2013年7月7日(日) 曇り後晴れ 鈴鹿 元越谷 沢登り
とっちゃん 兔夢
8:20 林道車止め → 9:30 元越大滝 → 10:15~25 二俣 → 11:20 仏谷出合 → 11:45 多段20m滝 → 12:45~14:05 大岩 → 14:50 水沢峠 → 16:40 林道車止め
意外と土曜日の沢が疲れて日曜日はどうしようかと迷っているところへとっちゃんから「元越谷にいっしょに行きます」とありがたい連絡。ひとりでは行く気がしなかったがそれなら行ってみよう。
大垣を出発して藤原を過ぎた辺りでヘルメット、沢靴以外の沢装備を玄関に忘れている事に気付いた。しかし取りに戻る余裕はない。幸いカラビナひとつとシュリンゲ、30mロープはある。それでなんとかなるだろうとそのまま集合場所に向かった。
元越谷林道に渡る橋から少し下ったところの広場が集合場所。すでにとっちゃんは到着していた。その他にもたくさんの車が停まっている。関西ハイク山友会(旧名:新ハイキング関西)のメンバーの方々だそうだ。その中にとっちゃんの知り合いが何人かいて親しげにあいさつを交わしていた。
関西ハイク山友会も元越谷に行くのだそうだ。総勢20人超。OSKの沢行も人数が多いと思っていたがそれを上回るパーティだ。
関西ハイク山友会よりも早くスタートしようと車で元越谷林道の車止めまで移動。車止め手前には駐車車両が3台。今日の元越谷は随分と賑やかなようだ。
準備をしている内に単独で仏谷を目指すというキクちゃんが先行していった。キクちゃんとは随分前に一度、とっちゃんとともに沢泊をした事がある。そんな偶然の出会いもありなかなかいいスタートだ。
車止めを越えて続く林道を歩く。昔は子どもを連れてここに遊びにきていたというとっちゃんの話を聞きながら猪足谷の出合を過ぎ右手に下る古い道跡から流れにおりた。
しばらく花崗岩のゴーロが続く。横巾のある堰堤を二つ、左岸から越えると谷が細くなり立ち塞がるような堰堤が現れる。ここは左岸急斜面の踏み跡を辿って巻く。下りにはフィックスロープがしてあり助かる。
流れを進むと大きな渕が出迎えてくれる。ここを泳いで渡る向きもあるようだが泳ぎは苦手なので普通に右からへつっていく。
先にはこの谷最大の滝、元越大滝が鎮座する。見れば左岸ルンゼを先行パーティが登ろうとしているところだった。トップとのやり取りがうまくいってないのか少し時間がかかっている。右岸から巻けば簡単で早いがどうしたものかととっちゃんに問えば左岸を指差し滝壺を渡っていく。
滝の下部に登って落口を見上げる。最近読んだレポではここにフィックスロープが張られそれを頼りに登る事が可能のようだ。そのロープは遠目に確認した。実際どんな感じかと登る気もないまま落口に近づいてみた。
ロープは10mm位か。ハーケンで数カ所固定してある。ぐっと引っ張ってみると手応えがある。いけそうだなとこれを頼りに登り始めた。が、スタンスが拾えない。わずかに右足にあったのでそれに載って身体を持ち上げその後はロープ頼りに力任せ。
大滝は登り得たがなんだか登った感がない。後で考えればいくら大丈夫と思ってもフィックスロープに身体を預けてしまうような登りをするべきではなかったと反省。ルンゼを巻いて登るのが賢明というものだった。
とっちゃんにはロープを出した。調度いい具合に突起した岩がありそれにビレイして確保。水流の中を挑戦しようとしたらしいが流れが強く諦めたようだ。
大滝の上に出ると造形の美しい流れが続く。この谷のメインディッシュともいえるところだ。しかし以前に比べるとどうもインパクトに欠ける。
「周りの緑が違う」ととっちゃん。確かにすぐ脇の山腹にまで伐採の手が入って秘められた美渓という感じが薄くなっている。それに流れの色合いがよくない。吸い込まれるように澄んだエメラルドグリーンの流れは影を潜め少し濁った緑の流れが続く。
環境は変化したものの遡渓自体の楽しさは変わらない。渕をへつったり流芯を歩いたり小滝を登ったり。気軽に美しい流れを歩いていけるのがここの良さだ。
造形美にあふれた溪は意外と早く終わり二俣に到着する。ここで休憩しているとはやくも関西ハイク山友会のパーティが追いついてきて人であふれそうになった。そそくさと腰を上げ右俣に進んでいく。
右俣に入るのは今回で三回目。にもかかわらず過去の記憶がほとんどない。昨年、4月末にきているがその時と同じ枝沢の読み違いをしていた。最初に現れた出合に滝のかかった沢を仏谷と思い込んでしまった。今回はGPSで確認して間違いに気付いたものの前回はそう思い込んだままルート選択を誤った。
右俣はしばらくゴーロが続いた後、そこそこの滝が現れる。どれもはじめて登るような感覚で新鮮だ。記憶がないと言うのも案外いい事かもしれない。
途中、とっちゃんは何でもない小滝をわざわざ難しいへつりをして直登。こんなところでそんな根性を発揮するか!というスタイルは山スキーの時にも見られたのですでにとっちゃんの特性だろう。この特性は仏谷出合から先のちょっとした岩潜りでも存分に発揮された。
仏谷出合に出る直前で関西ハイク山友会のトップに追いつかれた。出合の滝を眺めていると次々とメンバーが現れ滝を越えていく。意外と若いメンバーが多く活気があった。
僕らはそのまま本流を進んでいく。いきなり縦に割れた感じの岩場が出迎えてくれるが意外と簡単に登れた。
先には写真でよく見る二条滝。逆相だがスタンスはある。シャワーを避けながら登っていくと右足が滑り危く流木に助けられた。続くとっちゃんは危なげなく登ってみせた。流石だ。
この先もそれなりの渓谷美を見せてくれた。元越谷に人を連れてくるならこちらの方がいいのかもしれない。
とっちゃんがわざわざ潜り抜けを見せてくれた岩を越えるとその先に大滝がかかっていた。
遠目には巻いた方がいいかなあと思ったが近寄ってみると登り頃の多段だ。軽くシャワーを浴びながら楽しく登っていく。
大滝の上は樋状に集束しその先に穏やかな沢筋と樹林帯が広がる。劇的な変化で思わず感嘆の声をあげた。
沢筋は苔むした滑が続く。本流の滑もそこそこにいいが左岸の枝沢の滑がいい。思わず足を踏み入れたくなる。
直角に右に折れその先で左に曲がったところで大岩へ直登する沢はこれかと思えるところがあった。大岩が当初の目的であったわけではないが目指すならそこに行こうというのがいつの間にか暗黙の了解になっていた。で取り付いたがすぐに砂ザレ斜面を越えて尾根上に出てしまった。思っていたルートと違ったが戻るのも面倒でそのまま尾根を進み登山道に出た。
登山道のどの辺りに出たのか皆目見当がつかない。一旦左へ進んでみたが様子が違う。不本意ながらGPSで確認。大岩は反対方向だった。
とっちゃんに連れてきてもらって以来四度目の大岩だ。何時きても気分のいいところでゆっくりと休みをとりたくなる。
日差しが出てきているので木陰を選んで腰を下ろした。みれば地面はアリだらけ。とっちゃんがこのアリをおびき寄せておこうと冷やし中華の残り汁を容器ごと少し離れたところに置いた。酢の入ったものをアリが好むのか疑問だったがしばらくすると多数のアリが集まり中には容器の中で溺れているものもいた。とっちゃんの読みが大当たりだった。溺れていたものはとっちゃんのお慈悲で助け上げられていた。
