【湖北/伊吹山】川戸谷から初秋の県下最高峰へ☆裏口入山への意外なハードル

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yamaneko0922
記事: 285
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39

【湖北/伊吹山】川戸谷から初秋の県下最高峰へ☆裏口入山への意外なハードル

投稿記事 by yamaneko0922 »

山行から少し時間が経ってしまいましたが、このルートはbiwa爺さんにご報告する義務もあり、遅ればせながらのrepアップをどうぞご容赦ください。

【 日 付 】2020年9月12日(土曜日)
【 山 域 】 湖北/伊吹山
【メンバー】山猫、家内
【 天 候 】曇り
【 ルート 】伊吹神社10:38〜川戸谷出合11:23〜12:12川戸谷右俣〜13:34南東尾根の展望地13:48〜14:46伊吹山〜16:07弥高山〜16:52伊吹神社

伊吹山の南東尾根はbiwa爺さんのストックを探すという目的もかねて、今年の1月に訪れたところではあるが、その時は冬季閉鎖された伊吹山ドライブウェイを歩くことが出来た訳であるが、無雪期は当然ながらドライブウェイを歩く訳にはいかない。biwa爺さんからrepへのコメントで、
果たして1/25,000地図に記されている川戸谷からの破線ルートを辿って南東尾根に辿りつくことが出来るかというmissionを頂く。本来は新緑の季節にと思っていたのだが、その季節は残念ながらコロナ禍で登山自粛のムードだったので、このmissionを果たすのを先送りにしていた。

名神高速を東に向かうと、比良にも鈴鹿にも厚く雲がかかっているが、どうやら霊仙山と伊吹山のあたりだけは雲を免れて、山の上に青空が広がっている。伊吹神社の手前の登山口の駐車場に辿り着くと、もう一台名古屋ナンバーの車が停められている。

まずは川戸谷の長い林道から始まる。日向では頭上から照りつける日差しが強いが、日陰に入ると谷沿いの涼しい風が吹いてくる。しかし、谷を奥へ進むうちに急に雲が広がり、気がつくと青空が消えていた。

左岸を歩くと対岸に渡る橋が見えるが、その手前で林道は大きく崩落しているので、河原を歩き、対岸に渡渉することになる。この辺りからはかつて林道の痕跡を見分けることすら難しいほど林道は荒れている。再び左岸に渡る橋があるが、橋の上には数多くの岩が積載されている。大雨の度に積み上げられてきたのだろう。岩の重さに耐えかねて橋が崩落するのは時間の問題だろう。

橋を渡ると谷の出合となる。地図によると右俣と左俣の間の中尾根を西側から取り付くようだが、尾根の取付きがわからなかったので左手の植林から取り付く。中尾根へのトラバースを試みるが、すぐにもかなりの急斜面となる。問題は別のところから訪れる。早くも数多くのヒルが次々と靴をよじ登り始めるのだった。

急斜面を登り、植林の尾根に辿り着くと、尾根上には下から登ってくる明瞭な踏み跡がある。GPSで確認すると丁度、尾根に乗った辺りから川戸谷の右俣に向かってトラバースする道が続いているはずだ。谷に向かってトラバースする踏み跡があるように思えるが、踏み跡はすぐにも不明瞭になる。鹿のものと思われる踏み跡を辿って斜面を辿るが、どうやらかつての登山道の痕跡は見当たらない。

谷の右俣が近づくにつれますます足をよじ登ってくるヒルの数が増えるようだ。頻繁にヒルのチェックを行うが、足元を見る度に数匹のヒルを撥ねとばすことになる。谷の手前で藪と急斜面に進路を阻まれる。谷に向かって急斜面をトラバース気味に下降してゆく踏み跡が目に入るので、ボロボロと崩れそうになる斜面を下降する。

谷に辿り着いてからも数匹のヒルを靴から落とすが、すぐ足元の地面には何匹ものヒルが私の足をめがけて寄ってくる。このヒルの多さは尋常ではない。遡行するにも谷の両側はかなり急峻な斜面となっており、滝があったとしても斜面に逃れることが難しそうだ。何しろ、ヒルの尋常ならざる多さが谷を遡行することを断念させた。

