羊のドリーネと木和田尾道迷い顛末記

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宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

羊のドリーネと木和田尾道迷い顛末記

投稿記事 by 宮指路 »

グ~さんから鈴鹿組はレポをサボっているとクレームがついた。それを追うようにハリマオさんからもレポが上がった。
それならば書かねばなるまいホトトギスと重い腰を上げた。

「日付」平成26年1月5日
「山名」御池岳テーブルランド
「メンバー」単独
「コースタイム」7:00藤原簡易駐車場~巡視路~子向井山~9:20白船峠分岐~中電小屋~真の谷~13:20テーブルランド~真の谷~15:30白船峠
~木和田尾~18:00藤原簡易駐車場


藤原簡易駐車から15分くらい歩き巡視路から取り付く。今日は訓練を兼ねて、ピッケル、12本爪、スノーシューに水2リットルを担いだ。
予定のコースは木和田尾~白船峠トラバース道の崩壊地の様子見と崩壊地の支尾根を上がっていく予定だ。
さすがにピッケル、12本爪、スノーシューを担いで登ると背中に重みを感じる。

中電巡視路のつづれ折の道を上がって行いくと右手に谷をまたぐ箇所があるがここを通らず左手の斜面を上がって行くと最初の鉄塔に出る。
鉄塔から真っ直ぐに伸びる斜面を登って行くと一旦下るようになるがそこも左手の斜面を上がっていきショートカットする。
例年ならこの辺りからスノーシューを履くのだが今年は雪が全くない。暗い林の中をジグザグで上がって行くと細い尾根に上がり登山道と合流する。
後になってこのコース取りが裏目になるとは思わなかった。
坂をひと登りするとなだらかな道になり子向井山を通過する。

R201の鉄塔辺りから雪がやっと出てきたので背中の重い荷を降ろしスノーシューを履く。
ここからは快適なスノーシューハイクであるがあっという間に白船峠分岐に出た。
いつもならそのままスノーシューで行くところだが今回はここでピッケルとアイゼンに履き替える。
最初の斜面が結構急なのでスノーシューだと苦労するがピッケルを持って歩けば安定する。
P1050041_640.jpg
例の崩壊地に出ると案の定、支尾根を乗越したトラバース道が崩壊していて代わりの道が出来ていた。ロープもつけられていて通過は問題なさそうである。
今回はその道を下りるのではなく、折角持ってきたピッケル、アイゼンを使ってそこの支尾根を登って行くとにした。
以前、スノーシューでこの尾根を登ったことがあるが上部が急だったため、結構恐い思いをしたことがある。

ピッケル・アイゼンを使えば快適に登れるが雪が柔らかい為、アイゼンの利きが悪く少々拍子抜けだった。
急な斜面は左手に行くほどなだらかなのでどうしてもそちらに向かってしまう。
気がつけば中電小屋の前に出てしまった。こんなのなら白船峠分岐から真っ直ぐ登ってくれば良かった。
ひょっとしたら1時間くらいロスしたかもしれない。
気を取り直して、もう一登りすると尾根上に出た。ここからは前方にテーブルランドが巨大戦艦のように佇んでいる。そして尾根上には何人かのトレースがあった。
P1050051_640.jpg
ここから白船峠に向かうが途中から左岸の支尾根に入り、真っ直ぐ真の谷に向かった。
真の谷に到着が11時過ぎだった為、テーブルランドに向かうかどうするか迷ったが少し休憩して意を決して出発した。
ここからテーブルランドへはトレースもなく辛い登りとなった。緩やかな斜面を選んでジグザグに登って行く為、余計に時間がかかる。
一時間くらい登ってふとGPSを見るとまだ中間地点であった。

その後我慢の登りが続いたが13:20にやっとテーブルランドに到着。感無量の瞬間である。
P1050062_640.jpg
今日は風もない上天気なので、残念ながら霧氷はなかったが青い空と白いテーブルランドのコントラストは何て美しいんだろうと思った。
いつもなら下山する時間なので急いで青のドリーネに向かう。

青のドリーネの手前にも綺麗な小さいドリーネがあった。
青のドリーネに着くと影がくっきり浮かび上がっていて綺麗だったが、又その中に羊のような影があるのが面白かった。
P1050071_640.jpg
青のドリーネの表情は来てみないと分からないのが面白い。午前中だと光の加減で綺麗なドリーネは見えないらしい。
青のドリーネを一周しながら写真を撮っていると時間はもう13:45であった。

