【鈴鹿】イブネは寒かった

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Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

【鈴鹿】イブネは寒かった

投稿記事 by Kasaya »

【山域】鈴鹿 イブネ
【日付】2013年2月24日(日)
【天候】雪
【コース】甲津畑 鳴き野橋8:40---10:13蓮如上人の小屋---11:37杉峠---13:20イブネ---14:00杉峠---16:35駐車地
【メンバ】副館長、キャッシー、K氏、kasaya
いつものメンバーで当初八ヶ岳を考えていたが、強い寒波で敬遠。鈴鹿ならそれほどでもなかろうとイブネを提案したのだが...
宇賀渓駐車場で待ち合わせ。既にこのあたりも真っ白だ。隣に停まった人は稲沢から来ていたが雪の降り方に躊躇し、登らずに
帰ってしまった。はたして今日は登れるのか?しばらくしてやってきた3人と合流。とりあえず現地までということで石グレ
トンネルを越える。冬場では遠かった滋賀県側がこのトンネルで一気に近くなった。おかげで先々週は雪道にはまりえらい目に
あったのだが、今日は4人もいる。何かあっても大丈夫だろう。

 トンネルを越えるとそこは真っ白な世界。滋賀県ってこんなに雪が多いのと改めてびっくりする。しかし山を下れば意外に雪が
少ない。甲津畑の懸念した林道もたいした積雪でなくすんなりと鳴野橋まで入ることができた。しかし雪は強い。出発するのか
半信半疑。ただ予定の駐車地に思いのほか車が停まっておりびっくりするとともに、少し安心する。ちょっぴり雪の降り方も
少なくなったのも一因。駐車中の一台は雪をすっぽり被っている。昨日はどこかで泊まった人なのだろう。

 今日は長い林道歩きである。ただ雪で道が埋まっているので最初からスノーシューで行く。プタペタと行くが先行者は皆つぼ
足のようだ。雪は強くなったり弱くなったり、風も谷間とはいえ強い。三重県側の谷は強く吹くことはないが滋賀県側はそうは
いかないらしい。そのうち晴れるかな?とのんきなことを言いながら到着したのは蓮如上人の小屋。
雪を被った小屋
雪を被った小屋
 とりあえずここで一休み。風を完全に防げるわけではないがこういう小屋はありがたい。一息入れているとキャッシーが山専
ボトルを取り出してお湯を飲んでいる。他の三人は既に持っているのでこれで全員山専所有者だ。人気あるなあ。お湯はたっぷりだ。
小屋の中にいると外はすごい風。外へ出るのが億劫な気もするが、ここにいてもしょうがない。前進する。だんだん雪が深くなって
くる。トレースがあるが少しおぼつかないところもある。そして風も強い中で不意に人の声がして前方の雪の壁の上に人影が現れる。
装備はしっかりしているがずいぶん小さい人だ。良く見れば女の子である。エッと思ったらまた別の女の子そしてその後ろから
大きなお父さんらしき人が現れる。聞けば7歳と10歳で昨夜は途中の小屋に泊まったそうだ。子供はこの風雪をまるで苦にしていない
感じ。背中には3人分のヒップソリもしょっている。元気だねえ。杉峠の上まで行ったが風が強くて引き返したとのこと。トレース
なんか雪で一瞬にして消えますからとおっしゃる。天気回復の望みはなしか。でもこの子達も行ったとなると、少なくともその
ぐらいは行かなくてはという気持ちになってくる。

 雪はますます多く、これが歩きよい千種街道だろうかと思われるような中を進む。先の情報で団体さんが先行しているようだが
そのトレースも怪しいと思っていたら、小屋が現れた。そこに入る算段だったが小屋内は年配のグループでいっぱい。8人ぐらい
いたかな。みな疲れた様子。これでは休めない。杉峠まで行きましょうとの声で登っていく。どこが道だか分からない山の斜面を
横切り杉峠に着くとやはり風が強い。トレースが少しあるのは先ほどの親子のものか。三重県側に下りてみるが風はやはり強い。
もうちょっと登ってみようという声でさらに先へ進む。

 もうほとんどトレースがなくなった中、高みを目指す。膝まで埋まるラッセルだ。昨日も御池でラッセルをしたのでこれは
かなり応える。途中で広い雪原に出た。晴れたら雨乞いや御在所が望める絶好の場所だが、今は真っ白で何もなし。やがて
平坦地になるとそこは1121ピークだった。GPSで確認しながらサメ峠を目指す。

ただここでアクシデント。自分のGPSが電圧低下の表示とともに動かなくなってしまった。通常なら十分持つはずなのに、寒さで
電池寿命が短くなったか。幸い副館長のGPSもあり現在位置に特定には困らない。そのまま風の少ないところに進み電池交換
したがこれも電圧低下で使えない。そんな馬鹿な!放電してしまったのか。電池を入れなおしたりしていると何とか復活。手で持って
いると大丈夫のようだ。寒さが原因なのだろうか。厳しい状況でGPSが使えなくなったら致命傷である。怖ー!

