石徹白の春山グルリンポン~楽しい出会いもいっぱい♪

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biwaco
記事: 1422
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

石徹白の春山グルリンポン~楽しい出会いもいっぱい♪

投稿記事 by biwaco »

【 日 付 】5月5日(水)~6日(木)
【 山 域 】両白山地/石徹白周辺 

【メンバー】単独
【 天 候 】5日=快晴、6日=曇り時々晴れ
【 ルート 】5日=石徹白大杉駐車場10:10-大杉10:25-12:25神鳩ノ宮避難小屋13:00-14:30丸山14:50-16:05神鳩小屋(泊)
6日=神鳩小屋6:25-銚子ヶ峰7:35-つなぎぶしの檜8:15-願教寺山9:50-日岸山12:20-薙刀山13:10-願教寺橋14:40-15:05大杉駐車場</span>


今ごろGWの山行レポもないやろ? とは思ったが、こっち方面のレポも少ないことを口実にお許し願ってアップしますね。思いがけない出会いもあったし、やっぱり山は行ってみるべし、登ってみるべし。(^O^)/

初めて石徹白に来たのは2年前。分からないままに白山禅定道から願教寺山を周回した。昨年は和田山牧場跡から薙刀山のピストン。
そして今年。なんとか笠羽谷を囲む山々をグルリんポンと一網打尽にできないもんか? と分不相応な邪念を抱いてしまったのだ。抱くにとどまらずやってしまうのだから我ながら始末におえない。くれぐれも自己責任だよ~(@_@;)

すっかり雪が無くなった舗装林道を快適に登る。9時半に大杉駐車場。10台ほどの車。さすがにGWだ。周回するには1日ではシンドそう…と言うことで、今日の予定は神鳩ノ宮避難小屋泊まり。時間はタップリ過ぎるほどある。まずは腹ごしらえだ。駐車場の東屋で白鳥道の駅でゲットしたマイタケ炊き込みご飯を戴く。ウン、実に美味い。(^o^)

登山口から階段を登ると数分で石徹白大杉。下山してきた二人連れに挨拶。神鳩小屋に貸切で泊まったという。なら今日は爺が独占だろうか?
2年前より雪が多い。大杉のすぐ上くらいから雪が繋がる。2年前はオタケリ坂の上あたりからだったように記憶しているのだが…。
神鳩ノ宮避難小屋
神鳩ノ宮避難小屋
P5050033.jpg (54.47 KiB) 閲覧された回数 4970 回
神鳩ノ宮避難小屋だ。12時25分、やった! 2時間ちょっとで到着できた。
んん…? 小屋の向こうに下ってくる男性が一人。今日初めての出会いだ。先に小屋に入る。荷物を降ろしてから表に出ると、ベンチで休憩している男性が顔を上げた。
「あら、クロオさん!」
「おや、biwacoさん!」
同時に発した驚きモモの木サンショの木~の驚声。よくもまあこんなところでねえ。(@_@;)
クロオさんはmixiのお友達数名と一緒の石徹白ツアー。丸山へ行ってきたという。お仲間からお菓子やらお団子やらを戴く。初対面で名前も知らない爺なのに、この方たちはなんと慈愛に満ちた観音様かマリア様なんだろうか?
クロオさんが紹介してくれると、ブログやヤブコギ板へのレポを読んでくれている方もおられた。嬉しいな~♪ 素直に顔がほころぶ。(●^o^●)
「ゼッタイ、丸山行ってきて! 御岳もバッチリでしたよ」と、クロオさんに勧められる。想定以上の好天で、昨日までの黄砂がウソのようだ。どうせ今日は小屋泊まり。時間が余っている。丸山往復で丁度いい時間かな? 少し話をしてから下山する一行と分かれ空身で丸山へ向かう。

丸山山頂近くまで来たら、先の雪面にうごめくものが目に入る。オオシラビソの枝が邪魔でよく見えない。クマ!? ではない。カモシカ? でもない。雪女??? であるはずない…。
近寄ったら人間だった。なにしてるのかいな? 
「こんにちはー」と声をかける。D・Hさんはいかついが人の良さそうな青年だ。D・Hといってもプロ野球の強打者とは無関係だ。バッターBOXでなく、テントを張るため雪面を踏み固めていたところだったのだ。
最近、山では蹴られたり張られたりしない限り、出会った人に声をかけて話をするようにしている。根が気弱なもんで(ホンマ!)、とくに若い女性などにはなかなか話しかけられないのだが、今回はオトコなので気が楽なのです。
聞けばなんと御母衣ダムから日照岳~南白山を越えて別山から周回してきたらしい。山中3泊のロングラン! この人、やっぱりクマ?
ここで最後の夜を明かし明日は林道へ出て御母衣ダムへ下る予定。なんだかルートが分かるようでわからんようで…(もちろん一般登山路などとは無縁の世界なんだろう)
丸山から三ノ峰~別山
丸山から三ノ峰~別山
P5050076.jpg (48.66 KiB) 閲覧された回数 4970 回
お決まりのように、「どちらから?」と聞いてしまったことで、不思議な縁が明るみになった。2年前まで住んでた野洲市のご近所さんだったのだ。しかも彼の御母堂とは面識があり、山好き息子のことも聞いていたのだ。「一度、一緒に山行きたいですね」なんて言ってたのを思い出し、何とも意外なる遭遇にコワイものを感じるほど。
丸山山頂で目の前の雲海に浮かぶ御岳大権現に無事を祈願し、再会を誓いあって小屋へ引き返したのだった。

小屋に戻り庭のベンチで夕食。味噌ラーメンにゴボ天、チクワを網焼き。アワワは特別にダブルで戴く。東側の芦倉山は傾いた陽射しを浴びて赤面してる。反対側の薙刀~野伏~小白山は沈む太陽を背負ってシルエットに。いつまでも眺めていたい夕景だが、寒い!
やはり貸切の一夜だ。きれいな小屋で石油ストーブやマット、毛布なども備えてある。ストーブは自粛したが、毛布を1枚お借りし有り難かった。

翌日(6日)
つなぎふしのヒノキと三ノ峰
つなぎふしのヒノキと三ノ峰
P5060140.jpg (47.55 KiB) 閲覧された回数 4970 回
銚子ヶ峰までは別山や南白山の稜線を眺めながら1時間余で到着。まっすぐ進めば三ノ峰~別山のポピュラールートだが、少し下ってから左の尾根へ。まずは宿題だった「ツナギブシの檜」を確認。前回(09年)は素通りして気付かなかったのだ。これだこれだ!発見して驚いた。一本のヒノキ大木(老木?)かと思っていたのだが、まったく違った。
このあたり、樹木と言えばほとんどがオオシラビソのなかで、その一画だけヒノキが群生している。ヒノキと言ってもまっすぐ天に向かって伸びているのではなく、地を這うように、あるいは雪を持ち上げるように、絡み合い、繋がりあいながらヒノキ村を形成している。
「ぼくたち、トドマツなんかじゃない。れっきとしたヒノキなんだもんね! 文句あっか! 雪なんかに負けず、ここで生きていくんだもんね~!」
なんだか異国の地で身を寄せ合い誇り高く生きる健気な開拓者集団のようではないか!

で、ヒノキ村と分かれて願教寺山へ向かう。誰もいない雪原は自由に歩けるのだが、笠羽谷からガスが上がってきてスクリーンを閉ざしてしまう。ホワイトアウト状態では方向が定まらない。人の踏み跡なのか、風紋か雨の流れた跡なのか? 
アテにならない「情報」に頼って進んでいくと、どうもヘンだ。今度はとっておきのGPS大明神にお出まし願う。んん?違うがな! 90度方角が狂ってる。このままでは笠羽谷へ下ってしまう。軌道修正して右へトラバース気味に下り稜線へ復帰する。なんでも早期発見が肝心。

co1670のピークは左の斜面を巻き上がると、ガスの合間に目の前に願教寺山の山頂が姿を見せる。なんと、痩せ尾根にへばりついている登山者がいる! 小屋を出てからは初めて見る人間だ。
ササ藪の稜線から最後の雪稜へ取り付く。左からの風が強くちょっと緊張するが、雪が適度に緩んでいてホールドが作りやすいので安心だ。山頂近くでさっきの男性と出会う。こんなところで登山者に会うとホッとする。
♪一人じゃないってすてきなことね~
被災地支援だけのフレーズではないですね、これ。
「日岸まで行きたいのですが…」とおっしゃる。「ぼくも!良かった!ぜひ行きましょう!」
こうなれば日岸攻めの同志である。さあ、それなら作戦会議だ~!
山頂で地図を広げルート確認。直下のササ藪のところから右へトラバース気味に回りこめば大丈夫だろう。今日は凍結もないし…。
この男性は菰野の人で、同じアラウンド鼠だった。100、200名山を大半クリアし、今は1600m以上の高山を嘗めまわしていらっしゃる。今日は日岸から東尾根を下り、明日は野麦峠の方の山へ行くらしい。半分、いや4分の1でもいいから体力を分けてほしいなあ…(-_-;)

