【台高】新雪にもがいてヒキウス平
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
【台高】新雪にもがいてヒキウス平
【日 付】2013年12月22日(日)
【山 域】台高
【コース】千石林道P7:36---12:10ヒキウス平13:07---14:07林道---千石林道P15:09
【メンバー】単独
[attachment=2]IMG_7789.jpg[/attachment]
雪の季節にベストショットを狙いたい特別な場所が二か所ある。ひとつは鈴鹿の御池岳奥の平で、もうひとつが台高のヒキウス平周辺だ。両方とも自然林に包まれた広がりと冬の厳しさをそなえており、運が良ければすばらしい眺めに遭遇することができる。今回はヒキウス平周辺にできるだけ短時間でたどり着けるルートをと考えてのぞんだ。
先週に引き続き千石林道に向かう。奥ノ平谷出合の木材の搬出作業は今日も行うようで和歌山ナンバーの車が作業員を現場に降ろしヌタハラ林道を上がって行った。先週の日曜日もウインチは動いていたので、年末の追い込みをかけているのだろう。千石林道の車止め広場に駐車、先週より林道の雪は少なそうだ。
林道に雪が無かったのは最初だけで、けっこう積もっている。週末の雨も、このあたりでは雪になって降りそそいだようだ。林道は後半で井戸谷を縫うようにつけられているので、崩壊した井戸谷を3回越えるのが面倒だ。最初の崩壊地を越えたあたりで鹿が静かに逃げて行った。進むと林道のヘアピンカーブから植林に2頭の小鹿が逃げていき、鳴いている。親子が離ればなれになってしまったようで、親子両方が警笛音のような鳴き声をあげ位置を確認しあっていた。鹿の警笛音は嫌というほど聞いているが、これだけ頻繁に位置を確認しあっているのは初めてだった。林道から親子が違う小尾根に下りてしまったためだろう。
[attachment=1]IMG_7795.jpg[/attachment]
最後の崩壊地も雪で真っ白で歩きやすい。崩壊地を越えるとすぐに千石平国有林の看板があり赤テープがつけられている。杣道を歩き雨量観測所を通り植林を上って行く。植林の中だがこの段階でひざぐらいの沈み込みがある。新雪なのでよく沈んでくれる。ヒキウス平のP1360から南西に下りている尾根にのりたいので千石平の上部からトラバースする。ここから雪はなおも深くなり、やっかいだ。パウダースノーが降り積もりどこまでも沈んでいく。
獣の踏み跡をひろいながら歩くが、傾斜がきつくなるとふかふかの雪だけに難儀だ。ピッケルも役に立たない。自然林の尾根が見えてきたので近づこうとするが腰まで雪にうもれて無理。植林に逃げたものの急斜面に苦労する。植林を抜け自然林の尾根に変わり、嵓が2か所あらわれる。嵓は左右どちらにも巻けるのだが、ここが吹き溜まりになっている。ここも腰まで埋もれながらもがいて上った。風向きによって吹き溜まり方に違いがあるかと左右どちらもためしてみたが左程違いはなく、しっかり新雪が積もっていた。今日は気温も低いせいか雪はさらさらのパウダースノーで、やっかいだった。
[attachment=0]IMG_7800.jpg[/attachment]
対岸の赤嵓が見えてくると稜線まであとひと上り。ここまでくると新雪の下に雪の多少なりとも固い層が出てきてキックステップとピッケルが使えるようになってきた。ようやく稜線のP1360の西側の鞍部に出た。風もなく一面の銀世界で枯木は凍りつきブナは白く凍えている。ガスにおおわれ桧塚奥峰方面はまったく見えず、ヌタハラ谷源頭部に下って行くふかふかの清く純粋な斜面だけがわずかに顔をのぞかせている。それが、P1360に近づくにつれて吹き付ける風の音が大きくなり県境側に開けた場所では強風が吹き荒れている。ここは、風が通る場所のようで、このあたりの木々はエビの尻尾どころか大きなモンスターに成長していた。この先は風がきつそうなので早々に退散する。少し下るだけで無風の森にもどるのだから不思議だ。
[attachment=4]IMG_7770.jpg[/attachment]
鞍部で休憩していると風が出はじめたので、桧塚第三劇場に向かう。紅葉の季節にはすばらしい錦絵を見せてくれる場所だが、今日は水墨画の世界を見せてくれている。奥峰の斜面が見え隠れする中にヒキウス平の白い森が浮かび上がり、写真では静寂そのものだが、実際は風が吹き付け手が痛い。だが、この景色が見れただけで心は満たされた。ガスは取れそうもないので帰り支度をはじめる。
[attachment=3]IMG_7784.jpg[/attachment]
ヌタハラ谷右岸尾根とも考えたが、嵓の巻きでラッセル地獄に陥るのは目に見えているし、火事場跡もこの強風では通る気になれないので来た道を戻ることにした。来た道を戻るというのはいつもなら気乗りはしないのだが、今日は別だ。パウダースノーの斜面を転げるようにして下って行くのは気持ちがいい。自分の踏み跡でさえまだまだ沈み込んでいくのだから楽しい。あれだけ苦労して上ったルートも1時間で下ってしまった。後は林道を下るだけだ。
今回使ったルートは風が吹き付けることもなく冬のヒキウス平を目指すにはベストのルートだと思う。
【山 域】台高
【コース】千石林道P7:36---12:10ヒキウス平13:07---14:07林道---千石林道P15:09
【メンバー】単独
[attachment=2]IMG_7789.jpg[/attachment]
雪の季節にベストショットを狙いたい特別な場所が二か所ある。ひとつは鈴鹿の御池岳奥の平で、もうひとつが台高のヒキウス平周辺だ。両方とも自然林に包まれた広がりと冬の厳しさをそなえており、運が良ければすばらしい眺めに遭遇することができる。今回はヒキウス平周辺にできるだけ短時間でたどり着けるルートをと考えてのぞんだ。
先週に引き続き千石林道に向かう。奥ノ平谷出合の木材の搬出作業は今日も行うようで和歌山ナンバーの車が作業員を現場に降ろしヌタハラ林道を上がって行った。先週の日曜日もウインチは動いていたので、年末の追い込みをかけているのだろう。千石林道の車止め広場に駐車、先週より林道の雪は少なそうだ。