休憩中は相変わらずちょこまかと動くとっちゃんと一旦腰を落ち着けたらあまり動かない僕とは対照的な時間を過ごした。その間に青空がどんどん広がり梅雨明け間近を予感させた。
下山は水沢峠経由で駐車地に向かった。水沢峠までの稜線上では多数のトンボが群れていた。これだけの数の蝿や虻、蜂がいたら嫌だろうなあと思うがトンボだったらまるで平気だ。
水沢峠からはしばらく薄い踏み跡を辿っていく。沢筋が近づくと流石に涼しくて心地よい。
やがて荒々しく削られた林道が現れる。数年前につけられたものだが既に所々水に流れていてこのままでは使えない状態になっていた。いったい何のためにつけたのやら。
流れを渡って林道が登り返すところで山腹に向かって踏み跡があるのをとっちゃんが発見。入ってみるとしっかりした道で山腹をほぼ水平に通っていて歩きやすい。恐らく昔の杣道だったのだろう。
道は途中、元越谷の流れに近づき美しい造形を上から眺める事ができた。林道を歩いて下りるより何倍もこちらの方が楽しい。
しかしやがて道は急斜面の中に没して消える。幸いそこから林道は近く一登り。後は意外と長い林道歩きとなった。涼風が吹き抜けてくれるのが救いだ。
猪野足谷出合を過ぎ右岸から左岸に渡る橋の上で高校生位の男の子達がたむろしていた。見れば橋の下にも数人いた。どうやら橋から下の流れに飛び込んでいるようだ。覗き込むとかなり浅い流れ。しきりに下の子達が上の子に飛び込むよう促している。度胸試しだろう。青春の1ページといったところだ。
車止め手前の川原ではファミリーがバーベキューをしていた。肉の焦げる匂いが谷の静寂を流れる。元越谷は本格的な夏を迎えようとしていた。
【鈴鹿】元越谷…美渓で楽しく沢登り
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
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Re: 【鈴鹿】元越谷…美渓で楽しく沢登り
tsutomuちゃん、こんにちは~。
[attachment=1]s-P1080200.jpg[/attachment]
この日は、息子夫婦が帰ってくる予定で自宅待機の予定でしたが、前日に帰ってこないことがわかり、休養日にするか、もしくはどこかに行ってもいいかなぁと思っていたところでした。
tsutomuちゃんも、土曜の沢でお疲れモードとのこと、やさしい沢へということで、タイミング的にバッチリでしたね。
2013年7月7日(日) 曇り後晴れ 鈴鹿 元越谷 沢登り
8:20 林道車止め → 9:30 元越大滝 → 10:15~25 二俣 → 11:20 仏谷出合 → 11:45 多段20m滝 → 12:45~14:05 大岩 → 14:50 水沢峠 → 16:40 林道車止め
集合時間も、ゆっくりでよかったし。
山スキーが終わって、そのままアルパインクライミングに移行しちゃったので、ご無沙汰しちゃってましたが、今シーズン初めての沢登り、めちゃ暑い日で、沢がとっても快適でした。
大垣を出発して藤原を過ぎた辺りでヘルメット、沢靴以外の沢装備を玄関に忘れている事に気付いた。しかし取りに戻る余裕はない。幸いカラビナひとつとシュリンゲ、30mロープはある。それでなんとかなるだろうとそのまま集合場所に向かった。
なんじゃそれ~って感じだったけど、なにより、沢靴があって良かったね!
その他にもたくさんの車が停まっている。関西ハイク山友会(旧名:新ハイキング関西)のメンバーの方々だそうだ。その中にとっちゃんの知り合いが何人かいて親しげにあいさつを交わしていた。関西ハイク山友会も元越谷に行くのだそうだ。総勢20人超。OSKの沢行も人数が多いと思っていたがそれを上回るパーティだ。
最近ご一緒させていただいていないのに、いつも応援してくださっているI氏他、昔お世話になった山仲間の方々に出会えてめちゃ嬉しかったです。アルパインクライミングも気をつけて楽しむようにとおっしゃってくださって、気にかけていてくださることに感謝して先発。
それに、tsutomuちゃんの初沢泊を計画した時にお誘いしたキクちゃんとまで出会うことが出来、ほんと奇遇でした。
思いもかけない出会いもいっぱいで、バッチリのタイミング!(*^_^*)
今となっては、tsutomuちゃんが、沢泊(山での泊)も初めてだったあの頃は遠い昔って感じだね。ずいぶんベテランになっちゃいました。
先にはこの谷最大の滝、元越大滝が鎮座する。見れば左岸ルンゼを先行パーティが登ろうとしているところだった。トップとのやり取りがうまくいってないのか少し時間がかかっている。右岸から巻けば簡単で早いがどうしたものかととっちゃんに問えば左岸を指差し滝壺を渡っていく。
先行グループの方は、ここでけっこう時間がかかっているようでしたね。
右岸巻きは、私の選択肢には全くなかったので、大滝の飛沫を浴びたり簡単なとこは登って楽しみながら、最後は、左岸巻きをしたらいいのじゃないのかと思ってたので。
滝の下部に登って落口を見上げる。最近読んだレポではここにフィックスロープが張られそれを頼りに登る事が可能のようだ。そのロープは遠目に確認した。実際どんな感じかと登る気もないまま落口に近づいてみた。
ロープは10mm位か。ハーケンで数カ所固定してある。ぐっと引っ張ってみると手応えがある。いけそうだなとこれを頼りに登り始めた。が、スタンスが拾えない。わずかに右足にあったのでそれに載って身体を持ち上げその後はロープ頼りに力任せ。
あれ?行くのね。と見てましたが、落ち口の水流がけっこう強くて、どないやろ?って感じでした。今のところは、頼れるロープではありましたが、完全に身をあずけるのは怖いですね。(今度来るとしても、使わないっとtsutomuちゃん、言ってたね。)
tsutomuちゃんのロープを出してもらって、正解で、水流の下の足がかりを偵察していたでど、右のスタンスを使っても、私は水流で左の足を持ち上げるのがやっとでした。力技が必用。沢でハーケンが抜けて滑落した知人は、残置ハーケンはそれ以来信用しないと言ってましたが。
大滝の上に出ると造形の美しい流れが続く。この谷のメインディッシュともいえるところだ。しかし以前に比べるとどうもインパクトに欠ける。
「周りの緑が違う」ととっちゃん。確かにすぐ脇の山腹にまで伐採の手が入って秘められた美渓という感じが薄くなっている。それに流れの色合いがよくない。吸い込まれるように澄んだエメラルドグリーンの流れは影を潜め少し濁った緑の流れが続く
何年ぶりかで、来た元越谷の水の色が、ただのグリーンになっていて、ちょっと印象が違ってました。あっ、「水の色が違う!。」って、言ったんですよ。(^_-)-☆あのエメラルドグリーンじゃないのは、「空が青くないから?そらの青を映してないから?」なのかなと。
回りの樹林の様子の変化には、気がつきませんでしたが、tsutomuちゃんは気になっているようでしたね。
遡渓自体の楽しさは変わらない。渕をへつったり流芯を歩いたり小滝を登ったり。気軽に美しい流れを歩いていけるのがここの良さだ。