よも太郎山は登り返しが面倒そうなのでスルーして(1600m以下やし…)、谷源頭部のco1350まで下り日岸へ標高差300m直登することにする。途中にササ藪が露出しているが、遠目に色が茶色っぽい部分がある。なんでかは近づいてみて分かった。ササが枯れているのだ。パキパキと枯れたササを踏みながらなのでヤブコギも簡単だ。しかし山の命を思うと複雑。
それにしてもお腹が頼りない。風をよけて右手へ回り込み、ランチにする。ビールを半分に分けて乾杯!即席の同志でも心が一つになる。
日岸山の手前から振り返る願教寺山
日岸山の手前から振り返る願教寺山
P5060167.jpg (48.32 KiB) 閲覧された回数 4970 回
先があるのでそこそこに腰を上げる。ここからはすぐにco1610の台地へ。よも太郎からの稜線を確認するとそんなにヤバいところはない。稜線通しで来てもよかったかな?
願教寺山を背に記念撮影してから山頂へ。願教寺山頂ではガスで展望がなかったがここからは360度の大展望だ。やはり願教寺山は頑強寺山だなあ。大きい三ノ峰ドームに高く白い別山。回ってきた対岸の銚子ヶ峰への尾根や丸山も一望。
どうしようかな? と思っていた薙刀山は目の前だ。1時間もかからないだろう。行くべし!

尾根を下る男性と分かれ、稜線を南下。これから取り付く薙刀山へのルートが目の前に見えている。ヤバイ痩せ尾根もない。予想通り40分で山頂。まだ13時、このまま野伏ヶ岳まで行けそうだ。が、行かない。行ったら車の回収が大変だ!
直下に広がるのは薙刀平。ここでテント泊して周回しようかな? とも考えたのだが、テントの回収が難しそうで避難小屋利用にしたのだ。
薙刀山からの北東尾根
薙刀山からの北東尾根
P5060200.jpg (45.97 KiB) 閲覧された回数 4970 回
誰もいない山頂を後に、北東に延びるまっすぐの尾根を下る。事前情報はないが雪さえ付いておれば大丈夫だろう。踏み跡らしい雪の乱れが残っている。
・1526まではほとんど傾斜のない広い雪原。ここから尾根が細くなるが安定した残雪を踏みながら下る。右下に池が見えてくるとゴールは近い。急な痩せ尾根やヤブ漕ぎもほとんどなく、山頂から1時間で沢の合流点へ降り立った。

日岸から下った菰野の男性の新しい踏み跡が右岸に続く。これを辿れば間違いなく願教寺橋から林道へ出る。橋の手前が水路になっていたが、もう濡れたっていいや。靴のまま流れを渡る。あとは林道を歩くだけなんだから。
林道は工事車両が入って修復中。傍をすり抜け大杉駐車場に15時過ぎ。

            ~biwaco
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 石徹白の春山グルリンポン~楽しい出会いもいっぱい♪

投稿記事 by 宮指路 »

Biwacoさん、こんばんは~

初めて石徹白に来たのは2年前。分からないままに白山禅定道から願教寺山を周回した。昨年は和田山牧場跡から薙刀山のピストン。
そして今年。なんとか笠羽谷を囲む山々をグルリんポンと一網打尽にできないもんか? と分不相応な邪念を抱いてしまったのだ。抱くにとどまらずやってしまうのだから我ながら始末におえない。くれぐれも自己責任だよ~(@_@;)


欲張りはビンボー人の始りと言いますがな

すっかり雪が無くなった舗装林道を快適に登る。9時半に大杉駐車場。10台ほどの車。さすがにGWだ。周回するには1日ではシンドそう…と言うことで、今日の予定は神鳩ノ宮避難小屋泊まり。時間はタップリ過ぎるほどある。まずは腹ごしらえだ。駐車場の東屋で白鳥道の駅でゲットしたマイタケ炊き込みご飯を戴く。ウン、実に美味い。(^o^)

9時半って、えらい遅いやん。朝からさっそく始まったね。でも何か足りないけど


[attachment=4]P5050033.jpg[/attachment]神鳩ノ宮避難小屋だ。12時25分、やった! 2時間ちょっとで到着できた。
んん…? 小屋の向こうに下ってくる男性が一人。今日初めての出会いだ。先に小屋に入る。荷物を降ろしてから表に出ると、ベンチで休憩している男性が顔を上げた。
「あら、クロオさん!」
「おや、biwacoさん!」
同時に発した驚きモモの木サンショの木~の驚声。よくもまあこんなところでねえ。(@_@;)


お互い考えてることが似ていたのね~

クロオさんはmixiのお友達数名と一緒の石徹白ツアー。丸山へ行ってきたという。お仲間からお菓子やらお団子やらを戴く。初対面で名前も知らない爺なのに、この方たちはなんと慈愛に満ちた観音様かマリア様なんだろうか?

おお~女性だったんですね。ひょっとしてbiwacoさんはお邪魔虫?

近寄ったら人間だった。なにしてるのかいな? 
「こんにちはー」と声をかける。D・Hさんはいかついが人の良さそうな青年だ。D・Hといってもプロ野球の強打者とは無関係だ。バッターBOXでなく、テントを張るため雪面を踏み固めていたところだったのだ。
最近、山では蹴られたり張られたりしない限り、出会った人に声をかけて話をするようにしている。根が気弱なもんで(ホンマ!)、とくに若い女性などにはなかなか話しかけられないのだが、今回はオトコなので気が楽なのです。


何をおっしゃいますやら、ラスカル君のシッポで山ガもイチコロですがな

[attachment=3]P5050076.jpg[/attachment]お決まりのように、「どちらから?」と聞いてしまったことで、不思議な縁が明るみになった。2年前まで住んでた野洲市のご近所さんだったのだ。しかも彼の御母堂とは面識があり、山好き息子のことも聞いていたのだ。「一度、一緒に山行きたいですね」なんて言ってたのを思い出し、何とも意外なる遭遇にコワイものを感じるほど。

そういうこともあるんですね~

小屋に戻り庭のベンチで夕食。味噌ラーメンにゴボ天、チクワを網焼き。アワワは特別にダブルで戴く。東側の芦倉山は傾いた陽射しを浴びて赤面してる。

水の担ぎ上げは大変だなぁ~

このあたり、樹木と言えばほとんどがオオシラビソのなかで、その一画だけヒノキが群生している。ヒノキと言ってもまっすぐ天に向かって伸びているのではなく、地を這うように、あるいは雪を持ち上げるように、絡み合い、繋がりあいながらヒノキ村を形成している。
「ぼくたち、トドマツなんかじゃない。れっきとしたヒノキなんだもんね! 文句あっか! 雪なんかに負けず、ここで生きていくんだもんね~!」
なんだか異国の地で身を寄せ合い誇り高く生きる健気な開拓者集団のようではないか!


おもしろい檜ですね。

で、ヒノキ村と分かれて願教寺山へ向かう。誰もいない雪原は自由に歩けるのだが、笠羽谷からガスが上がってきてスクリーンを閉ざしてしまう。ホワイトアウト状態では方向が定まらない。人の踏み跡なのか、風紋か雨の流れた跡なのか? 
アテにならない「情報」に頼って進んでいくと、どうもヘンだ。今度はとっておきのGPS大明神にお出まし願う。んん?違うがな! 90度方角が狂ってる。このままでは笠羽谷へ下ってしまう。軌道修正して右へトラバース気味に下り稜線へ復帰する。なんでも早期発見が肝心。


さすがにホワイトアウト状態では奥の手を使っちゃいますね。私なんぞ何でもないところで使ってしまうので麻薬みたいなもんです

ササ藪の稜線から最後の雪稜へ取り付く。左からの風が強くちょっと緊張するが、雪が適度に緩んでいてホールドが作りやすいので安心だ。山頂近くでさっきの男性と出会う。こんなところで登山者に会うとホッとする。
♪一人じゃないってすてきなことね~


お年が知れますネ

この男性は菰野の人で、同じアラウンド鼠だった。100、200名山を大半クリアし、今は1600m以上の高山を嘗めまわしていらっしゃる。今日は日岸から東尾根を下り、明日は野麦峠の方の山へ行くらしい。半分、いや4分の1でもいいから体力を分けてほしいなあ…(-_-;)
すごい人がいるもんだ

尾根を下る男性と分かれ、稜線を南下。これから取り付く薙刀山へのルートが目の前に見えている。ヤバイ痩せ尾根もない。予想通り40分で山頂。まだ13時、このまま野伏ヶ岳まで行けそうだ。が、行かない。行ったら車の回収が大変だ!
賢明!賢明!


