【日 付】2012年10月14日(日)
【山 域】台高
【コース】ヌタハラ谷出合駐車場7:05---9:40金谷出合---10:52サスケ滝---12:43奥ノ平峰---15:10宮ノ谷---15:40ヌタハラ谷出合駐車場
【メンバー】単独
昨年から気になっていた奥ノ平谷に行くことにした。ZIPPさんが足しげく通うからにはそれだけの魅力があるのだろう。運よくサスケ滝までたどりつけたら奥ノ平・奥ノ平峰をへて宮ノ谷に降りるコースを考えた。
宮ノ谷にママチャリをデポし、ヌタハラ谷出合手前の駐車地に停める。千石林道の車止めまでは入れるが、林道の状態も悪いので無理して入る距離ではない。奥ノ平谷と千石谷の出合に向けて下り、奥ノ平谷の河原を歩く。
奥ノ平谷左岸には昭和40年ごろまで摂津林道という山道が山腹を巻いてつけられており下ノ廊下を巻き終えて谷に下る地点がサスケ滝の前になっている。左岸を気にしながら歩いていくと上部に目印の異形の木が残されている。上って行くと廃道化した道が続いていたので追っていくと炭窯跡に着いた。河原から窯跡へしっかりとした道が上がってきており、これが現在の左岸道のようだ。昔は、出合付近から左岸道は続いていたのだろう。それが、急な斜面のため崩れ落ち、目印の木と廃道化した道が一部残ったようだ。
しばらくすると山ノ神が祀られている。布引滝の山ノ神と同じく自然石がそのまま置かれている。左岸道はテープもあり基本的に歩きやすい。尾根を乗り越える峠状になっている場所にはミズナラ等の目印の大木が残されていていい感じだ。山道は高度を上げて登って行く。小谷を上る個所が二ヶ所あるが、ポイントとなる地点にはマーキングが無いので注意する必要がる。TrailWalkerさんが以前山道の下部を歩き、途中で尾根に追いやられたのもこのどちらかの地点だろう。
[attachment=4]IMG_6045.jpg[/attachment]
ドラム缶のあるカツラの木のある小谷を越え植林に入る。植林の伐採地からは対岸に金谷の黒滝が見える。少し下には平地があり飯場跡のトタンや金だらいなどが散乱している。ここが奥ノ平谷の対岸に石飛で渡れる地点への下降点になる。飯場下の小谷と植林の間の尾根を下っていくと谷に降りたった。人の気配を感じない明るくおだやかな谷が続いている。
[attachment=0]IMG_6072.jpg[/attachment]
金谷出合の黒滝を見に行く。最上部の滝は見えないが、下部の滝は大きく弧を描くように落ちている。出合からは大岩のゴーロの谷になり上って行くと大きなカツラの木が出迎えてくれた。大岩をいくつも乗り越えていくと大石滝がしぶきをあげつつ20m落ちていた。この滝はその名の通り滝の前に大きな岩が鎮座している。
[attachment=3]IMG_6079.jpg[/attachment]
大石滝を巻くのに左岸の枝谷横の小尾根を上っていくとガイシの一部が落ちている。この尾根は摂津林道から大石滝に降りるルートとして使われたようだ。テープが1か所あらわれた。巻き道のマーキングかと思いトラバースするが、そうでもないようなので上って行くとワイヤーが尾根を越えている。どうも上がりすぎなので、マーキングの場所までもどり再びトラバースして小尾根を越えるとサスケ滝が見えた。どうやら見おろし滝の上にいるようだ。トラバースしていくと下に見おろし滝のトラロープが見える。サスケ滝に向かってトラバースしていくより谷に降りた方が安全なようなので、谷に降りた。昭和40年代ごろまでは対岸まで橋がかけられていたようだ。
サスケ滝は目の前、直瀑とZ字に流れ落ちる流れのあるスケールの大きな滝だ。高さは40m超で奥ノ平谷では一番大きな滝になる。昔は多くの杣人が通ったこの滝も今や自然豊かな山深き場所といった感じだ。サスケという名は、私たちの世代にはひかれるものがある。白土三平の「サスケ」が思い出される。本来は佐助滝と書くのだろうがZIPPさんがサスケと書くのもこの影響かもしれない。「カムイ伝」を読んだ世代なのだろう。
[attachment=2]IMG_6092.jpg[/attachment]
サスケ滝からは右岸を上って行く。ここは左岸に比べ安全に滝に到達できる。それもあって左岸の取りつきには、サスケ滝というプレートがあった。ざれた斜面を上っていくとミズナラやブナの林に変わる。するとミズナラの太い枝が数本折られて、木の実がきれいに食べられている。折られた部分や緑色の葉をつけているところをみると新しそうだ。少し行くと大きな熊のうんこが鎮座している。ZIPPさんのレポにもあったようにこのあたりは熊の生活空間のようだ。
[attachment=1]IMG_6116.jpg[/attachment]
尾根は岩尾根に変わり松の木が多くなる。やせ尾根を上りきると奥ノ平の豊かな森が広がっていた。森は秋の気配を漂わせながら紅葉の準備を始めている。ゆっくり時間をかけて楽しみたい場所だ。広がったゆるやかな尾根を上っていくと視界も開け、色づきかけた千里峰や霧降山の尾根が良く見える。奥ノ平峰はもうすぐだ。山頂で休憩し秋の気配を楽しむ。後は霧降山から青空平を通り伐採地から下りるだけだ。この尾根も最近は歩く人も多く歩きやすくなった。クールダウンにはちょうど良いやさしい道だった。
サスケ谷から続く破線は霧降山をトラバースして青空平に向かい。ここから奥ノ二股
に向けてつけられており、二股の小屋跡が終着点になる。
昭和40年代まで多くの杣人が仕事に入った奥ノ平谷も今や自然に帰ろうとしている。熊が生活出来るまでの豊かな自然と人の気配の消えた静かな谷を辿れたことは喜びだ。台高の魅力をまた一つ知ってしまった。
【台高】奥ノ平谷から奥ノ平・奥ノ平峰をへて宮ノ谷
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
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【台高】奥ノ平谷から奥ノ平・奥ノ平峰をへて宮ノ谷
最後に編集したユーザー わりばし [ 2012年10月16日(火) 13:13 ], 累計 1 回
Re: 【台高】奥ノ平谷から奥ノ平・奥ノ平峰をへて宮ノ谷