林道に雪が無かったのは最初だけで、けっこう積もっている。週末の雨も、このあたりでは雪になって降りそそいだようだ。林道は後半で井戸谷を縫うようにつけられているので、崩壊した井戸谷を3回越えるのが面倒だ。最初の崩壊地を越えたあたりで鹿が静かに逃げて行った。進むと林道のヘアピンカーブから植林に2頭の小鹿が逃げていき、鳴いている。親子が離ればなれになってしまったようで、親子両方が警笛音のような鳴き声をあげ位置を確認しあっていた。鹿の警笛音は嫌というほど聞いているが、これだけ頻繁に位置を確認しあっているのは初めてだった。林道から親子が違う小尾根に下りてしまったためだろう。
[attachment=1]IMG_7795.jpg[/attachment]
最後の崩壊地も雪で真っ白で歩きやすい。崩壊地を越えるとすぐに千石平国有林の看板があり赤テープがつけられている。杣道を歩き雨量観測所を通り植林を上って行く。植林の中だがこの段階でひざぐらいの沈み込みがある。新雪なのでよく沈んでくれる。ヒキウス平のP1360から南西に下りている尾根にのりたいので千石平の上部からトラバースする。ここから雪はなおも深くなり、やっかいだ。パウダースノーが降り積もりどこまでも沈んでいく。
獣の踏み跡をひろいながら歩くが、傾斜がきつくなるとふかふかの雪だけに難儀だ。ピッケルも役に立たない。自然林の尾根が見えてきたので近づこうとするが腰まで雪にうもれて無理。植林に逃げたものの急斜面に苦労する。植林を抜け自然林の尾根に変わり、嵓が2か所あらわれる。嵓は左右どちらにも巻けるのだが、ここが吹き溜まりになっている。ここも腰まで埋もれながらもがいて上った。風向きによって吹き溜まり方に違いがあるかと左右どちらもためしてみたが左程違いはなく、しっかり新雪が積もっていた。今日は気温も低いせいか雪はさらさらのパウダースノーで、やっかいだった。
[attachment=0]IMG_7800.jpg[/attachment]
対岸の赤嵓が見えてくると稜線まであとひと上り。ここまでくると新雪の下に雪の多少なりとも固い層が出てきてキックステップとピッケルが使えるようになってきた。ようやく稜線のP1360の西側の鞍部に出た。風もなく一面の銀世界で枯木は凍りつきブナは白く凍えている。ガスにおおわれ桧塚奥峰方面はまったく見えず、ヌタハラ谷源頭部に下って行くふかふかの清く純粋な斜面だけがわずかに顔をのぞかせている。それが、P1360に近づくにつれて吹き付ける風の音が大きくなり県境側に開けた場所では強風が吹き荒れている。ここは、風が通る場所のようで、このあたりの木々はエビの尻尾どころか大きなモンスターに成長していた。この先は風がきつそうなので早々に退散する。少し下るだけで無風の森にもどるのだから不思議だ。
[attachment=4]IMG_7770.jpg[/attachment]
鞍部で休憩していると風が出はじめたので、桧塚第三劇場に向かう。紅葉の季節にはすばらしい錦絵を見せてくれる場所だが、今日は水墨画の世界を見せてくれている。奥峰の斜面が見え隠れする中にヒキウス平の白い森が浮かび上がり、写真では静寂そのものだが、実際は風が吹き付け手が痛い。だが、この景色が見れただけで心は満たされた。ガスは取れそうもないので帰り支度をはじめる。
[attachment=3]IMG_7784.jpg[/attachment]
ヌタハラ谷右岸尾根とも考えたが、嵓の巻きでラッセル地獄に陥るのは目に見えているし、火事場跡もこの強風では通る気になれないので来た道を戻ることにした。来た道を戻るというのはいつもなら気乗りはしないのだが、今日は別だ。パウダースノーの斜面を転げるようにして下って行くのは気持ちがいい。自分の踏み跡でさえまだまだ沈み込んでいくのだから楽しい。あれだけ苦労して上ったルートも1時間で下ってしまった。後は林道を下るだけだ。
今回使ったルートは風が吹き付けることもなく冬のヒキウス平を目指すにはベストのルートだと思う。
Re: 【台高】新雪にもがいてヒキウス平
わりばしさん、おはようございます。この日、私も桧塚奥峰を目指しました。
大又からでしたが、2WDの普通車なので滑って坂を登れず、駐車場の手前200mくらいまでしか入れませんでした。
今冬初めてのアイゼンとスノーシューで、明神平までにすっかり疲れてしまいました。
展望がよくないので明神岳で行くかどうか迷いましたが、行けるところまでと下りて行きました。
しかし、テープが樹氷で見えにくいし、踏み跡もなく、帰りの体力も心配でしたので、
判官平の手前の細尾根のところでとうとうギブアップし引き返しました。
この時、頑張って初志貫徹すれば、トレりんさんとわりばしさんにお会いできたようで残念です。
ところで、ヌタハラ林道ですが、2WDの普通車でどこまで入れるのでしょうか。もちろんスタッドレスタイヤです。
黒川の河口辺りまであるいはヌタハラ谷出会い辺りまででしょうか、教えてください。
よろしくお願い申し上げます。
大又からでしたが、2WDの普通車なので滑って坂を登れず、駐車場の手前200mくらいまでしか入れませんでした。
今冬初めてのアイゼンとスノーシューで、明神平までにすっかり疲れてしまいました。
展望がよくないので明神岳で行くかどうか迷いましたが、行けるところまでと下りて行きました。
しかし、テープが樹氷で見えにくいし、踏み跡もなく、帰りの体力も心配でしたので、
判官平の手前の細尾根のところでとうとうギブアップし引き返しました。
この時、頑張って初志貫徹すれば、トレりんさんとわりばしさんにお会いできたようで残念です。
ところで、ヌタハラ林道ですが、2WDの普通車でどこまで入れるのでしょうか。もちろんスタッドレスタイヤです。
黒川の河口辺りまであるいはヌタハラ谷出会い辺りまででしょうか、教えてください。
よろしくお願い申し上げます。
-
- 記事: 2228
- 登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
- 連絡する:
Re: 【台高】新雪にもがいてヒキウス平
わりばしさん、こんばんは。他人のレポが気になって自分のレポが書けない。
雪の季節にベストショットを狙いたい特別な場所が二か所ある。ひとつは鈴鹿の御池岳奥の平で、もうひとつが台高のヒキウス平周辺だ。
異議ありません。
今回はヒキウス平周辺にできるだけ短時間でたどり着けるルートをと考えてのぞんだ。
そりゃ興味深い。
千石林道の車止め広場に駐車、先週より林道の雪は少なそうだ。
桧塚劇場に短時間で辿り着きたいのに、なんでココに駐車なの?