日岸から下った菰野の男性の新しい踏み跡が右岸に続く。これを辿れば間違いなく願教寺橋から林道へ出る。橋の手前が水路になっていたが、もう濡れたっていいや。靴のまま流れを渡る。あとは林道を歩くだけなんだから。
林道は工事車両が入って修復中。傍をすり抜け大杉駐車場に15時過ぎ。


お疲れ様でした。
カイサカ行きませんか?
                                                   宮指路

       
たんぽぽ
記事: 708
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: 石徹白の春山グルリンポン~楽しい出会いもいっぱい♪

投稿記事 by たんぽぽ »

【 ルート 】5日=石徹白大杉駐車場10:10-大杉10:25-12:25神鳩ノ宮避難小屋13:00-14:30丸山14:50-16:05神鳩小屋(泊)
6日=神鳩小屋6:25-銚子ヶ峰7:35-つなぎぶしの檜8:15-願教寺山9:50-日岸山12:20-薙刀山13:10-願教寺橋14:40-15:05大杉駐車場</span>

ぐるりんぽんシリーズがこんなに続くとは思いませんでしたわ。

なんとか笠羽谷を囲む山々をグルリんポンと一網打尽にできないもんか? と分不相応な邪念を抱いてしまったのだ。抱くにとどまらずやってしまうのだから我ながら始末におえない。くれぐれも自己責任だよ~(@_@;)
イトシロの山は難しいところはないんで大丈夫ですよ。
ガスった時のルートさえ見間違えなければね・・・

「あら、クロオさん!」
「おや、biwacoさん!」
同時に発した驚きモモの木サンショの木~の驚声。よくもまあこんなところでねえ。(@_@;)

イトシロでクロオさんとは大杉もビックリ仰天でしたでしょう。

クロオさんはmixiのお友達数名と一緒の石徹白ツアー。丸山へ行ってきたという。お仲間からお菓子やらお団子やらを戴く。初対面で名前も知らない爺なのに、この方たちはなんと慈愛に満ちた観音様かマリア様なんだろうか?
いえいえ、きっと爺ちゃまがお地蔵さまに見えてお供えしたかったのでしょう。

最近、山では蹴られたり張られたりしない限り、出会った人に声をかけて話をするようにしている。根が気弱なもんで(ホンマ!)、とくに若い女性などにはなかなか話しかけられないのだが、今回はオトコなので気が楽なのです。
お風呂でも温泉ライダーさんに話しかけてみえたもんね。
まあ、そのうち間違って雪オンナやクマさんに話しかけないようにネ。

聞けばなんと御母衣ダムから日照岳~南白山を越えて別山から周回してきたらしい。山中3泊のロングラン! この人、やっぱりクマ?
ここで最後の夜を明かし明日は林道へ出て御母衣ダムへ下る予定。なんだかルートが分かるようでわからんようで…(もちろん一般登山路などとは無縁の世界なんだろう)

尾上郷をぐるりんぽんですか・・・
その方はクマではなくて間違いなくバケモノです。

小屋に戻り庭のベンチで夕食。味噌ラーメンにゴボ天、チクワを網焼き。
近頃、焼モノの極意がわかってきましたね。
汁、油の出るものはご法度ですゾ!

きれいな小屋で石油ストーブやマット、毛布なども備えてある。ストーブは自粛したが、毛布を1枚お借りし有り難かった。
ここは白山が誇る五つ星小屋です。

ホワイトアウト状態では方向が定まらない。人の踏み跡なのか、風紋か雨の流れた跡なのか? 
アテにならない「情報」に頼って進んでいくと、どうもヘンだ。今度はとっておきのGPS大明神にお出まし願う。んん?違うがな! 90度方角が狂ってる。このままでは笠羽谷へ下ってしまう。軌道修正して右へトラバース気味に下り稜線へ復帰する。なんでも早期発見が肝心。

Biwa爺ちゃまGPS持ってるんの?
スゴイね~、本格的じゃん!

co1670のピークは左の斜面を巻き上がると、ガスの合間に目の前に願教寺山の山頂が姿を見せる。なんと、痩せ尾根にへばりついている登山者がいる! 小屋を出てからは初めて見る人間だ。
かつての願教寺山はひとりぼっちの静かさを求めるピークでしたが、最近は必ず誰かに出会うようですね。

直下に広がるのは薙刀平。ここでテント泊して周回しようかな? とも考えたのだが、テントの回収が難しそうで避難小屋利用にしたのだ。
水の確保も大変ですよ。

林道は工事車両が入って修復中。傍をすり抜け大杉駐車場に15時過ぎ。
ぐるりんぽん成功おめでとうございました!
添付ファイル
よも太郎に寄るとこんな眺めデス
よも太郎に寄るとこんな眺めデス
アバター
クロオ
記事: 467
登録日時: 2011年2月20日(日) 09:08
お住まい: 愛知県海部郡大治町
連絡する:

Re: 石徹白の春山グルリンポン~楽しい出会いもいっぱい♪

投稿記事 by クロオ »

biwacoさん、こんばんは

 分岐を曲がったあたりから、避難小屋に近づいてくるおっさんが見えたので、まぁ、挨拶ぐらいはするか、と思ったら、思いがけず、biwacoさんだったので、思わず声が出ました。

 前の日まで、黄砂で、全然、景色が見えなかったのが、一転、済んだ天気になり、昼前から雲も晴れ、快晴でした。同じような景色の写真ばかり何枚も写しました。いつか、石徹白の春山グルリンポン、歩いてみたいと思います。積雪期の別山にも、行ってみたいと思っています。

クロオ
添付ファイル
IMG_1263.jpg
アバター
柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 石徹白の春山グルリンポン~楽しい出会いもいっぱい♪

投稿記事 by 柳川洞吹 »

biwacoさん こんばんは

今ごろGWの山行レポもないやろ? とは思ったが、こっち方面のレポも少ないことを口実にお許し願ってアップしますね。思いがけない出会いもあったし、やっぱり山は行ってみるべし、登ってみるべし。(^O^)/

出たな、怪しいグルポン師二号。
おお、なんと願教寺へお参りをされたのですか。
これは失礼いたしましたしたした。
ワシも、下小池まで道路が開通していたら今年はお参りするつもりでしたが、ゲートでちょん。

すっかり雪が無くなった舗装林道を快適に登る。9時半に大杉駐車場。10台ほどの車。さすがにGWだ。周回するには1日ではシンドそう…と言うことで、今日の予定は神鳩ノ宮避難小屋泊まり。時間はタップリ過ぎるほどある。まずは腹ごしらえだ。駐車場の東屋で白鳥道の駅でゲットしたマイタケ炊き込みご飯を戴く。ウン、実に美味い。(^o^)

そうですね。
マイタケ弁当はうまい。

2年前より雪が多い。大杉のすぐ上くらいから雪が繋がる。2年前はオタケリ坂の上あたりからだったように記憶しているのだが…。

やはり多いですね。

んん…? 小屋の向こうに下ってくる男性が一人。今日初めての出会いだ。先に小屋に入る。荷物を降ろしてから表に出ると、ベンチで休憩している男性が顔を上げた。
「あら、クロオさん!」
「おや、biwacoさん!」
同時に発した驚きモモの木サンショの木~の驚声。よくもまあこんなところでねえ。(@_@;)


世間が狭いのか、同じような指向の人は同じようなところへ行くからか、なにが問題だ?

