【鈴鹿】御在所3ルンゼで氷をカキカキ

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兔夢
記事: 624
登録日時: 2011年2月24日(木) 23:12

【鈴鹿】御在所3ルンゼで氷をカキカキ

投稿記事 by 兔夢 »

風邪のために会社を休んで家にいます。
昨日、高熱を出してダウン、医者で薬をもらって今日(2月13日)は落ち着いてますが大事を取って休み。
かと言って平熱になっているので寝ているのもなんだかなと思いレポアップしている次第です。
少し前のレポですがアップします。

2013年2月3日(日) 晴れ 鈴鹿 御在所岳3ルンゼ 
OSKのみなさんと

6:40 鈴鹿スカイライン車止め → 7:40~55 藤内小屋 → 8:30 藤内沢出合 → 9:50~13:20 3ルンゼ → 13:50 国見峠  → 14:55~15:10 藤内小屋 → 16:05 鈴鹿スカイライン車止め

 恒例のOSK御在所岳3ルンゼ・氷雪技術講習会に出掛けた。
 今回の参加者は13名。昨年と顔ぶれが半分くらい違うのが面白い。若い女性が二人参加しているのも今回の特徴だ。
 今年の東海地方の寡雪は鈴鹿でも同じで昨年は車止めの前でも積雪があったが今年は全くなし。歩き出して雪がようやく出てきたのは藤内小屋の少し手前。こんなに少ないと3ルンゼの状態が心配になる。
 藤内小屋からリーダーSさんの指示でアイゼンを付ける。何時もならこれ位の雪はアイゼン無しで歩け!、と言うところだが雪慣れしない顔ぶれへの配慮だったのだろう。
 藤内沢出合辺りも雪は少ない。それどころか沢の岩が露呈してその間に結構な水流がある。まるで春の雪どけのような感じだ。テスト岩から奥のルートは怪しげなので避けて右岸の急斜面を登って取り付いた。
 トラバースするルートはトレースがしっかりあったが急斜面にへばりついたような雪の上を歩いていて気持ち悪い。笹の上に載った雪は緩んだらそのままごそっと谷底に落ちてしまいそうだ。
 上部の沢筋も積雪は少ない。滝には水が流れていて「沢登りしてるんか!」って突っ込みたくなるような様子だ。ビッケルを使って岩に張り付いた氷を頼りに登っていく場面も何度かあった。初めての参加者にはちょっときつかったか。
P2030084.JPG
P2030084.JPG (57.42 KiB) 閲覧された回数 1759 回
 ようやく辿り着いた3ルンゼは昨年より明らかに氷が少ない。それになんだか柔らかそうだ。これでアイスクライミングが無事できるのだろうか。
 少ない氷ながらすでに3パーティがロープを出していて混雑している。どうしようと待っていると真ん中が空いたのですかさずSさんがロープを設置。今回、メインはこの一本だけでやるしかないようだ。
 ロープを設置している間、Sさんをビレイしていたが谷を吹き上がってくる風に身体が冷えてしまった。手も冷たくなりあわてて手袋をチェンジ。昨年、一昨年と風がなく比較的暖かな中でやってきたが今年は寒い。空を見上げれば雲がすごい勢いで通り過ぎていく。
 ベテランさん達がまずは登る。氷が柔らかくて少し勝手が違うようだ。時々割れた氷が落下してきて気をつけないと危ない。
P2030100.JPG
P2030100.JPG (38.34 KiB) 閲覧された回数 1759 回
 緩やかな斜面にも一本ロープを設置。こちらは初心者メンバーの練習。若い女の子達にはリーダーSさんが直々に指導。OSKに入って以来、受けた事がないような懇切丁寧な指導だった。
P2030098.JPG
P2030098.JPG (51.2 KiB) 閲覧された回数 1759 回
 天気がいい所為だろうか、一般登山者、クライミングなどなどかなりの人数で3ルンゼのテラスが賑わう。一時は移動するのもやっとな位の混みようだった。こんな状態だから食事もおちおち摂ってられなかった。
P2030101.JPG
P2030101.JPG (53.96 KiB) 閲覧された回数 1759 回
 メンバー全員がメインを最低一本ずつ登り終えロープを回収した頃見覚えのある登山者が登ってきてしばらくお互いに見つめあった。通さんだった。地元の方達を案内して登ってきたらしい。それにしても藤内沢を登ってくるとは流石にヤブコギネット管理者。ただ者ではなかったのだと改めて知らされた。
この人誰だ?
この人誰だ?
IMG_8987.JPG (56.86 KiB) 閲覧された回数 1759 回
 クライミングを終えて帰りはルンゼを登っていき御在所岳の歩道に出て裏道への登山道へ下りていった。寒い中で回数もこなせなかった今回のアイスクライミングだったがそれぞれに楽しめたようで下山していくメンバーの足取りは軽かった。
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
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Re: 【鈴鹿】御在所3ルンゼで氷をカキカキ

