【鈴鹿】 烏帽子岳細野ルートと東尾根

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ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

【鈴鹿】 烏帽子岳細野ルートと東尾根

投稿記事 by ハリマオ »

                     烏帽子岳細野ルートと東尾根
2013.2.17(SUN)曇り時々晴れ  単独
コース  添付図のとおり

 一ヶ月ぶりに山へ行ける日が来たが、何処へ行こうか迷っていた。つらつら地図を眺むるに、烏帽子岳から久しく足が遠のいていることに気付く。ここにしよう。何処から登るか。鐘釣のような急登一本槍もつまらないし、熊坂、二の谷、タカンスは廃道状態。廃道でも構わないが、冬はあまり谷道を登りたくない。地図を見れば魅力的な尾根が東に伸びているではないか。これにしよう。そして最近の烏帽子事情をネットで見てみる。あらまあ、知らないうちに東の尾根に細野ルートというのができているではないか。2009年に大垣山協と地元の有志で開削されたとある。迂闊にも三年以上知らなかったことになる。でもよく見ると私が目を付けた尾根と違う。それでは細野ルートとやらを登り、当初の真東尾根は下りに使おう。
eboshi.JPG
 国道から時山方面へ入り、狭い道を通って細野の集落に入ると「←登山口」の標識があった。左折して奥へ行くと広場が見えてきた。真新しい木造の建物や説明看板が建っている。林間広場というらしい。リンカーンも驚く広さでクルマはなんぼでも置けるが、先客はポツンと一台だけ。クルマの中を覗いてみるが、山やさんのものとは断定できず。建物は東屋とトイレだった。トイレの中を見てみたら、十畳ほどの空間の端っこに和式便器がひとつ。こんな無駄と言うか贅沢なスペースの使い方は見たことない。こんな所でしゃがんでいても落ち着かないと察せられる。外に水道の蛇口があるが、ガチガチに凍って水は出なかった。

 広場に雪は全くない。まあアイゼンもワカンも必要なかろうと思って置いていく。登山口から山道へ入ったかと思ったら、すぐに農道に出た。そこから池を廻り込んでいく。池は透明度が高く、表面には厚い氷が張っている。氷の下に長い倒木が横たわっているのが見える。巨大なガラスの飾り物のようで神秘的だ。今度こそ本当の山道になる。里山のような雰囲気の緩い傾斜を登っていく。それでも歩き出しはしんどく、体調が良い日ではなさそうだ。雪はないが今朝は強烈に冷えたので霜柱が凄く、ザクザクと踏む音が脳天まで伝わってくる。20分ほどで第一見晴らし台と書いたプレート。でも養老山脈が見えるだけだ。

 やがて斑に雪が見られるようになった。足跡がある。土曜のものか今日のかは分からない。常緑樹が少なくなってくると右手に集落が見えてくる。この牧田川沿いの秘境集落は市町村合併で全部大垣市になってしまった。そう言われても何かピンと来ない。永源寺町の秘境が押し並べて東近江市になってしまったのと同じだ。8:55平坦地に出たので一休みする。地図を見ると偶然にもそこが478標高点だった。この先はやや傾斜がきつくなってくる。第二見晴らし台に着くが、そこも見えるのは養老山脈だけ。

 ちょっと雪山らしくなってくると第三見晴らし台(590mくらい)に着く。ここも養老山脈やゴルフ場が見えるだけ。肝心の北側の山々は樹間からチラチラ見えるだけで欲求不満だ。しかし霊仙山や伊吹の白さは際立っている。その内また急登になってきた。気温は低いが風がないのであまり寒くはない。このルートには樹種の名を書いたプレートが見られて勉強になる。しかも留めてあるのは針金ではなく、成長の邪魔にならないスプリングなのは気が利いているではないか。シロモジの木に白文字で名前が書いてあるのは何となく笑えた。クロモジもやはり白文字で書くのだろうか。

