがけず現れた光景に二人の歓声が上がった。
左俣と合流すると雪渓の勾配はゆるみ、鼻歌まじりのお散歩タイムとなる。
猫又谷は毛勝谷とは対照的で優しい表情を持った美しい雪渓だ。
南又林道には数台の車が入っていたが、こんな時間なのでもう誰もいない。
ふ~たん編隊貸切の猫又谷でシアワセを噛み締める。
最終堰堤の手前で長かった雪渓歩きに別れを告げると、今度は山菜採りタイムとなる。
先行パーティーのトレースが消えても山菜のある沢沿いに下っていると、ふ~さんから軌道修正の指示が飛んだ。
の~天気なたんぽぽにきちんと指示を出してくれるふ~さんは実にありがたい存在だ。
モノトーンの世界からブナ林に入れば新緑が眩しい。
夕暮れだというのにキビタキシャワーを浴びて爽快感バツグンの林道を下っていく。
林道が大きくカーブすると、その先に夕日に照らされた猫又山がニッコリと微笑んでくれた。
南又発電所に着く頃には足が痛くなりだし、すでにお疲れモードに突入。
疲れ知らずふ~さんといえば相変わらずピンピンしている。
暗くなった南又林道をふらふらで歩いていると、闇の中からふ~さんカーが浮かんできた。
やった~!ワンデイ毛勝三山の完成だ~!
【山域】北ア北部
【天候】曇り
【メンバー】ふ~さん、たんぽぽ
【コース】
僧ヶ岳登山口 6:50---板菱 7:50 --- 大明神沢出合 8:30 --- ボーサマのコル 12:00 --- 毛勝山 12:30--- 釜谷山 13:45
--- 猫又山 15:00 --- 猫又雪渓下降点(2,180m) 15:30 --- 釜谷出合 16:50 --- 南又発電所 18:50 --- 南又林道570m地点 19:20
1,000円高速終了間近で今月はもう遠征しかない。
今回はかねてから毛勝山へ登りたいと言っていたふ~さんと、猫又谷を歩きたいたんぽぽとのコラボ企画。
かつて毛勝谷から毛勝と釜谷へ登った時のコースタイムから、日帰りで毛勝三山縦走は十分できるはずだと睨んでのワンデイ毛勝三山に挑戦してみた。
数日続いた晴天も終わりかけの土曜日はなんとか晴れてくれるとの天気予報、ところが朝目覚めてみると空には一面の雲。
こんな天気で標高2,400mもある山に登るのかよ~、モチベーションはユンカース爆撃機のように急降下。
単独ならとっとと魚津観光に切り替えたいところだが、とりあえずは周回の終着点となる南又へふ~さんカーのデポとした。
たんぽぽカーは片貝山荘のすぐ上、僧ヶ岳登山口まで入れることができ、ここが今回のスタート地点となった。
5年前に訪れたGWの時より残雪はずっと多く、林道は最終堰堤の随分手前から残雪に埋まっている。
5月下旬ならば雪割れがはじまって荒れる板菱は、豊富な残雪のおかげでとても穏やかな表情だ。
その先に続く大明神沢出合も前回訪れた時とまるで表情が違う、大雪は雪渓を平坦で穏やかなものにしてくれるらしい。
毛勝谷に入ると雨がポツリポツリ、モチはさらに降下していく・・・
スキーの旬も過ぎているので毛勝を登るパーティーは少なめだ。
その中で最後尾を行くのがふ~たん編隊、しかも天候次第では南又まで行くというのだ、ホントかよ~。
先行パーティーのラ~クの声が幾度も谷に響き渡る。
日差しはなくても気温が高いせいか落石は多いようだ。
ボーサマ谷に入ると再びラ~クの声。
見上げれば大きな雪のブロックが音を立てて飛んでくる、続いて小さくなった雪のブロックが次から次へと飛んでくる。
いったいいつまで落ちてくるんだ~!!
ふ~たん編隊号はまるで流星群にでも突入したかのようだ。
標高2,000を越えるともうガスの中で、高度感もなくただ苦しいだけの急登がどこまでも続く。
しかも後ろには鬼監督がピッタリとついている、トホホ・・・
ヘロヘロになりながら登っているとイワヒバリへの囀りが聞こえるようになり、標高を稼いだなと思ったらボーサマのコルに到着した。
コルからは少し北に進めばすぐに毛勝山頂だ。
真っ白な頂に立って山頂はどこかいなと探せば、西の外れのずっと低いところに毛勝山頂の看板が立っていた。
これから歩くの稜線も同じなのだが、風下となる東側には巨大雪庇というか広大な雪原がずっと続いているのだ。
ガスで全貌は見えないが、今年の毛勝三山稜線はすごいことになっている。
真っ白な世界だけでは撮る風景もないので、山頂での記念撮影は重要だ。
別パーティーの方にお願いして、ハイチーズ、パシャ!
やれやれ、これで肩の荷が下りた。
というのは、何度もふ~さんに付き合ってもらってる恩返しに、彼の念願の山である毛勝に同行することがぽぽんたの責務だったのだ。
ガスって視界は20mくらいだが風は弱く雨も降ってない。
時間的に余裕もあるので猫又を目指して稜線を南下する。
稜線というよりは雪原を歩くといった方がいいだろう。
時々出現するクレバスを越えながら1時間半で釜谷山に到着。
猫又山頂に立つまではのんびりとできないので、すぐにコルを目指して下りはじめる。
山頂直下にはテントを張るのにうってつけの場所があり、そこからからコルまではすばらしい雪の斜面が広がっていた。
コルから登り返して大きな雪壁を越えると猫又山はもうすぐそこだった。
紅葉の季節に腰をおろして後立山を眺めていた草地の上には20mほどの雪の山ができている。
今回で3度目の猫又山頂だが、残雪期の様相がまるで違うのには目を見張ってしまう。
ここでもハイ、チ~ズでとりあえずワンデイ毛勝三山は達成、あとは重力に身を任せて下っていくだけだ。
ありがたいことに猫又ピストンパーティーのトレースが残っているのでガスっていても心強い。
ただトレースはブナクラや大猫へ向かう可能性もあるので慎重に進んでいこう。
するとトレースは猫又の南の肩2,180mでちょうど猫又谷へ下るポイントに出た。
いよいよぽぽんた念願の猫又谷へドロップインだ。
相変わらずガスで視界は利かないが、雪渓の幅は広く傾斜も緩やかなので不安感は全くなく快調に高度を落とす。
30mほど下ったところでガスが切れはじめた。
ガスはどんどん消えて行く手の長大なU字谷が一望できると、スケールの大きな日本離れした光景に思わず息を呑む。
見上げれば猫又山頂も青空の下に聳えていて、思いがけず現れた光景に二人の歓声が上がった。
左俣と合流すると雪渓の勾配はゆるみ、鼻歌まじりのお散歩タイムとなる。
猫又谷は毛勝谷とは対照的で優しい表情を持った美しい雪渓だ。
南又林道には数台の車が入っていたが、こんな時間なのでもう誰もいない。
ふ~たん編隊貸切の猫又谷でシアワセを噛み締める。
最終堰堤の手前で長かった雪渓歩きに別れを告げると、今度は山菜採りタイムとなる。
先行パーティーのトレースが消えても山菜のある沢沿いに下っていると、ふ~さんから軌道修正の指示が飛んだ。
の~天気なたんぽぽにきちんと指示を出してくれるふ~さんは実にありがたい存在だ。
モノトーンの世界からブナ林に入れば新緑が眩しい。
夕暮れだというのにキビタキシャワーを浴びて爽快感バツグンの林道を下っていく。
林道が大きくカーブすると、その先に夕日に照らされた猫又山がニッコリと微笑んでくれた。
南又発電所に着く頃には足が痛くなりだし、すでにお疲れモードに突入。
疲れ知らずふ~さんといえば相変わらずピンピンしている。
暗くなった南又林道をふらふらで歩いていると、闇の中からふ~さんカーが浮かんできた。
やった~!ワンデイ毛勝三山の完成だ~!
最後に編集したユーザー たんぽぽ [ 2011年5月26日(木) 06:14 ], 累計 2 回
Re: ワンデイ毛勝三山
知らぬ間に山日和導師が穴毛参拝かと思えば、ふ~たんコラボ隊は毛勝だって?
ケッ!ケッコウ毛だらけ、ネコ灰だらけ、お前の母ちゃん放射能の灰だらけ~
なんて恨み節も言って未踏なる梅雨入り間近な近江の爺でありまする。
シリンダーをU字に曲げたようなエンジンの形だったような…。そりゃモチがUターンするはずや。
そう言いながら、しっかり帰りの準備してるのがニクイ!
それにしても…
ふ~さんって、ときどきターミネーターかゾンビかって思うことないですか? あのタフさはどこから来るのか?
~biwaco
ケッ!ケッコウ毛だらけ、ネコ灰だらけ、お前の母ちゃん放射能の灰だらけ~
なんて恨み節も言って未踏なる梅雨入り間近な近江の爺でありまする。
ですね。通行料にガソリン代で年金なんぞぶっ飛びます。1,000円高速終了間近で今月はもう遠征しかない。
ユンカースって、ニッサンと合併したドイツかどっかのあのUDだよね。こんな天気で標高2,400mもある山に登るのかよ~、モチベーションはユンカース爆撃機のように急降下。
シリンダーをU字に曲げたようなエンジンの形だったような…。そりゃモチがUターンするはずや。
ホタルイカと蜃気楼観光のほうが美味しいよ。この前みたいに。独ならとっとと魚津観光に切り替えたいところだが、とりあえずは周回の終着点となる南又へふ~さんカーのデポとした。
たんぽぽカーは片貝山荘のすぐ上、僧ヶ岳登山口まで入れることができ、ここが今回のスタート地点となった。
そう言いながら、しっかり帰りの準備してるのがニクイ!
落ちるモチをせっせと拾ってるのは誰やねん?毛勝谷に入ると雨がポツリポツリ、モチはさらに降下していく・・・
スキーの旬も過ぎているので毛勝を登るパーティーは少なめだ。
その中で最後尾を行くのがふ~たん編隊、しかも天候次第では南又まで行くというのだ、ホントかよ~。
エンタープライズかアポロ13号か…?先行パーティーのラ~クの声が幾度も谷に響き渡る。
日差しはなくても気温が高いせいか落石は多いようだ。
ボーサマ谷に入ると再びラ~クの声。
見上げれば大きな雪のブロックが音を立てて飛んでくる、続いて小さくなった雪のブロックが次から次へと飛んでくる。
いったいいつまで落ちてくるんだ~!!
ふ~たん編隊号はまるで流星群にでも突入したかのようだ。
残った坊さんから毛勝はすぐ? 毛無じゃないの?ヘロヘロになりながら登っているとイワヒバリへの囀りが聞こえるようになり、標高を稼いだなと思ったらボーサマのコルに到着した。
コルからは少し北に進めばすぐに毛勝山頂だ。
なんですか、これ? フクロウにキツネ? やっぱりタヌキが要るでしょうが! ラスカルが怒ってまっせ~(;一_一)ガスで全貌は見えないが、今年の毛勝三山稜線はすごいことになっている。
真っ白な世界だけでは撮る風景もないので、山頂での記念撮影は重要だ。
別パーティーの方にお願いして、ハイチーズ、パシャ!
やれやれ、これで肩の荷が下りた。
というのは、何度もふ~さんに付き合ってもらってる恩返しに、彼の念願の山である毛勝に同行することがぽぽんたの責務だったのだ。
ネコもマタイだし、粛々と下りましょうね~。コルから登り返して大きな雪壁を越えると猫又山はもうすぐそこだった。
紅葉の季節に腰をおろして後立山を眺めていた草地の上には20mほどの雪の山ができている。
今回で3度目の猫又山頂だが、残雪期の様相がまるで違うのには目を見張ってしまう。
ここでもハイ、チ~ズでとりあえずワンデイ毛勝三山は達成、あとは重力に身を任せて下っていくだけだ。
やっと怪しい奴らがいなくなったか…と、山がベールを脱いだのに気付かなかった…?相変わらずガスで視界は利かないが、雪渓の幅は広く傾斜も緩やかなので不安感は全くなく快調に高度を落とす。
30mほど下ったところでガスが切れはじめた。
ガスはどんどん消えて行く手の長大なU字谷が一望できると、スケールの大きな日本離れした光景に思わず息を呑む。
見上げれば猫又山頂も青空の下に聳えていて、思いがけず現れた光景に二人の歓声が上がった。
「編隊」って変換間違いかも? ふ~たんヘンタイとか…左俣と合流すると雪渓の勾配はゆるみ、鼻歌まじりのお散歩タイムとなる。
猫又谷は毛勝谷とは対照的で優しい表情を持った美しい雪渓だ。
南又林道には数台の車が入っていたが、こんな時間なのでもう誰もいない。
ふ~たん編隊貸切の猫又谷でシアワセを噛み締める。
道端でなにを漁って来たのかな?最終堰堤の手前で長かった雪渓歩きに別れを告げると、今度は山菜採りタイムとなる。
先行パーティーのトレースが消えても山菜のある沢沿いに下っていると、ふ~さんから軌道修正の指示が飛んだ。
お二人さん、お疲れさまでありました。南又発電所に着く頃には足が痛くなりだし、すでにお疲れモードに突入。
疲れ知らずふ~さんといえば相変わらずピンピンしている。
それにしても…
ふ~さんって、ときどきターミネーターかゾンビかって思うことないですか? あのタフさはどこから来るのか?
