【奥美濃】雷倉山裾徘徊

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山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

【奥美濃】雷倉山裾徘徊

投稿記事 by 山日和 »

【日 付】2013年2月23日(土)
【山 域】奥美濃 雷倉山裾
【天 候】曇り時々晴れ時々小雪
【コース】駐車地8:00---8:45尾蔵谷出合---10:40 P698.1m手前林道 12:20---13:05尾蔵谷出合---13:50駐車地

 速度規制で渋滞している名神を関ヶ原で降りた。午前0時を回ったところ。激しく雪が降り続いて前がちゃん
と見えない。ヘッドライトを消してフォグランプだけにするとなんとか視界が確保されて走ることができた。
ヘッドライトの光が雪に乱反射して目の前が真っ白になっていたのだ。対向するトラックは速度も落とさずに走
っている。この視界でよく走れるものだ。
 この雪は朝まで降るらしい。これでは新雪のラッセルで思い描いたコースは覚束ないだろう。鈴鹿へ転進しよ
うかとも思ったが、思いとどまって藤橋の道の駅に着いた。朝目が覚めてから身の振り方を考えるか。

[attachment=4]P1110689_1.JPG[/attachment]
 朝が来た。雪は止んでいる。町の方向は空が幾分明るさを取り戻していた。はっきりしない天気だがとりあえ
ず行ってみよう。
先月の天狗山スノー衆の取付き点の親谷橋を過ぎ、藤橋城へ。城といってもプラネタリウムがある偽物の城もど
きである。奥のキャンプ場の駐車場に車を止めた。
 徳山ダムが完成してからも、この近辺ではやたら工事が行われている。ここにも仮設の事務所があったりして、
工事用に除雪されているようだ。
揖斐川上流へ続く左岸の林道は当然除雪されておらず、すぐにスノーシュー装着となった。沈みはそれほどでも
ないので楽だが、雪が無いよりはペースが上がらない。
川の蛇行に合わせて山の端を回り込んで尾蔵谷の出合手前の堰に着いた。なんと除雪された道路が目の前にある。
対岸の旧国道が工事用に除雪され、仮設の橋でこちらに渡れるようになっていた。一瞬ガーンときたが、仮設橋
は工事関係者以外通行禁止のロープが張ってあったのでホットした。
 広い尾蔵谷の出合は工事の土捨て場となっており、あちこちに雪に覆われた山ができていた。この頃には時々
薄日が差し始めて、見上げる山の尾根筋にはブナだろうか、美しい林の連なりが望まれる。

[attachment=3]P1110701_1.JPG[/attachment]
 土捨ての山らしき雪の盛り上がりに足を踏み入れた。目指す尾根はすぐそこだ。
尾根の末端近くはややヤブっぽいが、すぐに雑木の疎林となり歩きやすい。早速急登が始まった。スノーシュー
の沈みはふくらはぎからヒザ下あたり。雪があまり重くないのが救いだ。汗だくになって高度を上げる。

 徐々にブナが現われ始めた尾根から振り返ると、ミノマタから鏡山あたりの尾根が新雪に覆われて輝いていた。
左手には徳山湖の湖面が見える。静かなはずの尾根だが下から工事の音が盛んに聞こえてやや興醒めである。
まあ、スキー場の音楽よりはマシか。

 傾斜が緩んで698.1m三角点の台地に着いた。風のないところで休憩しようと右手に入ると地図にない林道が上
がって来ていた。これまた興醒めだが休憩にはお誂え向きだ。本当なら風がなければ感じのいいブナ林が広がる
尾根上でひと息入れたいところだが。
取付きからの標高差は470m。雷倉山頂までの半分を稼いだことになる。さて、どれぐらい進んだかと地図を広げ
て愕然とした。まだ取付きから五分の一ぐらいしか進んでいない・・・。
これではとても山頂に辿り着けない。トレーニングのためにも行ける所まで頑張ろうと出発。右上には雷倉から
花房山への稜線が高い。本当はあそこへ行くはずだった・・・。
[attachment=2]P1110723_1.JPG[/attachment]
 林道が上がって来ているだけあって、右半分は完全に植林帯となった。やや細くなった尾根は一旦下りに入り、
雪の量も増えてヒザ程度となる。ここで晴れていた空はにわかに明るさを失い、小雪まで舞い始めた。
途端にやる気を失う。やめた。今日はこんな天気の繰り返しのようだ。
 
 踵を返して先ほどの休憩地まで戻る。同じ場所で荷物を広げてランチの準備だ。まったく役に立つ林道である。
ビールに鍋と、いつものルーティンをこなし、しることコーヒーのために湯を沸かしていたところでコッフェル
をひっくり返してしまった。ガッデム!!仕方がない。もうやることもないので下山するしかない。
 件の土捨て場へ下りるちょっとした段差を滑り降りようとしてスノーシューが引っ掛かり、頭から一回転して
しまった。上村愛子のようにエアを決めるのは難しく、アクロバチックな体形で雪に刺さったスノーシューを抜
こうともがくのみ。とても人には見せられない醜態である。
なんとか脱出して河畔の道路に出たら空は完全に晴れ上がってしまった。まあ、こんなもんだろう。

