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【鈴鹿】山納めは快晴の御池テーブルランド
Posted: 2012年12月30日(日) 22:47
by 山日和
年末の天気は期待薄だったが、29日の予報が変わってきた。広い範囲で晴れそうだ。
これは行くしかない。行き先を迷いに迷った末、久し振りの御池に向かった。
【日 付】2012年12月29日(土)
【山 域】鈴鹿 御池岳
【天 候】曇りのち晴れのち曇り
【コース】小又橋8:06---8:57林道終点---10:16土倉岳10:32---11:05東のボタンブチ---12:02丸山---12:10ランチ場13:12
---13:47T字尾根下降点---14:49 P918m16:10小又橋
君ヶ畑の集落までは雪らしいものもなく、湖北にすればよかったかなと思う。しかし集落を過ぎると徐々に雪が増え始め、
途中からは雪道ドライブとなった。誰か入っているのか車の轍が林道の奥へ伸びている。
小又橋の駐車地に着くと大阪ナンバーの車が1台。同好の士のようだ。駐車地の雪をタイヤで均してくれたようでありがた
い。
小又谷林道へ向かった先行者の足跡を追う。先行者はスタートからアイゼンを装着しているようで、雪面に爪の跡が続
いていた。足跡は谷を渡ってノタノ坂方面へ向かっている。こちらは予定通り林道を進む。
林道上の雪は20センチ程度だが、やや重い雪だ。スノーシューを履く。
実は鈴鹿にするーならスノーシューは要らないだろうと思っていた。先週の国見周辺の状況を見てナメていたのだ。
林道終点に着いた。スノーシューを履いたまま本流を渡渉する。下手に石飛びするより安全確実なのだ。
対岸を少し上流に進んだところの緩斜面から尾根に乗った。この尾根を上がるのは2回目だ。下部は少し下生えが鬱陶し
いが、全体的にスッキリしてブナもあり、林相もまあまあの尾根である。
大したことのない積雪とはいえ、重たい雪のラッセルは足に響く。
南東からの尾根の合流点が近付いた。予想に反してどんよりしていた空は、合流点の向こう側では抜けるような青空に
変わっていた。池ノ谷の対岸にノタノ坂からの尾根のブナ林が見えている。あの尾根もずっとあんな感じなら楽しいのだが、
前半の植林帯が退屈なのだ。
雪を踏みしめて土倉岳の山頂に立った。およそ山頂らしさのない茫洋とした山頂だ。
正面を見上げると白いテーブルランドが素晴らしい景観を見せた。左にはボタン岩とボタンブチの迫力ある姿。真ノ谷の奥
には藤原の展望丘と天狗岩が見事だ。
南尾根に取り付いた時にはどこでやめようかとためらっていた心は今やモチバリ状態である。
目の前にトレースがあった。ノタノ坂経由の先行者のものだ。テーブルランドへの斜面に目を凝らすと黒い影が動いてい
た。斜面にはスノーシューの足跡が点々と刻まれている。上までは少し楽をさせてもらおう。
[attachment=4]P1100468_1.JPG[/attachment]
先週とは打って変わって今日は暖かい日だ。暖かいと言うより、頭上からジリジリと照り付ける春山のような太陽はむし
ろ暑いぐらいである。少し風があるのでレインジャケットを羽織っているが、無風ならシャツ1枚で十分だろう。
トレースに足を置くだけの楽チンな登りでテーブルランドに立つ。視界を遮るものが何もなくなった。先行者は左へ進んで
いる。こちらはまず東のボタンブチへ向かおう。南側からテーブルランドへ上がった時はいつも反時計回りだ。
東のボタンブチからは思わず息を飲むような風景が展開した。先ほどの藤原兄弟に加えて、竜、釈迦、御在所、雨乞、
綿向と鈴鹿中部の山々が全開である。その風景をさらに確かめようと、テーブルランドの東端へ進んだ。
[attachment=3]P1100474_1.JPG[/attachment]
それ以上に目に飛び込んだのは御岳、北アルプス、そして白山の神々しいまでの白い姿だ。
今日は大気も澄み切っているようで、どの方向にも曇りのないパノラマが広がっている。
実はスノーシューを履いて御池のテーブルランドを歩くのは初めてである。新年の初登りを除けば冬に鈴鹿を訪れるのも
まれになってしまった今年はたまたま北の方の天気が思わしくなかったため、雪の藤原や霊仙に登ったのだ。
[attachment=0]パノラマ 7_1_1.JPG[/attachment]
周りの山々の景色に劣らず素晴らしいのがテーブルランドの風景だ。残念ながら霧氷は見られないが、そこまで望むの
は贅沢というものだろう。一面の雪野原となったテーブルランドを自由に歩き回るのは、一年を締め括るにふさわしい。
つくづくスノーシューを持って来て良かったと思う。
巨大なドリーネ群が雪原の中に影を作り出している。先行者のトレース以外には雪面に刻まれたものは何もなく、人影も
見えない。こんないい天気の日に誰も登って来ないとはもったいない限りだ。
みんな新年の準備や大掃除で忙しいのだろう。
[attachment=1]パノラマ 3_1_1.JPG[/attachment]
当初は大好きな南峰でランチのつもりだったが少し風がある。昔はヤブの中を30分もかけて歩いた奥ノ平最高点も目の