造形美にあふれた溪は意外と早く終わり二俣に到着する。ここで休憩しているとはやくも関西ハイク山友会のパーティが追いついてきて人であふれそうになった。そそくさと腰を上げ右俣に進んでいく。
この間が、一番楽しいところで、私も大好きな場所です。
しかし、関西山友の会のメンバーも早かったですね。毎年、ここを企画されているので、なれたものだったのかもしれないです。先行チームと後続チームに分かれておられるようでしたね。
昨年、4月末にきているがその時と同じ枝沢の読み違いをしていた。最初に現れた出合に滝のかかった沢を仏谷と思い込んでしまった。今回はGPSで確認して間違いに気付いたものの前回はそう思い込んだままルート選択を誤った。
今回は、ルートはしっかり確認したので、前回の間違いなく遡行できたので、何度目の正直かで、右又の本流を遡行できてよかったね。
途中、とっちゃんは何でもない小滝をわざわざ難しいへつりをして直登。こんなところでそんな根性を発揮するか!というスタイルは山スキーの時にも見られたのですでにとっちゃんの特性だろう。この特性は仏谷出合から先のちょっとした岩潜りでも存分に発揮された。
簡単の所だから、安心してちょっとした練習ができるんですよ。怖いとこでは、練習できないもの。簡単に巻けばもっと簡単なんだけど。
仏谷出合に出る直前で関西ハイク山友会のトップに追いつかれた。出合の滝を眺めていると次々とメンバーが現れ滝を越えていく。意外と若いメンバーが多く活気があった。
関西山友の先発チーム、意外と若者がおられてビックリしました。以前の新ハイの時と、えらいちがいで、最近の山ブームで若者が入られたのだと、ブームを実感!
サブリーダーのI氏も嬉そうで、よかったです。
僕らはそのまま本流を進んでいく。いきなり縦に割れた感じの岩場が出迎えてくれるが意外と簡単に登れた。
この先も、楽しめる滝が出てきて、いい感じでした。
先行しているキクちゃんも今日は、仏谷に行くと言っていたので、この先ではどなたにも出会いませんでしたね。
大滝の上は樋状に集束しその先に穏やかな沢筋と樹林帯が広がる。劇的な変化で思わず感嘆の声をあげた。
沢筋は苔むした滑が続く。本流の滑もそこそこにいいが左岸の枝沢の滑がいい。思わず足を踏み入れたくなる。
tsutomuちゃんは、こちらに惹かれていたので、素直にこちらに入ればよかったなぁと、後で思いましたが、こちらは、いいぐあいに稜線のコルに出るのだと思います。
直角に右に折れその先で左に曲がったところで大岩へ直登する沢はこれかと思えるところがあった。大岩が当初の目的であったわけではないが目指すならそこに行こうというのがいつの間にか暗黙の了解になっていた。で取り付いたがすぐに砂ザレ斜面を越えて尾根上に出てしまった。思っていたルートと違ったが戻るのも面倒でそのまま尾根を進み登山道に出た。
これは、いかにも不正解でしたね。えっ、ここ登るの?、おだやかな雰囲気のままの気分で詰め上げたいなぁと、つぶやく私がいましたが。(@_@。まぁ、もう少しでしたのでいいか。
登山道のどの辺りに出たのか皆目見当がつかない。一旦左へ進んでみたが様子が違う。不本意ながらGPSで確認。大岩は反対方向だった。
とっちゃんに連れてきてもらって以来四度目の大岩だ。何時きても気分のいいところでゆっくりと休みをとりたくなる。
右か左か、多分右だろうなと思いながらも、一応左を確認でしたが、やはり右でしたね。
晴れていれば、ここでランチは眺めも良く爽快です。
初めて、私が大岩に連れてきてもらったのは、その当時の新ハイのリーダーをされていたI氏で、私の始めての沢登りでもありました。(今の関西山友の会のサブリーダーのI氏とは別の方です。)
その間に青空がどんどん広がり梅雨明け間近を予感させた。
一時は、黒い雲が立ち込めてきたので、雨の心配をしたけど、どんどん晴れてきてよかったね。&翌日でしたか、関西(滋賀県側)も本当に、梅雨が明けました。
下山は水沢峠経由で駐車地に向かった。水沢峠までの稜線上では多数のトンボが群れていた。これだけの数の蝿や虻、蜂がいたら嫌だろうなあと思うがトンボだったらまるで平気だ。
この暑さで、涼を求めてたくさんのトンボが飛んでました。
水沢峠からはしばらく薄い踏み跡を辿っていく。沢筋が近づくと流石に涼しくて心地よい。
やがて荒々しく削られた林道が現れる。数年前につけられたものだが既に所々水に流れていてこのままでは使えない状態になっていた。いったい何のためにつけたのやら。
新しい林道は、初めて見ましたが、いかにも痛々しかったですね。
流れを渡って林道が登り返すところで山腹に向かって踏み跡があるのをとっちゃんが発見。入ってみるとしっかりした道で山腹をほぼ水平に通っていて歩きやすい。恐らく昔の杣道だったのだろう。
道は途中、元越谷の流れに近づき美しい造形を上から眺める事ができた。林道を歩いて下りるより何倍もこちらの方が楽しい。
これは、めちゃ正解でした。なかなか快適で、元越谷の綺麗な流れも見えましたし。
しかしやがて道は急斜面の中に没して消える。幸いそこから林道は近く一登り。後は意外と長い林道歩きとなった。涼風が吹き抜けてくれるのが救いだ。
次に谷が入る場所までもう少し先をさぐっても良かったなぁと思ってました。
林道に接近したあの一部だけが、ざれて流されていたのかもしれないなぁと。
でも、一旦林道に上がったら、もう一度そま道をさぐる力はでなかったね。あとは、ちんたらとお気楽モードで歩くことに。
子どもが小さい時に、よく水遊びに連れてきた沢も懐かしかったです。
暑い一日を、快適に涼しく楽しませてもらいました。
ありがとう~。(*^_^*)
[attachment=0]P1080306.JPG[/attachment]
☆とっちゃん(都津茶女)~☆
[attachment=1]s-P1080200.jpg[/attachment]
この日は、息子夫婦が帰ってくる予定で自宅待機の予定でしたが、前日に帰ってこないことがわかり、休養日にするか、もしくはどこかに行ってもいいかなぁと思っていたところでした。
tsutomuちゃんも、土曜の沢でお疲れモードとのこと、やさしい沢へということで、タイミング的にバッチリでしたね。
2013年7月7日(日) 曇り後晴れ 鈴鹿 元越谷 沢登り
8:20 林道車止め → 9:30 元越大滝 → 10:15~25 二俣 → 11:20 仏谷出合 → 11:45 多段20m滝 → 12:45~14:05 大岩 → 14:50 水沢峠 → 16:40 林道車止め
集合時間も、ゆっくりでよかったし。
山スキーが終わって、そのままアルパインクライミングに移行しちゃったので、ご無沙汰しちゃってましたが、今シーズン初めての沢登り、めちゃ暑い日で、沢がとっても快適でした。
大垣を出発して藤原を過ぎた辺りでヘルメット、沢靴以外の沢装備を玄関に忘れている事に気付いた。しかし取りに戻る余裕はない。幸いカラビナひとつとシュリンゲ、30mロープはある。それでなんとかなるだろうとそのまま集合場所に向かった。
なんじゃそれ~って感じだったけど、なにより、沢靴があって良かったね!