[attachment=1]P1110736_1.JPG[/attachment]
 予想もしなかった早い下山なので、いつもはできないこともやってみよう。
まずは徳山ダムへ向かう。道路は除雪されており、ダムまでは入ることができた。ところがダムを見渡す展望台
へ上がるにはラッセルが必要だった。今更靴を履き替える気もないのでダム本体は見られず終いだった。
ならば温泉だ。藤橋の道の駅へ戻ると徳山村の民族資料収蔵庫がまだ開いていた。ここが開館している時間に下
山するなんてあり得ないことなので、せっかくのチャンスと300円也を払って見せてもらうことにする。
 スリッパに履き替えて中に入ると想像していたのとはまったく違う、夥しい数の民具の山があった。
山仕事の道具やら機織りの機械、木の臼、篭、その他諸々。塚、櫨原、山手、本郷(徳山)、上開田(かいでん)、
下開田、戸入(とにゅう)、門入(かどにゅう)という徳山村の八つの集落に暮らしていた人々の歴史があった。その
道具のひとつひとつにそれぞれの地区名と持ち主の名前が付けられていた。
こういう類の資料館には申し訳程度の民具が展示されているのが普通だが、ここの展示は違う。その物量と、ひ
とつひとつに付けられた戸籍とも言うべき名札に在りし日の姿を感じて圧倒される。まさに徳山の人々の生活そ
のものが展示されていると感じた。
 そしてこの展示の説明を見て初めて知ったことがある。鈴鹿などでもよくある「コバ」という地名についてだ。
説明によると、丸太を切り出して板にする作業を「木挽き」という。その作業場をコバと呼ぶそうだ。
意味もわからず、なんとなく山の中のちょっと開けた場所を「OOのコバ」と呼んだりしていたが、そういう意
味があったのか。

 暖房の入っていない展示室を出て温泉で体を温めよう。先月のスノー衆に続いて今年2回目の藤橋の湯である。
時間も早いせいか空いている。
ゆっくりと温泉を楽しんだ後は併設のレストランで早めの夕食だ。ふじはし健康御膳というのを頼んだが、食べ
切れないほどのボリュームだった。夕食を食べ終わっても外はまだ明るい。たまにはこういうのもいいもんだ。
 以前、天狗山を目指したはずなのに、気が付いたら坂内の道の駅でモーニングサービスを食っていたという怪
挙を達成したことがあるが、それに比べればマシというものだろう。

                  山日和
添付ファイル
P1110753_1.JPG
P1110736_1.JPG
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P1110689_1.JPG
兔夢
記事: 624
登録日時: 2011年2月24日(木) 23:12

Re: 【奥美濃】雷倉山裾徘徊

投稿記事 by 兔夢 »

山日和さん、こんばんは。

【コース】駐車地8:00---8:45尾蔵谷出合---10:40 P698.1m手前林道 12:20---13:05尾蔵谷出合---13:50駐車地

こちらから雷倉を狙うとは。山日和さんらしいと言っていいのか、らしくないと言っていいのか。
徳山ダム関連の工事等々でこのあたりは殺伐とした感じだと思うんですが。

午前0時を回ったところ。激しく雪が降り続いて前がちゃん
と見えない。


夜中に雪が降ってたんですね。自宅で朝、車に雪が載ってたので吃驚しました。

徳山ダムが完成してからも、この近辺ではやたら工事が行われている。ここにも仮設の事務所があったりして、
工事用に除雪されているようだ。


とりあえず、徳山ダムを水力発電に使おうという工事が盛んですね。鉄塔やら変電所やら一昨年辺りから色々工事してるみたいです。原発が縮小する中で徳山ダムは生きる道を見つけたみたいです。

まあ、スキー場の音楽よりはマシか。

僕はスキー場の喧噪の方がいいです。工事の音は破壊の音のようで怖い…

本当なら風がなければ感じのいいブナ林が広がる
尾根上でひと息入れたいところだが。


ブナ林が広がってるんですね。行ってみようかな。

右上には雷倉から
花房山への稜線が高い。本当はあそこへ行くはずだった・・・。


花房山から雷倉をやられるつもりだったんですか。すごい。
因みに僕がスノーシュー購入を考えている理由は小津から雷倉に登り花房山、小津権現と回って小津に下りる縦走をしてみたいからです。一日で回る速力はないのでテン泊で。

ここで晴れていた空はにわかに明るさを失い、小雪まで舞い始めた。
途端にやる気を失う。やめた。今日はこんな天気の繰り返しのようだ。


大日ケ岳でも振ったり止んだり、陽が差したりの天気でした。

しることコーヒーのために湯を沸かしていたところでコッフェル
をひっくり返してしまった。ガッデム!!


メインをひっくり返さなくてよかったですね。

件の土捨て場へ下りるちょっとした段差を滑り降りようとしてスノーシューが引っ掛かり、頭から一回転して
しまった。上村愛子のようにエアを決めるのは難しく、アクロバチックな体形で雪に刺さったスノーシューを抜
こうともがくのみ。とても人には見せられない醜態である。


みごと笑ってしまいました…

道路に出たら空は完全に晴れ上がってしまった。まあ、こんなもんだろう。

よくある事で…

こういう類の資料館には申し訳程度の民具が展示されているのが普通だが、ここの展示は違う。その物量と、ひ
とつひとつに付けられた戸籍とも言うべき名札に在りし日の姿を感じて圧倒される。まさに徳山の人々の生活そ
のものが展示されていると感じた。