植林の中だがこの段階でひざぐらいの沈み込みがある。
雪はなおも深くなり、やっかいだ。パウダースノーが降り積もりどこまでも沈んでいく。
22日はパウダースノーじゃないでしょ。
14日は全く抵抗を感じない「粉砂糖」の感触。22日は「白砂糖」の感触でした。
ピッケルも役に立たない。腰まで雪にうもれて無理。
腰まで埋まった時にピッケルを使うのですよ!!
(グーはしたことないけど、いつもナズナさんがしてくれます)
今回使ったルートは風が吹き付けることもなく冬のヒキウス平を目指すにはベストのルートだと思う。
そーかなぁ~?
まあ、zippさんの評価を聞いてみましょ。バンダナの汗をしぼりながら登ってくださいな。
グー(伊勢山上住人)
Re: 【台高】新雪にもがいてヒキウス平
おはようございます、kando1945さん。
この日、私も桧塚奥峰を目指しました。
私は軟弱なので、ヒキウス平ねらいで奥峰は眺めればいいなと思っていましたが、見えませんでした。
大又からでしたが、2WDの普通車なので滑って坂を登れず、駐車場の手前200mくらいまでしか入れませんでした。
今冬初めてのアイゼンとスノーシューで、明神平までにすっかり疲れてしまいました。
私はスノーシューを車に置いてきたんです。
どのみちサラサラ雪の急斜面の上りでは使えなかったでしょうが。
新雪だけに疲れましたね。
展望がよくないので明神岳で行くかどうか迷いましたが、行けるところまでと下りて行きました。
しかし、テープが樹氷で見えにくいし、踏み跡もなく、帰りの体力も心配でしたので、
判官平の手前の細尾根のところでとうとうギブアップし引き返しました。
この時、頑張って初志貫徹すれば、トレりんさんとわりばしさんにお会いできたようで残念です。
明神平付近にみなさんみえたようで。
スノーシューでもあれば行っていたかな?
風が強かったので行かなかっただろうな。
ところで、ヌタハラ林道ですが、2WDの普通車でどこまで入れるのでしょうか。もちろんスタッドレスタイヤです。
黒川の河口辺りまであるいはヌタハラ谷出会い辺りまででしょうか、教えてください。
よろしくお願い申し上げます。
ヌタハラ谷出合の手前で木材の搬出作業をしているので、出合までなら問題ないです。
工事の軽自動車が上って行きましたからヌタハラ林道も行けるとは思いますが、こちらは工事をしています。
どちらも平日は作業をしているので、その状況次第って感じです。
木材の搬出現場は車をどけて通してくれるので、ヌタハラ谷出合までと考えたほうがいいと思います。
この日、私も桧塚奥峰を目指しました。
私は軟弱なので、ヒキウス平ねらいで奥峰は眺めればいいなと思っていましたが、見えませんでした。
大又からでしたが、2WDの普通車なので滑って坂を登れず、駐車場の手前200mくらいまでしか入れませんでした。
今冬初めてのアイゼンとスノーシューで、明神平までにすっかり疲れてしまいました。
私はスノーシューを車に置いてきたんです。
どのみちサラサラ雪の急斜面の上りでは使えなかったでしょうが。
新雪だけに疲れましたね。
展望がよくないので明神岳で行くかどうか迷いましたが、行けるところまでと下りて行きました。
しかし、テープが樹氷で見えにくいし、踏み跡もなく、帰りの体力も心配でしたので、
判官平の手前の細尾根のところでとうとうギブアップし引き返しました。
この時、頑張って初志貫徹すれば、トレりんさんとわりばしさんにお会いできたようで残念です。
明神平付近にみなさんみえたようで。
スノーシューでもあれば行っていたかな?
風が強かったので行かなかっただろうな。
ところで、ヌタハラ林道ですが、2WDの普通車でどこまで入れるのでしょうか。もちろんスタッドレスタイヤです。
黒川の河口辺りまであるいはヌタハラ谷出会い辺りまででしょうか、教えてください。
よろしくお願い申し上げます。
ヌタハラ谷出合の手前で木材の搬出作業をしているので、出合までなら問題ないです。
工事の軽自動車が上って行きましたからヌタハラ林道も行けるとは思いますが、こちらは工事をしています。
どちらも平日は作業をしているので、その状況次第って感じです。
木材の搬出現場は車をどけて通してくれるので、ヌタハラ谷出合までと考えたほうがいいと思います。
Re: 【台高】新雪にもがいてヒキウス平
わりばしさん、おはようございます。
22日は強い冬型で海山町の山でも、大台ケ原から風に吹かれて飛んできた雪がちらほらしていました。
雪の季節にベストショットを狙いたい特別な場所が二か所ある。ひとつは鈴鹿の御池岳奥の平で、もうひとつが台高のヒキウス平周辺だ。両方とも自然林に包まれた広がりと冬の厳しさをそなえており、運が良ければすばらしい眺めに遭遇することができる。今回はヒキウス平周辺にできるだけ短時間でたどり着けるルートをと考えてのぞんだ。
このルート、TWさんがよく使っているルートかな?
