【奥越】赤兎山の近所うろうろ

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柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

【奥越】赤兎山の近所うろうろ

投稿記事 by 柳川洞吹 »

【日 付】 2011/4/30(土)
【山 域】 奥越 赤兎山周辺 たんどう谷左岸尾根~1530m標高点 (福井県大野市)
【メンバー】 単独
【天 候】 曇りのち雷と雨
【ルート】 鳩ヶ湯駐車地5:45---左岸尾根取り付き6:30---ca1050mコバ7:55/8:05---1476m標高点10:25/10:30
---1530m標高点11:35/11:40---昼食12:10/12:20と12:45/13:00---1476m標高点13:30--- ca1050mコバ14:05/14:15
---登山口15:00/15:05---駐車地15:50


今年は残雪が多くて道路の除雪がはかどらないようで、上小池への道も鳩ヶ湯から先は5月30日開通予定とのことだ。
冬季除雪区間の最奥集落である下打波の先に、もう開いてはいるが新しいゲートができていた。
あれあれ、ひょっとして……と思いながら鳩ヶ湯まで来てみると、
案の定、橋の先に新しいガッチリとした鋼鉄製の遮断機式ゲートができていた。
このゲートは当然のことながら、閉まっている。
ゲート前でクルマを止めて、鉄製の遮断竿を固定しているかんぬき部分をがちゃがちゃと動かしてみるが、開くわけもない。
あ~あ、バックや。
[attachment=0]s-R0014722.jpg[/attachment]
今日の山登りプランは、この先の道路が未開通なのは織り込み済みなので全く影響はないが、
今までの簡易バリケードと違って、どんなに雪がなくても自己責任で進入できなくなってしまったのは残念だが、しかたがない。
少し戻って、広くなっている路肩に駐車した。
ときどき、あとから来た車が勢いよく走り過ぎて行くが、すぐにすごすごと引き返してくる。
みんな釣師のようだが、「くそっ、ゲートができとる。」とボヤいて戻ってくるのだろう。

山の支度をして歩き始めた。鳩ヶ湯ゲートの横から林道のショートカット道を登る。
うしろでがちゃがちゃという音がしたので振り返ると、また1台、車が来てゲートをいじっている。
わはは、開かないもんね。

つづら折りの林道を歩くと、いつもより残雪が多いので期待感が高まっていく。
今日は、赤兎山近辺の1530m標高点ピーク目指して、たんどう谷の左岸尾根を登る計画だ。
この尾根は5年前に歩いたのだが、すばらしいブナの林がある静かな尾根で、いつかもう一度歩きたいと思っていた。
雪の少ない年は下部が藪っぽくなるので、雪の多い今年はチャンスだ。
ただ、天気予報では晴れだと言っていたのに、朝からどんよりと曇っているのが惜しい。

林道最後のヘアピンカーブが左岸尾根の取り付き点だ。
尾根に入ると切り開きもあって、藪を分けることなく楽に登って行ける。
しばらく登ると植林帯に入るが、このころから残雪に乗り始めた。
昨日のものらしい下りの足跡がある。
やはりこの尾根を歩く人はいるものだ。
右岸尾根から赤兎山~左岸尾根の周回だろうか。

やがて、ca1050mのコバに着く。
植林の中だが、小谷の源頭でゆったりと落ち着いた雰囲気の場所だ。
ここで同じ足跡の登りが左から合流してきた。
そうか、周回じゃなくてこの尾根からのピストンか。
この時期、たんどう谷を渡るのは難しいときがあるからな。

コバの先からしばらく植林の急登を過ぎると、ca1100mあたりから自然林に入る。
しかし、いつのまにかあの足跡は登りも下りも無くなってしまった。
どこへ行っちゃったんだろうと、わざわざ尾根の端から端まで横断して探してみたが、やはり足跡はどこにもない。
引き返したのだろう。
ということは、どういう行動の足跡だ。
たんどう谷の登山道を進んで来たが、この下の植林台地で雪に埋もれた道筋がわからずにこの尾根に上がってしまい、
少し進んでみたものの、あきらめて尾根通しに下って行ったということか。
他人の動きを推理するのも面白いけど、なにより、この先には他人の足跡がないというのが嬉しい。