「ゼッタイ、丸山行ってきて! 御岳もバッチリでしたよ」と、クロオさんに勧められる。想定以上の好天で、昨日までの黄砂がウソのようだ。どうせ今日は小屋泊まり。時間が余っている。丸山往復で丁度いい時間かな? 少し話をしてから下山する一行と分かれ空身で丸山へ向かう。

午後の腹ごなしにちょうどいいでしょ。

聞けばなんと御母衣ダムから日照岳~南白山を越えて別山から周回してきたらしい。山中3泊のロングラン! この人、やっぱりクマ?
ここで最後の夜を明かし明日は林道へ出て御母衣ダムへ下る予定。なんだかルートが分かるようでわからんようで…(もちろん一般登山路などとは無縁の世界なんだろう)


うーん、林道って尾上郷の林道のことやろうね。
なるほど、そういう戻り方があったか。
しかし、すごいね。

お決まりのように、「どちらから?」と聞いてしまったことで、不思議な縁が明るみになった。2年前まで住んでた野洲市のご近所さんだったのだ。しかも彼の御母堂とは面識があり、山好き息子のことも聞いていたのだ。「一度、一緒に山行きたいですね」なんて言ってたのを思い出し、何とも意外なる遭遇にコワイものを感じるほど。

世間は狭いと言うべきか……
biwacoさんの顔が広いと言うべきか……

小屋に戻り庭のベンチで夕食。味噌ラーメンにゴボ天、チクワを網焼き。アワワは特別にダブルで戴く。

うまそうですね。
今回はイカが空を飛ばなかったようで。

いつまでも眺めていたい夕景だが、寒い!
やはり貸切の一夜だ。きれいな小屋で石油ストーブやマット、毛布なども備えてある。ストーブは自粛したが、毛布を1枚お借りし有り難かった。


シュラフは持っていったんでしょ。

銚子ヶ峰までは別山や南白山の稜線を眺めながら1時間余で到着。まっすぐ進めば三ノ峰~別山のポピュラールートだが、少し下ってから左の尾根へ。まずは宿題だった「ツナギブシの檜」を確認。前回(09年)は素通りして気付かなかったのだ。これだこれだ!発見して驚いた。一本のヒノキ大木(老木?)かと思っていたのだが、まったく違った。
ヒノキと言ってもまっすぐ天に向かって伸びているのではなく、地を這うように、あるいは雪を持ち上げるように、絡み合い、繋がりあいながらヒノキ村を形成している。


雪のないときに見たらわかるけど、地表で横にひとつながりになっているのです。

で、ヒノキ村と分かれて願教寺山へ向かう。誰もいない雪原は自由に歩けるのだが、笠羽谷からガスが上がってきてスクリーンを閉ざしてしまう。ホワイトアウト状態では方向が定まらない。人の踏み跡なのか、風紋か雨の流れた跡なのか? 

ガス出てきましたか。
景色が見えなくて残念ですね。
以前、このあたりで2回テン泊したことありますよ。

ササ藪の稜線から最後の雪稜へ取り付く。左からの風が強くちょっと緊張するが、雪が適度に緩んでいてホールドが作りやすいので安心だ。

ここは遠くから見るとヤセ尾根の急登みたいだけど、近寄るとそんなでもないですね。

山頂近くでさっきの男性と出会う。こんなところで登山者に会うとホッとする。
♪一人じゃないってすてきなことね~


どこ行っても、人に会いますなあ。

よも太郎山は登り返しが面倒そうなのでスルーして(1600m以下やし…)、谷源頭部のco1350まで下り日岸へ標高差300m直登することにする。

ああー、パスしたん。
よも太ちゃんがええのに……ひっひっひ。

それにしてもお腹が頼りない。風をよけて右手へ回り込み、ランチにする。ビールを半分に分けて乾杯!即席の同志でも心が一つになる。

ランチも即席麺ですか?

願教寺山を背に記念撮影してから山頂へ。願教寺山頂ではガスで展望がなかったがここからは360度の大展望だ。やはり願教寺山は頑強寺山だなあ。大きい三ノ峰ドームに高く白い別山。回ってきた対岸の銚子ヶ峰への尾根や丸山も一望。

ガスが晴れてよかったですね。

どうしようかな? と思っていた薙刀山は目の前だ。1時間もかからないだろう。行くべし!

それ行け、ドンドン!

尾根を下る男性と分かれ、稜線を南下。これから取り付く薙刀山へのルートが目の前に見えている。ヤバイ痩せ尾根もない。予想通り40分で山頂。まだ13時、このまま野伏ヶ岳まで行けそうだ。

それ行け、ドンドン!

が、行かない。行ったら車の回収が大変だ!

ガクッ。

直下に広がるのは薙刀平。ここでテント泊して周回しようかな? とも考えたのだが、テントの回収が難しそうで避難小屋利用にしたのだ。

ここもいいところです。

誰もいない山頂を後に、北東に延びるまっすぐの尾根を下る。事前情報はないが雪さえ付いておれば大丈夫だろう。踏み跡らしい雪の乱れが残っている。
・1526まではほとんど傾斜のない広い雪原。ここから尾根が細くなるが安定した残雪を踏みながら下る。右下に池が見えてくるとゴールは近い。急な痩せ尾根やヤブ漕ぎもほとんどなく、山頂から1時間で沢の合流点へ降り立った。


この尾根は薙刀へのいい登路ですね。
その下の池のある台地も、また捨てがたい風情です。

橋の手前が水路になっていたが、もう濡れたっていいや。靴のまま流れを渡る。あとは林道を歩くだけなんだから。

ここはジャンプしてほしかったなあ。
もし落ちても、あとは林道を歩くだけなんだから。

よい山旅を!
                            洞吹(どうすい)
biwaco
記事: 1422
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
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Re: 石徹白の春山グルリンポン~楽しい出会いもいっぱい♪

投稿記事 by biwaco »

946のカモさん、こんばんは~
欲張りはビンボー人の始りと言いますがな
お金持ちの経験がないもんで、欲張り続けて?十年、もう肩が凝ってたまりませんわ…(-_-;)
9時半って、えらい遅いやん。朝からさっそく始まったね。でも何か足りないけど
朝からアワワでは足がもつれるでしょうが(@_@;) お昼までガマンガマン~

同時に発した驚きモモの木サンショの木~の驚声。よくもまあこんなところでねえ。(@_@;)
お互い考えてることが似ていたのね~
そのようですね…。でもあっちは綺麗どころとご一緒、こちらは爺の一人旅。エライ違いです(;一_一)
おお~女性だったんですね。ひょっとしてbiwacoさんはお邪魔虫?
その通り! フマキラーでもぶっかけられんうちに…と、慌てて丸山に向かいました。
それは冗談。みなさん高齢者介護のボランティアみたいな方々で、お世話になりました。

最近、山では蹴られたり張られたりしない限り、出会った人に声をかけて話をするようにしている。根が気弱なもんで(ホンマ!)、とくに若い女性などにはなかなか話しかけられないのだが、今回はオトコなので気が楽なのです。
何をおっしゃいますやら、ラスカル君のシッポで山ガもイチコロですがな
すぐ尻尾を出して本性がバレバレ…(><) カモさんのようなインテリジェンスがあったらなあ…って、いつも指をくわえてるんでっせー。

小屋に戻り庭のベンチで夕食。味噌ラーメンにゴボ天、チクワを網焼き。アワワは特別にダブルで戴く。東側の芦倉山は傾いた陽射しを浴びて赤面してる。[/color]
水の担ぎ上げは大変だなぁ~
水なんか小屋の周りに一杯冷凍貯水してありますがな。ちょっとゴミやら黄砂やら交じってますけど…。

「ぼくたち、トドマツなんかじゃない。れっきとしたヒノキなんだもんね! 文句あっか! 雪なんかに負けず、ここで生きていくんだもんね~!」
なんだか異国の地で身を寄せ合い誇り高く生きる健気な開拓者集団のようではないか!
おもしろい檜ですね。
でしょー! 洞吹さんによると、根は一つらしいです。どんなミステリーも元をたどれば犯人は一人ってこと?

アテにならない「情報」に頼って進んでいくと、どうもヘンだ。今度はとっておきのGPS大明神にお出まし願う。んん?違うがな! 90度方角が狂ってる。このままでは笠羽谷へ下ってしまう。軌道修正して右へトラバース気味に下り稜線へ復帰する。なんでも早期発見が肝心。
さすがにホワイトアウト状態では奥の手を使っちゃいますね。私なんぞ何でもないところで使ってしまうので麻薬みたいなもんです
使って減るもんじゃないんで、大いに使うべし! 面倒なんでみないだけです。

♪一人じゃないってすてきなことね~
お年が知れますネ
♪あなたーと呼べば~ あなた~とこたえる
♪山のこだま~の うれしさよ~
(わっかるかな…?)
 
お疲れ様でした。
カイサカ行きませんか?
カイサカってどこ? 三重県にあったような…?