~biwaco
Re: ワンデイ毛勝三山
たんぽぽさん、こんばんは。
また面白そうなことやってますねえ。
1,000円高速終了間近で今月はもう遠征しかない。
おっと、そうだった。ウチからは1600円高速だけどね。
かつて毛勝谷から毛勝と釜谷へ登った時のコースタイムから、日帰りで毛勝三山縦走は十分できるはずだと睨んでのワンデイ毛勝三山に挑戦してみた。
地図を見れば釜谷から引き返すことを思えば大差なさそうですね。
数日続いた晴天も終わりかけの土曜日はなんとか晴れてくれるとの天気予報、ところが朝目覚めてみると空には一面の雲。
こんな天気で標高2,400mもある山に登るのかよ~、モチベーションはユンカース爆撃機のように急降下。
その頃私も2900mもある山に登るのかよ~と沈んでました。
途中で快晴になったんでモチは急上昇しましたけど。(*^^)v
[attachment=0]DVC00076_1.JPG[/attachment]
単独ならとっとと魚津観光に切り替えたいところだが、とりあえずは周回の終着点となる南又へふ~さんカーのデポとした。
なるほど、2台あれば周回も成功したようなもの?
毛勝谷に入ると雨がポツリポツリ、モチはさらに降下していく・・・
これは辛いわ。ひとりならもうやめてる?
見上げれば大きな雪のブロックが音を立てて飛んでくる、続いて小さくなった雪のブロックが次から次へと飛んでくる。
いったいいつまで落ちてくるんだ~!!
雪が多いとこれがありますね。しかも雨の中の行動は自殺行為かも。
コルからは少し北に進めばすぐに毛勝山頂だ。
真っ白な頂に立って山頂はどこかいなと探せば、西の外れのずっと低いところに毛勝山頂の看板が立っていた。
ここまで来れば先は見えたでしょう。
真っ白な世界だけでは撮る風景もないので、山頂での記念撮影は重要だ。
別パーティーの方にお願いして、ハイチーズ、パシャ!
これは残念ですねえ。証拠写真がすべて?かく言う私も毛勝は未踏なんです。
コルから登り返して大きな雪壁を越えると猫又山はもうすぐそこだった。
紅葉の季節に腰をおろして後立山を眺めていた草地の上には20mほどの雪の山ができている。
今回で3度目の猫又山頂だが、残雪期の様相がまるで違うのには目を見張ってしまう。
やりましたね~。猫又3回も来てるの?
ここでもハイ、チ~ズでとりあえずワンデイ毛勝三山は達成、あとは重力に身を任せて下っていくだけだ。
もう登りはないと思うとホッとしますね。
相変わらずガスで視界は利かないが、雪渓の幅は広く傾斜も緩やかなので不安感は全くなく快調に高度を落とす。
30mほど下ったところでガスが切れはじめた。
ガスはどんどん消えて行く手の長大なU字谷が一望できると、スケールの大きな日本離れした光景に思わず息を呑む。
この谷は地形図で見てもスケールが大きいのがわかりますね。氷河のような印象でしょうか?
南又林道には数台の車が入っていたが、こんな時間なのでもう誰もいない。
そりゃそうでしょ。
最終堰堤の手前で長かった雪渓歩きに別れを告げると、今度は山菜採りタイムとなる。
こんな時間でもしっかりやるんですねえ。
南又発電所に着く頃には足が痛くなりだし、すでにお疲れモードに突入。
そりゃそうでしょ。(^^ゞ
疲れ知らずふ~さんといえば相変わらずピンピンしている。
暗くなった南又林道をふらふらで歩いていると、闇の中からふ~さんカーが浮かんできた。
やった~!ワンデイ毛勝三山の完成だ~!
ふ~さんはいつもながらタフですねえ。お疲れ&おめでとさんでした。(^^♪
山日和
また面白そうなことやってますねえ。
1,000円高速終了間近で今月はもう遠征しかない。
おっと、そうだった。ウチからは1600円高速だけどね。
かつて毛勝谷から毛勝と釜谷へ登った時のコースタイムから、日帰りで毛勝三山縦走は十分できるはずだと睨んでのワンデイ毛勝三山に挑戦してみた。
地図を見れば釜谷から引き返すことを思えば大差なさそうですね。
数日続いた晴天も終わりかけの土曜日はなんとか晴れてくれるとの天気予報、ところが朝目覚めてみると空には一面の雲。
こんな天気で標高2,400mもある山に登るのかよ~、モチベーションはユンカース爆撃機のように急降下。
その頃私も2900mもある山に登るのかよ~と沈んでました。
途中で快晴になったんでモチは急上昇しましたけど。(*^^)v
[attachment=0]DVC00076_1.JPG[/attachment]
単独ならとっとと魚津観光に切り替えたいところだが、とりあえずは周回の終着点となる南又へふ~さんカーのデポとした。
なるほど、2台あれば周回も成功したようなもの?
毛勝谷に入ると雨がポツリポツリ、モチはさらに降下していく・・・
これは辛いわ。ひとりならもうやめてる?
見上げれば大きな雪のブロックが音を立てて飛んでくる、続いて小さくなった雪のブロックが次から次へと飛んでくる。
いったいいつまで落ちてくるんだ~!!
雪が多いとこれがありますね。しかも雨の中の行動は自殺行為かも。
コルからは少し北に進めばすぐに毛勝山頂だ。
真っ白な頂に立って山頂はどこかいなと探せば、西の外れのずっと低いところに毛勝山頂の看板が立っていた。
ここまで来れば先は見えたでしょう。
真っ白な世界だけでは撮る風景もないので、山頂での記念撮影は重要だ。
別パーティーの方にお願いして、ハイチーズ、パシャ!
これは残念ですねえ。証拠写真がすべて?かく言う私も毛勝は未踏なんです。
コルから登り返して大きな雪壁を越えると猫又山はもうすぐそこだった。
紅葉の季節に腰をおろして後立山を眺めていた草地の上には20mほどの雪の山ができている。
今回で3度目の猫又山頂だが、残雪期の様相がまるで違うのには目を見張ってしまう。
やりましたね~。猫又3回も来てるの?
ここでもハイ、チ~ズでとりあえずワンデイ毛勝三山は達成、あとは重力に身を任せて下っていくだけだ。
もう登りはないと思うとホッとしますね。
相変わらずガスで視界は利かないが、雪渓の幅は広く傾斜も緩やかなので不安感は全くなく快調に高度を落とす。
30mほど下ったところでガスが切れはじめた。
ガスはどんどん消えて行く手の長大なU字谷が一望できると、スケールの大きな日本離れした光景に思わず息を呑む。
この谷は地形図で見てもスケールが大きいのがわかりますね。氷河のような印象でしょうか?
南又林道には数台の車が入っていたが、こんな時間なのでもう誰もいない。
そりゃそうでしょ。
最終堰堤の手前で長かった雪渓歩きに別れを告げると、今度は山菜採りタイムとなる。
こんな時間でもしっかりやるんですねえ。
南又発電所に着く頃には足が痛くなりだし、すでにお疲れモードに突入。
そりゃそうでしょ。(^^ゞ
疲れ知らずふ~さんといえば相変わらずピンピンしている。
暗くなった南又林道をふらふらで歩いていると、闇の中からふ~さんカーが浮かんできた。
やった~!ワンデイ毛勝三山の完成だ~!
ふ~さんはいつもながらタフですねえ。お疲れ&おめでとさんでした。(^^♪
山日和
Re: ワンデイ毛勝三山
ぽぽんたちゃん、こんばんは~。亀返上でレスですわ~。もうしっかり遅いって?
☆~~とっちゃん(都津茶女)~☆。
おめでとう~。&お疲れ様~って、心地よい疲れにしびれてない?【日時】2011年5月21日(土)
【山域】北ア北部
【天候】曇り
【メンバー】ふ~さん、たんぽぽ
【コース】
僧ヶ岳登山口 16:50---板菱 7:50 --- 大明神沢出合 8:30 --- ボーサマのコル 12:00 --- 毛勝山 12:30--- 釜谷山 13:45
--- 猫又山 15:00 --- 猫又雪渓下降点(2,180m) 15:30 --- 釜谷出合 16:50 --- 南又発電所 18:50 --- 南又林道570m地点 19:20
あのね~。ほんまに、ようやるね~。
へろへろにならんと充実感感じへんのんね。
しかし、このルート歩くには、出発時間が遅いやん?ふ~さん、今週も途中で惰眠をむさぼってたとか?
1,000円高速終了間近で今月はもう遠征しかない。
今回はかねてから毛勝山へ登りたいと言っていたふ~さんと、猫又谷を歩きたいたんぽぽとのコラボ企画。
かつて毛勝谷から毛勝と釜谷へ登った時のコースタイムから、日帰りで毛勝三山縦走は十分できるはずだと睨んでのワンデイ毛勝三山に挑戦してみた。
かつても、雪の毛勝だったの?
私は、三山とも未踏で、数年前からの課題だわ~。人気は毛勝だけど、猫又谷に惹かれているので、まず、行きたいのは猫又ね。しかし、猫又は林道歩きが長いね~。
数日続いた晴天も終わりかけの土曜日はなんとか晴れてくれるとの天気予報、ところが朝目覚めてみると空には一面の雲。こんな天気で標高2,400mもある山に登るのかよ~、モチベーションはユンカース爆撃機のように急降下。
単独ならとっとと魚津観光に切り替えたいところだが、とりあえずは周回の終着点となる南又へふ~さんカーのデポとした。
テンションだだ下がりね~。まぁ、それでも二人なら行くでしょう。しかし、ぽぽんたちゃんが、ふくろうさんのお面は、分かるけど。ふ~さんはコンコン狐さんなの?
ってことはふ~さん狐に、化かされながら、雨も雲もなんのその~青空に見えるでしょ?ってとこ?
たんぽぽカーは片貝山荘のすぐ上、僧ヶ岳登山口まで入れることができ、ここが今回のスタート地点となった。
5年前に訪れたGWの時より残雪はずっと多く、林道は最終堰堤の随分手前から残雪に埋まっている。
5月下旬ならば雪割れがはじまって荒れる板菱は、豊富な残雪のおかげでとても穏やかな表情だ。
その先に続く大明神沢出合も前回訪れた時とまるで表情が違う、大雪は雪渓を平坦で穏やかなものにしてくれるらしい。
スタート地点は、車も入れて順調ね。ここまで入れて且つ雪が多いっていうのは、いいね。
毛勝谷に入ると雨がポツリポツリ、モチはさらに降下していく・・・
スキーの旬も過ぎているので毛勝を登るパーティーは少なめだ。
モチの低下も、そのうちマヒしそうね。スキーヤーは、もう誰も行ってなかったの?雨で雪は縦溝状態かしらん?
その中で最後尾を行くのがふ~たん編隊、しかも天候次第では南又まで行くというのだ、ホントかよ~。
先行パーティーのラ~クの声が幾度も谷に響き渡る。
日差しはなくても気温が高いせいか落石は多いようだ。
ボーサマ谷に入ると再びラ~クの声。
見上げれば大きな雪のブロックが音を立てて飛んでくる、続いて小さくなった雪のブロックが次から次へと飛んでくる。
いったいいつまで落ちてくるんだ~!!
ふ~たん編隊号はまるで流星群にでも突入したかのようだ。
ラク~を楽しんでちゃだめだよ~。流星群も、そうしてみると怖い~。今年は、知り合いが山スキーで雪崩に埋まっちゃったり、岩交じりのブロック雪崩が当りそうになったりと、身近で危険サインがいっぱいですわ~。
標高2,000を越えるともうガスの中で、高度感もなくただ苦しいだけの急登がどこまでも続く。
しかも後ろには鬼監督がピッタリとついている、トホホ・・・
そんなに喜んでどうするん?~鬼監督さまさまだったりもしてね。ガスの中雪渓を登るのは、ちょいと変化がないし、あくびが出ちゃいそうね。
ヘロヘロになりながら登っているとイワヒバリへの囀りが聞こえるようになり、標高を稼いだなと思ったらボーサマのコルに到着した。
コルからは少し北に進めばすぐに毛勝山頂だ。
イワヒバリちゃん、お元気でした?なんだか人懐っこいイワヒバリではないでしょうね。毛勝では。しかし、鳥の鳴き声聞くと、ちょいと嬉しいね。
真っ白な頂に立って山頂はどこかいなと探せば、西の外れのずっと低いところに毛勝山頂の看板が立っていた。
これから歩くの稜線も同じなのだが、風下となる東側には巨大雪庇というか広大な雪原がずっと続いているのだ。
ガスで全貌は見えないが、今年の毛勝三山稜線はすごいことになっている。
真っ白な世界だけでは撮る風景もないので、山頂での記念撮影は重要だ。
別パーティーの方にお願いして、ハイチーズ、パシャ!