さあ、ここからがこの尾根の真骨頂なのだ。
尾根が広がりブナの森が始まった。
疎林だが、太いのがけっこうある。
尾根は、雛飾りの壇のように一段ずつ高度を上げては小台地と成るを繰り返す。
右手には白山連峰と願教寺や野伏などの石徹白の山々、左手には経ヶ岳や荒島岳、銀杏峰など奥越の山々。
景色は抜群なんだけど、空が灰色なのが残念だ。
[attachment=2]s-R0014753.jpg[/attachment]
やがて尾根は一旦細り、眼前の太い山腹へ吸収される。
そして少しの急登で1476m標高点ピークに着いた。
このピークは無木立でなかなか展望も良く、あたりの雰囲気もいいところだ。
左手には赤兎山の山上台地が聳えていて、右手には雪庇を連ねた加越国境の稜線が見えている。
ピークの端で一旦コルへ下ってからca1500mの小ピークに登るあたり、
どこでもテントを張って過ごしてみたくなる、いい感じの尾根が続く。
[attachment=1]s-R0014794.jpg[/attachment]
最後の斜面を登ると、1530m標高点の台地に着いた。
とたんに風が強くなる。
暴風のような勢いだ。
登り始めからほぼ6時間、本日はここまでにしよう。

ここで昼メシにするつもりだったが、無木立の山頂台地でこの強風では落ち着けない。
風の弱い場所を探して少し戻ったら、いいところがあったので、店を広げることにする。
今日はビールとスルメとおにぎりの簡単食だ。
頭をガスに隠した白山連峰を愛でながら、スルメを肴にビールを飲んでいると、ここも突然に風が吹き出した。
振り返ってみると背後の空が真っ黒で、文字どおり暗雲たれこめる状態だ。
生たらこの入った高級おにぎりをほおばると、日暮れのように暗くなった空から大粒の雨がバラバラと落ちてきた。
なんじゃ、今日は「晴れ」のはずだが……?

しかし、雨はすぐに止みそうにない。
あーあ、なんてこったい。晴れのはずが雨になっちまったよ。
ここで服が濡れると具合が悪いので、昼メシを中断してちょっと移動。
雨具を着てから昼メシを再開する。
五目いなり寿司がうまい。

すると、今度は雷がゴロゴロと鳴り出した。
西のほうから雷鳴がだんだん近づいてくる。
そして次の瞬間、真っ黒になった空から金色の稲妻がピカーッと千振尾根に突き刺さること三連発、
どっかーん、バリバリバリ。
どっかーん、バリバリバリ。
どっかーん、バリバリバリ。

うっひょー。
続いて右でもどっかーん、バリバリバリ。
左でもどっかーん、バリバリバリ。
まるで雷さまの演芸大会でも始まったように、周囲のあちこちで落ちまくっている。
おいおい、ちょっとヤバイんでないかい。
待避、たいひー。
頭の上でもバババッカ~ン、ド~~ン。
うわー、伏せろー。
マジに心臓ドキドキ。
赤兎の雪野原まで行ってなくてよかったよ。

雷の合間を縫い、ところどころにある疎林をつないで来た道を戻る。
途中にある無木立のピークは念仏を唱えながら駆け下って高度を下げ、ブナ林に入ったところで一安心。
帰路は、1050mのコバから植林を右に下って、まだたっぷりと残雪が覆う登山道ルートに出る。
登山口に立っている案内道標は上部が折れて、「兎山→」になっていた。
なんかよくわからない天気だったけど、8週間も山に登っていなかったわりには、よく歩けたぞ。