前だ。とりあえず前進しよう。
前方に登山者が現われた。先行者だ。本日の御池は自分と彼の貸し切りというわけだ。
言葉を交わす。こちらが土倉の南尾根から来たと話すと、行ってみたかったが雪の時に初めて行くのは自信がなかったそ
うで、トレースを使わせてもらいますと喜んでいた。
大抵の場合寄らない丸山にもご挨拶しておこう。
この山頂は特別展望がいいわけでもないのに、みんながランチ休憩したがる不思議な場所だ。無雪期でも他にいくらでも
静かないい場所があるのに、山頂という名前にみんな惹かれるのだろう。積雪期なら風さえなければ至るところがランチ
適地だ。
天狗の鼻への尾根上の露岩帯に腰を降ろした。本当なら東側で白山を見ながらメシとしたいところだが、今日は東の風が
吹いている。ここもボタンブチ越しに天狗堂方面を見晴らすいいところだ。
鍋の用意をしてまずビールをひと口。うまい。今日は暖かいのでビールのうまさも格別である。スーパーで買った鴨鍋も
悪くない。
例によってぜんざい、コーヒーとフルコースを楽しむ。ちゃんと水であることを確認してお湯を沸かした。
先週と同じ轍を踏まないのはさすがと言うべきか。
晴天は今日だけという予報通り、だんだん雲が増えて空から明るさが消えた。そろそろ下りるか。
しんどければ往路を戻ることも想定していたが、予定通りT字尾根から下山することにした。
さっき別れた単独者のトレースはボタンブチからまっすぐテーブルランド南端に向かっていた。
わかりにくいT字尾根の下降点はテープがベタ張りで迷うこともない。かつては何回か連続して尾根を外したものだが、
もうすっかりメジャールートになったようで、テーブルランド直下の基部にはずいぶん立派な標識まで付けられていた。
P967mの岩場ではスノーシューを脱いで通過。中途半端に雪が積もって下手に足を置くとズルッといってしまうので危な
い。履き直すのも面倒くさく、ツボ足のままT字の分岐点であるP916mに到着。お母さんブナにご挨拶だ。
[attachment=2]P1100565_1_1.JPG[/attachment]
今年の夏ここで不可解な遭難があった。T字尾根を下りてきた登山者がこのあたりで反対方向から歩いてきた、道に迷っ
たという登山者と出会い、何故か一緒にゴロ谷へ下りてしまって1週間も山中をさまよったという話である。
当人はここまで来ればT字を左折して小又橋に下りるだけだと認識しており、出会った登山者も同じ場所に車を止めていた
と言う。その状況でなぜ正反対側のゴロ谷へ下りる(当人はそれがゴロ谷だと認識していない)という選択肢があるのがま
ったくもって理解できない事案であった。
こちらもT字を左折して小又橋へ下りるだけだ。ここからの尾根は右側が完全に植林で、一部にいいブナ林ずあるものの
あまり面白いコースとは言えない。
終盤は急斜面の上にうっすらと雪が乗った悪条件で、6本爪アイゼンを装着したがアンチスノープレートがないのですぐに
高下駄になってしまい、使い物にならなかった。末端まで忠実に尾根を辿って小又橋の袂に着地。最後の最後で大汗を
かいてしまった。
懺悔
下山してから大変なことに気が付いた。
ゴミを出そうとザックを開けたら・・・ゴミ袋がない!! ランチ場に置いて来てしまったのだ。登山を始めて40数年、初めての
ことだ。
近いうちに降り積もる雪に覆われてしまうだろう。御池の神様ごめんなさい。
どなたか見つけたら回収お願いします。お礼に1割差し上げます。
最後にミソを付けてしまったが、最高の山で2012年を締め括ることができて満足の一日だった。
やぶこぎの皆さん、よいお年を。来年もよろしくお願いします。
山日和
Re: 【鈴鹿】山納めは快晴の御池テーブルランド
Posted: 2012年12月31日(月) 07:37
by わりばし
おはようございます、山日和さん。
雪を踏みしめて土倉岳の山頂に立った。およそ山頂らしさのない茫洋とした山頂だ。
正面を見上げると白いテーブルランドが素晴らしい景観を見せた。左にはボタン岩とボタンブチの迫力ある姿。真ノ谷の奥
には藤原の展望丘と天狗岩が見事だ。
南尾根に取り付いた時にはどこでやめようかとためらっていた心は今やモチバリ状態である。
いい天気ですねえ。テーブルランド巡りには最適です。
先週とは打って変わって今日は暖かい日だ。暖かいと言うより、頭上からジリジリと照り付ける春山のような太陽はむし
ろ暑いぐらいである。少し風があるのでレインジャケットを羽織っているが、無風ならシャツ1枚で十分だろう。
この日は、下界でも暖かかったです。
それ以上に目に飛び込んだのは御岳、北アルプス、そして白山の神々しいまでの白い姿だ。
今日は大気も澄み切っているようで、どの方向にも曇りのないパノラマが広がっている。
雲一つなく晴れ渡ってますねえ。ラッキーというしか・・・
周りの山々の景色に劣らず素晴らしいのがテーブルランドの風景だ。残念ながら霧氷は見られないが、そこまで望むの
は贅沢というものだろう。一面の雪野原となったテーブルランドを自由に歩き回るのは、一年を締め括るにふさわしい。