 高度が上がりラッセルになってくると、上部に初めて人を認める。赤いジャケットを着たおじさんだ。駐車場に一台だけあったクルマの主だろう。動く様子がないのでじきに追いついた。ちょうど展望岩コースと大岩コースの分岐点(700m強)だ。聞いてみると大岩コースへ廻ってみたが雪が深くて進めなくなり、今戻ってきて思案中ということだった。私は北側の展望が見たかったので、「それじゃ二人になったことだし、右の展望岩コースに行きましょう」と勧めた。右へトラバースしていくと、やはりこちらも雪が深い。夏道は全然分からないが、別に忠実に辿る必要はない。ラッセルも辛抱すれば距離はさほど長くない。やっと北尾根に出ると、吹きさらしのためか嘘のように雪が減った。
展望岩からの眺め
展望岩からの眺め
 あとは尾根筋を南へ登るだけだ。ところが凍てた地面に薄く積もった雪はちょうど滑りごろで難儀する。右手に岩が見えてきた。回り込んで上に乗ると、本日初めての北側大展望に恵まれた。おじさんと山座同定談義。細かい山はご存じないようでソノド、谷山、猿登など説明する。充分撮影してから山頂へ向かう。直下の雪は深く、壇密を見たときのようにハァハァ動悸がした。久しぶりの三角点。殆ど記憶がない。こんなに展望あったっけ。東から南に開けている。曇っているわりに遠く恵那山や南アルプスも見えた。南には御池藤原の巨体。しかし北側の展望はなく、展望岩コースに寄っておいたのは正解だった。一応最高点も往復しておく。最高点は樹林に囲まれ、なお展望がない。
烏帽子岳三角点
烏帽子岳三角点
 細野ルート往復のおじさんと分かれて、三角点から東南東の斜面に飛びこむ。雪が深くヤブだらけである。ほんの少し下りた所に平坦地を見つけ、少々早いが昼食にする。せっかく担ぎ上げた食材は、なるべく標高の高い所で食べなければ損をしたような気がするのだ。雪を均してシートを敷き、くつろぐ。今日は風がないのでツェルトは不要。それでもじっとしているとさすがに寒い。氷点下3度くらいで、陽も射さない。今まで乏しい残りガスを使ってきたが、今日はアマゾンでまとめて買った新品。久しぶりに聞くゴーッという音が頼もしい。湯が湧くまでお握りをコッヘルのふたの上に置いておくと温まる。

 最初はヤブっぽかった尾根も、やがて落ち着いてくる。ザックから先日買ったグーグルのタブレットNexus7を取り出して地図ロイドというアプリを立ち上げる。すぐ現在地が出た。見やすさはオレゴンの比ではない。いつぞやつうさんや忍者さんが書いていたスマホのGPS機能と同じことをやっているわけだ。全く周回遅れの話題だが、タブレットはスマホよりなお画面が広い。見やすさは抜群だが、さすがに登山では手に持ったままとか、ポケットに入れたりできないのでザックに入れることになる。だからしょっちゅう見ることはできなくて悩ましい。でもどうせ電源入れっぱなしでは電池が持たないので、迷った時の保険ぐらいに思えばいい。

 痩せ尾根はいい雰囲気だ。ここでは間違いようがない。しかしこのあと左へ外しかけて修正したことが軌跡に出ている。これは全体ルートが左曲がりになっていることを記憶していて、早く曲がり過ぎた結果だ。その後尾根は徐々に広がり、尾根芯が分からない。植林とユズリハのヤブの境界を行く。ちょっとこの辺は良くない。やはり細野ルートの方が道としては優れている。雪が消える頃、お祭りのようなひらひらした目印が現れ、はっきりした道になった。植林道だろう。ひたすら植林の中を下りていくと前方が明るくなってきた。ほぼ予定ポイントに着地できた。

 ところが田んぼの周囲に獣避けの電気柵が張り巡らされていて林道へ出られない。私はサルやないちゅうの。仕方ないので暫く水路沿いを左へ行くと、ようやく田んぼが切れて林道に出ることができた。林道をとぼとぼ歩いているとジムニーが数台停まっていた。銃を携えたハンターたちだ。狩猟小屋もあって20人ぐらい屯している。「どこから下りてきたの」とか、色々聞かれる。シシ狩りだそうで、今から山へ入るという。ヒエー、早く下りて良かった。

