【 日 付 】2014年1月11日（土）
【 山 域 】湖北・東妙理山
【メンバー】単独
【 天 候 】曇りのち晴れ
【 ルート 】菅並・六所神社近く駐車地 9:20 --- 11:50 東妙理山 --- 12:30 昼食 12:50 --- 13:30 駐車地
前日の天気予報は強い冬型とのこと．11日以降は等圧線の間隔が広くなっているので，何とかなるかも．だめもとで敦賀のビジネスホテルに予約を入れ，出かけることにする．向こうへ行って雪だったら敦賀でまったりすればいいや．
そんなことでいまいちテンションが上がらない状態で家を出たら，30分遅れの６時半出発になった．登山口到着が９時．案に相違して登山口の菅並集落は雪はおろか薄日さえさしている状態．風もないし，登らないという選択肢はない．菅並集落には昔の合掌造りの家がいくつか立ち並んでいる．茅葺き屋根をそのまま残していたら今頃は白川郷のように観光地として栄えていたかも．
- 菅並の合掌造り
昨晩降ったのだろう新雪に覆われたルートを歩いていく．まだウサギの足跡さえないまっさらの処女雪だ．なんにせよ処女というのはいいものだ．P419までの急登をこなすとあとは緩やかな尾根が続いている．標高が上がるに従って雪も軽くなり，粉雪の中をスノーシューで快適に歩きながらだんだん気分が良くなってきた．
東妙理の頂上近くに来たところで携帯にメールが．見ると山日和さんからスノー衆決行の知らせだった．明日もこんな感じだったら決行は正解だろうな．着信の返事に現在地を知らせると山日和さんからまた着信が．「週１回に自粛じゃなかったの？」．「え〜と，自粛はもうやめました」．送信してからもっとちゃんとぼければ良かったなと思った．自分にぼけるセンスがないのが悲しい．
頂上らしくない東妙理山まで来ると少し風が吹き始めて寒くなった．妙理山方面はガスに覆われて見えない．条件が良ければ七七頭ヶ岳への周回も考えていたのだが，登り始めも遅かったし，モノトーンの中を進んでも面白くない．スノーシュー歩きも満喫したし，早めに降りて温泉でまったりしようか．そのまま引き返すことにする．
- 東妙理山頂
敦賀のリラポートでまったりする．思ったよりもいい温泉だった．敦賀駅前のビジネスホテルにチェックインしたら2日分8000円をとられた．気が弱いので１日ずつにしてと言えなかった．あ〜あ，これで明日も残留決定だな．ホテル近くの居酒屋チェーンで飲んで食って早めに寝る．
【 日 付 】2014年1月12日（日）
【 山 域 】野坂山地 野坂岳（スノー衆）」
【メンバー】山日和、柳川洞吹、kasaya、クロオ、kitayama-walk、biwaco、落第忍者、通風山、あきたぬき、SHIGEKI、わりばし、シュークリーム、
【 天 候 】晴れのち曇り、時々雪
【 ルート 】登山口8:20---9:00尾根取付---11:10稜線---11:40野坂岳13:00---13:40巨大ブナ---14:35登山口
集合時間の15分前に集合地点につくともうほとんどの人が揃っていた．あきたぬきさんとSHIGEKIさんとは初対面だ．天気予報とは異なり真っ青な空が広がっている．山日和さんの日頃の行いの良さだろう．
稜線に上がるまではしばらくやぶこぎ状態．一人だったら絶対こんなところへは来ないよなと思う．稜線に上がると眼下に敦賀の町並みや近くの山々が見えて，気分がよくなる．やっぱ冬山は天候次第だねえ．
- 大きなブナ
二日続きのリラポート．そのまま解散するというので残留組の私はもう少し温泉を楽しむことにする．皆いなくなったかと思っていたら，biwacoさんとkitayama-walkさんが残っていた．お二人とは温泉でバイバイし，ホテルに帰着する．今日は違う店で飲もうと思っていると近くに手頃な串カツ屋さんが．入るとまだ誰も客がいないのでご主人と奥さんと三人でだべりながらのんびりする．そのうち常連らしい男性が入ってくる．話をしているうちに81歳だということがわかる．見かけは70歳くらいにしか見えないのでびっくりだ．４人で話が弾む．そのうちそのお客さんにお酒をおごってもらったり，サービスでキムチなどを出してもらったりして愉快な夜を過ごす．代金も昨晩の居酒屋チェーンより安かった．今度敦賀に泊ることがあったらまた行くことにしよう．
【 日 付 】2014年1月13日（月）
【 山 域 】湖北・伊吹山
【メンバー】単独
【 天 候 】快晴
【 ルート 】登山口9:25 --- 9:53 一合目 --- 11:00 三合目 --- 11:30 六合目 --- 12:45 山頂 13:10 --- 14:45 登山口
昨晩はいい気持ちで酔っぱらってそのまま寝てしまった．天気予報では一日雪だそうだ．５時頃に目が覚めると雪がちらほら降っている．今日は帰るだけだなと思ってベッドで小説など読みながらだらだらする．
７時半，チェックアウト．空はやっぱりどんよりと曇っている．高速に乗り，滋賀県に入るとだんだんと青空が．木之本を過ぎてふと左を見るとなんと伊吹山が頂上までくっきりと明るく輝いているじゃないの．これは登らない手はない．長浜で高速を降り，すきやで朝食を済ませて伊吹山登山口に着いたのが８時半．
おじさんが手招きしているのでその駐車場に入ると，ブログに良く出てくる高橋さんの駐車場だった．トイレと着替えをすませて歩き始めたのが，９時半．最近，９時前に歩き始めたことがない．なんと言うことだ．
今日は全く登る気がなかったので，やっぱりテンション低め．足の疲れはすっかりとれているので，まあさくっと登ってさくっと降りようか．3日目の割には足は軽く，快調だ．上は風が強そうなので，ちょっと早めに3合目でアイゼンを履き，６合目の小屋でピッケルに変える．
- 3合目付近
- 登山者がごま粒のように
- ８合目付近から
- 伊吹頂上
3日間，あまりテンションの上がらない雪山山行だったが，振り返ってみると天候にも恵まれ楽しい山歩きを楽しむことができた．敦賀の夜も満喫できたし，言うことなし．
えっ，スノー衆が3連休の真ん中なの？山日和さんからのスノー衆の予告を見てびっくり．いつもこの時期の3連休は八ヶ岳で雪山三昧なんだけど．しばらく悩んだ末，発想を変えてスノー衆を絡めて雪山3連ちゃんにすることにした．