 サメ峠まで来てイブネ方面の見上げると風雪が横殴りに斜面上を走っているのが見える。行く気はあるがこのままではへばりそう。
ちょっと休憩して食べ物を口にしようと提案すると、時間的にもうランチだということで、幸い風の少ないこの峠の影でランチと
する。寒さの強い中、暖かいラーメンが今日はことのほかおいしい。気温がかなり低いのかな。
イブネに向かって
イブネに向かって
 寒いのでさっさと食事は終了。それでも30分ぐらい要したか。ここからはゆるい登りでイブネのはず。しかしそれにしても
イブネというのは自分の中では平坦地を登っていけば着くところというイメージがあったが、今日のイブネははっきりした尾根が
目に入る。こんなにはっきりしていたっけ?いつもの夏道はどこだっけと思いながら、新雪を踏みしめつつ登っていく。雪が
飛ばされているとはいえ結構沈む稜線である。そしてまだもう少しと思っていたら先頭が突然停まる。ウン?標識のある頂上に
ついた。やったね!登頂だ。周りは何も見えないが確かに見覚えのあるところ。普段天候に恵まれれば登頂はさほど難しくない。
でも方向も見失いそうになるこの悪天の中での登頂はことのほかうれしい。皆で登頂を喜び合うが次の瞬間、気分はみな即
下山モード。何とか記念写真を撮って引き返すことにする。
下山開始
下山開始
 後は帰るだけかなあと思ったが、先ほどのトレースがもう消えかかっている。コンパスやGPSを見ながら何とか杉峠まで戻る。
やれやれだが、谷に入ってもトレースがない。団体さんもたぶん小屋から帰ったのだろう、登ってきている感じはなさそう。
何とか道型に沿って下っていけば無人となった小屋に到着した。雪もかなり吹き込んだ風通しのいい小屋ではあるが、外に比べれば
格段に過ごしやすい小屋。ここでコーヒータイムである。ポットのお湯がありがたい状況。Kさんは頂上近くでは手が痛くて
しょうがなかったらしいが少し落ち着いたとのこと。良かった。
雪の大シデ
雪の大シデ
 今日は昼から少しはマシな天気になるかと思ったがどうもそうは行かない一日だったようだ。ここから先は団体さんが歩いて
しっかりとしたトレースのある中、真っ白になった巨樹をめでたりしながらゆるゆると帰路に着いた。駐車地に着いたのは4時30分
過ぎ。思いのほか時間がかかったが面白い山行となった。ひとりだったら絶対引き返しているなあというのが一致した意見だった。

Kasaya
最後に編集したユーザー Kasaya [ 2013年3月06日(水) 13:10 ], 累計 1 回
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【鈴鹿】イブネは寒かった

投稿記事 by 宮指路 »

kasayaさん、こんにちは

とりあえず現地までということで石グレトンネルを越える。冬場では遠かった滋賀県側がこのトンネルで一気に近くなった。おかげで先々週は雪道にはまりえらい目にあったのだが、今日は4人もいる。何かあっても大丈夫だろう。

私も3日に小又川駐車場まで目指しましたが車が4WD+スタッドレスだったので何とか行けました。テーブルランドの霧氷がきれいでした。

 今日は長い林道歩きである。ただ雪で道が埋まっているので最初からスノーシューで行く。プタペタと行くが先行者は皆つぼ足のようだ。

スノーシューを担いでいると荷物になるので早く履きたい気持ちはよく分かります。

雪は強くなったり弱くなったり、風も谷間とはいえ強い。三重県側の谷は強く吹くことはないが滋賀県側はそうは
いかないらしい。そのうち晴れるかな?とのんきなことを言いながら到着したのは蓮如上人の小屋。


その点は計算が甘かったですね。距離は長くなるけど朝明から登る選択肢はなかったんだ

 とりあえずここで一休み。風を完全に防げるわけではないがこういう小屋はありがたい。一息入れているとキャッシーが山専ボトルを取り出してお湯を飲んでいる。他の三人は既に持っているのでこれで全員山専所有者だ。人気あるなあ。お湯はたっぷりだ。

私も山専にすれば良かった。

そして風も強い中で不意に人の声がして前方の雪の壁の上に人影が現れる。
装備はしっかりしているがずいぶん小さい人だ。良く見れば女の子である。エッと思ったらまた別の女の子そしてその後ろから
大きなお父さんらしき人が現れる。聞けば7歳と10歳で昨夜は途中の小屋に泊まったそうだ。


どこの小屋だったんでしょうか?一番手前の大きな小屋かな?