 林間広場に戻ると朝のおじさんのクルマはなかった。時間が早いので案内看板を見て回る。そのひとつに「壬申の乱」の文字を見つける。ちょうど朝明久留倍官衙遺跡の本を読んでいるところで、壬申の乱も関係が深い。大海人皇子(のちの天武天皇)が東征のおり、朝明郡役所付近で伊勢神宮の方を向いて遥拝したという。この場合の朝明とは登山基地の朝明ではなく、朝明川のもっと下流の大矢知付近である。さて細野の看板には大海人皇子に同行した後の女帝、持統天皇が輿で峠を越え、それで輿越峠と言うと書いてある。歴史関係の図には朝明郡から桑名、そして今のR258付近を通って美濃に入ったことになっている。そして不破(関ヶ原)から近江に入るのであって、時山は通っていない。しかし看板には細野の寺で軍議を巡らしたと書いてある。不思議だ。よく見られる我田引水の怪しい話なのか。それに輿越峠とは何処なのか具体的記述はない。R365の岐阜三重県境だろうか。

 烏帽子岳といえば熊坂長範伝説が有名だが、まさか壬申の乱が出てくるとは・・・。そう言えば鈴鹿南部の油日岳に登った時も壬申の乱ルートだったことが書かれていた。これは加太越えからして納得できる。鈴鹿の山の歴史は面白い。

                    ハリマオ
 余談
ロシアの隕石落下事件の映像を見たとき、「ディープインパクトまんまやんけ」と思った。同じ名前の馬がいるらしいが、映画の話。
あの映画を見たとき隕石ってこんな煙吐いて落ちるのかなって疑問に思っていたけど、地上から見上げた映像は進入角度、煙の出方、飛び方など映画そのままで驚いた。ちゃんと考証されていたんだなと感心する。実際と違うのはマッハ50に達する超音速による衝撃波が描かれてなかったこと。空中で分裂して光を放つこと。しかし隕石が大きいと分裂しない可能性もあるので映画の不備とも言えない。
アバター
通風山
管理人
記事: 942
登録日時: 2011年2月11日(金) 08:12
お住まい: 愛知県常滑市

Re: 【鈴鹿】 烏帽子岳細野ルートと東尾根

投稿記事 by 通風山 »

ハリマオさん、ご無沙汰です。
細野の登山口の綺麗さにはびっくりしたでしょ。ここからなら山ガールも安心してスタートできますよ。
さらに大垣山岳会のみなさんの登山道整備に感謝です。
三重県別の山にぜひご紹介ください。ありゃ?あそこは三重県とははずれてたかな?
烏帽子はイワウチワを毎年と言っていいほどねらって(盗掘じゃないよ)春に訪れています。
結構登り甲斐のある山ですね。ツリカネ谷(カネツリ谷?)登山道が廃道になっちゃったんで細野が主要な登山道になりました。

円安効果がハリさんに訪れたかな?「とりもどす!」でいままでのデジタル機器取得の遅れを取り戻しましたね。 ;)

タブレット持って白馬岳登ってる人を見ました。帰りのバスの中でそのパーティーが、タブレットで写した写真を回し見して盛り上がってましたよ。
アプリでいろいろ楽しみが増えるようですよ。

一度は傾きかけたGARMINも最近の山ブームに次ぐランニングブームで息を吹き返したようです。
GPS付き腕時計系に注力してるみたいです。

地図ロイドもかなり遊べますので、おおいに楽しんでください。

なんか、結局のところ、GARMINに始まりやっぱりGARMINに戻る。そんな感じがします。

ではまた、どこかで!

    つう
通風山
keikoku
記事: 108
登録日時: 2012年1月17日(火) 03:28
お住まい: 愛知県半田市

Re: 【鈴鹿】 烏帽子岳細野ルートと東尾根

投稿記事 by keikoku »

       ハリマオ さん   こんにちは。

 いつもながら、楽しくおもしろいハリマオさんの山行記拝読しました。

 ハリマオさんがいかに壇蜜が好きなのかがよくわかりました。ハリマオさんからは、まだそんなに売れていない、一昨年の年末にはスギちゃんを昨年の年末には壇蜜を教えてもらい、今そんなのが出てきているんだなあと感心したものです。

 nexus7の具合はどうでしたか。そのGPS機能の正確さとかは。十分役に立ちそうですか。
 私もハリマオさんから話を聞いてから購入しましたが、また適当に触っているだけで、ハリマオさんや通さんの言う地図ロイドが何かもわからない状態です。近いうちに現物持って、教えて頂きに伺いますので、よろしくお願いします。
 やはり、そのGPS機能を使っていると電池は持ちませんかねえ。まあ、軌跡が残らないのならずっと点けておく必要もないのでしょうが。しかし、いざという時に大きい地図は役に立ちそうですが、谷とかでどれほどのものかと気になります。