わりばしさん、おはようございます。
奥の平に行かれましたか。最近あの辺りをよく歩いていらっしゃるので、そのうち行かれるだろうなとは思っていたんですが。私も奥の平は視野に入れていて、そのうち行きたいと思っていたので、興味深く読ませていただきました。
【日 付】2012年10月14日(日)
【山 域】台高
【コース】ヌタハラ谷出合駐車場7:05---9:40金谷出合---10:52サスケ滝---12:43奥ノ平峰---15:10宮ノ谷---15:40ヌタハラ谷出合駐車場
【メンバー】単独
おやおや、ほとんど同時刻の出発だったですね。少し時間がずれると車を見かけていたかも。
奥ノ平谷左岸には昭和40年ごろまで摂津林道という山道が山腹を巻いてつけられており下ノ廊下を巻き終えて谷に下る地点がサスケ滝の前になっている。左岸を気にしながら歩いていくと上部に目印の異形の木が残されている。上って行くと廃道化した道が続いていたので追っていくと炭窯跡に着いた。河原から窯跡へしっかりとした道が上がってきており、これが現在の左岸道のようだ。昔は、出合付近から左岸道は続いていたのだろう。それが、急な斜面のため崩れ落ち、目印の木と廃道化した道が一部残ったようだ。
なるほど、左岸に道があるんですか。メモメモ。
大石滝を巻くのに左岸の枝谷横の小尾根を上っていくとガイシの一部が落ちている。この尾根は摂津林道から大石滝に降りるルートとして使われたようだ。テープが1か所あらわれた。巻き道のマーキングかと思いトラバースするが、そうでもないようなので上って行くとワイヤーが尾根を越えている。どうも上がりすぎなので、マーキングの場所までもどり再びトラバースして小尾根を越えるとサスケ滝が見えた。どうやら見おろし滝の上にいるようだ。トラバースしていくと下に見おろし滝のトラロープが見える。サスケ滝に向かってトラバースしていくより谷に降りた方が安全なようなので、谷に降りた。昭和40年代ごろまでは対岸まで橋がかけられていたようだ。
昔はこのあたりには工場もあったようですね。昭和40年代といえば、そんなに昔でもないですね。今ではすっかり自然に戻ってしまっていますが。
サスケ滝からは右岸を上って行く。ここは左岸に比べ安全に滝に到達できる。それもあって左岸の取りつきには、サスケ滝というプレートがあった。ざれた斜面を上っていくとミズナラやブナの林に変わる。するとミズナラの太い枝が数本折られて、木の実がきれいに食べられている。折られた部分や緑色の葉をつけているところをみると新しそうだ。少し行くと大きな熊のうんこが鎮座している。ZIPPさんのレポにもあったようにこのあたりは熊の生活空間のようだ。
クマがいるんですね~。十分な食べ物があればいいけど。いつまでもクマが住めるような自然が維持できるといいんですけど。
尾根は岩尾根に変わり松の木が多くなる。やせ尾根を上りきると奥ノ平の豊かな森が広がっていた。森は秋の気配を漂わせながら紅葉の準備を始めている。ゆっくり時間をかけて楽しみたい場所だ。広がったゆるやかな尾根を上っていくと視界も開け、色づきかけた千里峰や霧降山の尾根が良く見える。奥ノ平峰はもうすぐだ。山頂で休憩し秋の気配を楽しむ。後は霧降山から青空平を通り伐採地から下りるだけだ。この尾根も最近は歩く人も多く歩きやすくなった。クールダウンにはちょうど良いやさしい道だった。
この道は歩きやすくていい道ですね。去年歩きました。
昭和40年代まで多くの杣人が仕事に入った奥ノ平谷も今や自然に帰ろうとしている。熊が生活出来るまでの豊かな自然と人の気配の無い静かな谷を辿れたことは喜びだ。台高の魅力をまた一つ知ってしまった。
わりばしさんらしいしっとりとしたいいレポでした。私もそのうち行ってみたいな。
奥の平に行かれましたか。最近あの辺りをよく歩いていらっしゃるので、そのうち行かれるだろうなとは思っていたんですが。私も奥の平は視野に入れていて、そのうち行きたいと思っていたので、興味深く読ませていただきました。
【日 付】2012年10月14日(日)
【山 域】台高
【コース】ヌタハラ谷出合駐車場7:05---9:40金谷出合---10:52サスケ滝---12:43奥ノ平峰---15:10宮ノ谷---15:40ヌタハラ谷出合駐車場
【メンバー】単独
おやおや、ほとんど同時刻の出発だったですね。少し時間がずれると車を見かけていたかも。
奥ノ平谷左岸には昭和40年ごろまで摂津林道という山道が山腹を巻いてつけられており下ノ廊下を巻き終えて谷に下る地点がサスケ滝の前になっている。左岸を気にしながら歩いていくと上部に目印の異形の木が残されている。上って行くと廃道化した道が続いていたので追っていくと炭窯跡に着いた。河原から窯跡へしっかりとした道が上がってきており、これが現在の左岸道のようだ。昔は、出合付近から左岸道は続いていたのだろう。それが、急な斜面のため崩れ落ち、目印の木と廃道化した道が一部残ったようだ。
なるほど、左岸に道があるんですか。メモメモ。
大石滝を巻くのに左岸の枝谷横の小尾根を上っていくとガイシの一部が落ちている。この尾根は摂津林道から大石滝に降りるルートとして使われたようだ。テープが1か所あらわれた。巻き道のマーキングかと思いトラバースするが、そうでもないようなので上って行くとワイヤーが尾根を越えている。どうも上がりすぎなので、マーキングの場所までもどり再びトラバースして小尾根を越えるとサスケ滝が見えた。どうやら見おろし滝の上にいるようだ。トラバースしていくと下に見おろし滝のトラロープが見える。サスケ滝に向かってトラバースしていくより谷に降りた方が安全なようなので、谷に降りた。昭和40年代ごろまでは対岸まで橋がかけられていたようだ。
昔はこのあたりには工場もあったようですね。昭和40年代といえば、そんなに昔でもないですね。今ではすっかり自然に戻ってしまっていますが。
サスケ滝からは右岸を上って行く。ここは左岸に比べ安全に滝に到達できる。それもあって左岸の取りつきには、サスケ滝というプレートがあった。ざれた斜面を上っていくとミズナラやブナの林に変わる。するとミズナラの太い枝が数本折られて、木の実がきれいに食べられている。折られた部分や緑色の葉をつけているところをみると新しそうだ。少し行くと大きな熊のうんこが鎮座している。ZIPPさんのレポにもあったようにこのあたりは熊の生活空間のようだ。