せめてボタンブチまで行きたかったが14:00を回るとデスゾーンに入る。
急いで戻るが途中で軽く食事をした為、テーブルランドを下りるのが14時頃となった。
テーブルランドから白船峠~頭陀ヶ平方面を眺めると高度差がかなりあり、登り返しは白船峠に向かった方が断然有利であるのが分かる。

真の谷までスノーシューで快適に下り、そこかから白船峠に向かう左岸の支尾根を登り、白船峠に着くと沢山のトレースがあった。
以前にハリマオさんが付けた看板を探したが見当たらず代わりに小さいプレートが立っていた。
P1050089_640.jpg
そこからトラバース道を下り、崩壊地まで来て上を眺めると迂回路が出来ているが急な登りなのでスノーシューを外しピッケルを使って登った。
今日は踏み後がしっかりしていて安定しているがここは雪で埋まると単なる急斜面になるので要注意である。
白船峠分岐からは再びスノーシューを履き直し快適に下りて行くが、このスノーシューの脱着が意外と時間ロスになるのかもしれない。
R201の鉄塔を越える頃には辺りは暗くなって来た。

ここで最初の間違いを起こす。子向井山手前の痩せ尾根を下の痩せ尾根と勘違いして右手の斜面を下りてしまった。
5分くらい下りた所で何か変だなと思いGPSを確認すると案の定全然違う方向に向かっていた。慌てて戻り事なきを得た。
次の間違いは最初の鉄塔と2つ目の鉄塔の間、2つ目の鉄塔は登りでいつもショートカットするので様子が分からなかった。

いつもの道を辿るなら痩せ尾根の途中から右手の斜面に下りて行くのだがもう真っ暗になっていたので登山道を追いながら下りていった。
すると鉄塔広場に出て前方に向かうと赤テープがないので怪訝に思いながら下りられそうな場所を探し下りていったがどうも登山道ではないことが分かり直に戻った。
もう一つ候補になるような下り口があったので、そちらに向かって見るがここも違うことが分かり無理は禁物と諦めて戻った。

こうなったら最初に戻るしかない。急がば回れである。
鉄塔広場に出た出口まで戻ると何と「山口」の標識があり下山の場合、右手にVの字に曲がる方向に登山道が付けられていた。
もし登りに忠実に登山道を辿っていればこういうことはなかったかもしれない。
暗くなると思わぬ焦りも出て、意外なところに落とし穴があるので要注意である。

18:00やっと巡視路出口まで下り、ホッとする。
その後、藤原簡易駐車場に向かいトボトボと舗装路を歩いた。
                                                                     宮指路

                                                                                                                                                       
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 羊のドリーネと木和田尾道迷い顛末記

投稿記事 by シュークリーム »

宮指路さん,おばんです.

「コースタイム」7:00藤原簡易駐車場~巡視路~子向井山~9:20白船峠分岐~中電小屋~真の谷~13:20テーブルランド~真の谷~15:30白船峠
~木和田尾~18:00藤原簡易駐車場


行動時間11時間ですか.頑張りますね.私は最近朝8時前に歩き始めたことがありません.そのくせ3時頃には下山してしまいます.あとは温泉でまったりと.たまには宮指路さんの爪の垢でも煎じて飲んだ方がいいかもしれませんね.

藤原簡易駐車から15分くらい歩き巡視路から取り付く。今日は訓練を兼ねて、ピッケル、12本爪、スノーシューに水2リットルを担いだ。
予定のコースは木和田尾~白船峠トラバース道の崩壊地の様子見と崩壊地の支尾根を上がっていく予定だ。
さすがにピッケル、12本爪、スノーシューを担いで登ると背中に重みを感じる。


水2リットルですか.テン泊装備並みですね.御池ではピッケル、12本爪はいらないような気が.今度どこかへ行くための訓練ですか?

中電巡視路のつづれ折の道を上がって行いくと右手に谷をまたぐ箇所があるがここを通らず左手の斜面を上がって行くと最初の鉄塔に出る。
鉄塔から真っ直ぐに伸びる斜面を登って行くと一旦下るようになるがそこも左手の斜面を上がっていきショートカットする。


私まだこの巡視路を通ったことがありません.今度行ったときに確認してみようかな.