 また、どこかへ行きましょう。よろしくお願いします。

                                    さかきばら
アバター
山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【鈴鹿】 烏帽子岳細野ルートと東尾根

投稿記事 by 山日和 »

ハリさん、こんばんは。

国道から時山方面へ入り、狭い道を通って細野の集落に入ると「←登山口」の標識があった。左折して奥へ行くと広場が見えてきた。真新しい木造の建物や説明看板が建っている。林間広場というらしい。

実は去年の11月にここから登ろうと登山口まで来ましたが、気が付いたらなぜかバンガロー村から登ってました。
時山へ車をデポして自転車で細野へ戻ろうとしたら自転車が前に進まない。前輪のブレーキがかかったままの状態でした。
折りたたむ前は普通に動いてたのにおかしいなあと思いながらも、仕方なくそこから登ったのでした。
家に帰ってから再度組み立ててじっくり見てみると、なにかおかしい。
よくよく見たら前輪が逆向いてました。(^_^;)

この駐車場は驚くほど広いですが、入口は驚くほど狭いですね。危うく脱輪しそうになりました。
やっと烏帽子~三国間のブナにお目にかかることができましたわ。

                  山日和

P1090913_1.JPG
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【鈴鹿】 烏帽子岳細野ルートと東尾根

投稿記事 by Kasaya »

ハリマオさん こんばんは

烏帽子岳は麓から見上げると立派ですが、ヤブコギではあまり登場しない山ですね。
私は2009年にハリマオさんの書いていたルートから登ったのですが、そのときに
細野からの新しい道を知りました。そのうちに登ろうと思ってましたが
細野から登るだけではすぐに終わってしまいそうで、なかなか食指が動かず
昨年やっと、細野ー烏帽子ーダイラー時山というルートで歩くことができました。

烏帽子の往復ではつまらないと思ってましたが、ハリマオさんならではのルート
取りですねえ。

細野ルートは駐車場もトイレも場違いなほど立派。もうちょっと利用されても
いい気がします。ハリマオさんがガイドブックに書いたら人気が出るかも
駐車地にある案内板
駐車地にある案内板
Kasaya
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 【鈴鹿】 烏帽子岳細野ルートと東尾根

投稿記事 by ふ~さん »

ハリさん、おはようさんです。
細野ルートが整備されてしばらくですが、私もここを歩いたことはないんです。(^^;)
昨年も時山を訪れた時、細野ルートを示す案内標識を見ながらも、いつものように素通りでした。

壬申の乱の件なんですが、加太越えの話は半ば定説です。他の鈴鹿の間道越えについてはどこまで歴史的な実証が示されているか、議論のあるところですね。大海人皇子側の本隊や、その分隊が越えたという説は仮説としては面白いし、可能性も十分あろうかと思います。しかし、所詮、物証に欠ける推測の域を出ないかもしれません。

余談の件ですが、昨年夏にカナダに出張した折、現地でお世話になった方が、空軍の航空ショーを見てきました。かつては軍用機が音速の壁を破る瞬間をショーにしていたそうです。衝撃波が生じ、凹レンズ状の白い煙が巻き上がる様子は壮観だったようです。しかし、現在ではこ音速越えのショーは中止。衝撃波によって付近の農場のニワトリが多数ショック死してしまったのも一つの理由でした。恐るべしソニックブームですね。

ハリさんも壇密の衝撃波でショック死しないよう、お気をつけあそばせ(^-^)

 ふ~さん
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 【鈴鹿】 烏帽子岳細野ルートと東尾根

投稿記事 by ハリマオ »

