【南伊勢】南の低山ハイク 道行竈~阿曽浦~塩竈浜~局ヶ頂

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シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

【南伊勢】南の低山ハイク 道行竈~阿曽浦~塩竈浜~局ヶ頂

投稿記事 by シュークリーム »

塩竈浜
塩竈浜
最近,スノー衆を除いてはちんたら歩きが続いているので,少しは活を入れようと前回やり残した高山〜道方山縦走をすることにした。朝7時過ぎに道方集落に着くと台風並の強風が吹いている。道方山を見ると白く雪化粧しているし。こんな時に稜線歩きをするのはただただ我慢の山歩きでちっとも楽しくはない。海岸沿いの低山ハイクに切り替える。道行竈から塩竈浜方向へぬけた先のハマナツメの看板のある駐車場に車を止めて歩き始める。海岸沿いと言っても風が弱くなるわけでもなくやっぱり強風が吹きまくっている。

【 日 付 】2014年2月9日(日)
【 山 域 】南伊勢
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ、朝は強風
【 ルート 】駐車地 7:30 --- 8:30 八ヶ竈八幡神社 --- 9:05 阿曽浦 --- 11:20塩竈浜(昼食) 12:15 --- 13:00 局ヶ頂 --- 13:40 駐車地
マップ.jpg
林道を歩き局ヶ頂への分岐を逆に右折して大方竈方向に向かう。山に入ると樹木で風が遮られて多少は風当たりが弱くなる。少し登ると八ヶ竈八幡神社への分岐があるので,そちらへ向かって下ることにする。風裏になったらしく多少は風が弱くなった。塩竈浜への分岐を過ぎると「津波一時避難所」と書いた看板のある三叉路に出たので,そのまままっすぐに八ヶ竈八幡神社に向かう。
八ヶ竈八幡神社の大クス
八ヶ竈八幡神社の大クス
八ヶ竈八幡神社にお参りして今日の安全を願う。神社の看板によるとこの辺りに竃という字がつく八つの集落があり(一つは津波のために消失した),それらは平家の落人が昔塩を作って生計を立てた集落だと言う。平家の落人の集落ならそこに住んでいる人たちは昔の平家の人々の顔立ちを残しているんだろうかと考えながら大方竃に入るが,強風のためか集落には誰も歩いていない。
白く波立つ入江
白く波立つ入江
地図で真珠養殖場と書いてある入り江に出ると風を遮るものがなく,すごい強風だ。ちょうど向かい風で,いつもは波さえなさそうな入り江が白くあわだって,風に乗って塩水が飛んでくる。車に塩水が直接かかって,こんなところに車を置いといたらすぐにさびさびになっちゃうよなと思ったりする。「ふるさと夢トンネル」と書いてある真新しいトンネルを越えて,阿曽浦の集落に出る。

入り江の入り口の橋を越えてすぐの階段を上っていく。上に登るとちょうど風裏になったらしく,強風がぴたりとやんだ。よかった。やっぱりこっちにして正解だったなと思う。ここから先は南勢テクテク会の道標がたくさんあって迷うことはない。時々浜へ降りる道などもあり,夏になったらこんな浜でのんびり1日過ごすのも悪くないなと思う。所々見える熊野灘の景色を見ながら,極上の低山ハイクだ。
熊野灘
熊野灘
よく整備された道
よく整備された道
丸山の手前を左折して「津波一時避難所」と書いた看板のある三叉路に戻り,塩竈浜に向かう。11時過ぎ,塩竈浜着。4時間,ほぼ休みなしで歩いた。アップダウンが少ないせいか足はほとんど疲れていない。ここで昼食にすることにする。