いつもならそのままスノーシューで行くところだが今回はここでピッケルとアイゼンに履き替える。
最初の斜面が結構急なのでスノーシューだと苦労するがピッケルを持って歩けば安定する。


なるほど,アイゼン歩行の訓練ですか.でも,ここ雪が多くてトレースがないとアイゼンでも難しいですよね.

ここから白船峠に向かうが途中から左岸の支尾根に入り、真っ直ぐ真の谷に向かった。

真ノ谷までのトラバースは簡単でしたか?

その後我慢の登りが続いたが13:20にやっとテーブルランドに到着。感無量の瞬間である。
今日は風もない上天気なので、残念ながら霧氷はなかったが青い空と白いテーブルランドのコントラストは何て美しいんだろうと思った。
いつもなら下山する時間なので急いで青のドリーネに向かう。


よかったですね.頑張った甲斐がありました.天気もよかったですから気持ちよかったでしょうね.うらやましい.

テーブルランドから白船峠~頭陀ヶ平方面を眺めると高度差がかなりあり、登り返しは白船峠に向かった方が断然有利であるのが分かる。

そうですね.三重県側からだとこのコースがやはり一番近いでしょうね.

18:00やっと巡視路出口まで下り、ホッとする。
その後、藤原簡易駐車場に向かいトボトボと舗装路を歩いた。


お疲れさんでした.
やっぱ過信が一番の道迷いの元ですね.
私も今シーズン1回はテーブルランドに行かなくては.

                                                            
                         @シュークリーム@
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 羊のドリーネと木和田尾道迷い顛末記

投稿記事 by 宮指路 »

シュークリームさん、コメントありがとうございます。

行動時間11時間ですか.頑張りますね.私は最近朝8時前に歩き始めたことがありません.そのくせ3時頃には下山してしまいます.あとは温泉でまったりと.たまには宮指路さんの爪の垢でも煎じて飲んだ方がいいかもしれませんね.

私が単に足が遅いだけだと思います。速い人だと8~9時間で下りてきます。
やっぱり早く下りて温泉まったりがいいですね

水2リットルですか.テン泊装備並みですね.御池ではピッケル、12本爪はいらないような気が.今度どこかへ行くための訓練ですか?

近いうちに友人と雪山でテン泊したいと思っています。
またこの冬も1~2回は北アルプスや八ヶ岳に行きたいですね。

私まだこの巡視路を通ったことがありません.今度行ったときに確認してみようかな.

木和田尾登山道より登りやすいと思いますヨ
P1050036_640.jpg
いつもならそのままスノーシューで行くところだが今回はここでピッケルとアイゼンに履き替える。
最初の斜面が結構急なのでスノーシューだと苦労するがピッケルを持って歩けば安定する。


なるほど,アイゼン歩行の訓練ですか.でも,ここ雪が多くてトレースがないとアイゼンでも難しいですよね.

深雪だとどちらにしても大変ですね。

ここから白船峠に向かうが途中から左岸の支尾根に入り、真っ直ぐ真の谷に向かった。

真ノ谷までのトラバースは簡単でしたか?

トラバースではなく支尾根を真っ直ぐに降りて行きました。比較的安全です。

よかったですね.頑張った甲斐がありました.天気もよかったですから気持ちよかったでしょうね.うらやましい.

テーブルランドに居た時間は僅かでしたが満足でした。
P1050064_640.jpg
お疲れさんでした.
やっぱ過信が一番の道迷いの元ですね.
私も今シーズン1回はテーブルランドに行かなくては.

        
道迷いの原因は闇下で視界が悪いことと気の焦りですね。
良い勉強になりました。


                             宮指路    
P1050077_640.jpg
アバター
わりばし
記事: 1767
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 羊のドリーネと木和田尾道迷い顛末記

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、宮指路さん。

「コースタイム」7:00藤原簡易駐車場~巡視路~子向井山~9:20白船峠分岐~中電小屋~真の谷~13:20テーブルランド~真の谷~15:30白船峠
~木和田尾~18:00藤原簡易駐車場