         ~biwaco
biwaco
記事: 1422
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
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Re: 石徹白の春山グルリンポン~楽しい出会いもいっぱい♪

投稿記事 by biwaco »

ツアコンぽぽんたさん、こんばんは~
穴毛の湯ではお世話になりました。やはりあそこは女人同伴はいけませぬ。観音様のジェラシーを掻きまわしてしまいましたがな(;一_一)
ぐるりんぽんシリーズがこんなに続くとは思いませんでしたわ。
まだまだ続くでしょう。山はピストンよりグルリンポンのほうが歩きがいってもんが…ネ
イトシロの山は難しいところはないんで大丈夫ですよ。
ガスった時のルートさえ見間違えなければね・・・
いと、しろーと向きの山ってこと?
イトシロでクロオさんとは大杉もビックリ仰天でしたでしょう。
目をシロクロさせてましたわ(@_@;)

クロオさんはmixiのお友達数名と一緒の石徹白ツアー。丸山へ行ってきたという。お仲間からお菓子やらお団子やらを戴く。初対面で名前も知らない爺なのに、この方たちはなんと慈愛に満ちた観音様かマリア様なんだろうか?
いえいえ、きっと爺ちゃまがお地蔵さまに見えてお供えしたかったのでしょう。
動くお地蔵さまにはシッポがあるよ!

最近、山では蹴られたり張られたりしない限り、出会った人に声をかけて話をするようにしている。根が気弱なもんで(ホンマ!)、とくに若い女性などにはなかなか話しかけられないのだが、今回はオトコなので気が楽なのです。
お風呂でも温泉ライダーさんに話しかけてみえたもんね。
まあ、そのうち間違って雪オンナやクマさんに話しかけないようにネ。
人類みな兄弟!生き物みな親戚?
尾上郷をぐるりんぽんですか・・・
その方はクマではなくて間違いなくバケモノです。
わっ!ラスカルと化かし合いしてたってこと? ん?バカ仕合だって?

小屋に戻り庭のベンチで夕食。味噌ラーメンにゴボ天、チクワを網焼き。
近頃、焼モノの極意がわかってきましたね。
汁、油の出るものはご法度ですゾ!
ふふふ~、やはりアワワには焼き物ですな(^_-) さらに研究開発に努めます。

きれいな小屋で石油ストーブやマット、毛布なども備えてある。ストーブは自粛したが、毛布を1枚お借りし有り難かった。
ここは白山が誇る五つ星小屋です。
いえ、夜空の星は五万と見えましたけど…?

今度はとっておきのGPS大明神にお出まし願う。んん?違うがな! 90度方角が狂ってる。
Biwa爺ちゃまGPS持ってるんの?
スゴイね~、本格的じゃん!
導師からの授かりものですよ。これのおかげで我が家の山の神も少し落ち着いてくれてます。有り難し~

co1670のピークは左の斜面を巻き上がると、ガスの合間に目の前に願教寺山の山頂が姿を見せる。なんと、痩せ尾根にへばりついている登山者がいる! 小屋を出てからは初めて見る人間だ。
かつての願教寺山はひとりぼっちの静かさを求めるピークでしたが、最近は必ず誰かに出会うようですね。
願教寺ではなぜか人に出会います。2年前も親子に出会いました。

直下に広がるのは薙刀平。ここでテント泊して周回しようかな? とも考えたのだが、テントの回収が難しそうで避難小屋利用にしたのだ。
水の確保も大変ですよ。
回りに冷凍保存水がいっぱいなのに?
ぐるりんぽん成功おめでとうございました!
今度は東面台地でもグルリンポンしたいなあ…。ねえ、水も滴るバー観音様?

                         ~biwaco
biwaco
記事: 1422
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 石徹白の春山グルリンポン~楽しい出会いもいっぱい♪

投稿記事 by biwaco »

クロオさん、こんばんは~
神鳩避難小屋では運命の出会いでしたね。(^_-)
はじめ、クマでも降りて来たのかと思って、慌てて小屋に逃げ込みましたです。(^o^)
 前の日まで、黄砂で、全然、景色が見えなかったのが、一転、済んだ天気になり、昼前から雲も晴れ、快晴でした。同じような景色の写真ばかり何枚も写しました。いつか、石徹白の春山グルリンポン、歩いてみたいと思います。積雪期の別山にも、行ってみたいと思っています。
丸山から別山方面
丸山から別山方面
P5050076.jpg (48.66 KiB) 閲覧された回数 4850 回
本当に前日がウゾみたいにスッキリ晴れでした。お勧めの丸山へ行って御岳や乗鞍、槍穂の姿を拝んできました。
ぜひイトシロ周回、やって下さいね。三ノ峰避難小屋に泊まれば別山はすぐです。余裕で白山往復もできそうです。
またどっかでお会いしましょうね~(^O^)/

                            ~biwaco
biwaco
記事: 1422
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 石徹白の春山グルリンポン~楽しい出会いもいっぱい♪

投稿記事 by biwaco »

ばんこんは~洞吹さん
イトシイ、石徹白グルリンポンしてきました。
出たな、怪しいグルポン師二号。
おお、なんと願教寺へお参りをされたのですか。
これは失礼いたしましたしたした。
ワシも、下小池まで道路が開通していたら今年はお参りするつもりでしたが、ゲートでちょん。
最近グルリンツアーがトレンディらしいよ~(^_-)
あっち方面からは入りにくいでしょ。いちど打波のカサノバ谷から攻めたいんですけど、無理かな?
そうですね。
マイタケ弁当はうまい。
じつはコンビニを探し損ねて開店直後の道の駅で仕入れたんです。
いやはや、災い転じて…ってやつで、マイタケご飯に草餅は美味しいエネルギー源になりました。

「ゼッタイ、丸山行ってきて! 御岳もバッチリでしたよ」と、クロオさんに勧められる。想定以上の好天で、昨日までの黄砂がウソのようだ。どうせ今日は小屋泊まり。時間が余っている。丸山往復で丁度いい時間かな? 少し話をしてから下山する一行と分かれ空身で丸山へ向かう。
午後の腹ごなしにちょうどいいでしょ。
いいえ、朝のマイタケご飯が遅かったんで、お昼は抜きですよ。

聞けばなんと御母衣ダムから日照岳~南白山を越えて別山から周回してきたらしい。山中3泊のロングラン! この人、やっぱりクマ?
ここで最後の夜を明かし明日は林道へ出て御母衣ダムへ下る予定。なんだかルートが分かるようでわからんようで…(もちろん一般登山路などとは無縁の世界なんだろう)
うーん、林道って尾上郷の林道のことやろうね。
なるほど、そういう戻り方があったか。
しかし、すごいね。
ほんまに呆れます。しかし南白山で1週間山籠りの人に出会ったって言ってました。上には上、ヘ☓☓イにはヘ☓☓イがいるもんです。
世間は狭いと言うべきか……
biwacoさんの顔が広いと言うべきか……
オデコは広いですけど…(--〆) 
まあ、ヤブの世界が狭いってことかな?

小屋に戻り庭のベンチで夕食。味噌ラーメンにゴボ天、チクワを網焼き。アワワは特別にダブルで戴く。
うまそうですね。
今回はイカが空を飛ばなかったようで。
次は風に乗ってよく飛ぶようにタコにしようかな?

いつまでも眺めていたい夕景だが、寒い!
やはり貸切の一夜だ。きれいな小屋で石油ストーブやマット、毛布なども備えてある。ストーブは自粛したが、毛布を1枚お借りし有り難かった。
シュラフは持っていったんでしょ。
なんせダウンの量をケチったもんで、朝方が寒くって…(-_-;)

ヒノキと言ってもまっすぐ天に向かって伸びているのではなく、地を這うように、あるいは雪を持ち上げるように、絡み合い、繋がりあいながらヒノキ村を形成している。
雪のないときに見たらわかるけど、地表で横にひとつながりになっているのです。
そうなんでしたか!あんだけの枝がひとつの根っことはシンジラレナイ~!
ガス出てきましたか。
景色が見えなくて残念ですね。
以前、このあたりで2回テン泊したことありますよ。
ちょっと下った湿原が静かでいいやろなあ。湿原と言っても雪原ですけど。

ササ藪の稜線から最後の雪稜へ取り付く。左からの風が強くちょっと緊張するが、雪が適度に緩んでいてホールドが作りやすいので安心だ。
ここは遠くから見るとヤセ尾根の急登みたいだけど、近寄るとそんなでもないですね。
それでも強風だと緊張します。肝っ玉もやせ気味だし…。

よも太郎山は登り返しが面倒そうなのでスルーして(1600m以下やし…)、谷源頭部のco1350まで下り日岸へ標高差300m直登することにする。
ああー、パスしたん。
よも太ちゃんがええのに……ひっひっひ。
そんなあ…(-_-;) 先に言ってよ。もったいない。忘れもんしたみたいですがな。


それにしてもお腹が頼りない。風をよけて右手へ回り込み、ランチにする。ビールを半分に分けて乾杯!即席の同志でも心が一つになる。
ランチも即席麺ですか?
いいえ、火は使わず、道の駅で買った手づくり草餅を齧りました。
草餅でビールって、結構合いますで~♪
それ行け、ドンドン!
それ行け、ドンドン!