クマがいるんですね~。十分な食べ物があればいいけど。いつまでもクマが住めるような自然が維持できるといいんですけど。
尾根は岩尾根に変わり松の木が多くなる。やせ尾根を上りきると奥ノ平の豊かな森が広がっていた。森は秋の気配を漂わせながら紅葉の準備を始めている。ゆっくり時間をかけて楽しみたい場所だ。広がったゆるやかな尾根を上っていくと視界も開け、色づきかけた千里峰や霧降山の尾根が良く見える。奥ノ平峰はもうすぐだ。山頂で休憩し秋の気配を楽しむ。後は霧降山から青空平を通り伐採地から下りるだけだ。この尾根も最近は歩く人も多く歩きやすくなった。クールダウンにはちょうど良いやさしい道だった。
この道は歩きやすくていい道ですね。去年歩きました。
昭和40年代まで多くの杣人が仕事に入った奥ノ平谷も今や自然に帰ろうとしている。熊が生活出来るまでの豊かな自然と人の気配の無い静かな谷を辿れたことは喜びだ。台高の魅力をまた一つ知ってしまった。
わりばしさんらしいしっとりとしたいいレポでした。私もそのうち行ってみたいな。
@シュークリーム@
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- 記事: 2227
- 登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
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Re: 【台高】奥ノ平谷から奥ノ平・奥ノ平峰をへて宮ノ谷
わりばしさん、おこんばんわ~。
コラ~~! zipp兄の言うことを間に受けて、ナズナ・グーコンビの前に行きやがって~。
しかも、迷いも行き詰まりも滑落もせずにアッサリと。
あ~ぁ、イヤになっちゃう~。
たまには失敗・挫折・退散も経験しなきゃ、大物にはなれないよ。
(モウ大物になってるってか? しゃぁ~ないなぁ~)
グー(伊勢山上住人)
コラ~~! zipp兄の言うことを間に受けて、ナズナ・グーコンビの前に行きやがって~。
しかも、迷いも行き詰まりも滑落もせずにアッサリと。
あ~ぁ、イヤになっちゃう~。
たまには失敗・挫折・退散も経験しなきゃ、大物にはなれないよ。
(モウ大物になってるってか? しゃぁ~ないなぁ~)
グー(伊勢山上住人)
Re: 【台高】奥ノ平谷から奥ノ平・奥ノ平峰をへて宮ノ谷
わりばしさん、こんばんは~。
早速、奥の平でしたか!
運よくサスケ滝までたどりつけたら奥ノ平・奥ノ平峰をへて宮ノ谷に降りるコースを考えた。
宮ノ谷に降りなくても、ヌタハラ出合手前の蓮川の砂防上の伐採地に降りたら、きれいなルートとなりましたのに
昔は、出合付近から左岸道は続いていたのだろう。それが、急な斜面のため崩れ落ち、目印の木と廃道化した道が一部残ったようだ。
今も中間尾根の尾根先を乗り越して道がありますよ。その道はいったんは河原に降りています。
ただ、ヒルがいるだろうとなるべく河原歩きしています(^^;。
左岸道はテープもあり基本的に歩きやすい。尾根を乗り越える峠状になっている場所にはミズナラ等の目印の大木が残されていていい感じだ。山道は高度を上げて登って行く。小谷を上る個所が二ヶ所あるが、ポイントとなる地点にはマーキングが無いので注意する必要がる。TrailWalkerさんが以前山道の下部を歩き、途中で尾根に追いやられたのもこのどちらかの地点だろう。
わたしが初めて入ったときは、エアリアの金谷(黒滝谷)出合向かいの植林の倒木もなかったし、要所要所には橋や梯子があったんだけどいまやそれも朽ち、倒木やら崩壊が年々酷くなってます。
ただ、マーキングは多くなってます。・・・というのは、シャッポ山への南東ルートがこの摂津林道を利用しているからです。
ここが奥ノ平谷の対岸に石飛で渡れる地点への下降点になる。飯場下の小谷と植林の間の尾根を下っていくと谷に降りたった。
寄り道ですか?サスケ滝まで摂津林道を行かないんだ。
【コース】ヌタハラ谷出合駐車場7:05---9:40金谷出合---10:52サスケ滝
ここまで、2時間半以上かかっているということは、結構ウロウロされました!?
この尾根は摂津林道から大石滝に降りるルートとして使われたようだ。テープが1か所あらわれた。巻き道のマーキングかと思いトラバースするが、そうでもないようなので上って行くとワイヤーが尾根を越えている。どうも上がりすぎなので、マーキングの場所までもどり再びトラバースして小尾根を越えるとサスケ滝が見えた。
これは、摂津林道の一部ですよ。大石滝へ行くためじゃなく、サスケ滝前の橋へ行くための道だと思います。
どうやら見おろし滝の上にいるようだ。トラバースしていくと下に見おろし滝のトラロープが見える。
あれ?まだ上の方におられますね。じゃぁ先ほどのマーキングは摂津林道のマーキングじゃなかったのかな。
摂津林道は、このりんごさんが張ったトラロープにどんぴしゃに出ます。このあたり色んなマーキングが錯綜しています。
白土三平の「サスケ」が思い出される。本来は佐助滝と書くのだろうがZIPPさんがサスケと書くのもこの影響かもしれない。「カムイ伝」を読んだ世代なのだろう。
サスケの時代ですが(^^;、「佐助滝」という活字を使っているのは、川崎実さんの本ぐらいかも。
ざれた斜面を上っていくとミズナラやブナの林に変わる。するとミズナラの太い枝が数本折られて、木の実がきれいに食べられている。折られた部分や緑色の葉をつけているところをみると新しそうだ。少し行くと大きな熊のうんこが鎮座している。
ヤドリギを熊棚と間違えてたのに、・・・随分成長されました(^^;。
尾根は岩尾根に変わり松の木が多くなる。やせ尾根を上りきると奥ノ平の豊かな森が広がっていた。
サスケ滝から先の摂津林道へは行かれなかったんですね。
「松の木」・・・これ怪しいかも。五葉松はあったかもしれないけど、たぶんコウヤマキを誤認してるんじゃないだろうか?
写真、シロヤシオがよく紅葉していますね。絨毯のように敷き詰められた幼木たちもよく紅葉してますね!