                                          洞吹(どうすい)
添付ファイル
鳩ヶ湯の先にはゲートが……
鳩ヶ湯の先にはゲートが……
s-R0014794.jpg
s-R0014753.jpg
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山日和
記事: 3581
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【奥越】赤兎山の近所うろうろ

投稿記事 by 山日和 »

洞吹さん、こんにちは。

今年は残雪が多くて道路の除雪がはかどらないようで、上小池への道も鳩ヶ湯から先は5月30日開通予定とのことだ。

今年は雪が多いのはいいんですが、いつもなら入れるところに入れないケースが多いですねえ。

今日は、赤兎山近辺の1530m標高点ピーク目指して、たんどう谷の左岸尾根を登る計画だ。

この1530mピークは裏赤兎山というらしいですね。

やはりこの尾根を歩く人はいるものだ。
右岸尾根から赤兎山~左岸尾根の周回だろうか。


この周回ルートは一度やってみたいと思ってました。また来年かな。

どこへ行っちゃったんだろうと、わざわざ尾根の端から端まで横断して探してみたが、やはり足跡はどこにもない。
引き返したのだろう。
ということは、どういう行動の足跡だ。


たまにこういう意味不明の足跡がありますよね。どこから現われてどこへ消えて行ったのかわからない。

さあ、ここからがこの尾根の真骨頂なのだ。
尾根が広がりブナの森が始まった。
疎林だが、太いのがけっこうある。


いいですな~

ピークの端で一旦コルへ下ってからca1500mの小ピークに登るあたり、
どこでもテントを張って過ごしてみたくなる、いい感じの尾根が続く。


いいですな~

ここで昼メシにするつもりだったが、無木立の山頂台地でこの強風では落ち着けない。

雨もイヤですが、風もかなわんですね。ツェルトも役に立たないし。
昨日もエライ風でした。

今日はビールとスルメとおにぎりの簡単食だ。

おや、珍しい。(^^ゞ

すると、今度は雷がゴロゴロと鳴り出した。
うっひょー。
続いて右でもどっかーん、バリバリバリ。
左でもどっかーん、バリバリバリ。
まるで雷さまの演芸大会でも始まったように、周囲のあちこちで落ちまくっている。
おいおい、ちょっとヤバイんでないかい。
待避、たいひー。
頭の上でもバババッカ~ン、ド~~ン。


この日は雷のバーゲンでした。猿ヶ馬場周辺よりひどかったようですね。
こっちは雷鳴の割にはあまり落ちませんでしたよ。

なんかよくわからない天気だったけど、8週間も山に登っていなかったわりには、よく歩けたぞ。

そうだったんですか。ということは黒津以来山に行ってなかったの?

                       山日和
たんぽぽ
記事: 708
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: 【奥越】赤兎山の近所うろうろ

投稿記事 by たんぽぽ »

洞吹さま、お久しゅうございます。
ノロ友の契りを交わして以来でしょうか。

今年は残雪が多くて道路の除雪がはかどらないようで、上小池への道も鳩ヶ湯から先は5月30日開通予定とのことだ。
冬季除雪区間の最奥集落である下打波の先に、もう開いてはいるが新しいゲートができていた。
あれあれ、ひょっとして……と思いながら鳩ヶ湯まで来てみると、
案の定、橋の先に新しいガッチリとした鋼鉄製の遮断機式ゲートができていた。

なんですか!この阪神ファンが歓喜しそうなゲートは。

この尾根は5年前に歩いたのだが、すばらしいブナの林がある静かな尾根で、いつかもう一度歩きたいと思っていた。
雪の少ない年は下部が藪っぽくなるので、雪の多い今年はチャンスだ。
ただ、天気予報では晴れだと言っていたのに、朝からどんよりと曇っているのが惜しい。

残雪はタップリ、あとは青空さえあれば言うことなしですね。
それにしても4月下旬からはどうも天気がおかしいです。
おかしいのはぽぽんたのオツムだけやと思っとったんやけどなあ。