つうさん、こんにちは
細野の登山口の綺麗さにはびっくりしたでしょ。
やっぱり知らなんだのはわしだけか(T_T)
マジ知りませんでした。しかも3年も。
で、あの整備で地元の利益になることが何かあるのでしょうか。
資金の出所は何処なのかなあ。ふるさと整備事業か何かの補助金かな。
ここからなら山ガールも安心してスタートできますよ。
そうですね。山ガールもここで出すもの出していけば登山中安心や。
あの広すぎるトイレは珍百景に投稿できるレベル。
三重県別の山にぜひご紹介ください。ありゃ?あそこは三重県とは外れてたかな?
岐阜三重県境ではありますが、当時メインルートは岐阜県側だったので烏帽子は外しました。
狗留尊経由も登山道と言えなかったし、まさかタカンス谷のコースを紹介する訳にもいかんしねえ。
しかし数が足らんと言うことで入れることになり、「わしゃ取材してないよ」ということで隊長が苦心して、むりやり古田から登るように書いたのよん。
細野コースは100%岐阜だから無理です。
結構登り甲斐のある山ですね。ツリカネ谷(カネツリ谷?)登山道が廃道になっちゃったんで細野が主要な登山道になりました。
以前から廃道の定義について疑問に思っていましたが、どうなんでしょう。
鐘釣はもう誰も登らないのでしょうか。熊坂や二の谷も地図から消えましたね。
円安効果がハリさんに訪れたかな?「とりもどす!」でいままでのデジタル機器取得の遅れを取り戻しましたね。

デジタルは結構古い技術で、若いころPCM録音を楽しんだり、シンセサイザーも持っていたので取り組みは早かったと思います。
でもパソコンが爆発的に普及してからは着いていけないところがあります。用語も意味不明。

円が安かろうが高かろうが欲しいものは買うし、要らないものは只でも要らないです。
私の価値基準ではAV機器はお金を払っても惜しくないけど、山道具は惜しいので古いものばかりです(^◇^)
タブレットはGPSではなく、ハイレゾファイル再生のリモコンとして必要と思ったので買いました。
でも立ち上がりが早いからネットのチェックにも便利ですね。
いまや我が家はPCオーディオ、ネットワークオーディオの最先端ですよ(^^)v
192kHz/24bit WAV、Flac再生です。
でもデジタルのハイビット化は限りなくアナログに近づくということであり、実はアナログの方が偉いのです。
LPプレーヤは捨てられません。
デジタルの利点は取り扱いが便利、劣化なしでコピーできることですが、これが著作権者から見ると利点どころか大問題。世の中難しいですね。
アプリでいろいろ楽しみが増えるようですよ。
パイオニアのファームウェアとコントロールアプリがアップデートされたので、さっそくダウンロードです。
昔は新しい機能が欲しければ買い替えしかありませんでしたが、今はソフトの書き換えで出来ることが増える。
家電製品はもはや半分コンピュータですね。
美少女系のゲームもしてみたいですが、ハマるとやばいのでやめておきます(^◇^)
一度は傾きかけたGARMINも最近の山ブームに次ぐランニングブームで息を吹き返したようです。
自転車やバイク乗りにも人気ですね。
なんか、結局のところ、GARMINに始まりやっぱりGARMINに戻る。そんな感じがします。
そうですね。総合的には専用機に軍配が上がります。

                    ハリマオ
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 【鈴鹿】 烏帽子岳細野ルートと東尾根

投稿記事 by ハリマオ »