私もこの前通った時に入口をのぞいてきましたが、確かに歩けそうなルートですね。ヌタハラ橋を起点にすると確かにヌタウを別にすれば早いルートかもしれないですね。
対岸の赤嵓が見えてくると稜線まであとひと上り。ここまでくると新雪の下に雪の多少なりとも固い層が出てきてキックステップとピッケルが使えるようになってきた。ようやく稜線のP1360の西側の鞍部に出た。風もなく一面の銀世界で枯木は凍りつきブナは白く凍えている。ガスにおおわれ桧塚奥峰方面はまったく見えず、ヌタハラ谷源頭部に下って行くふかふかの清く純粋な斜面だけがわずかに顔をのぞかせている。それが、P1360に近づくにつれて吹き付ける風の音が大きくなり県境側に開けた場所では強風が吹き荒れている。ここは、風が通る場所のようで、このあたりの木々はエビの尻尾どころか大きなモンスターに成長していた。この先は風がきつそうなので早々に退散する。少し下るだけで無風の森にもどるのだから不思議だ。
この日は稜線はすごい風だったでしょうね。
私はこんな日にとてもこのあたりの山へ行く気はしませんが、雪山に慣れるにはちょうどいいかも。こんな日でも明神平辺りには結構な人が入っていたようで、感心してしまいます。
私もそろそろ雪山始動しようかと思っているところです。
22日は強い冬型で海山町の山でも、大台ケ原から風に吹かれて飛んできた雪がちらほらしていました。
雪の季節にベストショットを狙いたい特別な場所が二か所ある。ひとつは鈴鹿の御池岳奥の平で、もうひとつが台高のヒキウス平周辺だ。両方とも自然林に包まれた広がりと冬の厳しさをそなえており、運が良ければすばらしい眺めに遭遇することができる。今回はヒキウス平周辺にできるだけ短時間でたどり着けるルートをと考えてのぞんだ。
このルート、TWさんがよく使っているルートかな?
私もこの前通った時に入口をのぞいてきましたが、確かに歩けそうなルートですね。ヌタハラ橋を起点にすると確かにヌタウを別にすれば早いルートかもしれないですね。
対岸の赤嵓が見えてくると稜線まであとひと上り。ここまでくると新雪の下に雪の多少なりとも固い層が出てきてキックステップとピッケルが使えるようになってきた。ようやく稜線のP1360の西側の鞍部に出た。風もなく一面の銀世界で枯木は凍りつきブナは白く凍えている。ガスにおおわれ桧塚奥峰方面はまったく見えず、ヌタハラ谷源頭部に下って行くふかふかの清く純粋な斜面だけがわずかに顔をのぞかせている。それが、P1360に近づくにつれて吹き付ける風の音が大きくなり県境側に開けた場所では強風が吹き荒れている。ここは、風が通る場所のようで、このあたりの木々はエビの尻尾どころか大きなモンスターに成長していた。この先は風がきつそうなので早々に退散する。少し下るだけで無風の森にもどるのだから不思議だ。
この日は稜線はすごい風だったでしょうね。
私はこんな日にとてもこのあたりの山へ行く気はしませんが、雪山に慣れるにはちょうどいいかも。こんな日でも明神平辺りには結構な人が入っていたようで、感心してしまいます。
私もそろそろ雪山始動しようかと思っているところです。
@シュークリーム@
Re: 【台高】新雪にもがいてヒキウス平
おはようございます、グーさん。
わりばしさん、こんばんは。他人のレポが気になって自分のレポが書けない。
赤ゾレ方面に行かれていたようで。
雪の季節にベストショットを狙いたい特別な場所が二か所ある。ひとつは鈴鹿の御池岳奥の平で、もうひとつが台高のヒキウス平周辺だ。
異議ありません。
おお、グーさんも同じでしたか・・
やっぱり見るべき人間が見るとそうなるんですね・・
千石林道の車止め広場に駐車、先週より林道の雪は少なそうだ。
桧塚劇場に短時間で辿り着きたいのに、なんでココに駐車なの?
新雪の時期なので林道歩きが早いかと。
植林の中だがこの段階でひざぐらいの沈み込みがある。
雪はなおも深くなり、やっかいだ。パウダースノーが降り積もりどこまでも沈んでいく。
22日はパウダースノーじゃないでしょ。
14日は全く抵抗を感じない「粉砂糖」の感触。22日は「白砂糖」の感触でした。
なかなか緻密な表現ですね。
いずれにしても台高には珍しいさらさら雪でした。
ピッケルも役に立たない。腰まで雪にうもれて無理。
腰まで埋まった時にピッケルを使うのですよ!!
(グーはしたことないけど、いつもナズナさんがしてくれます)
これがさらさらの新雪のおかげで使えないんです。
稜線近くになってひっかかりが出てきましたが。
今回使ったルートは風が吹き付けることもなく冬のヒキウス平を目指すにはベストのルートだと思う。
そーかなぁ~?
まあ、zippさんの評価を聞いてみましょ。バンダナの汗をしぼりながら登ってくださいな。[/color]
風の強い時にはいいと思いますよ。
雪がしまればもっと早く着くでしょうし。
わりばしさん、こんばんは。他人のレポが気になって自分のレポが書けない。
赤ゾレ方面に行かれていたようで。
雪の季節にベストショットを狙いたい特別な場所が二か所ある。ひとつは鈴鹿の御池岳奥の平で、もうひとつが台高のヒキウス平周辺だ。
異議ありません。
おお、グーさんも同じでしたか・・
やっぱり見るべき人間が見るとそうなるんですね・・
千石林道の車止め広場に駐車、先週より林道の雪は少なそうだ。
桧塚劇場に短時間で辿り着きたいのに、なんでココに駐車なの?