子供はこの風雪をまるで苦にしていない
感じ。背中には3人分のヒップソリもしょっている。元気だねえ。杉峠の上まで行ったが風が強くて引き返したとのこと。


子供連れならその辺りで引き返すのが懸命ですね。でもイブネまで行けず残念だろうなぁ~

 雪はますます多く、これが歩きよい千種街道だろうかと思われるような中を進む。先の情報で団体さんが先行しているようだが
そのトレースも怪しいと思っていたら、小屋が現れた。そこに入る算段だったが小屋内は年配のグループでいっぱい。8人ぐらいいたかな。みな疲れた様子。


トレースのあった団体さんですね。どこかのツアーかな?

 もうほとんどトレースがなくなった中、高みを目指す。膝まで埋まるラッセルだ。昨日も御池でラッセルをしたのでこれはかなり応える。

御池の翌日は答えますね。甲津畑からイブネなら楽そうにみえますがそうは問屋が卸さない

ただここでアクシデント。自分のGPSが電圧低下の表示とともに動かなくなってしまった。通常なら十分持つはずなのに、寒さで電池寿命が短くなったか。幸い副館長のGPSもあり現在位置に特定には困らない。

単独だとこれは焦りますね。

寒さが原因なのだろうか。厳しい状況でGPSが使えなくなったら致命傷である。怖ー!

電池が少なくなると一時的に誤作動を起こすこともあるようです。

 サメ峠まで来てイブネ方面の見上げると風雪が横殴りに斜面上を走っているのが見える。行く気あるがこのままではへばりそう。
ちょっと休憩して食べ物を口にしようと提案すると、時間的にもうランチだということで、幸い風の少ないこの峠の影でランチと
する。寒さの強い中、暖かいラーメンが今日はことのほかおいしい。気温がかなり低いのかな。


一息つけますね

 寒いのでさっさと食事は終了。それでも30分ぐらい要したか。ここからはゆるい登りでイブネのはず。しかしそれにしてもイブネというのは自分の中では平坦地を登っていけば着くところというイメージがあったが、今日のイブネははっきりした尾根が目に入る。こんなにはっきりしていたっけ?

雪ピが出来ていたのかな?

いつもの夏道はどこだっけと思いながら、新雪を踏みしめつつ登っていく。雪が
飛ばされているとはいえ結構沈む稜線である。そしてまだもう少しと思っていたら先頭が突然停まる。ウン?標識のある頂上についた。やったね!登頂だ。周りは何も見えないが確かに見覚えのあるところ。


厳しい登りだっただけに感慨ひとしおですね

 後は帰るだけかなあと思ったが、先ほどのトレースがもう消えかかっている。コンパスやGPSを見ながら何とか杉峠まで戻る。

こういう場合、もしGPSが使えないと本当に怖いですね

ここでコーヒータイムである。ポットのお湯がありがたい状況。Kさんは頂上近くでは手が痛くてしょうがなかったらしいが少し落ち着いたとのこと。良かった。

安い手袋だとこういう天気の時は大変です。

 駐車地に着いたのは4時30分
過ぎ。思いのほか時間がかかったが面白い山行となった。ひとりだったが絶対引き返しているなあというのが一致した意見だった。


こういう天気でも皆と登ると楽しいですね。

                              宮指路
落第忍者
記事: 1229
登録日時: 2011年2月20日(日) 15:31
お住まい: 三重県伊賀市
連絡する:

Re: 【鈴鹿】イブネは寒かった

投稿記事 by 落第忍者 »

Kasayaさん、おはようございます。

大変な天候の日に甲津畑からイブネを目指されるとは、素晴らしいカルテットですね。
冬の八ヶ岳なんて私には想像すら出来ない世界ですが、それに比べると大したことは無いのでしょうか?