少し進んでみたものの、あきらめて尾根通しに下って行ったということか。
他人の動きを推理するのも面白いけど、なにより、この先には他人の足跡がないというのが嬉しい。

いいね、いいねトレースなしって。
やっぱ何でも“新品”はイイ。

最後の斜面を登ると、1530m標高点の台地に着いた。
とたんに風が強くなる。
暴風のような勢いだ。

竜神様でも現れるような気配?
洞吹さん何かバチ当たりなことしなはったの。

頭をガスに隠した白山連峰を愛でながら、スルメを肴にビールを飲んでいると、ここも突然に風が吹き出した。
そりゃあ、ビールとスルメは竜神様に献上せにゃアカンでしょうに。

振り返ってみると背後の空が真っ黒で、文字どおり暗雲たれこめる状態だ。
生たらこの入った高級おにぎりをほおばると、日暮れのように暗くなった空から大粒の雨がバラバラと落ちてきた。
なんじゃ、今日は「晴れ」のはずだが……?

ほ~ら、言わんこっちゃあない。

そして次の瞬間、真っ黒になった空から金色の稲妻がピカーッと千振尾根に突き刺さること三連発、
どっかーん、バリバリバリ。
どっかーん、バリバリバリ。
どっかーん、バリバリバリ。

おおっ、天誅をくらわんでよかですね。

頭の上でもバババッカ~ン、ド~~ン。
アレ、どっかの夜のお遊びと混同してまへんか?

なんかよくわからない天気だったけど、8週間も山に登っていなかったわりには、よく歩けたぞ。
今度、雷さまに出会ったら“ライトニングアッセント”で対抗してください。
頚城土産   エロ〇〇曰く“お皿にのった〇ッパイの図”
頚城土産   エロ〇〇曰く“お皿にのった〇ッパイの図”
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柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【奥越】赤兎山の近所うろうろ

投稿記事 by 柳川洞吹 »

山日和さん こんばんは

今年は雪が多いのはいいんですが、いつもなら入れるところに入れないケースが多いですねえ。

そうですね。
去年は去年で、落石や斜面崩落での通行止めがあったし、この時期、これで2年連続入れないところもありましたね。

この1530mピークは裏赤兎山というらしいですね。

そんなふうに呼ばれてるんですか。
知りませんでした。

この周回ルートは一度やってみたいと思ってました。また来年かな。

ぜひどうぞ。
と言ったって、ワシは今まで右岸尾根も左岸尾根もピストンばっかりで、周回したことないんですけどね。

たまにこういう意味不明の足跡がありますよね。どこから現われてどこへ消えて行ったのかわからない。

どういう行動なのか推理するのが面白いですよ。

この日は雷のバーゲンでした。猿ヶ馬場周辺よりひどかったようですね。
こっちは雷鳴の割にはあまり落ちませんでしたよ。


最初は上の方でゴロゴロ鳴ってるだけだったので、たかをくくっておにぎりを食べていたら、
あっちでもこっちでもドッカンドッカンと落ち始めて。
あんなのが来たら黒こげでっせ。
木の下にいても側撃ってのがあるからな……と思うと、ちょっと不安を覚えました。

そうだったんですか。ということは黒津以来山に行ってなかったの?

その翌週に行った広野ダム方面以来ですね。
ずいぶん身体が重くなりました。

よい山旅を!
                                洞吹(どうすい)
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柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【奥越】赤兎山の近所うろうろ

投稿記事 by 柳川洞吹 »

たんぽぽさん こんばんは

洞吹さま、お久しゅうございます。
ノロ友の契りを交わして以来でしょうか。


握り寿司で交わした義兄弟の契りは、生涯忘れることはないでしょう。
ムカムカ、ピーピー。

なんですか!この阪神ファンが歓喜しそうなゲートは。

ついでに、番犬のかわりに番虎をつないでおいたらどうでしょうか。
誰もガチャガチャしなくなります。

残雪はタップリ、あとは青空さえあれば言うことなしですね。
それにしても4月下旬からはどうも天気がおかしいです。
おかしいのはぽぽんたのオツムだけやと思っとったんやけどなあ。