森は秋の気配を漂わせながら紅葉の準備を始めている。ゆっくり時間をかけて楽しみたい場所だ。広がったゆるやかな尾根を上っていくと視界も開け、色づきかけた千里峰や霧降山の尾根が良く見える。奥ノ平峰はもうすぐだ。山頂で休憩し秋の気配を楽しむ。後は霧降山から青空平を通り伐採地から下りるだけだ。この尾根も最近は歩く人も多く歩きやすくなった。クールダウンにはちょうど良いやさしい道だった。
サスケ谷から続く破線は霧降山をトラバースして青空平に向かい。ここから奥ノ二股
に向けてつけられており、二股の小屋跡が終着点になる。
この地形図の破線道は、摂津林道ほどには使われなかったためか、痕跡はほとんどありませんね。飯場や架線場をつなぐ道としてあったのだろうことは確かのようですが。
台高の魅力をまた一つ知ってしまった。
今年は台高の紅葉も素晴らしそうですね(^^)。
zipp
Re: 【台高】奥ノ平谷から奥ノ平・奥ノ平峰をへて宮ノ谷
おはようございます、シュークリームさん。
奥の平に行かれましたか。最近あの辺りをよく歩いていらっしゃるので、そのうち行かれるだろうなとは思っていたんですが。私も奥の平は視野に入れていて、そのうち行きたいと思っていたので、興味深く読ませていただきました。
人の気配の消えたきれいな谷です。
摂津林道のおかげで時間をかけずに人里離れた谷に導いてくれます。
おやおや、ほとんど同時刻の出発だったですね。少し時間がずれると車を見かけていたかも。
ということは、車で走るルートも似たようなものですから飯高の道の駅で休憩していたら会えたかもしれませんね。
奥ノ平谷左岸には昭和40年ごろまで摂津林道という山道が山腹を巻いてつけられており下ノ廊下を巻き終えて谷に下る地点がサスケ滝の前になっている。左岸を気にしながら歩いていくと上部に目印の異形の木が残されている。上って行くと廃道化した道が続いていたので追っていくと炭窯跡に着いた。河原から窯跡へしっかりとした道が上がってきており、これが現在の左岸道のようだ。昔は、出合付近から左岸道は続いていたのだろう。それが、急な斜面のため崩れ落ち、目印の木と廃道化した道が一部残ったようだ。
なるほど、左岸に道があるんですか。メモメモ。
摂津林道がシャッポ山に登るルートとして途中までしっかり残っているのが大きいです。
大石滝を巻くのに左岸の枝谷横の小尾根を上っていくとガイシの一部が落ちている。この尾根は摂津林道から大石滝に降りるルートとして使われたようだ。テープが1か所あらわれた。巻き道のマーキングかと思いトラバースするが、そうでもないようなので上って行くとワイヤーが尾根を越えている。どうも上がりすぎなので、マーキングの場所までもどり再びトラバースして小尾根を越えるとサスケ滝が見えた。どうやら見おろし滝の上にいるようだ。トラバースしていくと下に見おろし滝のトラロープが見える。サスケ滝に向かってトラバースしていくより谷に降りた方が安全なようなので、谷に降りた。昭和40年代ごろまでは対岸まで橋がかけられていたようだ。
昔はこのあたりには工場もあったようですね。昭和40年代といえば、そんなに昔でもないですね。今ではすっかり自然に戻ってしまっていますが。
乾留工場ですかね?
昭和40年ぐらいまでに伐採が終わり大木はほとんど残っていません。
その中、残された木は切らない理由があったわけで貴重な痕跡です。
サスケ滝からは右岸を上って行く。ここは左岸に比べ安全に滝に到達できる。それもあって左岸の取りつきには、サスケ滝というプレートがあった。ざれた斜面を上っていくとミズナラやブナの林に変わる。するとミズナラの太い枝が数本折られて、木の実がきれいに食べられている。折られた部分や緑色の葉をつけているところをみると新しそうだ。少し行くと大きな熊のうんこが鎮座している。ZIPPさんのレポにもあったようにこのあたりは熊の生活空間のようだ。
クマがいるんですね~。十分な食べ物があればいいけど。いつまでもクマが住めるような自然が維持できるといいんですけど。
人が入ることも少ないこのあたりの地域は貴重な熊のテリトリーのようです。
昭和40年代まで多くの杣人が仕事に入った奥ノ平谷も今や自然に帰ろうとしている。熊が生活出来るまでの豊かな自然と人の気配の無い静かな谷を辿れたことは喜びだ。台高の魅力をまた一つ知ってしまった。
わりばしさんらしいしっとりとしたいいレポでした。私もそのうち行ってみたいな。
機会があれば行ってみてください。台高の魅力が凝縮されたコースです。
奥の平に行かれましたか。最近あの辺りをよく歩いていらっしゃるので、そのうち行かれるだろうなとは思っていたんですが。私も奥の平は視野に入れていて、そのうち行きたいと思っていたので、興味深く読ませていただきました。
人の気配の消えたきれいな谷です。
摂津林道のおかげで時間をかけずに人里離れた谷に導いてくれます。
おやおや、ほとんど同時刻の出発だったですね。少し時間がずれると車を見かけていたかも。
ということは、車で走るルートも似たようなものですから飯高の道の駅で休憩していたら会えたかもしれませんね。
奥ノ平谷左岸には昭和40年ごろまで摂津林道という山道が山腹を巻いてつけられており下ノ廊下を巻き終えて谷に下る地点がサスケ滝の前になっている。左岸を気にしながら歩いていくと上部に目印の異形の木が残されている。上って行くと廃道化した道が続いていたので追っていくと炭窯跡に着いた。河原から窯跡へしっかりとした道が上がってきており、これが現在の左岸道のようだ。昔は、出合付近から左岸道は続いていたのだろう。それが、急な斜面のため崩れ落ち、目印の木と廃道化した道が一部残ったようだ。
なるほど、左岸に道があるんですか。メモメモ。
摂津林道がシャッポ山に登るルートとして途中までしっかり残っているのが大きいです。
大石滝を巻くのに左岸の枝谷横の小尾根を上っていくとガイシの一部が落ちている。この尾根は摂津林道から大石滝に降りるルートとして使われたようだ。テープが1か所あらわれた。巻き道のマーキングかと思いトラバースするが、そうでもないようなので上って行くとワイヤーが尾根を越えている。どうも上がりすぎなので、マーキングの場所までもどり再びトラバースして小尾根を越えるとサスケ滝が見えた。どうやら見おろし滝の上にいるようだ。トラバースしていくと下に見おろし滝のトラロープが見える。サスケ滝に向かってトラバースしていくより谷に降りた方が安全なようなので、谷に降りた。昭和40年代ごろまでは対岸まで橋がかけられていたようだ。
昔はこのあたりには工場もあったようですね。昭和40年代といえば、そんなに昔でもないですね。今ではすっかり自然に戻ってしまっていますが。
乾留工場ですかね?