ヤマレコで有名なutaotoファミリーと遭遇されたようですね。
お父さんが面白おかしくレポされていますが、あの姉妹の実力は相当なものだと感心しています。
お姉ちゃんなんて普通に14キロくらい担ぐそうですから。
小屋で遇われた方たちもヤマレコユーザーで、雨乞岳まで行かれたようです。

私はカメラもGPSも単三乾電池仕様ですから、冬はエネループプロかエナジャイザー(リチウム)を使うことにしています。
従来のエネループと比べて、エネループプロは低温特性がアップしているらしいですが、それでも電池残量警告が出ることがしょっちゅうです。
GPSでは使えない技ですが、カメラの場合は電池の頭やお尻をこすったり、2本の位置を入れ替えることで復活することもあります。
グローブをしたままでこれくらいの操作は何とか出来るようになりましたよ。
落第忍者
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 【鈴鹿】イブネは寒かった

投稿記事 by ハリマオ »

Kasayaさん こんにちは
山域】鈴鹿 イブネ
なかなか精力的ですね。家で寝てりゃあ苦労もせずに済むんですけど(^◇^)
【日付】2013年2月24日(日)   【天候】雪
この日は自宅でも朝から雪が降っていました。
【コース】甲津畑 鳴き野橋8:40---10:13蓮如上人の小屋---11:37杉峠---13:20イブネ---14:00杉峠---16:35駐車地
なるほど甲津畑からでしたか。イブネというと反射的に朝明からと思ってしまいます。
隣に停まった人は稲沢から来ていたが雪の降り方に躊躇し、登らずに帰ってしまった。
なかなか賢明な判断で(^^)
私はこの雪では初心者の友人から泣きが入ると期待していましたが、電話が掛かってこないので泣く泣く家を出ました。
三重県側に張り出した入道ヶ岳ならマシかなと思って出発。
石グレトンネルを越える。冬場では遠かった滋賀県側がこのトンネルで一気に近くなった。おかげで先々週は雪道にはまりえらい目にあったのだが、今日は4人もいる。何かあっても大丈夫だろう。
トンネルができる前から冬でも峠越えをしていました。スタックして2時間雪かきをして
目的地を手近な竜ヶ岳に変えたなんてことも。トンネルは有り難いですね。
雪は強くなったり弱くなったり、風も谷間とはいえ強い。三重県側の谷は強く吹くことはないが滋賀県側はそうはいかないらしい。
仰せの通りですね。下山の井戸谷は嘘のように無風でした。
しかし北の頭や山頂は暴風の地吹雪で鳥居につかまっていないと吹き飛ばされそうでした。
ところで先日の北海道の地吹雪はすごかったですね。下界の道路で遭難するんだから。
 とりあえずここで一休み。風を完全に防げるわけではないがこういう小屋はありがたい。
ほんとですね。私らも北尾根の避難小屋で一息つきました。
装備はしっかりしているがずいぶん小さい人だ。良く見れば女の子である。エッと思ったらまた別の女の子そしてその後ろから大きなお父さんらしき人が現れる。聞けば7歳と10歳で昨夜は途中の小屋に泊まったそうだ。子供はこの風雪をまるで苦にしていない
末は今井通子か田部井淳子か。
お父さんもお父さんやねえ。まあ子どもたちは強くなるでしょうが、何かあったら非難の的です。
杉峠の上まで行ったが風が強くて引き返したとのこと。トレースなんか雪で一瞬にして消えますからとおっしゃる。天気回復の望みはなしか。でもこの子達も行ったとなると、少なくともそのぐらいは行かなくてはという気持ちになってくる。
そらそうや(^◇^) ええ大人が雁首そろえて杉峠以下で引き返す訳にはいきませんわなあ。
杉峠に着くとやはり風が強い。トレースが少しあるのは先ほどの親子のものか。三重県側に下りてみるが風はやはり強い。
この場合三重県側という言い方が正しいのかどうか?
方向的には三重県側だけど、そこも滋賀県。細かいこと言うなって?(^◇^)
 もうほとんどトレースがなくなった中、高みを目指す。膝まで埋まるラッセルだ。昨日も御池でラッセルをしたのでこれはかなり応える。
連チャンは堪えますね。私らはツボでしたが、雪がサラサラだったのでなんとか進めました。
ただここでアクシデント。自分のGPSが電圧低下の表示とともに動かなくなってしまった。通常なら十分持つはずなのに、寒さで電池寿命が短くなったか。
GPSを持つようになると、使えない時の不安が増しますね。
雪山では知らず知らずのうちに頼るようになっていきます。私も予備の電池を持っていきます。
昔にこれがあれば薬師岳の愛大生大量遭難もなかったでしょうに。
そんな昔にGPS用の衛星が飛んでないか。
ちょっと休憩して食べ物を口にしようと提案すると、時間的にもうランチだということで、幸い風の少ないこの峠の影でランチとする。
風裏でもけっこう大変だったでしょう。
私らもアセビ林に逃げ込んでランチにしましたが、手がかじかむし、湯がなかなか湧かないので
結局ツェルトを張りました。
先頭が突然停まる。ウン?標識のある頂上についた。やったね!登頂だ。周りは何も見えないが確かに見覚えのあるところ。普段天候に恵まれれば登頂はさほど難しくない。
でも方向も見失いそうになるこの悪天の中での登頂はことのほかうれしい。皆で登頂を喜び合う
おめでとさんです。連チャンお疲れ様。でも自分の意思で行くのだから、疲れたなんて言えませんわな。