    keikokuさん   こんにちは。

 
ハリマオさんがいかに壇蜜が好きなのかがよくわかりました。
 だいぶkeikokuさんも、くだけた冗談が板についてきましたね(^◇^)
好きと言うと語弊があるような。崇拝に近いと思います。崇め奉っているのです。
ハリマオさんからは、まだそんなに売れていない、一昨年の年末にはスギちゃんを昨年の年末には壇蜜を教えてもらい、今そんなのが出てきているんだなあと感心したものです。
すぎちゃんは売れる前から注目していました。でももう興味ないけど。
お笑いの世界は厳しく、アドリブが利かない人は消えていくようです。
 nexus7の具合はどうでしたか。そのGPS機能の正確さとかは。十分役に立ちそうですか。
感度、精度とも優秀です。部屋の中でも正確に現在位置を示します。
10年前のGPSからは考えられないことです。
 私もハリマオさんから話を聞いてから購入しましたが、また適当に触っているだけで、ハリマオさんや通さんの言う地図ロイドが何かもわからない状態です。近いうちに現物持って、教えて頂きに伺いますので、よろしくお願いします。
最初いっさい説明書が付いてないので梱包忘れかと思いました。
でもパソコンだってそんなもんですからね。Nexus7完全活用術という本を買ってきて参考にしています。
私も初心者で手探り状態だから教えられることは少ないです。
今使っている機能は写真の閲覧、ネットワークオーディオのリモコン、ネットのチェック、GPSくらいかな。
タブレットで出来ることはスマホでもできる。画面の大きさが取り柄でしょう。
老眼や指が太い人も使えます(^◇^)
内蔵の地図は山では実用性がないので、地図ロイドは必須です。無料なので早速ダウンロードしてください。
光沢フィルムを貼ったので風景や私の愛らしい?姿が写りこんでいます。ご容赦を。
光沢フィルムを貼ったので風景や私の愛らしい?姿が写りこんでいます。ご容赦を。
 やはり、そのGPS機能を使っていると電池は持ちませんかねえ。まあ、軌跡が残らないのならずっと点けておく必要もないのでしょうが。
軌跡は「山旅ロガー」と併用すると取れるようですが、 ずっと追尾しているとバッテリーの消耗が激しいようです。
 また、どこかへ行きましょう。よろしくお願いします。
こちらこそよろしくです。

                         ハリマオ
pana
記事: 190
登録日時: 2011年3月07日(月) 19:16

Re: 【鈴鹿】 烏帽子岳細野ルートと東尾根

投稿記事 by pana »

ハリマオさんご無沙汰しています。
もう10年ぐらいお会いしてないような・・・・男前の顔忘れそうです~♪

 一ヶ月ぶりに山へ行ける日が来たが、何処へ行こうか迷っていた。
月一で山に行けたらいいですやん~♪
このルートには樹種の名を書いたプレートが見られて勉強になる。しかも留めてあるのは針金ではなく、成長の邪魔にならないスプリングなのは気が利いているではないか。シロモジの木に白文字で名前が書いてあるのは何となく笑えた。クロモジもやはり白文字で書くのだろうか。
名前のプレートが付いているなんて、まるで公園のようですね、木は難しいですね、クロモジは黒で書いてほしいものです(笑)
今日はアマゾンでまとめて買った新品。久しぶりに聞くゴーッという音が頼もしい。湯が湧くまでお握りをコッヘルのふたの上に置いておくと温まる。
 
ネットで検索するとすぐにアマゾンが出てきますね。
わたしんちはお買い物はアマゾン、旅行は一休です(^^)
余談ですが、アマゾンはずっと増益が続いているようです。まるでどっかの石油王みたいや~

ザックから先日買ったグーグルのタブレットNexus7を取り出して地図ロイドというアプリを立ち上げる。すぐ現在地が出た。見やすさはオレゴンの比ではない。いつぞやつうさんや忍者さんが書いていたスマホのGPS機能と同じことをやっているわけだ。全く周回遅れの話題だが、タブレットはスマホよりなお画面が広い。見やすさは抜群だが、さすがに登山では手に持ったままとか、ポケットに入れたりできないのでザックに入れることになる。だからしょっちゅう見ることはできなくて悩ましい。でもどうせ電源入れっぱなしでは電池が持たないので、迷った時の保険ぐらいに思えばいい。
相棒は本が好きで、タブレットを購入しましたが・・・
私はこれほしいな。
使い方は簡単ですか~?
スマホGPSはbiwacoさんのを見せてもらいましたが、お手頃価格だし気に入ってましたが、老眼の私には小さくて・・・その都度老眼鏡が要ります。
老いぼれの私にでもできるかな(><)


 
痩せ尾根はいい雰囲気だ
いいですね、こんな尾根好きですね、ハリマオさん。
ところが田んぼの周囲に獣避けの電気柵が張り巡らされていて林道へ出られない。私はサルやないちゅうの。
サルでなければかわいい鹿でしょうか~♪それとも怖い熊~?