建物の外観はしってましたが展示内容は全く知りませんでした。行く価値ありですね。

そしてこの展示の説明を見て初めて知ったことがある。鈴鹿などでもよくある「コバ」という地名についてだ。
説明によると、丸太を切り出して板にする作業を「木挽き」という。その作業場をコバと呼ぶそうだ。
意味もわからず、なんとなく山の中のちょっと開けた場所を「OOのコバ」と呼んだりしていたが、そういう意
味があったのか。


幼い頃、山に暮らしていた所為なのか「コバ」の意味はなんとなく知ってました。だからみなさんが「コバ」って読んでるところは昔は木材が積まれて作業がされてたんだろうなと思ってました。「コバ」って「木場」ですよね。たぶん…

ゆっくりと温泉を楽しんだ後は併設のレストランで早めの夕食だ。ふじはし健康御膳というのを頼んだが、食べ
切れないほどのボリュームだった。夕食を食べ終わっても外はまだ明るい。たまにはこういうのもいいもんだ。


たまにはいいですね。こういうのも。まあ僕の場合はもっと頻度高いけど。

          兔夢

ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 【奥美濃】雷倉山裾徘徊

投稿記事 by ふ~さん »

山日和さん、おはようさんです。
相当に雪が深そうですね。
私も、先週末は孤独なラッセルの果てに、珍しく筋肉痛に苦しみました。
傾斜が緩んで698.1m三角点の台地に着いた。風のないところで休憩しようと右手に入ると地図にない林道が上がって来ていた。これまた興醒めだが休憩にはお誂え向きだ。
この付近はかなり林道に蹂躙されてますね。それが植林とワンセットになっていたりすると興ざめです。
右上には雷倉から花房山への稜線が高い。本当はあそこへ行くはずだった・・・。
まだまだ目的地には遠そうですねぇ。遥か見上げる距離となると、今回はトレーニング兼下見山行と言ったところでしょうか。下山後にはアバンチュールでも楽しめそうですね。
 ここで晴れていた空はにわかに明るさを失い、小雪まで舞い始めた。
途端にやる気を失う。やめた。今日はこんな天気の繰り返しのようだ。
私も先週末、かなり雪に降られました。天気予報ではもっとずっとマシだったのに。それでも一瞬、雪雲から青空がのぞくと、ハッとするほど美しい世界にいることに気づかされます。
 
 しることコーヒーのために湯を沸かしていたところでコッフェル
をひっくり返してしまった。ガッデム!!仕方がない。
あ~、やっちゃいましたね。まぁ、火傷しなければよしとしましょう。人には言えぬプライベートで火傷してばかりなのに、趣味の世界でも火傷しててはいけませんからね。(~o~)
もうやることもないので下山するしかない。
ヤケクソで昼寝すれば良かったのに(^O^)
 藤橋の道の駅へ戻ると徳山村の民族資料収蔵庫がまだ開いていた。ここが開館している時間に下
山するなんてあり得ないことなので、せっかくのチャンスと300円也を払って見せてもらうことにする。
 スリッパに履き替えて中に入ると想像していたのとはまったく違う、夥しい数の民具の山があった。
山仕事の道具やら機織りの機械、木の臼、篭、その他諸々。塚、櫨原、山手、本郷(徳山)、上開田(かいでん)、
下開田、戸入(とにゅう)、門入(かどにゅう)という徳山村の八つの集落に暮らしていた人々の歴史があった。その
道具のひとつひとつにそれぞれの地区名と持ち主の名前が付けられていた。
藤橋城前の民家跡にもかなりの民具が残されているんですよ。いかにも日常の生活が断たれる形で離村したので、まだまだ保存状態の良い民具が一杯残っていたのでしょう。
 以前、天狗山を目指したはずなのに、気が付いたら坂内の道の駅でモーニングサービスを食っていたという怪挙を達成したことがあるが、それに比べればマシというものだろう。
次回はそれを上回る怪挙(!)を期待しますよ。(^_-)

 ふ~さん
                 
アバター
わりばし
記事: 1767
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【奥美濃】雷倉山裾徘徊

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、山日和さん。

 土捨ての山らしき雪の盛り上がりに足を踏み入れた。目指す尾根はすぐそこだ。
尾根の末端近くはややヤブっぽいが、すぐに雑木の疎林となり歩きやすい。早速急登が始まった。スノーシュー
の沈みはふくらはぎからヒザ下あたり。雪があまり重くないのが救いだ。汗だくになって高度を上げる。

新雪で結構もぐってますねえ。
こりゃ大変だ。


 傾斜が緩んで698.1m三角点の台地に着いた。風のないところで休憩しようと右手に入ると地図にない林道が上
がって来ていた。これまた興醒めだが休憩にはお誂え向きだ。本当なら風がなければ感じのいいブナ林が広がる
尾根上でひと息入れたいところだが。
取付きからの標高差は470m。雷倉山頂までの半分を稼いだことになる。さて、どれぐらい進んだかと地図を広げ
て愕然とした。まだ取付きから五分の一ぐらいしか進んでいない・・・。
これではとても山頂に辿り着けない。トレーニングのためにも行ける所まで頑張ろうと出発。右上には雷倉から
花房山への稜線が高い。本当はあそこへ行くはずだった・・・。

新雪のおかげで目論見どうりにはいきませんね。
雷倉から花房山への稜線は眺めがいいのですが・・・


 林道が上がって来ているだけあって、右半分は完全に植林帯となった。やや細くなった尾根は一旦下りに入り、
雪の量も増えてヒザ程度となる。ここで晴れていた空はにわかに明るさを失い、小雪まで舞い始めた。
途端にやる気を失う。やめた。今日はこんな天気の繰り返しのようだ。

