【 鈴 鹿 】 幸運の標高点777m峰 探訪記
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【 鈴 鹿 】 幸運の標高点777m峰 探訪記
とにかく、この日はふ~さんと鈴鹿へ行くことにしました。どこへ行こうかという話になりましたが、時間も時間だったので本格的な登山は難しいだろうということで、ちょっとした山歩きを考えたはず?でした。それならまあ、どこでいいやとふ~さんに聞いてみると、「では数日前に見つけた標高点777mの小ピークにでも行ってみましょうか。」ということだったので、賛成したわけです。
【 日 付 】 2013年1月20日
【 山 域 】 鈴 鹿
【メンバー】ふ~さん、さかきばらkeikoku
【 天 候 】 曇り
【 ルート 】杠葉尾林道除雪最終点10:48~林道終点11:48,12:04~瀬戸峠道出合12:55,13:02~神崎川13:05~777峰取付13:24~標高点777m峰14:25,13:33~登山道復帰15:12~林道終点15:58~除雪最終点16:32
その標高点777m小ピークというのは、滋賀県側神崎川中流域で、支流の谷尻谷(たんじりだに)とジュルミチ谷に挟まれた尾根にある小ピークで、私もその辺りを探索していたことがあったのでそのピークについては認識していた(ただし、それは途中で気が付いたことだったが)。
この季節、滋賀県側に行くには、以前は関ヶ原を回って行くか鈴鹿峠を越えての大回りで、ほとんど行くことはなかったのだが、石榑トンネルが開通したものだから、交通事情が一変した。そのお陰で可能になった山行きでもある。
まずは、杠葉尾(ゆずりお)から延びている杠葉尾林道で行けるところまで行って歩くというつもりだが、もしかしたらキャンプ場のある神崎橋の林道入口のゲートが閉まっているかもしれないということだった。それは幸運にも開いていて、とにかく行けるところまで行ってみようと行ったわけだ。するとずい分と除雪がしてあって(ちょうど入っていった時に除雪車が戻ってきた)、四出之木山を大きく回り込んで、取水口近くまで入ることができた。しかし、林道はまだまだ続いていたが、それでもさらに標高点777m峰までは相当あります。正直なところスノーシューで林道を行けるところまで行って終わりかなと思っていたのでした。
除雪最終点近くに車を駐めて用意をし、少し行ってスノーシューを付け歩き始めた。黙々と林道を行くのだが、積雪は30cmばかり、汗をかきながらラッセルして行く。途中、瀬戸峠から来る道と出合う。林道もここまで進んでいたのだ。さらに林道は続き進むが、前方には目的の標高点777m峰が見えている。
二人でラッセルすること1時間。林道終点に着いた。777m峰はずい分と近くなったが、この先の道アトが見えない。ひと休みしながら、まあ今日のところはここまでかなあと思っていたところ、ふ~さんから「ちょっと行ってみましょうか。」と声が掛かる。ちょっと偵察しに行くくらいなら全然構わないとヤブに分け入って行く。
ここからはスノーシューでは動けないので、スノーシューは置いて行く。終点から少し入ると尾根状になっていたので、それを登ってみるが、ヤブで木々が覆いそれをかき分けるとドサドサと雪が落ちてきて、瞬く間に雪まみれだ。それでも20mくらい登って行ったが、どうも尾根は777m峰とは反対方向へ向かっているようだ。トラバースしながら777m峰へ向かうにも距離が有り過ぎ、道アトもない中をトラバースしながら進むのは不可能なようだ。
元に戻り、ヤブの入口近くへ来るとふ~さんが今度は、「ちょっと下へ降りて行ってみましょうか。」ときた。私もスケベ根性のない方ではないので、ちょっとならとすぐに了解する。
まずは、尾根を下りて行くのだが、これまたヤブがひどい。私は途中でストックを2本の木に引っ掛けて、てこ状になって折ってしまった。ちょっと強引すぎたようだ。
そのまま尾根を下りて行くのは難しそうで、左の谷へ逃げることにした。しかし、この小谷もヤブが覆い、容易には下りて行けない。ふたりで右からか左からか、または中央から進むのか判断しながら行く。小滝もいくつか有りそのひとつひとつを検討し、見極めながら進む。
そうこうする内にけっこう下ってしまい、今からまた元に登り上がるのもきつい。地図を見るとこの谷は、瀬戸峠から来る道と交差するはずなので、そこまで下りて登山道へ出て戻ることにする、つもりだった。
40分近くも下るが、なかなか瀬戸峠道は出てこない。GPSで見てみても、すでに峠道は越えている。その交差点を見逃して過ぎてしまったのか、登山ルートの記載が多少違っているのか判断が付かないが、もうここまで来たら神崎川に向かって下りるしかないとさらに進むと峠道のテープが見えた。雪に埋まっていようが、取り敢えず登山道へ出て安心した。後は、この登山道を使って戻ればよいだけのはずだった。
しばらく休憩して戻るつもりだったが、神崎川もすぐなので「ちょっと神崎川まで下りて、川を確認してきましょうか。」とちょぴりスケベ根性のある私も、そう言ってしまったのだ。
神崎川まではすぐだった。川中の岩はすべて厚い雪帽子をかぶり、川音だけがする静かな美しい景色だった。時折日差しも見え、さらに輝いてくる。
冬の神崎川を十分に楽しみ、さて戻りましょうかと声を掛けようとしたその瞬間、悪魔のささやきが聞こえたのだ。「約1時間、午後2時を限度にもう少し行ってみましょうか。」と。私が顔を上げてその言葉の元をたどってみると、その目は確かにニヤリと笑いを含んでいたのを私は見逃さなかった。それはまさに獲物をワナに捕らえた野獣の目であったことは間違いない。
「ええまあ、それくらいなら。」との返事を受けて出発したふ~さんの速いこと。どんどん置いて行かれてしまう。これは体力の差というよりも気力の差であることは、はっきりしていた。
神崎川沿いの登山道を10分ばかり行くと支流に出たが、これはウソクラノ谷であった。ジュルミチ谷はもう1本先で、もう少し大きい十分な流れのある谷だった。それを渡ったところから取り付き、標高点777m峰へ向かうことになる。
のっけからヤブだった。イバラもずい分と混じる最悪のものだ。それを分け入りながら少しずつ進むのだが、ひとかきごとにどっさりと雪が落ちてくる。遅々としてなかなか進まない。私は、「撤退」という天使のささやきを待ったが、そんなものはあるはずもなかった。