やれやれ、これで肩の荷が下りた。
というのは、何度もふ~さんに付き合ってもらってる恩返しに、彼の念願の山である毛勝に同行することがぽぽんたの責務だったのだ。
青空なら稜線漫歩もいいだろうな~!しかし、真っ白ケなんだよね。神様はご褒美くれなかったの?ふくろうの恩返しは、闇夜じゃなくて、霧の中?。ちきっとショボンやね。
ガスって視界は20mくらいだが風は弱く雨も降ってない。
時間的に余裕もあるので猫又を目指して稜線を南下する。
稜線というよりは雪原を歩くといった方がいいだろう。
時々出現するクレバスを越えながら1時間半で釜谷山に到着。
猫又山頂に立つまではのんびりとできないので、すぐにコルを目指して下りはじめる。
山頂直下にはテントを張るのにうってつけの場所があり、そこからからコルまではすばらしい雪の斜面が広がっていた。
ええじゃない~ええじゃない~。これにあおられて、そのうち誰かがお出かけするかも?
コルから登り返して大きな雪壁を越えると猫又山はもうすぐそこだった。
紅葉の季節に腰をおろして後立山を眺めていた草地の上には20mほどの雪の山ができている。
今回で3度目の猫又山頂だが、残雪期の様相がまるで違うのには目を見張ってしまう。
ここでもハイ、チ~ズでとりあえずワンデイ毛勝三山は達成、あとは重力に身を任せて下っていくだけだ。
やったね!三山。あとは、周回達成の仕上げの下りだけね。なが~いけど。
ありがたいことに猫又ピストンパーティーのトレースが残っているのでガスっていても心強い。
ただトレースはブナクラや大猫へ向かう可能性もあるので慎重に進んでいこう。
するとトレースは猫又の南の肩2,180mでちょうど猫又谷へ下るポイントに出た。
いよいよぽぽんた念願の猫又谷へドロップインだ。
今回一番のぽぽんたちゃんの、お楽しみね。
相変わらずガスで視界は利かないが、雪渓の幅は広く傾斜も緩やかなので不安感は全くなく快調に高度を落とす。
30mほど下ったところでガスが切れはじめた。
ガスはどんどん消えて行く手の長大なU字谷が一望できると、スケールの大きな日本離れした光景に思わず息を呑む。
見上げれば猫又山頂も青空の下に聳えていて、思いがけず現れた光景に二人の歓声が上がった。
最後まで、ご褒美はじらされちゃったけど、ちゃ~んといただけたんだね。よかったよかった。
左俣と合流すると雪渓の勾配はゆるみ、鼻歌まじりのお散歩タイムとなる。
猫又谷は毛勝谷とは対照的で優しい表情を持った美しい雪渓だ。
それがいいのよね~。行きたいなぁ~。
南又林道には数台の車が入っていたが、こんな時間なのでもう誰もいない。
ふ~たん編隊貸切の猫又谷でシアワセを噛み締める。
よだれは噛み締められないけど、シアワセを噛み締めすぎて、歯が折れたな~んてことないよね。
最終堰堤の手前で長かった雪渓歩きに別れを告げると、今度は山菜採りタイムとなる。
先行パーティーのトレースが消えても山菜のある沢沿いに下っていると、ふ~さんから軌道修正の指示が飛んだ。
の~天気なたんぽぽにきちんと指示を出してくれるふ~さんは実にありがたい存在だ。
これが、絶妙のコンビなのね~。山菜で、毎日の食材が冷蔵庫一杯になっちゃったんじゃないの?
モノトーンの世界からブナ林に入れば新緑が眩しい。
夕暮れだというのにキビタキシャワーを浴びて爽快感バツグンの林道を下っていく。
林道が大きくカーブすると、その先に夕日に照らされた猫又山がニッコリと微笑んでくれた。
最後よければすべて良し~。あっちもこっちもニッコリコンね。
南又発電所に着く頃には足が痛くなりだし、すでにお疲れモードに突入。
疲れ知らずふ~さんといえば相変わらずピンピンしている。
暗くなった南又林道をふらふらで歩いていると、闇の中からふ~さんカーが浮かんできた。
やった~!ワンデイ毛勝三山の完成だ~!
☆~~とっちゃん(都津茶女)~☆。
Re: ワンデイ毛勝三山
Biwa爺ちゃま、こんばんニャ~ゴ。
知らぬ間に山日和導師が穴毛参拝かと思えば、ふ~たんコラボ隊は毛勝だって?
ケッ!ケッコウ毛だらけ、ネコ灰だらけ、お前の母ちゃん放射能の灰だらけ~
ならばBiwa爺ちゃまは毛無山へ行くしかおまへんなあ。
ユンカースって、ニッサンと合併したドイツかどっかのあのUDだよね。
シリンダーをU字に曲げたようなエンジンの形だったような…。そりゃモチがUターンするはずや。
クルマのメーカーもあるの?
ぽぽんたは航空機メーカーしか知らんけど・・・
ホタルイカと蜃気楼観光のほうが美味しいよ。この前みたいに。
そう言いながら、しっかり帰りの準備してるのがニクイ!
ほりゃあ、毛勝谷の急登で鬼監督にムチ打たれるより、カノジョとホタルイカ&蜃気楼の方がどんなにシアワセでしょうか。
落ちるモチをせっせと拾ってるのは誰やねん?
ふ~さんは、ぽぽんたがボタボタと落とす餅を広い集めてはワテのザックに押し込んでましたわ。
エンタープライズかアポロ13号か…?
宇宙戦艦ヤマトに決まってますがな、スターシャは何処・・・
残った坊さんから毛勝はすぐ? 毛無じゃないの?
この頃のボーサマはフサフサしてますからなあ。
毛無山(1945.5m)の標高差1,000mの登山道も登り応えありまっせ。
なんですか、これ? フクロウにキツネ? やっぱりタヌキが要るでしょうが! ラスカルが怒ってまっせ~(;一_一)
お狐様にふくろうとくればラスカル君ですよね!
ネコもマタイだし、粛々と下りましょうね~。
奥山に、猫またといふものありて、人を食ふなる・・・
ぽぽんたは猫またを三度も成敗いたしましたので、Biwa爺も安心してご登頂あれ~
やっと怪しい奴らがいなくなったか…と、山がベールを脱いだのに気付かなかった…?
ワテら猫又よりも怪しいでっか?
「編隊」って変換間違いかも? ふ~たんヘンタイとか…
「変態」のときは「たん」を外しといてね。
ふ~さんって、ときどきターミネーターかゾンビかって思うことないですか? あのタフさはどこから来るのか?
今度、MSRのストーブでふ~さんのお尻に火つけたろ・・・
丸焦げになってもきっと歩き出すぞ~
知らぬ間に山日和導師が穴毛参拝かと思えば、ふ~たんコラボ隊は毛勝だって?
ケッ!ケッコウ毛だらけ、ネコ灰だらけ、お前の母ちゃん放射能の灰だらけ~
ならばBiwa爺ちゃまは毛無山へ行くしかおまへんなあ。
ユンカースって、ニッサンと合併したドイツかどっかのあのUDだよね。
シリンダーをU字に曲げたようなエンジンの形だったような…。そりゃモチがUターンするはずや。
クルマのメーカーもあるの?
ぽぽんたは航空機メーカーしか知らんけど・・・
ホタルイカと蜃気楼観光のほうが美味しいよ。この前みたいに。
そう言いながら、しっかり帰りの準備してるのがニクイ!
ほりゃあ、毛勝谷の急登で鬼監督にムチ打たれるより、カノジョとホタルイカ&蜃気楼の方がどんなにシアワセでしょうか。
落ちるモチをせっせと拾ってるのは誰やねん?
ふ~さんは、ぽぽんたがボタボタと落とす餅を広い集めてはワテのザックに押し込んでましたわ。
エンタープライズかアポロ13号か…?
宇宙戦艦ヤマトに決まってますがな、スターシャは何処・・・
残った坊さんから毛勝はすぐ? 毛無じゃないの?
この頃のボーサマはフサフサしてますからなあ。
毛無山(1945.5m)の標高差1,000mの登山道も登り応えありまっせ。
なんですか、これ? フクロウにキツネ? やっぱりタヌキが要るでしょうが! ラスカルが怒ってまっせ~(;一_一)
お狐様にふくろうとくればラスカル君ですよね!
ネコもマタイだし、粛々と下りましょうね~。
奥山に、猫またといふものありて、人を食ふなる・・・
ぽぽんたは猫またを三度も成敗いたしましたので、Biwa爺も安心してご登頂あれ~
やっと怪しい奴らがいなくなったか…と、山がベールを脱いだのに気付かなかった…?
ワテら猫又よりも怪しいでっか?
「編隊」って変換間違いかも? ふ~たんヘンタイとか…
「変態」のときは「たん」を外しといてね。
ふ~さんって、ときどきターミネーターかゾンビかって思うことないですか? あのタフさはどこから来るのか?
今度、MSRのストーブでふ~さんのお尻に火つけたろ・・・
丸焦げになってもきっと歩き出すぞ~
Re: ワンデイ毛勝三山
山日和さん、こんばんは。
また面白そうなことやってますねえ。
ふ~さん魚は面白いエサじゃないと食いつかんですからね。
おっと、そうだった。ウチからは1600円高速だけどね。
ふ~さんを下に見ながら魚津ICを通過、黒部ICまで行ってしもうた、1,200円ナリ。
地図を見れば釜谷から引き返すことを思えば大差なさそうですね。
そう思って企んでおりました。
なるほど、2台あれば周回も成功したようなもの?
えらい気が早いですねぇ。
これは辛いわ。ひとりならもうやめてる?
独りならとっくに魚津漁港ですわ。
ゲンゲ、マトウダイ、ホタルイカ・・・
雪が多いとこれがありますね。しかも雨の中の行動は自殺行為かも。
今回は雪のブロック攻撃がすごかったです、シューシューとね。
ここまで来れば先は見えたでしょう。
ガスってますがほとんど平行移動ですからね。
これは残念ですねえ。証拠写真がすべて?かく言う私も毛勝は未踏なんです。
チングルマの咲き誇る北西尾根を灼熱地獄の中登るってのもありますよ!
やりましたね~。猫又3回も来てるの?
3回とも別ルートではいってますよ。
猫又山頂部はとてもいいところです。
秋は人が多すぎるのが難点になってきましたがね。
もう登りはないと思うとホッとしますね。
ホント、ホント。
でも、ふ~さんはもっと登りたいんやろなあ~。
この谷は地形図で見てもスケールが大きいのがわかりますね。氷河のような印象でしょうか?
氷河地形なんでしょうね。
まっすぐに延びてるところがすばらしい。
そりゃそうでしょ。
ワテらはやっぱヘンタイかあ~。
こんな時間でもしっかりやるんですねえ。
火の車の台所事情を救うため、食えるモノはなんでも採るゾ!
南又発電所に着く頃には足が痛くなりだし、すでにお疲れモードに突入。
そりゃそうでしょ。(^^ゞ
やっぱ、ぽぽんただけは正常人なんだ~
ふ~さんはいつもながらタフですねえ。お疲れ&おめでとさんでした。(^^♪
ありがとうございました。
山日和さんもぜひどうぞ・・・
ところで、ぽぽんたのセンセーショナル(?)なヤブ板デビューが毛勝山だったの知ってる?
また面白そうなことやってますねえ。
ふ~さん魚は面白いエサじゃないと食いつかんですからね。
おっと、そうだった。ウチからは1600円高速だけどね。
ふ~さんを下に見ながら魚津ICを通過、黒部ICまで行ってしもうた、1,200円ナリ。
地図を見れば釜谷から引き返すことを思えば大差なさそうですね。
そう思って企んでおりました。
なるほど、2台あれば周回も成功したようなもの?
えらい気が早いですねぇ。
これは辛いわ。ひとりならもうやめてる?
独りならとっくに魚津漁港ですわ。
ゲンゲ、マトウダイ、ホタルイカ・・・
雪が多いとこれがありますね。しかも雨の中の行動は自殺行為かも。
今回は雪のブロック攻撃がすごかったです、シューシューとね。
ここまで来れば先は見えたでしょう。
ガスってますがほとんど平行移動ですからね。
これは残念ですねえ。証拠写真がすべて?かく言う私も毛勝は未踏なんです。
チングルマの咲き誇る北西尾根を灼熱地獄の中登るってのもありますよ!
やりましたね~。猫又3回も来てるの?
3回とも別ルートではいってますよ。
猫又山頂部はとてもいいところです。
秋は人が多すぎるのが難点になってきましたがね。
もう登りはないと思うとホッとしますね。
ホント、ホント。
でも、ふ~さんはもっと登りたいんやろなあ~。
この谷は地形図で見てもスケールが大きいのがわかりますね。氷河のような印象でしょうか?
氷河地形なんでしょうね。
まっすぐに延びてるところがすばらしい。
そりゃそうでしょ。
ワテらはやっぱヘンタイかあ~。
こんな時間でもしっかりやるんですねえ。
火の車の台所事情を救うため、食えるモノはなんでも採るゾ!
南又発電所に着く頃には足が痛くなりだし、すでにお疲れモードに突入。
そりゃそうでしょ。(^^ゞ
やっぱ、ぽぽんただけは正常人なんだ~
ふ~さんはいつもながらタフですねえ。お疲れ&おめでとさんでした。(^^♪
ありがとうございました。
山日和さんもぜひどうぞ・・・
ところで、ぽぽんたのセンセーショナル(?)なヤブ板デビューが毛勝山だったの知ってる?