オツムだけと違って、腹の色もおかしいですやろ。
空の色とおんなじで、なんとなーく黒っぽい感じ。

いいね、いいねトレースなしって。
やっぱ何でも“新品”はイイ。


これは同意。

竜神様でも現れるような気配?
洞吹さん何かバチ当たりなことしなはったの。


ちょっと心当たりないんですけど。
それよりたんぽぽさん、ワラ人形隠してません?

そりゃあ、ビールとスルメは竜神様に献上せにゃアカンでしょうに。

いや、それは……やめて。
変わりに、ミニ羊羹で勘弁してもらえるかな。

なんじゃ、今日は「晴れ」のはずだが……?
ほ~ら、言わんこっちゃあない。

だから、ワラ人形隠し持ってるでしょ。

おおっ、天誅をくらわんでよかですね。

善人には、天使がランドセルを届けてくれるのです。

今度、雷さまに出会ったら“ライトニングアッセント”で対抗してください。

あれを振り回して雷さまと戦えって言うのですか?
ドッカ~~~ンと雷を落とされて、あえなくチョンですよ。

よい山旅を!
                             洞吹(どうすい)
バーチャリ
記事: 547
登録日時: 2011年3月12日(土) 20:58

Re: 【奥越】赤兎山の近所うろうろ

投稿記事 by バーチャリ »

柳川洞吹 さん 今晩は

>今日は、赤兎山近辺の1530m標高点ピーク目指して、たんどう谷の左岸尾根を登る計画だ。
この尾根は5年前に歩いたのだが、すばらしいブナの林がある静かな尾根で、いつかもう一度歩きたいと思っていた。

右岸尾根を2回ほど歩いていますが、
左岸尾根も素晴らしい尾根なんですね。 
右岸尾根のまったりとした尾根が好きですが。

>この時期、たんどう谷を渡るのは難しいときがあるからな。

ほんとそうですね
石飛が無かったらもっと歩いているかも?


>さあ、ここからがこの尾根の真骨頂なのだ。
尾根が広がりブナの森が始まった。
疎林だが、太いのがけっこうある。

広い尾根でいい感じですね

>テントを張って過ごしてみたくなる、いい感じの尾根が続く。

左岸もテント泊出来るような場所有りましたね

>頭をガスに隠した白山連峰を愛でながら、スルメを肴にビールを飲んでいると、ここも突然に風が吹き出した。

空模様が怪しくなりましたね

>どっかーん、バリバリバリ。
どっかーん、バリバリバリ。
どっかーん、バリバリバリ。

うっひょー。
続いて右でもどっかーん、バリバリバリ。
左でもどっかーん、バリバリバリ。

ひや~ 恐いですね、
おへそ隠して 
この経験は浅間隠山で経験しましたが、山頂に2分もいなかった、
記憶があります。

>8週間も山に登っていなかったわりには、よく歩けたぞ

筋肉痛にならかったですか?
画像を見て赤兎に行きたくなりました。

お疲れ様でした。

  バーチャリ
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柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【奥越】赤兎山の近所うろうろ

投稿記事 by 柳川洞吹 »

バーチャリさん こんばんは

 右岸尾根を2回ほど歩いていますが、
左岸尾根も素晴らしい尾根なんですね。 
右岸尾根のまったりとした尾根が好きですが。


右岸の尾根は赤兎山の登山道になっていますね。
今回の左岸尾根には道がありませんので、積雪期専用ルートです。
[attachment=0]s-R0014775.jpg[/attachment]
>この時期、たんどう谷を渡るのは難しいときがあるからな。
ほんとそうですね
石飛が無かったらもっと歩いているかも?