 烏帽子岳といえば熊坂長範伝説が有名だが、まさか壬申の乱が出てくるとは・・・。そう言えば鈴鹿南部の油日岳に登った時も壬申の乱ルートだったことが書かれていた。これは加太越えからして納得できる。鈴鹿の山の歴史は面白い。
鈴鹿は楽しい山ですね、この時代の歴史大好きです。滋賀の蒲生野あたりで遊んではったようですね。
枚方の婦人学級で蒲生野まてでお勉強に行きました。

「あかねさす 紫野行き標野行き 野守は見ずや 君が袖振る」

  
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 【鈴鹿】 烏帽子岳細野ルートと東尾根

投稿記事 by ハリマオ »

番頭はん こんにちは
番頭はんと丁稚どん、いとはんと丁稚どんが懐かしいです。
昭和は遠くなりにけりですね。
実は去年の11月にここから登ろうと登山口まで来ましたが、気が付いたらなぜかバンガロー村から登ってました。
それ、夢遊病者やがな。
家に帰ってから再度組み立ててじっくり見てみると、なにかおかしい。
よくよく見たら前輪が逆向いてました。(^_^;)
バックで細野まで行けば良かったですね。
この駐車場は驚くほど広いですが、入口は驚くほど狭いですね。危うく脱輪しそうになりました。
あの入り口はホントにおかしいですね。フェラーリで行かなくて良かったですわ。
やっと烏帽子~三国間のブナにお目にかかることができましたわ。
その時にご対面でしたか。
私も長いこと行っていませんが、もう10年ばかり放置プレイしてから測りに行くと成長しているかも知れませんね。
でもその前にこちらがくたばるかもです。

そういや山さんに聞きそびれたことがあります。
釈迦ヶ岳中尾根のレスで、山さんから「釈由美子の名前を見ると、いつも違うことを想像してしまいます。」
という発言がありましたが、何を連想したのかな(^◇^)

            ハリマオ
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 【鈴鹿】 烏帽子岳細野ルートと東尾根

投稿記事 by ハリマオ »

kasayaさん こんんちは
烏帽子岳は麓から見上げると立派ですが、ヤブコギではあまり登場しない山ですね。
そうですね。今回も一人しか会いませんでした。
当掲示板で細野を検索しても出ていないようなので書きました。
私は2009年にハリマオさんの書いていたルートから登ったのですが、そのときに
細野からの新しい道を知りました。
それはレポのことでしょうか。ガイドブックのことでしょうか?
ガイドブックの烏帽子は金丸さんの担当になっています。
細野から登るだけではすぐに終わってしまいそうで、なかなか食指が動かず
昨年やっと、細野ー烏帽子ーダイラー時山というルートで歩くことができました。
いいルートですね。下山後の手配はあったのかな。まあ、歩ける距離ですが。
細野コースから登って狗留尊を下りるという手もありますね。
烏帽子の往復ではつまらないと思ってましたが、ハリマオさんならではのルート
取りですねえ。
直前まで細野に登山道ができたことを知らなかったので、東尾根から登って狗留尊から下りるつもりでした。
細野ルートは駐車場もトイレも場違いなほど立派。もうちょっと利用されても
いい気がします。ハリマオさんがガイドブックに書いたら人気が出るかも
それはつうさんのレスに書いたように、登山口が三重県じゃないので無理です。

                ハリマオ
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 【鈴鹿】 烏帽子岳細野ルートと東尾根

投稿記事 by ハリマオ »