その他にもたくさんの車が停まっている。関西ハイク山友会(旧名:新ハイキング関西)のメンバーの方々だそうだ。その中にとっちゃんの知り合いが何人かいて親しげにあいさつを交わしていた。関西ハイク山友会も元越谷に行くのだそうだ。総勢20人超。OSKの沢行も人数が多いと思っていたがそれを上回るパーティだ。
最近ご一緒させていただいていないのに、いつも応援してくださっているI氏他、昔お世話になった山仲間の方々に出会えてめちゃ嬉しかったです。アルパインクライミングも気をつけて楽しむようにとおっしゃってくださって、気にかけていてくださることに感謝して先発。
それに、tsutomuちゃんの初沢泊を計画した時にお誘いしたキクちゃんとまで出会うことが出来、ほんと奇遇でした。
思いもかけない出会いもいっぱいで、バッチリのタイミング!(*^_^*)
今となっては、tsutomuちゃんが、沢泊(山での泊)も初めてだったあの頃は遠い昔って感じだね。ずいぶんベテランになっちゃいました。
先にはこの谷最大の滝、元越大滝が鎮座する。見れば左岸ルンゼを先行パーティが登ろうとしているところだった。トップとのやり取りがうまくいってないのか少し時間がかかっている。右岸から巻けば簡単で早いがどうしたものかととっちゃんに問えば左岸を指差し滝壺を渡っていく。
先行グループの方は、ここでけっこう時間がかかっているようでしたね。
右岸巻きは、私の選択肢には全くなかったので、大滝の飛沫を浴びたり簡単なとこは登って楽しみながら、最後は、左岸巻きをしたらいいのじゃないのかと思ってたので。
滝の下部に登って落口を見上げる。最近読んだレポではここにフィックスロープが張られそれを頼りに登る事が可能のようだ。そのロープは遠目に確認した。実際どんな感じかと登る気もないまま落口に近づいてみた。
ロープは10mm位か。ハーケンで数カ所固定してある。ぐっと引っ張ってみると手応えがある。いけそうだなとこれを頼りに登り始めた。が、スタンスが拾えない。わずかに右足にあったのでそれに載って身体を持ち上げその後はロープ頼りに力任せ。
あれ?行くのね。と見てましたが、落ち口の水流がけっこう強くて、どないやろ?って感じでした。今のところは、頼れるロープではありましたが、完全に身をあずけるのは怖いですね。(今度来るとしても、使わないっとtsutomuちゃん、言ってたね。)
tsutomuちゃんのロープを出してもらって、正解で、水流の下の足がかりを偵察していたでど、右のスタンスを使っても、私は水流で左の足を持ち上げるのがやっとでした。力技が必用。沢でハーケンが抜けて滑落した知人は、残置ハーケンはそれ以来信用しないと言ってましたが。
大滝の上に出ると造形の美しい流れが続く。この谷のメインディッシュともいえるところだ。しかし以前に比べるとどうもインパクトに欠ける。
「周りの緑が違う」ととっちゃん。確かにすぐ脇の山腹にまで伐採の手が入って秘められた美渓という感じが薄くなっている。それに流れの色合いがよくない。吸い込まれるように澄んだエメラルドグリーンの流れは影を潜め少し濁った緑の流れが続く
何年ぶりかで、来た元越谷の水の色が、ただのグリーンになっていて、ちょっと印象が違ってました。あっ、「水の色が違う!。」って、言ったんですよ。(^_-)-☆あのエメラルドグリーンじゃないのは、「空が青くないから?そらの青を映してないから?」なのかなと。
回りの樹林の様子の変化には、気がつきませんでしたが、tsutomuちゃんは気になっているようでしたね。
遡渓自体の楽しさは変わらない。渕をへつったり流芯を歩いたり小滝を登ったり。気軽に美しい流れを歩いていけるのがここの良さだ。
造形美にあふれた溪は意外と早く終わり二俣に到着する。ここで休憩しているとはやくも関西ハイク山友会のパーティが追いついてきて人であふれそうになった。そそくさと腰を上げ右俣に進んでいく。
この間が、一番楽しいところで、私も大好きな場所です。
しかし、関西山友の会のメンバーも早かったですね。毎年、ここを企画されているので、なれたものだったのかもしれないです。先行チームと後続チームに分かれておられるようでしたね。
昨年、4月末にきているがその時と同じ枝沢の読み違いをしていた。最初に現れた出合に滝のかかった沢を仏谷と思い込んでしまった。今回はGPSで確認して間違いに気付いたものの前回はそう思い込んだままルート選択を誤った。
今回は、ルートはしっかり確認したので、前回の間違いなく遡行できたので、何度目の正直かで、右又の本流を遡行できてよかったね。
途中、とっちゃんは何でもない小滝をわざわざ難しいへつりをして直登。こんなところでそんな根性を発揮するか!というスタイルは山スキーの時にも見られたのですでにとっちゃんの特性だろう。この特性は仏谷出合から先のちょっとした岩潜りでも存分に発揮された。
簡単の所だから、安心してちょっとした練習ができるんですよ。怖いとこでは、練習できないもの。簡単に巻けばもっと簡単なんだけど。
仏谷出合に出る直前で関西ハイク山友会のトップに追いつかれた。出合の滝を眺めていると次々とメンバーが現れ滝を越えていく。意外と若いメンバーが多く活気があった。
関西山友の先発チーム、意外と若者がおられてビックリしました。以前の新ハイの時と、えらいちがいで、最近の山ブームで若者が入られたのだと、ブームを実感!