Re: ワンデイ毛勝三山
とっちゃん、こんばんにゃん。
あのね~。ほんまに、ようやるね~。
へろへろにならんと充実感感じへんのんね。
ぽぽんたはヘロヘロになると死にそうですが、あちらの方はアドレナリンがどんどん出てくるんじゃない。
しかし、このルート歩くには、出発時間が遅いやん?ふ~さん、今週も途中で惰眠をむさぼってたとか?
ふ~さんの待つ魚津ICをたんぽぽカーは100キロでぶっ飛ばしてましたわ、やっちゃった~
かつても、雪の毛勝だったの?
数年前から北西尾根ルートも拓かれましたが、毛勝谷を歩くのが一番楽チンだよ。
私は、三山とも未踏で、数年前からの課題だわ~。人気は毛勝だけど、猫又谷に惹かれているので、まず、行きたいのは猫又ね。しかし、猫又は林道歩きが長いね~。
雪が多いときは林道に入れないし、林道に入れるときは雪が少なくて困ったもんだ。
テンションだだ下がりね~。まぁ、それでも二人なら行くでしょう。しかし、ぽぽんたちゃんが、ふくろうさんのお面は、分かるけど。ふ~さんはコンコン狐さんなの?
ってことはふ~さん狐に、化かされながら、雨も雲もなんのその~青空に見えるでしょ?ってとこ?
去年、焼岳の帰りにいつものお風呂に三人でお面被って入ったんだよ。
その時のお面がお狐さまなんです~。
モチの低下も、そのうちマヒしそうね。スキーヤーは、もう誰も行ってなかったの?雨で雪は縦溝状態かしらん?
縦溝はないけど、デブリランドだからスキーには辛すぎる~
ラク~を楽しんでちゃだめだよ~。流星群も、そうしてみると怖い~。今年は、知り合いが山スキーで雪崩に埋まっちゃったり、岩交じりのブロック雪崩が当りそうになったりと、身近で危険サインがいっぱいですわ~。
ブロックがあんまり飛んでくるもんだから、動画撮って楽しんじゃった。
そんなに喜んでどうするん?~鬼監督さまさまだったりもしてね。ガスの中雪渓を登るのは、ちょいと変化がないし、あくびが出ちゃいそうね。
喜んでたのをどうして知ってんの?とっちゃん。
あくびなんぞしようものならムチ打ちの快感が・・・
ええじゃない~ええじゃない~。これにあおられて、そのうち誰かがお出かけするかも?
後追い最有力候補はとっちゃん?
やったね!三山。あとは、周回達成の仕上げの下りだけね。なが~いけど。
長いけど、これは嬉しい長さでやんしたよ。
今回一番のぽぽんたちゃんの、お楽しみね。
そうそうココが快楽の絶頂・・・
ぽぽんたのツボをよ~知ってるやん。
最後まで、ご褒美はじらされちゃったけど、ちゃ~んといただけたんだね。よかったよかった。
おニャンコ又のお地蔵様をちゃんと撫で撫でしてきましたからご褒美を頂戴いただけました。
よだれは噛み締められないけど、シアワセを噛み締めすぎて、歯が折れたな~んてことないよね。
歯がダメになるとあっちもダメになるそうな。
ぽぽんたの歯はバッチシよん。
これが、絶妙のコンビなのね~。山菜で、毎日の食材が冷蔵庫一杯になっちゃったんじゃないの?
ビミョウな凹凸がうまくかみ合うようで・・・
山菜で、毎日の食材が冷蔵庫一杯になっちゃったんじゃないの?
山菜はウチの家計の救世主です!
最後よければすべて良し~。あっちもこっちもニッコリコンね。
そうそう、人間死ぬ瞬間に幸か不幸か決まるらしいからね。
おめでとう~。&お疲れ様~って、心地よい疲れにしびれてない?
あんがとさんデス。
週末は天気も悪いのでもうちょっとしびれておりまする。
あのね~。ほんまに、ようやるね~。
へろへろにならんと充実感感じへんのんね。
ぽぽんたはヘロヘロになると死にそうですが、あちらの方はアドレナリンがどんどん出てくるんじゃない。
しかし、このルート歩くには、出発時間が遅いやん?ふ~さん、今週も途中で惰眠をむさぼってたとか?
ふ~さんの待つ魚津ICをたんぽぽカーは100キロでぶっ飛ばしてましたわ、やっちゃった~
かつても、雪の毛勝だったの?
数年前から北西尾根ルートも拓かれましたが、毛勝谷を歩くのが一番楽チンだよ。
私は、三山とも未踏で、数年前からの課題だわ~。人気は毛勝だけど、猫又谷に惹かれているので、まず、行きたいのは猫又ね。しかし、猫又は林道歩きが長いね~。
雪が多いときは林道に入れないし、林道に入れるときは雪が少なくて困ったもんだ。
テンションだだ下がりね~。まぁ、それでも二人なら行くでしょう。しかし、ぽぽんたちゃんが、ふくろうさんのお面は、分かるけど。ふ~さんはコンコン狐さんなの?
ってことはふ~さん狐に、化かされながら、雨も雲もなんのその~青空に見えるでしょ?ってとこ?
去年、焼岳の帰りにいつものお風呂に三人でお面被って入ったんだよ。
その時のお面がお狐さまなんです~。
モチの低下も、そのうちマヒしそうね。スキーヤーは、もう誰も行ってなかったの?雨で雪は縦溝状態かしらん?
縦溝はないけど、デブリランドだからスキーには辛すぎる~
ラク~を楽しんでちゃだめだよ~。流星群も、そうしてみると怖い~。今年は、知り合いが山スキーで雪崩に埋まっちゃったり、岩交じりのブロック雪崩が当りそうになったりと、身近で危険サインがいっぱいですわ~。
ブロックがあんまり飛んでくるもんだから、動画撮って楽しんじゃった。
そんなに喜んでどうするん?~鬼監督さまさまだったりもしてね。ガスの中雪渓を登るのは、ちょいと変化がないし、あくびが出ちゃいそうね。
喜んでたのをどうして知ってんの?とっちゃん。
あくびなんぞしようものならムチ打ちの快感が・・・
ええじゃない~ええじゃない~。これにあおられて、そのうち誰かがお出かけするかも?
後追い最有力候補はとっちゃん?
やったね!三山。あとは、周回達成の仕上げの下りだけね。なが~いけど。
長いけど、これは嬉しい長さでやんしたよ。
今回一番のぽぽんたちゃんの、お楽しみね。
そうそうココが快楽の絶頂・・・
ぽぽんたのツボをよ~知ってるやん。
最後まで、ご褒美はじらされちゃったけど、ちゃ~んといただけたんだね。よかったよかった。
おニャンコ又のお地蔵様をちゃんと撫で撫でしてきましたからご褒美を頂戴いただけました。
よだれは噛み締められないけど、シアワセを噛み締めすぎて、歯が折れたな~んてことないよね。
歯がダメになるとあっちもダメになるそうな。
ぽぽんたの歯はバッチシよん。
これが、絶妙のコンビなのね~。山菜で、毎日の食材が冷蔵庫一杯になっちゃったんじゃないの?
ビミョウな凹凸がうまくかみ合うようで・・・
山菜で、毎日の食材が冷蔵庫一杯になっちゃったんじゃないの?
山菜はウチの家計の救世主です!
最後よければすべて良し~。あっちもこっちもニッコリコンね。
そうそう、人間死ぬ瞬間に幸か不幸か決まるらしいからね。
おめでとう~。&お疲れ様~って、心地よい疲れにしびれてない?
あんがとさんデス。
週末は天気も悪いのでもうちょっとしびれておりまする。
Re: ワンデイ毛勝三山
フクロウさん今晩は
>1,000円高速終了間近で今月はもう遠征しかない。
土日の1000円 私は山行を減らすしかないです。
>単独ならとっとと魚津観光に切り替えたいところだが、とりあえずは周回の終着点となる南又へふ~さんカーのデポとした。
たんぽぽカーは片貝山荘のすぐ上、僧ヶ岳登山口まで入れることができ、ここが今回のスタート地点となった。
実は先日毛勝山頂踏んできました。
片貝山荘まで車が入ると楽ですね、
あの林道雨が続くとちょと心配ですが、
>その先に続く大明神沢出合も前回訪れた時とまるで表情が違う、大雪は雪渓を平坦で穏やかなものにしてくれるらしい。
そうですか
台風の去った後だつたからか知れませんが
木の枝が散乱してデブリが多くて荒れているなと思いましたが、
そうそう昨年のタンポポツアーが白銀の世界で綺麗だつたもんね
>スキーの旬も過ぎているので毛勝を登るパーティーは少なめだ。
もう終わりですね
スキーでもあの斜面を滑るて信じられませんね
>その中で最後尾を行くのがふ~たん編隊、しかも天候次第では南又まで行くというのだ、ホントかよ~。
だから〇隊だよ~
>先行パーティーのラ~クの声が幾度も谷に響き渡る。
日差しはなくても気温が高いせいか落石は多いようだ。
ボーサマ谷に入ると再びラ~クの声。
先日も落石が多かったです。
谷のど真ん中には大きな石が落ちているし不気味でした。
>標高2,000を越えるともうガスの中で、高度感もなくただ苦しいだけの急登がどこまでも続く。
しかも後ろには鬼監督がピッタリとついている、トホホ・・・
ムチが飛んできませんでしたか?
>ヘロヘロになりながら登っているとイワヒバリへの囀りが聞こえるようになり、標高を稼いだなと思ったらボーサマのコルに到着した。
剣と北アルプスの展望素晴らしかったですが、
>真っ白な頂に立って山頂はどこかいなと探せば、西の外れのずっと低いところに毛勝山頂の看板が立っていた。
これから歩くの稜線も同じなのだが、風下となる東側には巨大雪庇というか広大な雪原がずっと続いているのだ。
気持ちいい雪原でした。
>やれやれ、これで肩の荷が下りた。
というのは、何度もふ~さんに付き合ってもらってる恩返しに、彼の念願の山である毛勝に同行することがぽぽんたの責務だったのだ。
たんぽぽさん 責務ではないけど
北の〇〇〇エクどう
>時々出現するクレバスを越えながら1時間半で釜谷山に到着。
釜谷山見えていましたね
>紅葉の季節に腰をおろして後立山を眺めていた草地の上には20mほどの雪の山ができている。
今回で3度目の猫又山頂だが、残雪期の様相がまるで違うのには目を見張ってしまう。
3回も来ているのですか
昨年秋の紅葉はイマイチでしたが
猫又夏もお花良さそうですよね、
>するとトレースは猫又の南の肩2,180mでちょうど猫又谷へ下るポイントに出た。
いよいよぽぽんた念願の猫又谷へドロップインだ。
たんぽぽさんが一番のお気に入りの下りね
>相変わらずガスで視界は利かないが、雪渓の幅は広く傾斜も緩やかなので不安感は全くなく快調に高度を落とす。
毛勝の斜面とそんなに違うの
>ガスはどんどん消えて行く手の長大なU字谷が一望できると、スケールの大きな日本離れした光景に思わず息を呑む。
見上げれば猫又山頂も青空の下に聳えていて、思いがけず現れた光景に二人の歓声が上がった。
いいな~
>左俣と合流すると雪渓の勾配はゆるみ、鼻歌まじりのお散歩タイムとなる。
猫又谷は毛勝谷とは対照的で優しい表情を持った美しい雪渓だ。
いいねー
>最終堰堤の手前で長かった雪渓歩きに別れを告げると、今度は山菜採りタイムとなる。
先行パーティーのトレースが消えても山菜のある沢沿いに下っていると、ふ~さんから軌道修正の指示が飛んだ。
夢中なつて山菜採りしていたの
>モノトーンの世界からブナ林に入れば新緑が眩しい。
標高の低い所 新緑が綺麗でしたね
>疲れ知らずふ~さんといえば相変わらずピンピンしている。
いつもふ~さん元気ですね
>暗くなった南又林道をふらふらで歩いていると、闇の中からふ~さんカーが浮かんできた。
やった~!ワンデイ毛勝三山の完成だ~![/quote]
おめでとうございます。
お疲れ様
バーチャリ
>1,000円高速終了間近で今月はもう遠征しかない。
土日の1000円 私は山行を減らすしかないです。
>単独ならとっとと魚津観光に切り替えたいところだが、とりあえずは周回の終着点となる南又へふ~さんカーのデポとした。
たんぽぽカーは片貝山荘のすぐ上、僧ヶ岳登山口まで入れることができ、ここが今回のスタート地点となった。
実は先日毛勝山頂踏んできました。
片貝山荘まで車が入ると楽ですね、
あの林道雨が続くとちょと心配ですが、
>その先に続く大明神沢出合も前回訪れた時とまるで表情が違う、大雪は雪渓を平坦で穏やかなものにしてくれるらしい。
そうですか
台風の去った後だつたからか知れませんが
木の枝が散乱してデブリが多くて荒れているなと思いましたが、
そうそう昨年のタンポポツアーが白銀の世界で綺麗だつたもんね
>スキーの旬も過ぎているので毛勝を登るパーティーは少なめだ。
もう終わりですね
スキーでもあの斜面を滑るて信じられませんね
>その中で最後尾を行くのがふ~たん編隊、しかも天候次第では南又まで行くというのだ、ホントかよ~。
だから〇隊だよ~
>先行パーティーのラ~クの声が幾度も谷に響き渡る。
日差しはなくても気温が高いせいか落石は多いようだ。
ボーサマ谷に入ると再びラ~クの声。
先日も落石が多かったです。
谷のど真ん中には大きな石が落ちているし不気味でした。
>標高2,000を越えるともうガスの中で、高度感もなくただ苦しいだけの急登がどこまでも続く。
しかも後ろには鬼監督がピッタリとついている、トホホ・・・
ムチが飛んできませんでしたか?
