【鈴鹿】西岨から不動明王祠、法印のコバ、定穴へ
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【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
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【鈴鹿】西岨から不動明王祠、法印のコバ、定穴へ
【 日 付 】2013/12/8
【 山 域 】仙ヶ岳矢原川左股あたり
【メンバー】アイアン氏、通風山
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】坂本8:00~茶畑跡8:40~西岨◬482.1m(ニシソバ)9:30~12:00不動明王祠13:00~13:20法印のコバ~13:40上不動滝~14:10定穴~15:15茶畑跡~15:50坂本
あれは10年程前だったろうか、単独で矢原川の下不動滝の巻き道を左岸に取り、上部で右岸に渡り、尾根上へ向かう踏み跡をたどった場所に、洞穴がありその中に安置されている石仏にドキリとしたのは。
この場所が定穴であることを後から知ったのだった。
その場所の上だったのか、下だったのか、野登山が望める岩場で足元に梵字で大日如来の文字が彫られており、これまたドキリと足を引っ込めた。
そこはいかにも朝日が野登山をかすめて上がってくるような場所で、まさに大日如来の真言を唱えながら座禅を組むような姿が目に浮かぶような場所であった。
そんな思い出をたどりながら矢原川左股の右岸にある、西岨(ニシソバというらしい)482.1m三角点を踏んで不動明王祠までの尾根道の計画を立ててみた。
坂本の棚田の公共駐車場に駐車する。立派な駐車場で、かつては矢原林道に好き放題に駐車していたのがこれで改善されるだろう。
なんといったって、トイレがある。
さて、お茶の木を生垣にしたような民家を過ぎて、矢原川の林道に向かうと2年前にはなかった獣除けの檻状のゲートができていた。電流も流れているようで、こういったお金はどこから出るんかいな~とかアイアン氏と話しながら行く。
アイアン氏との二人行は久しぶりだ。
ゲートを開けて林道を上っていくと茶畑までの一か所斜面からの崩落で道が埋まっていた。
茶畑は何年も放置されているのかますますジャングルになってくる。いい茶畑で趣きがあったが残念だ。
今日は朝早く目が覚めて「ラジオ深夜便」を聞いていると今日の花はお茶の花であった。そんな放置されて伸び切ったお茶の木だがまさに白い可憐な花をつけていた。初めて見るお茶の花に可愛らしさを覚える。
お茶畑から矢原川の流れを渡り対岸の斜面に突っ込む。薄い踏み跡なのか、けもの道なのか、そんな斜面を高度を上げていくと茨のバリケードにつかまった。
今日はのこぎり持参である。久しぶりの装備であり、出発時には笑っていたアイアン氏もこの場所でのこぎりの威力を知ることになるのだ。 一汗かいて急登すると西岨482.1mについた。意外にも山頂プレートが3つほどある。三角点マニアはここにもいたようだ。
どうも西岨には石谷川のほうから上がるか、尾根の末端あたりから上がったほうが簡単なのかもしれない。 ここからの尾根は、一般登山道の中で鈴鹿では難ルートと言われている仙ヶ岳南尾根に続いている。
とりあえず石谷川イタハシ谷登山道から尾根に乗り越す場所にある不動明王の祠まで 尾根通しで行ってみることにした。
尾根は高度を増すにつれて痩せ尾根になったり、岩峰が現れたり、アップダウンもあり、急降下の尾根取りがわかりにくかったりして、なかなか厳しい尾根ではあるがルートファインディングが実に面白いコースである。 やがて大岩の下にたどり着いた。これが不動明王の祠の大岩であった。さて、これをどう乗り越えるか。
まずイタハシ谷側の北に回り込んでみる。テラス状の足元はスパッと切れて絶壁の上になる。
眼前の岩の高さは4mほどの高さはあるだろうか。 ちょっとしたクライミングの世界であるが、ここを登るのは最後の手段。確保は二人なので何とかなりそうではある。
頭上にはなぜか「交通安全」ののぼりがあざ笑うようにはためいている。
とりあえずもっと簡単にアプローチできる方法はないものかと、いったん南の斜面に下りてみる。
斜度はかなりあるが、法印のコバ方面に下りるルートに合流できないかとたくらんだ。
ごくごく薄い踏み跡をロープを張りながら慎重にトラバースすれば、なんとかルートに合流完了することができた。
不動明王にお参りをして岩の上部の仏像とご対面。ここでランチとした。 仙ヶ岳南尾根を若いペアの登山者が「ここ面白いね!」と言って登っていく。我々は彼らの眼中には全く入ってないようだ。
ここからふりかえれば茶畑や西岨が見える。
一息入れて法印のコバへと下る。
固定ロープを何本つかんだだろう。かなりの急降下だ。
法印のコバに着くと荒れつつある石仏が数体佇んでいる。 それぞれの石仏の名前は知らないが、向かって一番左の炎のような形をした石は不動明王を表しているのではないかと勝手に思っていた。
それが今日はどうだ、不動明王の石像は前のほうに転倒しているではないか。
直すべきか・・・。う~~ん悩んだ挙句そのままにすることにした。これが心残り。またの機会がきっとある。と自分で納得する。
今日は基本的に矢原川左股の右岸を行こうと決めていた。
右岸を行くと鈴鹿最大の滝と言われる下不動滝は完全に巻き道となり、お目にかかれない。
しかしながら、この右岸の道が坂本の村人の参拝道ではないかと思っている。なぜなら、ところどころ崩落してしまってはいるものの、道が整備されているように思うからである。