つくづくスノーシューを持って来て良かったと思う。
霧氷が見れないのは残念ですが、ゆったりと楽しめますね。
ここで、スノーシューがないとめんどくさい事になりそうです。
巨大なドリーネ群が雪原の中に影を作り出している。先行者のトレース以外には雪面に刻まれたものは何もなく、人影も
見えない。こんないい天気の日に誰も登って来ないとはもったいない限りだ。
みんな新年の準備や大掃除で忙しいのだろう。
トレースの無いテーブルランドというのは本当に魅力的です。
- 奥の平
前方に登山者が現われた。先行者だ。本日の御池は自分と彼の貸し切りというわけだ。
言葉を交わす。こちらが土倉の南尾根から来たと話すと、行ってみたかったが雪の時に初めて行くのは自信がなかったそ
うで、トレースを使わせてもらいますと喜んでいた。
持ちつ持たれつでいい感じですね。
鍋の用意をしてまずビールをひと口。うまい。今日は暖かいのでビールのうまさも格別である。スーパーで買った鴨鍋も
悪くない。
鴨鍋いいですねえ。鴨がいいだしを出してくれます。私は最近まるちゃんの「煮込みうどん 鴨だし醤油」にはまってます。
わかりにくいT字尾根の下降点はテープがベタ張りで迷うこともない。かつては何回か連続して尾根を外したものだが、
もうすっかりメジャールートになったようで、テーブルランド直下の基部にはずいぶん立派な標識まで付けられていた。
テープが一度きれいに無くなって、遭難事件もあり再度つけられたようですねえ。
終盤は急斜面の上にうっすらと雪が乗った悪条件で、6本爪アイゼンを装着したがアンチスノープレートがないのですぐに
高下駄になってしまい、使い物にならなかった。末端まで忠実に尾根を辿って小又橋の袂に着地。最後の最後で大汗を
かいてしまった。
最後にドロドロなんて事もありますからねえ。
最後にミソを付けてしまったが、最高の山で2012年を締め括ることができて満足の一日だった。
やぶこぎの皆さん、よいお年を。来年もよろしくお願いします。
天候に恵まれていい〆山行になりましたね。
お疲れ様でした。
今年は、久々にきれいなテーブルランドを見たいなあ。
わりばし
Re: 【鈴鹿】山納めは快晴の御池テーブルランド
Posted: 2012年12月31日(月) 16:39
by 越前
山日和さん、こんにちは。
今年一年大変お世話になりました。
やぶこぎと出会った今年は、視野が狭くなりがちな単独登山をずっと続けてきた私にとって転機となる年となりました。
山日和さん達から直接教えていただいたことも含めていろいろ目からウロコの勉強ができましたし、なんと言っても沢登りを始められたのはやぶこぎのおかげです。
これからも末永いお付き合い、よろしくお願いいたします。
年末の天気は期待薄だったが、29日の予報が変わってきた。広い範囲で晴れそうだ。
これは行くしかない。行き先を迷いに迷った末、久し振りの御池に向かった。
そうなんですよね。私も29日は年末の雑用も棚上しての休養日の予定でしたが、前夜に予報を見直しておいて良かったです。地元の山へ行ってとても「いい~メ」にあって来ました。(笑)
伊吹山以南は私にとって未経験ゾーンなのですが、なぜかお隣の藤原岳だけへは福寿草の時期に二回も行ってます。(^^ゞ
林道上の雪は20センチ程度だが、やや重い雪だ。スノーシューを履く。
実は鈴鹿にするーならスノーシューは要らないだろうと思っていた。先週の国見周辺の状況を見てナメていたのだ。
林道終点に着いた。スノーシューを履いたまま本流を渡渉する。下手に石飛びするより安全確実なのだ。
へ~、たぶん鈴鹿で12月にスノーシューってとても意外なことなんでしょうね。
にしても、そんなスノーシューの使い方ってのは私には発想すら出来ませんでした。
いや、同じMSRでも旧式タイプだと乗り上げた時に危ないかな?
正面を見上げると白いテーブルランドが素晴らしい景観を見せた。左にはボタン岩とボタンブチの迫力ある姿。真ノ谷の奥には藤原の展望丘とが見事だ。
今年行った天狗岩では視界ゼロでした・・・。
今日は暖かい日だ。暖かいと言うより、頭上からジリジリと照り付ける春山のような太陽はむし
ろ暑いぐらいである。少し風があるのでレインジャケットを羽織っているが、無風ならシャツ1枚で十分だろう。
この日の私は、樹林帯の登りでは実際に半そで姿でしたね。
トレースに足を置くだけの楽チンな登りでテーブルランドに立つ。
特に登りの終盤でのトレースってホントありがたいですよね。
誰も歩いていない雪面に刻む自分の足跡に感動を云々・・・時々私も書きますが、あれは負け惜しみでしょ。(笑)
目に飛び込んだのは御岳、北アルプス、そして白山の神々しいまでの白い姿だ。
今日は大気も澄み切っているようで、どの方向にも曇りのないパノラマが広がっている。
初めての藤原岳の時は視界はまずまずでしたが、まさか白山までが見えるとは知らず後で悔しい思いをしました。
やはり北アルプスまでもでしたか。
私も南アルプスや中央アルプスの山並みまでもが、白い雲に溶け合って見る事が出来ました。
ひとつだけ黒くピラミダルな山が白い雲から突き出していました。
- 恵那山みたいですが、雲もかかっていないのになんで黒?