>ヘロヘロになりながら登っているとイワヒバリへの囀りが聞こえるようになり、標高を稼いだなと思ったらボーサマのコルに到着した。
剣と北アルプスの展望素晴らしかったですが、
>真っ白な頂に立って山頂はどこかいなと探せば、西の外れのずっと低いところに毛勝山頂の看板が立っていた。
これから歩くの稜線も同じなのだが、風下となる東側には巨大雪庇というか広大な雪原がずっと続いているのだ。
気持ちいい雪原でした。
>やれやれ、これで肩の荷が下りた。
というのは、何度もふ~さんに付き合ってもらってる恩返しに、彼の念願の山である毛勝に同行することがぽぽんたの責務だったのだ。
たんぽぽさん 責務ではないけど
北の〇〇〇エクどう
>時々出現するクレバスを越えながら1時間半で釜谷山に到着。
釜谷山見えていましたね
>紅葉の季節に腰をおろして後立山を眺めていた草地の上には20mほどの雪の山ができている。
今回で3度目の猫又山頂だが、残雪期の様相がまるで違うのには目を見張ってしまう。
3回も来ているのですか
昨年秋の紅葉はイマイチでしたが
猫又夏もお花良さそうですよね、
>するとトレースは猫又の南の肩2,180mでちょうど猫又谷へ下るポイントに出た。
いよいよぽぽんた念願の猫又谷へドロップインだ。
たんぽぽさんが一番のお気に入りの下りね
>相変わらずガスで視界は利かないが、雪渓の幅は広く傾斜も緩やかなので不安感は全くなく快調に高度を落とす。
毛勝の斜面とそんなに違うの
>ガスはどんどん消えて行く手の長大なU字谷が一望できると、スケールの大きな日本離れした光景に思わず息を呑む。
見上げれば猫又山頂も青空の下に聳えていて、思いがけず現れた光景に二人の歓声が上がった。
いいな~
>左俣と合流すると雪渓の勾配はゆるみ、鼻歌まじりのお散歩タイムとなる。
猫又谷は毛勝谷とは対照的で優しい表情を持った美しい雪渓だ。
いいねー
>最終堰堤の手前で長かった雪渓歩きに別れを告げると、今度は山菜採りタイムとなる。
先行パーティーのトレースが消えても山菜のある沢沿いに下っていると、ふ~さんから軌道修正の指示が飛んだ。
夢中なつて山菜採りしていたの
>モノトーンの世界からブナ林に入れば新緑が眩しい。
標高の低い所 新緑が綺麗でしたね
>疲れ知らずふ~さんといえば相変わらずピンピンしている。
いつもふ~さん元気ですね
>暗くなった南又林道をふらふらで歩いていると、闇の中からふ~さんカーが浮かんできた。
やった~!ワンデイ毛勝三山の完成だ~![/quote]
おめでとうございます。
お疲れ様
バーチャリ
Re: ワンデイ毛勝三山
バーチャリさん、こんばんは。
実は先日毛勝山頂踏んできました。
ふ~たん編隊の入った翌週に行かれたんですね。
編隊臭が残ってたでしょ、ヘヘヘッ。
片貝山荘まで車が入ると楽ですね、
GWにはずっと手前の第2発電所までしか入れなかったんですよ。
>その中で最後尾を行くのがふ~たん編隊、しかも天候次第では南又まで行くというのだ、ホントかよ~。
だから〇隊だよ~
ちゃんと自覚しております。
先日も落石が多かったです。
谷のど真ん中には大きな石が落ちているし不気味でした。
編隊は動画を撮って楽しんでましたよ。
やっぱ編隊か・・・
剣と北アルプスの展望素晴らしかったですが、
ぽぽんたはかつて天気のいいときに登っているからいいけど、初登頂だったふ~さんはかわいそうだったなあ。
まあ、彼の日頃の行いによるところだから仕方ないかな。
気持ちいい雪原でした。
今年は残雪が多過ぎて、稜線はどこも雪原状態でしたね。
たんぽぽさん 責務ではないけど
北の〇〇〇エクどう
ふ~さんの責務かな?
釜谷山見えていましたね
カマタンはすぐそこですから、ちょっと寄っていくとよかったですよ。
3回も来ているのですか
昨年秋の紅葉はイマイチでしたが
猫又夏もお花良さそうですよね、
なんやかんや言ってるうちに3回も登ってしまいました。
チングルマが花開く夏にも行きたいっす!
問題は「水」と「暑さ」ですね。
たんぽぽさんが一番のお気に入りの下りね
そうそう、快楽の絶頂~!
毛勝の斜面とそんなに違うの
猫又谷の方がやさしいですよ。
モーレツなデブリもないです。
標高の低い所 新緑が綺麗でしたね
雪遊びばかりしてるんで、新緑が眩しすぎましたわ。
いつもふ~さん元気ですね
元気で不死身のふ~さん、近頃はゾンビになって出没してますんでご注意を。
実は先日毛勝山頂踏んできました。
ふ~たん編隊の入った翌週に行かれたんですね。
編隊臭が残ってたでしょ、ヘヘヘッ。
片貝山荘まで車が入ると楽ですね、
GWにはずっと手前の第2発電所までしか入れなかったんですよ。
>その中で最後尾を行くのがふ~たん編隊、しかも天候次第では南又まで行くというのだ、ホントかよ~。
だから〇隊だよ~
ちゃんと自覚しております。
先日も落石が多かったです。
谷のど真ん中には大きな石が落ちているし不気味でした。
編隊は動画を撮って楽しんでましたよ。
やっぱ編隊か・・・
剣と北アルプスの展望素晴らしかったですが、
ぽぽんたはかつて天気のいいときに登っているからいいけど、初登頂だったふ~さんはかわいそうだったなあ。
まあ、彼の日頃の行いによるところだから仕方ないかな。
気持ちいい雪原でした。
今年は残雪が多過ぎて、稜線はどこも雪原状態でしたね。
たんぽぽさん 責務ではないけど
北の〇〇〇エクどう
ふ~さんの責務かな?
釜谷山見えていましたね
カマタンはすぐそこですから、ちょっと寄っていくとよかったですよ。
3回も来ているのですか
昨年秋の紅葉はイマイチでしたが
猫又夏もお花良さそうですよね、
なんやかんや言ってるうちに3回も登ってしまいました。
チングルマが花開く夏にも行きたいっす!
問題は「水」と「暑さ」ですね。
たんぽぽさんが一番のお気に入りの下りね
そうそう、快楽の絶頂~!
毛勝の斜面とそんなに違うの
猫又谷の方がやさしいですよ。
モーレツなデブリもないです。
標高の低い所 新緑が綺麗でしたね
雪遊びばかりしてるんで、新緑が眩しすぎましたわ。
いつもふ~さん元気ですね
元気で不死身のふ~さん、近頃はゾンビになって出没してますんでご注意を。
Re: ワンデイ毛勝三山
リハビリ投稿第三弾というわけで・・・
【剣岳北方稜線】 ワンデイ毛勝三山周遊/毛勝山(2414m)釜谷山(2415m)猫又山(2387m)
【日 時】 5月21日(土)
【地 図】 http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx ... &l=1373527
【同行者】 たんぽぽ
【天 候】 曇り
【ルート】 片貝山荘(6:45)~大明神沢出合(8:20)~ボーサマノコル(11:52)~毛勝山(12:20/26)~ボーサマのコル(12:33)~釜谷山(13:37/50)~猫又山(14:45/15:03)~猫又谷下降点(15:25)~釜谷出合(17:11)~南又発電所(18:38)~南又側車止め(19:17)
開口一番、「この天気じゃ、周遊は無理。」と、エリアに通じたたんぽぽ氏の爆弾発言。「ふ~さん所望の毛勝に絞るとか、(たんぽぽ氏が)未踏の猫又谷偵察に代えてもいいし。それか、僧ヶ岳に切り替えるとか・・・」
稲妻に撃たれたような衝撃に耐えつつ「とにかく登山口に向かいましょう」と取り繕う。念のため、ふ~さん号は予定通り、南又谷ゲートへ。たんぽぽ号で、片貝第五発電所と片貝山荘のある東又・阿部木谷出合近くの林道ゲートに移動。山支度を進める。
内輪の話だが、平成11年のGW。私は友人たちに毛勝山登山に声をかけてもらいながら、メジャーな蝶ヶ岳を選んで長塀尾根を登った。以来、機会を失ったまま、気になる山リストから、なかなか消えることがなかった。曰く付きの山だった。
<毛勝山>
芽吹き始めた森の緑をもってしても、春の気配に歓喜するコマドリやセンダイムシクイたちのラブコールをもってしても、たんぽぽ氏のモチは一向に上がらない。
大堰堤の先で除雪が切れた。雪河原で休憩しようとした矢先、ぶすぶす湿気っていた『たんぽぽ燃料棒』が突如として姿を消した。不謹慎な表現だが「すわ、メルトダウンか!」と緊張が走る。昨年の焼山北面台地へのアプローチでも、こんなトラブルがあった。残雪期登山には魔物が潜んでいるようだ。
目を白黒させたたんぽぽ氏が穴の中から顔を出す。全く肝を冷やす話だ。自力で脱出したたんぽぽ氏の姿は、まるでチリの炭坑落盤事故から生還した生存者に劣らず、神々しくうつった。
板菱を越えて雨がぽつりとくると、たんぽぽ氏のモチはますます低下する一方。何とか気分をもり立てようと。気の利いたこと言おうとするふ~さん。しかし、私も徹夜運転の疲れで頭が回らない。
大明神沢出合のデブリを越えて毛勝谷に入ると、斜度が出てくる。ガスにまかれ始めた谷の上部から、先行パーティーの叫び声が何度も響いてくる。見上げれば、スキーヤーたちが、崩落してくるブロックを避けて右へ左へと逃げまどっている。確かに谷沿いにはデカい雪のブロックやら落石やら、なぎ倒された針葉樹がむくろのように累々と転がっている。
そうこうするうち、連続して「ラ~クッ!」のコールが響いたかと思うと、相当な速度で雪のブロックが突進してくるではないか。これはたまんない。時折、敵は不規則にバウンドして予測を裏切る。あな恐ろしや。「恐ろしや」が「恨めしや」になってからでは遅いのだ。
何とかブロックの猪突猛進が一段落してほっと胸をなで下ろすが、たんぽぽ氏は何と動画まで撮影する肝っ玉おやじぶりだ。それにしても、疾走してくる雪玉の運動エネルギーを取り込んだか、たんぽぽ氏が引き返そうという素振りを全く見せなくなった。
夢かうつつか、ガスに巻かれた毛勝谷上部の切り立った雪渓歩き。ピッケルを雪面に突きながら一歩一歩の喘登である。
ボーサマのコルにひと息入れ、いよいよ夢の毛勝山ピークを目指す。ルンルン歩きで最高所に立つが、不思議なことに、かなり低いところから先行パーティーの声がかかる。
「いらっしゃ~い!」の声に迎えられて、姿の見える方向に降りていくと「あそこは単なる吹きだまりなんですよ~」ときた。にゃるほど。山頂より吹きだまりの方が標高も高いわけか。「日本海の季節風を舐めんなよ!」って感じだ。
<釜谷山>
彼らに写真を撮ってもらい、気をよくした我々は一旦、ボーサマのコルへ。「予定通り行けそうだな。」と、いきなりたんぽぽ氏のゲージが振り切れ、「暴走キャラ」に変身。軟弱ふ~さんは、その後ろ姿を付き人みたいに追いかける。
南峰を越えて釜谷山へ。雪庇が派手に発達していて、地形図と地形とが全くもって合致しない。11年前の大日岳の文登研の雪庇崩落事故が頭に離れない私は、いきおいルート取りに臆病になる。私の友人も厳冬期の穂高稜線で雪庇に事故って肋骨を折った。命拾いしたのが奇跡そのものだった。
稜線に出現したブッシュ歩きと、その脇の雪稜歩きとの得失を計りつつ、きわどい雪庇を歩く場面もある。クレバスが大きく口を開けていて壮絶。雪のブロックも、ちょっとしたビルのサイズだったりするから、スケールがデカい。
大きな雪壁を登り、小さなコブを越えて釜谷山に立つ。セルフタイマーで二人して記念写真に収まると高揚感ひとしお。だが、この先まだ不安な地形もある。気を引き締め直してスタートするその瞬間、陽光に溶けかけた新しげなトレースを発見。
<猫又山>
「案ずるより産むが安し」とはよく言ったものだ。現金なもので、やにわに心うきうき。斜面を駆け下り、ヤブを越えて猫又山とのコルに立つ。チュリリリと鳴くのはイワヒバリか。猫又山を目指して雪壁を登ると、ハイマツの中で雷鳥がゲロゲロ鳴いた。
