私にとって、想いでの深い深いコースをゆかれたのですね。【 ルート 】朝明8:15—9:30中峠—10:00大瀞10:15—10:30オゾ谷出合—11:25ワサビ峠—12:40クラシ—12:50イブネ北端13:50—14:50小峠—15:10愛知川渡渉—15:30上水晶谷渡渉—16:00根の平峠—17:00朝明
2009年5月10日のことを想いだしていました、あのときは、大変なご心配をおかけいたしました。
東日本のことは、ずっと心にあります。東北の疲れも残る中、巷に流れる石楠花の情報が気になってきた。
でも、今日は、浜岡原発の問題を、つたない頭で考えてました、どうしたらいいのか?停止したら、そこで働く人はどうなるのか?
プチ遭難で、済んでよかったですね。僕の石楠花のお気に入りの尾根といえば、クラシ北尾根である。そうだ!あそこへ行こう!でも最後にあわやプチ遭難のおじさんに出くわして、びっくりの山行きでした。
中峠への道は好きな道のひとつで、クラシ北尾根を含めて今日のルートはお気に入りのコースだ。いくつもの砂防ダムを見ながら行くと、やがて大好きな曙滝が待っていてくれる。
ピークを目指すのではなく、中峠→曙滝までの散策だけでも、十分に楽しめるように思います。
通行禁止の看板や案内の標識など、増えてきてるようですね。やがて大瀞鉄橋に着く。久しぶりに見る鉄橋は通行禁止のまま朽ち果てて落下する寸前のような有様で、真ん中あたりで屈曲し始めている。県境は越えているはずだが、朝明観光協会の通行禁止の看板が目に付く。峠までの登山道や、釈迦の登山道は朝明の駐車料金でかなり整備の助けになっているのだろうが、ぜひとも大瀞鉄橋の復活を願いたいものだ。
大瀞鉄橋からみる流れの青色は特に澄んでみえますね、いい名所になると思います。
2009年5月10日大瀞鉄橋です、真ん中の屈曲は、まだないかもしれないです。
オゾ谷は出合とはうって変わって、奥のほうは広いたおやかな谷道となり、いくつも坑口をのぞきながら行けば、湯釜のあとらしきものも見られて鈴鹿の鉱山の歴史を垣間見ることが出来る。あえぎながら二股を右に取ればさらにあえいでワサビ峠に着いた。
この標識は、忘れもしないです、ここからが問題だったのです、あのシャクナゲのやせ尾根にたどりつくまで。
クラシ北尾根はブナと石楠花の混在する素敵な尾根である。痩せ尾根のちょっぴりヒヤリとするところもあるのだが、鈴鹿中央最奥部の秘密の尾根だ。
石楠花のつぼみは多くまだ硬い。
2009年5月10日の石楠花の尾根です、石楠花が群生していて、不思議空間に思え、ここまできたら、もう滑落する心配は消え、急ぎ足になりクラシはどこ?と表示を懸命に探しました。
背の低いシャクナゲの木々の間を、枝が目にあたりそうになり、袖もとられ、亜熱帯のジャングルの中を彷徨射歩くようでした。
変わった折れ曲がった木もありで、ここだけは滅多に人を寄せ付けないような空間でした。
心配をかけてしまいましたが、何度も体験できないような山冒険でした。
5月4日に飯高町の荒滝不動尊の滝を観るのに、少しだけ山道歩きました。
新緑と赤い山ツツジがきれいでした。
マレーネ