風を避けて岩陰で食事をしていると10人ほどのグループが局ヶ頂からおりてくる。そう言えば駐車場にこれまではなかったテクテク会と書いた案内板があったっけ。そのテクテク会の人たちのようだ。近くで食事を始めた山なれた感じのご夫婦とちょっと話をする。この人は和歌山県の新宮から来たと言う。通常は山登りのリーダーをしているということなので,新宮の山岳会のリーダー格の人なのだろう。
塩竈浜
塩竈浜
まだ足は疲れていないので,局ヶ頂に登って帰ることにする。どうもテクテク会のメンバーの一人がいなくなってしまったようだ。少し登り始めると上から男性が一人おりてくる。「一人いなくなったようですね」と言うと,自分ですと言って「すみませんでした」と謝って来る。いや,私に謝ってもらってもしょうがないんだけど。でも見つかってよかった。局ヶ頂への登り道で捜索していた人たちに見つかったことを告げながら登っていく。皆さんにお礼を言われたが,何もお礼を言ってもらうほどのことはしていないんだけどね。でも,無事に見つかってよかった。
局ヶ頂から
局ヶ頂から
局ヶ頂からの熊野灘の眺めは相変わらず素晴らしい。朝の風もおさまったようだ。頂上には3人の人がいた。この時期,局ヶ頂は人気の山のようだ。道行竈方面に降りる。駐車地についたのはまだ2時前だった。

今日の歩行距離は20キロ。今日はいつもより少し長い距離を歩こうと思っていたので,満足満足。アップダウンの少ないコースで足もそれほど疲れていない。暑い時期は勘弁してほしいが,冬型の天気で北の方が荒れているときは別世界の南伊勢の低山ハイクがいいと感じた楽しい1日だった。
                         @シュークリーム@
zipp
記事: 1165
登録日時: 2011年3月09日(水) 22:49

Re: 【南伊勢】南の低山ハイク 道行竈~阿曽浦~塩竈浜~局ヶ頂

投稿記事 by zipp »


 シュークリさん、こんばんは!
忍び寄る枯れゐを跳ね返すようにお元気で何よりでござります。

朝7時過ぎに道方集落に着くと台風並の強風が吹いている。道方山を見ると白く雪化粧しているし。こんな時に稜線歩きをするのはただただ我慢の山歩きでちっとも楽しくはない。
 この日は、金曜日に降った積雪と東へ抜け発達した南岸低気圧の強風の日で、行き先に迷う日でしたね。
わたしはさらに南下して、熊野灘見ながら雪を踏んでおりますた(^^)。風もそれほどじゃなかったよ。

[attachment=0]DSCN8832_800.jpg[/attachment]

海岸沿いと言っても風が弱くなるわけでもなくやっぱり強風が吹きまくっている。
 海岸沿いは案外キツイですよ(^^;。

【 ルート 】駐車地 7:30 --- 8:30 八ヶ竈八幡神社 --- 9:05 阿曽浦 --- 11:20塩竈浜(昼食) 12:15 --- 13:00 局ヶ頂 --- 13:40 駐車地
 へぇ、道行竈から先に阿曽浦ですか。これも強風対策なんでしょうね。

八ヶ竈八幡神社にお参りして今日の安全を願う。
 竈集落の総本山?ですもんね。

「ふるさと夢トンネル」と書いてある真新しいトンネルを越えて,阿曽浦の集落に出る。
 ここトンネル必要なんかいな?と思われるところにありますね。津波対策かしら。
そういえば、中南勢バイパスの陸橋の名に、「津」の付くワケワカメナ名前の橋がありました。「夢津なぐ橋」だったっけかなぁ。

やっぱりこっちにして正解だったなと思う。ここから先は南勢テクテク会の道標がたくさんあって迷うことはない。時々浜へ降りる道などもあり,夏になったらこんな浜でのんびり1日過ごすのも悪くないなと思う。所々見える熊野灘の景色を見ながら,極上の低山ハイクだ。
 このあたりはいいとこですね。
 テクテク会さんが、シダを刈ってられる内は(^^;

丸山の手前を左折して「津波一時避難所」と書いた看板のある三叉路に戻り,
 丸山に登ってそのまま海岸線を塩竈浜までむかえばいいようなものの。

そのテクテク会の人たちのようだ。近くで食事を始めた山なれた感じのご夫婦とちょっと話をする。この人は和歌山県の新宮から来たと言う。通常は山登りのリーダーをしているということなので,新宮の山岳会のリーダー格の人なのだろう。
 「テクテク会」とか「東紀州10マウンテンの会」とかは結構地域の会と交流が盛んなのかな?