新雪の時期なので林道歩きが早いかと。
植林の中だがこの段階でひざぐらいの沈み込みがある。
雪はなおも深くなり、やっかいだ。パウダースノーが降り積もりどこまでも沈んでいく。
22日はパウダースノーじゃないでしょ。
14日は全く抵抗を感じない「粉砂糖」の感触。22日は「白砂糖」の感触でした。
なかなか緻密な表現ですね。
いずれにしても台高には珍しいさらさら雪でした。
ピッケルも役に立たない。腰まで雪にうもれて無理。
腰まで埋まった時にピッケルを使うのですよ!!
(グーはしたことないけど、いつもナズナさんがしてくれます)
これがさらさらの新雪のおかげで使えないんです。
稜線近くになってひっかかりが出てきましたが。
今回使ったルートは風が吹き付けることもなく冬のヒキウス平を目指すにはベストのルートだと思う。
そーかなぁ~?
まあ、zippさんの評価を聞いてみましょ。バンダナの汗をしぼりながら登ってくださいな。[/color]
風の強い時にはいいと思いますよ。
雪がしまればもっと早く着くでしょうし。
-
- 記事: 719
- 登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
- お住まい: 京都市中京区
- 連絡する:
Re: 【台高】新雪にもがいてヒキウス平
わりばしさん、おはようございます。
私は、京都在住なので、台高は結構遠く、登山口まで2時間以上要します。しかし、時々行っています。
明神平、桧塚奥峰、桧塚、ヒキウス平も何度か訪れたことがあります。三重県側からのアプローチでは、千秋林道を
車で走り、マナコ谷登山口や万歳橋から登ったことは何度かありますが、千石林道の方にはほとんど行ったことがあ
りません。一度だけヌタハラ谷出合から夫婦滝の展望駐車場まで車を入れたことがありますが、車の底を何度も擦って
しまい、往生したことがあり、それ以来行けていません。車高の低いレガシーなのでそうなったのですが、今度は車高
の高い車に買い替えることになりましたので、そういう心配もなくなると思います。千石林道周辺の地理がまだまだ不
案内なので、どのように進むとよいのか教えて下さい。
私は、京都在住なので、台高は結構遠く、登山口まで2時間以上要します。しかし、時々行っています。
明神平、桧塚奥峰、桧塚、ヒキウス平も何度か訪れたことがあります。三重県側からのアプローチでは、千秋林道を
車で走り、マナコ谷登山口や万歳橋から登ったことは何度かありますが、千石林道の方にはほとんど行ったことがあ
りません。一度だけヌタハラ谷出合から夫婦滝の展望駐車場まで車を入れたことがありますが、車の底を何度も擦って
しまい、往生したことがあり、それ以来行けていません。車高の低いレガシーなのでそうなったのですが、今度は車高
の高い車に買い替えることになりましたので、そういう心配もなくなると思います。千石林道周辺の地理がまだまだ不
案内なので、どのように進むとよいのか教えて下さい。
written by kitayama-walk
Re: 【台高】新雪にもがいてヒキウス平
わりばしさん、こんばんは。
先週に引き続き千石林道に向かう。奥ノ平谷出合の木材の搬出作業は今日も行うようで和歌山ナンバーの車が作業員を現場に降ろしヌタハラ林道を上がって行った。先週の日曜日もウインチは動いていたので、年末の追い込みをかけているのだろう。
日曜日返上なんだ。
和歌山ナンバー?…、請負で伐採しているのだろうかしらん?地元の林業者じゃなかったのかな?
鹿の警笛音は嫌というほど聞いているが、これだけ頻繁に位置を確認しあっているのは初めてだった。
林道を登るわりばしさんの形相が、小鹿を引き裂いて食べそうな顔してたからじゃないの?
最後の崩壊地も雪で真っ白で歩きやすい。崩壊地を越えるとすぐに千石平国有林の看板があり赤テープがつけられている。杣道を歩き雨量観測所を通り植林を上って行く。植林の中だがこの段階でひざぐらいの沈み込みがある。新雪なのでよく沈んでくれる。ヒキウス平のP1360から南西に下りている尾根にのりたいので千石平の上部からトラバースする。
積雪期にこの道に入るとは、今回が初めてじゃないですね、わりばしさん。
嵓が2か所あらわれる。嵓は左右どちらにも巻けるのだが、ここが吹き溜まりになっている。ここも腰まで埋もれながらもがいて上った。風向きによって吹き溜まり方に違いがあるかと左右どちらもためしてみたが左程違いはなく、しっかり新雪が積もっていた。
なんか、タイヘンそう(^^;。
ワタシ、ヒキウス平から赤グラ滝谷、千石林道にいくつかのルートを使ってますが、たぶん2度(登り降り)に使ったのは、1353の東端から南から南東へ降りる尾根だけです。
井戸谷が崩壊する前は、林道が井戸谷と接する3つ目の左岸から尾根に通じる杣道がありました(林道無き時代の旧道も右岸で見られます)。いまなら、二つ目のヘアピンから尾根にのるのが早いかと。
ようやく稜線のP1360の西側の鞍部に出た。風もなく一面の銀世界で枯木は凍りつきブナは白く凍えている。ガスにおおわれ桧塚奥峰方面はまったく見えず、ヌタハラ谷源頭部に下って行くふかふかの清く純粋な斜面だけがわずかに顔をのぞかせている。
ここは、わたしの好きな場所(^^)。ブナもたくさんあるし、眺望もあるし。
ここを通るときは、一服せずにおれない(^^;。
ヌタハラ谷右岸尾根とも考えたが、嵓の巻きでラッセル地獄に陥るのは目に見えているし、火事場跡もこの強風では通る気になれないので来た道を戻ることにした。
ラッセル地獄ならまだいいけど(^^;、この積雪量だと枝谷に雪語と落ちかねないよ。
積雪量の多いヌタウを登った時、グラを巻くよりもグラを直登した方が早いし安全だと、登ったワタシです(^^;。
来た道を戻るというのはいつもなら気乗りはしないのだが、今日は別だ。パウダースノーの斜面を転げるようにして下って行くのは気持ちがいい。
スノーシューは持ってきてなかったの?復路はヌタハラ経由じゃなかったんだ。
今回使ったルートは風が吹き付けることもなく冬のヒキウス平を目指すにはベストのルートだと思う。
いyぁ~、ありえない(^^;。
この積雪量を考えると、ヌタハラ林道から尾根ルートだなぁ。まぁ最短は強風をモノともしなければマナコ谷ルートでしょうが。
上記に書いた千石林道から1353東端は、積雪期に使ったことがないので何とも評価できないけど、たぶん今回わりばしさんが使ったルートよりマシな気がする(^^)。
翌日の、台高は青空に樹氷、それにたっぷりの雪の日、わたしは東紀州の海辺の低山ですた(^^)。
[attachment=0]DSCN8245_800.jpg[/attachment]
zipp
Re: 【台高】新雪にもがいてヒキウス平
おはようございます、シュークリームさん。
22日は強い冬型で海山町の山でも、大台ケ原から風に吹かれて飛んできた雪がちらほらしていました。
2年前の年末に何度か行きましたが、同じ台高でも雪の量が違いますよね。
雪の季節にベストショットを狙いたい特別な場所が二か所ある。ひとつは鈴鹿の御池岳奥の平で、もうひとつが台高のヒキウス平周辺だ。両方とも自然林に包まれた広がりと冬の厳しさをそなえており、運が良ければすばらしい眺めに遭遇することができる。今回はヒキウス平周辺にできるだけ短時間でたどり着けるルートをと考えてのぞんだ。
このルート、TWさんがよく使っているルートかな?