投稿記事 by kitayama-walk »

 兎夢さん、こんばんは。
 藤内沢をつめて第三ルンゼに行かれましたか。
http://kitayamawa.exblog.jp/17288270/

> 歩き出して雪がようやく出てきたのは藤内小屋の少し手前。こんなに少ないと3ルンゼの状態が心配になる。

 今年は雪が少ないですよね。私も1/26に本谷を詰めましたが、雪が少なくて、心配しました。第三ルンゼは藤内小屋から600mほど
上部ですから、心配するほどではなかったでしょう。

> 藤内小屋からリーダーSさんの指示でアイゼンを付ける。何時もならこれ位の雪はアイゼン無しで歩け!、と言うところだが雪慣れし
> ない顔ぶれへの配慮だったのだろう。


 あれほどの雪だったからアイゼンはまだ不要だったのでしょうね。私も本谷を詰めたのですが、最後までアイゼンをつけずに登って
しまいました。でも、下りはそうはいきませんね。

> テスト岩から奥のルートは怪しげなので避けて右岸の急斜面を登って取り付いた。トラバースするルートはトレースがしっかりあった
> が、急斜面にへばりついたような雪の上を歩いていて気持ち悪い。笹の上に載った雪は緩んだらそのままごそっと谷底に落ちてしま
> いそうだ。


 藤内滝のところは直登は難しいので、右岸を巻くように登っていくトレースがついていますね。このトラバースはちょっといやらしいとこ
ろがあるので慎重に歩かなければなりませんね。

> ビッケルを使って岩に張り付いた氷を頼りに登っていく場面も何度かあった。初めての参加者にはちょっときつかったか。

 フランケの氷柱の先に小さな凍った斜面(滝)がありますが、雪の少ないときはこれをよじ登るのに苦労します。バイル2本あれば、
何のこともないのですが。コーモリ滝もすぐに登れます。

> ようやく辿り着いた3ルンゼは昨年より明らかに氷が少ない。それになんだか柔らかそうだ。これでアイスクライミングが無事でき
> るのだろうか。


 今年は去年よりはアイスが少ないですが、それでも第三ルンゼの氷はそれなりに氷結していて、登るのにはそう難儀しなかったの
ではないでしょうか。
第三ルンゼでアイスクライミング
第三ルンゼでアイスクライミング
> どうしようと待っていると真ん中が空いたので、すかさずSさんがロープを設置。今回、メインはこの一本だけでやるしかないようだ。

 混雑しているときに待つのは寒くて辛いもんですね。あそこは3本登れるところですね。やはり氷が柔らかかったですか? 前日の
雨があったせいかもしれませんね。
こんな感じです
こんな感じです
> 天気がいい所為だろうか、一般登山者、クライミングなどなどかなりの人数で3ルンゼのテラスが賑わう。一時は移動するのもやっ
> とな位の混みようだった。こんな状態だから食事もおちおち摂ってられなかった。


 写真を見ると、すごい人混みですね。これは賑わう第三ルンゼというところでしょうか。第二ルンゼの方はまだ人が少ないと思いま
すが、ここはアイスの発達具合がよろしくないようです。
第二ルンゼに下りていく
第二ルンゼに下りていく
written by kitayama-walk
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通風山
管理人
記事: 942
登録日時: 2011年2月11日(金) 08:12
お住まい: 愛知県常滑市

Re: 【鈴鹿】御在所3ルンゼで氷をカキカキ

投稿記事 by 通風山 »

兎夢さん、おはようございます。

OSKの組織力のすばらしさに頭が下がる思いでいます。
前回OSKのかたがたと遭遇したのは烏帽子岳でした。しかも登山道開拓設置中でスコップ、鍬で作業中のところを通らせていただきました。
兎夢さんはじめSさんの人柄とかすばらしいんでしょうね。
山ガールもしあわせもんや~~~!と思いながら眺めておりました。

おっしゃるように貧氷で、僕たちも藤内滝は大きく巻きました。
下部では愛知労山の会長を中心に雪上救助訓練などやっていて、そそくさと脇をすり抜けて登り始めました。

コウモリ滝もホント2月のはじめにあれだけ水音を立てて流れているのは珍しいんじゃないでしょうか。
それでもなんとかアイスバイルが刺るだけの氷壁はわずかにあって、なんとか使えてよかったです。

僕たちが3ルンゼ直下にたどり着くと、上から落ちてくる氷でビビッりながらの登りでした。
かなりやわらかかったのかな?
初藤内沢の女性二人にも喜んでいただけたようで、なんとか面目躍如の日となりました。

この人誰だ?