私 「あー、今日は雪が深くて疲れたわ」
嫁 「誰も行ってくれって頼んでないんだけど」

            ハリマオ
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
連絡する:

Re: 【鈴鹿】イブネは寒かった

投稿記事 by kitayama-walk »

kasayaさん、こんばんは。
 2/24は、やはりイブネに登られたんですね。私も、この日、クロオさんと一緒に奥美濃のトガスに登ろうと計画していました。
そのときクロオさんからkasayaさんがイブネに登ると聞きました。

 私とクロオさんは、この日、夜叉龍神社で待ち合わせをしたのですが、風雪強く、とてもトガスに登ろうという気にならなかった
ので、天気がよいと思われる鈴鹿南部に転進しました。奥美濃からわざわざ2時間以上かけて鈴鹿に移動しました。

 しかし、鈴鹿も雪が降り続いており、一向に止む気配がありません。甲津畑からイブネもしんどいだろうなと思いながら、果た
してkasayaさんは登ったのかな?と。しかし、実際に登られたんですね。なかなか雪中行軍だったようですね。お疲れ様でした。

 私とクロオさんはと言えば、結局、期せずして御在所岳に登ることになりました。雪がたくさんあるだろうと思い、本谷を詰めて
山頂公園に至り、下山は藤内沢を下りました。たしかにたっぷりと雪はありましたが、一日中雪に降られました。しかし、本谷や
藤内沢であれば降雪もOKという感じでしたね。
written by kitayama-walk
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【鈴鹿】イブネは寒かった

投稿記事 by Kasaya »

宮指路さん こんばんは

私も3日に小又川駐車場まで目指しましたが車が4WD+スタッドレスだったので何とか行けました。テーブルランドの霧氷がきれいでした。 
宮指路さんは御池と相性いいようですね。私は2回登りましたがガスガス。再挑戦はいつになるやら

その点は計算が甘かったですね。距離は長くなるけど朝明から登る選択肢はなかったんだ
朝明からは遠すぎる。それに昨年宮指路さんと同じ日に副館長と登っているので別ルートで行きたかった。

私も山専にすれば良かった。
別にどれでも普通に使う分には暖かいでしょう

どこの小屋だったんでしょうか?一番手前の大きな小屋かな?
そうです。一番下の小屋。ご自由にお使いくださいと書いてありますね。
一応トイレもあるし泊まるにはいいでしょう

子供連れならその辺りで引き返すのが懸命ですね。でもイブネまで行けず残念だろうなぁ~
あの天気ではねえ。私らもよっぽどそこでやめようかと思いました。

御池の翌日は答えますね。甲津畑からイブネなら楽そうにみえますがそうは問屋が卸さない
この日はラッセルもなくてルンルンと行けると思っていたのでした。甘かった!

単独だとこれは焦りますね。
電池が少なくなると一時的に誤作動を起こすこともあるようです。

落忍さんが書いてくれていますが、寒さと電池の関係についてもう少し注意しないと
いけないなあと思いました。

雪ピが出来ていたのかな?
写真に撮らなかったけど雪庇もありました。イブネの尾根で見るとは
思いませんでした。

厳しい登りだっただけに感慨ひとしおですね
無雪期は登頂できるのが当たり前という感じで喜びが少ないですが、
こういう状況だとうれしい。なんだか変なモンです。わざわざ苦労しに行っている。

安い手袋だとこういう天気の時は大変です。
私は最近インナーを厚手のものにしました。ちょっと動きが悪いけど寒さに対して
強くなったのはありがたい

こういう天気でも皆と登ると楽しいですね。
冬山は特に人がいると心強いし楽しいですね
Kasaya
副館長
記事: 242
登録日時: 2013年2月11日(月) 16:26

Re: 【鈴鹿】イブネは寒かった

投稿記事 by 副館長 »

イブネ、寒かったですね。よく登頂できたものだと思いました。

>そして風も強い中で不意に人の声がして前方の雪の壁の上に人影が現れる。
装備はしっかりしているがずいぶん小さい人だ。良く見れば女の子である。エッと思ったらまた別の女の子そしてその後ろから
大きなお父さんらしき人が現れる。聞けば7歳と10歳で昨夜は途中の小屋に泊まったそうだ。子供はこの風雪をまるで苦にしていない
感じ。背中には3人分のヒップソリもしょっている。