上不動滝にたどり着く。滝の岩盤には左右両方に不動明王像をまつったといわれる、30cmほどの穴がある。
頭の高さぐらいでちょうど水がバウンドして禊にはいい具合のようだ。
ここへのアプローチは右岸から。 そして上不動滝から少し下るとやはり右岸側に定穴への道が現れる。(余談だが鈴鹿ハイキングクラブのHPにある絵地図は定穴の位置が間違っている)
この定穴は高さ1m、奥行き2mほどで修験道の行者が入定した場所とか、行者像がまつられているとかいろんな文献やレポートがある。
しかしながら、あくまでも自分の意見なのだが、どう考えても、どう見ても、ここに祀られている石仏の顔が優しすぎる。まちがいなく女性の仏様だと思う。 かつて初めて定穴に訪れ、その独特な雰囲気に感動して下山したときに、坂本の棚田で働く女性に定穴について尋ねたことがあった。
その女性曰く、坂本のお寺と同じ仏様がお祀りしてあって、村で結婚した新婚夫婦がまず最初に子宝に恵まれますようにとお参りに行ったと聞いた。
まさに胎内仏像の様相で登山関係の書とはえらい違いであるように思う。
僕は定穴の石像は坂本の集落にある阿弥陀寺と同じ阿弥陀如来像だと確信しているがどうだろうか。
次回はもう少し鮮明に画像を撮ってこようと思っている。
道はやがて植林帯になり茶畑に帰ってきた。
思い返せば、厳しいキレットの尾根や仏像。そういえば途中に表面がおぼろげな古い石像もおかれていた。
不動明王祠、法印のコバ、定穴、不動滝、痩せ尾根・・・・。
ふと、ここは鈴鹿のパワースポットなのではないかなと思う。
大好きな仙ヶ岳周辺。感謝の思いがわいてきた。今回もいい山旅ができた。
やっぱり今回も仙ヶ岳まで届かなかったか。でも、まあいいや。
さあ次は梵字をもう一度探しに行こう。
鈴鹿のパワースポット仙ヶ岳矢原川流域をたどる| Garmin Adventures
通風山
【 山 域 】仙ヶ岳矢原川左股あたり
【メンバー】アイアン氏、通風山
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】坂本8:00~茶畑跡8:40~西岨◬482.1m(ニシソバ)9:30~12:00不動明王祠13:00~13:20法印のコバ~13:40上不動滝~14:10定穴~15:15茶畑跡~15:50坂本
あれは10年程前だったろうか、単独で矢原川の下不動滝の巻き道を左岸に取り、上部で右岸に渡り、尾根上へ向かう踏み跡をたどった場所に、洞穴がありその中に安置されている石仏にドキリとしたのは。
この場所が定穴であることを後から知ったのだった。
その場所の上だったのか、下だったのか、野登山が望める岩場で足元に梵字で大日如来の文字が彫られており、これまたドキリと足を引っ込めた。
そこはいかにも朝日が野登山をかすめて上がってくるような場所で、まさに大日如来の真言を唱えながら座禅を組むような姿が目に浮かぶような場所であった。
そんな思い出をたどりながら矢原川左股の右岸にある、西岨(ニシソバというらしい)482.1m三角点を踏んで不動明王祠までの尾根道の計画を立ててみた。
坂本の棚田の公共駐車場に駐車する。立派な駐車場で、かつては矢原林道に好き放題に駐車していたのがこれで改善されるだろう。
なんといったって、トイレがある。
さて、お茶の木を生垣にしたような民家を過ぎて、矢原川の林道に向かうと2年前にはなかった獣除けの檻状のゲートができていた。電流も流れているようで、こういったお金はどこから出るんかいな~とかアイアン氏と話しながら行く。
アイアン氏との二人行は久しぶりだ。
ゲートを開けて林道を上っていくと茶畑までの一か所斜面からの崩落で道が埋まっていた。
茶畑は何年も放置されているのかますますジャングルになってくる。いい茶畑で趣きがあったが残念だ。
今日は朝早く目が覚めて「ラジオ深夜便」を聞いていると今日の花はお茶の花であった。そんな放置されて伸び切ったお茶の木だがまさに白い可憐な花をつけていた。初めて見るお茶の花に可愛らしさを覚える。
お茶畑から矢原川の流れを渡り対岸の斜面に突っ込む。薄い踏み跡なのか、けもの道なのか、そんな斜面を高度を上げていくと茨のバリケードにつかまった。
今日はのこぎり持参である。久しぶりの装備であり、出発時には笑っていたアイアン氏もこの場所でのこぎりの威力を知ることになるのだ。 一汗かいて急登すると西岨482.1mについた。意外にも山頂プレートが3つほどある。三角点マニアはここにもいたようだ。
どうも西岨には石谷川のほうから上がるか、尾根の末端あたりから上がったほうが簡単なのかもしれない。 ここからの尾根は、一般登山道の中で鈴鹿では難ルートと言われている仙ヶ岳南尾根に続いている。
とりあえず石谷川イタハシ谷登山道から尾根に乗り越す場所にある不動明王の祠まで 尾根通しで行ってみることにした。
尾根は高度を増すにつれて痩せ尾根になったり、岩峰が現れたり、アップダウンもあり、急降下の尾根取りがわかりにくかったりして、なかなか厳しい尾根ではあるがルートファインディングが実に面白いコースである。 やがて大岩の下にたどり着いた。これが不動明王の祠の大岩であった。さて、これをどう乗り越えるか。
まずイタハシ谷側の北に回り込んでみる。テラス状の足元はスパッと切れて絶壁の上になる。
眼前の岩の高さは4mほどの高さはあるだろうか。 ちょっとしたクライミングの世界であるが、ここを登るのは最後の手段。確保は二人なので何とかなりそうではある。
頭上にはなぜか「交通安全」ののぼりがあざ笑うようにはためいている。