長いのか短いのかよくわからない時間感覚に包まれながら、ようやく念願の猫又山へ。いや、意外にあっさり山頂に立てたのかもしれない。たんぽぽ氏はこれが三度目の猫又山だというから強者だ。
それでも、一度も猫又には出会ったことはないと言う。ここは剣岳の展望地なのに、眺望のないのは残念。「たられば」で言うなら、後立から富山湾まで、完璧な眺望を欲しいままにできるのにねぇ。
先日、子供たちがニコニコ顔でメダカを捕ってきた。プラバケツに岩を配置したり、ホテイアオイを浮かべたりして即席のビオトープを作った。ところが、実はそいつ、メダカなんかじゃなくって、カダヤシだったというおまけがついた。
そんな勘違いをしなくて済んだのが、今回の三山周遊だ。山頂部分はいずれも雪が消えていて、山頂確認が容易だった。間違った山頂を踏んで、登頂した気になっている心配は無用だ。
あっさり猫又山の山頂に別れを告げて大猫尾根を目指す。二度もルートミスしながらハイマツをくぐると、巨岩群を見て急降下していく。
頃合いを見て、猫又谷右又に「えいやっ」と飛びこむ。途端、満を持してぶ厚いガスが切れて青空がのぞき始めた!足元がすぽ~んと抜けて広大なU字谷が見えてくる。自分たちが、一体どこに立っているのかを瞬時に理解する。ここは長大な滑り台だ。だが、滑ったらタダじゃ済まないところがスリリングで良い。足元がすーすーする。
一気に下っては勿体ない・・・とばかりに時間をかけて長尺な雪渓を堪能する。遥か下方に雪渓を割って雪解け水が流れ出す様子が、おとぎの世界だ。
振り返り、振り返り、猫又谷を下っていく。どこか日本離れした光景だね。両岸のダケカンバや針葉樹の岩壁もどこか目に優しい。山菜摘みしながら川沿いを下ろう。途中、左岸に見えた林道に乗り換えて歩けば、キビタキがチンチロリンだ。たんぽぽ鳥博士が「キビタキはブナ林の主役なんだよ」と名解説員を務める。ニリンソウの白も乙女チックで清楚だ。
片貝南又発電所の手前で、青空の猫又谷に別れを告げる。巨大な洞杉に畏敬の念を抱いて歩く。そして、無事に薄闇のゲート前に佇むふ~さん号にランディングだ。
風呂に入り、飯を食いながら、じわじわと甘美な達成感に包まれる。ありがとう、たんぽぽ氏。毛勝三山周遊は十年越しの夢だった。
ふ~さん
【剣岳北方稜線】 ワンデイ毛勝三山周遊/毛勝山(2414m)釜谷山(2415m)猫又山(2387m)
【日 時】 5月21日(土)
【地 図】 http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx ... &l=1373527
【同行者】 たんぽぽ
【天 候】 曇り
【ルート】 片貝山荘(6:45)~大明神沢出合(8:20)~ボーサマノコル(11:52)~毛勝山(12:20/26)~ボーサマのコル(12:33)~釜谷山(13:37/50)~猫又山(14:45/15:03)~猫又谷下降点(15:25)~釜谷出合(17:11)~南又発電所(18:38)~南又側車止め(19:17)
開口一番、「この天気じゃ、周遊は無理。」と、エリアに通じたたんぽぽ氏の爆弾発言。「ふ~さん所望の毛勝に絞るとか、(たんぽぽ氏が)未踏の猫又谷偵察に代えてもいいし。それか、僧ヶ岳に切り替えるとか・・・」
稲妻に撃たれたような衝撃に耐えつつ「とにかく登山口に向かいましょう」と取り繕う。念のため、ふ~さん号は予定通り、南又谷ゲートへ。たんぽぽ号で、片貝第五発電所と片貝山荘のある東又・阿部木谷出合近くの林道ゲートに移動。山支度を進める。
内輪の話だが、平成11年のGW。私は友人たちに毛勝山登山に声をかけてもらいながら、メジャーな蝶ヶ岳を選んで長塀尾根を登った。以来、機会を失ったまま、気になる山リストから、なかなか消えることがなかった。曰く付きの山だった。
<毛勝山>
芽吹き始めた森の緑をもってしても、春の気配に歓喜するコマドリやセンダイムシクイたちのラブコールをもってしても、たんぽぽ氏のモチは一向に上がらない。
大堰堤の先で除雪が切れた。雪河原で休憩しようとした矢先、ぶすぶす湿気っていた『たんぽぽ燃料棒』が突如として姿を消した。不謹慎な表現だが「すわ、メルトダウンか!」と緊張が走る。昨年の焼山北面台地へのアプローチでも、こんなトラブルがあった。残雪期登山には魔物が潜んでいるようだ。
目を白黒させたたんぽぽ氏が穴の中から顔を出す。全く肝を冷やす話だ。自力で脱出したたんぽぽ氏の姿は、まるでチリの炭坑落盤事故から生還した生存者に劣らず、神々しくうつった。
板菱を越えて雨がぽつりとくると、たんぽぽ氏のモチはますます低下する一方。何とか気分をもり立てようと。気の利いたこと言おうとするふ~さん。しかし、私も徹夜運転の疲れで頭が回らない。
大明神沢出合のデブリを越えて毛勝谷に入ると、斜度が出てくる。ガスにまかれ始めた谷の上部から、先行パーティーの叫び声が何度も響いてくる。見上げれば、スキーヤーたちが、崩落してくるブロックを避けて右へ左へと逃げまどっている。確かに谷沿いにはデカい雪のブロックやら落石やら、なぎ倒された針葉樹がむくろのように累々と転がっている。
そうこうするうち、連続して「ラ~クッ!」のコールが響いたかと思うと、相当な速度で雪のブロックが突進してくるではないか。これはたまんない。時折、敵は不規則にバウンドして予測を裏切る。あな恐ろしや。「恐ろしや」が「恨めしや」になってからでは遅いのだ。
何とかブロックの猪突猛進が一段落してほっと胸をなで下ろすが、たんぽぽ氏は何と動画まで撮影する肝っ玉おやじぶりだ。それにしても、疾走してくる雪玉の運動エネルギーを取り込んだか、たんぽぽ氏が引き返そうという素振りを全く見せなくなった。
夢かうつつか、ガスに巻かれた毛勝谷上部の切り立った雪渓歩き。ピッケルを雪面に突きながら一歩一歩の喘登である。
ボーサマのコルにひと息入れ、いよいよ夢の毛勝山ピークを目指す。ルンルン歩きで最高所に立つが、不思議なことに、かなり低いところから先行パーティーの声がかかる。
「いらっしゃ~い!」の声に迎えられて、姿の見える方向に降りていくと「あそこは単なる吹きだまりなんですよ~」ときた。にゃるほど。山頂より吹きだまりの方が標高も高いわけか。「日本海の季節風を舐めんなよ!」って感じだ。
<釜谷山>
彼らに写真を撮ってもらい、気をよくした我々は一旦、ボーサマのコルへ。「予定通り行けそうだな。」と、いきなりたんぽぽ氏のゲージが振り切れ、「暴走キャラ」に変身。軟弱ふ~さんは、その後ろ姿を付き人みたいに追いかける。
南峰を越えて釜谷山へ。雪庇が派手に発達していて、地形図と地形とが全くもって合致しない。11年前の大日岳の文登研の雪庇崩落事故が頭に離れない私は、いきおいルート取りに臆病になる。私の友人も厳冬期の穂高稜線で雪庇に事故って肋骨を折った。命拾いしたのが奇跡そのものだった。
稜線に出現したブッシュ歩きと、その脇の雪稜歩きとの得失を計りつつ、きわどい雪庇を歩く場面もある。クレバスが大きく口を開けていて壮絶。雪のブロックも、ちょっとしたビルのサイズだったりするから、スケールがデカい。
大きな雪壁を登り、小さなコブを越えて釜谷山に立つ。セルフタイマーで二人して記念写真に収まると高揚感ひとしお。だが、この先まだ不安な地形もある。気を引き締め直してスタートするその瞬間、陽光に溶けかけた新しげなトレースを発見。
<猫又山>
「案ずるより産むが安し」とはよく言ったものだ。現金なもので、やにわに心うきうき。斜面を駆け下り、ヤブを越えて猫又山とのコルに立つ。チュリリリと鳴くのはイワヒバリか。猫又山を目指して雪壁を登ると、ハイマツの中で雷鳥がゲロゲロ鳴いた。
長いのか短いのかよくわからない時間感覚に包まれながら、ようやく念願の猫又山へ。いや、意外にあっさり山頂に立てたのかもしれない。たんぽぽ氏はこれが三度目の猫又山だというから強者だ。
それでも、一度も猫又には出会ったことはないと言う。ここは剣岳の展望地なのに、眺望のないのは残念。「たられば」で言うなら、後立から富山湾まで、完璧な眺望を欲しいままにできるのにねぇ。
先日、子供たちがニコニコ顔でメダカを捕ってきた。プラバケツに岩を配置したり、ホテイアオイを浮かべたりして即席のビオトープを作った。ところが、実はそいつ、メダカなんかじゃなくって、カダヤシだったというおまけがついた。
そんな勘違いをしなくて済んだのが、今回の三山周遊だ。山頂部分はいずれも雪が消えていて、山頂確認が容易だった。間違った山頂を踏んで、登頂した気になっている心配は無用だ。
あっさり猫又山の山頂に別れを告げて大猫尾根を目指す。二度もルートミスしながらハイマツをくぐると、巨岩群を見て急降下していく。
頃合いを見て、猫又谷右又に「えいやっ」と飛びこむ。途端、満を持してぶ厚いガスが切れて青空がのぞき始めた!足元がすぽ~んと抜けて広大なU字谷が見えてくる。自分たちが、一体どこに立っているのかを瞬時に理解する。ここは長大な滑り台だ。だが、滑ったらタダじゃ済まないところがスリリングで良い。足元がすーすーする。
一気に下っては勿体ない・・・とばかりに時間をかけて長尺な雪渓を堪能する。遥か下方に雪渓を割って雪解け水が流れ出す様子が、おとぎの世界だ。
振り返り、振り返り、猫又谷を下っていく。どこか日本離れした光景だね。両岸のダケカンバや針葉樹の岩壁もどこか目に優しい。山菜摘みしながら川沿いを下ろう。途中、左岸に見えた林道に乗り換えて歩けば、キビタキがチンチロリンだ。たんぽぽ鳥博士が「キビタキはブナ林の主役なんだよ」と名解説員を務める。ニリンソウの白も乙女チックで清楚だ。
片貝南又発電所の手前で、青空の猫又谷に別れを告げる。巨大な洞杉に畏敬の念を抱いて歩く。そして、無事に薄闇のゲート前に佇むふ~さん号にランディングだ。
風呂に入り、飯を食いながら、じわじわと甘美な達成感に包まれる。ありがとう、たんぽぽ氏。毛勝三山周遊は十年越しの夢だった。
ふ~さん
Re: ワンデイ毛勝三山
ふ~さん、こんばんは。
開口一番、「この天気じゃ、周遊は無理。」と、エリアに通じたたんぽぽ氏の爆弾発言。「ふ~さん所望の毛勝に絞るとか、(たんぽぽ氏が)未踏の猫又谷偵察に代えてもいいし。それか、僧ヶ岳に切り替えるとか・・・」
風雲雷鳴轟く・・・雷なんて鳴ってなかったか。
あんな天候にもかかわらず毛勝の頂に立てたのは教祖さまのお導きのおかげです。
稲妻に撃たれたような衝撃に耐えつつ「とにかく登山口に向かいましょう」と取り繕う。念のため、ふ~さん号は予定通り、南又谷ゲートへ。たんぽぽ号で、片貝第五発電所と片貝山荘のある東又・阿部木谷出合近くの林道ゲートに移動。山支度を進める。
ぐるりんぽんの夢は諦めまへん。
内輪の話だが、平成11年のGW。私は友人たちに毛勝山登山に声をかけてもらいながら、メジャーな蝶ヶ岳を選んで長塀尾根を登った。以来、機会を失ったまま、気になる山リストから、なかなか消えることがなかった。曰く付きの山だった。
江戸の敵を長崎でじゃあないけど、蝶からの積年の想いを毛勝で解き放つ大切な山行なんや!
芽吹き始めた森の緑をもってしても、春の気配に歓喜するコマドリやセンダイムシクイたちのラブコールをもってしても、たんぽぽ氏のモチは一向に上がらない。
ヒンカラカララ・・・やチヨチヨビーじゃあモチメーターは振らんわなあ。
山ガコールでもあればお餅も上がったでしょうに。
雪河原で休憩しようとした矢先、ぶすぶす湿気っていた『たんぽぽ燃料棒』が突如として姿を消した。
不謹慎な表現だが「すわ、メルトダウンか!」と緊張が走る。昨年の焼山北面台地へのアプローチでも、こんなトラブルがあった。残雪期登山には魔物が潜んでいるようだ。
燃料棒より怖いたんぽぽの暴れん棒がメルトダウン!!