ピッケルもワカンもザックに付いていました。すごい子供たち。風雪の中で、すごく楽しそうでした。

>もうトレースがなくなった中、高みを目指す。膝まで埋まるラッセルだ。昨日も御池でラッセルをしたのでこれは
かなり応える。途中で広い雪原に出た。

ちょっとだけ行ってみようかという感じで、結局頂上まで行ってしまいましたね。

>そしてまだもう少しと思っていたら先頭が突然停まる。ウン?標識のある頂上に
ついた。やったね!登頂だ。周りは何も見えないが確かに見覚えのあるところ。普段天候に恵まれれば登頂はさほど難しくない。

確か、頂上はこんな木の前だったなと思って探したら、小さな看板を見つけました。とにかく早く帰りたかったです。

>思いのほか時間がかかったが面白い山行となった。ひとりだったら絶対引き返しているなあというのが一致した意見だった。
貴重な経験でした。八ヶ岳の天狗岳の方が天気良かったかも。でも西穂で遭難もあった日だったので、やめといてよかったのかな。
メジャーな山が好きなK氏がよく来てくれました。楽しかったです。
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【鈴鹿】イブネは寒かった

投稿記事 by Kasaya »

落第忍者さん こんばんは

大変な天候の日に甲津畑からイブネを目指されるとは、素晴らしいカルテットですね。
カルテットって何?と思ったら4人組のことを言うんですね。この組み合わせでいろいろ登りましたが
今回が一番天候が悪かったですね。普通なら登る前にやめちゃってるんですが。

冬の八ヶ岳なんて私には想像すら出来ない世界ですが、それに比べると大したことは無いのでしょうか?
私も実は行ったことがない。連れて行ってもらうつもりでしたが、この天気では行かなくてよかったかな

ヤマレコで有名なutaotoファミリーと遭遇されたようですね。
お父さんが面白おかしくレポされていますが、あの姉妹の実力は相当なものだと感心しています。
お姉ちゃんなんて普通に14キロくらい担ぐそうですから。

検索したらその日のレポが出てきました。有名な人たちだったのですね。あの吹雪の山で小さな子供に遭遇。
びっくりでした。でもレポを見るといろいろ人が入っていたようですね。
私はカメラもGPSも単三乾電池仕様ですから、冬はエネループプロかエナジャイザー(リチウム)を使うことにしています。
従来のエネループと比べて、エネループプロは低温特性がアップしているらしいですが、それでも電池残量警告が出ることがしょっちゅうです。
GPSでは使えない技ですが、カメラの場合は電池の頭やお尻をこすったり、2本の位置を入れ替えることで復活することもあります。
グローブをしたままでこれくらいの操作は何とか出来るようになりましたよ。

さすがメカに強い落ち忍さん。いろいろ詳しいですね。今回のは少し反省。でも家に帰って電圧をみたら定格1.2Vに対し1.35V程度ありました。私のは充電式のニッケル水素電池。寒さとの関係をちょっと調べる必要が
あるなあと実感しました。

Kasaya
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【鈴鹿】イブネは寒かった

投稿記事 by Kasaya »

ハリマオさん こんばんは

【山域】鈴鹿 イブネ
なかなか精力的ですね。家で寝てりゃあ苦労もせずに済むんですけど(^◇^)

まったくもってその通り。ヤブコギネット参加者にそんなこといってもしょうがないけど。

【コース】甲津畑 鳴き野橋8:40---10:13蓮如上人の小屋---11:37杉峠---13:20イブネ---14:00杉峠---16:35駐車地
なるほど甲津畑からでしたか。イブネというと反射的に朝明からと思ってしまいます。

千種街道なら、楽勝と思ってました。

トンネルができる前から冬でも峠越えをしていました。スタックして2時間雪かきをして
冬季閉鎖はしていなかったのですか?以前は自己責任で通していたのでしょうか

仰せの通りですね。下山の井戸谷は嘘のように無風でした。
しかし北の頭や山頂は暴風の地吹雪で鳥居につかまっていないと吹き飛ばされそうでした。

御在所の本谷に入ったときも風はなかったですねえ。こういう冬型の強いときは三重県側の谷が正解かなあ
入道の頂上はさえぎるものがないから強いですね。入道へ行くといつも奥の院まで行って休憩しています。
あそこは樹木に囲まれていますから。