しばらく格闘していると、一筋違う隣の尾根が見えてくるが、そこはヤブが少ないようだ。その尾根に移りたいのだが、それも容易ではない。ようやく激ヤブを抜けると今度は急登だ。掴まる木や枝を捜しながら上がって行くのだが、足下がまた分からない。雪に埋もれているものだから、足を置いてみないとどんな足場か分からないのだ。まさに手探り足探りといった具合だった。
取り付きから30分も登ると小広い平坦地へ出る。ここでひと息するのだが、目の前には岩壁が立ちはだかる。この時点でだいたい午後2時を過ぎていたが、出発時のお約束なんてとっくに「何所吹く風」であったことは言うまでもない。
ここは左から回り込むことによって越えることができた。さらに上がると小岩峰が立ち塞がるが、木々に掴まりながら垂直に登って行く。何とか登り上がったが、帰りに下りられるかその方が心配になる。しかし、ここはふ~さんが右から回り込み上がるルートを見つけてくれていたので、帰路は大過なく下りられることができた。
取り付きより苦闘1時間、標高差たかが240mばかりであったが、ようやく標高点777m峰山頂に着いた。視界のない何の変哲もない小ピークだが、けっこう嬉しく満足感たっぷりだ。山頂部にある木にはテープが2本巻いてある。好き者は我々だけではないらしい。
十分にその満足感に浸ってから下りに掛かる。登りに苦労したところも難なく下りて行く。しかし、登り始めた時のあの激ヤブは勘弁してもらいたい。尾根筋の別れるところで、上がってきた時とは違う右の尾根に進路を取った。相当下の方までスイスイと下りていったが、やはり最後に捕まった。しかし、下りは同じヤブでもずい分楽だ。左にトラバース気味に下りて、登山道へ出ることが出来た。本当にひと安心だ。
帰路は登山道を歩いて戻るのだが、往路の合流点も過ぎ、小さな乗越を過ぎたところで、ふ~さんが左の尾根に上がって行こうという。その尾根に登り上がってしばらく行くと林道が見えてきた。これは、相当な短縮になったのだ。さすがやぶこぎ大明神、すばらしい判断であったと感服する。
一旦林道終点まで戻り、スノーシューを取って除雪最終点の車まで戻る。予期しなかった標高点777m峰到達と無事の帰還に大満足である。
【 日 付 】 2013年1月20日
【 山 域 】 鈴 鹿
【メンバー】ふ~さん、さかきばらkeikoku
【 天 候 】 曇り
【 ルート 】杠葉尾林道除雪最終点10:48~林道終点11:48,12:04~瀬戸峠道出合12:55,13:02~神崎川13:05~777峰取付13:24~標高点777m峰14:25,13:33~登山道復帰15:12~林道終点15:58~除雪最終点16:32
その標高点777m小ピークというのは、滋賀県側神崎川中流域で、支流の谷尻谷(たんじりだに)とジュルミチ谷に挟まれた尾根にある小ピークで、私もその辺りを探索していたことがあったのでそのピークについては認識していた(ただし、それは途中で気が付いたことだったが)。
この季節、滋賀県側に行くには、以前は関ヶ原を回って行くか鈴鹿峠を越えての大回りで、ほとんど行くことはなかったのだが、石榑トンネルが開通したものだから、交通事情が一変した。そのお陰で可能になった山行きでもある。
まずは、杠葉尾(ゆずりお)から延びている杠葉尾林道で行けるところまで行って歩くというつもりだが、もしかしたらキャンプ場のある神崎橋の林道入口のゲートが閉まっているかもしれないということだった。それは幸運にも開いていて、とにかく行けるところまで行ってみようと行ったわけだ。するとずい分と除雪がしてあって(ちょうど入っていった時に除雪車が戻ってきた)、四出之木山を大きく回り込んで、取水口近くまで入ることができた。しかし、林道はまだまだ続いていたが、それでもさらに標高点777m峰までは相当あります。正直なところスノーシューで林道を行けるところまで行って終わりかなと思っていたのでした。
除雪最終点近くに車を駐めて用意をし、少し行ってスノーシューを付け歩き始めた。黙々と林道を行くのだが、積雪は30cmばかり、汗をかきながらラッセルして行く。途中、瀬戸峠から来る道と出合う。林道もここまで進んでいたのだ。さらに林道は続き進むが、前方には目的の標高点777m峰が見えている。
二人でラッセルすること1時間。林道終点に着いた。777m峰はずい分と近くなったが、この先の道アトが見えない。ひと休みしながら、まあ今日のところはここまでかなあと思っていたところ、ふ~さんから「ちょっと行ってみましょうか。」と声が掛かる。ちょっと偵察しに行くくらいなら全然構わないとヤブに分け入って行く。
ここからはスノーシューでは動けないので、スノーシューは置いて行く。終点から少し入ると尾根状になっていたので、それを登ってみるが、ヤブで木々が覆いそれをかき分けるとドサドサと雪が落ちてきて、瞬く間に雪まみれだ。それでも20mくらい登って行ったが、どうも尾根は777m峰とは反対方向へ向かっているようだ。トラバースしながら777m峰へ向かうにも距離が有り過ぎ、道アトもない中をトラバースしながら進むのは不可能なようだ。
元に戻り、ヤブの入口近くへ来るとふ~さんが今度は、「ちょっと下へ降りて行ってみましょうか。」ときた。私もスケベ根性のない方ではないので、ちょっとならとすぐに了解する。
まずは、尾根を下りて行くのだが、これまたヤブがひどい。私は途中でストックを2本の木に引っ掛けて、てこ状になって折ってしまった。ちょっと強引すぎたようだ。
そのまま尾根を下りて行くのは難しそうで、左の谷へ逃げることにした。しかし、この小谷もヤブが覆い、容易には下りて行けない。ふたりで右からか左からか、または中央から進むのか判断しながら行く。小滝もいくつか有りそのひとつひとつを検討し、見極めながら進む。
そうこうする内にけっこう下ってしまい、今からまた元に登り上がるのもきつい。地図を見るとこの谷は、瀬戸峠から来る道と交差するはずなので、そこまで下りて登山道へ出て戻ることにする、つもりだった。
40分近くも下るが、なかなか瀬戸峠道は出てこない。GPSで見てみても、すでに峠道は越えている。その交差点を見逃して過ぎてしまったのか、登山ルートの記載が多少違っているのか判断が付かないが、もうここまで来たら神崎川に向かって下りるしかないとさらに進むと峠道のテープが見えた。雪に埋まっていようが、取り敢えず登山道へ出て安心した。後は、この登山道を使って戻ればよいだけのはずだった。
しばらく休憩して戻るつもりだったが、神崎川もすぐなので「ちょっと神崎川まで下りて、川を確認してきましょうか。」とちょぴりスケベ根性のある私も、そう言ってしまったのだ。