冬の奥ノ平正規登山道ですね。

中電巡視路のつづれ折の道を上がって行いくと右手に谷をまたぐ箇所があるがここを通らず左手の斜面を上がって行くと最初の鉄塔に出る。
鉄塔から真っ直ぐに伸びる斜面を登って行くと一旦下るようになるがそこも左手の斜面を上がっていきショートカットする。
例年ならこの辺りからスノーシューを履くのだが今年は雪が全くない。暗い林の中をジグザグで上がって行くと細い尾根に上がり登山道と合流する。

年明けの雨でとけちゃいましたね。

気を取り直して、もう一登りすると尾根上に出た。ここからは前方にテーブルランドが巨大戦艦のように佇んでいる。そして尾根上には何人かのトレースがあった。

いい青空ですね。
この冬、山で一度も見てないや。


その後我慢の登りが続いたが13:20にやっとテーブルランドに到着。感無量の瞬間である。
今日は風もない上天気なので、残念ながら霧氷はなかったが青い空と白いテーブルランドのコントラストは何て美しいんだろうと思った。
いつもなら下山する時間なので急いで青のドリーネに向かう。

きれいですね。人は入ってなかったのかな?

青のドリーネの手前にも綺麗な小さいドリーネがあった。
青のドリーネに着くと影がくっきり浮かび上がっていて綺麗だったが、又その中に羊のような影があるのが面白かった。
青のドリーネの表情は来てみないと分からないのが面白い。午前中だと光の加減で綺麗なドリーネは見えないらしい。
青のドリーネを一周しながら写真を撮っていると時間はもう13:45であった。

ドリーネの中を歩く人はいなかったんだ :mrgreen:
青のドリーネは午後か雲で光が調整されている時がいいですね。


こうなったら最初に戻るしかない。急がば回れである。
鉄塔広場に出た出口まで戻ると何と「山口」の標識があり下山の場合、右手にVの字に曲がる方向に登山道が付けられていた。
もし登りに忠実に登山道を辿っていればこういうことはなかったかもしれない。
暗くなると思わぬ焦りも出て、意外なところに落とし穴があるので要注意である。

この標識は落ちていたのをヤブオフの帰りに落第忍者さんがつけ直してくれたんです。
いろんな出会いがありますね。

                                                          わりばし
アバター
山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 羊のドリーネと木和田尾道迷い顛末記

投稿記事 by 山日和 »

宮指路さん、おはようございます。

グ~さんから鈴鹿組はレポをサボっているとクレームがついた。それを追うようにハリマオさんからもレポが上がった。

急に鈴鹿レポオンパレードになってきましたね。(^^ゞ
これはお願いなんですが、タイトルの前に【山域】を入れてもらえないでしょうか?
データベースとして見やすくなりますので。

藤原簡易駐車から15分くらい歩き巡視路から取り付く。今日は訓練を兼ねて、ピッケル、12本爪、スノーシューに水2リットルを担いだ。

ずいぶん気合いが入ってますね。 :D

例年ならこの辺りからスノーシューを履くのだが今年は雪が全くない。

この辺なら雪たっぷりかと思ってましたが意外ですね。ノタノ坂の方がかなり多いようです。

気がつけば中電小屋の前に出てしまった。こんなのなら白船峠分岐から真っ直ぐ登ってくれば良かった。

トラバースのつもりがずいぶん上がっちゃったんですね。あるはずのない小屋が目の前に現れたらガックリでしょう。 :mrgreen:

その後我慢の登りが続いたが13:20にやっとテーブルランドに到着。感無量の瞬間である今日は風もない上天気なので、残念ながら霧氷はなかったが青い空と白いテーブルランドのコントラストは何て美しいんだろうと思った。
いつもなら下山する時間なので急いで青のドリーネに向かう。


やりましたね~。私はテーブルランドを見上げて指をくわえてました。(^_^;)

テーブルランドから白船峠~頭陀ヶ平方面を眺めると高度差がかなりあり、登り返しは白船峠に向かった方が断然有利であるのが分かる。

そりゃそうでしょう。

R201の鉄塔を越える頃には辺りは暗くなって来た。
いつもの道を辿るなら痩せ尾根の途中から右手の斜面に下りて行くのだがもう真っ暗になっていたので登山道を追いながら下りていった。
こうなったら最初に戻るしかない。急がば回れである。
暗くなると思わぬ焦りも出て、意外なところに落とし穴があるので要注意である。
18:00やっと巡視路出口まで下り、ホッとする。
その後、藤原簡易駐車場に向かいトボトボと舗装路を歩いた。