とりあえずもっと簡単にアプローチできる方法はないものかと、いったん南の斜面に下りてみる。
斜度はかなりあるが、法印のコバ方面に下りるルートに合流できないかとたくらんだ。
ごくごく薄い踏み跡をロープを張りながら慎重にトラバースすれば、なんとかルートに合流完了することができた。
不動明王にお参りをして岩の上部の仏像とご対面。ここでランチとした。 仙ヶ岳南尾根を若いペアの登山者が「ここ面白いね!」と言って登っていく。我々は彼らの眼中には全く入ってないようだ。
ここからふりかえれば茶畑や西岨が見える。
一息入れて法印のコバへと下る。
固定ロープを何本つかんだだろう。かなりの急降下だ。
法印のコバに着くと荒れつつある石仏が数体佇んでいる。 それぞれの石仏の名前は知らないが、向かって一番左の炎のような形をした石は不動明王を表しているのではないかと勝手に思っていた。
それが今日はどうだ、不動明王の石像は前のほうに転倒しているではないか。
直すべきか・・・。う~~ん悩んだ挙句そのままにすることにした。これが心残り。またの機会がきっとある。と自分で納得する。
今日は基本的に矢原川左股の右岸を行こうと決めていた。
右岸を行くと鈴鹿最大の滝と言われる下不動滝は完全に巻き道となり、お目にかかれない。
しかしながら、この右岸の道が坂本の村人の参拝道ではないかと思っている。なぜなら、ところどころ崩落してしまってはいるものの、道が整備されているように思うからである。
上不動滝にたどり着く。滝の岩盤には左右両方に不動明王像をまつったといわれる、30cmほどの穴がある。
頭の高さぐらいでちょうど水がバウンドして禊にはいい具合のようだ。
ここへのアプローチは右岸から。 そして上不動滝から少し下るとやはり右岸側に定穴への道が現れる。(余談だが鈴鹿ハイキングクラブのHPにある絵地図は定穴の位置が間違っている)
この定穴は高さ1m、奥行き2mほどで修験道の行者が入定した場所とか、行者像がまつられているとかいろんな文献やレポートがある。
しかしながら、あくまでも自分の意見なのだが、どう考えても、どう見ても、ここに祀られている石仏の顔が優しすぎる。まちがいなく女性の仏様だと思う。 かつて初めて定穴に訪れ、その独特な雰囲気に感動して下山したときに、坂本の棚田で働く女性に定穴について尋ねたことがあった。
その女性曰く、坂本のお寺と同じ仏様がお祀りしてあって、村で結婚した新婚夫婦がまず最初に子宝に恵まれますようにとお参りに行ったと聞いた。
まさに胎内仏像の様相で登山関係の書とはえらい違いであるように思う。
僕は定穴の石像は坂本の集落にある阿弥陀寺と同じ阿弥陀如来像だと確信しているがどうだろうか。
次回はもう少し鮮明に画像を撮ってこようと思っている。
道はやがて植林帯になり茶畑に帰ってきた。
思い返せば、厳しいキレットの尾根や仏像。そういえば途中に表面がおぼろげな古い石像もおかれていた。
不動明王祠、法印のコバ、定穴、不動滝、痩せ尾根・・・・。
ふと、ここは鈴鹿のパワースポットなのではないかなと思う。
大好きな仙ヶ岳周辺。感謝の思いがわいてきた。今回もいい山旅ができた。
やっぱり今回も仙ヶ岳まで届かなかったか。でも、まあいいや。
さあ次は梵字をもう一度探しに行こう。
鈴鹿のパワースポット仙ヶ岳矢原川流域をたどる| Garmin Adventures
通風山
通風山
Re: 【鈴鹿】西岨から不動明王祠、法印のコバ、定穴へ
つうさん、こんばんは。
楽しいレポですね。
山の中で出会う遺物にはいろいろ想像をかき立てられます。
僕の感じる登山の魅力のひとつです。
左岸のタカノスからの尾根に道らしきものがありますね。
結構しっかりしていて修験者が通った道かと思ってました。
右岸にも道があるんですね。
しかも遺物が多いところを見るとこちらが参拝道なのかもしれないですね。
仙ケ岳周辺は明るい鈴鹿でも特に日当りがいい感じがして好きなところです。
これからもちょくちょくお邪魔したいと思います。
兔夢
楽しいレポですね。
山の中で出会う遺物にはいろいろ想像をかき立てられます。
僕の感じる登山の魅力のひとつです。
左岸のタカノスからの尾根に道らしきものがありますね。
結構しっかりしていて修験者が通った道かと思ってました。
右岸にも道があるんですね。
しかも遺物が多いところを見るとこちらが参拝道なのかもしれないですね。
仙ケ岳周辺は明るい鈴鹿でも特に日当りがいい感じがして好きなところです。
これからもちょくちょくお邪魔したいと思います。
兔夢
Re: 【鈴鹿】西岨から不動明王祠、法印のコバ、定穴へ
兎夢さん、こんばんは。
いよいよ寒波がやってきますね。
こちらまで冷たい雨が飛んでくるときがあります。
楽しいレポですね。
山の中で出会う遺物にはいろいろ想像をかき立てられます。
僕の感じる登山の魅力のひとつです。
左岸のタカノスからの尾根に道らしきものがありますね。
結構しっかりしていて修験者が通った道かと思ってました。
タカノスから南しか歩いたことがないのですが、下りは尾根を外さずに歩くのがなかなかむつかしいですよ。
修験道の道は仙鶏尾根と矢原川左股右岸尾根と思います。
仙ケ岳周辺は明るい鈴鹿でも特に日当りがいい感じがして好きなところです。
これからもちょくちょくお邪魔したいと思います。
石谷川の支流の谷も面白そうですよ。またぜひチャレンジしてみてください。
明るくて白い花崗岩で南向きの谷が多そうですので、それが余計に気持ちも明るくさせるのかもしれませんね。
僕もこの辺りが好きでいろいろ行こうと思いますが、まだまだ行けていないところが多いです。
宿題ばかり増えていきます。