ところで先日の北海道の地吹雪はすごかったですね。下界の道路で遭難するんだから。

ホント。少々の暴風には慣れているはずの人たちがやられるんですから。本州の人だったらもっと遭難者が
出たでしょう

お父さんもお父さんやねえ。まあ子どもたちは強くなるでしょうが、何かあったら非難の的です。
しかし楽しそうでしたよ。ヤマレコにレポが載ってました。

そらそうや(^◇^) ええ大人が雁首そろえて杉峠以下で引き返す訳にはいきませんわなあ。
とりあえずの目標。でも峠の小屋に入ることができたらきっとそこで終わっていたと思う。

方向的には三重県側だけど、そこも滋賀県。細かいこと言うなって?(^◇^)
鋭い御指摘!あそこは県境ではなかったですね。ニュアンスだけ汲み取ってください。

GPSを持つようになると、使えない時の不安が増しますね。
雪山では知らず知らずのうちに頼るようになっていきます。私も予備の電池を持っていきます。

予備の電池も思うように作動しなかった。ちょっと点検をサボりすぎた感があります。

風裏でもけっこう大変だったでしょう。
意外と平気でした。2名は山専ボトルでカップラーメンでしたが、私は普通に作っていたので
待たせてしまいましたが。皆結構強い人でした。

私らもアセビ林に逃げ込んでランチにしましたが、手がかじかむし、湯がなかなか湧かないので
結局ツェルトを張りました。

入道でもすごい状況のようですね

おめでとさんです。連チャンお疲れ様。でも自分の意思で行くのだから、疲れたなんて言えませんわな。
私 「あー、今日は雪が深くて疲れたわ」
嫁 「誰も行ってくれって頼んでないんだけど」

返す言葉がありません「......」

Kasaya
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 【鈴鹿】イブネは寒かった

投稿記事 by ふ~さん »

kasayaさん、おはようございます。確かに、この日は寒い一日でしたね。かなり雪も降りましたが、これだけ人数に恵まれると心強いですね。
そして風も強い中で不意に人の声がして前方の雪の壁の上に人影が現れる。
装備はしっかりしているがずいぶん小さい人だ。良く見れば女の子である。エッと思ったらまた別の女の子そしてその後ろから大きなお父さんらしき人が現れる。聞けば7歳と10歳で昨夜は途中の小屋に泊まったそうだ。子供はこの風雪をまるで苦にしていない感じ。背中には3人分のヒップソリもしょっている。元気だねえ。
なかなか逞しいですね。ひょっとして長靴登山だったのでしょうか。私も子供に長靴履かせて、雪が入らないようにガムテープで隙間を覆って登ったことがあります(^_-) この寒い中、大人なら長靴では足先が冷たくなって耐えられませんよね。
ただここでアクシデント。自分のGPSが電圧低下の表示とともに動かなくなってしまった。通常なら十分持つはずなのに、寒さで電池寿命が短くなったか。幸い副館長のGPSもあり現在位置に特定には困らない。そのまま風の少ないところに進み電池交換したがこれも電圧低下で使えない。そんな馬鹿な!放電してしまったのか。電池を入れなおしたりしていると何とか復活。手で持っていると大丈夫のようだ。寒さが原因なのだろうか。厳しい状況でGPSが使えなくなったら致命傷である。怖ー!
GPSはそんな危険性と隣り合わせですね。GPSがあるから悪条件でも突っ込んでしまう、という状況も良し悪しでしょうね。便利な道具ですが、頼りすぎるとトラブった時に恐いです。これはどんな道具についても言えます。私もGPSは常にザックの雨蓋に入れて見ないように努力しています。(^^;)
でも方向も見失いそうになるこの悪天の中での登頂はことのほかうれしい。皆で登頂を喜び合うが次の瞬間、気分はみな即下山モード。何とか記念写真を撮って引き返すことにする。
初志貫徹で良かったですね。おめでとうございます!
思いのほか時間がかかったが面白い山行となった。ひとりだったら絶対引き返しているなあというのが一致した意見だった。

Kasaya
チーム山行の強みです。厳冬期、雪のイブネ。さぞ達成感があったことでしょうね。お疲れさま。

 ふ~さん
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【鈴鹿】イブネは寒かった

投稿記事 by Kasaya »

kitayama-walkさん、こんばんは

私も、この日、クロオさんと一緒に奥美濃のトガスに登ろうと計画していました。
クロオさん経由で誘っていただいたのですが、イブネ山行とぶつかってしまいました。

私とクロオさんは、この日、夜叉龍神社で待ち合わせをしたのですが、風雪強く、とてもトガスに登ろうという気にならなかった
トガスはここより北だから荒れてるかなあ。登っているかなあと思ってました。