予定外の遅延は焦りますよね。暗い中現在位置がつかめないと不安になります。でもGPSがあるから大丈夫か。
新年早々、私と違った苦労でお疲れさまでした。 :D

                    山日和


                                                                                                                                                                 
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 羊のドリーネと木和田尾道迷い顛末記

投稿記事 by 宮指路 »

わりばしさん、こんにちは

「コースタイム」7:00藤原簡易駐車場~巡視路~子向井山~9:20白船峠分岐~中電小屋~真の谷~13:20テーブルランド~真の谷~15:30白船峠
~木和田尾~18:00藤原簡易駐車場

冬の奥ノ平正規登山道ですね。

もはや巡視路が正規道になりつつあるのでしょうか?

例年ならこの辺りからスノーシューを履くのだが今年は雪が全くない。暗い林の中をジグザグで上がって行くと細い尾根に上がり登山道と合流する。
年明けの雨でとけちゃいましたね。

今年は例年に比べ雪が少ないように思います

いい青空ですね。
この冬、山で一度も見てないや。


1月2日はお天気に恵まれませんでしたね

今日は風もない上天気なので、残念ながら霧氷はなかったが青い空と白いテーブルランドのコントラストは何て美しいんだろうと思った。
いつもなら下山する時間なので急いで青のドリーネに向かう。
きれいですね。人は入ってなかったのかな?

Kitayama-walkさん達が入っていたようですね

ドリーネの中を歩く人はいなかったんだ :mrgreen:
青のドリーネは午後か雲で光が調整されている時がいいですね。


今回は荒らされていなくてラッキーでした。たまに中まで入る人がいますね。
青のドリーネはその時々で表情が変わるので面白いですね
P1050078_640.jpg
鉄塔広場に出た出口まで戻ると何と「山口」の標識があり下山の場合、右手にVの字に曲がる方向に登山道が付けられていた。
もし登りに忠実に登山道を辿っていればこういうことはなかったかもしれない。
暗くなると思わぬ焦りも出て、意外なところに落とし穴があるので要注意である。

この標識は落ちていたのをヤブオフの帰りに落第忍者さんがつけ直してくれたんです。
いろんな出会いがありますね。


ああそうだったんですね。GPSがあっても標識とか赤テープを見つけると何だか安心しますね      


                              宮指路            
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 羊のドリーネと木和田尾道迷い顛末記

投稿記事 by ハリマオ »

宮指路先生 お久しゅうございます。
グ~さんから鈴鹿組はレポをサボっているとクレームがついた。
それを追うようにハリマオさんからもレポが上がった。
そんなお叱りがあったんですか。私の場合レポをサボってるんじゃないですよ。
山をサボってるのだから書きようがない。
それならば書かねばなるまいホトトギスと重い腰を上げた。
いよっ、真打ち!
さすがにピッケル、12本爪、スノーシューを担いで登ると背中に重みを感じる。
凄い装備。何でも来いですね。
ここからは快適なスノーシューハイクであるがあっという間に白船峠分岐に出た。
重荷を背負いながらあっという間に着くとは凄いです。
私なら多分ここで昼ごはん食べて帰ると思います。
例の崩壊地に出ると案の定、支尾根を乗越したトラバース道が崩壊していて代わりの道が出来ていた。ロープもつけられていて通過は問題なさそうである。
暫くいかないうちに随分変わっていますね。
この前、御在所岳裏道の調査に行ったら日向小屋ができていたり、堰堤をくぐる近道があったりでびっくり。
そこだけ調べて、登らずにさっさと帰ってきましたが(^◇^)
気がつけば中電小屋の前に出てしまった。こんなのなら白船峠分岐から真っ直ぐ登ってくれば良かった。
ひょっとしたら1時間くらいロスしたかもしれない。
ご愁傷さまです。何やってまんねん。
ここからテーブルランドへはトレースもなく辛い登りとなった。緩やかな斜面を選んでジグザグに登って行く為、余計に時間がかかる。
ここが胸突き八丁、辛抱のしどころですね。
その後我慢の登りが続いたが13:20にやっとテーブルランドに到着。感無量の瞬間である。
おめでとうございます。いやもう真面目な話R306が通れない今、テーブルに乗ることができれば
大したものだと思います。
青のドリーネを一周しながら写真を撮っていると時間はもう13:45であった。
もうちょっと見ていると良くなってくると思いますが、帰らなあかんしね。
せめてボタンブチまで行きたかったが14:00を回るとデスゾーンに入る。
酸素ボンベが切れますか
以前にハリマオさんが付けた看板を探したが見当たらず代わりに小さいプレートが立っていた。
わしの力作やったのに、誰が撤去したんやー (T_T)
5分くらい下りた所で何か変だなと思いGPSを確認すると案の定全然違う方向に向かっていた。慌てて戻り事なきを得た。
GPSが普及してから山への畏れが希薄になりましたね。
電池切れとか故障があったらどないすんのやろ。
すると鉄塔広場に出て前方に向かうと赤テープがないので怪訝に思いながら下りられそうな場所を探し下りていったがどうも登山道ではないことが分かり直に戻った。
もう一つ候補になるような下り口があったので、そちらに向かって見るがここも違うことが分かり無理は禁物と諦めて戻った。こうなったら最初に戻るしかない。急がば回れである。
方向さえ分かっていたら、登山道を追わなくても何処からでも下山できると思いますがね。
暗くなると不安も増しますが。
何はともあれ、絶景のテーブルランドを拝めて良かったですね。