つう
いよいよ寒波がやってきますね。
こちらまで冷たい雨が飛んでくるときがあります。
楽しいレポですね。
山の中で出会う遺物にはいろいろ想像をかき立てられます。
僕の感じる登山の魅力のひとつです。
左岸のタカノスからの尾根に道らしきものがありますね。
結構しっかりしていて修験者が通った道かと思ってました。
タカノスから南しか歩いたことがないのですが、下りは尾根を外さずに歩くのがなかなかむつかしいですよ。
修験道の道は仙鶏尾根と矢原川左股右岸尾根と思います。
仙ケ岳周辺は明るい鈴鹿でも特に日当りがいい感じがして好きなところです。
これからもちょくちょくお邪魔したいと思います。
石谷川の支流の谷も面白そうですよ。またぜひチャレンジしてみてください。
明るくて白い花崗岩で南向きの谷が多そうですので、それが余計に気持ちも明るくさせるのかもしれませんね。
僕もこの辺りが好きでいろいろ行こうと思いますが、まだまだ行けていないところが多いです。
宿題ばかり増えていきます。
つう
通風山
Re: 【鈴鹿】西岨から不動明王祠、法印のコバ、定穴へ
通風山さん、こんばんは ご無沙汰です。
あれは10年程前だったろうか、単独で矢原川の下不動滝の巻き道を左岸に取り、上部で右岸に渡り、尾根上へ向かう踏み跡をたどった場所に、洞穴がありその中に安置されている石仏にドキリとしたのは。
この場所が定穴であることを後から知ったのだった。
その場所の上だったのか、下だったのか、野登山が望める岩場で足元に梵字で大日如来の文字が彫られており、これまたドキリと足を引っ込めた。
そこはいかにも朝日が野登山をかすめて上がってくるような場所で、まさに大日如来の真言を唱えながら座禅を組むような姿が目に浮かぶような場所であった。
なかなか興味をそそられるシチュエーションですね
そんな思い出をたどりながら矢原川左股の右岸にある、西岨(ニシソバというらしい)482.1m三角点を踏んで不動明王祠までの尾根道の計画を立ててみた。
この不動明王は南尾根の不動明王とは違うようですね
やがて大岩の下にたどり着いた。これが不動明王の祠の大岩であった。さて、これをどう乗り越えるか。
まずイタハシ谷側の北に回り込んでみる。テラス状の足元はスパッと切れて絶壁の上になる。
眼前の岩の高さは4mほどの高さはあるだろうか。
結構、難所があるんですね
ちょっとしたクライミングの世界であるが、ここを登るのは最後の手段。確保は二人なので何とかなりそうではある。
頭上にはなぜか「交通安全」ののぼりがあざ笑うようにはためいている。
どうして山の中にそんなものが・・・
仙ヶ岳南尾根を若いペアの登山者が「ここ面白いね!」と言って登っていく。我々は彼らの眼中には全く入ってないようだ。
南尾根の下の方にいたのですか?
一息入れて法印のコバへと下る。
固定ロープを何本つかんだだろう。かなりの急降下だ。
法印のコバに着くと荒れつつある石仏が数体佇んでいる。
ここは山好きの中では有名な場所ですね
上不動滝にたどり着く。滝の岩盤には左右両方に不動明王像をまつったといわれる、30cmほどの穴がある。
頭の高さぐらいでちょうど水がバウンドして禊にはいい具合のようだ。
ここへのアプローチは右岸から。
そして上不動滝から少し下るとやはり右岸側に定穴への道が現れる。
以前、偶然にここに辿りついたとは言え、何だか難しそうな場所ですね。
かつて初めて定穴に訪れ、その独特な雰囲気に感動して下山したときに、坂本の棚田で働く女性に定穴について尋ねたことがあった。
その女性曰く、坂本のお寺と同じ仏様がお祀りしてあって、村で結婚した新婚夫婦がまず最初に子宝に恵まれますようにとお参りに行ったと聞いた。
まさに胎内仏像の様相で登山関係の書とはえらい違いであるように思う。
僕は定穴の石像は坂本の集落にある阿弥陀寺と同じ阿弥陀如来像だと確信しているがどうだろうか。
なるほど不動明王にしてはお姿も女性的ですね
ここは隠れた鈴鹿のパワースポットと言えるでしょう
宮指路
あれは10年程前だったろうか、単独で矢原川の下不動滝の巻き道を左岸に取り、上部で右岸に渡り、尾根上へ向かう踏み跡をたどった場所に、洞穴がありその中に安置されている石仏にドキリとしたのは。
この場所が定穴であることを後から知ったのだった。
その場所の上だったのか、下だったのか、野登山が望める岩場で足元に梵字で大日如来の文字が彫られており、これまたドキリと足を引っ込めた。
そこはいかにも朝日が野登山をかすめて上がってくるような場所で、まさに大日如来の真言を唱えながら座禅を組むような姿が目に浮かぶような場所であった。
なかなか興味をそそられるシチュエーションですね
そんな思い出をたどりながら矢原川左股の右岸にある、西岨(ニシソバというらしい)482.1m三角点を踏んで不動明王祠までの尾根道の計画を立ててみた。
この不動明王は南尾根の不動明王とは違うようですね
やがて大岩の下にたどり着いた。これが不動明王の祠の大岩であった。さて、これをどう乗り越えるか。
まずイタハシ谷側の北に回り込んでみる。テラス状の足元はスパッと切れて絶壁の上になる。
眼前の岩の高さは4mほどの高さはあるだろうか。
結構、難所があるんですね
ちょっとしたクライミングの世界であるが、ここを登るのは最後の手段。確保は二人なので何とかなりそうではある。
頭上にはなぜか「交通安全」ののぼりがあざ笑うようにはためいている。
どうして山の中にそんなものが・・・
仙ヶ岳南尾根を若いペアの登山者が「ここ面白いね!」と言って登っていく。我々は彼らの眼中には全く入ってないようだ。
南尾根の下の方にいたのですか?