昭和40年ぐらいまでに伐採が終わり大木はほとんど残っていません。
その中、残された木は切らない理由があったわけで貴重な痕跡です。
サスケ滝からは右岸を上って行く。ここは左岸に比べ安全に滝に到達できる。それもあって左岸の取りつきには、サスケ滝というプレートがあった。ざれた斜面を上っていくとミズナラやブナの林に変わる。するとミズナラの太い枝が数本折られて、木の実がきれいに食べられている。折られた部分や緑色の葉をつけているところをみると新しそうだ。少し行くと大きな熊のうんこが鎮座している。ZIPPさんのレポにもあったようにこのあたりは熊の生活空間のようだ。
クマがいるんですね~。十分な食べ物があればいいけど。いつまでもクマが住めるような自然が維持できるといいんですけど。
人が入ることも少ないこのあたりの地域は貴重な熊のテリトリーのようです。
昭和40年代まで多くの杣人が仕事に入った奥ノ平谷も今や自然に帰ろうとしている。熊が生活出来るまでの豊かな自然と人の気配の無い静かな谷を辿れたことは喜びだ。台高の魅力をまた一つ知ってしまった。
わりばしさんらしいしっとりとしたいいレポでした。私もそのうち行ってみたいな。
機会があれば行ってみてください。台高の魅力が凝縮されたコースです。
Re: 【台高】奥ノ平谷から奥ノ平・奥ノ平峰をへて宮ノ谷
おはようございます、グーさん。
コラ~~! zipp兄の言うことを間に受けて、ナズナ・グーコンビの前に行きやがって~。
zippさんというより江馬小屋谷が終わったら行こうと前から決めていたんですよ。
しかも、迷いも行き詰まりも滑落もせずにアッサリと。
あ~ぁ、イヤになっちゃう~。
たまたまです。
でも、人の気配のしないいい所ですよ。
紅葉の季節なんか最高じゃないかな。
たまには失敗・挫折・退散も経験しなきゃ、大物にはなれないよ。
(モウ大物になってるってか? しゃぁ~ないなぁ~)
退散なんてしょっちゅうしてますよ。
退散レポは上げずに、もう一度チャレンジしてレポにすることが多いだけです。
コラ~~! zipp兄の言うことを間に受けて、ナズナ・グーコンビの前に行きやがって~。
zippさんというより江馬小屋谷が終わったら行こうと前から決めていたんですよ。
しかも、迷いも行き詰まりも滑落もせずにアッサリと。
あ~ぁ、イヤになっちゃう~。
たまたまです。
でも、人の気配のしないいい所ですよ。
紅葉の季節なんか最高じゃないかな。
たまには失敗・挫折・退散も経験しなきゃ、大物にはなれないよ。
(モウ大物になってるってか? しゃぁ~ないなぁ~)
退散なんてしょっちゅうしてますよ。
退散レポは上げずに、もう一度チャレンジしてレポにすることが多いだけです。
Re: 【台高】奥ノ平谷から奥ノ平・奥ノ平峰をへて宮ノ谷
わりばしさんこんばんは。
ずいぶんと御無沙汰しています。
(去年の闇鍋以来でしょうか)
昨年から気になっていた奥ノ平谷に行くことにした。ZIPPさんが足しげく通うからにはそれだけの魅力があるのだろう。運よくサスケ滝までたどりつけたら奥ノ平・奥ノ平峰をへて宮ノ谷に降りるコースを考えた。
この所ちょっとした奥ノ平谷ブームでしょうか?
私も気になっている谷なのですが、蓮界隈で一番の険谷と言う事で二の足を踏んでいます。
奥ノ平谷左岸には昭和40年ごろまで摂津林道という山道が山腹を巻いてつけられており下ノ廊下を巻き終えて谷に下る地点がサスケ滝の前になっている。左岸を気にしながら歩いていくと上部に目印の異形の木が残されている。上って行くと廃道化した道が続いていたので追っていくと炭窯跡に着いた。河原から窯跡へしっかりとした道が上がってきており、これが現在の左岸道のようだ。昔は、出合付近から左岸道は続いていたのだろう。それが、急な斜面のため崩れ落ち、目印の木と廃道化した道が一部残ったようだ。
でも上の様な記述をみると結構人が入っていた谷の様ですね。
いざという時のエスケープも何とかなりそうなので挑戦してみようかな、と思いました。
ドラム缶のあるカツラの木のある小谷を越え植林に入る。植林の伐採地からは対岸に金谷の黒滝が見える。少し下には平地があり飯場跡のトタンや金だらいなどが散乱している。ここが奥ノ平谷の対岸に石飛で渡れる地点への下降点になる。飯場下の小谷と植林の間の尾根を下っていくと谷に降りたった。人の気配を感じない明るくおだやかな谷が続いている。
もし出来るのなら、こういった山と人との関わりが濃かった往時の姿を見てみたいものですね。
鈴鹿の鉱山が隆盛だった頃とか・・・。
サスケ滝は目の前、直瀑とZ字に流れ落ちる流れのあるスケールの大きな滝だ。高さは40m超で奥ノ平谷では一番大きな滝になる。昔は多くの杣人が通ったこの滝も今や自然豊かな山深き場所といった感じだ。サスケという名は、私たちの世代にはひかれるものがある。白土三平の「サスケ」が思い出される。本来は佐助滝と書くのだろうがZIPPさんがサスケと書くのもこの影響かもしれない。「カムイ伝」を読んだ世代なのだろう。
ちなみに私もサスケ世代です。
もっともアニメーションのサスケですが。
昭和40年代まで多くの杣人が仕事に入った奥ノ平谷も今や自然に帰ろうとしている。熊が生活出来るまでの豊かな自然と人の気配の消えた静かな谷を辿れたことは喜びだ。台高の魅力をまた一つ知ってしまった。
うーん、いいですね。
来年は是非行ってみようと思います。
わりばしさんも沢やりませんか?
たろー
ずいぶんと御無沙汰しています。
(去年の闇鍋以来でしょうか)
昨年から気になっていた奥ノ平谷に行くことにした。ZIPPさんが足しげく通うからにはそれだけの魅力があるのだろう。運よくサスケ滝までたどりつけたら奥ノ平・奥ノ平峰をへて宮ノ谷に降りるコースを考えた。
この所ちょっとした奥ノ平谷ブームでしょうか?