周りの山々の景色に劣らず素晴らしいのがテーブルランドの風景だ。残念ながら霧氷は見られないが、そこまで望むのは贅沢というものだろう。一面の雪野原となったテーブルランドを自由に歩き回るのは、一年を締め括るにふさわしい。
つくづくスノーシューを持って来て良かったと思う。
周りの山々の景色に劣らず素晴らしい、などと言われるとそそられますね~。
行っちゃおうかしらん。
先行者のトレース以外には雪面に刻まれたものは何もなく、人影も見えない。こんないい天気の日に誰も登って来ないとはもったいない限りだ。みんな新年の準備や大掃除で忙しいのだろう。
普通はこの年末の慌ただしいときに、急に晴れたから山へ行こうってのはなかなかできないんでしょうね。
私も山をひとり貸切状態でした。
こちらが土倉の南尾根から来たと話すと、行ってみたかったが雪の時に初めて行くのは自信がなかったそ
うで、トレースを使わせてもらいますと喜んでいた。
この方の気持ち、よくわかりますね。
天狗岩への尾根上の露岩帯に腰を降ろした。本当なら東側で白山を見ながらメシとしたいところだが、今日は東の風が吹いている。
白山は伊吹山からのものよりさらに小さくなるのでしょうね。でも見知らぬ山並みからの白山を眺めながらのランチっていうのもそそられます。
鍋の用意をしてまずビールをひと口。うまい。今日は暖かいのでビールのうまさも格別である。スーパーで買った鴨鍋も悪くない。例によってぜんざい、コーヒーとフルコースを楽しむ。
私は下戸なのでアルコールは必要ありませんが、なかなかに山歩きを豊かにさせるフルコースです。
私はジェットボイルを買ってからは、手軽にカップ麺ばかりになっています。見習わないとですね。
晴天は今日だけという予報通り、だんだん雲が増えて空から明るさが消えた。そろそろ下りるか。
私の下山中にもそんな感じとなりました。
懺悔
下山してから大変なことに気が付いた。
ゴミを出そうとザックを開けたら・・・ゴミ袋がない!! ランチ場に置いて来てしまったのだ。登山を始めて40数年、初めての
ことだ。近いうちに降り積もる雪に覆われてしまうだろう。御池の神様ごめんなさい。
山日和さんとしては信じられないような大失態!!(笑)
でも山の神様にして見ればゴミもスリングも、私のヤッテしまったペットボトルやストックも迷惑物には変わりありません。
私はこれまで積極的に山のゴミを持ち帰るというキャラではありませんでしたが、少なくとも置いてきてしまった分くらいは拾って帰ろうと心掛けています。
やぶこぎの皆さん、よいお年を。来年もよろしくお願いします。
山日和さんも、よいお年を。
また来年もお世話になります。宜しくお願いいたします。
越前
Re: 【鈴鹿】山納めは快晴の御池テーブルランド
Posted: 2012年12月31日(月) 18:08
by 宮指路
山日和さん、こんにちは 今年もいよいよ押し詰まって来て、年末の大掃除が義務になっている私はやむなく山はお預けです。
君ヶ畑の集落までは雪らしいものもなく、湖北にすればよかったかなと思う。しかし集落を過ぎると徐々に雪が増え始め、途中からは雪道ドライブとなった。誰か入っているのか車の轍が林道の奥へ伸びている。
今年の3月におそらく開通したばかりの小又橋駐車地まで入りましたが年内通行止めということはないようですね。
林道終点に着いた。スノーシューを履いたまま本流を渡渉する。下手に石飛びするより安全確実なのだ。
この方法が意外に安定しますね。
対岸を少し上流に進んだところの緩斜面から尾根に乗った。この尾根を上がるのは2回目だ。下部は少し下生えが鬱陶しいが、全体的にスッキリしてブナもあり、林相もまあまあの尾根である。
桂谷の左岸尾根でしょうか?この尾根は未踏です。今年の3月に土蔵岳から尾根を辿って小又谷の堰堤の下に出たことがあります。
予想に反してどんよりしていた空は、合流点の向こう側では抜けるような青空に
変わっていた。
モチが上がりますねぇ~
雪を踏みしめて土倉岳の山頂に立った。およそ山頂らしさのない茫洋とした山頂だ。
正面を見上げると白いテーブルランドが素晴らしい景観を見せた。左にはボタン岩とボタンブチの迫力ある姿。真ノ谷の奥には藤原の展望丘と天狗岩が見事だ。
ここから眺めるテーブルランドは素晴らしいです。
南尾根に取り付いた時にはどこでやめようかとためらっていた心は今やモチバリ状態である。
目の前にトレースがあった。ノタノ坂経由の先行者のものだ。テーブルランドへの斜面に目を凝らすと黒い影が動いていた。斜面にはスノーシューの足跡が点々と刻まれている。上までは少し楽をさせてもらおう。
先行されましたね。
東のボタンブチからは思わず息を飲むような風景が展開した。先ほどの藤原兄弟に加えて、竜、釈迦、御在所、雨乞、綿向と鈴鹿中部の山々が全開である。その風景をさらに確かめようと、テーブルランドの東端へ進んだ。
ここはお天気に恵まれると鈴鹿の最高の展望地ですね。
でも私には鉄塔らしきものがあるのが御在所とは推測されますがその奥の山はハッキリしません。
それ以上に目に飛び込んだのは御岳、北アルプス、そして白山の神々しいまでの白い姿だ。
今日は大気も澄み切っているようで、どの方向にも曇りのないパノラマが広がっている。
この冬にカタクリ峠から幻の池をかすめてテーブルランドに上がった時は御岳や白山がきれいに見れました。
実はスノーシューを履いて御池のテーブルランドを歩くのは初めてである。新年の初登りを除けば冬に鈴鹿を訪れるのもまれになってしまった今年はたまたま北の方の天気が思わしくなかったため、雪の藤原や霊仙に登ったのだ。
エ~っ、山さんはもしかしてモグリ~だったりして (”ロ”;)ゲゲッ!!
