ページ 11

山岳保険について

Posted: 2011年12月17日(土) 12:28
by もねもね
もねもねです。

幸いにしてこれまで事故無く山に登ってきましたが、
保険に入っていない自分を反省するこの頃。

山岳保険に加入しようかと思うのですが、
「山岳登はん型」「軽登山・ハイキング型」と大きく2つに分かれる様子。

保障内容をみると、、
1.モンベル、木村総合保険事務所(富士火災海上)
1-1. 山岳保険:約8000円/年以上要し、遭難捜索費用(100万~)、救済者費用等補償(500万~)が両立。
1-2.野外活動保険:約3000円/年以上で救済者費用等補償のみ。
※山岳登はんの定義
⇒ピッケル、アイゼン、ザイル、ハンマー等の登山用具を使用する登山

2.山岳共済会(三井住友海上)
2-1.山岳保険:約4000円/年以上で、遭難捜索費用(100万~)のみ
2-2.軽登山コース:約2000円/年以上で、救済者費用(300万~)のみ。
※山岳登はんの定義
⇒ピッケル、アイゼン、ザイル、ハンマー等の登山用具を使用するものをいい、
 登山に特殊な技術と経験を要するもの。冬山登山を含む。
 Q&Aに 冬山低山で軽アンゼンで登行可能であっても軽登山コースでは保障負荷との明記有。


とりあえず冬の低山しか登れない身としては救済者費用等補償は捨てても良いかなということで「2-1」を
選択する次第ですが、他にオススメの保険等ありましたら御知見を拝借させて頂きたく。

Re: 山岳保険について

Posted: 2011年12月17日(土) 16:36
by 落第忍者
もねもねさん、こんにちは。

ハイキング保険は軽アイゼンを装着するだけでも出ませんから、山岳保険がいいでしょうね。
私はモンベルの山岳保険に入っていましたが、今夏から下記の保険にしました。

http://www.sangakujro.com/

Re: 山岳保険について

Posted: 2011年12月17日(土) 17:20
by もねもね
落第忍者様

 早々のご返答ありがとうござます。

 保険とはちょっと違いますが、逆に遭難救助に特化しているので
 私の希望にまさにピッタリですね。助かります。

 他社の遭難捜索費用、救済者費用を合わたイメージの補填額が330万(固定)
 でそれが年により変動はあるものの約3000円/年というのは凄い魅力ですよね。

 一点だけ、提携先が「都岳連」というところが他エリアでの遭難に対して気になります。
 逆に主提携岳連があるということは、他の保険より遭難時の対応をスムーズに実施
 頂けるとの理解で良いのか?、、、自宅であたふたしている嫁さんを想像しながら
 もうちょっと調べてみます。

Re: 山岳保険について

Posted: 2011年12月17日(土) 18:18
by 通風山
 もねもねさん、こんばんは。
 いよいよ雪のシーズンがやってきましたね。
 山岳保険もいろいろあって悩みますね。それぞれにニーズが異なりますので一長一短があるかと思います。
 ちなみに私の場合ですが、山岳会に入っていたときからの延長で現在日本山岳協会(日山協)の、死亡時235万、遭難捜索240万、賠償1億で、年間8720円のものに入っています。これ結構かかってます。
 山岳会に入っていなければ加入できなかったものが、最近では未加入の個人登山家でも加入できるものが多くなってきました。
 日山協の保険が来年の3月末で契約が切れるのと、友人が加入を考えていたので、ちょうど僕も良いのがないか調べていたところでした。まさに、グッドタイミングです。
 登山の持ち物には数々あれど、雨具と同じぐらい必携だと感じているのが、山岳保険だと思っています。
 あと、最近はパーティーで歩くことも多くなってきているので賠償も必要かなと思っています。通常はヘリコプターを呼んだり、捜索に経費がかかったりするのを補償する遭難救助の場合がほとんでしょうが、以前入っていた会の会員で、上から人が降ってきて跳ね飛ばされて谷へ転落して死亡したというケースがありました。上から降ってきた人は無傷で、この人が賠償保険に加入していて補償ができたと聞きました。
 まさかということも山では発生するので、やはり賠償は付けておいた方が良いと思っています。リーダーをやらなくても前を歩いていて、うっかり石を落として人に怪我をさせることはじゅうぶん考えられますからね。