一息入れて法印のコバへと下る。
固定ロープを何本つかんだだろう。かなりの急降下だ。
法印のコバに着くと荒れつつある石仏が数体佇んでいる。
ここは山好きの中では有名な場所ですね
上不動滝にたどり着く。滝の岩盤には左右両方に不動明王像をまつったといわれる、30cmほどの穴がある。
頭の高さぐらいでちょうど水がバウンドして禊にはいい具合のようだ。
ここへのアプローチは右岸から。
そして上不動滝から少し下るとやはり右岸側に定穴への道が現れる。
以前、偶然にここに辿りついたとは言え、何だか難しそうな場所ですね。
かつて初めて定穴に訪れ、その独特な雰囲気に感動して下山したときに、坂本の棚田で働く女性に定穴について尋ねたことがあった。
その女性曰く、坂本のお寺と同じ仏様がお祀りしてあって、村で結婚した新婚夫婦がまず最初に子宝に恵まれますようにとお参りに行ったと聞いた。
まさに胎内仏像の様相で登山関係の書とはえらい違いであるように思う。
僕は定穴の石像は坂本の集落にある阿弥陀寺と同じ阿弥陀如来像だと確信しているがどうだろうか。
なるほど不動明王にしてはお姿も女性的ですね
ここは隠れた鈴鹿のパワースポットと言えるでしょう
宮指路
Re: 【鈴鹿】西岨から不動明王祠、法印のコバ、定穴へ
通さん、こんばんは~。
坂本の棚田の公共駐車場に駐車する。立派な駐車場で、かつては矢原林道に好き放題に駐車していたのがこれで改善されるだろう。
なんといったって、トイレがある。
ちょっと歩きが長くなりますが、この駐車場はいいですね。
途中の私有地らしき空き地に止めてえらい怒られたことがあります。(^_^;)
茶畑は何年も放置されているのかますますジャングルになってくる。いい茶畑で趣きがあったが残念だ。
そんなにジャングル化してましたか。風情のある場所でしたけどね。
一汗かいて急登すると西岨482.1mについた。意外にも山頂プレートが3つほどある。三角点マニアはここにもいたようだ。
どうも西岨には石谷川のほうから上がるか、尾根の末端あたりから上がったほうが簡単なのかもしれない。
このあたりは未踏ですが、以外と面白そうですねえ。
ここからの尾根は、一般登山道の中で鈴鹿では難ルートと言われている仙ヶ岳南尾根に続いている。
南尾根って、難コースだったんですか? 冬も適当に遊べて面白いコースですね。
斜度はかなりあるが、法印のコバ方面に下りるルートに合流できないかとたくらんだ。
ごくごく薄い踏み跡をロープを張りながら慎重にトラバースすれば、なんとかルートに合流完了することができた。
不動明王にお参りをして岩の上部の仏像とご対面。ここでランチとした。
なるほど、右から回り込んだわけですね。ダイレクトに登っても面白そう。
一息入れて法印のコバへと下る。
固定ロープを何本つかんだだろう。かなりの急降下だ。
法印のコバに着くと荒れつつある石仏が数体佇んでいる。
ここも未踏なんですね~。ちょっと気合いの入った周回ルートを組んでみようかな。(^^ゞ
やっぱり今回も仙ヶ岳まで届かなかったか。でも、まあいいや。
近くにいたんですねえ。実は私、3時頃に仙ヶ岳山頂に立ってました。
山日和
坂本の棚田の公共駐車場に駐車する。立派な駐車場で、かつては矢原林道に好き放題に駐車していたのがこれで改善されるだろう。
なんといったって、トイレがある。
ちょっと歩きが長くなりますが、この駐車場はいいですね。
途中の私有地らしき空き地に止めてえらい怒られたことがあります。(^_^;)
茶畑は何年も放置されているのかますますジャングルになってくる。いい茶畑で趣きがあったが残念だ。
そんなにジャングル化してましたか。風情のある場所でしたけどね。
一汗かいて急登すると西岨482.1mについた。意外にも山頂プレートが3つほどある。三角点マニアはここにもいたようだ。
どうも西岨には石谷川のほうから上がるか、尾根の末端あたりから上がったほうが簡単なのかもしれない。
このあたりは未踏ですが、以外と面白そうですねえ。
ここからの尾根は、一般登山道の中で鈴鹿では難ルートと言われている仙ヶ岳南尾根に続いている。
南尾根って、難コースだったんですか? 冬も適当に遊べて面白いコースですね。
斜度はかなりあるが、法印のコバ方面に下りるルートに合流できないかとたくらんだ。
ごくごく薄い踏み跡をロープを張りながら慎重にトラバースすれば、なんとかルートに合流完了することができた。
不動明王にお参りをして岩の上部の仏像とご対面。ここでランチとした。
なるほど、右から回り込んだわけですね。ダイレクトに登っても面白そう。
一息入れて法印のコバへと下る。
固定ロープを何本つかんだだろう。かなりの急降下だ。
法印のコバに着くと荒れつつある石仏が数体佇んでいる。
ここも未踏なんですね~。ちょっと気合いの入った周回ルートを組んでみようかな。(^^ゞ
やっぱり今回も仙ヶ岳まで届かなかったか。でも、まあいいや。
近くにいたんですねえ。実は私、3時頃に仙ヶ岳山頂に立ってました。
山日和
Re: 【鈴鹿】西岨から不動明王祠、法印のコバ、定穴へ
宮指路さん、ご無沙汰しております。
山岳会のほうはどうですか、刺激があって良いんじゃないでしょうか。
この不動明王は南尾根の不動明王とは違うようですね
あれ?南尾根の不動明王ですよ。
結構、難所があるんですね
南尾根不動明王の岩場をさらに南からとりついているんですよ。
頭上にはなぜか「交通安全」ののぼりがあざ笑うようにはためいている。
どうして山の中にそんなものが・・・
あそこの不動明王は坂本の人が管理されているのか、信者がいるのか、いろんなのぼりが立ちますね。
今回は交通安全でした。
仙ヶ岳南尾根を若いペアの登山者が「ここ面白いね!」と言って登っていく。我々は彼らの眼中には全く入ってないようだ。
南尾根の下の方にいたのですか?
下というか下だと一般登山道になりますから、南の不動明王の裏側の下ですね。
法印のコバに着くと荒れつつある石仏が数体佇んでいる。
ここは山好きの中では有名な場所ですね
いいところですね。気持ちが落ち着きますね。
2年に1回ぐらいは訪れないとどうもすっきりしませんのですわ。
なるほど不動明王にしてはお姿も女性的ですね
ここは隠れた鈴鹿のパワースポットと言えるでしょう
いえこちらの石仏は不動明王の石仏とは別物ですよ。
アプローチもいやらしくて、あまり人が入らないから、特に神秘的ですよ。
宮指路さんも一度おいでください。
レスありがとうございました。
つう
山岳会のほうはどうですか、刺激があって良いんじゃないでしょうか。
この不動明王は南尾根の不動明王とは違うようですね
あれ?南尾根の不動明王ですよ。
結構、難所があるんですね
南尾根不動明王の岩場をさらに南からとりついているんですよ。
頭上にはなぜか「交通安全」ののぼりがあざ笑うようにはためいている。
どうして山の中にそんなものが・・・
あそこの不動明王は坂本の人が管理されているのか、信者がいるのか、いろんなのぼりが立ちますね。
今回は交通安全でした。
仙ヶ岳南尾根を若いペアの登山者が「ここ面白いね!」と言って登っていく。我々は彼らの眼中には全く入ってないようだ。
南尾根の下の方にいたのですか?