サブリーダーのI氏も嬉そうで、よかったです。
僕らはそのまま本流を進んでいく。いきなり縦に割れた感じの岩場が出迎えてくれるが意外と簡単に登れた。
この先も、楽しめる滝が出てきて、いい感じでした。
先行しているキクちゃんも今日は、仏谷に行くと言っていたので、この先ではどなたにも出会いませんでしたね。
大滝の上は樋状に集束しその先に穏やかな沢筋と樹林帯が広がる。劇的な変化で思わず感嘆の声をあげた。
沢筋は苔むした滑が続く。本流の滑もそこそこにいいが左岸の枝沢の滑がいい。思わず足を踏み入れたくなる。
tsutomuちゃんは、こちらに惹かれていたので、素直にこちらに入ればよかったなぁと、後で思いましたが、こちらは、いいぐあいに稜線のコルに出るのだと思います。
直角に右に折れその先で左に曲がったところで大岩へ直登する沢はこれかと思えるところがあった。大岩が当初の目的であったわけではないが目指すならそこに行こうというのがいつの間にか暗黙の了解になっていた。で取り付いたがすぐに砂ザレ斜面を越えて尾根上に出てしまった。思っていたルートと違ったが戻るのも面倒でそのまま尾根を進み登山道に出た。
これは、いかにも不正解でしたね。えっ、ここ登るの?、おだやかな雰囲気のままの気分で詰め上げたいなぁと、つぶやく私がいましたが。(@_@。まぁ、もう少しでしたのでいいか。
登山道のどの辺りに出たのか皆目見当がつかない。一旦左へ進んでみたが様子が違う。不本意ながらGPSで確認。大岩は反対方向だった。
とっちゃんに連れてきてもらって以来四度目の大岩だ。何時きても気分のいいところでゆっくりと休みをとりたくなる。
右か左か、多分右だろうなと思いながらも、一応左を確認でしたが、やはり右でしたね。
晴れていれば、ここでランチは眺めも良く爽快です。
初めて、私が大岩に連れてきてもらったのは、その当時の新ハイのリーダーをされていたI氏で、私の始めての沢登りでもありました。(今の関西山友の会のサブリーダーのI氏とは別の方です。)
その間に青空がどんどん広がり梅雨明け間近を予感させた。
一時は、黒い雲が立ち込めてきたので、雨の心配をしたけど、どんどん晴れてきてよかったね。&翌日でしたか、関西(滋賀県側)も本当に、梅雨が明けました。
下山は水沢峠経由で駐車地に向かった。水沢峠までの稜線上では多数のトンボが群れていた。これだけの数の蝿や虻、蜂がいたら嫌だろうなあと思うがトンボだったらまるで平気だ。
この暑さで、涼を求めてたくさんのトンボが飛んでました。
水沢峠からはしばらく薄い踏み跡を辿っていく。沢筋が近づくと流石に涼しくて心地よい。
やがて荒々しく削られた林道が現れる。数年前につけられたものだが既に所々水に流れていてこのままでは使えない状態になっていた。いったい何のためにつけたのやら。
新しい林道は、初めて見ましたが、いかにも痛々しかったですね。
流れを渡って林道が登り返すところで山腹に向かって踏み跡があるのをとっちゃんが発見。入ってみるとしっかりした道で山腹をほぼ水平に通っていて歩きやすい。恐らく昔の杣道だったのだろう。
道は途中、元越谷の流れに近づき美しい造形を上から眺める事ができた。林道を歩いて下りるより何倍もこちらの方が楽しい。
これは、めちゃ正解でした。なかなか快適で、元越谷の綺麗な流れも見えましたし。
しかしやがて道は急斜面の中に没して消える。幸いそこから林道は近く一登り。後は意外と長い林道歩きとなった。涼風が吹き抜けてくれるのが救いだ。
次に谷が入る場所までもう少し先をさぐっても良かったなぁと思ってました。
林道に接近したあの一部だけが、ざれて流されていたのかもしれないなぁと。
でも、一旦林道に上がったら、もう一度そま道をさぐる力はでなかったね。あとは、ちんたらとお気楽モードで歩くことに。
子どもが小さい時に、よく水遊びに連れてきた沢も懐かしかったです。
暑い一日を、快適に涼しく楽しませてもらいました。
ありがとう~。(*^_^*)
[attachment=0]P1080306.JPG[/attachment]
☆とっちゃん(都津茶女)~☆
Re: 【鈴鹿】元越谷…美渓で楽しく沢登り
とっちゃん、こんにちは。
この日は、息子夫婦が帰ってくる予定で自宅待機の予定でしたが、前日に帰ってこないことがわかり、休養日にするか、もしくはどこかに行ってもいいかなぁと思っていたところでした。
tsutomuちゃんも、土曜の沢でお疲れモードとのこと、やさしい沢へということで、タイミング的にバッチリでしたね。
事前の計画ではこの日、奥美濃の天狗山へ沢から登るつもりだったけど前日の沢が思いの外きつかったのと天気予報がよくないという事でどうしようかなあと迷っていました。とっちゃんからの元越谷の提案は渡りに舟的な感じでしかもいっしょに行ってくれると言うのでそれじゃあ行こうかって感じでした。
この季節、アルパインクライミングがメインのとっちゃんとは久し振りの山行でしたね。
なんじゃそれ~って感じだったけど、なにより、沢靴があって良かったね!
前科もんのとっちゃんには言われたくなかったけどなあ。実はハーネス忘れたのこれで2回目です。
思いもかけない出会いもいっぱいで、バッチリのタイミング!(*^_^*)
今となっては、tsutomuちゃんが、沢泊(山での泊)も初めてだったあの頃は遠い昔って感じだね。ずいぶんベテランになっちゃいました。
えーっ!て感じでしたね。キクちゃんまで現れるとは。
ずいぶんベテランになっちゃいました、ってのは僕の事?まだ沢初心者なんですけど…
右岸巻きは、私の選択肢には全くなかったので、
巻き巻き沢ラーの僕としては右岸巻きがランクの筆頭でした(^^;
あれ?行くのね。と見てましたが、落ち口の水流がけっこう強くて、どないやろ?って感じでした。今のところは、頼れるロープではありましたが、完全に身をあずけるのは怖いですね。(今度来るとしても、使わないっとtsutomuちゃん、言ってたね。)
ああいうのは普段はやらない事ですね。たまたまレポを見たから行く気になったけど。
残置ハーケンもなんであんなのでビレイできるんだと思うけどいざとなったらやるかも。
何年ぶりかで、来た元越谷の水の色が、ただのグリーンになっていて、ちょっと印象が違ってました。あっ、「水の色が違う!。」って、言ったんですよ。(^_-)-☆あのエメラルドグリーンじゃないのは、「空が青くないから?そらの青を映してないから?」なのかなと。
回りの樹林の様子の変化には、気がつきませんでしたが、tsutomuちゃんは気になっているようでしたね。
「緑が違う」って聞こえたんでてっきり周りの緑の事だろうと思ってました。伐採の跡が気になっていた所為かな。
今回は、ルートはしっかり確認したので、前回の間違いなく遡行できたので、何度目の正直かで、右又の本流を遡行できてよかったね。
本流を行こうと思ったのは今回がはじめてなんだけどね。それも結局詰め終わらないままなので次の楽しみができました。
簡単の所だから、安心してちょっとした練習ができるんですよ。怖いとこでは、練習できないもの。簡単に巻けばもっと簡単なんだけど。
まあわかるけどいきなり取りかかっちゃうからねえ。えー!ここ!ってな感じ。
[attachment=0]P7070207.JPG[/attachment]
tsutomuちゃんは、こちらに惹かれていたので、素直にこちらに入ればよかったなぁと、後で思いましたが、こちらは、いいぐあいに稜線のコルに出るのだと思います。
惹かれたし行きたいと思ったけど入ろうとは思わなかった。次かその次か、また来る理由ができる。
これは、いかにも不正解でしたね。えっ、ここ登るの?、おだやかな雰囲気のままの気分で詰め上げたいなぁと、つぶやく私がいましたが。(@_@。まぁ、もう少しでしたのでいいか。
不正解も正解のうちと言う事で。あの尾根が(実は大岩への直登尾根だったよね)が知れた事がよかったと思っている僕はお気楽な登山者?