ガクッ。
ごめん、足折れた? ああ、折れたんは話の腰だけか…。

誰もいない山頂を後に、北東に延びるまっすぐの尾根を下る。事前情報はないが雪さえ付いておれば大丈夫だろう。踏み跡らしい雪の乱れが残っている。
・1526まではほとんど傾斜のない広い雪原。ここから尾根が細くなるが安定した残雪を踏みながら下る。右下に池が見えてくるとゴールは近い。急な痩せ尾根やヤブ漕ぎもほとんどなく、山頂から1時間で沢の合流点へ降り立った。
この尾根は薙刀へのいい登路ですね。
その下の池のある台地も、また捨てがたい風情です。
あの尾根は雪がないとヤブで登れないでしょう?
池の台地はテント泊したら良さそう。でも虫に襲われるかも?

橋の手前が水路になっていたが、もう濡れたっていいや。靴のまま流れを渡る。あとは林道を歩くだけなんだから。
ここはジャンプしてほしかったなあ。
もし落ちても、あとは林道を歩くだけなんだから。
滑って足でもくじいたら、匍匐前進で帰らんなんがなあ!

                ~biwaco
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山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
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Re: 石徹白の春山グルリンポン~楽しい出会いもいっぱい♪

投稿記事 by 山日和 »

biwacoさん、こんばんは。

【 ルート 】5日=石徹白大杉駐車場10:10-大杉10:25-12:25神鳩ノ宮避難小屋13:00-14:30丸山14:50-16:05神鳩小屋(泊)
6日=神鳩小屋6:25-銚子ヶ峰7:35-つなぎぶしの檜8:15-願教寺山9:50-日岸山12:20-薙刀山13:10-願教寺橋14:40-15:05大杉駐車場


いいコースじゃないですか。神鳩の小屋も一度泊まってみたいと思いながら果たせずですわ。

「あら、クロオさん!」
「おや、biwacoさん!」


こんなところでねえ。しかしクロオさんはいろんなところでいろんな人と出会っているようですが。
(私も台高の宮ノ谷で会いました^^;)

クロオさんはmixiのお友達数名と一緒の石徹白ツアー。丸山へ行ってきたという。

丸山もずいぶんメジャーになったんでしょうか。考えられんなあ。

聞けばなんと御母衣ダムから日照岳~南白山を越えて別山から周回してきたらしい。山中3泊のロングラン! この人、やっぱりクマ?
ここで最後の夜を明かし明日は林道へ出て御母衣ダムへ下る予定。なんだかルートが分かるようでわからんようで…(もちろん一般登山路などとは無縁の世界なんだろう)


すごい人ですねえ。私もやってみたい・・・だけで終わりそう。
しかし尾上郷の林道は長いよ~。

お決まりのように、「どちらから?」と聞いてしまったことで、不思議な縁が明るみになった。2年前まで住んでた野洲市のご近所さんだったのだ。しかも彼の御母堂とは面識があり、山好き息子のことも聞いていたのだ。「一度、一緒に山行きたいですね」なんて言ってたのを思い出し、何とも意外なる遭遇にコワイものを感じるほど。

なんと、奇遇と言うにはあまりに奇遇。しかも出会ったのが丸山とは・・・
お互い普通じゃありませんな。(^^♪

小屋に戻り庭のベンチで夕食。味噌ラーメンにゴボ天、チクワを網焼き。アワワは特別にダブルで戴く。東側の芦倉山は傾いた陽射しを浴びて赤面してる。反対側の薙刀~野伏~小白山は沈む太陽を背負ってシルエットに。いつまでも眺めていたい夕景だが、寒い!
やはり貸切の一夜だ。きれいな小屋で石油ストーブやマット、毛布なども備えてある。ストーブは自粛したが、毛布を1枚お借りし有り難かった。


この日のディナーは格別だったでしょう。あの小屋何も出ませんでした?

まずは宿題だった「ツナギブシの檜」を確認。前回(09年)は素通りして気付かなかったのだ。これだこれだ!発見して驚いた。一本のヒノキ大木(老木?)かと思っていたのだが、まったく違った。

この木はなんとも言えず見事でしょう。ぼんやり見てたらわかりませんが、這いつくばって中を見ればよくわかります。

[attachment=1]P6100117_1.JPG[/attachment]
で、ヒノキ村と分かれて願教寺山へ向かう。誰もいない雪原は自由に歩けるのだが、笠羽谷からガスが上がってきてスクリーンを閉ざしてしまう。ホワイトアウト状態では方向が定まらない。人の踏み跡なのか、風紋か雨の流れた跡なのか? 

このあたりは広々として、視界が閉ざされると恐いですよね。稜線といってもハッキリしないし。

ササ藪の稜線から最後の雪稜へ取り付く。左からの風が強くちょっと緊張するが、雪が適度に緩んでいてホールドが作りやすいので安心だ。山頂近くでさっきの男性と出会う。こんなところで登山者に会うとホッとする。

山頂手前はいつもヤブが出ているところ。ここから見上げる三角錐の雪稜はいつでもカッコいいです。
私は誰にも出会わないとホッとするんですけどね。(^_^;)

[attachment=0]PA060166_1_1.JPG[/attachment]
よも太郎山は登り返しが面倒そうなのでスルーして(1600m以下やし…)、

あら、もったいない~。ふ~さんに怒られますよ。名前のあるピークは数少ないんだから踏んでおかないと。

よも太郎からの稜線を確認するとそんなにヤバいところはない。稜線通しで来てもよかったかな?

この辺はヤバいところはひとつもありませんよ。

どうしようかな? と思っていた薙刀山は目の前だ。1時間もかからないだろう。行くべし!

気合い入ってますね~。

まだ13時、このまま野伏ヶ岳まで行けそうだ。が、行かない。行ったら車の回収が大変だ!

野伏まで1時間ほど。でも2時間の林道歩きが待ってます。

誰もいない山頂を後に、北東に延びるまっすぐの尾根を下る。事前情報はないが雪さえ付いておれば大丈夫だろう。踏み跡らしい雪の乱れが残っている。

この尾根もいいですね~。

日岸から下った菰野の男性の新しい踏み跡が右岸に続く。これを辿れば間違いなく願教寺橋から林道へ出る。

洞吹さんも書いてましたが、尾根の末端から笠羽橋手前の台地までが実にいいんです。

橋の手前が水路になっていたが、もう濡れたっていいや。靴のまま流れを渡る。あとは林道を歩くだけなんだから。
林道は工事車両が入って修復中。傍をすり抜け大杉駐車場に15時過ぎ。


余裕たっぷりの帰着でしたね。お疲れさまでした。(^^)

                                 山日和

       
添付ファイル
あまり見た人はいないでしょう。願教寺山三角点
あまり見た人はいないでしょう。願教寺山三角点
無雪期はこんな感じ
無雪期はこんな感じ
biwaco
記事: 1422
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 石徹白の春山グルリンポン~楽しい出会いもいっぱい♪

投稿記事 by biwaco »

こんばんは~
亀レポに乗っていただいて感謝です。お礼に竜宮城へでもご案内しましょうか?(^_-)
いいコースじゃないですか。神鳩の小屋も一度泊まってみたいと思いながら果たせずですわ。
ね、いいでしょ~(^.^)/~~~
どのルートにしようかと迷ったんですが、1泊ならこれがベストか?と。
こんなところでねえ。しかしクロオさんはいろんなところでいろんな人と出会っているようですが。
(私も台高の宮ノ谷で会いました^^;)
1年に365回山を歩いておられるのかも? 
丸山もずいぶんメジャーになったんでしょうか。考えられんなあ。
隣りの芦倉山もふくめ行く人が多いみたいです。

お決まりのように、「どちらから?」と聞いてしまったことで、不思議な縁が明るみになった。2年前まで住んでた野洲市のご近所さんだったのだ。しかも彼の御母堂とは面識があり、山好き息子のことも聞いていたのだ。「一度、一緒に山行きたいですね」なんて言ってたのを思い出し、何とも意外なる遭遇にコワイものを感じるほど。
なんと、奇遇と言うにはあまりに奇遇。しかも出会ったのが丸山とは・・・
お互い普通じゃありませんな。(^^♪
なんとも不思議な遭遇でした。神鳩のお引き合わせかも?