私もこの前通った時に入口をのぞいてきましたが、確かに歩けそうなルートですね。ヌタハラ橋を起点にすると確かにヌタウを別にすれば早いルートかもしれないですね。
そうですねTWさんが初闇鍋で使ったルートです。
対岸の赤嵓が見えてくると稜線まであとひと上り。ここまでくると新雪の下に雪の多少なりとも固い層が出てきてキックステップとピッケルが使えるようになってきた。ようやく稜線のP1360の西側の鞍部に出た。風もなく一面の銀世界で枯木は凍りつきブナは白く凍えている。ガスにおおわれ桧塚奥峰方面はまったく見えず、ヌタハラ谷源頭部に下って行くふかふかの清く純粋な斜面だけがわずかに顔をのぞかせている。それが、P1360に近づくにつれて吹き付ける風の音が大きくなり県境側に開けた場所では強風が吹き荒れている。ここは、風が通る場所のようで、このあたりの木々はエビの尻尾どころか大きなモンスターに成長していた。この先は風がきつそうなので早々に退散する。少し下るだけで無風の森にもどるのだから不思議だ。
この日は稜線はすごい風だったでしょうね。
私はこんな日にとてもこのあたりの山へ行く気はしませんが、雪山に慣れるにはちょうどいいかも。こんな日でも明神平辺りには結構な人が入っていたようで、感心してしまいます。
私もそろそろ雪山始動しようかと思っているところです。
今年はスノーシューシーズンの始動が早いですね。
奈良県側から上る人はいますが、三重県側からはお知り合いばかりです。
私は2週連荘で入りましたが、山では人には合っていません。
22日は強い冬型で海山町の山でも、大台ケ原から風に吹かれて飛んできた雪がちらほらしていました。
2年前の年末に何度か行きましたが、同じ台高でも雪の量が違いますよね。
雪の季節にベストショットを狙いたい特別な場所が二か所ある。ひとつは鈴鹿の御池岳奥の平で、もうひとつが台高のヒキウス平周辺だ。両方とも自然林に包まれた広がりと冬の厳しさをそなえており、運が良ければすばらしい眺めに遭遇することができる。今回はヒキウス平周辺にできるだけ短時間でたどり着けるルートをと考えてのぞんだ。
このルート、TWさんがよく使っているルートかな?
私もこの前通った時に入口をのぞいてきましたが、確かに歩けそうなルートですね。ヌタハラ橋を起点にすると確かにヌタウを別にすれば早いルートかもしれないですね。
そうですねTWさんが初闇鍋で使ったルートです。
対岸の赤嵓が見えてくると稜線まであとひと上り。ここまでくると新雪の下に雪の多少なりとも固い層が出てきてキックステップとピッケルが使えるようになってきた。ようやく稜線のP1360の西側の鞍部に出た。風もなく一面の銀世界で枯木は凍りつきブナは白く凍えている。ガスにおおわれ桧塚奥峰方面はまったく見えず、ヌタハラ谷源頭部に下って行くふかふかの清く純粋な斜面だけがわずかに顔をのぞかせている。それが、P1360に近づくにつれて吹き付ける風の音が大きくなり県境側に開けた場所では強風が吹き荒れている。ここは、風が通る場所のようで、このあたりの木々はエビの尻尾どころか大きなモンスターに成長していた。この先は風がきつそうなので早々に退散する。少し下るだけで無風の森にもどるのだから不思議だ。
この日は稜線はすごい風だったでしょうね。
私はこんな日にとてもこのあたりの山へ行く気はしませんが、雪山に慣れるにはちょうどいいかも。こんな日でも明神平辺りには結構な人が入っていたようで、感心してしまいます。
私もそろそろ雪山始動しようかと思っているところです。
今年はスノーシューシーズンの始動が早いですね。
奈良県側から上る人はいますが、三重県側からはお知り合いばかりです。
私は2週連荘で入りましたが、山では人には合っていません。
Re: 【台高】新雪にもがいてヒキウス平
おはようございます、kitayama-walkさん。
私は、京都在住なので、台高は結構遠く、登山口まで2時間以上要します。しかし、時々行っています。
明神平、桧塚奥峰、桧塚、ヒキウス平も何度か訪れたことがあります。三重県側からのアプローチでは、千秋林道を
車で走り、マナコ谷登山口や万歳橋から登ったことは何度かありますが、千石林道の方にはほとんど行ったことがあ
りません。一度だけヌタハラ谷出合から夫婦滝の展望駐車場まで車を入れたことがありますが、車の底を何度も擦って
しまい、往生したことがあり、それ以来行けていません。
ヌタハラ林道は上って行けると思いますが、現在工事中なので通れるかどうかは工事次第って感じです。
車高の低いレガシーなのでそうなったのですが、今度は車高
の高い車に買い替えることになりましたので、そういう心配もなくなると思います。千石林道周辺の地理がまだまだ不
案内なので、どのように進むとよいのか教えて下さい。
千石林道はヌタハラ谷出合から少し上がった所に車止めがあるので、ここに駐車することになります。4~5台は停められます。
千石林道は長いですが、赤嵓滝谷や喜平小屋谷の出合に直接行けるので、笹ヶ峰や千石山方面に行くには便利です。
井戸谷の三カ所の崩壊はありますが・・