天候って大きいですよね。
私も小雪が舞い始めたのと雪雲でショートコースに変えました。
:mrgreen:
 
 踵を返して先ほどの休憩地まで戻る。同じ場所で荷物を広げてランチの準備だ。まったく役に立つ林道である。
ビールに鍋と、いつものルーティンをこなし、しることコーヒーのために湯を沸かしていたところでコッフェル
をひっくり返してしまった。ガッデム!!仕方がない。もうやることもないので下山するしかない。

これが決めてですね。
もういいやって気分になります。


 件の土捨て場へ下りるちょっとした段差を滑り降りようとしてスノーシューが引っ掛かり、頭から一回転して
しまった。上村愛子のようにエアを決めるのは難しく、アクロバチックな体形で雪に刺さったスノーシューを抜
こうともがくのみ。とても人には見せられない醜態である。
なんとか脱出して河畔の道路に出たら空は完全に晴れ上がってしまった。まあ、こんなもんだろう。

山日和さんの醜態を目の前で見たいものです。
冬の天気はこんなもんですかね。


 予想もしなかった早い下山なので、いつもはできないこともやってみよう。
まずは徳山ダムへ向かう。道路は除雪されており、ダムまでは入ることができた。ところがダムを見渡す展望台
へ上がるにはラッセルが必要だった。今更靴を履き替える気もないのでダム本体は見られず終いだった。
ならば温泉だ。藤橋の道の駅へ戻ると徳山村の民族資料収蔵庫がまだ開いていた。ここが開館している時間に下
山するなんてあり得ないことなので、せっかくのチャンスと300円也を払って見せてもらうことにする。
 スリッパに履き替えて中に入ると想像していたのとはまったく違う、夥しい数の民具の山があった。
山仕事の道具やら機織りの機械、木の臼、篭、その他諸々。塚、櫨原、山手、本郷(徳山)、上開田(かいでん)、
下開田、戸入(とにゅう)、門入(かどにゅう)という徳山村の八つの集落に暮らしていた人々の歴史があった。その
道具のひとつひとつにそれぞれの地区名と持ち主の名前が付けられていた。
こういう類の資料館には申し訳程度の民具が展示されているのが普通だが、ここの展示は違う。その物量と、ひ
とつひとつに付けられた戸籍とも言うべき名札に在りし日の姿を感じて圧倒される。まさに徳山の人々の生活そ
のものが展示されていると感じた。

ここすごいですよね。
民具の倉庫って感じです。

雪の季節の運搬道具
雪の季節の運搬道具
IMG_4769.jpg (57.28 KiB) 閲覧された回数 2564 回
 そしてこの展示の説明を見て初めて知ったことがある。鈴鹿などでもよくある「コバ」という地名についてだ。
説明によると、丸太を切り出して板にする作業を「木挽き」という。その作業場をコバと呼ぶそうだ。
意味もわからず、なんとなく山の中のちょっと開けた場所を「OOのコバ」と呼んだりしていたが、そういう意
味があったのか。

なるほど、鈴鹿も同じような意味で本来は使っていたのでしょうね。
ヒルコバにしてもセキオノコバにしても納得できる場所です。


 暖房の入っていない展示室を出て温泉で体を温めよう。先月のスノー衆に続いて今年2回目の藤橋の湯である。
時間も早いせいか空いている。
ゆっくりと温泉を楽しんだ後は併設のレストランで早めの夕食だ。ふじはし健康御膳というのを頼んだが、食べ
切れないほどのボリュームだった。夕食を食べ終わっても外はまだ明るい。たまにはこういうのもいいもんだ。
 以前、天狗山を目指したはずなのに、気が付いたら坂内の道の駅でモーニングサービスを食っていたという怪
挙を達成したことがあるが、それに比べればマシというものだろう。

また違った楽しみ方ができてよかったですね。
次回のスノー衆、神通力が通じるかなあ?
                                
                                                       わりばし             
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山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【奥美濃】雷倉山裾徘徊

投稿記事 by 山日和 »

兔夢ちゃん、どうもです。

こちらから雷倉を狙うとは。山日和さんらしいと言っていいのか、らしくないと言っていいのか。
徳山ダム関連の工事等々でこのあたりは殺伐とした感じだと思うんですが。


まあ、らしいとも言えるしらしくないとも・・・
本来のプランのためにはこちらからでないとダメだったんですわ。
しかしいつまで工事が続くんですかねえ。驚きました。

夜中に雪が降ってたんですね。自宅で朝、車に雪が載ってたので吃驚しました。

道の駅ではみぞれに変わったようで、ほとんど積もってませんでした。

とりあえず、徳山ダムを水力発電に使おうという工事が盛んですね。鉄塔やら変電所やら一昨年辺りから色々工事してるみたいです。原発が縮小する中で徳山ダムは生きる道を見つけたみたいです。

なるほど。天狗山北東尾根の鉄塔もそのひとつというわけやね。
計画当初の利水という目的を失ってもなお縮小もせずに作り続けたダムです。
出来上がってしまったからには何かの役に立たないとね。観光名所だけでは離村した人々に申し訳ないです。

僕はスキー場の喧噪の方がいいです。工事の音は破壊の音のようで怖い…

どっちもどっちですねえ。 :oops:

ブナ林が広がってるんですね。行ってみようかな。

いや、広がってるは言い過ぎでした。(^_^;) ブナがある程度にしといて下さいまし。

[attachment=1]P1110716_1.JPG[/attachment]
花房山から雷倉をやられるつもりだったんですか。すごい。
因みに僕がスノーシュー購入を考えている理由は小津から雷倉に登り花房山、小津権現と回って小津に下りる縦走をしてみたいからです。一日で回る速力はないのでテン泊で。


ずっと考えてたんですわ。雪が締まってれば十分やれるなと。
こちらから上がったのは下山が花房の北西尾根なら勝手知ったるルートで不安がないからです。

メインをひっくり返さなくてよかったですね。

その代わり、後で自分がひっくり返りました。

みごと笑ってしまいました…

しばらくは刺さったスノーシューが抜けずにまったく動けずであせりました。(^^ゞ

[attachment=0]P1110742_1.JPG[/attachment]
建物の外観はしってましたが展示内容は全く知りませんでした。行く価値ありですね。

こういうものに興味のある人なら必見ですね。

幼い頃、山に暮らしていた所為なのか「コバ」の意味はなんとなく知ってました。だからみなさんが「コバ」って読んでるところは昔は木材が積まれて作業がされてたんだろうなと思ってました。「コバ」って「木場」ですよね。たぶん…

兔夢ちゃんのお父さんなら昔はあそこに展示してたような道具を使ってたんやろね。

たまにはいいですね。こういうのも。まあ僕の場合はもっと頻度高いけど。

そうなの? 兔夢ちゃんは何が何でも登るイメージなんだけど。 :mrgreen:

             山日和
添付ファイル
鏡山あたりかな?
鏡山あたりかな?
いちおうブナ林
いちおうブナ林
アバター
山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【奥美濃】雷倉山裾徘徊

投稿記事 by 山日和 »

ふ~さん、どうもです。

相当に雪が深そうですね。
私も、先週末は孤独なラッセルの果てに、珍しく筋肉痛に苦しみました。


いや、下部は大したことないですわ。
ふ~さんはどこでもがいてたのでしょうか?

この付近はかなり林道に蹂躙されてますね。それが植林とワンセットになっていたりすると興ざめです。

小津三山の中で一番ひどいですね。高地谷の両岸もかなりのものですが。

[attachment=0]P1110712_1.JPG[/attachment]
まだまだ目的地には遠そうですねぇ。遥か見上げる距離となると、今回はトレーニング兼下見山行と言ったところでしょうか。下山後にはアバンチュールでも楽しめそうですね。

スタート時間と前日の降雪を考えたら下見に終わらざるを得ないところです。
しかしアバンチュールって? :shock:

私も先週末、かなり雪に降られました。天気予報ではもっとずっとマシだったのに。それでも一瞬、雪雲から青空がのぞくと、ハッとするほど美しい世界にいることに気づかされます。

降ってましたか。日曜だったのかな?
私も時々鏡を見て、ハッとするほど美しい自分に気付かされます。(^◇^)
 
あ~、やっちゃいましたね。まぁ、火傷しなければよしとしましょう。人には言えぬプライベートで火傷してばかりなのに、趣味の世界でも火傷しててはいけませんからね。(~o~)

昔まだ火が点いているバーナーを片付けようとしてやけどしたことはありますが・・・
アチチーアチーでしたわ。プライベートではステロイド塗ってるので大丈夫。(^^ゞ

ヤケクソで昼寝すれば良かったのに(^O^)

寒くて寝てられませんがな。昼寝してて凍死体で発見なんてシャレにもならんし。

藤橋城前の民家跡にもかなりの民具が残されているんですよ。いかにも日常の生活が断たれる形で離村したので、まだまだ保存状態の良い民具が一杯残っていたのでしょう。

そうでしたか。あそこなら旧藤橋村の民具かな?

[attachment=1]DVC00190_1.JPG[/attachment]
>以前、天狗山を目指したはずなのに、気が付いたら坂内の道の駅でモーニングサービスを食っていたという怪挙を達成したことがあるが、それに比べればマシというものだろう。

次回はそれを上回る怪挙(!)を期待しますよ。(^_-)


快挙狙いで山へ行くのもなあ・・・ :mrgreen:

            山日和
添付ファイル
P1110712_1.JPG
DVC00190_1.JPG
アバター
山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【奥美濃】雷倉山裾徘徊

投稿記事 by 山日和 »

わりばしさん、どうもです。

新雪で結構もぐってますねえ。
こりゃ大変だ。


さほどでもないんですが、こう書いとかないと挫折の言い訳にならないし・・・・

新雪のおかげで目論見どうりにはいきませんね。
雷倉から花房山への稜線は眺めがいいのですが・・・


スタート時点で目論見はあきらめてました。6時にはスタートしないとね。

[attachment=0]P1110734_1.JPG[/attachment]
天候って大きいですよね。
私も小雪が舞い始めたのと雪雲でショートコースに変えました。


私の場合もモチベーションメーターがEとFの間を行ったり来たりです。
 
>ガッデム!!仕方がない。もうやることもないので下山するしかない。

これが決めてですね。
もういいやって気分になります。


いや、ひっくり返す前からもういいやって思ってました。(^_^;)

山日和さんの醜態を目の前で見たいものです。
冬の天気はこんなもんですかね。


イメージが崩れるので・・・

ここすごいですよね。
民具の倉庫って感じです。


資料館ではなく「収蔵庫」と名付けられている所以ですね。

なるほど、鈴鹿も同じような意味で本来は使っていたのでしょうね。
ヒルコバにしてもセキオノコバにしても納得できる場所です。


木地師も絡んでいるのかな?