やはり貸切の一夜だ。きれいな小屋で石油ストーブやマット、毛布なども備えてある。ストーブは自粛したが、毛布を1枚お借りし有り難かった。
この日のディナーは格別だったでしょう。あの小屋何も出ませんでした?
ん? 振り向いたらハト料理のフルコースが並んでた…?とか。

まずは宿題だった「ツナギブシの檜」を確認。前回(09年)は素通りして気付かなかったのだ。これだこれだ!発見して驚いた。一本のヒノキ大木(老木?)かと思っていたのだが、まったく違った。
この木はなんとも言えず見事でしょう。ぼんやり見てたらわかりませんが、這いつくばって中を見ればよくわかります。
雪の中まで覗けませんでしたが、写真を見てオドロキです。やはり根は繋がってるんですか…。這檜の林かと思ったんですが。

ササ藪の稜線から最後の雪稜へ取り付く。左からの風が強くちょっと緊張するが、雪が適度に緩んでいてホールドが作りやすいので安心だ。山頂近くでさっきの男性と出会う。こんなところで登山者に会うとホッとする。
山頂手前はいつもヤブが出ているところ。ここから見上げる三角錐の雪稜はいつでもカッコいいです。
私は誰にも出会わないとホッとするんですけどね。(^_^;)
いつもは人声がするだけで、ゲンナリって感じが多いんですが、この時はガスと強風の中だったんで、ほんまにホッとしました。(勝手なもんや…)
三角錐は近寄れば単なる雪壁なんですけど、稜線から見るとイケメンの山頂です。

よも太郎山は登り返しが面倒そうなのでスルーして(1600m以下やし…)、
あら、もったいない~。ふ~さんに怒られますよ。名前のあるピークは数少ないんだから踏んでおかないと。
よも太郎からの稜線を確認するとそんなにヤバいところはない。稜線通しで来てもよかったかな?
この辺はヤバいところはひとつもありませんよ。
日岸から見て後悔です。行っときゃ良かったなあ(;一_一)
でも、次への宿題ができたんで、それもまた良し。

まだ13時、このまま野伏ヶ岳まで行けそうだ。が、行かない。行ったら車の回収が大変だ!
野伏まで1時間ほど。でも2時間の林道歩きが待ってます。
それが嫌で野伏は諦めました。おかげで感じいい尾根を下れました。

日岸から下った菰野の男性の新しい踏み跡が右岸に続く。これを辿れば間違いなく願教寺橋から林道へ出る。
洞吹さんも書いてましたが、尾根の末端から笠羽橋手前の台地までが実にいいんです。
池のあたりは山に囲まれた別天地の感じですね。あの池の名前は?
余裕たっぷりの帰着でしたね。お疲れさまでした。(^^)
様子が分かったのでまた行ってみたくなりました。

              ~biwaco
とっちゃん
記事: 325
登録日時: 2011年2月20日(日) 21:02

Re: 石徹白の春山グルリンポン~楽しい出会いもいっぱい♪

投稿記事 by とっちゃん »

びわこちゃん、こんばんは~。

[quote]【 日 付 】5月5日(水)~6日(木)
【 山 域 】両白山地/石徹白周辺 

【メンバー】単独
【 天 候 】5日=快晴、6日=曇り時々晴れ
【 ルート 】5日=石徹白大杉駐車場10:10-大杉10:25-12:25神鳩ノ宮避難小屋13:00-14:30丸山14:50-16:05神鳩小屋(泊)
6日=神鳩小屋6:25-銚子ヶ峰7:35-つなぎぶしの檜8:15-願教寺山9:50-日岸山12:20-薙刀山13:10-願教寺橋14:40-15:05大杉駐車場</span>


しっかり、行ってきたね~。テント担いでか、はたまた小屋泊まりかどちらかな~っと思ってたけど。

今ごろGWの山行レポもないやろ? とは思ったが、こっち方面のレポも少ないことを口実にお許し願ってアップしますね。思いがけない出会いもあったし、やっぱり山は行ってみるべし、登ってみるべし。(^O^)/

思いがけない出会いっていうのが、いいね~。

初めて石徹白に来たのは2年前。分からないままに白山禅定道から願教寺山を周回した。昨年は和田山牧場跡から薙刀山のピストン。
そして今年。なんとか笠羽谷を囲む山々をグルリんポンと一網打尽にできないもんか? と分不相応な邪念を抱いてしまったのだ。抱くにとどまらずやってしまうのだから我ながら始末におえない。くれぐれも自己責任だよ~(@_@;)

去年は、みんなでワイワイ、スキー&スノーシュー&ワカン混合チームだったね~。今年は、tutomuちゃん企画が出なかったから、ちょっと淋しい感じでした。しかし、biwacoちゃんも、がんばるね~。とりこになったん?

登山口から階段を登ると数分で石徹白大杉。下山してきた二人連れに挨拶。神鳩小屋に貸切で泊まったという。なら今日は爺が独占だろうか?
2年前より雪が多い。大杉のすぐ上くらいから雪が繋がる。2年前はオタケリ坂の上あたりからだったように記憶しているのだが…。

登山口までの林道は、いつから開いてたんだろう?GW前なのかな?大杉のすぐ上から雪が繋がるなんて、いいじゃない。

んん…? 小屋の向こうに下ってくる男性が一人。今日初めての出会いだ。先に小屋に入る。荷物を降ろしてから表に出ると、ベンチで休憩している男性が顔を上げた。
「あら、クロオさん!」
「おや、biwacoさん!」
クロオさんはmixiのお友達数名と一緒の石徹白ツアー。丸山へ行ってきたという。

まずは、クロオさんと遭遇やったのね。クロオさんは、mixiでご活躍なんですね。

「ゼッタイ、丸山行ってきて! 御岳もバッチリでしたよ」と、クロオさんに勧められる。想定以上の好天で、昨日までの黄砂がウソのようだ。どうせ今日は小屋泊まり。時間が余っている。丸山往復で丁度いい時間かな? 少し話をしてから下山する一行と分かれ空身で丸山へ向かう。

そっか~。ここから、空身でルンルン気分で登れるんだ。いいお天気になって、よかったね~。

「こんにちはー」と声をかける。D・Hさんはいかついが人の良さそうな青年だ。D・Hといってもプロ野球の強打者とは無関係だ。バッターBOXでなく、テントを張るため雪面を踏み固めていたところだったのだ。
最近、山では蹴られたり張られたりしない限り、出会った人に声をかけて話をするようにしている。根が気弱なもんで(ホンマ!)、とくに若い女性などにはなかなか話しかけられないのだが、今回はオトコなので気が楽なのです。
聞けばなんと御母衣ダムから日照岳~南白山を越えて別山から周回してきたらしい。山中3泊のロングラン! この人、やっぱりクマ?ここで最後の夜を明かし明日は林道へ出て御母衣ダムへ下る予定。なんだかルートが分かるようでわからんようで…(もちろん一般登山路などとは無縁の世界なんだろう)

山中3泊って、すごい荷物担いではったん?そんな体力がうらやましいね~。biwacoちゃんは、人懐っこいし、シッポちゃんが好感を呼んだりしてね。

「どちらから?」と聞いてしまったことで、不思議な縁が明るみになった。2年前まで住んでた野洲市のご近所さんだったのだ。しかも彼の御母堂とは面識があり、山好き息子のことも聞いていたのだ。「一度、一緒に山行きたいですね」なんて言ってたのを思い出し、何とも意外なる遭遇にコワイものを感じるほど。

ええじゃないの~。縁とは不思議なもんですね。「一度一緒に行きたいものですね。」ってあらためて思ったんじゃない?現実になるといいね~。


丸山山頂で目の前の雲海に浮かぶ御岳大権現に無事を祈願し、再会を誓いあって小屋へ引き返したのだった。

うんうん。(*^_^*)

小屋に戻り庭のベンチで夕食。味噌ラーメンにゴボ天、チクワを網焼き。アワワは特別にダブルで戴く。東側の芦倉山は傾いた陽射しを浴びて赤面してる。反対側の薙刀~野伏~小白山は沈む太陽を背負ってシルエットに。いつまでも眺めていたい夕景だが、寒い!

biwacoちゃんに見つめられて赤面してたんとちゃう?