離村した蓮集落までは舗装された道です。
蓮には現在でも郵便番号はありますし、ここまでは県道です。
この先のヌタハラ林道出合の手前で木材の搬出作業をしているので出合までならまったく問題ない状態です。
行く場所にもよりますが、蓮小学校跡か千石林道車止めが駐車地としては便利だと思います。
私は、京都在住なので、台高は結構遠く、登山口まで2時間以上要します。しかし、時々行っています。
明神平、桧塚奥峰、桧塚、ヒキウス平も何度か訪れたことがあります。三重県側からのアプローチでは、千秋林道を
車で走り、マナコ谷登山口や万歳橋から登ったことは何度かありますが、千石林道の方にはほとんど行ったことがあ
りません。一度だけヌタハラ谷出合から夫婦滝の展望駐車場まで車を入れたことがありますが、車の底を何度も擦って
しまい、往生したことがあり、それ以来行けていません。
ヌタハラ林道は上って行けると思いますが、現在工事中なので通れるかどうかは工事次第って感じです。
車高の低いレガシーなのでそうなったのですが、今度は車高
の高い車に買い替えることになりましたので、そういう心配もなくなると思います。千石林道周辺の地理がまだまだ不
案内なので、どのように進むとよいのか教えて下さい。
千石林道はヌタハラ谷出合から少し上がった所に車止めがあるので、ここに駐車することになります。4~5台は停められます。
千石林道は長いですが、赤嵓滝谷や喜平小屋谷の出合に直接行けるので、笹ヶ峰や千石山方面に行くには便利です。
井戸谷の三カ所の崩壊はありますが・・
離村した蓮集落までは舗装された道です。
蓮には現在でも郵便番号はありますし、ここまでは県道です。
この先のヌタハラ林道出合の手前で木材の搬出作業をしているので出合までならまったく問題ない状態です。
行く場所にもよりますが、蓮小学校跡か千石林道車止めが駐車地としては便利だと思います。
Re: 【台高】新雪にもがいてヒキウス平
おはようございます、zippさん。
先週に引き続き千石林道に向かう。奥ノ平谷出合の木材の搬出作業は今日も行うようで和歌山ナンバーの車が作業員を現場に降ろしヌタハラ林道を上がって行った。先週の日曜日もウインチは動いていたので、年末の追い込みをかけているのだろう。
日曜日返上なんだ。
和歌山ナンバー?…、請負で伐採しているのだろうかしらん?地元の林業者じゃなかったのかな?
私もここで和歌山ナンバーは初めて見ました。
鹿の警笛音は嫌というほど聞いているが、これだけ頻繁に位置を確認しあっているのは初めてだった。
林道を登るわりばしさんの形相が、小鹿を引き裂いて食べそうな顔してたからじゃないの?
こんなにお茶目なのに・・・可笑しいな
最後の崩壊地も雪で真っ白で歩きやすい。崩壊地を越えるとすぐに千石平国有林の看板があり赤テープがつけられている。杣道を歩き雨量観測所を通り植林を上って行く。植林の中だがこの段階でひざぐらいの沈み込みがある。新雪なのでよく沈んでくれる。ヒキウス平のP1360から南西に下りている尾根にのりたいので千石平の上部からトラバースする。
積雪期にこの道に入るとは、今回が初めてじゃないですね、わりばしさん。
実は初めてです。
嵓が2か所あらわれる。嵓は左右どちらにも巻けるのだが、ここが吹き溜まりになっている。ここも腰まで埋もれながらもがいて上った。風向きによって吹き溜まり方に違いがあるかと左右どちらもためしてみたが左程違いはなく、しっかり新雪が積もっていた。
なんか、タイヘンそう(^^;。
ワタシ、ヒキウス平から赤グラ滝谷、千石林道にいくつかのルートを使ってますが、たぶん2度(登り降り)に使ったのは、1353の東端から南から南東へ降りる尾根だけです。
井戸谷が崩壊する前は、林道が井戸谷と接する3つ目の左岸から尾根に通じる杣道がありました(林道無き時代の旧道も右岸で見られます)。いまなら、二つ目のヘアピンから尾根にのるのが早いかと。
台高の新雪でもがいた経験が無かったので、楽しかったですよ。
1352の尾根も使えますね。
二頭の小鹿が逃げて行った尾根です。
ようやく稜線のP1360の西側の鞍部に出た。風もなく一面の銀世界で枯木は凍りつきブナは白く凍えている。ガスにおおわれ桧塚奥峰方面はまったく見えず、ヌタハラ谷源頭部に下って行くふかふかの清く純粋な斜面だけがわずかに顔をのぞかせている。
ここは、わたしの好きな場所(^^)。ブナもたくさんあるし、眺望もあるし。
ここを通るときは、一服せずにおれない(^^;。
そうですよね。
紅葉の季節といい、ここは良いです。
ヌタハラ谷右岸尾根とも考えたが、嵓の巻きでラッセル地獄に陥るのは目に見えているし、火事場跡もこの強風では通る気になれないので来た道を戻ることにした。
ラッセル地獄ならまだいいけど(^^;、この積雪量だと枝谷に雪語と落ちかねないよ。
積雪量の多いヌタウを登った時、グラを巻くよりもグラを直登した方が早いし安全だと、登ったワタシです(^^;。
雪で火事場跡の足場が見えないのは厳しいです。
そういやzippさんももがいていましたね。