私も気になっている谷なのですが、蓮界隈で一番の険谷と言う事で二の足を踏んでいます。
奥ノ平谷左岸には昭和40年ごろまで摂津林道という山道が山腹を巻いてつけられており下ノ廊下を巻き終えて谷に下る地点がサスケ滝の前になっている。左岸を気にしながら歩いていくと上部に目印の異形の木が残されている。上って行くと廃道化した道が続いていたので追っていくと炭窯跡に着いた。河原から窯跡へしっかりとした道が上がってきており、これが現在の左岸道のようだ。昔は、出合付近から左岸道は続いていたのだろう。それが、急な斜面のため崩れ落ち、目印の木と廃道化した道が一部残ったようだ。
でも上の様な記述をみると結構人が入っていた谷の様ですね。
いざという時のエスケープも何とかなりそうなので挑戦してみようかな、と思いました。
ドラム缶のあるカツラの木のある小谷を越え植林に入る。植林の伐採地からは対岸に金谷の黒滝が見える。少し下には平地があり飯場跡のトタンや金だらいなどが散乱している。ここが奥ノ平谷の対岸に石飛で渡れる地点への下降点になる。飯場下の小谷と植林の間の尾根を下っていくと谷に降りたった。人の気配を感じない明るくおだやかな谷が続いている。
もし出来るのなら、こういった山と人との関わりが濃かった往時の姿を見てみたいものですね。
鈴鹿の鉱山が隆盛だった頃とか・・・。
サスケ滝は目の前、直瀑とZ字に流れ落ちる流れのあるスケールの大きな滝だ。高さは40m超で奥ノ平谷では一番大きな滝になる。昔は多くの杣人が通ったこの滝も今や自然豊かな山深き場所といった感じだ。サスケという名は、私たちの世代にはひかれるものがある。白土三平の「サスケ」が思い出される。本来は佐助滝と書くのだろうがZIPPさんがサスケと書くのもこの影響かもしれない。「カムイ伝」を読んだ世代なのだろう。
ちなみに私もサスケ世代です。
もっともアニメーションのサスケですが。
昭和40年代まで多くの杣人が仕事に入った奥ノ平谷も今や自然に帰ろうとしている。熊が生活出来るまでの豊かな自然と人の気配の消えた静かな谷を辿れたことは喜びだ。台高の魅力をまた一つ知ってしまった。
うーん、いいですね。
来年は是非行ってみようと思います。
わりばしさんも沢やりませんか?
たろー
Re: 【台高】奥ノ平谷から奥ノ平・奥ノ平峰をへて宮ノ谷
おはようございます、zippさん。
zipp辞典にはお世話になっています。
運よくサスケ滝までたどりつけたら奥ノ平・奥ノ平峰をへて宮ノ谷に降りるコースを考えた。
宮ノ谷に降りなくても、ヌタハラ出合手前の蓮川の砂防上の伐採地に降りたら、きれいなルートとなりましたのに
そうですよね。ママチャリ乗っての帰りに、伐採地があるのに気付いたんです。
朝は、まったく気に留めていませんでした。
昔は、出合付近から左岸道は続いていたのだろう。それが、急な斜面のため崩れ落ち、目印の木と廃道化した道が一部残ったようだ。
今も中間尾根の尾根先を乗り越して道がありますよ。その道はいったんは河原に降りています。
ただ、ヒルがいるだろうとなるべく河原歩きしています(^^;。
乗越の道が残っていますか。
左岸道はテープもあり基本的に歩きやすい。尾根を乗り越える峠状になっている場所にはミズナラ等の目印の大木が残されていていい感じだ。山道は高度を上げて登って行く。小谷を上る個所が二ヶ所あるが、ポイントとなる地点にはマーキングが無いので注意する必要がる。TrailWalkerさんが以前山道の下部を歩き、途中で尾根に追いやられたのもこのどちらかの地点だろう。
わたしが初めて入ったときは、エアリアの金谷(黒滝谷)出合向かいの植林の倒木もなかったし、要所要所には橋や梯子があったんだけどいまやそれも朽ち、倒木やら崩壊が年々酷くなってます。
ただ、マーキングは多くなってます。・・・というのは、シャッポ山への南東ルートがこの摂津林道を利用しているからです。
昔は橋や梯子もあったんですか。
それにしてもシャッポ山に登る人ってけっこういるんだ?
ここが奥ノ平谷の対岸に石飛で渡れる地点への下降点になる。飯場下の小谷と植林の間の尾根を下っていくと谷に降りたった。
寄り道ですか?サスケ滝まで摂津林道を行かないんだ。
【コース】ヌタハラ谷出合駐車場7:05---9:40金谷出合---10:52サスケ滝
ここまで、2時間半以上かかっているということは、結構ウロウロされました!?
滝を見に行ったり、写真を撮ったりです。
初めての山域なので、もの目づらしくて。
この尾根は摂津林道から大石滝に降りるルートとして使われたようだ。テープが1か所あらわれた。巻き道のマーキングかと思いトラバースするが、そうでもないようなので上って行くとワイヤーが尾根を越えている。どうも上がりすぎなので、マーキングの場所までもどり再びトラバースして小尾根を越えるとサスケ滝が見えた。
これは、摂津林道の一部ですよ。大石滝へ行くためじゃなく、サスケ滝前の橋へ行くための道だと思います。
zippさんがヤブコギで紹介してくれた、松阪山岳会の奥ノ平谷ルート図には摂津林道から大石滝に下りて右岸を下るルートが画かれているので、これじゃないかな?
どうやら見おろし滝の上にいるようだ。トラバースしていくと下に見おろし滝のトラロープが見える。
あれ?まだ上の方におられますね。じゃぁ先ほどのマーキングは摂津林道のマーキングじゃなかったのかな。
摂津林道は、このりんごさんが張ったトラロープにどんぴしゃに出ます。このあたり色んなマーキングが錯綜しています。
あのトラロープがりんごさんがつけられたやつですか。
白土三平の「サスケ」が思い出される。本来は佐助滝と書くのだろうがZIPPさんがサスケと書くのもこの影響かもしれない。「カムイ伝」を読んだ世代なのだろう。
サスケの時代ですが(^^;、「佐助滝」という活字を使っているのは、川崎実さんの本ぐらいかも。
川崎さんの本ぐらいでしたか。
ざれた斜面を上っていくとミズナラやブナの林に変わる。するとミズナラの太い枝が数本折られて、木の実がきれいに食べられている。折られた部分や緑色の葉をつけているところをみると新しそうだ。少し行くと大きな熊のうんこが鎮座している。
ヤドリギを熊棚と間違えてたのに、・・・随分成長されました(^^;。
台高の皆さんのおかげです。
尾根は岩尾根に変わり松の木が多くなる。やせ尾根を上りきると奥ノ平の豊かな森が広がっていた。
サスケ滝から先の摂津林道へは行かれなかったんですね。
「松の木」・・・これ怪しいかも。五葉松はあったかもしれないけど、たぶんコウヤマキを誤認してるんじゃないだろうか?
写真、シロヤシオがよく紅葉していますね。絨毯のように敷き詰められた幼木たちもよく紅葉してますね!