ふ~さん こんにちは
細野ルートが整備されてしばらくですが、私もここを歩いたことはないんです。(^^;)
そうですか。それでも知ってはいたわけですね。
私なんか全く知らなかったのだから、お目出度いものです。
昨年も時山を訪れた時、細野ルートを示す案内標識を見ながらも、いつものように素通りでした。
なじみのキャバクラへ行くために、新装開店のフィリピンパブを素通りするようなものですか?
壬申の乱の件なんですが、大海人皇子側の本隊や、その分隊が越えたという説は仮説としては面白いし、可能性も十分あろうかと思います。しかし、所詮、物証に欠ける推測の域を出ないかもしれません。
看板には「大海人皇子が細野の何とか寺へ入って軍略を練った」と断定調で書いてあります。
誰か見たんかちゅうの。
しかし何の根拠もなしに書かないと思うので、地元に伝わる伝承話があるのかも知れません。
惟高親王の話も同じですけどね。
余談の件ですが、昨年夏にカナダに出張した折、現地でお世話になった方が、空軍の航空ショーを見てきました。かつては軍用機が音速の壁を破る瞬間をショーにしていたそうです。衝撃波が生じ、凹レンズ状の白い煙が巻き上がる様子は壮観だったようです。しかし、現在ではこ音速越えのショーは中止。衝撃波によって付近の農場のニワトリが多数ショック死してしまったのも一つの理由でした。恐るべしソニックブームですね。
ほう。ニワトリがスーパーソニックに弱いとは初めて聞きました。
昔は音速の壁を越えることはできないと言っていた学者もいたようです。
F1レースでは到底マッハに及びませんが、ウィングの端に空気の渦巻きが見えるのでスゲーなと思います。
アインシュタインは光速を越えることはできないと言いました。これもホントかどうかカス頭では分かりません。
でも光速を越えられないという事にしておかないと、相対性理論が成り立ちませんからね。
ふ~さんも「光速は越えられなくても校則は守れると」生徒に教えてあげて下さい(意味ふめー)
戦闘機はせいぜいマッハ2~3ですが、隕石の突入はマッハ数十ですからすさまじいですね。
衝撃波はスーパーソニックからハイパーソニックに出世します。
ハリさんも壇密の衝撃波でショック死しないよう、お気をつけあそばせ(^-^)
救急車で運ばれないよう、せいぜい気をつけますわ。

            ハリマオ
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 【鈴鹿】 烏帽子岳細野ルートと東尾根

投稿記事 by ハリマオ »

Panaさん、お久しぶりです
大阪の景気はどないですか。私は門真製の電気製品をたくさん買っていますが、天下のP社も傾いていますね。
もう10年ぐらいお会いしてないような・・・・男前の顔忘れそうです~♪
ほんまに10年くらい会ってないのとちがいますか? 
私は相変わらず男前ですのでご安心ください(^◇^)
月一で山に行けたらいいですやん~♪
毎週行っていた人のお言葉とも思えませんが、誰しも色々事情ちゅうもんがありますわな。
名前のプレートが付いているなんて、まるで公園のようですね、木は難しいですね、クロモジは黒で書いてほしいものです(笑)
まあ公園のようなルートですわ。安全安心初心者向きです。
スプリングのアイデアは感心しました。
ネットで検索するとすぐにアマゾンが出てきますね。
わたしんちはお買い物はアマゾン、旅行は一休です(^^)
一休? 旅行社ですか? 何せ旅行に行かないもんですから分かりません。
ビンボー暇なしで、ビンボーダンス踊ってます。
相棒は本が好きで、タブレットを購入しましたが・・・
私はこれほしいな。使い方は簡単ですか~?
著作権の切れた小説(太宰や漱石)が付録で付いていました。
ページをめくるたびに押さえなくていいので楽ですね。
電子書籍になると街の本屋さんが一段と苦境に追いやられますね。世の変化は速い。
タブレットといっても使い方はスマホと同じです。
スマホGPSはbiwacoさんのを見せてもらいましたが、お手頃価格だし気に入ってましたが、老眼の私には小さくて・・・その都度老眼鏡が要ります。
画面が大きくてもピントが合わないから、私も老眼鏡は必ず持っていきます。
>ところが田んぼの周囲に獣避けの電気柵が張り巡らされていて林道へ出られない。私はサルやないちゅうの。
サルでなければかわいい鹿でしょうか~♪それとも怖い熊~?
むろん可愛いシカです (^^)v
鈴鹿は楽しい山ですね、この時代の歴史大好きです。滋賀の蒲生野あたりで遊んではったようですね。
枚方の婦人学級で蒲生野まてでお勉強に行きました
「あかねさす 紫野行き標野行き 野守は見ずや 君が袖振る」
  
大海人皇子と額田王のロマンスの歌ですね。
うちの鈴鹿百人一首で亡き杣人さんが替え歌詠んではったことを思い出します。

大海人皇子の返歌
紫草の にほへる妹を 憎くあらば 人妻ゆゑに われ恋ひめやも

滋賀あいとうマーガレット付近に「妹」という地名がありますね。
あそこを通ると、この歌を思い出します。

                    ハリマオ
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