右か左か、多分右だろうなと思いながらも、一応左を確認でしたが、やはり右でしたね。
間違いをしたところはなかなか忘れないからいいですよね。
晴れていれば、ここでランチは眺めも良く爽快です。
はじめて連れていってもらった時は晩秋で風が冷たかったけどいいところだなあとお気に入りになりました。それから2回、そばつるやOSKのメンバーを連れて訪れました。そして今回。いいところはいつまでたってもいい。
一時は、黒い雲が立ち込めてきたので、雨の心配をしたけど、どんどん晴れてきてよかったね。&翌日でしたか、関西(滋賀県側)も本当に、梅雨が明けました。
朝から「梅雨明け、梅雨明け」って言ってる僕をちょっと冷ややかに見てませんでした?でも明けたでしょ!梅雨。
次に谷が入る場所までもう少し先をさぐっても良かったなぁと思ってました。
林道に接近したあの一部だけが、ざれて流されていたのかもしれないなぁと。
それより前からかなり怪しくなっていたからあの先は体力の無駄だと思いました。道を探るっていうのが目的なら行ってもいいけど帰る事が目的だしね。
暑い一日を、快適に涼しく楽しませてもらいました。
ありがとう~。(*^_^*)
こちらこそありがとう。涼しい沢登りを感じられる一日でした。
兔夢
この日は、息子夫婦が帰ってくる予定で自宅待機の予定でしたが、前日に帰ってこないことがわかり、休養日にするか、もしくはどこかに行ってもいいかなぁと思っていたところでした。
tsutomuちゃんも、土曜の沢でお疲れモードとのこと、やさしい沢へということで、タイミング的にバッチリでしたね。
事前の計画ではこの日、奥美濃の天狗山へ沢から登るつもりだったけど前日の沢が思いの外きつかったのと天気予報がよくないという事でどうしようかなあと迷っていました。とっちゃんからの元越谷の提案は渡りに舟的な感じでしかもいっしょに行ってくれると言うのでそれじゃあ行こうかって感じでした。
この季節、アルパインクライミングがメインのとっちゃんとは久し振りの山行でしたね。
なんじゃそれ~って感じだったけど、なにより、沢靴があって良かったね!
前科もんのとっちゃんには言われたくなかったけどなあ。実はハーネス忘れたのこれで2回目です。
思いもかけない出会いもいっぱいで、バッチリのタイミング!(*^_^*)
今となっては、tsutomuちゃんが、沢泊(山での泊)も初めてだったあの頃は遠い昔って感じだね。ずいぶんベテランになっちゃいました。
えーっ!て感じでしたね。キクちゃんまで現れるとは。
ずいぶんベテランになっちゃいました、ってのは僕の事?まだ沢初心者なんですけど…
右岸巻きは、私の選択肢には全くなかったので、
巻き巻き沢ラーの僕としては右岸巻きがランクの筆頭でした(^^;
あれ?行くのね。と見てましたが、落ち口の水流がけっこう強くて、どないやろ?って感じでした。今のところは、頼れるロープではありましたが、完全に身をあずけるのは怖いですね。(今度来るとしても、使わないっとtsutomuちゃん、言ってたね。)
ああいうのは普段はやらない事ですね。たまたまレポを見たから行く気になったけど。
残置ハーケンもなんであんなのでビレイできるんだと思うけどいざとなったらやるかも。
何年ぶりかで、来た元越谷の水の色が、ただのグリーンになっていて、ちょっと印象が違ってました。あっ、「水の色が違う!。」って、言ったんですよ。(^_-)-☆あのエメラルドグリーンじゃないのは、「空が青くないから?そらの青を映してないから?」なのかなと。
回りの樹林の様子の変化には、気がつきませんでしたが、tsutomuちゃんは気になっているようでしたね。
「緑が違う」って聞こえたんでてっきり周りの緑の事だろうと思ってました。伐採の跡が気になっていた所為かな。
今回は、ルートはしっかり確認したので、前回の間違いなく遡行できたので、何度目の正直かで、右又の本流を遡行できてよかったね。
本流を行こうと思ったのは今回がはじめてなんだけどね。それも結局詰め終わらないままなので次の楽しみができました。
簡単の所だから、安心してちょっとした練習ができるんですよ。怖いとこでは、練習できないもの。簡単に巻けばもっと簡単なんだけど。
まあわかるけどいきなり取りかかっちゃうからねえ。えー!ここ!ってな感じ。
[attachment=0]P7070207.JPG[/attachment]
tsutomuちゃんは、こちらに惹かれていたので、素直にこちらに入ればよかったなぁと、後で思いましたが、こちらは、いいぐあいに稜線のコルに出るのだと思います。
惹かれたし行きたいと思ったけど入ろうとは思わなかった。次かその次か、また来る理由ができる。
これは、いかにも不正解でしたね。えっ、ここ登るの?、おだやかな雰囲気のままの気分で詰め上げたいなぁと、つぶやく私がいましたが。(@_@。まぁ、もう少しでしたのでいいか。
不正解も正解のうちと言う事で。あの尾根が(実は大岩への直登尾根だったよね)が知れた事がよかったと思っている僕はお気楽な登山者?