この時期は、融雪増水で渡渉困難になることがあるので、油断できません。

 左岸もテント泊出来るような場所有りましたね

右岸のことですね。
1351m標高点あたりのブナの台地は、すごく雰囲気がいいですね。

 ひや~ 恐いですね、
おへそ隠して 
この経験は浅間隠山で経験しましたが、山頂に2分もいなかった、
記憶があります。


ワシ、雷はあまり怖がらないほうなのですが、この日は途中から少し怖くなってきました。

 筋肉痛にならかったですか?

筋肉痛は残らなかったですね。
実は、この日、登りの途中で太股が痙攣してきたので、例の特効薬を飲みました。
そしたら、なんと30秒で効果抜群、スタスタ歩けるようになりました。
いい薬です。

画像を見て赤兎に行きたくなりました。

赤兎山はワシも大好きな山です。
ウサギはワシの干支ですしね。

よい山旅を!
                       洞吹(どうすい)
添付ファイル
s-R0014775.jpg
biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【奥越】赤兎山の近所うろうろ

投稿記事 by biwaco »

洞吹さん、お久~です。
♪兎追いしあの山~
♪小キジ打ちしあの川…

赤兎ちゃん、6月に行こうかな…とプランあるんです。
来月なら上小池まで入れるでしょう? 六本檜から杉峠経由で。
または小原峠からの逆ルート。(どっちにしても車デポせんと無理ですけど)

まあ、どこもゲートだらけで、車は山に入るなってことです。自分の足で歩きましょうね。
今日は、赤兎山近辺の1530m標高点ピーク目指して、たんどう谷の左岸尾根を登る計画だ。
この尾根は5年前に歩いたのだが、すばらしいブナの林がある静かな尾根で、いつかもう一度歩きたいと思っていた。
雪の少ない年は下部が藪っぽくなるので、雪の多い今年はチャンスだ。
いいルートみたいですね~(^O^)/
たんどう谷の渡渉が大変らしいですが、左岸尾根なら渡らずに済みますね。
コバの先からしばらく植林の急登を過ぎると、ca1100mあたりから自然林に入る。
しかし、いつのまにかあの足跡は登りも下りも無くなってしまった。
どこへ行っちゃったんだろうと、わざわざ尾根の端から端まで横断して探してみたが、やはり足跡はどこにもない。
引き返したのだろう。
ということは、どういう行動の足跡だ。
天に舞い上がったか、地に潜った…とか?
さあ、ここからがこの尾根の真骨頂なのだ。
尾根が広がりブナの森が始まった。
疎林だが、太いのがけっこうある。
尾根は、雛飾りの壇のように一段ずつ高度を上げては小台地と成るを繰り返す。
右手には白山連峰と願教寺や野伏などの石徹白の山々、左手には経ヶ岳や荒島岳、銀杏峰など奥越の山々。
いいですね~♪ 見とれていないで足元注意してね。(^_-)
ピークの端で一旦コルへ下ってからca1500mの小ピークに登るあたり、
どこでもテントを張って過ごしてみたくなる、いい感じの尾根が続く。
チェックポイントですね。いつかお泊りしに行こうかな…。
ここで昼メシにするつもりだったが、無木立の山頂台地でこの強風では落ち着けない。
風の弱い場所を探して少し戻ったら、いいところがあったので、店を広げることにする。
今日はビールとスルメとおにぎりの簡単食だ。
スルメか…。固いのはいけません。半ナマ(一夜干し)がいいね。イカがスルメになりきってないヤツ。できれば網を持って行って、炙ったスルメでアワワを飲みながら、お焼きおにぎりを作ります。
しかし、雨はすぐに止みそうにない。
あーあ、なんてこったい。晴れのはずが雨になっちまったよ。
ここで服が濡れると具合が悪いので、昼メシを中断してちょっと移動。
雨具を着てから昼メシを再開する。
五目いなり寿司がうまい。
オニギリのほかに稲荷寿司もあったんかいな?
すると、今度は雷がゴロゴロと鳴り出した。
西のほうから雷鳴がだんだん近づいてくる。
そして次の瞬間、真っ黒になった空から金色の稲妻がピカーッと千振尾根に突き刺さること三連発、
どっかーん、バリバリバリ。
どっかーん、バリバリバリ。
どっかーん、バリバリバリ。
あらあら、空襲や!
うっひょー。
続いて右でもどっかーん、バリバリバリ。
左でもどっかーん、バリバリバリ。
まるで雷さまの演芸大会でも始まったように、周囲のあちこちで落ちまくっている。
絨毯爆撃ってヤツかな?
夜ならきっと大花火大会だったでしょうに。テントに避雷針が要りますけど…。
雷の合間を縫い、ところどころにある疎林をつないで来た道を戻る。
途中にある無木立のピークは念仏を唱えながら駆け下って高度を下げ、ブナ林に入ったところで一安心。
洞吹和尚なら念仏はお手のもんでしょ?
効き目があるかどうかは別だけど。
登山口に立っている案内道標は上部が折れて、「兎山→」になっていた。
なんかよくわからない天気だったけど、8週間も山に登っていなかったわりには、よく歩けたぞ。
お疲れさまでした。ナマった足に雷様のカツ!が入りましたか。
脱兎のごとく逃げ帰った赤兎山でしたね~(@_@;)