雪渓に冷やされてホッ。
目を白黒させたたんぽぽ氏が穴の中から顔を出す。全く肝を冷やす話だ。自力で脱出したたんぽぽ氏の姿は、まるでチリの炭坑落盤事故から生還した生存者に劣らず、神々しくうつった。
チリ!チリ!チリ! レー!レー!レー!
板菱を越えて雨がぽつりとくると、たんぽぽ氏のモチはますます低下する一方。何とか気分をもり立てようと。気の利いたこと言おうとするふ~さん。しかし、私も徹夜運転の疲れで頭が回らない。
ポツリ、ポツリ・・・さあ、どこで止めるべぇか?
山ガと二人っきりなら魚津のゲンゲデートで口説くって手もあるけど、ふ~さん口説いてどうすんや~。
何とかブロックの猪突猛進が一段落してほっと胸をなで下ろすが、たんぽぽ氏は何と動画まで撮影する肝っ玉おやじぶりだ。それにしても、疾走してくる雪玉の運動エネルギーを取り込んだか、たんぽぽ氏が引き返そうという素振りを全く見せなくなった。
上から落ちてくるとなんんだか逆らって進みたくなるのよね、ひねくれ者の性かなあ。
夢かうつつか、ガスに巻かれた毛勝谷上部の切り立った雪渓歩き。ピッケルを雪面に突きながら一歩一歩の喘登である。
ガスに巻かれたせいで、毛勝名物スリリングなボーサマ谷を味わうこともなくて残念。
ふ~さんが不憫じゃ~。
ルンルン歩きで最高所に立つが、不思議なことに、かなり低いところから先行パーティーの声がかかる。
ガスった山頂・・・山頂はこっちだよと、ずっと下から声がかかるのが不思議な感覚でした。
「いらっしゃ~い!」の声に迎えられて、姿の見える方向に降りていくと「あそこは単なる吹きだまりなんですよ~」ときた。にゃるほど。山頂より吹きだまりの方が標高も高いわけか。「日本海の季節風を舐めんなよ!」って感じだ。
なんたってこの先には舐め猫山(化石ものだね)が控えておりまするから 。
彼らに写真を撮ってもらい、気をよくした我々は一旦、ボーサマのコルへ。「予定通り行けそうだな。」と、いきなりたんぽぽ氏のゲージが振り切れ、「暴走キャラ」に変身。軟弱ふ~さんは、その後ろ姿を付き人みたいに追いかける。
誰かさんみたいにモチメーターがよく振るんです。
南峰を越えて釜谷山へ。雪庇が派手に発達していて、地形図と地形とが全くもって合致しない。
ガスのせいで稜線がどこまでもつづく広大な雪原のようでしたね。
稜線に出現したブッシュ歩きと、その脇の雪稜歩きとの得失を計りつつ、きわどい雪庇を歩く場面もある。クレバスが大きく口を開けていて壮絶。雪のブロックも、ちょっとしたビルのサイズだったりするから、スケールがデカい。
北ア北部まで来ると白山あたりとはスケールが違います。
大きな雪壁を登り、小さなコブを越えて釜谷山に立つ。セルフタイマーで二人して記念写真に収まると高揚感ひとしお。だが、この先まだ不安な地形もある。気を引き締め直してスタートするその瞬間、陽光に溶けかけた新しげなトレースを発見。
思いがけないトレースで安堵感にどっぷりと浸かりました。
長いのか短いのかよくわからない時間感覚に包まれながら、ようやく念願の猫又山へ。いや、意外にあっさり山頂に立てたのかもしれない。たんぽぽ氏はこれが三度目の猫又山だというから強者だ。
それじゃあ四度目の猫又の計画しなくちゃね、次はどこから入ろうかな。
それでも、一度も猫又には出会ったことはないと言う。
もし出会ってたら、ぽぽんたには足が生えてませんがな~
あっさり猫又山の山頂に別れを告げて大猫尾根を目指す。二度もルートミスしながらハイマツをくぐると、巨岩群を見て急降下していく。
ここはブナクラやグレートにゃんにゃんへの分岐点になるから慎重に・・・他人のトレース鵜呑みにしたらどこ行くか知らんで~
頃合いを見て、猫又谷右又に「えいやっ」と飛びこむ。途端、満を持してぶ厚いガスが切れて青空がのぞき始めた!足元がすぽ~んと抜けて広大なU字谷が見えてくる。自分たちが、一体どこに立っているのかを瞬時に理解する。ここは長大な滑り台だ。だが、滑ったらタダじゃ済まないところがスリリングで良い。足元がすーすーする。
ひゃっほっ~!とうとうやって来ましたおニャンコ又谷!
ここまでの道程も長かったなあ。
一気に下っては勿体ない・・・とばかりに時間をかけて長尺な雪渓を堪能する。遥か下方に雪渓を割って雪解け水が流れ出す様子が、おとぎの世界だ。
モッタイナイ、モッタイナイ、一歩一歩味わいながら下らなくっちゃ。
振り返り、振り返り、猫又谷を下っていく。どこか日本離れした光景だね。両岸のダケカンバや針葉樹の岩壁もどこか目に優しい。
毛勝谷と違い優しく品のある谷でした、ぽぽんたにピッタシやん。
山菜摘みしながら川沿いを下ろう。途中、左岸に見えた林道に乗り換えて歩けば、キビタキがチンチロリンだ。たんぽぽ鳥博士が「キビタキはブナ林の主役なんだよ」と名解説員を務める。ニリンソウの白も乙女チックで清楚だ。
キビタキシャワーが気持ちよかったし、花も多かったね。
キクザキイチゲ、ニリンソウ、カタクリ・・・
片貝南又発電所の手前で、青空の猫又谷に別れを告げる。巨大な洞杉に畏敬の念を抱いて歩く。そして、無事に薄闇のゲート前に佇むふ~さん号にランディングだ。
ぽぽんたはヘロヘロでしたが、ふ~さんは今回もぴょんぴょん丸してましたね、お疲れさん!
風呂に入り、飯を食いながら、じわじわと甘美な達成感に包まれる。ありがとう、たんぽぽ氏。毛勝三山周遊は十年越しの夢だった。
ふ~さんの長年の夢が叶ってよっかったにゃあ~、めでたし、めでたし。
開口一番、「この天気じゃ、周遊は無理。」と、エリアに通じたたんぽぽ氏の爆弾発言。「ふ~さん所望の毛勝に絞るとか、(たんぽぽ氏が)未踏の猫又谷偵察に代えてもいいし。それか、僧ヶ岳に切り替えるとか・・・」
風雲雷鳴轟く・・・雷なんて鳴ってなかったか。
あんな天候にもかかわらず毛勝の頂に立てたのは教祖さまのお導きのおかげです。
稲妻に撃たれたような衝撃に耐えつつ「とにかく登山口に向かいましょう」と取り繕う。念のため、ふ~さん号は予定通り、南又谷ゲートへ。たんぽぽ号で、片貝第五発電所と片貝山荘のある東又・阿部木谷出合近くの林道ゲートに移動。山支度を進める。
ぐるりんぽんの夢は諦めまへん。
内輪の話だが、平成11年のGW。私は友人たちに毛勝山登山に声をかけてもらいながら、メジャーな蝶ヶ岳を選んで長塀尾根を登った。以来、機会を失ったまま、気になる山リストから、なかなか消えることがなかった。曰く付きの山だった。
江戸の敵を長崎でじゃあないけど、蝶からの積年の想いを毛勝で解き放つ大切な山行なんや!
芽吹き始めた森の緑をもってしても、春の気配に歓喜するコマドリやセンダイムシクイたちのラブコールをもってしても、たんぽぽ氏のモチは一向に上がらない。
ヒンカラカララ・・・やチヨチヨビーじゃあモチメーターは振らんわなあ。
山ガコールでもあればお餅も上がったでしょうに。
雪河原で休憩しようとした矢先、ぶすぶす湿気っていた『たんぽぽ燃料棒』が突如として姿を消した。
不謹慎な表現だが「すわ、メルトダウンか!」と緊張が走る。昨年の焼山北面台地へのアプローチでも、こんなトラブルがあった。残雪期登山には魔物が潜んでいるようだ。
燃料棒より怖いたんぽぽの暴れん棒がメルトダウン!!
雪渓に冷やされてホッ。
目を白黒させたたんぽぽ氏が穴の中から顔を出す。全く肝を冷やす話だ。自力で脱出したたんぽぽ氏の姿は、まるでチリの炭坑落盤事故から生還した生存者に劣らず、神々しくうつった。
チリ!チリ!チリ! レー!レー!レー!
板菱を越えて雨がぽつりとくると、たんぽぽ氏のモチはますます低下する一方。何とか気分をもり立てようと。気の利いたこと言おうとするふ~さん。しかし、私も徹夜運転の疲れで頭が回らない。
ポツリ、ポツリ・・・さあ、どこで止めるべぇか?
山ガと二人っきりなら魚津のゲンゲデートで口説くって手もあるけど、ふ~さん口説いてどうすんや~。
何とかブロックの猪突猛進が一段落してほっと胸をなで下ろすが、たんぽぽ氏は何と動画まで撮影する肝っ玉おやじぶりだ。それにしても、疾走してくる雪玉の運動エネルギーを取り込んだか、たんぽぽ氏が引き返そうという素振りを全く見せなくなった。
上から落ちてくるとなんんだか逆らって進みたくなるのよね、ひねくれ者の性かなあ。
夢かうつつか、ガスに巻かれた毛勝谷上部の切り立った雪渓歩き。ピッケルを雪面に突きながら一歩一歩の喘登である。
ガスに巻かれたせいで、毛勝名物スリリングなボーサマ谷を味わうこともなくて残念。
ふ~さんが不憫じゃ~。
ルンルン歩きで最高所に立つが、不思議なことに、かなり低いところから先行パーティーの声がかかる。
ガスった山頂・・・山頂はこっちだよと、ずっと下から声がかかるのが不思議な感覚でした。
「いらっしゃ~い!」の声に迎えられて、姿の見える方向に降りていくと「あそこは単なる吹きだまりなんですよ~」ときた。にゃるほど。山頂より吹きだまりの方が標高も高いわけか。「日本海の季節風を舐めんなよ!」って感じだ。
なんたってこの先には舐め猫山(化石ものだね)が控えておりまするから 。
彼らに写真を撮ってもらい、気をよくした我々は一旦、ボーサマのコルへ。「予定通り行けそうだな。」と、いきなりたんぽぽ氏のゲージが振り切れ、「暴走キャラ」に変身。軟弱ふ~さんは、その後ろ姿を付き人みたいに追いかける。
誰かさんみたいにモチメーターがよく振るんです。
南峰を越えて釜谷山へ。雪庇が派手に発達していて、地形図と地形とが全くもって合致しない。
ガスのせいで稜線がどこまでもつづく広大な雪原のようでしたね。
稜線に出現したブッシュ歩きと、その脇の雪稜歩きとの得失を計りつつ、きわどい雪庇を歩く場面もある。クレバスが大きく口を開けていて壮絶。雪のブロックも、ちょっとしたビルのサイズだったりするから、スケールがデカい。
北ア北部まで来ると白山あたりとはスケールが違います。
大きな雪壁を登り、小さなコブを越えて釜谷山に立つ。セルフタイマーで二人して記念写真に収まると高揚感ひとしお。だが、この先まだ不安な地形もある。気を引き締め直してスタートするその瞬間、陽光に溶けかけた新しげなトレースを発見。
思いがけないトレースで安堵感にどっぷりと浸かりました。
長いのか短いのかよくわからない時間感覚に包まれながら、ようやく念願の猫又山へ。いや、意外にあっさり山頂に立てたのかもしれない。たんぽぽ氏はこれが三度目の猫又山だというから強者だ。
それじゃあ四度目の猫又の計画しなくちゃね、次はどこから入ろうかな。
それでも、一度も猫又には出会ったことはないと言う。
もし出会ってたら、ぽぽんたには足が生えてませんがな~
あっさり猫又山の山頂に別れを告げて大猫尾根を目指す。二度もルートミスしながらハイマツをくぐると、巨岩群を見て急降下していく。
ここはブナクラやグレートにゃんにゃんへの分岐点になるから慎重に・・・他人のトレース鵜呑みにしたらどこ行くか知らんで~
頃合いを見て、猫又谷右又に「えいやっ」と飛びこむ。途端、満を持してぶ厚いガスが切れて青空がのぞき始めた!足元がすぽ~んと抜けて広大なU字谷が見えてくる。自分たちが、一体どこに立っているのかを瞬時に理解する。ここは長大な滑り台だ。だが、滑ったらタダじゃ済まないところがスリリングで良い。足元がすーすーする。
ひゃっほっ~!とうとうやって来ましたおニャンコ又谷!
ここまでの道程も長かったなあ。
一気に下っては勿体ない・・・とばかりに時間をかけて長尺な雪渓を堪能する。遥か下方に雪渓を割って雪解け水が流れ出す様子が、おとぎの世界だ。
モッタイナイ、モッタイナイ、一歩一歩味わいながら下らなくっちゃ。
振り返り、振り返り、猫又谷を下っていく。どこか日本離れした光景だね。両岸のダケカンバや針葉樹の岩壁もどこか目に優しい。
毛勝谷と違い優しく品のある谷でした、ぽぽんたにピッタシやん。
山菜摘みしながら川沿いを下ろう。途中、左岸に見えた林道に乗り換えて歩けば、キビタキがチンチロリンだ。たんぽぽ鳥博士が「キビタキはブナ林の主役なんだよ」と名解説員を務める。ニリンソウの白も乙女チックで清楚だ。
キビタキシャワーが気持ちよかったし、花も多かったね。
キクザキイチゲ、ニリンソウ、カタクリ・・・
片貝南又発電所の手前で、青空の猫又谷に別れを告げる。巨大な洞杉に畏敬の念を抱いて歩く。そして、無事に薄闇のゲート前に佇むふ~さん号にランディングだ。
ぽぽんたはヘロヘロでしたが、ふ~さんは今回もぴょんぴょん丸してましたね、お疲れさん!