尾根が近づくと再び桧の植林地となり、急に足元のヒルも少なくなる。尾根に戻ると、明瞭な踏み跡が上へと続いている。果たしてこの踏み跡がどこまで続いているのかわからないが、行けるところまで行ってみることする。登るにつれて古道と思われる掘割の道が現れる。下生のない尾根は歩きやすく、急速に高度を稼ぐ。先ほどまでとは異なり、尾根を歩き始めてからはヒルの姿を見かけることはなくなった。

ca900mほどのところで唐突に植林が終わる下生のない自然林が続く。このあたりになると流石にかなり涼しさを感じるようになる。このまま尾根を直登出来そうな気もするが、それはやめておく。というのももう少し高度が上がると間違いなく榧の幼木帯となるからだ。榧の幼木の藪の間を進む困難は前回の山行で痛感している。

ca950mのあたりからは伊吹山の南東尾根に向かって地図で破線が記されているので、GPSであたりをつけて右手の斜面にトラバースする。果たしてかつての登山道の跡のような薄い踏み跡がすぐにも現れ、今度は容易に斜面をトラバースすることが出来る。南東尾根に乗ると見覚えのある石灰岩を敷き詰めた登山道が現れた。
古い登山道へ.jpg

斜面をトラバースしながら榧の幼木の藪を避けて、登山道を忠実に辿る。この踏み跡を少しでも外すとバリケードのような榧の藪が待ち受けている。登山道が折り返して、再び尾根の上に出ると石灰岩のガレ地に出ると、正面には養老山地と霊仙山の展望が広がる。霊仙山の左手に見えるのは四日市の市街だろう。さらにその左手には広大な濃尾平野の彼方に名古屋の高層ビル街が見える。
展望地より.jpg

すぐ眼下の尾根に走るドライブウェイと好展望を眺めながらランチ休憩にする。
南東尾根よりドライブウェイ.jpg

尾根を辿るとca1170mの台地状のピークの手前で林相が変化し、美しい山毛欅の樹林が広がるようになる。伊吹山にこのような山毛欅の樹林があることがなんとも意外に思われてならないが、南東尾根のハイライトは展望ではなく、この山毛欅林に尽きると言えるだろう。
山毛欅林.jpg

ピークを越えたところには小さな池が現れる。前回ここを訪れた時は雪で林床が雪で覆われていたので当然ながら池は見ることは出来なかったのだ。樹林の中に気まぐれに現れる霧が山毛欅の林を白いヴェールで飾っては足早に過ぎ去っていく。しばしの間、幻想的な美林の中を歩く至福に浸る。

残念ながら山毛欅の樹林はそう長くは続かない。そもそもこの南東尾根自体が短いのだ。山毛欅の樹林を抜けると灌木帯となり、細尾根の上の踏み跡は消失する。灌木帯を抜けると草地が広がるようになる。広い山頂台地の東端はすぐである。振り返ると広大な展望が開ける筈なのであるが、東から瞬く間に雲が登ってきて濃尾平野方面の眺望を覆い隠す。
南東尾根.jpg

ようやくたどり着いたと思って安心したのも束の間、思いがけない問題が待ち構えていた。防鹿ネットが張り巡らされており、山頂台地を周回する登山道に入ることが出来ない。冬に歩いた時には防鹿ネットが外されていたので、何の問題もなく登山道に入ることが出来たのであった。

ネットに沿って進むうちに家内がネットに空いた穴を見つける。穴の覆うようにもう一枚ネットが被せてあるのだが、そのネットを持ち上げて穴を潜り抜けることが出来るのであった。この南東尾根を登ってくる登山者がいるということは完全に想定外なのだろう。この穴に見当たらななければどうなっていたかと考えると恐ろしい。南尾根までネットの外を歩かければならないところであった。

登山道を伊吹山の山頂方面に向かって歩くと晒菜升麻(サラシナショウマ)の群落が風にゆらゆらと揺れている。この山頂台地の周回路は一方通行であったことに後から気がつく。
晒菜升麻.jpg

伊吹山の山頂のあたりはやはり大勢の登山者で賑わっている。売店で炭酸ジュースを一本、頂くと、山頂は早々に退散し、南尾根の下降につく。南尾根かなりの急下降ではあるが、カレンフェルトの岩の間に程よく足場を見つけて下るのはそれほど難しくはない。
南尾根へ.jpg