            ~biwaco                    
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矢問
記事: 290
登録日時: 2011年2月23日(水) 07:28
お住まい: 兵庫県
連絡する:

Re: 【奥越】赤兎山の近所うろうろ

投稿記事 by 矢問 »

洞吹さん、こんばんは(^^)
亀レスで、よいしょっと上に上がりました(^^;)

沈んだ気分には洞吹さんのレポがよく効くのです(^^)
いつのまにか「にこにこ」しながら読んでます。

う~ん、雷か・・・まだまだ雷がトラウマに・・・。
僕も雷感知器を持って山歩きしようかな。お互いにゴロゴロには気をつけましょうね。

雪の季節が終わってから発売された洞吹さんのテリトリーとでも言うべき
「琵琶湖の北に連なる山」をパラパラと見つつ来春に思いをはせています(^^)
また、よろしく~(^^)
=================================
★ 矢問(やとう)
★ http://www.komachans.com/
★ Instagram  yatoh3
=================================
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柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【奥越】赤兎山の近所うろうろ

投稿記事 by 柳川洞吹 »

biwacoさん こんばんは

赤兎ちゃん、6月に行こうかな…とプランあるんです。
来月なら上小池まで入れるでしょう? 六本檜から杉峠経由で。
または小原峠からの逆ルート。(どっちにしても車デポせんと無理ですけど)


いってらっしゃい。
でも、足の確保が難儀なコースですね。

まあ、どこもゲートだらけで、車は山に入るなってことです。自分の足で歩きましょうね。

クルマで登山はしませんよ。
道路しか走りません。

天に舞い上がったか、地に潜った…とか?

だから、途中で引き返したんや……て。

チェックポイントですね。いつかお泊りしに行こうかな…。

いいとこですよ。
ぜひどうぞ。

スルメか…。固いのはいけません。半ナマ(一夜干し)がいいね。イカがスルメになりきってないヤツ。できれば網を持って行って、炙ったスルメでアワワを飲みながら、お焼きおにぎりを作ります。

その節は、空飛ぶ焼きイカをごちそうさまでした。
たいへんうまかったですよ。
ただ、今回の強風雷雨の中では、焼きイカを意図する方向へ飛ばすのは難しいと思うな。

オニギリのほかに稲荷寿司もあったんかいな?