まずは宿題だった「ツナギブシの檜」を確認。前回(09年)は素通りして気付かなかったのだ。これだこれだ!発見して驚いた。一本のヒノキ大木(老木?)かと思っていたのだが、まったく違った。

biwacoちゃんも、見てきましたか。

願教寺山へ向かう。誰もいない雪原は自由に歩けるのだが、笠羽谷からガスが上がってきてスクリーンを閉ざしてしまう。ホワイトアウト状態では方向が定まらない。人の踏み跡なのか、風紋か雨の流れた跡なのか? 
アテにならない「情報」に頼って進んでいくと、どうもヘンだ。今度はとっておきのGPS大明神にお出まし願う。んん?違うがな! 90度方角が狂ってる。このままでは笠羽谷へ下ってしまう。軌道修正して右へトラバース気味に下り稜線へ復帰する。なんでも早期発見が肝心。

GPS大明神がついていてくれて、よかったね。お助けアイティムがあると、安心だね。予備電池持ってきた?

左からの風が強くちょっと緊張するが、雪が適度に緩んでいてホールドが作りやすいので安心だ。山頂近くでさっきの男性と出会う。こんなところで登山者に会うとホッとする。
♪一人じゃないってすてきなことね~
被災地支援だけのフレーズではないですね、これ。
「日岸まで行きたいのですが…」とおっしゃる。「ぼくも!良かった!ぜひ行きましょう!」
こうなれば日岸攻めの同志である。さあ、それなら作戦会議だ~!

なんだか急に元気モリモリ、気分ウキウキになってきちゃったね~。ホワイトアウトの後は、安心がいっぱい。

この男性は菰野の人で、同じアラウンド鼠だった。100、200名山を大半クリアし、今は1600m以上の高山を嘗めまわしていらっしゃる。今日は日岸から東尾根を下り、明日は野麦峠の方の山へ行くらしい。半分、いや4分の1でもいいから体力を分けてほしいなあ…(-_-;)

ハリマオさんのお知り合ってことでもなさそう?

よも太郎山は登り返しが面倒そうなのでスルーして(1600m以下やし…)、谷源頭部のco1350まで下り日岸へ標高差300m直登することにする。


これこれ、なんでスルーするの~。せっかくグルリンパするのに~。前に、周遊した時、よも太郎さんに、私は挨拶しに行ったよ~。

風をよけて右手へ回り込み、ランチにする。ビールを半分に分けて乾杯!即席の同志でも心が一つになる。

美味しいランチになるよね。一緒なら。

これから取り付く薙刀山へのルートが目の前に見えている。ヤバイ痩せ尾根もない。予想通り40分で山頂。まだ13時、このまま野伏ヶ岳まで行けそうだ。が、行かない。行ったら車の回収が大変だ!
直下に広がるのは薙刀平。ここでテント泊して周回しようかな? とも考えたのだが、テントの回収が難しそうで避難小屋利用にしたのだ。

は~い。ちゃんと薙刀まで、きたんや~。昨年、薙刀には来てるから、ここまで来なくっちゃ。

日岸から下った菰野の男性の新しい踏み跡が右岸に続く。これを辿れば間違いなく願教寺橋から林道へ出る。橋の手前が水路になっていたが、もう濡れたっていいや。靴のまま流れを渡る。あとは林道を歩くだけなんだから。
林道は工事車両が入って修復中。傍をすり抜け大杉駐車場に15時過ぎ。

ぐるりんぱ!よかったね~。満足な雪山が続くね。まだまだ、雪山に行きたいbiwacoちゃんでしょう~。

☆~~とっちゃん(都津茶女)~。☆。
バーチャリ
記事: 547
登録日時: 2011年3月12日(土) 20:58

Re: 石徹白の春山グルリンポン~楽しい出会いもいっぱい♪

投稿記事 by バーチャリ »

biwacoさん、今晩は

>【 ルート 】5日=石徹白大杉駐車場10:10-大杉10:25-12:25神鳩ノ宮避難小屋13:00-14:30丸山14:50-16:05神鳩小屋(泊)
6日=神鳩小屋6:25-銚子ヶ峰7:35-つなぎぶしの檜8:15-願教寺山9:50-日岸山12:20-薙刀山13:10-願教寺橋14:40-15:05大杉駐車場</span>

GWの前半にそちらの方面 (湿原)を見に家をでましたが、渋滞20Kと出ていてやめました。
神鳩別荘泊まりで丸山行かれたんですね。
丸山はいいですよね好きな山です。
日岸山は薙刀山の薙刀山平?に泊で行ってます。

つなぎぶしの檜や湿原を一度見て見たいな~

テント泊お疲れ様でした。

バーチャリ
biwaco
記事: 1422
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 石徹白の春山グルリンポン~楽しい出会いもいっぱい♪

投稿記事 by biwaco »

とっちゃん、こんばんは~
しっかり、行ってきたね~。テント担いでか、はたまた小屋泊まりかどちらかな~っと思ってたけど。
テントは重いので敬遠です。避難小屋、大好き~(^_-)
去年は、みんなでワイワイ、スキー&スノーシュー&ワカン混合チームだったね~。今年は、tutomuちゃん企画が出なかったから、ちょっと淋しい感じでした。しかし、biwacoちゃんも、がんばるね~。とりこになったん?
イトシロがイトシくて。
登山口までの林道は、いつから開いてたんだろう?GW前なのかな?大杉のすぐ上から雪が繋がるなんて、いいじゃない。
たぶん、開通はGW前でしょう。一昨年もそうでした。
まずは、クロオさんと遭遇やったのね。クロオさんは、mixiでご活躍なんですね。
クロオさんはmixiだけでなく各地の山でご活躍です。
山中3泊って、すごい荷物担いではったん?そんな体力がうらやましいね~。biwacoちゃんは、人懐っこいし、シッポちゃんが好感を呼んだりしてね。
荷物もだけど、マル(清酒)の1Lパックが転がってました。怪物っていますね、やはり。(^_-)
ええじゃないの~。縁とは不思議なもんですね。「一度一緒に行きたいものですね。」ってあらためて思ったんじゃない?現実になるといいね~。
後日談ですが、その人のお母さんと先日会って、山ウド戴きました。
biwacoちゃんに見つめられて赤面してたんとちゃう?
とっちゃんに見つめられたら芦倉山になるかも?(●^o^●)
なんだか急に元気モリモリ、気分ウキウキになってきちゃったね~。ホワイトアウトの後は、安心がいっぱい。
沈んだり浮き上がったり…、潜水艦みたいなもんです。

この男性は菰野の人で、同じアラウンド鼠だった。
ハリマオさんのお知り合ってことでもなさそう?
菰野ならKさんって知ってます? と聞いたら首かしげておられました。きっと大物なんでしょう。?
これこれ、なんでスルーするの~。せっかくグルリンパするのに~。前に、周遊した時、よも太郎さんに、私は挨拶しに行ったよ~。
魔がさしたとしか言いようがありません。あとから思えば、目の前のお宝をみすみす見過ごした馬鹿爺でした。
は~い。ちゃんと薙刀まで、きたんや~。昨年、薙刀には来てるから、ここまで来なくっちゃ。
ここからの尾根が下りたかったんです。
ぐるりんぱ!よかったね~。満足な雪山が続くね。まだまだ、雪山に行きたいbiwacoちゃんでしょう~。


もう雪山はオシマイかな?今年は十分堪能させてもらいました。

             ~biwaco
biwaco
記事: 1422
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 石徹白の春山グルリンポン~楽しい出会いもいっぱい♪

投稿記事 by biwaco »

バーチャリんこさん、こんばんは!
風邪引かんかったですか? 
GWの前半にそちらの方面 (湿原)を見に家をでましたが、渋滞20Kと出ていてやめました。
神鳩別荘泊まりで丸山行かれたんですね。
丸山はいいですよね好きな山です。
日岸山は薙刀山の薙刀山平?に泊で行ってます。
4~5日にするか、5~6日にするかで道路事情は大違いでした。狙いはバッチリで、渋滞なし。
同じ丸山でも鈴鹿の丸山とはちょっと違いました。
つなぎぶしの檜や湿原を一度見て見たいな~
笠羽湿原、いいところです。残雪期しか見てないけど、秋もいい感じでしょう。
池塘もあって、テント泊にも最適なんでは?
テント泊お疲れ様でした。
違うって…、避難小屋泊まりだって。(@_@;)
貸切のログハウスでした。

          ~biwaco
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