甲津畑からイブネもしんどいだろうなと思いながら、果た
してkasayaさんは登ったのかな?と。

同じことを思ってましたね。
実際に登られたんですね。なかなか雪中行軍だったようですね。お疲れ様でした。
荒れているとはいえ良く知っている鈴鹿なので何とか行けました。ほかの山域なら即下山です。

本谷や藤内沢であれば降雪もOKという感じでしたね。
三重県側の谷筋はこんな天候のときは良いようですね。

またいい山にお誘いください。

Kasaya
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【鈴鹿】イブネは寒かった

投稿記事 by Kasaya »

副館長さん どうもです
私へのレスは初めてですね。

イブネ、寒かったですね。よく登頂できたものだと思いました。
風がきつい印象でした。普段痛くなる指先が痛くないのは不思議。でもGPSが気温のせいか
動かなくなったのは大誤算でした。

ピッケルもワカンもザックに付いていました。すごい子供たち。風雪の中で、すごく楽しそうでした。
ピッケルも持ってました?気づかなかった。ワカンは知ってたけど。やっぱりすごい

ちょっとだけ行ってみようかという感じで、結局頂上まで行ってしまいましたね。
私は杉峠を越えて歩み始めたときに絶対登頂するぞという気分になってました。

確か、頂上はこんな木の前だったなと思って探したら、小さな看板を見つけました。とにかく早く帰りたかったです。
あの天気ではね。記念写真も傾いていました。

貴重な経験でした。八ヶ岳の天狗岳の方が天気良かったかも。でも西穂で遭難もあった日だったので、やめといてよかったのかな。
八ヶ岳の状況は分かりませんが、風は間違いなく強かったでしょう。またリベンジですね

メジャーな山が好きなK氏がよく来てくれました。楽しかったです。
このヤブコギも見てくれているといいのですが。

Kasaya
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【鈴鹿】イブネは寒かった

投稿記事 by Kasaya »

ふーさん こんばんは

なかなか逞しいですね。ひょっとして長靴登山だったのでしょうか。私も子供に長靴履かせて、雪が入らないようにガムテープで隙間を覆って登ったことがあります(^_-) この寒い中、大人なら長靴では足先が冷たくなって耐えられませんよね。
良く見てませんが、たぶん登山靴。副館長によるとピッケルも持っていたそうですから、装備的には
おそらくしっかりしていたろうと思います。

GPSはそんな危険性と隣り合わせですね。GPSがあるから悪条件でも突っ込んでしまう、という状況も良し悪しでしょうね。便利な道具ですが、頼りすぎるとトラブった時に恐いです。これはどんな道具についても言えます。私もGPSは常にザックの雨蓋に入れて見ないように努力しています。(^^;)
なるほど。私はかなり頼っているなあ。現在地を地図で特定しても念のために見てしまいます。
道間違いは最小限にしないと...登り返す体力、気力、時間をセーブしたいと思ってます。
ただGPSは動かなくなるかもということは念頭に入れておくべきですね。

チーム山行の強みです。厳冬期、雪のイブネ。さぞ達成感があったことでしょうね。お疲れさま。
冬場は特にチーム力を感じますね。ラッセルは一人でやるのは辛いですが、皆がいれば乗り越えられるし。

またよろしくです。

Kasaya



 
グー(伊勢山上住人)
記事: 2227
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
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Re: 【鈴鹿】イブネは寒かった

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

20110924-11.jpg

Kasayaさん、こんばんは。ちょっとお邪魔させて。

風も強い中で不意に人の声がして前方の雪の壁の上に人影が現れる。
装備はしっかりしているがずいぶん小さい人だ。良く見れば女の子である。エッと思ったらまた別の女の子
ヤマレコで有名なutaotoファミリーと遭遇されたようですね。


えっ? ひょっとして・・・ と検索をして、辿ってみると

2011年9月24日にナズナさんに武奈ヶ岳に連れてってもらった時に会った女の子ですがな。
あの時もしっかりと山と向き合っていました。
「登山靴を1年で履き潰してしまうので、上の子のお下がりを下の子へ回せない」
とのお話でした。
休憩していたら追いつかれ、山頂に着いた時にはモウお昼を食べていました。
「遅かったね」って言われちゃいました~。

お父さん、上手に育ててみえますね。
コータローもこんな男の子に育っているだろうか?

Kasayaさんへのレスで無くってゴメンね。

                    グー(伊勢山上住人)
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【鈴鹿】イブネは寒かった

投稿記事 by Kasaya »

グーさん おはようございます。

この日の山行をヤマレコで見つけました 

http://www.yamareco.com/modules/yamarec ... om_order=0

靴もしっかりしたものを履いているようだし、実に楽しそう。
元気さが伝わってきます。

イヤーすごい!
Kasaya
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