下というか下だと一般登山道になりますから、南の不動明王の裏側の下ですね。
法印のコバに着くと荒れつつある石仏が数体佇んでいる。
ここは山好きの中では有名な場所ですね
いいところですね。気持ちが落ち着きますね。
2年に1回ぐらいは訪れないとどうもすっきりしませんのですわ。
なるほど不動明王にしてはお姿も女性的ですね
ここは隠れた鈴鹿のパワースポットと言えるでしょう
いえこちらの石仏は不動明王の石仏とは別物ですよ。
アプローチもいやらしくて、あまり人が入らないから、特に神秘的ですよ。
宮指路さんも一度おいでください。
レスありがとうございました。
つう
通風山
Re: 【鈴鹿】西岨から不動明王祠、法印のコバ、定穴へ
山日和さん、こんにちは。
今日は強風の中、50kmほど自転車こいでました。アホですわ。
ちょっと歩きが長くなりますが、この駐車場はいいですね。
途中の私有地らしき空き地に止めてえらい怒られたことがあります。(^_^;)
日本の棚田百選のおかげですね。決して山屋のためではないようです。
トイレがあるので山ガールにもおすすめですよ。
そんなにジャングル化してましたか。風情のある場所でしたけどね。
あの茶畑は尾根にかなり上がってからでもよく見えて、風情のある茶畑でしたがボーボー剛毛の茶畑になっちゃいましたよ。
でも花をつけていて、花だけは可愛らしかったです。初めてお茶の花を見ました。
このあたりは未踏ですが、以外と面白そうですねえ。
おもろいよ。何回でも入りたくなっちゃう。
そんなエリアです。僕だけかもしれないけどね。
南尾根って、難コースだったんですか? 冬も適当に遊べて面白いコースですね。
山中保一著 鈴鹿の山82コース では 技術と経験を要するバリエーションルート ★★★ の経験者向けコースとして紹介されてますよ。
どしろーとは立ち入り禁止エリアのようです。
なるほど、右から回り込んだわけですね。ダイレクトに登っても面白そう。
ダイレクトで登ってずるずる落ちると基底部のテラスが幅50cmぐらいしかないよ。
こわいよ~~~。
上から見るとたいしたことなさそうなんだけどね。
ここも未踏なんですね~。ちょっと気合いの入った周回ルートを組んでみようかな。(^^ゞ
それはぜひ見てきてください。
ついでに一番左の不動明王と思われる炎型の石が前方に転がってますので、立ててきてください。
あ、それと掃除とお賽銭もよろしくお願いします。
気合ってそういう意味じゃないかぁ・・・
近くにいたんですねえ。実は私、3時頃に仙ヶ岳山頂に立ってました。
山頂まで行ってたらよかったなぁ。ばったりだったかもデスネ。
ありゃ??闇下確定じゃんか
つう
今日は強風の中、50kmほど自転車こいでました。アホですわ。
ちょっと歩きが長くなりますが、この駐車場はいいですね。
途中の私有地らしき空き地に止めてえらい怒られたことがあります。(^_^;)
日本の棚田百選のおかげですね。決して山屋のためではないようです。
トイレがあるので山ガールにもおすすめですよ。
そんなにジャングル化してましたか。風情のある場所でしたけどね。
あの茶畑は尾根にかなり上がってからでもよく見えて、風情のある茶畑でしたがボーボー剛毛の茶畑になっちゃいましたよ。
でも花をつけていて、花だけは可愛らしかったです。初めてお茶の花を見ました。
このあたりは未踏ですが、以外と面白そうですねえ。
おもろいよ。何回でも入りたくなっちゃう。
そんなエリアです。僕だけかもしれないけどね。
南尾根って、難コースだったんですか? 冬も適当に遊べて面白いコースですね。
山中保一著 鈴鹿の山82コース では 技術と経験を要するバリエーションルート ★★★ の経験者向けコースとして紹介されてますよ。
どしろーとは立ち入り禁止エリアのようです。
なるほど、右から回り込んだわけですね。ダイレクトに登っても面白そう。
ダイレクトで登ってずるずる落ちると基底部のテラスが幅50cmぐらいしかないよ。
こわいよ~~~。
上から見るとたいしたことなさそうなんだけどね。
ここも未踏なんですね~。ちょっと気合いの入った周回ルートを組んでみようかな。(^^ゞ
それはぜひ見てきてください。
ついでに一番左の不動明王と思われる炎型の石が前方に転がってますので、立ててきてください。
あ、それと掃除とお賽銭もよろしくお願いします。
気合ってそういう意味じゃないかぁ・・・
近くにいたんですねえ。実は私、3時頃に仙ヶ岳山頂に立ってました。
山頂まで行ってたらよかったなぁ。ばったりだったかもデスネ。
ありゃ??闇下確定じゃんか
つう
通風山
Re: 【鈴鹿】西岨から不動明王祠、法印のコバ、定穴へ
通さん、おはようございます。
私は昨年9月に矢原川左俣を遡行しましたが、その近くにそんなパワースポットがあったとは全然気がつきませんでした。
坂本の棚田の公共駐車場に駐車する。立派な駐車場で、かつては矢原林道に好き放題に駐車していたのがこれで改善されるだろう。
なんといったって、トイレがある。
私も矢原川に行く時はいつもこの駐車場を使っています。
レポにはあげていませんけど、今年は2回も矢原川に行ってしまいましたがな。2回とも中俣だったですけど。
不動明王にお参りをして岩の上部の仏像とご対面。ここでランチとした。
仙ヶ岳南尾根の不動明王は知っていましたけど、それだけじゃないんですね。このあたり一帯が修行の地になっていたんですか。何か由来があるんでしょうか。
上不動滝にたどり着く。滝の岩盤には左右両方に不動明王像をまつったといわれる、30cmほどの穴がある。
昨年行った時の写真を見直したら確かに両側に穴がありました。その時は全然気がつきませんでした。節穴の目ですねえ。 道はやがて植林帯になり茶畑に帰ってきた。
思い返せば、厳しいキレットの尾根や仏像。そういえば途中に表面がおぼろげな古い石像もおかれていた。