周りの山々の景色に劣らず素晴らしいのがテーブルランドの風景だ。残念ながら霧氷は見られないが、そこまで望むのは贅沢というものだろう。
一面の霧氷を見ようとしたらテーブルランドに登った瞬間にガスが晴れるとかそんな奇跡がないと見れないのかもしれません
一面の雪野原となったテーブルランドを自由に歩き回るのは、一年を締め括るにふさわしい。
つくづくスノーシューを持って来て良かったと思う。
でしょでしょ(^-^)
巨大なドリーネ群が雪原の中に影を作り出している。先行者のトレース以外には雪面に刻まれたものは何もなく、人影も
見えない。こんないい天気の日に誰も登って来ないとはもったいない限りだ。
みんな新年の準備や大掃除で忙しいのだろう。
私もその一人でした。
鍋の用意をしてまずビールをひと口。うまい。今日は暖かいのでビールのうまさも格別である。スーパーで買った鴨鍋も悪くない。
美味しそうですね~
例によってぜんざい、コーヒーとフルコースを楽しむ。ちゃんと水であることを確認してお湯を沸かした。先週と同じ轍を踏まないのはさすがと言うべきか。
またやったら笑い物になりますがな
わかりにくいT字尾根の下降点はテープがベタ張りで迷うこともない。かつては何回か連続して尾根を外したものだが、もうすっかりメジャールートになったようで、テーブルランド直下の基部にはずいぶん立派な標識まで付けられていた。
今年の3月に来ましたが気が付きませんでした。
P967mの岩場ではスノーシューを脱いで通過。中途半端に雪が積もって下手に足を置くとズルッといってしまうので危ない。
この岩場の登り降りはピッケルがあると楽ですね
終盤は急斜面の上にうっすらと雪が乗った悪条件で、6本爪アイゼンを装着したがアンチスノープレートがないのですぐに高下駄になってしまい、使い物にならなかった。末端まで忠実に尾根を辿って小又橋の袂に着地。最後の最後で大汗をかいてしまった。
こんな雪の状態の時はアイゼンは使いにくいですね。私らも白船峠のトラバース道からアイゼンを付けたのは良いものの高下駄になってしまいました。
懺悔
下山してから大変なことに気が付いた。
ゴミを出そうとザックを開けたら・・・ゴミ袋がない!! ランチ場に置いて来てしまったのだ。登山を始めて40数年、初めてのことだ。
近いうちに降り積もる雪に覆われてしまうだろう。御池の神様ごめんなさい。
どなたか見つけたら回収お願いします。お礼に1割差し上げます。
ありゃりゃそりゃ大変な忘れ物ですわ
でもゴミの一割を頂いても仕方がないのでもし見つけたら送料着払いで送りますね。
よいお年を
新年も宜しくお願いします。
宮指路
Re: 【鈴鹿】山納めは快晴の御池テーブルランド
Posted: 2012年12月31日(月) 19:00
by Kasaya
山日和さん こんばんは
年末の天気は期待薄だったが、29日の予報が変わってきた。広い範囲で晴れそうだ。
これは行くしかない。行き先を迷いに迷った末、久し振りの御池に向かった。
いい天気でしたね。鈴鹿は白かったですが、私は山を眺めつつ帰省電車に乗りました。
途中からは雪道ドライブとなった。誰か入っているのか車の轍が林道の奥へ伸びている。
滋賀県側は低い場所でも雪があるんですねえ。三重県側とは大違いです。
池ノ谷の対岸にノタノ坂からの尾根のブナ林が見えている。あの尾根もずっとあんな感じなら楽しいのだが、
前半の植林帯が退屈なのだ。
こういうことを良く覚えていますねえ。私は前回もノタノ坂を下りながら、ここは道はいいけどちょっとつまらないなあということを
歩きながら思い出したのです。
こちらはまず東のボタンブチへ向かおう。南買世話からテーブルランドへ上がった時はいつも反時計回りだ。
私はいつも時計回り。反時計回りだと何か違和感があります。なんでかな
東のボタンブチからは思わず息を飲むような風景が展開した。先ほどの藤原兄弟に加えて、竜、釈迦、御在所、雨乞、
綿向と鈴鹿中部の山々が全開である。その風景をさらに確かめようと、テーブルランドの東端へ進んだ。
晴れていたんですねえ。うらやましい。この冬はまだ御池にいけていない。ついつい登りそびれてしまっています。
周りの山々の景色に劣らず素晴らしいのがテーブルランドの風景だ。残念ながら霧氷は見られないが、そこまで望むの
は贅沢というものだろう。一面の雪野原となったテーブルランドを自由に歩き回るのは、一年を締め括るにふさわしい。
つくづくスノーシューを持って来て良かったと思う。