[attachment=1]DVC00189_1.JPG[/attachment]
また違った楽しみ方ができてよかったですね。
次回のスノー衆、神通力が通じるかなあ?


よかったのかどうなのか?(^_^;)
わりばしさんの陣痛力は強そうですよ。

           山日和
                                
                                                       
添付ファイル
取り付きの土捨て場
取り付きの土捨て場
DVC00189_1.JPG
アバター
柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【奥美濃】雷倉山裾徘徊

投稿記事 by 柳川洞吹 »

これはこれは、山日和のお代官さま ご機嫌麗しゅう。
亀屋萬年堂でございます。

【山 域】奥美濃 雷倉山裾

山頂にとらわれない、新機軸の試みですね。

 広い尾蔵谷の出合は工事の土捨て場となっており、あちこちに雪に覆われた山ができていた。この頃には時々
薄日が差し始めて、見上げる山の尾根筋にはブナだろうか、美しい林の連なりが望まれる。


ここは、そんなことになっとるのですか。

 徐々にブナが現われ始めた尾根から振り返ると、ミノマタから鏡山あたりの尾根が新雪に覆われて輝いていた。
左手には徳山湖の湖面が見える。静かなはずの尾根だが下から工事の音が盛んに聞こえてやや興醒めである。
まあ、スキー場の音楽よりはマシか。


どっちも勘弁してもらいたいけど、どちらかというと工事のほうがスキー場よりマシかな。
ここに「射撃場」の音が入ってきたら、どうなんじゃろ。

 取付きからの標高差は470m。雷倉山頂までの半分を稼いだことになる。さて、どれぐらい進んだかと地図を広げ
て愕然とした。まだ取付きから五分の一ぐらいしか進んでいない・・・。


遠いですね。

 ここで晴れていた空はにわかに明るさを失い、小雪まで舞い始めた。
途端にやる気を失う。やめた。


そうだ。
 やめだ。
  温泉だ。

 踵を返して先ほどの休憩地まで戻る。同じ場所で荷物を広げてランチの準備だ。
 まったく役に立つ林道である。


林道を小バカにしてはいけません。
実にお役立ちのインフラなのですよ、林道は。

 ビールに鍋と、いつものルーティンをこなし、しることコーヒーのために湯を沸かしていたところでコッフェル
をひっくり返してしまった。ガッデム!!仕方がない。もうやることもないので下山するしかない。


あれまあ、しることコーヒーは止めですか。
水源として、たくさん雪があるのに。
もしかして、PM2.5が降りかかってるかもしれない……と、嫌ったかな?

 件の土捨て場へ下りるちょっとした段差を滑り降りようとしてスノーシューが引っ掛かり、頭から一回転して
しまった。上村愛子のようにエアを決めるのは難しく、アクロバチックな体形で雪に刺さったスノーシューを抜
こうともがくのみ。とても人には見せられない醜態である。


アクロバットは得意でしょ。

 なんとか脱出して河畔の道路に出たら空は完全に晴れ上がってしまった。まあ、こんなもんだろう。

まあ、こんなもんです。

 予想もしなかった早い下山なので、いつもはできないこともやってみよう。

おっ、俄然面白くなってきたぞ。

 まずは徳山ダムへ向かう。道路は除雪されており、ダムまでは入ることができた。ところがダムを見渡す展望台
へ上がるにはラッセルが必要だった。今更靴を履き替える気もないのでダム本体は見られず終いだった。


なんだ、そこまでするつもりはなかったか。
話しは変わりますが、徳山会館の定食が安くて豪華だという話しをどこかで読んだことがあるので、
雪が融けたら食べにいってきます。

 ならば温泉だ。藤橋の道の駅へ戻ると徳山村の民族資料収蔵庫がまだ開いていた。ここが開館している時間に下
山するなんてあり得ないことなので、せっかくのチャンスと300円也を払って見せてもらうことにする。


わりばしさんみたい。

 スリッパに履き替えて中に入ると想像していたのとはまったく違う、夥しい数の民具の山があった。
山仕事の道具やら機織りの機械、木の臼、篭、その他諸々。塚、櫨原、山手、本郷(徳山)、上開田(かいでん)、
下開田、戸入(とにゅう)、門入(かどにゅう)という徳山村の八つの集落に暮らしていた人々の歴史があった。
その物量と、ひとつひとつに付けられた戸籍とも言うべき名札に在りし日の姿を感じて圧倒される。
まさに徳山の人々の生活そのものが展示されていると感じた。


ふ~ん、展示内容がなかなか充実してるんですね。
実はワシも、民俗資料館とか歴史博物館の類が好きなので、こんど行ってみます。

 そしてこの展示の説明を見て初めて知ったことがある。鈴鹿などでもよくある「コバ」という地名についてだ。
説明によると、丸太を切り出して板にする作業を「木挽き」という。その作業場をコバと呼ぶそうだ。
意味もわからず、なんとなく山の中のちょっと開けた場所を「OOのコバ」と呼んだりしていたが、そういう意
味があったのか。


兎夢さんが言われるように、コバは木場から来てるんでしょうね。

 ゆっくりと温泉を楽しんだ後は併設のレストランで早めの夕食だ。
 ふじはし健康御膳というのを頼んだが、食べ切れないほどのボリュームだった。


ほうー、値段はわかりませんが、きっとコスパがいいんでしょうなあ。
しかし、食べきれない健康御膳なんて……肥満御膳に改名したほうがいいんじゃないの?