西の方角には琵琶湖が雲の間から溢れる光を受けて鈍い金属的な光を反射している。下降するにつれて傾斜も徐々に緩やかになる。カレンフェルトの岩場が終わり草原が広がるようになるとススキが秋風に揺れている。振り返ると伊吹山の上の方はすっかり厚い雲に覆われいる。
南尾根より琵琶湖の展望.jpg

この南尾根の核心部は岩場の急下降よりもむしろ榧の樹林のあたりだろう。榧の低木の藪が鬱陶しいので、藪の薄いところを抜ける踏み跡を見失わないように気をつける必要があるが、このあたりになると頻繁にテープが現れるようになる。

榧の林が唐突に終わると熊笹が林床を覆う自然林になる。五合目から上平寺尾根にトラバースする登山道となかなか出会わないなと思ってGPSを確認すると少し西側の尾根を辿っていた。尾根上の丈の低い笹原の間にはしっかりと踏み跡があるので辿るのに全く問題がないのだが。

京極氏が築いたとされる上平寺城のノスタルジーが漂う城跡に出る。あとは最後はかつての登城道だったと思われる掘割の深い道を一気に下る。伊吹神社が近くなったところで前を歩く単独行の男性に追いつく。男性は隣の名古屋ナンバーの車の主であった。

男性は南尾根を登られて五合目から上平寺尾根に戻ってこられたようだ。男性が登られた時は南尾根は10m先も見えないほどの濃い霧だったそうだ。この日、山頂から展望を見ることが出来たのはわずかな短い間のことだったのようだ。名神高速を京都に向かうと天高い空がすぐにも夕暮れの色に染まっていくのだった。
最後に編集したユーザー yamaneko0922 [ 2020年10月19日(月) 07:20 ], 累計 1 回
biwaco
記事: 1056
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【湖北/伊吹山】川戸谷から初秋の県下最高峰へ☆裏口入山への意外なハードル

投稿記事 by biwaco »

yamanekoさん、こんばんは!
約束のレポ、ありがとうございます。
とはいっても、なんと2カ月前とは律儀な…。もう季節は移って、秋真っただ中でございます。(^^♪
果たして1/25,000地図に記されている川戸谷からの破線ルートを辿って南東尾根に辿りつくことが出来るかというmissionを頂く。
約束の地へのルート探索、さあ、どうなるか、楽しみです。
左岸を歩くと対岸に渡る橋が見えるが、その手前で林道は大きく崩落しているので、河原を歩き、対岸に渡渉することになる。この辺りからはかつて林道の痕跡を見分けることすら難しいほど林道は荒れている。再び左岸に渡る橋があるが、橋の上には数多くの岩が積載されている。大雨の度に積み上げられてきたのだろう。岩の重さに耐えかねて橋が崩落するのは時間の問題だろう。
私はここまでに左岸に渡り、ドライブウエーへの破線に取り付いたので、林道崩壊は見ていません。そんなに荒れてたら、もうすぐ通れなくなるかも?
尾根の取付きがわからなかったので左手の植林から取り付く。中尾根へのトラバースを試みるが、すぐにもかなりの急斜面となる。
どこでも、取り付きには悩まされますね。破線はいったん中尾根に出ながら、。なぜか右俣へトラバースするみたいですが…?
問題は別のところから訪れる。早くも数多くのヒルが次々と靴をよじ登り始めるのだった。
うわっ! 待ち伏せでしたか(@_@。
谷の右俣が近づくにつれますます足をよじ登ってくるヒルの数が増えるようだ。頻繁にヒルのチェックを行うが、足元を見る度に数匹のヒルを撥ねとばすことになる。谷の手前で藪と急斜面に進路を阻まれる。谷に向かって急斜面をトラバース気味に下降してゆく踏み跡が目に入るので、ボロボロと崩れそうになる斜面を下降する。
ヒルと格闘しながら道探しですか(゜o゜)
もう、モチベーションも谷底へ急落ですね。
尾根が近づくと再び桧の植林地となり、急に足元のヒルも少なくなる。尾根に戻ると、明瞭な踏み跡が上へと続いている。果たしてこの踏み跡がどこまで続いているのかわからないが、行けるところまで行ってみることする。
破線とは違うログかもしれませんが、谷筋から尾根に出たのが正解だったみたいですね。
このまま尾根を直登出来そうな気もするが、それはやめておく。というのももう少し高度が上がると間違いなく榧の幼木帯となるからだ。榧の幼木の藪の間を進む困難は前回の山行で痛感している。
ほんま、この榧の幼木って、やさしそうでトゲのある厄介者でした。
ca950mのあたりからは伊吹山の南東尾根に向かって地図で破線が記されているので、GPSであたりをつけて右手の斜面にトラバースする。果たしてかつての登山道の跡のような薄い踏み跡がすぐにも現れ、今度は容易に斜面をトラバースすることが出来る。南東尾根に乗ると見覚えのある石灰岩を敷き詰めた登山道が現れた。
ドライブウエーから南東尾根は広くて歩きやすい道でした。が、ルートを外すと榧ノ海に捕まります。石組護岸の古道をジグザグで辿るしかなさそうです。
尾根を辿るとca1170mの台地状のピークの手前で林相が変化し、美しい山毛欅の樹林が広がるようになる。
1月はここまで来て積雪とタイムにブロックされて引き返しました。本当にここは伊吹山のイメージが変わるようなブナ林ですね♪
ようやくたどり着いたと思って安心したのも束の間、思いがけない問題が待ち構えていた。防鹿ネットが張り巡らされており、山頂台地を周回する登山道に入ることが出来ない。
最近のネットは上からも下からも入れないですね。よく穴が見つかりましたねえ!さすが山猫夫人だ(^_-)
でも、案外その穴は登山者用の非常口だったんでは?