不動明王祠、法印のコバ、定穴、不動滝、痩せ尾根・・・・。
ふと、ここは鈴鹿のパワースポットなのではないかなと思う。
大好きな仙ヶ岳周辺。感謝の思いがわいてきた。今回もいい山旅ができた。
ふむふむ、このあたりもう一度行ってみようという気になりました。
沢登りとしても面白いところですからね。
さすがに通さん面白いところを知っていますね。
私は昨年9月に矢原川左俣を遡行しましたが、その近くにそんなパワースポットがあったとは全然気がつきませんでした。
坂本の棚田の公共駐車場に駐車する。立派な駐車場で、かつては矢原林道に好き放題に駐車していたのがこれで改善されるだろう。
なんといったって、トイレがある。
私も矢原川に行く時はいつもこの駐車場を使っています。
レポにはあげていませんけど、今年は2回も矢原川に行ってしまいましたがな。2回とも中俣だったですけど。
不動明王にお参りをして岩の上部の仏像とご対面。ここでランチとした。
仙ヶ岳南尾根の不動明王は知っていましたけど、それだけじゃないんですね。このあたり一帯が修行の地になっていたんですか。何か由来があるんでしょうか。
上不動滝にたどり着く。滝の岩盤には左右両方に不動明王像をまつったといわれる、30cmほどの穴がある。
昨年行った時の写真を見直したら確かに両側に穴がありました。その時は全然気がつきませんでした。節穴の目ですねえ。 道はやがて植林帯になり茶畑に帰ってきた。
思い返せば、厳しいキレットの尾根や仏像。そういえば途中に表面がおぼろげな古い石像もおかれていた。
不動明王祠、法印のコバ、定穴、不動滝、痩せ尾根・・・・。
ふと、ここは鈴鹿のパワースポットなのではないかなと思う。
大好きな仙ヶ岳周辺。感謝の思いがわいてきた。今回もいい山旅ができた。
ふむふむ、このあたりもう一度行ってみようという気になりました。
沢登りとしても面白いところですからね。
さすがに通さん面白いところを知っていますね。
@シュークリーム@
Re: 【鈴鹿】西岨から不動明王祠、法印のコバ、定穴へ
ご無沙汰です、矢原谷の修験者にお参りでしたか。通風山 さんが書きました:【 日 付 】2013/12/8
【 山 域 】仙ヶ岳矢原川左股あたり
不動明王祠、法印のコバ、定穴、大日如来、
法印のコバの石像を中心に、四方に顔を向けた石仏がありますよ。
・巌峰上の大日如来は北向きに
・巌峰下の不動明王は東向きに
・定穴の観音様は南向きに祭られてますね。
・西向きに祭られてる仏様も有るんですよ。
チョッと判り難いけど、あるんです。(写真探したけどワカンナイの)
仏様の名前は忘れたけど。
この四方を見てる仏様が、修験者の大将なんだろうな。
守ってるんだと緑チャンは推測してました。
また機会があれば、西向きの石仏を拝して下さいな。
前に同じコースでレポしてるから、・・・そんな必要ないか
緑水
最近はワンコと新鮮な気持ちで鈴鹿山歩いてますワン。
Re: 【鈴鹿】西岨から不動明王祠、法印のコバ、定穴へ
シュークリームさん、こんばんは。
私も矢原川に行く時はいつもこの駐車場を使っています。
レポにはあげていませんけど、今年は2回も矢原川に行ってしまいましたがな。2回とも中俣だったですけど。
いい駐車場ですよね。安心して駐車できるのがなによりです。
中俣は入ったことないなぁ。一度行ってみなきゃなりませんね。
仙ヶ岳南尾根の不動明王は知っていましたけど、それだけじゃないんですね。このあたり一帯が修行の地になっていたんですか。何か由来があるんでしょうか。
基本的には野登山の野登寺の流れをくむ石仏群、修験道と言われているようです。
ただ、不動明王は江戸末期じゃないかな。歴史的には新しいと思います。
江戸期に野登寺の照空上人が桑名の石工に作らせたといわれています。和尚はあの辺りを今で言うところのワンダーランドにしたかったのではないかと思います。
亀山城主に資金をせがみすぎて、最後には追放されてしまいます。
たどり着いた先が生まれ故郷の菰野の竹成です。ここで今度は五百羅漢の制作にあたります。
竹成の五百羅漢と仙ヶ岳南尾根の不動明王の作風がすごく似ていると思います。
おそらく同一人物の石工の制作によるものではないかと思います。
今にしてみれば、石仏群として世に残していることが功績となるのじゃないでしょうか。
「鈴鹿の山と谷」第六巻の44ページあたりにいろいろ書かれていますが、どうも納得がいかないのが石仏群の名称です。
不動明王はわかりますが、上部の大日、不動、地蔵、がどうも納得がいきません。一体は行者像だと思っているんですが。
定穴も行者像と言われているようですが、錫杖を持っているのようなので、地蔵菩薩の可能性もありますし、坂本のおばちゃんの説だと弥勒菩薩ということのようですし、緑水さんは観音様って言い出すし、ちょっと気合を入れて調べてみようかな。
「鈴鹿の山と谷」は間違っているような気がしてなりません。
昨年行った時の写真を見直したら確かに両側に穴がありました。その時は全然気がつきませんでした。節穴の目ですねえ。
貴重な写真をありがとうございました。
こんなにはっきりと左右の穴が写っている画像はあまりないんですよ。
流心に立った人でしか撮れないからで、通常は向かって左の穴が写りこみません。
いつになるかわかりませんし、時間がかかるかもしれませんが石仏群のことはいずれボチボチ調べようと思っています。
ふむふむ、このあたりもう一度行ってみようという気になりました。
沢登りとしても面白いところですからね。
ぜひ行ってみてください。
鈴ハイで下不動滝やっつけたりして・・・・。
つう
私も矢原川に行く時はいつもこの駐車場を使っています。
レポにはあげていませんけど、今年は2回も矢原川に行ってしまいましたがな。2回とも中俣だったですけど。
いい駐車場ですよね。安心して駐車できるのがなによりです。