 夕食を食べ終わっても外はまだ明るい。たまにはこういうのもいいもんだ。

こういうのって、やみつきになるでしょ。

 以前、天狗山を目指したはずなのに、気が付いたら坂内の道の駅でモーニングサービスを食っていたという怪
挙を達成したことがあるが、それに比べればマシというものだろう。


ワシも、以前にその話しを聞いてから、一度ここのモーニングを食べてやろうと思ってるのですが、
なぜか、いつも山登りできる時間に起きてしまうのです。
でも、今回いい計画ができました。
朝は坂内でモーニング食べて、午前中は徳山ダムの見学。
昼食は徳山会館で定食を食べて、午後は藤橋の民俗資料館を見学。
夕方、藤橋の湯に入って、夕食に健康(肥満?)御膳を食べて、ゆっくりと帰阪。
なかなかええぞ。(^^)

よい里旅を!
                    洞吹(どうすい)
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山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【奥美濃】雷倉山裾徘徊

投稿記事 by 山日和 »

洞吹さん、どうもです。

これはこれは、山日和のお代官さま ご機嫌麗しゅう。
亀屋萬年堂でございます。


おおっ、どうでもいい話のホームラン王のご登場ですか。

山頂にとらわれない、新機軸の試みですね。

いや、そうじゃなくて・・・

>広い尾蔵谷の出合は工事の土捨て場となっており、あちこちに雪に覆われた山ができていた。この頃には時々
薄日が差し始めて、見上げる山の尾根筋にはブナだろうか、美しい林の連なりが望まれる。

ここは、そんなことになっとるのですか。


すごい風景が展開してますよ。

[attachment=0]P1110703_1.JPG[/attachment]
どっちも勘弁してもらいたいけど、どちらかというと工事のほうがスキー場よりマシかな。
ここに「射撃場」の音が入ってきたら、どうなんじゃろ。


自衛隊の演習場もなかなかですよ。三重岳のてっぺんで饗庭野の演習場から轟く砲音にびっくりしたことがあります。

遠いですね。

そう。遠い・・・・

そうだ。
 やめだ。
  温泉だ。


洞吹さんがいたら結論も早い!!

林道を小バカにしてはいけません。
実にお役立ちのインフラなのですよ、林道は。


洞吹さんはよく林道に救われてますもんね。 :D

[attachment=2]P1110711_1.JPG[/attachment]
あれまあ、しることコーヒーは止めですか。
水源として、たくさん雪があるのに。
もしかして、PM2.5が降りかかってるかもしれない……と、嫌ったかな?


あっ、雪を融かすこと忘れてました・・・(^_^;)

アクロバットは得意でしょ。

体が硬いんでいけません。昔はまりこんだ雪の中で足が攣って悶絶したこともあります。

>予想もしなかった早い下山なので、いつもはできないこともやってみよう。

おっ、俄然面白くなってきたぞ。


山から下りると目が輝き出しますねえ。(^_^;)

なんだ、そこまでするつもりはなかったか。
話しは変わりますが、徳山会館の定食が安くて豪華だという話しをどこかで読んだことがあるので、
雪が融けたら食べにいってきます。


だって面倒くさいんだもん。
徳山会館のメニューは見ましたよ。

[attachment=1]P1110753_1.JPG[/attachment]
ふ~ん、展示内容がなかなか充実してるんですね。
実はワシも、民俗資料館とか歴史博物館の類が好きなので、こんど行ってみます。


ここの展示と言うか収蔵物は凄いです。

兎夢さんが言われるように、コバは木場から来てるんでしょうね。

そうでしょうね。いいないいなのコバは関係なさそうだけど。

ほうー、値段はわかりませんが、きっとコスパがいいんでしょうなあ。
しかし、食べきれない健康御膳なんて……肥満御膳に改名したほうがいいんじゃないの?


25種類の食材とか銘打ってました。でも食べ過ぎたら健康に悪いですねえ。

>夕食を食べ終わっても外はまだ明るい。たまにはこういうのもいいもんだ。

こういうのって、やみつきになるでしょ。


いや、まだ大丈夫。「たまには」です。

ワシも、以前にその話しを聞いてから、一度ここのモーニングを食べてやろうと思ってるのですが、
なぜか、いつも山登りできる時間に起きてしまうのです。
でも、今回いい計画ができました。
朝は坂内でモーニング食べて、午前中は徳山ダムの見学。
昼食は徳山会館で定食を食べて、午後は藤橋の民俗資料館を見学。
夕方、藤橋の湯に入って、夕食に健康(肥満?)御膳を食べて、ゆっくりと帰阪。
なかなかええぞ。(^^)


こりゃ凄い!! ギネス級の登山?コースです。 :mrgreen:

                 山日和
添付ファイル
P1110703_1.JPG
P1110753_1.JPG
P1110711_1.JPG
biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【奥美濃】雷倉山裾徘徊

投稿記事 by biwaco »

こんばんは~
昨年の雷サマを思い出しながら読ませてもらいました。
花房さんや雷サマの入り口の、藤橋城の駐車場端っこトイレは何回か使わせてもらいました。(~o~)