風呂に入り、飯を食いながら、じわじわと甘美な達成感に包まれる。ありがとう、たんぽぽ氏。毛勝三山周遊は十年越しの夢だった。
ふ~さんの長年の夢が叶ってよっかったにゃあ~、めでたし、めでたし。
Re: ワンデイ毛勝三山
ふ~さん今晩は
>内輪の話だが、平成11年のGW。私は友人たちに毛勝山登山に声をかけてもらいながら、メジャーな蝶ヶ岳を選んで長塀尾根を登った。以来、機会を失ったまま、気になる山リストから、なかなか消えることがなかった。曰く付きの山だった。
ハイー 私も毛勝は200名山の本が出版されたからそうでしたよ、
あと北の〇〇エックとね、もうこれはあきらめているけど
>芽吹き始めた森の緑をもってしても、春の気配に歓喜するコマドリやセンダイムシクイたちのラブコールをもってしても、たんぽぽ氏のモチは一向に上がらない。
雨模様だったらね~
>目を白黒させたたんぽぽ氏が穴の中から顔を出す。全く肝を冷やす話だ。自力で脱出したたんぽぽ氏の姿は、まるでチリの炭坑落盤事故から生還した生存者に劣らず、神々しくうつった。
水の中にドボンでなくて
雪渓の端を踏み外したの?
>連続して「ラ~クッ!」のコールが響いたかと思うと、相当な速度で雪のブロックが突進してくるではないか。これはたまんない。時折、敵は不規則にバウンドして予測を裏切る。あな恐ろしや。「恐ろしや」が「恨めしや」になってからでは遅いのだ。
ほんとに多かったですね、
タンポポツアーの白山とはえらい違い
>夢かうつつか、ガスに巻かれた毛勝谷上部の切り立った雪渓歩き。ピッケルを雪面に突きながら一歩一歩の喘登である。
予想以上に急登でした。
>ボーサマのコルにひと息入れ、いよいよ夢の毛勝山ピークを目指す。ルンルン歩きで最高所に立つが、不思議なことに、かなり低いところから先行パーティーの声がかかる。
剣と北アルプスの展望が素晴らしかったですが、
ふ~さん展望は?
>「いらっしゃ~い!」の声に迎えられて、姿の見える方向に降りていくと「あそこは単なる吹きだまりなんですよ~」ときた。にゃるほど。山頂より吹きだまりの方が標高も高いわけか。「日本海の季節風を舐めんなよ!」って感じだ。
山頂だけ雪なかったですね、
「日本海の季節風を舐めんなよ!」
なるほど
<釜谷山>
近くに見えましたね、
>南峰を越えて釜谷山へ。雪庇が派手に発達していて、地形図と地形とが全くもって合致しない。11年前の大日岳の文登研の雪庇崩落事故が頭に離れない私は、いきおいルート取りに臆病になる。私の友人も厳冬期の穂高稜線で雪庇に事故って肋骨を折った。命拾いしたのが奇跡そのものだった。
私も良く山行を一緒にしてた友人が
バリバリの山岳会に入り厳冬期の剣で雪崩で亡くなりました。
もう一人は沢で50M滑落で亡くなりましたが。
>稜線に出現したブッシュ歩きと、その脇の雪稜歩きとの得失を計りつつ、きわどい雪庇を歩く場面もある。クレバスが大きく口を開けていて壮絶。雪のブロックも、ちょっとしたビルのサイズだったりするから、スケールがデカい。
恐怖感は無かったですか?
<猫又山>
>「案ずるより産むが安し」とはよく言ったものだ。現金なもので、やにわに心うきうき。斜面を駆け下り、ヤブを越えて猫又山とのコルに立つ。チュリリリと鳴くのはイワヒバリか。猫又山を目指して雪壁を登ると、ハイマツの中で雷鳥がゲロゲロ鳴いた。
毛勝で雷鳥を見ましたが、
鳴き方が上手じゃないね、
>長いのか短いのかよくわからない時間感覚に包まれながら、ようやく念願の猫又山へ。いや、意外にあっさり山頂に立てたのかもしれない。たんぽぽ氏はこれが三度目の猫又山だというから強者だ。
昨年の秋はイマイチでしたが、
猫又からー大猫は一度花の時期も良さそうですね、
>先日、子供たちがニコニコ顔でメダカを捕ってきた。プラバケツに岩を配置したり、ホテイアオイを浮かべたりして即席のビオトープを作った。ところが、実はそいつ、メダカなんかじゃなくって、カダヤシだったというおまけがついた。
カダヤシ?
>あっさり猫又山の山頂に別れを告げて大猫尾根を目指す。二度もルートミスしながらハイマツをくぐると、巨岩群を見て急降下していく。
秋に見た時は崖に見えましたが、
雪が付く下れるのですね。
>一気に下っては勿体ない・・・とばかりに時間をかけて長尺な雪渓を堪能する。遥か下方に雪渓を割って雪解け水が流れ出す様子が、おとぎの世界だ。
わぁ~ いいな
一度その谷を登りたいな
>振り返り、振り返り、猫又谷を下っていく。どこか日本離れした光景だね。両岸のダケカンバや針葉樹の岩壁もどこか目に優しい。山菜摘みしながら川沿いを下ろう。途中、左岸に見えた林道に乗り換えて歩けば、キビタキがチンチロリンだ。たんぽぽ鳥博士が「キビタキはブナ林の主役なんだよ」と名解説員を務める。ニリンソウの白も乙女チックで清楚だ。
今年は綺麗な雪渓は拝めず
夏になりそうです。
>風呂に入り、飯を食いながら、じわじわと甘美な達成感に包まれる。ありがとう、たんぽぽ氏。毛勝三山周遊は十年越しの夢だった。
登頂おめでとうございます。
お疲れ様でした。
バーチャリ
>内輪の話だが、平成11年のGW。私は友人たちに毛勝山登山に声をかけてもらいながら、メジャーな蝶ヶ岳を選んで長塀尾根を登った。以来、機会を失ったまま、気になる山リストから、なかなか消えることがなかった。曰く付きの山だった。
ハイー 私も毛勝は200名山の本が出版されたからそうでしたよ、
あと北の〇〇エックとね、もうこれはあきらめているけど
>芽吹き始めた森の緑をもってしても、春の気配に歓喜するコマドリやセンダイムシクイたちのラブコールをもってしても、たんぽぽ氏のモチは一向に上がらない。
雨模様だったらね~
>目を白黒させたたんぽぽ氏が穴の中から顔を出す。全く肝を冷やす話だ。自力で脱出したたんぽぽ氏の姿は、まるでチリの炭坑落盤事故から生還した生存者に劣らず、神々しくうつった。
水の中にドボンでなくて
雪渓の端を踏み外したの?
>連続して「ラ~クッ!」のコールが響いたかと思うと、相当な速度で雪のブロックが突進してくるではないか。これはたまんない。時折、敵は不規則にバウンドして予測を裏切る。あな恐ろしや。「恐ろしや」が「恨めしや」になってからでは遅いのだ。
ほんとに多かったですね、
タンポポツアーの白山とはえらい違い
>夢かうつつか、ガスに巻かれた毛勝谷上部の切り立った雪渓歩き。ピッケルを雪面に突きながら一歩一歩の喘登である。
予想以上に急登でした。
>ボーサマのコルにひと息入れ、いよいよ夢の毛勝山ピークを目指す。ルンルン歩きで最高所に立つが、不思議なことに、かなり低いところから先行パーティーの声がかかる。
剣と北アルプスの展望が素晴らしかったですが、
ふ~さん展望は?
>「いらっしゃ~い!」の声に迎えられて、姿の見える方向に降りていくと「あそこは単なる吹きだまりなんですよ~」ときた。にゃるほど。山頂より吹きだまりの方が標高も高いわけか。「日本海の季節風を舐めんなよ!」って感じだ。
山頂だけ雪なかったですね、
「日本海の季節風を舐めんなよ!」
なるほど
<釜谷山>
近くに見えましたね、
>南峰を越えて釜谷山へ。雪庇が派手に発達していて、地形図と地形とが全くもって合致しない。11年前の大日岳の文登研の雪庇崩落事故が頭に離れない私は、いきおいルート取りに臆病になる。私の友人も厳冬期の穂高稜線で雪庇に事故って肋骨を折った。命拾いしたのが奇跡そのものだった。
私も良く山行を一緒にしてた友人が
バリバリの山岳会に入り厳冬期の剣で雪崩で亡くなりました。
もう一人は沢で50M滑落で亡くなりましたが。
>稜線に出現したブッシュ歩きと、その脇の雪稜歩きとの得失を計りつつ、きわどい雪庇を歩く場面もある。クレバスが大きく口を開けていて壮絶。雪のブロックも、ちょっとしたビルのサイズだったりするから、スケールがデカい。
恐怖感は無かったですか?
<猫又山>
>「案ずるより産むが安し」とはよく言ったものだ。現金なもので、やにわに心うきうき。斜面を駆け下り、ヤブを越えて猫又山とのコルに立つ。チュリリリと鳴くのはイワヒバリか。猫又山を目指して雪壁を登ると、ハイマツの中で雷鳥がゲロゲロ鳴いた。
毛勝で雷鳥を見ましたが、
鳴き方が上手じゃないね、
>長いのか短いのかよくわからない時間感覚に包まれながら、ようやく念願の猫又山へ。いや、意外にあっさり山頂に立てたのかもしれない。たんぽぽ氏はこれが三度目の猫又山だというから強者だ。
昨年の秋はイマイチでしたが、
猫又からー大猫は一度花の時期も良さそうですね、
>先日、子供たちがニコニコ顔でメダカを捕ってきた。プラバケツに岩を配置したり、ホテイアオイを浮かべたりして即席のビオトープを作った。ところが、実はそいつ、メダカなんかじゃなくって、カダヤシだったというおまけがついた。
カダヤシ?
>あっさり猫又山の山頂に別れを告げて大猫尾根を目指す。二度もルートミスしながらハイマツをくぐると、巨岩群を見て急降下していく。
秋に見た時は崖に見えましたが、
雪が付く下れるのですね。
>一気に下っては勿体ない・・・とばかりに時間をかけて長尺な雪渓を堪能する。遥か下方に雪渓を割って雪解け水が流れ出す様子が、おとぎの世界だ。
わぁ~ いいな
一度その谷を登りたいな
>振り返り、振り返り、猫又谷を下っていく。どこか日本離れした光景だね。両岸のダケカンバや針葉樹の岩壁もどこか目に優しい。山菜摘みしながら川沿いを下ろう。途中、左岸に見えた林道に乗り換えて歩けば、キビタキがチンチロリンだ。たんぽぽ鳥博士が「キビタキはブナ林の主役なんだよ」と名解説員を務める。ニリンソウの白も乙女チックで清楚だ。
今年は綺麗な雪渓は拝めず
夏になりそうです。
>風呂に入り、飯を食いながら、じわじわと甘美な達成感に包まれる。ありがとう、たんぽぽ氏。毛勝三山周遊は十年越しの夢だった。
登頂おめでとうございます。
お疲れ様でした。
バーチャリ
Re: ワンデイ毛勝三山
たんぽぽさん、横レス失礼いたします。
はっきり申しまして、展望はゼロですっ!(>_<)
こうして因縁の山がひとつずつリストから消えていくのは達成感がありますね。でも、リストから消しても消しても、次から次へと新しい課題が浮かび上がってきますよね。
バーチャリさんも、毛勝山頂を踏んだそうですね。お疲れさまでした!
ふ~さん
こんばんは!ふ~さん今晩は
おおっ!ひょっとしてバーチャリさんに喧嘩を売られているのかも。(^o^)剣と北アルプスの展望が素晴らしかったですが、
ふ~さん展望は?
はっきり申しまして、展望はゼロですっ!(>_<)
ネットで検索してみてくださいね~>先日、子供たちがニコニコ顔でメダカを捕ってきた。プラバケツに岩を配置したり、ホテイアオイを浮かべたりして即席のビオトープを作った。ところが、実はそいつ、メダカなんかじゃなくって、カダヤシだったというおまけがついた。
カダヤシ?
はっきり言えば、崖でしょうね~♪>あっさり猫又山の山頂に別れを告げて大猫尾根を目指す。二度もルートミスしながらハイマツをくぐると、巨岩群を見て急降下していく。
秋に見た時は崖に見えましたが、
雪が付く下れるのですね。
こうして因縁の山がひとつずつリストから消えていくのは達成感がありますね。でも、リストから消しても消しても、次から次へと新しい課題が浮かび上がってきますよね。
バーチャリさんも、毛勝山頂を踏んだそうですね。お疲れさまでした!
ふ~さん