中俣は入ったことないなぁ。一度行ってみなきゃなりませんね。
仙ヶ岳南尾根の不動明王は知っていましたけど、それだけじゃないんですね。このあたり一帯が修行の地になっていたんですか。何か由来があるんでしょうか。
基本的には野登山の野登寺の流れをくむ石仏群、修験道と言われているようです。
ただ、不動明王は江戸末期じゃないかな。歴史的には新しいと思います。
江戸期に野登寺の照空上人が桑名の石工に作らせたといわれています。和尚はあの辺りを今で言うところのワンダーランドにしたかったのではないかと思います。
亀山城主に資金をせがみすぎて、最後には追放されてしまいます。
たどり着いた先が生まれ故郷の菰野の竹成です。ここで今度は五百羅漢の制作にあたります。
竹成の五百羅漢と仙ヶ岳南尾根の不動明王の作風がすごく似ていると思います。
おそらく同一人物の石工の制作によるものではないかと思います。
今にしてみれば、石仏群として世に残していることが功績となるのじゃないでしょうか。
「鈴鹿の山と谷」第六巻の44ページあたりにいろいろ書かれていますが、どうも納得がいかないのが石仏群の名称です。
不動明王はわかりますが、上部の大日、不動、地蔵、がどうも納得がいきません。一体は行者像だと思っているんですが。
定穴も行者像と言われているようですが、錫杖を持っているのようなので、地蔵菩薩の可能性もありますし、坂本のおばちゃんの説だと弥勒菩薩ということのようですし、緑水さんは観音様って言い出すし、ちょっと気合を入れて調べてみようかな。
「鈴鹿の山と谷」は間違っているような気がしてなりません。
昨年行った時の写真を見直したら確かに両側に穴がありました。その時は全然気がつきませんでした。節穴の目ですねえ。
貴重な写真をありがとうございました。
こんなにはっきりと左右の穴が写っている画像はあまりないんですよ。
流心に立った人でしか撮れないからで、通常は向かって左の穴が写りこみません。
いつになるかわかりませんし、時間がかかるかもしれませんが石仏群のことはいずれボチボチ調べようと思っています。
ふむふむ、このあたりもう一度行ってみようという気になりました。
沢登りとしても面白いところですからね。
ぜひ行ってみてください。
鈴ハイで下不動滝やっつけたりして・・・・。
つう
通風山
Re: 【鈴鹿】西岨から不動明王祠、法印のコバ、定穴へ
緑水さん、こんばんは。
お元気でしたか、わんわわ~~んのほうも時々のぞかせてもらっていますよ。
法印のコバの石像を中心に、四方に顔を向けた石仏がありますよ。
・巌峰上の大日如来は北向きに
・巌峰下の不動明王は東向きに
・定穴の観音様は南向きに祭られてますね。
・西向きに祭られてる仏様も有るんですよ。
なるほど、不動明王と上部の方向は気づいてましたが、なるほど定穴は確かに南向きですね。
西向きの石像は参拝道のわきの石の上に鎮座している仏様でしょうか?確か西を向いてました。
置かれ方が不自然なので、最近の登山者が転がってたのを置いたのかと不謹慎にもそう認識しておりました。
こりゃもう一度いかにゃぁならんようですね。
石像の種類も検証したいしね
この四方を見てる仏様が、修験者の大将なんだろうな。
守ってるんだと緑チャンは推測してました。
緑水さんの推測も正しいのかもしれません。
方角と言えば石仏を作成したのが江戸期の野登寺の昭空和尚と言われています。
亀山城とこの修験道の方角的位置関係はどうなんでしょう。
亀山城の鬼門の方角には何かあるはずじゃないかな。
興味深い地域ですね。このあたり。
また機会があれば、西向きの石仏を拝して下さいな。
前に同じコースでレポしてるから、・・・そんな必要ないか
また行ってきますよ。過去ログにありましたよ。読んでますよ~~~~。
最近はワンコと新鮮な気持ちで鈴鹿山歩いてますワン。
かわいいでしょう!僕も犬が大好きです。今も隣で寝ていますよ。
残念ながらゴールデンレトリバーなので、山にはちょっと無理です。一緒に滑落しそうなんで。
またちょくちょく、レスお願いしますよ。いろいろ参考になりますので、よろしくです。
つう
お元気でしたか、わんわわ~~んのほうも時々のぞかせてもらっていますよ。
法印のコバの石像を中心に、四方に顔を向けた石仏がありますよ。
・巌峰上の大日如来は北向きに
・巌峰下の不動明王は東向きに
・定穴の観音様は南向きに祭られてますね。
・西向きに祭られてる仏様も有るんですよ。
なるほど、不動明王と上部の方向は気づいてましたが、なるほど定穴は確かに南向きですね。
西向きの石像は参拝道のわきの石の上に鎮座している仏様でしょうか?確か西を向いてました。
置かれ方が不自然なので、最近の登山者が転がってたのを置いたのかと不謹慎にもそう認識しておりました。
こりゃもう一度いかにゃぁならんようですね。
石像の種類も検証したいしね
この四方を見てる仏様が、修験者の大将なんだろうな。
守ってるんだと緑チャンは推測してました。
緑水さんの推測も正しいのかもしれません。
方角と言えば石仏を作成したのが江戸期の野登寺の昭空和尚と言われています。
亀山城とこの修験道の方角的位置関係はどうなんでしょう。
亀山城の鬼門の方角には何かあるはずじゃないかな。
興味深い地域ですね。このあたり。
また機会があれば、西向きの石仏を拝して下さいな。
前に同じコースでレポしてるから、・・・そんな必要ないか
また行ってきますよ。過去ログにありましたよ。読んでますよ~~~~。
最近はワンコと新鮮な気持ちで鈴鹿山歩いてますワン。
かわいいでしょう!僕も犬が大好きです。今も隣で寝ていますよ。
残念ながらゴールデンレトリバーなので、山にはちょっと無理です。一緒に滑落しそうなんで。
またちょくちょく、レスお願いしますよ。いろいろ参考になりますので、よろしくです。
つう
通風山