顔がわれちゃったじゃん・・・。まっいいかぁ。

藤内沢は一年に一回は必ず行ってます。というか行こうと決めています。
特に今年は心臓の精密検査の直前でしたので、急遽決めて行って来ました。

身近にあんなすばらしい岩と氷の世界があるなんて・・・。
あらためて冬の藤内沢はイイ!と思ったしだいです。

兎夢さんのますますのOSKでのご活躍を、祈っております。
またどこかでばったり会えたらいいですね。OSKの皆さんにもよろしくです。
ところで僕が写したOSKの集合写真、うまく撮れてました?

    つう
通風山
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿】御在所3ルンゼで氷をカキカキ

投稿記事 by シュークリーム »

兎夢さん、おはようございます。
私もその日藤内沢をうろちょろしとりました(^^;


 藤内沢出合辺りも雪は少ない。それどころか沢の岩が露呈してその間に結構な水流がある。まるで春の雪どけのような感じだ。テスト岩から奥のルートは怪しげなので避けて右岸の急斜面を登って取り付いた。

たろーさんは左斜面のバンドを行くんだと言っていましたが、ちょっと雪が少なくて難しかったですね。でも、行っている人もいましたけど。
ちなみに私も右岸を巻きました(^^;


 上部の沢筋も積雪は少ない。滝には水が流れていて「沢登りしてるんか!」って突っ込みたくなるような様子だ。ビッケルを使って岩に張り付いた氷を頼りに登っていく場面も何度かあった。初めての参加者にはちょっときつかったか。

藤内沢の上のルンゼの氷も途中で落ちていて残念だったですね。

 ようやく辿り着いた3ルンゼは昨年より明らかに氷が少ない。それになんだか柔らかそうだ。これでアイスクライミングが無事できるのだろうか。
 少ない氷ながらすでに3パーティがロープを出していて混雑している。どうしようと待っていると真ん中が空いたのですかさずSさんがロープを設置。今回、メインはこの一本だけでやるしかないようだ。
 

あの日の3ルンゼはすごい混みようだったですね。週末でも誰もいない日もあるんですけどね。

 緩やかな斜面にも一本ロープを設置。こちらは初心者メンバーの練習。若い女の子達にはリーダーSさんが直々に指導。OSKに入って以来、受けた事がないような懇切丁寧な指導だった。

やっぱ若い女の子には親切になる :D

 メンバー全員がメインを最低一本ずつ登り終えロープを回収した頃見覚えのある登山者が登ってきてしばらくお互いに見つめあった。通さんだった。地元の方達を案内して登ってきたらしい。それにしても藤内沢を登ってくるとは流石にヤブコギネット管理者。ただ者ではなかったのだと改めて知らされた。

通さんも来られていたんですか。おそらく私たちが通り過ぎたあとでしょうけど、会いたかったな。
                         @シュークリーム@
兔夢
記事: 624
登録日時: 2011年2月24日(木) 23:12

Re: 【鈴鹿】御在所3ルンゼで氷をカキカキ

投稿記事 by 兔夢 »

kitayama-walkさん、こんばんは。

今年は雪が少ないですよね。私も1/26に本谷を詰めましたが、雪が少なくて、心配しました。

全国的には多雪の冬と言われてるのに何故か奥美濃から鈴鹿は少ないですね。これから多くなるのかなあ。

 あれほどの雪だったからアイゼンはまだ不要だったのでしょうね。私も本谷を詰めたのですが、最後までアイゼンをつけずに登って
しまいました。でも、下りはそうはいきませんね。


普段ならよっぽどじゃないとアイゼン装着とは言わないSリーダーなんですが流石に腰を悪くしたのと新人のことが気になったのかアイゼン装着の命が下りました。

このトラバースはちょっといやらしいとこ
ろがあるので慎重に歩かなければなりませんね。


雪が少なくてズレて落ちそうでした。気温が上がってゆるんだらやばそうでしたね。

今年は去年よりはアイスが少ないですが、それでも第三ルンゼの氷はそれなりに氷結していて、登るのにはそう難儀しなかったの
ではないでしょうか。


まあそれなりに登れましたが氷が柔らかくてオーバーハングしたところを登ろうとしたらそこにクラックが走ってました。そこにバイルを打ったら割れそうでやめました。

写真を見ると、すごい人混みですね。これは賑わう第三ルンゼというところでしょうか。第二ルンゼの方はまだ人が少ないと思いま
すが、ここはアイスの発達具合がよろしくないようです。