これで樹氷があったら垂涎ものです。
みんな新年の準備や大掃除で忙しいのだろう。
私は日ごろ家の手伝いをしないので、買い物や掃除の日々です。
この山頂は特別展望がいいわけでもないのに、みんながランチ休憩したがる不思議な場所だ。
ボタンブチへも行かない人がいます。知らないのかなあ。
天狗岩への尾根上の露岩帯に腰を降ろした。
天狗岩とはボタンブチの北にある天狗の鼻とは違うようですねえ。どこのことでしょう
わかりにくいT字尾根の下降点はテープがベタ張りで迷うこともない。かつては何回か連続して尾根を外したものだが、
もうすっかりメジャールートになったようで、テーブルランド直下の基部にはずいぶん立派な標識まで付けられていた。
このあたりの標識は最近ついたみたいですねえ。また誰かが撤去するかも
今年の夏ここで不可解な遭難があった。T字尾根を下りてきた登山者がこのあたりで反対方向から歩いてきた、道に迷っ
たという登山者と出会い、何故か一緒にゴロ谷へ下りてしまって1週間も山中をさまよったという話である。
本人の手記が公開されていたので読みましたが、ちょっと不思議です。
懺悔
下山してから大変なことに気が付いた。
ゴミを出そうとザックを開けたら・・・ゴミ袋がない!! ランチ場に置いて来てしまったのだ。登山を始めて40数年、初めての
ことだ。
喝!なんてね。でも最近は山のマナーが良くなったと思います。登山道でもめったにゴミを見ることが無くなりました。
ヤブコギルートではなおさらゴミはありません。たまに見かけるのは置き忘れたか、落としたか、風で飛ばされた感じのものです。
先日藤原の小屋に雨上がりのガスの中、行きましたが、中はすっごく清潔な感じでした。箒で掃いたように。ただそこにポリ袋に
入ったゴミが一つポツンとありました。きっと持ち帰るつもりでうっかり忘れたのでしょう。ただああいうゴミ袋があるとそこに
ゴミを突っ込んでいく人がいる可能性もあるので、持ち帰っちゃいました。
山日和さんのもきっと誰かが持ち帰るでしょう。でも見つかるのは来春か?
最後にミソを付けてしまったが、最高の山で2012年を締め括ることができて満足の一日だった。
やぶこぎの皆さん、よいお年を。来年もよろしくお願いします。
いい山納めでしたね。私の山納めは上述のガスの藤原岳でした。
来年もよろしくお願いします。
Kasaya
Re: 【鈴鹿】山納めは快晴の御池テーブルランド
Posted: 2013年1月02日(水) 11:08
by kando1945
はじめまして。12月29日に御池で話をさせていてだいたものです。
私のブログに来ていただき、やぶこぎネットへお誘いいただきましてありがとうございました。
やぶこぎネットのことは以前から知っておりましたが、単独の我流登山ですので皆様ほどの山の経験は無く、正直、藪は嫌いで書き込みを躊躇しておりました。
すばらしい景色、きれいな花、樹氷などを見て楽しみ、写真にとって知人に見せたり、2010年11月から始めたブログに紹介するのが楽しみです。
山のきっかけは、2004年に以前から興味を持っていた熊野古道のバスツアーに参加したことです。そこで山を歩く力をつけなければいけないことを痛感しました。
また、以前からテニスをしておりましたが、テニス仲間で5歳上の方が那智の青岸渡寺の大峰奥駈道に参加されており、いつもうらやましく感じていました。彼にどうやったら参加できるか聞くと、茨木におられる幹部の方を紹介していただき参加できることになりました。参加する以上は他の方に迷惑をかけるわけには行きません。そこで、箕面や六甲で山歩きの練習をして、2005,2006,2007年と3回参加させていただきました。この奥駈道は新宮やまびこグループという多くのボランティアの方々のサポート無には難しいです。そのような行事に、私のような修行一図でない人間が参加するのに後ろめたさを感じておりました。そして、2007年の大峰奥駈道再興20周年記念を境に、参加者が絞られるようになり、私も山歩きの比重が大きくなり、現在はもっぱら山歩き楽しんでおります。
主に、大峰、台高、鈴鹿、比良の山を歩き、ときどき北アルプス、白山、大山などにも行きます。ほとんど単独で、日帰りです。テント泊の経験はありませんし、ロープワークの知識も技量もありませんのでルートは限られます。ネットで調べて、面白そうで危険でないところを選んで歩いています。
今回、御池岳を選んだのは、数年前に見たすばらしい青空と樹氷と雪景色の再現を期待したのでした。