個包装の五目いなりですわ。
全部で、ふつうのおにぎりが2コと五目いなりが1コ。

絨毯爆撃ってヤツかな?
夜ならきっと大花火大会だったでしょうに。テントに避雷針が要りますけど…。


日没前みたいに薄暗くなってたので、稲光も強烈なコントラストでしたよ。

洞吹和尚なら念仏はお手のもんでしょ?
効き目があるかどうかは別だけど。


ワシの念仏は「ブツブツ、ネンネン、ブツブツ、ネンネン」て言うだけ。
効き目は、すぐ眠くなることですな。
そうなると、恐怖感も薄れます。

お疲れさまでした。ナマった足に雷様のカツ!が入りましたか。
脱兎のごとく逃げ帰った赤兎山でしたね~(@_@;)


いやー、ナマ足で雷さまに怒られるとは、まいったまいった。
今度は、のらりくらりと赤ウナギ山にします。

よい山旅を!
                          洞吹(どうすい)
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柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【奥越】赤兎山の近所うろうろ

投稿記事 by 柳川洞吹 »

矢問さん こんばんは

亀レスで、よいしょっと上に上がりました(^^;)

兎に亀ですか。
持ち上げ、ありがとさんです。
これで鶴が出てくれば、なかなかのものですね。

沈んだ気分には洞吹さんのレポがよく効くのです(^^)
いつのまにか「にこにこ」しながら読んでます。


それはよかったです。
ありがとうございます。
読んで効く健康サプリメントみたいなものですかね。

雪の季節が終わってから発売された洞吹さんのテリトリーとでも言うべき
「琵琶湖の北に連なる山」をパラパラと見つつ来春に思いをはせています(^^)


低い山ばっかりですけど、なかなか味があるんですよ。
雪のときも、雪のないときもね。

また、よろしく~(^^)

こちらこそ~。

よい山旅を!
                             洞吹(どうすい)
biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【奥越】赤兎山の近所うろうろ

投稿記事 by biwaco »

洞吹さん、また来たよ~(^.^)/~~~
その節は、空飛ぶ焼きイカをごちそうさまでした。
たいへんうまかったですよ。
ただ、今回の強風雷雨の中では、焼きイカを意図する方向へ飛ばすのは難しいと思うな。
ではタコ焼きにしましょか? 糸つけて飛ばすとか…(^_-)

オニギリのほかに稲荷寿司もあったんかいな?
個包装の五目いなりですわ。
全部で、ふつうのおにぎりが2コと五目いなりが1コ。
ほうほう、爺なら五目稲荷を2つ、オニギリは1個にしますね。

洞吹和尚なら念仏はお手のもんでしょ?
効き目があるかどうかは別だけど。

ワシの念仏は「ブツブツ、ネンネン、ブツブツ、ネンネン」て言うだけ。
効き目は、すぐ眠くなることですな。
そうなると、恐怖感も薄れます。
寝る子は育つ、寝ない大人は雷さま怖さで総毛立つ~
ブツブツネンネン ブツブツネンネン…

お疲れさまでした。ナマった足に雷様のカツ!が入りましたか。
脱兎のごとく逃げ帰った赤兎山でしたね~(@_@;)

いやー、ナマ足で雷さまに怒られるとは、まいったまいった。
今度は、のらりくらりと赤ウナギ山にします。
う? うまそーや(@_@;)

                   ~biwaco
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柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【奥越】赤兎山の近所うろうろ

投稿記事 by 柳川洞吹 »

洞吹さん、また来たよ~(^.^)/~~~

キャー、biwacoさんだー
いらっしゃ~い(^^)d

>>全部で、ふつうのおにぎりが2コと五目いなりが1コ。

ほうほう、爺なら五目稲荷を2つ、オニギリは1個にしますね。


はあはあ、その心は?

寝る子は育つ、寝ない大人は雷さま怖さで総毛立つ~
ブツブツネンネン ブツブツネンネン…


寝る大人はどうなるのかな。
寝ない子はどうなるのかな。

>>今度は、のらりくらりと赤ウナギ山にします。

う? うまそーや(@_@;)


提案!
biwacoさん、今度は空とぶウナギの蒲焼きにしてね。
口あけて待ってるヨ。

うまい蒲焼きを!
                          洞吹(どうすい)
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