神崎川まではすぐだった。川中の岩はすべて厚い雪帽子をかぶり、川音だけがする静かな美しい景色だった。時折日差しも見え、さらに輝いてくる。
冬の神崎川を十分に楽しみ、さて戻りましょうかと声を掛けようとしたその瞬間、悪魔のささやきが聞こえたのだ。「約1時間、午後2時を限度にもう少し行ってみましょうか。」と。私が顔を上げてその言葉の元をたどってみると、その目は確かにニヤリと笑いを含んでいたのを私は見逃さなかった。それはまさに獲物をワナに捕らえた野獣の目であったことは間違いない。
「ええまあ、それくらいなら。」との返事を受けて出発したふ~さんの速いこと。どんどん置いて行かれてしまう。これは体力の差というよりも気力の差であることは、はっきりしていた。
神崎川沿いの登山道を10分ばかり行くと支流に出たが、これはウソクラノ谷であった。ジュルミチ谷はもう1本先で、もう少し大きい十分な流れのある谷だった。それを渡ったところから取り付き、標高点777m峰へ向かうことになる。
のっけからヤブだった。イバラもずい分と混じる最悪のものだ。それを分け入りながら少しずつ進むのだが、ひとかきごとにどっさりと雪が落ちてくる。遅々としてなかなか進まない。私は、「撤退」という天使のささやきを待ったが、そんなものはあるはずもなかった。
しばらく格闘していると、一筋違う隣の尾根が見えてくるが、そこはヤブが少ないようだ。その尾根に移りたいのだが、それも容易ではない。ようやく激ヤブを抜けると今度は急登だ。掴まる木や枝を捜しながら上がって行くのだが、足下がまた分からない。雪に埋もれているものだから、足を置いてみないとどんな足場か分からないのだ。まさに手探り足探りといった具合だった。
取り付きから30分も登ると小広い平坦地へ出る。ここでひと息するのだが、目の前には岩壁が立ちはだかる。この時点でだいたい午後2時を過ぎていたが、出発時のお約束なんてとっくに「何所吹く風」であったことは言うまでもない。
ここは左から回り込むことによって越えることができた。さらに上がると小岩峰が立ち塞がるが、木々に掴まりながら垂直に登って行く。何とか登り上がったが、帰りに下りられるかその方が心配になる。しかし、ここはふ~さんが右から回り込み上がるルートを見つけてくれていたので、帰路は大過なく下りられることができた。
取り付きより苦闘1時間、標高差たかが240mばかりであったが、ようやく標高点777m峰山頂に着いた。視界のない何の変哲もない小ピークだが、けっこう嬉しく満足感たっぷりだ。山頂部にある木にはテープが2本巻いてある。好き者は我々だけではないらしい。
十分にその満足感に浸ってから下りに掛かる。登りに苦労したところも難なく下りて行く。しかし、登り始めた時のあの激ヤブは勘弁してもらいたい。尾根筋の別れるところで、上がってきた時とは違う右の尾根に進路を取った。相当下の方までスイスイと下りていったが、やはり最後に捕まった。しかし、下りは同じヤブでもずい分楽だ。左にトラバース気味に下りて、登山道へ出ることが出来た。本当にひと安心だ。
帰路は登山道を歩いて戻るのだが、往路の合流点も過ぎ、小さな乗越を過ぎたところで、ふ~さんが左の尾根に上がって行こうという。その尾根に登り上がってしばらく行くと林道が見えてきた。これは、相当な短縮になったのだ。さすがやぶこぎ大明神、すばらしい判断であったと感服する。
一旦林道終点まで戻り、スノーシューを取って除雪最終点の車まで戻る。予期しなかった標高点777m峰到達と無事の帰還に大満足である。
Re: 【 鈴 鹿 】 幸運の標高点777m峰 探訪記
keikokuさん、おはようございます。
ふ~さん
「とにかく」という言葉が意味深ですね~。これを翻訳してみると、「ふ~さんのボーンヘッドプレイで奥美濃の天狗山を諦めざるをえなくなり、その挙げ句」ということになろうかと(^^;) 誰ですか、天狗の団扇(冬靴)なしで天狗を成敗しようとしたのは(-_-;)とにかく、この日はふ~さんと鈴鹿へ行くことにしました。どこへ行こうかという話になりましたが、
元に戻り、ヤブの入口近くへ来るとふ~さんが今度は、「ちょっと下へ降りて行ってみましょうか。」ときた。私もスケベ根性のない方ではないので、ちょっとならとすぐに了解する。
しばらく休憩して戻るつもりだったが、神崎川もすぐなので「ちょっと神崎川まで下りて、川を確認してきましょうか。」とちょぴりスケベ根性のある私も、そう言ってしまったのだ。
このふ~さんという方、相当に策士ですね。我々が心せねばならないのは「すけべ心、身を滅ぼす」ってヤツでしょうか。Curiosity killed the cat. とも言います。先人の知恵から学ばねば(^_-)冬の神崎川を十分に楽しみ、さて戻りましょうかと声を掛けようとしたその瞬間、悪魔のささやきが聞こえたのだ。
これは誤解でございましょう。聞くところによれば、ふ~さんは紳士を絵に描いたような人物。いたいけな乙女を毒牙にかけようなんざ思うはずもない(*_*)「約1時間、午後2時を限度にもう少し行ってみましょうか。」と。私が顔を上げてその言葉の元をたどってみると、その目は確かにニヤリと笑いを含んでいたのを私は見逃さなかった。それはまさに獲物をワナに捕らえた野獣の目であったことは間違いない。
この辺りが一番の勝負所だったのでしょう。岩に詰まった雪が上部で凍っているし、弱点に見えた岩溝の雪も不安定だったり、ホールドにしようとした灌木もイマイチ信頼に欠けたし。高度感が出てくるとスリップしないように気を使ったし、朽ち木をつかまないように細心の注意を払いましたね。登ったはいいけど、下れなかったらどうしようかと気を揉みました。取り付きから30分も登ると小広い平坦地へ出る。ここでひと息するのだが、目の前には岩壁が立ちはだかる。この時点でだいたい午後2時を過ぎていたが、出発時のお約束なんてとっくに「何所吹く風」であったことは言うまでもない。
ここは左から回り込むことによって越えることができた。さらに上がると小岩峰が立ち塞がるが、木々に掴まりながら垂直に登って行く。何とか登り上がったが、帰りに下りられるかその方が心配になる。
「好き者」・・・これがすべてを語っているようですね。まぁ、私はkeikokuさんとは違って至ってノーマルな人間なのでご安心あれ(^o^)取り付きより苦闘1時間、標高差たかが240mばかりであったが、ようやく標高点777m峰山頂に着いた。視界のない何の変哲もない小ピークだが、けっこう嬉しく満足感たっぷりだ。山頂部にある木にはテープが2本巻いてある。好き者は我々だけではないらしい。