コウヤマキでしょう。
私がわかる木の種類はごく少数ですので。
サスケ谷から続く破線は霧降山をトラバースして青空平に向かい。ここから奥ノ二股
に向けてつけられており、二股の小屋跡が終着点になる。
この地形図の破線道は、摂津林道ほどには使われなかったためか、痕跡はほとんどありませんね。飯場や架線場をつなぐ道としてあったのだろうことは確かのようですが。
破線の時代は、木を引っ張って運ぶ時代ではないので、仕事道があったぐらいなんでしょうね。
台高の魅力をまた一つ知ってしまった。
今年は台高の紅葉も素晴らしそうですね(^^)。
昨年と違い、木の葉もたくさん残っているので期待できそうです。
zipp辞典にはお世話になっています。
運よくサスケ滝までたどりつけたら奥ノ平・奥ノ平峰をへて宮ノ谷に降りるコースを考えた。
宮ノ谷に降りなくても、ヌタハラ出合手前の蓮川の砂防上の伐採地に降りたら、きれいなルートとなりましたのに
そうですよね。ママチャリ乗っての帰りに、伐採地があるのに気付いたんです。
朝は、まったく気に留めていませんでした。
昔は、出合付近から左岸道は続いていたのだろう。それが、急な斜面のため崩れ落ち、目印の木と廃道化した道が一部残ったようだ。
今も中間尾根の尾根先を乗り越して道がありますよ。その道はいったんは河原に降りています。
ただ、ヒルがいるだろうとなるべく河原歩きしています(^^;。
乗越の道が残っていますか。
左岸道はテープもあり基本的に歩きやすい。尾根を乗り越える峠状になっている場所にはミズナラ等の目印の大木が残されていていい感じだ。山道は高度を上げて登って行く。小谷を上る個所が二ヶ所あるが、ポイントとなる地点にはマーキングが無いので注意する必要がる。TrailWalkerさんが以前山道の下部を歩き、途中で尾根に追いやられたのもこのどちらかの地点だろう。
わたしが初めて入ったときは、エアリアの金谷(黒滝谷)出合向かいの植林の倒木もなかったし、要所要所には橋や梯子があったんだけどいまやそれも朽ち、倒木やら崩壊が年々酷くなってます。
ただ、マーキングは多くなってます。・・・というのは、シャッポ山への南東ルートがこの摂津林道を利用しているからです。
昔は橋や梯子もあったんですか。
それにしてもシャッポ山に登る人ってけっこういるんだ?
ここが奥ノ平谷の対岸に石飛で渡れる地点への下降点になる。飯場下の小谷と植林の間の尾根を下っていくと谷に降りたった。
寄り道ですか?サスケ滝まで摂津林道を行かないんだ。
【コース】ヌタハラ谷出合駐車場7:05---9:40金谷出合---10:52サスケ滝
ここまで、2時間半以上かかっているということは、結構ウロウロされました!?
滝を見に行ったり、写真を撮ったりです。
初めての山域なので、もの目づらしくて。
この尾根は摂津林道から大石滝に降りるルートとして使われたようだ。テープが1か所あらわれた。巻き道のマーキングかと思いトラバースするが、そうでもないようなので上って行くとワイヤーが尾根を越えている。どうも上がりすぎなので、マーキングの場所までもどり再びトラバースして小尾根を越えるとサスケ滝が見えた。
これは、摂津林道の一部ですよ。大石滝へ行くためじゃなく、サスケ滝前の橋へ行くための道だと思います。
zippさんがヤブコギで紹介してくれた、松阪山岳会の奥ノ平谷ルート図には摂津林道から大石滝に下りて右岸を下るルートが画かれているので、これじゃないかな?
どうやら見おろし滝の上にいるようだ。トラバースしていくと下に見おろし滝のトラロープが見える。
あれ?まだ上の方におられますね。じゃぁ先ほどのマーキングは摂津林道のマーキングじゃなかったのかな。
摂津林道は、このりんごさんが張ったトラロープにどんぴしゃに出ます。このあたり色んなマーキングが錯綜しています。
あのトラロープがりんごさんがつけられたやつですか。
白土三平の「サスケ」が思い出される。本来は佐助滝と書くのだろうがZIPPさんがサスケと書くのもこの影響かもしれない。「カムイ伝」を読んだ世代なのだろう。
サスケの時代ですが(^^;、「佐助滝」という活字を使っているのは、川崎実さんの本ぐらいかも。
川崎さんの本ぐらいでしたか。
ざれた斜面を上っていくとミズナラやブナの林に変わる。するとミズナラの太い枝が数本折られて、木の実がきれいに食べられている。折られた部分や緑色の葉をつけているところをみると新しそうだ。少し行くと大きな熊のうんこが鎮座している。
ヤドリギを熊棚と間違えてたのに、・・・随分成長されました(^^;。
台高の皆さんのおかげです。
尾根は岩尾根に変わり松の木が多くなる。やせ尾根を上りきると奥ノ平の豊かな森が広がっていた。
サスケ滝から先の摂津林道へは行かれなかったんですね。
「松の木」・・・これ怪しいかも。五葉松はあったかもしれないけど、たぶんコウヤマキを誤認してるんじゃないだろうか?
写真、シロヤシオがよく紅葉していますね。絨毯のように敷き詰められた幼木たちもよく紅葉してますね!
コウヤマキでしょう。
私がわかる木の種類はごく少数ですので。
サスケ谷から続く破線は霧降山をトラバースして青空平に向かい。ここから奥ノ二股
に向けてつけられており、二股の小屋跡が終着点になる。
この地形図の破線道は、摂津林道ほどには使われなかったためか、痕跡はほとんどありませんね。飯場や架線場をつなぐ道としてあったのだろうことは確かのようですが。
破線の時代は、木を引っ張って運ぶ時代ではないので、仕事道があったぐらいなんでしょうね。
台高の魅力をまた一つ知ってしまった。
今年は台高の紅葉も素晴らしそうですね(^^)。
昨年と違い、木の葉もたくさん残っているので期待できそうです。
Re: 【台高】奥ノ平谷から奥ノ平・奥ノ平峰をへて宮ノ谷
おはようございます、たろーさん。
そうですね。昨年の闇鍋いらいですね。
昨年から気になっていた奥ノ平谷に行くことにした。ZIPPさんが足しげく通うからにはそれだけの魅力があるのだろう。運よくサスケ滝までたどりつけたら奥ノ平・奥ノ平峰をへて宮ノ谷に降りるコースを考えた。
この所ちょっとした奥ノ平谷ブームでしょうか?