少し登り始めると上から男性が一人おりてくる。「一人いなくなったようですね」と言うと,自分ですと言って「すみませんでした」と謝って来る。いや,私に謝ってもらってもしょうがないんだけど。でも見つかってよかった。局ヶ頂への登り道で捜索していた人たちに見つかったことを告げながら登っていく。皆さんにお礼を言われたが,何もお礼を言ってもらうほどのことはしていないんだけどね。でも,無事に見つかってよかった。
 迷うようなところじゃないんで、独り勝手な行動をして皆に心配させたのかな?

局ヶ頂からの熊野灘の眺めは相変わらず素晴らしい。朝の風もおさまったようだ。頂上には3人の人がいた。この時期,局ヶ頂は人気の山のようだ。
 南伊勢の山、この時期は遠方からもたくさんいらっしゃいますね。
そういや、正月日の出登山で登った時、関東の「激ヤブ」サイトの主にお会いしました。

道行竈方面に降りる。駐車地についたのはまだ2時前だった。
今日の歩行距離は20キロ。今日はいつもより少し長い距離を歩こうと思っていたので,満足満足。

 オオ!早いですね!枯れるには、まだまだはやい!どころか、雪山女装ではまだまだひと花咲かせそうな…(^^)!。

添付ファイル
雨氷越しに熊野灘(2/09)
雨氷越しに熊野灘(2/09)
   zipp
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【南伊勢】南の低山ハイク 道行竈~阿曽浦~塩竈浜~局ヶ頂

投稿記事 by シュークリーム »

zippさん、おはようございます。レスありがとうございます。
zippさんはこのところずっとレポがご無沙汰で。山歩きはされているようですが、何しているんですかねえ。


 この日は、金曜日に降った積雪と東へ抜け発達した南岸低気圧の強風の日で、行き先に迷う日でしたね。
わたしはさらに南下して、熊野灘見ながら雪を踏んでおりますた(^^)。風もそれほどじゃなかったよ。


そうですか。南伊勢も風は午前中だけで、お昼にはやんでいい具合になっていました。

 海岸沿いは案外キツイですよ(^^;。

そうですね、風は同じでした。稜線歩きをするよりはましかなと思って(^_^;)

 へぇ、道行竈から先に阿曽浦ですか。これも強風対策なんでしょうね。

はい、風裏には入れは大丈夫かと思って。

 ここトンネル必要なんかいな?と思われるところにありますね。津波対策かしら。そういえば、中南勢バイパスの陸橋の名に、「津」の付くワケワカメナ名前の橋がありました。「夢津なぐ橋」だったっけかなぁ。

へえ、zippさんはバイパスの橋の名前までチェックしているんだ。

 このあたりはいいとこですね。
 テクテク会さんが、シダを刈ってられる内は(^^;


はい、TWさんがこの前歩いていたんで行ってみたんですが、いいところでした。ありがたいことです。

 丸山に登ってそのまま海岸線を塩竈浜までむかえばいいようなものの。

へえ、丸山から塩釜浜へ行けるんだ。知らないんで道標のまま歩いていました。

 迷うようなところじゃないんで、独り勝手な行動をして皆に心配させたのかな?

どうしたんですかねえ。しかも、浜の近くまで仲間の誰にも会わなかったみたい。

 南伊勢の山、この時期は遠方からもたくさんいらっしゃいますね。
そういや、正月日の出登山で登った時、関東の「激ヤブ」サイトの主にお会いしました。


関東からですか。たしかにここら辺はリアス式海岸を眺めながら山歩きができる希有なところですからねえ。こんないいところはめったにありません。三重県というのは山歩きをする人にとって天国です。

 オオ!早いですね!枯れるには、まだまだはやい!どころか、雪山女装ではまだまだひと花咲かせそうな…(^^)!。

夏の間ずっと沢登りで、長い距離を歩く習慣がなくなっていました。
心を入れ替えて長い距離を歩いてみようとこの前からなるべく歩くようにしています。
今日も南伊勢の山をがっつり歩いてきました。そのレポはまた後ほど。
                         @シュークリーム@
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