やぶこぎ大明神ではなく、やぶこぎ紳士と訂正しておきます。それにしても、お付き合い頂き、ありがとうございました。帰路は登山道を歩いて戻るのだが、往路の合流点も過ぎ、小さな乗越を過ぎたところで、ふ~さんが左の尾根に上がって行こうという。その尾根に登り上がってしばらく行くと林道が見えてきた。これは、相当な短縮になったのだ。さすがやぶこぎ大明神、すばらしい判断であったと感服する。
ふ~さん
Re: 【 鈴 鹿 】 幸運の標高点777m峰 探訪記
Keikokuさん、お久しぶりです。
と思ったら私はここに行ったことあります(^◇^)
GPSログ貼っておきます。ちょっと骨董品のGPSで谷尻が直線になっているのはご愛嬌。
ただ777とは気付きませんでした。昔の地形図はここに標高点が記載されていません。
気持ちだけですが。
で、それはホントに幸運だったのでしょうか(^◇^)
それがちょっとでおさまらないですからねえ。
北谷尻から尾根に登るときも無茶なルートを登り、下りはこの激ヤブ。
私のルート取りに、たろーさんととっちゃんから大いに顰蹙を買った記憶があります。
私は罰が当ってこのヤブで枝が鼻に刺さって鼻血を出しました。
時間が押していたら撤退が普通でしょうに。魅力的なピークでもなし。
ふ~さんは病気だから、keikokuさんが諫言せにゃ止まりませんで(^◇^)
ところでここのピークは777と知らずに通過したのですが、意識して登ったピークもあります。
鈴鹿北部高室山の北にある777です。等高線が森永製菓の「おっとっと」に似ていると書いた覚えがあります。
ハリマオ
おおー、ふ~さん大活躍やね。色んな人と登ってるなあ。とにかく、この日はふ~さんと鈴鹿へ行くことにしました。
ふーん、そんな所を目標に登る人なんて他にいないでしょう。まさに変態やな・・・それならまあ、どこでいいやとふ~さんに聞いてみると、「では数日前に見つけた標高点777mの小ピークにでも行ってみましょうか。」ということだったので、賛成したわけです。
と思ったら私はここに行ったことあります(^◇^)
GPSログ貼っておきます。ちょっと骨董品のGPSで谷尻が直線になっているのはご愛嬌。
ただ777とは気付きませんでした。昔の地形図はここに標高点が記載されていません。
いやもう本当にねえ。私はトンネル工事代金を半分負担してもいいと思っています。この季節、滋賀県側に行くには、以前は関ヶ原を回って行くか鈴鹿峠を越えての大回りで、ほとんど行くことはなかったのだが、石榑トンネルが開通したものだから、交通事情が一変した。そのお陰で可能になった山行きでもある。
気持ちだけですが。
前に見たときはガッチリ施錠されていました。除雪のために開けたのかな。もしかしたらキャンプ場のある神崎橋の林道入口のゲートが閉まっているかもしれないということだった。それは幸運にも開いていて、
で、それはホントに幸運だったのでしょうか(^◇^)
Keikokuさんが妥協しかけると、ふ~さんが「ちょっと~」というわけですね。正直なところスノーシューで林道を行けるところまで行って終わりかなと思っていたのでした。
まあ今日のところはここまでかなあと思っていたところ、ふ~さんから「ちょっと行ってみましょうか。」と声が掛かる。
元に戻り、ヤブの入口近くへ来るとふ~さんが今度は、「ちょっと下へ降りて行ってみましょうか。」ときた。
それがちょっとでおさまらないですからねえ。
私たち(たろーさん、とっちゃん同行)は777からジュルミチ谷出合に出たので、同じルートですね。登り下りは逆ですが。神崎川沿いの登山道を10分ばかり行くと支流に出たが、これはウソクラノ谷であった。ジュルミチ谷はもう1本先で、もう少し大きい十分な流れのある谷だった。それを渡ったところから取り付き、標高点777m峰へ向かうことになる。
そうでしょ、そうでしょ(^◇^)のっけからヤブだった。イバラもずい分と混じる最悪のものだ。
北谷尻から尾根に登るときも無茶なルートを登り、下りはこの激ヤブ。
私のルート取りに、たろーさんととっちゃんから大いに顰蹙を買った記憶があります。
私は罰が当ってこのヤブで枝が鼻に刺さって鼻血を出しました。
あのヤブに登り、雪という悪条件が加わるのに、よう登りましたね。それを分け入りながら少しずつ進むのだが、ひとかきごとにどっさりと雪が落ちてくる。遅々としてなかなか進まない。私は、「撤退」という天使のささやきを待ったが、そんなものはあるはずもなかった。
時間が押していたら撤退が普通でしょうに。魅力的なピークでもなし。
ふ~さんは病気だから、keikokuさんが諫言せにゃ止まりませんで(^◇^)
変哲なきピークでも一応当初の目的地ですからね。おめでとうございます。取り付きより苦闘1時間、標高差たかが240mばかりであったが、ようやく標高点777m峰山頂に着いた。視界のない何の変哲もない小ピークだが、けっこう嬉しく満足感たっぷりだ。
ところでここのピークは777と知らずに通過したのですが、意識して登ったピークもあります。
鈴鹿北部高室山の北にある777です。等高線が森永製菓の「おっとっと」に似ていると書いた覚えがあります。
ハリマオ
Re: 【 鈴 鹿 】 幸運の標高点777m峰 探訪記
keikokuさん、こんばんは。
その節はご愁傷様でした。
恨むなら悪い先輩を持ってしまった我が身を恨みなはれ。
とにかく、この日はふ~さんと鈴鹿へ行くことにしました。
「とにかく」。このひと言に万感の思いが込められてますねえ。
その標高点777m小ピークというのは、滋賀県側神崎川中流域で、支流の谷尻谷(たんじりだに)とジュルミチ谷に挟まれた尾根にある小ピークで、私もその辺りを探索していたことがあったのでそのピークについては認識していた(ただし、それは途中で気が付いたことだったが)。
どこやそれ、と思って地図見たら、私も行ったことあるじゃないの。
でも決して私はふ~さんと同類ではありません。
私の場合、ジュルミチ谷を遡行して左俣に入ってP903mの西のコルに上がり、北谷尻谷へ下ってランチしてから登り返し
P903mからP777mを経由して下山したというわけです。
ここを目的にするなんてO態の発想ですわ。
ふ~さんから「ちょっと行ってみましょうか。」と声が掛かる。
ふ~さんが今度は、「ちょっと下へ降りて行ってみましょうか。」ときた。