この南尾根の核心部は岩場の急下降よりもむしろ榧の樹林のあたりだろう。


南尾根も5合目への分岐までしか通ったことありませんが、かなり急傾斜みたいですね。やはり榧ヤブの迂回がポイントか。
5合目分岐から少し下ったco900m近くの平坦地は伊吹山のビューポイントでした。
P2071003.jpg
弥高山からは弥高と上平寺への2ルートがありますが、4年前に私が下ったのは平野神社へ出る弥高ルートでした。

ヒルに榧ヤブ、猛暑の名残…と大変な山でしたでしょう! ルート調査報告、ホントにお疲れさまでした。参考にして一度はチャレンジしてみたいものです。ただし、ヒルのいない時期に。(^_-)

             ~びわ爺
yamaneko0922
記事: 285
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39

Re: 【湖北/伊吹山】川戸谷から初秋の県下最高峰へ☆裏口入山への意外なハードル

投稿記事 by yamaneko0922 »

biwa爺さん コメント有難うございます。ご報告した甲斐があったというものです。

>林道崩壊は見ていません。そんなに荒れてたら、もうすぐ通れなくなるかも?

歩き始めのあたりからは信じられないほどの荒廃ぶりです。

>ヒルと格闘しながら道探しですか(゜o゜)

ヒルは尋常ならざる多さでしたが、昨シーズンはほとんど雪が降らなかったせいもあるかもしれませんね。

>谷筋から尾根に出たのが正解だったみたいですね。

地図にはないルートですが、快適な道が続いていました。

>ほんま、この榧の幼木って、やさしそうでトゲのある厄介者でした。
>ルートを外すと榧ノ海に捕まります。石組護岸の古道をジグザグで辿るしかなさそうです。


御意です。前回の山行で懲りました。

>1月はここまで来て積雪とタイムにブロックされて引き返しました。本当にここは伊吹山のイメージが変わるようなブナ林ですね♪

どうしてここにこんな山毛欅の樹林があるのだろうと不思議です。
ここまで来られたらそれで十分という気がします。というのも、ここから先の展望は山頂周回路から眺めることが出来ますし。

>最近のネットは上からも下からも入れないですね。よく穴が見つかりましたねえ!さすが山猫夫人だ(^_-)
でも、案外その穴は登山者用の非常口だったんでは?