川の蛇行に合わせて山の端を回り込んで尾蔵谷の出合手前の堰に着いた。なんと除雪された道路が目の前にある。
対岸の旧国道が工事用に除雪され、仮設の橋でこちらに渡れるようになっていた。一瞬ガーンときたが、仮設橋
は工事関係者以外通行禁止のロープが張ってあったのでホットした。


新国道のトンネル手前くらいから進入路が降りてきてますね。川を渡るにはゲートをスルーせんといけないけど…。
尾蔵谷の土砂埋立地
尾蔵谷の土砂埋立地
P4190115.jpg (50.92 KiB) 閲覧された回数 2442 回
 傾斜が緩んで698.1m三角点の台地に着いた。風のないところで休憩しようと右手に入ると地図にない林道が上
がって来ていた。これまた興醒めだが休憩にはお誂え向きだ。本当なら風がなければ感じのいいブナ林が広がる
尾根上でひと息入れたいところだが。


・698.1mピークは見晴らしいいけど、右手の林道をみて「なんだ、これ…」とガックリきます。
その後も林道に付き合いながらの尾根歩きですが、そのうち林道と別れ雪の稜線歩きを楽しめました。

 踵を返して先ほどの休憩地まで戻る。同じ場所で荷物を広げてランチの準備だ。まったく役に立つ林道である。
ビールに鍋と、いつものルーティンをこなし、しることコーヒーのために湯を沸かしていたところでコッフェル
をひっくり返してしまった。ガッデム!!仕方がない。もうやることもないので下山するしかない。


ビールのあとはおしるこにコーヒーの予定でしたか? 
左党なのか甘党なのか…、苦いコーヒーと苦闘せんで済みましたね。

 件の土捨て場へ下りるちょっとした段差を滑り降りようとしてスノーシューが引っ掛かり、頭から一回転して
しまった。上村愛子のようにエアを決めるのは難しく、アクロバチックな体形で雪に刺さったスノーシューを抜
こうともがくのみ。とても人には見せられない醜態である。
なんとか脱出して河畔の道路に出たら空は完全に晴れ上がってしまった。まあ、こんなもんだろう。


大峰の頂仙岳でも悪路場チックダンスをご披露されたそうで…(^_-)

ならば温泉だ。藤橋の道の駅へ戻ると徳山村の民族資料収蔵庫がまだ開いていた。ここが開館している時間に下
山するなんてあり得ないことなので、せっかくのチャンスと300円也を払って見せてもらうことにする。


先人の暮らしぶりを学ぶことは、来る食糧難時代に備えての貴重な体験となるのであります。

 暖房の入っていない展示室を出て温泉で体を温めよう。先月のスノー衆に続いて今年2回目の藤橋の湯である。
時間も早いせいか空いている。
ゆっくりと温泉を楽しんだ後は併設のレストランで早めの夕食だ。ふじはし健康御膳というのを頼んだが、食べ
切れないほどのボリュームだった。夕食を食べ終わっても外はまだ明るい。たまにはこういうのもいいもんだ。


ふじはしの湯は木曜日定休なんです。せっかく行ったのに、入れませんでした。
ふじはし温泉に健康御膳、洞吹さんオススメの徳山会館のランチ、セットで戴きに行こうかなあ…(~o~)
徳山会館までの国道は除雪されてますか? 

              ~biwaco
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山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【奥美濃】雷倉山裾徘徊

投稿記事 by 山日和 »

biwacoさん、どうもです。

花房さんや雷サマの入り口の、藤橋城の駐車場端っこトイレは何回か使わせてもらいました。(~o~)

あのトイレは雪の時トレースがないとラッセルしないと行けませんね。漏れる前に辿り着けるか?

新国道のトンネル手前くらいから進入路が降りてきてますね。川を渡るにはゲートをスルーせんといけないけど…。

そのようですね。やっぱりゲートがあるんですね。

・698.1mピークは見晴らしいいけど、右手の林道をみて「なんだ、これ…」とガックリきます。
その後も林道に付き合いながらの尾根歩きですが、そのうち林道と別れ雪の稜線歩きを楽しめました。


biwacoさんのブログ見ると、雪が見当たらないんだけど・・・・
ほとんど雪の上を歩いてないんでは?

[attachment=1]P1110724_1.JPG[/attachment]
ビールのあとはおしるこにコーヒーの予定でしたか? 
左党なのか甘党なのか…、苦いコーヒーと苦闘せんで済みましたね。


両刀使いです。変な意味じゃないよ。 :mrgreen:

大峰の頂仙岳でも悪路場チックダンスをご披露されたそうで…(^_-)

そんなこと書いてましたっけ?

先人の暮らしぶりを学ぶことは、来る食糧難時代に備えての貴重な体験となるのであります。

自分でやろうとは思わないな~。見てもすぐ忘れるし。(^_^;)

[attachment=0]DVC00201_1.JPG[/attachment]
ふじはしの湯は木曜日定休なんです。せっかく行ったのに、入れませんでした。
ふじはし温泉に健康御膳、洞吹さんオススメの徳山会館のランチ、セットで戴きに行こうかなあ…(~o~)
徳山会館までの国道は除雪されてますか? 


徳山会館は冬期休業でしたよ。ダムの入口から先はゲートで入れません。
池田温泉もヌルみがあっていいですよ。関ヶ原回りですが。

               山日和

             

              
添付ファイル
DVC00201_1.JPG
徳山湖を望む
徳山湖を望む
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