「約1時間、午後2時を限度にもう少し行ってみましょうか。」と。私が顔を上げてその言葉の元をたどってみると、その目は確かにニヤリと笑いを含んでいたのを私は見逃さなかった。それはまさに獲物をワナに捕らえた野獣の目であったことは間違いない。
ふ~さんの策略で、深みへ深みへはまって行ってますねえ。
こうなったらもう蛇に睨まれたカエル、O態に縛られたkeikoku。(T_T)
のっけからヤブだった。イバラもずい分と混じる最悪のものだ。それを分け入りながら少しずつ進むのだが、ひとかきごとにどっさりと雪が落ちてくる。遅々としてなかなか進まない。
しかしこのヤブを、しかも積雪期に登ろうという気になるものです。
私は下って来て、ヤブに足を取られて一回転しました。
私は、「撤退」という天使のささやきを待ったが、そんなものはあるはずもなかった。
悪魔に天使のささやきを期待する方が無茶というもの。
取り付きより苦闘1時間、標高差たかが240mばかりであったが、ようやく標高点777m峰山頂に着いた。視界のない何の変哲もない小ピークだが、けっこう嬉しく満足感たっぷりだ。山頂部にある木にはテープが2本巻いてある。好き者は我々だけではないらしい。
おめでとうございますと言うしかないですねえ。「とにかく」お疲れさまでした。
山日和
その節はご愁傷様でした。
恨むなら悪い先輩を持ってしまった我が身を恨みなはれ。
とにかく、この日はふ~さんと鈴鹿へ行くことにしました。
「とにかく」。このひと言に万感の思いが込められてますねえ。
その標高点777m小ピークというのは、滋賀県側神崎川中流域で、支流の谷尻谷(たんじりだに)とジュルミチ谷に挟まれた尾根にある小ピークで、私もその辺りを探索していたことがあったのでそのピークについては認識していた(ただし、それは途中で気が付いたことだったが)。
どこやそれ、と思って地図見たら、私も行ったことあるじゃないの。
でも決して私はふ~さんと同類ではありません。
私の場合、ジュルミチ谷を遡行して左俣に入ってP903mの西のコルに上がり、北谷尻谷へ下ってランチしてから登り返し
P903mからP777mを経由して下山したというわけです。
ここを目的にするなんてO態の発想ですわ。
ふ~さんから「ちょっと行ってみましょうか。」と声が掛かる。
ふ~さんが今度は、「ちょっと下へ降りて行ってみましょうか。」ときた。
「約1時間、午後2時を限度にもう少し行ってみましょうか。」と。私が顔を上げてその言葉の元をたどってみると、その目は確かにニヤリと笑いを含んでいたのを私は見逃さなかった。それはまさに獲物をワナに捕らえた野獣の目であったことは間違いない。
ふ~さんの策略で、深みへ深みへはまって行ってますねえ。
こうなったらもう蛇に睨まれたカエル、O態に縛られたkeikoku。(T_T)
のっけからヤブだった。イバラもずい分と混じる最悪のものだ。それを分け入りながら少しずつ進むのだが、ひとかきごとにどっさりと雪が落ちてくる。遅々としてなかなか進まない。
しかしこのヤブを、しかも積雪期に登ろうという気になるものです。
私は下って来て、ヤブに足を取られて一回転しました。
私は、「撤退」という天使のささやきを待ったが、そんなものはあるはずもなかった。
悪魔に天使のささやきを期待する方が無茶というもの。
取り付きより苦闘1時間、標高差たかが240mばかりであったが、ようやく標高点777m峰山頂に着いた。視界のない何の変哲もない小ピークだが、けっこう嬉しく満足感たっぷりだ。山頂部にある木にはテープが2本巻いてある。好き者は我々だけではないらしい。
おめでとうございますと言うしかないですねえ。「とにかく」お疲れさまでした。
山日和
Re: 【 鈴 鹿 】 幸運の標高点777m峰 探訪記
keikokuさん、こんばんは。
とにかく、この日はふ~さんと鈴鹿へ行くことにしました。
“とにかく”の四文字はこのレポの冒頭を飾るのに最もふさわしいコトバでしょう。
たんぽぽはkeikokuさんにお会いできなかったのが残念でしたわ。
それならまあ、どこでいいやとふ~さんに聞いてみると、「では数日前に見つけた標高点777mの小ピークにでも行ってみましょうか。」ということだったので、賛成したわけです。
ふ~さん辞書を持たずして行動を共にされたんですね。
ふ~さん語の“でも”というのはとてもとても力強い、意気込みが込められてるんですよ。
我々がいい加減に使う“でも”とはワケが違います。
その標高点777m小ピークというのは、滋賀県側神崎川中流域で、支流の谷尻谷(たんじりだに)とジュルミチ谷に挟まれた尾根にある小ピークで、私もその辺りを探索していたことがあったのでそのピークについては認識していた(ただし、それは途中で気が付いたことだったが)。
ラッキー777でよかったですねェ。
もう10m高い787は只今世界的に登頂禁止ですよ。(ワケわからん・・・)
ふ~さんから「ちょっと行ってみましょうか。」と声が掛かる。ちょっと偵察しに行くくらいなら全然構わないとヤブに分け入って行く。
ふ~さん辞書をひも解けば“ちょっと”という副詞には気合を入れてという意味があるそうです。
keikokuさんは軽く相槌を打ってしまったんですね。
ああっ~、蜘蛛の巣に捕まった蝶のようやなあ。
元に戻り、ヤブの入口近くへ来るとふ~さんが今度は、「ちょっと下へ降りて行ってみましょうか。」ときた。私もスケベ根性のない方ではないので、ちょっとならとすぐに了解する。
そろそろ、ふ~さん語が分かりかけてるハズなのに、ついていってしまう。
keikokuさんもかなり〇タイの気がおありのようで・・・
まずは、尾根を下りて行くのだが、これまたヤブがひどい。
ふ~さんはうっとりとした笑みを浮かべていたことでしょう。
「ええまあ、それくらいなら。」との返事を受けて出発したふ~さんの速いこと。どんどん置いて行かれてしまう。これは体力の差というよりも気力の差であることは、はっきりしていた。
ふ~蜘蛛が蝶々を一気に糸でくるくると巻いてダンゴにしてしまう・・・アレですね。
私は、「撤退」という天使のささやきを待ったが、そんなものはあるはずもなかった。
ふ~さん語辞典に「撤退」なんてコトバは載ってません、キッパリ。
掴まる木や枝を捜しながら上がって行くのだが、足下がまた分からない。雪に埋もれているものだから、足を置いてみないとどんな足場か分からないのだ。まさに手探り足探りといった具合だった。
いよいよふ~さんのエクスタシーは頂点か!