右か左か、多分右だろうなと思いながらも、一応左を確認でしたが、やはり右でしたね。
間違いをしたところはなかなか忘れないからいいですよね。
晴れていれば、ここでランチは眺めも良く爽快です。
はじめて連れていってもらった時は晩秋で風が冷たかったけどいいところだなあとお気に入りになりました。それから2回、そばつるやOSKのメンバーを連れて訪れました。そして今回。いいところはいつまでたってもいい。
一時は、黒い雲が立ち込めてきたので、雨の心配をしたけど、どんどん晴れてきてよかったね。&翌日でしたか、関西(滋賀県側)も本当に、梅雨が明けました。
朝から「梅雨明け、梅雨明け」って言ってる僕をちょっと冷ややかに見てませんでした?でも明けたでしょ!梅雨。
次に谷が入る場所までもう少し先をさぐっても良かったなぁと思ってました。
林道に接近したあの一部だけが、ざれて流されていたのかもしれないなぁと。
それより前からかなり怪しくなっていたからあの先は体力の無駄だと思いました。道を探るっていうのが目的なら行ってもいいけど帰る事が目的だしね。
暑い一日を、快適に涼しく楽しませてもらいました。
ありがとう~。(*^_^*)
こちらこそありがとう。涼しい沢登りを感じられる一日でした。
兔夢
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Re: 【鈴鹿】元越谷…美渓で楽しく沢登り
兔夢さん、こんぱんは。
大垣を出発して藤原を過ぎた辺りでヘルメット、沢靴以外の沢装備を玄関に忘れている事に気付いた。しかし取りに戻る余裕はない。幸いカラビナひとつとシュリンゲ、30mロープはある。それでなんとかなるだろうとそのまま集合場所に向かった。
なんかそれ、デシャブな光景ですね~。
カズラ谷の出合でバッタリ会った時、とっちゃんが沢靴とヘル以外忘れて来てて兔夢さんに借りたことを思い出します。
関西ハイク山友会も元越谷に行くのだそうだ。総勢20人超。OSKの沢行も人数が多いと思っていたがそれを上回るパーティだ。
しかし20人超の沢登りとは・・・出会いたくないですなあ。
準備をしている内に単独で仏谷を目指すというキクちゃんが先行していった。キクちゃんとは随分前に一度、とっちゃんとともに沢泊をした事がある。そんな偶然の出会いもありなかなかいいスタートだ。
その時は倉見に向かう私もうすずみ温泉での宴会に入れて頂きました。(^^ゞ
右岸から巻けば簡単で早いがどうしたものかととっちゃんに問えば左岸を指差し滝壺を渡っていく。
右岸の巻きってのは聞いたことないんだけど、そんな巻きルートがあったの?
ロープは10mm位か。ハーケンで数カ所固定してある。ぐっと引っ張ってみると手応えがある。いけそうだなとこれを頼りに登り始めた。が、スタンスが拾えない。わずかに右足にあったのでそれに載って身体を持ち上げその後はロープ頼りに力任せ。
そいつはちょっとマズいんじゃない? 絶対安全の保証はどこにもないんだし、人が設置したものに命を預けるのはどうもねえ。
とっちゃんにはロープを出した。調度いい具合に突起した岩がありそれにビレイして確保。水流の中を挑戦しようとしたらしいが流れが強く諦めたようだ。
とっちゃんには以前トップロープを出したことがありました。
造形美にあふれた溪は意外と早く終わり二俣に到着する。ここで休憩しているとはやくも関西ハイク山友会のパーティが追いついてきて人であふれそうになった。そそくさと腰を上げ右俣に進んでいく。
二俣が人であふれそうって・・・・
右俣はしばらくゴーロが続いた後、そこそこの滝が現れる。どれもはじめて登るような感覚で新鮮だ。記憶がないと言うのも案外いい事かもしれない。
そうそう。お得な性格かもね。(^_-)
途中、とっちゃんは何でもない小滝をわざわざ難しいへつりをして直登。こんなところでそんな根性を発揮するか!というスタイルは山スキーの時にも見られたのですでにとっちゃんの特性だろう。この特性は仏谷出合から先のちょっとした岩潜りでも存分に発揮された。
持って生まれたものでしょう~。こんなとこ登らんでも・・・と思うようなところを攻めるのが得意技の人です。
大滝の上は樋状に集束しその先に穏やかな沢筋と樹林帯が広がる。劇的な変化で思わず感嘆の声をあげた。
沢筋は苔むした滑が続く。本流の滑もそこそこにいいが左岸の枝沢の滑がいい。思わず足を踏み入れたくなる。
それって私が去年紺屋谷から仏谷経由で登り返した支流じゃないかな?
とっちゃんに連れてきてもらって以来四度目の大岩だ。何時きても気分のいいところでゆっくりと休みをとりたくなる。
去年はその大岩を目指しながら到達できず・・・(^_^;)
流れを渡って林道が登り返すところで山腹に向かって踏み跡があるのをとっちゃんが発見。入ってみるとしっかりした道で山腹をほぼ水平に通っていて歩きやすい。恐らく昔の杣道だったのだろう。
道は途中、元越谷の流れに近づき美しい造形を上から眺める事ができた。林道を歩いて下りるより何倍もこちらの方が楽しい。
そんな道があったんですねえ。知らなかった。
兔夢さんなら仙ノ谷を懸垂で下りのるもいいかもよ。(^^ゞ
山日和
大垣を出発して藤原を過ぎた辺りでヘルメット、沢靴以外の沢装備を玄関に忘れている事に気付いた。しかし取りに戻る余裕はない。幸いカラビナひとつとシュリンゲ、30mロープはある。それでなんとかなるだろうとそのまま集合場所に向かった。
なんかそれ、デシャブな光景ですね~。
カズラ谷の出合でバッタリ会った時、とっちゃんが沢靴とヘル以外忘れて来てて兔夢さんに借りたことを思い出します。
関西ハイク山友会も元越谷に行くのだそうだ。総勢20人超。OSKの沢行も人数が多いと思っていたがそれを上回るパーティだ。
しかし20人超の沢登りとは・・・出会いたくないですなあ。
準備をしている内に単独で仏谷を目指すというキクちゃんが先行していった。キクちゃんとは随分前に一度、とっちゃんとともに沢泊をした事がある。そんな偶然の出会いもありなかなかいいスタートだ。
その時は倉見に向かう私もうすずみ温泉での宴会に入れて頂きました。(^^ゞ
右岸から巻けば簡単で早いがどうしたものかととっちゃんに問えば左岸を指差し滝壺を渡っていく。
右岸の巻きってのは聞いたことないんだけど、そんな巻きルートがあったの?