山日和さんが樹氷が無くても満足ですと言われましたが、私が樹氷が無くて残念といいました理由です。
7:09に駐車場を出発しました。
ノタノ坂を過ぎると冷たいガスが強く吹きつけ、ここを選んだことを後悔し、土倉岳で引き返そうかと思ったほどです。
旧へリポート分岐を過ぎたところでスノウシューに履き替えていると一気にガスが晴れ始めてテンションはうなぎのぼりで、気分一新でした。
テーブルランドへの登りはきつかったですが気力は十分でした。樹氷が無いことは下から見ても解りましたが、登りついて確認してやはり残念でした。
雪のテーブルランドをスノウシューで歩くのはやはり快適ですね。青のドリーネの側にトレースをつけてしまい失礼しました。
以前、すばらしい雪景色を見たときより雪は少なく、ところどころで草や地面が出ていたのがもう一つですが、これ以上望むのは贅沢でしたね。
奥の平まで誰にも会わなかったので今日は貸切かなと思いましたが、山日和さんが思わぬ方向から来られてびっくりしました。
私は、いつも時計回りです。青空は北を向いて見たほうが青色が鮮やかで、南を向くと青色が目立ちません。また、9~10時を過ぎて太陽の角度が高くなると青色が目立たなくなります。空が青く見え、夕日や朝日が赤く見えるのと同じで、青色光が空気で赤色より散乱されやすいからです。従って、時間の早い内に南から北方向を眺められるルート取りをします。ですから、登山口が頂上の南~東にある登山道が好きです。
白山をあのようにくっきりと眺められたのは初めてでした。アップをA3の写真にして見ていますが神々しいくらいです。
富士山が見えているのではないかと言いました。写真をよく見て、地図で確認しましたが方向は可能性が高いと思います。間違えるとすれば光岳ですが少し違うような。
土倉岳の南尾根教えていただきありがとうございました。以前から興味をもっていましたが、こんな雪のときに行く技量も度胸もありませんでした。しかし、山日和さんのトレースがありましたので、むしろ無雪期よりも解りやすかったです。ただ、あの急坂はもっと早い段階でアイゼンに代えるべきでしたね。
もう一つ、あの林道歩きは意外と長く、結構しんどかったです。駐車場には14:14に着きました。
私はほとんど大きな休憩はとりません。たったまま菓子パンを食べたり、飲料を飲んだり、写真をたくさん撮りますのでそれが休憩代わりです。
山日和さんのような大ベテランにお会いできて光栄でした。また、やぶこぎネットへのお誘い、本当にありがとうございました。どこかでお会いできましたら、またよろしくお願い申し上げます。
Re: 【鈴鹿】山納めは快晴の御池テーブルランド
Posted: 2013年1月02日(水) 11:33
by kando1945
山日和さん、始めまして。御池でお会いしたkando1945です。
やぶこぎネットにお誘いいただきありがとうございました。
先ほど、2時間かけて書いた文章を送信したのですが表示されておりません。
どっかへ行ってしまったようです。へこんでいます。
いずれ、書き直します。
Re: 【鈴鹿】山納めは快晴の御池テーブルランド
Posted: 2013年1月05日(土) 00:44
by バーチャリ
山日和さん あけましておめでとうございます。
今年もよろしくおねがいします。
南東からの尾根の合流点が近付いた。予想に反してどんよりしていた空は、合流点の向こう側では抜けるような青空に
変わっていた。池ノ谷の対岸にノタノ坂からの尾根のブナ林が見えている。あの尾根もずっとあんな感じなら楽しいのだが、
前半の植林帯が退屈なのだ。
私はノタノ坂からの登山道でしたが前半植林で後は雰囲気のいいブナ林で好きですが
雪を踏みしめて土倉岳の山頂に立った。およそ山頂らしさのない茫洋とした山頂だ。
立ち寄る程度ですね
先週とは打って変わって今日は暖かい日だ。暖かいと言うより、頭上からジリジリと照り付ける春山のような太陽はむし
ろ暑いぐらいである。少し風があるのでレインジャケットを羽織っているが、無風ならシャツ1枚で十分だろう。
天気に恵まれましたね。
年末年始 北アルプスは相次いで遭難事故がおきていますね。
トレースに足を置くだけの楽チンな登りでテーブルランドに立つ。視界を遮るものが何もなくなった。先行者は左へ進んで
いる。こちらはまず東のボタンブチへ向かおう。南側からテーブルランドへ上がった時はいつも反時計回りだ。
こだわりが有るのですか?