来た道を戻るというのはいつもなら気乗りはしないのだが、今日は別だ。パウダースノーの斜面を転げるようにして下って行くのは気持ちがいい。
スノーシューは持ってきてなかったの?復路はヌタハラ経由じゃなかったんだ。
千石林道の車止めでは雪が無かったので、スノーシューを持っていかなかったんです。
今回使ったルートは風が吹き付けることもなく冬のヒキウス平を目指すにはベストのルートだと思う。
いyぁ~、ありえない(^^;。
この積雪量を考えると、ヌタハラ林道から尾根ルートだなぁ。まぁ最短は強風をモノともしなければマナコ谷ルートでしょうが。
上記に書いた千石林道から1353東端は、積雪期に使ったことがないので何とも評価できないけど、たぶん今回わりばしさんが使ったルートよりマシな気がする(^^)。
ハハハ・・
何事も経験です。
翌日の、台高は青空に樹氷、それにたっぷりの雪の日、わたしは東紀州の海辺の低山ですた(^^)。
翌日は良かったみたいですね。
zippさんの南下が始まりましたね。
先週に引き続き千石林道に向かう。奥ノ平谷出合の木材の搬出作業は今日も行うようで和歌山ナンバーの車が作業員を現場に降ろしヌタハラ林道を上がって行った。先週の日曜日もウインチは動いていたので、年末の追い込みをかけているのだろう。
日曜日返上なんだ。
和歌山ナンバー?…、請負で伐採しているのだろうかしらん?地元の林業者じゃなかったのかな?
私もここで和歌山ナンバーは初めて見ました。
鹿の警笛音は嫌というほど聞いているが、これだけ頻繁に位置を確認しあっているのは初めてだった。
林道を登るわりばしさんの形相が、小鹿を引き裂いて食べそうな顔してたからじゃないの?
こんなにお茶目なのに・・・可笑しいな
最後の崩壊地も雪で真っ白で歩きやすい。崩壊地を越えるとすぐに千石平国有林の看板があり赤テープがつけられている。杣道を歩き雨量観測所を通り植林を上って行く。植林の中だがこの段階でひざぐらいの沈み込みがある。新雪なのでよく沈んでくれる。ヒキウス平のP1360から南西に下りている尾根にのりたいので千石平の上部からトラバースする。
積雪期にこの道に入るとは、今回が初めてじゃないですね、わりばしさん。
実は初めてです。
嵓が2か所あらわれる。嵓は左右どちらにも巻けるのだが、ここが吹き溜まりになっている。ここも腰まで埋もれながらもがいて上った。風向きによって吹き溜まり方に違いがあるかと左右どちらもためしてみたが左程違いはなく、しっかり新雪が積もっていた。
なんか、タイヘンそう(^^;。
ワタシ、ヒキウス平から赤グラ滝谷、千石林道にいくつかのルートを使ってますが、たぶん2度(登り降り)に使ったのは、1353の東端から南から南東へ降りる尾根だけです。
井戸谷が崩壊する前は、林道が井戸谷と接する3つ目の左岸から尾根に通じる杣道がありました(林道無き時代の旧道も右岸で見られます)。いまなら、二つ目のヘアピンから尾根にのるのが早いかと。
台高の新雪でもがいた経験が無かったので、楽しかったですよ。
1352の尾根も使えますね。
二頭の小鹿が逃げて行った尾根です。
ようやく稜線のP1360の西側の鞍部に出た。風もなく一面の銀世界で枯木は凍りつきブナは白く凍えている。ガスにおおわれ桧塚奥峰方面はまったく見えず、ヌタハラ谷源頭部に下って行くふかふかの清く純粋な斜面だけがわずかに顔をのぞかせている。
ここは、わたしの好きな場所(^^)。ブナもたくさんあるし、眺望もあるし。
ここを通るときは、一服せずにおれない(^^;。
そうですよね。
紅葉の季節といい、ここは良いです。
ヌタハラ谷右岸尾根とも考えたが、嵓の巻きでラッセル地獄に陥るのは目に見えているし、火事場跡もこの強風では通る気になれないので来た道を戻ることにした。
ラッセル地獄ならまだいいけど(^^;、この積雪量だと枝谷に雪語と落ちかねないよ。
積雪量の多いヌタウを登った時、グラを巻くよりもグラを直登した方が早いし安全だと、登ったワタシです(^^;。
雪で火事場跡の足場が見えないのは厳しいです。
そういやzippさんももがいていましたね。
来た道を戻るというのはいつもなら気乗りはしないのだが、今日は別だ。パウダースノーの斜面を転げるようにして下って行くのは気持ちがいい。
スノーシューは持ってきてなかったの?復路はヌタハラ経由じゃなかったんだ。
千石林道の車止めでは雪が無かったので、スノーシューを持っていかなかったんです。
今回使ったルートは風が吹き付けることもなく冬のヒキウス平を目指すにはベストのルートだと思う。
いyぁ~、ありえない(^^;。
この積雪量を考えると、ヌタハラ林道から尾根ルートだなぁ。まぁ最短は強風をモノともしなければマナコ谷ルートでしょうが。
上記に書いた千石林道から1353東端は、積雪期に使ったことがないので何とも評価できないけど、たぶん今回わりばしさんが使ったルートよりマシな気がする(^^)。
ハハハ・・
何事も経験です。
翌日の、台高は青空に樹氷、それにたっぷりの雪の日、わたしは東紀州の海辺の低山ですた(^^)。
翌日は良かったみたいですね。
zippさんの南下が始まりましたね。