                ハリマオ
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 羊のドリーネと木和田尾道迷い顛末記

投稿記事 by 宮指路 »

山日和さん、こんにちは
スノー衆はお天気に恵まれ良かったですね

急に鈴鹿レポオンパレードになってきましたね。(^^ゞ
これはお願いなんですが、タイトルの前に【山域】を入れてもらえないでしょうか?
データベースとして見やすくなりますので。


承知しました。でも私のレポが参考になれば良いのですが

藤原簡易駐車から15分くらい歩き巡視路から取り付く。今日は訓練を兼ねて、ピッケル、12本爪、スノーシューに水2リットルを担いだ。

ずいぶん気合いが入ってますね。 :D

冬山テン泊に向けての訓練のつもりです。

例年ならこの辺りからスノーシューを履くのだが今年は雪が全くない。

この辺なら雪たっぷりかと思ってましたが意外ですね。ノタノ坂の方がかなり多いようです。

今年の木和田尾は雪が少ないですね

気がつけば中電小屋の前に出てしまった。こんなのなら白船峠分岐から真っ直ぐ登ってくれば良かった。

トラバースのつもりがずいぶん上がっちゃったんですね。あるはずのない小屋が目の前に現れたらガックリでしょう。 :mrgreen:
P1050048_640.jpg
こんなハズじゃあなかったんですけどね。だいぶ左寄り(藤原寄り)に来てしまいました。

やりましたね~。私はテーブルランドを見上げて指をくわえてました。(^_^;)

真の谷から登り始めたら意地でも行かざるを得ませんでした。テーブルランドに上がりつめた達成感は何物にも代えがたいものがありますね


予定外の遅延は焦りますよね。暗い中現在位置がつかめないと不安になります。でもGPSがあるから大丈夫か。
新年早々、私と違った苦労でお疲れさまでした。 :


私の場合、下りは足が遅いか仕方がないのですが、遅くなる焦りが出て思わぬところでミスを犯してしまうので要注意ですね。
よい勉強になりました。

                             宮指路


           
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 羊のドリーネと木和田尾道迷い顛末記

投稿記事 by 宮指路 »

ハリマオ先生、こんにちは
グ~さんから鈴鹿組はレポをサボっているとクレームがついた。
それを追うようにハリマオさんからもレポが上がった。
そんなお叱りがあったんですか。私の場合レポをサボってるんじゃないですよ。
山をサボってるのだから書きようがない。


私の場合、加齢とともにレポを書く根気がなくなりつつあるような気がします。

それならば書かねばなるまいホトトギスと重い腰を上げた。

いよっ、真打ち!


ワタスの場合はマージャン打ち又は蕎麦うち

さすがにピッケル、12本爪、スノーシューを担いで登ると背中に重みを感じる。

凄い装備。何でも来いですね。


矢でも鉄砲でももってこい

ここからは快適なスノーシューハイクであるがあっという間に白船峠分岐に出た。

重荷を背負いながらあっという間に着くとは凄いです。
私なら多分ここで昼ごはん食べて帰ると思います。


スノーシューを履けばあっという間ですね。

この前、御在所岳裏道の調査に行ったら日向小屋ができていたり、堰堤をくぐる近道があったりでびっくり。そこだけ調べて、登らずにさっさと帰ってきましたが(^◇^)

日向小屋まで灯油の配達ですか?