そんなシュールな可能性、全く考えが及びませんでした。来年も同じところに穴が空いていたら、わざとそうしている可能性が高いですね。
それにしても、ここを訪れるためにはまずは穴の存在を確認してからの方がいいでしょうね。

>南尾根も5合目への分岐までしか通ったことありませんが、かなり急傾斜みたいですね。やはり榧ヤブの迂回がポイントか。
5合目分岐から少し下ったco900m近くの平坦地は伊吹山のビューポイントでした。


確かに南尾根から眺めるこの伊吹山の姿は素晴らしいですよね。私はここと国見峠から眺める伊吹山の姿がとてもお気に入りです。

南尾根の急下降は最初のカレンフェルトの斜面のみですが、ここは琵琶湖とドライブウェイの走る南東尾根、さらには伊勢湾と絶景を眺めながらのダイナミックな下降、そして尾根の下部からは伊吹山の山容と、ノスタルジーの漂う城跡と魅力溢れる尾根だと思います。何しろ他の登山者に遭わないという静寂がいいですね。私は下降はいつもこの尾根なのですが、少なくとも五合目分岐より上では人と遭ったことがありません。

>参考にして一度はチャレンジしてみたいものです。ただし、ヒルのいない時期に。(^_-)

尾根道であればヒルはいないものと思います。
是非、いらしてみて下さい。今回のrepがご参考になれば幸甚です。
グー(伊勢山上住人)
記事: 1886
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
連絡する:

Re: 【湖北/伊吹山】川戸谷から初秋の県下最高峰へ☆裏口入山への意外なハードル

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

木梶吊り尾根からゼエノ谷を見下ろす。
木梶吊り尾根からゼエノ谷を見下ろす。


yamanekoさん、こんばんは。

10/10は午後2時から天気は回復するとのグーの天気予報が大外れで、
夜10時過ぎまで雨が残り、せっかく台高にお越し頂いたのに
散々なテント泊になってしまい申し訳ありませんでした。
家内さんにはトラウマが残らないことを願っています。

しかし、雨のヌタハラ林道から・822登山道はそんなにもヒルがいましたか。
10年前まではヒルなんていないルートだったのですが。

早くも数多くのヒルが次々と靴をよじ登り始めるのだった。
谷の右俣が近づくにつれますます足をよじ登ってくるヒルの数が増えるようだ。
頻繁にヒルのチェックを行うが、足元を見る度に数匹のヒルを撥ねとばすことになる。


ヒル除けの薬は使わない主義ですか?
雨降りや水遊びでは効果はないですが。

谷に辿り着いてからも数匹のヒルを靴から落とすが、
すぐ足元の地面には何匹ものヒルが私の足をめがけて寄ってくる。
何しろ、ヒルの尋常ならざる多さが谷を遡行することを断念させた。


まるでホラー映画さながらですね。

山頂は早々に退散し、南尾根の下降につく。

花園を横切ってですか? それとも縁を回り込んで道が付いているのですか?
一般道ではないはずですが、一般客の視線が気になりませんか?

実はグーも一度だけ伊吹山を歩いているのです。
yamanekoさんのこのレポを読んで緑ちゃんを思い出してのレスでした。
可愛いカモシカの赤ちゃんの画像を見てください。

★ カモシカ坊 投稿者: 緑水 【日】2006.5.12.(金)上平寺越から伊吹山頂

http://old.yabukogi.net/forum/2533.html#2533

★ 伊吹山・ヤブコギ初体験 投稿者:伊勢山上住人 【日時】 平成18年8月20日(日)

http://old.yabukogi.net/forum/3420.html#3420
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山日和
記事: 2928
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【湖北/伊吹山】川戸谷から初秋の県下最高峰へ☆裏口入山への意外なハードル

投稿記事 by 山日和 »

yamanekoさん、こんばんは。

伊吹山の南東尾根はbiwa爺さんのストックを探すという目的もかねて、

私も今度落し物したら、yamanekoさんに頼もうっと。
2年前に上谷山の南西尾根で愛用の灰皿置き忘れてきたんですけど、お願いできますでしょうか? :mrgreen:

果たして1/25,000地図に記されている川戸谷からの破線ルートを辿って南東尾根に辿りつくことが出来るかというmissionを頂く。

本当に道があるのか気になりますよね。私は以前南東尾根を下りてきた時に、Ca1080mあたりで折り返すように付けられていた立派な道に驚いたのを覚えています。

橋を渡ると谷の出合となる。地図によると右俣と左俣の間の中尾根を西側から取り付くようだが、尾根の取付きがわからなかったので左手の植林から取り付く。中尾根へのトラバースを試みるが、すぐにもかなりの急斜面となる。問題は別のところから訪れる。早くも数多くのヒルが次々と靴をよじ登り始めるのだった。