 いろいろ調べてみると落第忍者さんが加入している、東京都岳連から独立した日本山岳救助機構というのが、なかなかよさそうですね。
 実は昨日ここに電話をかけていろいろ質問していたところです。
 入会金2000円、年会費2000円ですが、入会後にオプションで賠償保険が2060円で付加できるそうです。
 これには本人死亡時75万、賠償1億がつけられるそうです。ようするに、初年度保険金6060円で、死亡時75万、遭難捜索330万、賠償1億の保障がある。
 翌年度は契約時に届け出た銀行からの引き落としで前年にかかった経費を会員数で割って収める方式。
 今年度は1会員あたり700円だそうで、会費2000円と賠償付加分の2060円で保険金は合計で4760円で同じ補償が受けられるようです。なかなかユニークな相互扶助方式の考え方ですね。賠償をつけなければ2700円ですね。
 ホームページには昨年度対応した遭難のケースが載っています。
 来年度はここに乗り換えようと思っています。

日本山岳救助機構

つう

Re: 山岳保険について

Posted: 2011年12月17日(土) 18:19
by 柳川洞吹
もねもねさん はじめまして
柳川洞吹(やながわどうすい)です。

幸いにしてこれまで事故無く山に登ってきましたが、
保険に入っていない自分を反省するこの頃。


ワシも、いつも単独ですし、普段行くところが低山とはいえ、
次にほかの人がここに来るのは5年後か、10年後かというような場所も多々あるので、
もし何かアクシデントがあって捜索が始まったとき、
捜索隊の経費や民間ヘリが飛んでも少しは費用補てんができるようにと、
6年前からモンベルの山岳保険に入っています。

1.モンベル、木村総合保険事務所(富士火災海上)
1-1. 山岳保険:約8000円/年以上要し、遭難捜索費用(100万~)、救済者費用等補償(500万~)が両立。


これですね。
入院・通院補償のないスタンダートプラン(就業中不担保)の中位のもので、
3年払いで38990円ですから、年間13000円ほどです。

とりあえず冬の低山しか登れない身としては救済者費用等補償は捨てても良いかなということで「2-1」を
選択する次第ですが、他にオススメの保険等ありましたら御知見を拝借させて頂きたく。


考え方ひとつでしょうね。
そのときはそのときって、まったく保険に加入しない人もいるでしょうし。
ワシの場合は民間ヘリが飛んでもいいようにということと、
遭難時の捜索費用、救援費用の補てんが主眼です。

契約更新のときには、落第忍者さんの加入しているものも検討しましたが、
モンベルのほうは、補償対象内なら通常の野外活動でもOKですし、
他に医療費補償と日常の賠償責任保険もついているし、
最悪の場合には葬式代にもなるので、こちらで更改しました。

あくまで、万一のときのための「保険」ですから、無駄な出費だとは思いません。
それよりも、いつも何事もなく、無事に山から帰ってこられたら、それが一番ですね。

よい山旅を、ご安全に!
                            洞吹(どうすい)

Re: 山岳保険について

Posted: 2011年12月17日(土) 20:16
by もねもね
通風山様

上から人が降ってきて跳ね飛ばされて谷へ転落して死亡したというケースがありました。
上から降ってきた人は無傷で、この人が賠償保険に加入していて補償ができたと聞きました。

悲しいものではありますが、説得力十分なお話。賠償を付加する方向で考えます。

、東京都岳連から独立した日本山岳救助機構というのが、なかなかよさそうですね。
実は昨日ここに電話をかけていろいろ質問していたところです。(中略)
入会後にオプションで賠償保険が2060円で付加できるそうです。


会員数が2010年1月実績で10,600名とのこと、、、。あってはならないですが、
会員の大量遭難等により、過去実績からも発生頻度が低いと考えられる
保障1000万クラスの事故が発生しても、受け入れられる負担金で済みそうですね。

賠償保険はJROの相互扶助システムとは別に東京海上の保険に加入することに
なるようですね。加入資格が「日本山岳救助機構」及び「東京都岳連」の会員だとか。

賠償保障を含めて山岳共済会、モンベル社との保障内容を比較しても
インパクトのある相互扶助制度ですね。

私も真面目に検討していきたいと思います。

Re: 山岳保険について

Posted: 2011年12月17日(土) 20:45
by もねもね
柳川様

 初めまして。まだ何も分かっていない初心者でありますが
 以降よろしくお願い致します。

 ワシの場合は民間ヘリが飛んでもいいようにということと、
遭難時の捜索費用、救援費用の補てんが主眼です。(中略)
モンベルのほうは、補償対象内なら通常の野外活動でもOKですし、
他に医療費補償と日常の賠償責任保険もついているし、(略)

私の場合今のところほぼ冬限定ですので、遭難時の費用が、捜索費用に
該当しても救援費用には該当し難いようです、、、悲しいかな。

あくまで、万一のときのための「保険」ですから、無駄な出費だとは思いません。
それよりも、いつも何事もなく、無事に山から帰ってこられたら、それが一番ですね。
よい山旅を、ご安全に!

まさにこれですよね、お金のリスクヘッジは2次的なもので、まずは自身の行動規制ですよね。

返信、ありがとうございました。