REAL DE CATORCE(14番目の金山?)

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Kasaya
記事: 925
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

REAL DE CATORCE(14番目の金山?)

投稿記事 by Kasaya »

メキシコについて約20日となる。5月28日(土)より4拠点目となるサンルイスポトシ州の
マテワラ(MATEHUALA)に着いた。土曜日は移動で終わったが、日曜日は駐在の人が
REAL DE CATORCEに連れて行ってくれるという。昔の金鉱山跡地で何もない山奥に
忽然と一つの町が現れてなにやら癒される場所だという。映画の舞台にもなったことが
あるとかで何やら楽しみだ。

 ホテルを10時に出発する。相変わらず何も無い土獏のような道を行くが、それでも
このあたりは多少緑があるようでサボテン以外の樹木も時々見られる。
あまり快適とはいいがたい細い道が続くがそこから左折すると道は石で舗装されたものに
変わる。石畳ならいいのだが普通の石を適当に埋め込んだだけのような道で車の
振動は相当なもの。ガタガタ言わせながら山奥へ向かう。

 道がだんだん登りにかかる。どのくらいの標高かなと思っていたら駐在員はカバンから
なんとガーミンのGPSを取り出した。メキシコの地図つきで日本語表示。アメリカで購入
したという。そんなのが買えるんだ。今回アメリカへ寄ったらひょっとしたら山用のも買える
かなとちょっと期待する。

2000mぐらいまで登ったところの見晴らしの良い場所で休憩。眼下には周りを山に囲まれた
町が広がっている。粗末な家が多いが畑も点在し人の生活が見て取れる。川には水が流れて
いないが水はどうしているんだろう。井戸があるんかなと色々想像する。今年に入ってまだ
雨が降っていないのだ。
鶏もスペイン語で鳴いていました。
鶏もスペイン語で鳴いていました。
 ふと見ると足下の急な斜面に動くものがいる。注目しているとマウンテンバイクを担いだ若者が
やってきた。わざわざこんな斜面を登ってこなくても道があるのにと思うのだが、ニコニコしながら
そこから自転車に乗ってさらに今度は車道を走っていった。生活のためというより余暇を楽しんで
いる感じ。こちらでも色んな人がいるんだ。

 この奥がいよいよREAL DE CATORCEだ。大きなゲートをくぐり手堀のトンネルの中へ入っていく。
車が一台しか通れない幅だがなんと2km近くもあるという。ガタガタの路面でもありかなり長く
感じたがそこを抜けるといきなり広い場所に出た。REAL DE CATORCEに到着である。
立派な看板があります
立派な看板があります
 広い駐車場に車を止めるとすぐに客引きが馬に乗らないかと声をかけてくる。それを無視して進む先は
町のシンボルである教会だ。ほんとに小さな町なのにその教会はやけに目立つ大きさだ。そして
そこに至る道の両側は土産物屋でいっぱい。色々目移りするが帰りに寄っていこう。。
 町はレンガ作りというより石作り。そしてところどころ壊れている。いかにも西部劇でロケに使えそうな
雰囲気の場所。ゆっくり歩いていくと第一目的の教会に着いた。立派な教会。早速なかにはいると日曜のこと
ゆえミサの最中だった。多くの人が神父さんの周りに集まっている。しばらくするとそれも終わったので祭壇の
近くへ寄ってみたり装飾物を眺めたりする。それにしてもこの教会の床は一面雨戸のようなもので敷き詰め
られている。聞けばこの下に死者が葬られているとか。ゲゲゲッ!である、
足元には棺が...
足元には棺が...
 教会を出たら次は造幣局跡地見学。ここで取れた金ですぐにコインを作っていたらしい。今はその当時の
機械が少し展示してある以外は美術館のようになっている。

そこを出て通りを少し外れるともう誰もいない。崩れた場所が多いがホテルと書かれた看板のあるところだけは
妙にこぎれいである。駐在員は何度も訪れていて慣れたものである。やがて町全体を眺められる場所にでた。
ここが見せたかったんですよというその場所からは小さな町が手に取るように良くわかる。いったいいつの時代
だろう。周囲を山に囲まれたこの地は現代とはおよそかけ離れた時代の建物で覆われている。