それ以上に目に飛び込んだのは御岳、北アルプス、そして白山の神々しいまでの白い姿だ。
今日は大気も澄み切っているようで、どの方向にも曇りのないパノラマが広がっている。
天気がいい時は良く見えますよね。
みんな新年の準備や大掃除で忙しいのだろう。
とんでもないです。29日に山に行くなんて考えられないです
奥さんの了解が良く出ましたね。
言葉を交わす。こちらが土倉の南尾根から来たと話すと、行ってみたかったが雪の時に初めて行くのは自信がなかったそ
うで、トレースを使わせてもらいますと喜んでいた。
その人の気持ちよくわかります。
鍋の用意をしてまずビールをひと口。うまい。今日は暖かいのでビールのうまさも格別である。スーパーで買った鴨鍋も
悪くない。
例によってぜんざい、コーヒーとフルコースを楽しむ。ちゃんと水であることを確認してお湯を沸かした。
先週と同じ轍を踏まないのはさすがと言うべきか。
私は一人の場合はあまりゆっくりランチタイムを楽しむ事ができません
わかりにくいT字尾根の下降点はテープがベタ張りで迷うこともない。かつては何回か連続して尾根を外したものだが、
もうすっかりメジャールートになったようで、テーブルランド直下の基部にはずいぶん立派な標識まで付けられていた。
前はなかったですよね。
P967mの岩場ではスノーシューを脱いで通過。中途半端に雪が積もって下手に足を置くとズルッといってしまうので危な
い。履き直すのも面倒くさく、ツボ足のままT字の分岐点であるP916mに到着。お母さんブナにご挨拶だ。
どのブナがお母さんブナかわかりませんが
今年の夏ここで不可解な遭難があった。T字尾根を下りてきた登山者がこのあたりで反対方向から歩いてきた、道に迷っ
たという登山者と出会い、何故か一緒にゴロ谷へ下りてしまって1週間も山中をさまよったという話である。
T字尾根の雰囲気は好きですが
亡くなつた人いたりすると大勢の時しか使えません
こちらもT字を左折して小又橋へ下りるだけだ。ここからの尾根は右側が完全に植林で、一部にいいブナ林ずあるものの
あまり面白いコースとは言えない。
そうですね ここの尾根は右側は見事植林ですね
最後にミソを付けてしまったが、最高の山で2012年を締め括ることができて満足の一日だった。
やぶこぎの皆さん、よいお年を。来年もよろしくお願いします。
お疲れ様でした。
今年もスノー衆楽しみに待ってます。
バーチャリ
Re: 【鈴鹿】山納めは快晴の御池テーブルランド
Posted: 2013年1月17日(木) 06:33
by ふ~さん
年末の天気は期待薄だったが、29日の予報が変わってきた。広い範囲で晴れそうだ。
これは行くしかない。
おはようさんです、山日和さん。この日は、快晴でしたね。山の虫がうずきましたが、さすがに前日まで2泊3日の出張。天気予報を見ると、この日に大掃除を済ませないと、家を追い出される危険が高かったのです。(>_<)
さすがに甲斐甲斐しく働きました(^^) 窓をすべて拭いてトイレの換気扇を外してきれいにし、家の照明器具の埃を落として既にへとへと。この日には今さらながら、柿の木二本と梅一本を剪定しました。普段いかに家の仕事をさぼっているかを痛感。しかし、これで来年も山に行かせてもらえそうだなってズルい計算をしながら一人ニヤヒヤしてました。
おかげで、翌日は大雨の中で山納めしてきました。会心の山登りでした(T_T)
林道終点に着いた。スノーシューを履いたまま本流を渡渉する。下手に石飛びするより安全確実なのだ。
お得意の水舟の術ですね。田んぼだって耕せそうです。
それ以上に目に飛び込んだのは御岳、北アルプス、そして白山の神々しいまでの白い姿だ。
今日は大気も澄み切っているようで、どの方向にも曇りのないパノラマが広がっている。
これは登った甲斐があったというものです。これぞまさに納得の山納めですね。
みんな新年の準備や大掃除で忙しいのだろう。
海の向こうの我が家も眼下に見えていたようですね。
例によってぜんざい、コーヒーとフルコースを楽しむ。ちゃんと水であることを確認してお湯を沸かした。
先週と同じ轍を踏まないのはさすがと言うべきか。
アクエリ味の湯に未練はないのでしょうか。
最後にミソを付けてしまったが、最高の山で2012年を締め括ることができて満足の一日だった。
やぶこぎの皆さん、よいお年を。来年もよろしくお願いします。
お疲れさまでした。本年もよろしくお願いします。
ふ~さん
Re: 【鈴鹿】山納めは快晴の御池テーブルランド
Posted: 2013年1月18日(金) 00:42
by たんぽぽ
お二人さん、こんばんは。
アクエリ味の湯に未練はないのでしょうか。
やってみたら意外においしいかもしれませんね。ふ~さん試してみて。
ぜひ、ぜひ、試してみてください!
きっと一生忘れられない味になるはずですよ~
30年ほど前のこと・・・
多分アクエリは誕生しておらず、ポカリの独壇場だった時代の話です。
ミズバショウの季節も終わった初夏の尾瀬、ザックにカップ麺と水を入れて燧ケ岳へ登りました。
山頂到着後、いざお湯を沸かそうと思って水を取り出すと水がない!ガ~ン
その代わりにポカリのペットボトルがしっかり1本入っているではないか。
こうなったら仕方がない、ポカリラーメンをつくるぞと相棒に言うと・・・
「そんなモン食えるワケない、ひとりで食え!」と冷たい返答。
それでも物は試しと煮えたぎったポカリをカップ麺の中にドボドボドボ。
待つこと3分、さてそのお味は・・・
ポカリの甘さが熱で強調され、いまだ味わったことのない摩訶不思議な味覚。
とても完食することはできず、半分いや1/3ほど食したところでギブアップ。
一生忘れることのできないランチとなりました。
「言わんこっちゃない、そんなモン食えるワケないやろ」と相棒。
クソ生意気で腹立たしい相棒を下りで蹴飛ばしてやったら、転げていきましたわ。
ガハハハッ!
おかげで今でもポカリラーメンのことで馬鹿にされておりますわ。
「一生のおもひで」にぜひお試しあれ~
- 画像とポカリラーメンは関係ありません