私も気になっている谷なのですが、蓮界隈で一番の険谷と言う事で二の足を踏んでいます。
奥ノ平も、牽引してくれているzippさんのおかげです。
台高はどこかに先人が辿った道があります。
坊主尾根にも取り付く道がありましたから。
奥ノ平谷左岸には昭和40年ごろまで摂津林道という山道が山腹を巻いてつけられており下ノ廊下を巻き終えて谷に下る地点がサスケ滝の前になっている。左岸を気にしながら歩いていくと上部に目印の異形の木が残されている。上って行くと廃道化した道が続いていたので追っていくと炭窯跡に着いた。河原から窯跡へしっかりとした道が上がってきており、これが現在の左岸道のようだ。昔は、出合付近から左岸道は続いていたのだろう。それが、急な斜面のため崩れ落ち、目印の木と廃道化した道が一部残ったようだ。
でも上の様な記述をみると結構人が入っていた谷の様ですね。
いざという時のエスケープも何とかなりそうなので挑戦してみようかな、と思いました。
現在はシャッポ山のルートの一部として残っているので、下ノ廊下のエスケープとしては使えると思います。
ただ、上ノ廊下はどこまで摂津林道が残っているかでしょうね。
上ノ廊下部分は右岸で全て巻いてから谷に再び合流するようです。
ドラム缶のあるカツラの木のある小谷を越え植林に入る。植林の伐採地からは対岸に金谷の黒滝が見える。少し下には平地があり飯場跡のトタンや金だらいなどが散乱している。ここが奥ノ平谷の対岸に石飛で渡れる地点への下降点になる。飯場下の小谷と植林の間の尾根を下っていくと谷に降りたった。人の気配を感じない明るくおだやかな谷が続いている。
もし出来るのなら、こういった山と人との関わりが濃かった往時の姿を見てみたいものですね。
鈴鹿の鉱山が隆盛だった頃とか・・・。
人の営みには興味はあるのですが・・
当時は山も丸裸で景色としては興醒めするかもしれません。
サスケ滝は目の前、直瀑とZ字に流れ落ちる流れのあるスケールの大きな滝だ。高さは40m超で奥ノ平谷では一番大きな滝になる。昔は多くの杣人が通ったこの滝も今や自然豊かな山深き場所といった感じだ。サスケという名は、私たちの世代にはひかれるものがある。白土三平の「サスケ」が思い出される。本来は佐助滝と書くのだろうがZIPPさんがサスケと書くのもこの影響かもしれない。「カムイ伝」を読んだ世代なのだろう。
ちなみに私もサスケ世代です。
もっともアニメーションのサスケですが。
サスケを見てましたか。
「カムイ伝」もなかなかのものです。
昭和40年代まで多くの杣人が仕事に入った奥ノ平谷も今や自然に帰ろうとしている。熊が生活出来るまでの豊かな自然と人の気配の消えた静かな谷を辿れたことは喜びだ。台高の魅力をまた一つ知ってしまった。
うーん、いいですね。
来年は是非行ってみようと思います。
わりばしさんも沢やりませんか?
来シーズンは、沢をしようかなと思っています。
経験豊富なたろーさん、またいろいろ教えてください。
そうですね。昨年の闇鍋いらいですね。
昨年から気になっていた奥ノ平谷に行くことにした。ZIPPさんが足しげく通うからにはそれだけの魅力があるのだろう。運よくサスケ滝までたどりつけたら奥ノ平・奥ノ平峰をへて宮ノ谷に降りるコースを考えた。
この所ちょっとした奥ノ平谷ブームでしょうか?
私も気になっている谷なのですが、蓮界隈で一番の険谷と言う事で二の足を踏んでいます。
奥ノ平も、牽引してくれているzippさんのおかげです。
台高はどこかに先人が辿った道があります。
坊主尾根にも取り付く道がありましたから。
奥ノ平谷左岸には昭和40年ごろまで摂津林道という山道が山腹を巻いてつけられており下ノ廊下を巻き終えて谷に下る地点がサスケ滝の前になっている。左岸を気にしながら歩いていくと上部に目印の異形の木が残されている。上って行くと廃道化した道が続いていたので追っていくと炭窯跡に着いた。河原から窯跡へしっかりとした道が上がってきており、これが現在の左岸道のようだ。昔は、出合付近から左岸道は続いていたのだろう。それが、急な斜面のため崩れ落ち、目印の木と廃道化した道が一部残ったようだ。
でも上の様な記述をみると結構人が入っていた谷の様ですね。
いざという時のエスケープも何とかなりそうなので挑戦してみようかな、と思いました。
現在はシャッポ山のルートの一部として残っているので、下ノ廊下のエスケープとしては使えると思います。
ただ、上ノ廊下はどこまで摂津林道が残っているかでしょうね。
上ノ廊下部分は右岸で全て巻いてから谷に再び合流するようです。
ドラム缶のあるカツラの木のある小谷を越え植林に入る。植林の伐採地からは対岸に金谷の黒滝が見える。少し下には平地があり飯場跡のトタンや金だらいなどが散乱している。ここが奥ノ平谷の対岸に石飛で渡れる地点への下降点になる。飯場下の小谷と植林の間の尾根を下っていくと谷に降りたった。人の気配を感じない明るくおだやかな谷が続いている。
もし出来るのなら、こういった山と人との関わりが濃かった往時の姿を見てみたいものですね。
鈴鹿の鉱山が隆盛だった頃とか・・・。
人の営みには興味はあるのですが・・
当時は山も丸裸で景色としては興醒めするかもしれません。
サスケ滝は目の前、直瀑とZ字に流れ落ちる流れのあるスケールの大きな滝だ。高さは40m超で奥ノ平谷では一番大きな滝になる。昔は多くの杣人が通ったこの滝も今や自然豊かな山深き場所といった感じだ。サスケという名は、私たちの世代にはひかれるものがある。白土三平の「サスケ」が思い出される。本来は佐助滝と書くのだろうがZIPPさんがサスケと書くのもこの影響かもしれない。「カムイ伝」を読んだ世代なのだろう。
ちなみに私もサスケ世代です。
もっともアニメーションのサスケですが。
サスケを見てましたか。
「カムイ伝」もなかなかのものです。
昭和40年代まで多くの杣人が仕事に入った奥ノ平谷も今や自然に帰ろうとしている。熊が生活出来るまでの豊かな自然と人の気配の消えた静かな谷を辿れたことは喜びだ。台高の魅力をまた一つ知ってしまった。
うーん、いいですね。
来年は是非行ってみようと思います。
わりばしさんも沢やりませんか?
来シーズンは、沢をしようかなと思っています。
経験豊富なたろーさん、またいろいろ教えてください。