林道終点のあたりでしょうか。川戸谷はヒルが多いとは聞いてますが、これはかなりの状況ですねえ。

谷に辿り着いてからも数匹のヒルを靴から落とすが、すぐ足元の地面には何匹ものヒルが私の足をめがけて寄ってくる。このヒルの多さは尋常ではない。遡行するにも谷の両側はかなり急峻な斜面となっており、滝があったとしても斜面に逃れることが難しそうだ。何しろ、ヒルの尋常ならざる多さが谷を遡行することを断念させた。

これはあまりヒルを気にしない私もヒルみそう。
でもまさか谷芯の流れの中にはいないでしょう。

果たしてかつての登山道の跡のような薄い踏み跡がすぐにも現れ、今度は容易に斜面をトラバースすることが出来る。南東尾根に乗ると見覚えのある石灰岩を敷き詰めた登山道が現れた。

これは登山道というより、昔の仕事道の跡では?

尾根を辿るとca1170mの台地状のピークの手前で林相が変化し、美しい山毛欅の樹林が広がるようになる。伊吹山にこのような山毛欅の樹林があることがなんとも意外に思われてならないが、南東尾根のハイライトは展望ではなく、この山毛欅林に尽きると言えるだろう。

ここのブナ林はいいですね~。よく覚えています。 :D

ようやくたどり着いたと思って安心したのも束の間、思いがけない問題が待ち構えていた。防鹿ネットが張り巡らされており、山頂台地を周回する登山道に入ることが出来ない。冬に歩いた時には防鹿ネットが外されていたので、何の問題もなく登山道に入ることが出来たのであった。

フェンスじゃなくてネットですか?フェンスには出入りできる扉があると聞きましたが。
外側からも内側からも作業しなければならないはずなので、どこかに抜け穴があるはずなんだけど。

この穴に見当たらななければどうなっていたかと考えると恐ろしい。南尾根までネットの外を歩かければならないところであった。
伊吹山の山頂のあたりはやはり大勢の登山者で賑わっている。売店で炭酸ジュースを一本、頂くと、山頂は早々に退散し、南尾根の下降につく。南尾根かなりの急下降ではあるが、カレンフェルトの岩の間に程よく足場を見つけて下るのはそれほど難しくはない。

それより、人目を避けて、ロープの張ってある南尾根へ踏み込む方が勇気が要りませんでした? :mrgreen:

西の方角には琵琶湖が雲の間から溢れる光を受けて鈍い金属的な光を反射している。下降するにつれて傾斜も徐々に緩やかになる。カレンフェルトの岩場が終わり草原が広がるようになるとススキが秋風に揺れている。振り返ると伊吹山の上の方はすっかり厚い雲に覆われいる。

この尾根は高度感があって気分いいですよね。
左側に落ちて行く川戸谷の風景もなかなかです。

この南尾根の核心部は岩場の急下降よりもむしろ榧の樹林のあたりだろう。榧の低木の藪が鬱陶しいので、藪の薄いところを抜ける踏み跡を見失わないように気をつける必要があるが、このあたりになると頻繁にテープが現れるようになる。

尾根芯を右に外してルンゼ状の地形を下るあたりでしょうか。まあ、尾根から離れずに歩けばいいだけなので、さほど問題はないですよね。

京極氏が築いたとされる上平寺城のノスタルジーが漂う城跡に出る。あとは最後はかつての登城道だったと思われる掘割の深い道を一気に下る。

この山城跡はなかなか立派で、初めて訪れた時には驚きました。

                  山日和
yamaneko0922
記事: 285
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39

Re: 【湖北/伊吹山】川戸谷から初秋の県下最高峰へ☆裏口入山への意外なハードル

投稿記事 by yamaneko0922 »

グーさん コメント有難うございます。

10/10は台高への山行前に色々とアドバイスを頂き、有難うございました。予定していた白山への山行をやめて台高に行き先を変更したのは私ですので、風雨の中のテント泊になってしまったのはグーさんのせいでも何でもありません。

全く面白くないrepでしょうが、repをアップしたいと思いますので、宜しければ改めてコメントをお願いいたします。

>ヒル除けの薬は使わない主義ですか?
雨降りや水遊びでは効果はないですが。


川戸谷にはヒルが多いとの情報は得ていたこともあり、スプレーは容易しておりましたが、役に立つどころではありませんでした。

>花園を横切ってですか? それとも縁を回り込んで道が付いているのですか?
一般道ではないはずですが、一般客の視線が気になりませんか?