賑わってましたね。それぞれのパーティから「人が多いいなあ」っていう声が漏れてました。

        兔夢


兔夢
記事: 624
登録日時: 2011年2月24日(木) 23:12

Re: 【鈴鹿】御在所3ルンゼで氷をカキカキ

投稿記事 by 兔夢 »

通さん、こんばんは。

前回OSKのかたがたと遭遇したのは烏帽子岳でした。しかも登山道開拓設置中でスコップ、鍬で作業中のところを通らせていただきました。

こちらの方は僕は一度も参加した事がないのですがみなさん頑張っておられるようです。今年も登山道整備に行くようです。

兎夢さんはじめSさんの人柄とかすばらしいんでしょうね。
山ガールもしあわせもんや~~~!と思いながら眺めておりました。


僕はともかくすばらしい人が多いですよ。
若者がいないなあと思っていたら昨年辺りからちらほら入ってきたりしているので希望が持てます。
僕が関わるとどうも来なくなっちゃう傾向があるのでなるべく関わらないように外から見るようにしてます。

下部では愛知労山の会長を中心に雪上救助訓練などやっていて、そそくさと脇をすり抜けて登り始めました。

登山口で「救助訓練をするので邪魔になるかもしれませんがよろしくお願いします」と挨拶されました。昨年も確か同じ日にやられていたと思います。ただ今年は雪が少なくて大変だったんだろうなあ。

コウモリ滝もホント2月のはじめにあれだけ水音を立てて流れているのは珍しいんじゃないでしょうか。

この沢もやっぱり水が流れるんだ!と新鮮な驚きがありました。

僕たちが3ルンゼ直下にたどり着くと、上から落ちてくる氷でビビッりながらの登りでした。

僕たちが3ルンゼ直下にたどり着くと、上から落ちてくる氷でビビッりながらの登りでした。

30センチ前後の氷塊も落ちてましたからね。「落ッ!」の叫びが飛び交ってました。

初藤内沢の女性二人にも喜んでいただけたようで、なんとか面目躍如の日となりました。

隅に置けない方…

顔がわれちゃったじゃん・・・。まっいいかぁ。

危険な写真につき削除されるのかと思ってました…心が広いんですね。
都合が悪かったら削除して下さいね。
ちなみにとっちゃんから削除した方がいいと言われましたが僕からは削除しません。

藤内沢は一年に一回は必ず行ってます。というか行こうと決めています。

なるほど、そういうところがあるといいですね。自分の状態の確認にもなるし山の状態の確認にもなるし。

兎夢さんのますますのOSKでのご活躍を、祈っております。
またどこかでばったり会えたらいいですね。OSKの皆さんにもよろしくです。


僕がOSKで活躍できるかどうかは甚だ“?”ですが通さんのことはばっちりお話ししました。

ところで僕が写したOSKの集合写真、うまく撮れてました?
[attachment=0]IMG_8977.JPG[/attachment]
無理言って申し訳なかったです。これに懲りずまたよろしくです。

          兔夢

添付ファイル
楽しく氷を登りました!
楽しく氷を登りました!
兔夢
記事: 624
登録日時: 2011年2月24日(木) 23:12

Re: 【鈴鹿】御在所3ルンゼで氷をカキカキ

投稿記事 by 兔夢 »

シュークリームさん、こんばんは。

私もその日藤内沢をうろちょろしとりました(^^;

へえ、そうなんですか?じゃあすれ違っていたんですかね。

たろーさんは左斜面のバンドを行くんだと言っていましたが、ちょっと雪が少なくて難しかったですね。でも、行っている人もいましたけど。
ちなみに私も右岸を巻きました(^^;


上から見たら行けそうな感じでしたが面倒くさそうな雰囲気はありました。巻いた方が今回は良かったのだと思います。

あの日の3ルンゼはすごい混みようだったですね。週末でも誰もいない日もあるんですけどね。

めっちゃ混んでましたね。ロープはれないんじゃないかと心配しましたがなんとかはって登る事ができて良かったです。

やっぱ若い女の子には親切になる

OSKでは珍しい事でしたからよけいに力が入っていたと思います。

通さんも来られていたんですか。おそらく私たちが通り過ぎたあとでしょうけど、会いたかったな。

こちらももう撤収しようとしていたところでした。最初、見た事のある顔だなあ、って感じで通さんって気付くのにちょっと時間がかかっちゃいました。

        兔夢

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