取り付きより苦闘1時間、標高差たかが240mばかりであったが、ようやく標高点777m峰山頂に着いた。視界のない何の変哲もない小ピークだが、けっこう嬉しく満足感たっぷりだ。山頂部にある木にはテープが2本巻いてある。好き者は我々だけではないらしい。
〇タイはこの世に数多といるようですね。
keikokuさんもこれで磨きがかかったじゃないですか。
一旦林道終点まで戻り、スノーシューを取って除雪最終点の車まで戻る。予期しなかった標高点777m峰到達と無事の帰還に大満足である。
朝から晩まで大変な一日でございました、お疲れさま~
とにかく、この日はふ~さんと鈴鹿へ行くことにしました。
“とにかく”の四文字はこのレポの冒頭を飾るのに最もふさわしいコトバでしょう。
たんぽぽはkeikokuさんにお会いできなかったのが残念でしたわ。
それならまあ、どこでいいやとふ~さんに聞いてみると、「では数日前に見つけた標高点777mの小ピークにでも行ってみましょうか。」ということだったので、賛成したわけです。
ふ~さん辞書を持たずして行動を共にされたんですね。
ふ~さん語の“でも”というのはとてもとても力強い、意気込みが込められてるんですよ。
我々がいい加減に使う“でも”とはワケが違います。
その標高点777m小ピークというのは、滋賀県側神崎川中流域で、支流の谷尻谷(たんじりだに)とジュルミチ谷に挟まれた尾根にある小ピークで、私もその辺りを探索していたことがあったのでそのピークについては認識していた(ただし、それは途中で気が付いたことだったが)。
ラッキー777でよかったですねェ。
もう10m高い787は只今世界的に登頂禁止ですよ。(ワケわからん・・・)
ふ~さんから「ちょっと行ってみましょうか。」と声が掛かる。ちょっと偵察しに行くくらいなら全然構わないとヤブに分け入って行く。
ふ~さん辞書をひも解けば“ちょっと”という副詞には気合を入れてという意味があるそうです。
keikokuさんは軽く相槌を打ってしまったんですね。
ああっ~、蜘蛛の巣に捕まった蝶のようやなあ。
元に戻り、ヤブの入口近くへ来るとふ~さんが今度は、「ちょっと下へ降りて行ってみましょうか。」ときた。私もスケベ根性のない方ではないので、ちょっとならとすぐに了解する。
そろそろ、ふ~さん語が分かりかけてるハズなのに、ついていってしまう。
keikokuさんもかなり〇タイの気がおありのようで・・・
まずは、尾根を下りて行くのだが、これまたヤブがひどい。
ふ~さんはうっとりとした笑みを浮かべていたことでしょう。
「ええまあ、それくらいなら。」との返事を受けて出発したふ~さんの速いこと。どんどん置いて行かれてしまう。これは体力の差というよりも気力の差であることは、はっきりしていた。
ふ~蜘蛛が蝶々を一気に糸でくるくると巻いてダンゴにしてしまう・・・アレですね。
私は、「撤退」という天使のささやきを待ったが、そんなものはあるはずもなかった。
ふ~さん語辞典に「撤退」なんてコトバは載ってません、キッパリ。
掴まる木や枝を捜しながら上がって行くのだが、足下がまた分からない。雪に埋もれているものだから、足を置いてみないとどんな足場か分からないのだ。まさに手探り足探りといった具合だった。
いよいよふ~さんのエクスタシーは頂点か!
取り付きより苦闘1時間、標高差たかが240mばかりであったが、ようやく標高点777m峰山頂に着いた。視界のない何の変哲もない小ピークだが、けっこう嬉しく満足感たっぷりだ。山頂部にある木にはテープが2本巻いてある。好き者は我々だけではないらしい。
〇タイはこの世に数多といるようですね。
keikokuさんもこれで磨きがかかったじゃないですか。
一旦林道終点まで戻り、スノーシューを取って除雪最終点の車まで戻る。予期しなかった標高点777m峰到達と無事の帰還に大満足である。
朝から晩まで大変な一日でございました、お疲れさま~
Re: 【 鈴 鹿 】 幸運の標高点777m峰 探訪記
keikokuさん、こんばんは~
ミステリーですね…、道の駅「ふじはし」で何があったんですか(@_@;)
すっかり、F氏の木偶とされてるやないですか!
「とにかく」とか、「それならまあ…」とか、「777…」とか…。山は諦めて街の小玉遊技場へでも行かれたのかと…?
なるほど…、ご両人ともそんなピークに気を奪われるとは、やはり常人ではありませんね。
おかげさまで、こちらから東国へ移動するのも楽になりました。昨年末の密会もここを抜けて参りましたわ。(^o^)
登山道が降りてきてるところ? 神崎川へ降りる階段のところですね。
あの林道にはやはり終点があったのか…。でも、ふ~さんがこんなところで引き返すはずがないですわね。
はじめから林道の瀬戸峠出合から川へ下ればよかったんでは?
ようやりますね。(@_@;)
うちのワン公は雪が積もると、なんでか雪に噛みつきながら寝転んで暴れまくり、あたりを整地(?)してしまいます。
同じでしょうかねえ…。恐るべし、雪の魔力。(>_<)
ファンファーレが鳴ってジャラジャラとドル箱いっぱいのご褒美は?
こんな場所は夏の沢遊びで来るところやと思いますが…?
まあ、とにかくお疲れさまでした。風邪など召されませんように~(~o~)
~biwaco
ミステリーですね…、道の駅「ふじはし」で何があったんですか(@_@;)
すっかり、F氏の木偶とされてるやないですか!
「とにかく」とか、「それならまあ…」とか、「777…」とか…。山は諦めて街の小玉遊技場へでも行かれたのかと…?
その標高点777m小ピークというのは、滋賀県側神崎川中流域で、支流の谷尻谷(たんじりだに)とジュルミチ谷に挟まれた尾根にある小ピークで、私もその辺りを探索していたことがあったのでそのピークについては認識していた(ただし、それは途中で気が付いたことだったが)。
なるほど…、ご両人ともそんなピークに気を奪われるとは、やはり常人ではありませんね。
この季節、滋賀県側に行くには、以前は関ヶ原を回って行くか鈴鹿峠を越えての大回りで、ほとんど行くことはなかったのだが、石榑トンネルが開通したものだから、交通事情が一変した。そのお陰で可能になった山行きでもある。
おかげさまで、こちらから東国へ移動するのも楽になりました。昨年末の密会もここを抜けて参りましたわ。(^o^)
除雪最終点近くに車を駐めて用意をし、少し行ってスノーシューを付け歩き始めた。黙々と林道を行くのだが、積雪は30cmばかり、汗をかきながらラッセルして行く。途中、瀬戸峠から来る道と出合う。
登山道が降りてきてるところ? 神崎川へ降りる階段のところですね。
二人でラッセルすること1時間。林道終点に着いた。777m峰はずい分と近くなったが、この先の道アトが見えない。ひと休みしながら、まあ今日のところはここまでかなあと思っていたところ、ふ~さんから「ちょっと行ってみましょうか。」と声が掛かる。ちょっと偵察しに行くくらいなら全然構わないとヤブに分け入って行く。
あの林道にはやはり終点があったのか…。でも、ふ~さんがこんなところで引き返すはずがないですわね。
しばらく休憩して戻るつもりだったが、神崎川もすぐなので「ちょっと神崎川まで下りて、川を確認してきましょうか。」とちょぴりスケベ根性のある私も、そう言ってしまったのだ。
神崎川まではすぐだった。川中の岩はすべて厚い雪帽子をかぶり、川音だけがする静かな美しい景色だった。時折日差しも見え、さらに輝いてくる。
はじめから林道の瀬戸峠出合から川へ下ればよかったんでは?