一度、一般登山道を山頂から少し下降してネットの外に出た後、ネットに沿って南尾根の下降点に回りこむのでした。
たまたまかもしれませんが、私達が登山道から出た時は一般登山客はほとんど歩いていませんでした。
何度も下降しているところなので、他の登山客が歩いていとしても気にはしなかったと思いますが。

>実はグーも一度だけ伊吹山を歩いているのです。
yamanekoさんのこのレポを読んで緑ちゃんを思い出してのレスでした。
可愛いカモシカの赤ちゃんの画像を見てください。

有難うございます。
緑水さんのrepは何とも詩的で、カモシカの赤ちゃんとのほのぼのとした心の交流に胸をうたれますね。
御在所での事故が何とも残念です。改めてご冥福をお祈り申し上げます。
yamaneko0922
記事: 285
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39

Re: 【湖北/伊吹山】川戸谷から初秋の県下最高峰へ☆裏口入山への意外なハードル

投稿記事 by yamaneko0922 »

山日和さん コメント有難うございます。

>私も今度落し物したら、yamanekoさんに頼もうっと。
2年前に上谷山の南西尾根で愛用の灰皿置き忘れてきたんですけど、お願いできますでしょうか? :mrgreen:


昨年と違い、今年は雪が多そうなので上谷山に再訪したいところですが、導師の灰皿は今頃、笹薮の中でしょうね。 :mrgreen:

>私は以前南東尾根を下りてきた時に、Ca1080mあたりで折り返すように付けられていた立派な道に驚いたのを覚えています。

>>南東尾根に乗ると見覚えのある石灰岩を敷き詰めた登山道が現れた。

いずれも同じ道だと思います。これは以前、伊吹山のドライブウェイが途中までだった時(ca900mの上平寺越まで)そこから登るために整備された道ではないでしょうか。元来、尾根上にも古い登山道がついていた筈ですが、急登を避けて、斜面を折り返しながら大きくトラバースする道がつけられたのだと思います。

>昔の仕事道の跡では?

南東尾根に出る道はそうなのでしょうね。

>これはあまりヒルを気にしない私もヒルみそう。

流石👏

>ここのブナ林はいいですね~。よく覚えています。 :D

biwa爺さんの冬のrepで知り、是非、訪れてみたいと思いましたが、このあたりだけ別世界の雰囲気に思われます。
霧が出てくると、途端に山毛欅が行列している感じが致しました。 :D
霧の山毛欅林.jpg

>フェンスじゃなくてネットですか?フェンスには出入りできる扉があると聞きましたが。
外側からも内側からも作業しなければならないはずなので、どこかに抜け穴があるはずなんだけど。


間違いなくネットです。わざと出入り用に空けてあった抜け穴だったのかな :?

>それより、人目を避けて、ロープの張ってある南尾根へ踏み込む方が勇気が要りませんでした? :mrgreen:

毎度のことなので・・・ :mrgreen:
もう長いこと上野への一般登山道は降ったことがないのですが、あの道は人が多すぎて。

>この尾根は高度感があって気分いいですよね。
左側に落ちて行く川戸谷の風景もなかなかです。


御意です。なんともdynamicな急下降の雰囲気を堪能することが出来ますね。

>尾根芯を右に外してルンゼ状の地形を下るあたりでしょうか。まあ、尾根から離れずに歩けばいいだけなので、さほど問題はないですよね。

確かに、尾根芯の右側を下ることになるかと思います。人のものか鹿のものか分からない薄い踏み跡が多数ありますし、榧の幼木の鋭い葉先が鬱陶しいだけなのですが。

>この山城跡はなかなか立派で、初めて訪れた時には驚きました。

隣の弥高尾根の寺院跡もそうですが、なんとも趣のあるところで、かつての栄華を偲ばせるところですね。いずれもとても好きなところです。
城跡.jpg
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