ロープは10mm位か。ハーケンで数カ所固定してある。ぐっと引っ張ってみると手応えがある。いけそうだなとこれを頼りに登り始めた。が、スタンスが拾えない。わずかに右足にあったのでそれに載って身体を持ち上げその後はロープ頼りに力任せ。
そいつはちょっとマズいんじゃない? 絶対安全の保証はどこにもないんだし、人が設置したものに命を預けるのはどうもねえ。
とっちゃんにはロープを出した。調度いい具合に突起した岩がありそれにビレイして確保。水流の中を挑戦しようとしたらしいが流れが強く諦めたようだ。
とっちゃんには以前トップロープを出したことがありました。
造形美にあふれた溪は意外と早く終わり二俣に到着する。ここで休憩しているとはやくも関西ハイク山友会のパーティが追いついてきて人であふれそうになった。そそくさと腰を上げ右俣に進んでいく。
二俣が人であふれそうって・・・・
右俣はしばらくゴーロが続いた後、そこそこの滝が現れる。どれもはじめて登るような感覚で新鮮だ。記憶がないと言うのも案外いい事かもしれない。
そうそう。お得な性格かもね。(^_-)
途中、とっちゃんは何でもない小滝をわざわざ難しいへつりをして直登。こんなところでそんな根性を発揮するか!というスタイルは山スキーの時にも見られたのですでにとっちゃんの特性だろう。この特性は仏谷出合から先のちょっとした岩潜りでも存分に発揮された。
持って生まれたものでしょう~。こんなとこ登らんでも・・・と思うようなところを攻めるのが得意技の人です。
大滝の上は樋状に集束しその先に穏やかな沢筋と樹林帯が広がる。劇的な変化で思わず感嘆の声をあげた。
沢筋は苔むした滑が続く。本流の滑もそこそこにいいが左岸の枝沢の滑がいい。思わず足を踏み入れたくなる。
それって私が去年紺屋谷から仏谷経由で登り返した支流じゃないかな?
とっちゃんに連れてきてもらって以来四度目の大岩だ。何時きても気分のいいところでゆっくりと休みをとりたくなる。
去年はその大岩を目指しながら到達できず・・・(^_^;)
流れを渡って林道が登り返すところで山腹に向かって踏み跡があるのをとっちゃんが発見。入ってみるとしっかりした道で山腹をほぼ水平に通っていて歩きやすい。恐らく昔の杣道だったのだろう。
道は途中、元越谷の流れに近づき美しい造形を上から眺める事ができた。林道を歩いて下りるより何倍もこちらの方が楽しい。
そんな道があったんですねえ。知らなかった。
兔夢さんなら仙ノ谷を懸垂で下りのるもいいかもよ。(^^ゞ
山日和
Re: 【鈴鹿】元越谷…美渓で楽しく沢登り
山日和さん、こんばんは。
なんかそれ、デシャブな光景ですね~。
カズラ谷の出合でバッタリ会った時、とっちゃんが沢靴とヘル以外忘れて来てて兔夢さんに借りたことを思い出します。
忘れたと気付いた時、カズラ谷の事を思い出しました。もうこれでとっちゃんをからかえないと…
しかし20人超の沢登りとは・・・出会いたくないですなあ。
藤原岳の登山道では珍しくないですけど沢となるとねえ。でも二人組の僕らより足が速かった!
その時は倉見に向かう私もうすずみ温泉での宴会に入れて頂きました。(^^ゞ
倉見から岩岳の稜線は今はいい薮加減になってそうですよ。
右岸の巻きってのは聞いたことないんだけど、そんな巻きルートがあったの?
はじめて単独で行った時がこのルートでした。昨年もこのルート。あまりにも簡単に巻けちゃうので見ない方がいいです。先日そばつるが伊木山ウィークデークライミングクラブ(仮称)のメンバーを連れて行った時も右岸巻きをしたようです。
そいつはちょっとマズいんじゃない? 絶対安全の保証はどこにもないんだし、人が設置したものに命を預けるのはどうもねえ。
ついついつられて登っちゃいましたがこれはいかん、と反省しきりです。あのロープはずしてこようかな。
とっちゃんには以前トップロープを出したことがありました。
一言も言ってなかったなあ。忘れちゃってるのかなあ。
二俣が人であふれそうって・・・・
こぼれて流されてしまった人もいたとかいないとか…
そうそう。お得な性格かもね。(^_-)
新鮮みが失われなくていいですね。その一方、落ち着かない感じもありますが…。
持って生まれたものでしょう~。こんなとこ登らんでも・・・と思うようなところを攻めるのが得意技の人です。
なんの予告もなくやってるからこちらとしては「えっ!」ですよね。もうそろそろ慣れとこ
それって私が去年紺屋谷から仏谷経由で登り返した支流じゃないかな?
ああそうかも。出合付近はいい感じの滑滑ちゃんでした。
去年はその大岩を目指しながら到達できず・・・(^_^;)
そばつるも行けなかったらしいけどなんでそうなるんでしょう?
そんな道があったんですねえ。知らなかった。
いい発見でした。林道歩くならこっちですね。
[attachment=0]P7070295.JPG[/attachment]
兔夢さんなら仙ノ谷を懸垂で下りのるもいいかもよ。(^^ゞ
基本的に下りの大滝は心臓に悪いから嫌なんですよ。何時も出てこないように祈りながら下降してます。
兔夢
なんかそれ、デシャブな光景ですね~。
カズラ谷の出合でバッタリ会った時、とっちゃんが沢靴とヘル以外忘れて来てて兔夢さんに借りたことを思い出します。
忘れたと気付いた時、カズラ谷の事を思い出しました。もうこれでとっちゃんをからかえないと…
しかし20人超の沢登りとは・・・出会いたくないですなあ。
藤原岳の登山道では珍しくないですけど沢となるとねえ。でも二人組の僕らより足が速かった!
その時は倉見に向かう私もうすずみ温泉での宴会に入れて頂きました。(^^ゞ
倉見から岩岳の稜線は今はいい薮加減になってそうですよ。
右岸の巻きってのは聞いたことないんだけど、そんな巻きルートがあったの?
はじめて単独で行った時がこのルートでした。昨年もこのルート。あまりにも簡単に巻けちゃうので見ない方がいいです。先日そばつるが伊木山ウィークデークライミングクラブ(仮称)のメンバーを連れて行った時も右岸巻きをしたようです。
そいつはちょっとマズいんじゃない? 絶対安全の保証はどこにもないんだし、人が設置したものに命を預けるのはどうもねえ。
ついついつられて登っちゃいましたがこれはいかん、と反省しきりです。あのロープはずしてこようかな。
とっちゃんには以前トップロープを出したことがありました。
一言も言ってなかったなあ。忘れちゃってるのかなあ。
二俣が人であふれそうって・・・・
こぼれて流されてしまった人もいたとかいないとか…
そうそう。お得な性格かもね。(^_-)
新鮮みが失われなくていいですね。その一方、落ち着かない感じもありますが…。
持って生まれたものでしょう~。こんなとこ登らんでも・・・と思うようなところを攻めるのが得意技の人です。
なんの予告もなくやってるからこちらとしては「えっ!」ですよね。もうそろそろ慣れとこ
それって私が去年紺屋谷から仏谷経由で登り返した支流じゃないかな?
ああそうかも。出合付近はいい感じの滑滑ちゃんでした。
去年はその大岩を目指しながら到達できず・・・(^_^;)
そばつるも行けなかったらしいけどなんでそうなるんでしょう?
そんな道があったんですねえ。知らなかった。
いい発見でした。林道歩くならこっちですね。
[attachment=0]P7070295.JPG[/attachment]
兔夢さんなら仙ノ谷を懸垂で下りのるもいいかもよ。(^^ゞ
基本的に下りの大滝は心臓に悪いから嫌なんですよ。何時も出てこないように祈りながら下降してます。
兔夢
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