のっけからヤブだった。イバラもずい分と混じる最悪のものだ。それを分け入りながら少しずつ進むのだが、ひとかきごとにどっさりと雪が落ちてくる。遅々としてなかなか進まない。私は、「撤退」という天使のささやきを待ったが、そんなものはあるはずもなかった。
しばらく格闘していると、一筋違う隣の尾根が見えてくるが、そこはヤブが少ないようだ。その尾根に移りたいのだが、それも容易ではない。ようやく激ヤブを抜けると今度は急登だ。掴まる木や枝を捜しながら上がって行くのだが、足下がまた分からない。雪に埋もれているものだから、足を置いてみないとどんな足場か分からないのだ。まさに手探り足探りといった具合だった。
ようやりますね。(@_@;)
うちのワン公は雪が積もると、なんでか雪に噛みつきながら寝転んで暴れまくり、あたりを整地(?)してしまいます。
同じでしょうかねえ…。恐るべし、雪の魔力。(>_<)
取り付きより苦闘1時間、標高差たかが240mばかりであったが、ようやく標高点777m峰山頂に着いた。視界のない何の変哲もない小ピークだが、けっこう嬉しく満足感たっぷりだ。山頂部にある木にはテープが2本巻いてある。好き者は我々だけではないらしい。
ファンファーレが鳴ってジャラジャラとドル箱いっぱいのご褒美は?
帰路は登山道を歩いて戻るのだが、往路の合流点も過ぎ、小さな乗越を過ぎたところで、ふ~さんが左の尾根に上がって行こうという。その尾根に登り上がってしばらく行くと林道が見えてきた。これは、相当な短縮になったのだ。さすがやぶこぎ大明神、すばらしい判断であったと感服する。
一旦林道終点まで戻り、スノーシューを取って除雪最終点の車まで戻る。予期しなかった標高点777m峰到達と無事の帰還に大満足である。
こんな場所は夏の沢遊びで来るところやと思いますが…?
まあ、とにかくお疲れさまでした。風邪など召されませんように~(~o~)
~biwaco
Re: 【 鈴 鹿 】 幸運の標高点777m峰 探訪記
ふ~さん こんにちは。
さかきばらkeikoku
原文には、この「とにかく」の代わりに詳しい説明文が有ったようでしたが、先輩思いのかわいい後輩は涙をのんで割愛したようです。「とにかく」という言葉が意味深ですね~。これを翻訳してみると、「ふ~さんのボーンヘッドプレイで奥美濃の天狗山を諦めざるをえなくなり、その挙げ句」ということになろうかと(^^;) 誰ですか、天狗の団扇(冬靴)なしで天狗を成敗しようとしたのは(-_-;)とにかく、この日はふ~さんと鈴鹿へ行くことにしました。どこへ行こうかという話になりましたが、
知らず知らずのウチに引き込まれ、気がついた時には後戻りできなかったというヤツのようでした。しかし、スケベ心旺盛な彼は、今後ともわかっていながらその道に引き込まれて行くことでしょう。元に戻り、ヤブの入口近くへ来るとふ~さんが今度は、「ちょっと下へ降りて行ってみましょうか。」ときた。私もスケベ根性のない方ではないので、ちょっとならとすぐに了解する。しばらく休憩して戻るつもりだったが、神崎川もすぐなので「ちょっと神崎川まで下りて、川を確認してきましょうか。」とちょぴりスケベ根性のある私も、そう言ってしまったのだ。このふ~さんという方、相当に策士ですね。我々が心せねばならないのは「すけべ心、身を滅ぼす」ってヤツでしょうか。Curiosity killed the cat. とも言います。先人の知恵から学ばねば(^_-)冬の神崎川を十分に楽しみ、さて戻りましょうかと声を掛けようとしたその瞬間、悪魔のささやきが聞こえたのだ。
いえ、証言に寄りますと間違いなくマンガの世界で起こるようなそんなことがあったそうです。はっきりとキラ星が見えたと言っておりました。これは誤解でございましょう。聞くところによれば、ふ~さんは紳士を絵に描いたような人物。いたいけな乙女を毒牙にかけようなんざ思うはずもない(*_*)「約1時間、午後2時を限度にもう少し行ってみましょうか。」と。私が顔を上げてその言葉の元をたどってみると、その目は確かにニヤリと笑いを含んでいたのを私は見逃さなかった。それはまさに獲物をワナに捕らえた野獣の目であったことは間違いない。
いえ、こちらこそ。やぶこぎ後輩は、どこへでもついて行きますのでどんな変人変態好き者コースでもお供いたしますので、今後ともよろしくお願いします。やぶこぎ大明神ではなく、やぶこぎ紳士と訂正しておきます。それにしても、お付き合い頂き、ありがとうございました。帰路は登山道を歩いて戻るのだが、往路の合流点も過ぎ、小さな乗越を過ぎたところで、ふ~さんが左の尾根に上がって行こうという。その尾根に登り上がってしばらく行くと林道が見えてきた。これは、相当な短縮になったのだ。さすがやぶこぎ大明神、すばらしい判断であったと感服する。
さかきばらkeikoku
Re: 【 鈴 鹿 】 幸運の標高点777m峰 探訪記
ハリマオさん、こちらこそ、ご無沙汰しております。Keikokuさん、お久しぶりです。
やはり、我らがハリマオさんは変態の大将というわけですね。ちゃんと前からわかっていましたよ。ふーん、そんな所を目標に登る人なんて他にいないでしょう。まさに変態やな・・・それならまあ、どこでいいやとふ~さんに聞いてみると、「では数日前に見つけた標高点777mの小ピークにでも行ってみましょうか。」ということだったので、賛成したわけです。
と思ったら私はここに行ったことあります(^◇^)
もちろん幸運なことだったですよ(^_^;)。確かに除雪作業のために開いていたのかもしれません。帰りに作業をしていた人と会って、愛知の人?車のナンバーが名古屋だからと話掛けられたのですが、その人も愛知の人だというものですから、愛知はどこですかいうと半田というではありませんか。二重に驚きました。前に見たときはガッチリ施錠されていました。除雪のために開けたのかな。もしかしたらキャンプ場のある神崎橋の林道入口のゲートが閉まっているかもしれないということだった。それは幸運にも開いていて、
で、それはホントに幸運だったのでしょうか(^◇^)
今回は、ふ~さん語に初めて接してよく理解しました。どうも彼は、高校で密かにふ~語を教えているようです。Keikokuさんが妥協しかけると、ふ~さんが「ちょっと~」というわけですね。正直なところスノーシューで林道を行けるところまで行って終わりかなと思っていたのでした。
まあ今日のところはここまでかなあと思っていたところ、ふ~さんから「ちょっと行ってみましょうか。」と声が掛かる。
元に戻り、ヤブの入口近くへ来るとふ~さんが今度は、「ちょっと下へ降りて行ってみましょうか。」ときた。
それがちょっとでおさまらないですからねえ。
あれを下りましたか。想像しただけでもゲップが出そうです。ずい分イバラにやられたでしょう。私たち(たろーさん、とっちゃん同行)は777からジュルミチ谷出合に出たので、同じルートですね。登り下りは逆ですが。神崎川沿いの登山道を10分ばかり行くと支流に出たが、これはウソクラノ谷であった。ジュルミチ谷はもう1本先で、もう少し大きい十分な流れのある谷だった。それを渡ったところから取り付き、標高点777m峰へ向かうことになる。