気がつけば中電小屋の前に出てしまった。こんなのなら白船峠分岐から真っ直ぐ登ってくれば良かった。
ひょっとしたら1時間くらいロスしたかもしれない。

ご愁傷さまです。何やってまんねん。


一応、アイゼントレのつもり

ここからテーブルランドへはトレースもなく辛い登りとなった。緩やかな斜面を選んでジグザグに登って行く為、余計に時間がかかる。

ここが胸突き八丁、辛抱のしどころですね。


クソ根性の出しどころ

その後我慢の登りが続いたが13:20にやっとテーブルランドに到着。感無量の瞬間である。

おめでとうございます。いやもう真面目な話R306が通れない今、テーブルに乗ることができれば大したものだと思います。


とっくにタイムオーバーしていましたが、上が晴れているとわかれば行かねばなるまい

青のドリーネを一周しながら写真を撮っていると時間はもう13:45であった。

もうちょっと見ていると良くなってくると思いますが、帰らなあかんしね。


青のドリーネのベストな時間は13:00~13:30くらいですね

以前にハリマオさんが付けた看板を探したが見当たらず代わりに小さいプレートが立っていた。

わしの力作やったのに、誰が撤去したんやー (T_T)


恐らく風で飛ばされたのでしょう

5分くらい下りた所で何か変だなと思いGPSを確認すると案の定全然違う方向に向かっていた。慌てて戻り事なきを得た。

GPSが普及してから山への畏れが希薄になりましたね。
電池切れとか故障があったらどないすんのやろ。


一度、登山の途中でGPSが見れなくなったことがありましたがその場からサポートに電話して復旧方法を教えてもらったので事なきをえました。

[/quote]方向さえ分かっていたら、登山道を追わなくても何処からでも下山できると思いますがね。

地図上は降りられそうでもどこで行き詰るか分かりませんからね

暗くなると不安も増しますが。
何はともあれ、絶景のテーブルランドを拝めて良かったですね。


絶景には程遠いですが快晴のテーブルランドに立てて良かったです。
P1050063_640.jpg
                                                        宮指路
P1050075_640.jpg
SHIGEKI
記事: 1031
登録日時: 2011年7月25日(月) 18:30

Re: 羊のドリーネと木和田尾道迷い顛末記

投稿記事 by SHIGEKI »


宮指路さん こんにちは ご無沙汰してます。

雪の御池岳 訓練かねて登られ、好天 素晴らしい画像

うらやましく拝見しました。


青のドリーネに着くと影がくっきり浮かび上がっていて綺麗だったが、又その中に羊のような影があるのが面白かった。



おもしろい画像ですね。

くぼみの斜面にある(昔はあった)小灌木が雪に埋もれて、こんな陰を作ってるんでしょうか?

私も10年あまり前何度も通いましたが、いい画像は撮れていません。

記録を見ると2004年に2月と3月にテン泊して以来ですわ・・・・・

今シーズンの意欲をそそる画像 ありがとうございました。

  では また 深雪のテーブルランドで

  SHIGEKI
添付ファイル
02010045.JPG
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 羊のドリーネと木和田尾道迷い顛末記

投稿記事 by 宮指路 »

SHIGEKIさん、こんにちは

[quote="SHIGEKI"]
宮指路さん こんにちは ご無沙汰してます。
雪の御池岳 訓練かねて登られ、好天 素晴らしい画像
うらやましく拝見しました。


お天気が良すぎて霧氷が見られなかったのが残念でした。

青のドリーネに着くと影がくっきり浮かび上がっていて綺麗だったが、又その中に羊のような影があるのが面白かった。
おもしろい画像ですね。
くぼみの斜面にある(昔はあった)小灌木が雪に埋もれて、こんな陰を作ってるんでしょうか?

恐らくそうだと思います。
それとドリーネは時間帯と見る方向によっても違いますね。
写真は13:30頃、東から西に向かって写しています。

私も10年あまり前何度も通いましたが、いい画像は撮れていません。
記録を見ると2004年に2月と3月にテン泊して以来ですわ・・・・・


私も2月1日にテーブルランドで初めてのテン泊予定です。

                                宮指路
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