やはりそうでしょう。しかし、やぶこぎ症候群のふたりもそう言いながら密かに満足していたことでしょう。そうでしょ、そうでしょ(^◇^)のっけからヤブだった。イバラもずい分と混じる最悪のものだ。
北谷尻から尾根に登るときも無茶なルートを登り、下りはこの激ヤブ。
私のルート取りに、たろーさんととっちゃんから大いに顰蹙を買った記憶があります。
私は罰が当ってこのヤブで枝が鼻に刺さって鼻血を出しました。
先輩から「突撃!」の命令が下っていました。あのヤブに登り、雪という悪条件が加わるのに、よう登りましたね。それを分け入りながら少しずつ進むのだが、ひとかきごとにどっさりと雪が落ちてくる。遅々としてなかなか進まない。私は、「撤退」という天使のささやきを待ったが、そんなものはあるはずもなかった。
とんでもないです。まさに我が活躍の場を得たと喜々と進む先輩にもの申すことなんてとても出来ません。時間が押していたら撤退が普通でしょうに。魅力的なピークでもなし。
ふ~さんは病気だから、keikokuさんが諫言せにゃ止まりませんで(^◇^)
いやあ、それが何ともなく嬉しいのですから不思議なものです。さすがに先輩、いろいろな道に導いてくれるものです。変哲なきピークでも一応当初の目的地ですからね。おめでとうございます。取り付きより苦闘1時間、標高差たかが240mばかりであったが、ようやく標高点777m峰山頂に着いた。視界のない何の変哲もない小ピークだが、けっこう嬉しく満足感たっぷりだ。
そんなところにもありましたか。しかし、取り敢えずふ~先輩には内緒ですよ。ところでここのピークは777と知らずに通過したのですが、意識して登ったピークもあります。
鈴鹿北部高室山の北にある777です。等高線が森永製菓の「おっとっと」に似ていると書いた覚えがあります。
さかきばらkeikoku
最後に編集したユーザー keikoku [ 2013年2月17日(日) 11:08 ], 累計 1 回
Re: 【 鈴 鹿 】 幸運の標高点777m峰 探訪記
山日和 さん お早う御座います。
今は、スノー衆の集合地点に向かっているところでしょうか、または前泊でしたでしょうか。私は、来月のマラソン大会のため、あと今週末と来週末は30km以上走らないといけないので、やむなくスノー衆参加を諦めました。もし、3月半ば過ぎに第3回目があるようならお願いしたいと思っております。よろしくお願いします。
今後ともよろしくお願いします。
さかきばらkeikoku
今は、スノー衆の集合地点に向かっているところでしょうか、または前泊でしたでしょうか。私は、来月のマラソン大会のため、あと今週末と来週末は30km以上走らないといけないので、やむなくスノー衆参加を諦めました。もし、3月半ば過ぎに第3回目があるようならお願いしたいと思っております。よろしくお願いします。
とんでもありません。立派な先輩を誇りにこそ思え、恨むなんてとんでもないです。その節はご愁傷様でした。
恨むなら悪い先輩を持ってしまった我が身を恨みなはれ。
やっぱり山日和さんも行ったことがあったですか。さすが、このやぶこぎネットの主要メンバーはそんなところくらいとっくに行っているというわけですね。その上にあの尾根をずっと辿ったわけですか。それは、O態ではなく超O態ということですか。納得します。どこやそれ、と思って地図見たら、私も行ったことあるじゃないの。
でも決して私はふ~さんと同類ではありません。
私の場合、ジュルミチ谷を遡行して左俣に入ってP903mの西のコルに上がり、北谷尻谷へ下ってランチしてから登り返し
P903mからP777mを経由して下山したというわけです。
ここを目的にするなんてO態の発想ですわ。
策略だなんてとんでもないです。先輩が魅惑の園へ導いてくださろうという、お心遣いだと思っていますよ。ふ~さんの策略で、深みへ深みへはまって行ってますねえ。
こうなったらもう蛇に睨まれたカエル、O態に縛られたkeikoku。(T_T)
尋常ではないやぶこぎ根性を見せて頂きました。しかしこのヤブを、しかも積雪期に登ろうという気になるものです。
私は下って来て、ヤブに足を取られて一回転しました。
確かに、そのようでした。いえいえ、先輩の仮面をかぶった悪魔だなんて、金輪際思っていませんよ。悪魔に天使のささやきを期待する方が無茶というもの。
山日和さんには十分にわかって頂けることでしょう。おめでとうございますと言うしかないですねえ。「とにかく」お疲れさまでした。
今後ともよろしくお願いします。
さかきばらkeikoku
Re: 【 鈴 鹿 】 幸運の標高点777m峰 探訪記
たんぽぽ さん こんにちは。
今度また、御一緒できる日を楽しみしております。よろしくお願いします。
さかきばらkeikoku
こちらこそ、御一緒に歩けると思っていたのですが、なにせ突発的なトラブルがありまして。たんぽぽはkeikokuさんにお会いできなかったのが残念でしたわ。
いやあ、全くの不勉強で、ふ~語をほとんど知りませんでした。さずがにたんぽぽさん、勉強されていますね。ふ~さん辞書を持たずして行動を共にされたんですね。
ふ~さん語の“でも”というのはとてもとても力強い、意気込みが込められてるんですよ。
我々がいい加減に使う“でも”とはワケが違います。
まったく知りませんでした。あらがう暇もなく、ずるずると引き込まれて行くのはわかったのですが、いつの間にかという感じですか。ふ~さんから「ちょっと行ってみましょうか。」と声が掛かる。ちょっと偵察しに行くくらいなら全然構わないとヤブに分け入って行く。
ふ~さん辞書をひも解けば“ちょっと”という副詞には気合を入れてという意味があるそうです。
keikokuさんは軽く相槌を打ってしまったんですね。
ああっ~、蜘蛛の巣に捕まった蝶のようやなあ。
その時は、まったく気付きませんでしたね。人に指摘されるとハッとします。気を付けよっと。そろそろ、ふ~さん語が分かりかけてるハズなのに、ついていってしまう。
keikokuさんもかなり〇タイの気がおありのようで・・・
そのようでした。うぶな私は、淡い期待を抱いてしまいました。私は、「撤退」という天使のささやきを待ったが、そんなものはあるはずもなかった。
ふ~さん語辞典に「撤退」なんてコトバは載ってません、キッパリ。
実は、たんぽぽさんもお仲間なんでしょう。私はそうにらんでいますよ。取り付きより苦闘1時間、標高差たかが240mばかりであったが、ようやく標高点777m峰山頂に着いた。視界のない何の変哲もない小ピークだが、けっこう嬉しく満足感たっぷりだ。山頂部にある木にはテープが2本巻いてある。好き者は我々だけではないらしい。
〇タイはこの世に数多といるようですね。
keikokuさんもこれで磨きがかかったじゃないですか。
今度また、御一緒できる日を楽しみしております。よろしくお願いします。
さかきばらkeikoku