 ここから反対側を見ると深い渓谷があり大きな煙突がある。まだそちらでは採掘されているとのこと。
ちょうどサボテンがたくさん花をつけていているころで、黄色い花はなんとなく福寿草を連想させた。

町の中心部に戻ると今度はホテルに入る。フロントの後ろにはここで撮られた映画のポスターが貼ってある。
そしてここの屋上まで上がってみると通りをゆったり歩く人々が眺められ、また教会の鐘がカランコロンと
時を打つのが聞こえてくる。2000mの高地で日差しはきついが日陰に入れば涼しく、町全体は中世のままに
取り残されたような感じ。なるほどなあ。普段住んでいる場所のなんとなく殺伐としたところから比べると
ここは癒される場所だ。
壊れているところも多いけど昔のままの姿
壊れているところも多いけど昔のままの姿
 最後にホテルのレストランでおいしい肉料理(名古屋の味噌カツ見たいな味だった)を食べ、お土産を買って
帰った。狭いトンネルは交互通行で来るときはすんなりと行けたが。帰りはずいぶんと待たされた。
お店は昔ながらの風景です
お店は昔ながらの風景です
Kasaya
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通風山
管理人
記事: 942
登録日時: 2011年2月11日(金) 08:12
お住まい: 愛知県常滑市

Re: REAL DE CATORCE(14番目の金山?)

投稿記事 by 通風山 »

kasayaさん、こんにちは。
仕事とはいえ、海外旅行に行っているみたいでうらやましいです。
そんなこというと、怒られるかな。
メキシコに20日もいるんですね。
僕も写真を見て、その乾燥してるっぽい感じで水はどうしてるんだろう、と思いましたが、kasayaさんも同感だったですね。
金鉱があったんでしょうか。ゴールドラッシュの強欲は素掘りで2KMもトンネルを掘りましたか。
日本はジメジメの季節です。カラッとしたところがうらやましいです。

つう
通風山
biwaco
記事: 1422
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: REAL DE CATORCE(14番目の金山?)

投稿記事 by biwaco »

kasayaさん、こんにちは~
といっても、そちらは夜? 太平洋の対岸からレスです。

メキシコと言っても知ってるのは国名とサボテンぐらいであとはさっぱり…(-_-;)
サンルイスポトシ州ってどこにあるんやろ? グーグルマップを覗いたら、あったあった!
へえー、山の中ですね。マップをアップしてみますね。
マテワラ、マテワラ…と。マンガ公園ってあるけど、立ち読みOKなんかな?

うーん、わからん(;一_一)
マテワラもカトルセも見つかりません。メキシコって大きいね~(@_@;)
捜索は諦めました。
カトルセが舞台の映画ってどんなんでしょう?
 
 ホテルを10時に出発する。相変わらず何も無い土獏のような道を行くが、それでも
このあたりは多少緑があるようでサボテン以外の樹木も時々見られる。
あまり快適とはいいがたい細い道が続くがそこから左折すると道は石で舗装されたものに
変わる。石畳ならいいのだが普通の石を適当に埋め込んだだけのような道で車の
振動は相当なもの。ガタガタ言わせながら山奥へ向かう。
発掘探検隊だ~(^o^)/
 道がだんだん登りにかかる。どのくらいの標高かなと思っていたら駐在員はカバンから
なんとガーミンのGPSを取り出した。メキシコの地図つきで日本語表示。アメリカで購入
したという。そんなのが買えるんだ。今回アメリカへ寄ったらひょっとしたら山用のも買える
かなとちょっと期待する。
オレゴン? ああここはサン・ルイスボトシだったか(^_-)
川には水が流れていないが水はどうしているんだろう。井戸があるんかなと色々想像する。今年に入ってまだ雨が降っていないのだ。
こちらは梅雨で毎日雨模様です。(><)
車が一台しか通れない幅だがなんと2km近くもあるという。ガタガタの路面でもありかなり長く
感じたがそこを抜けるといきなり広い場所に出た。REAL DE CATORCEに到着である。
 広い駐車場に車を止めるとすぐに客引きが馬に乗らないかと声をかけてくる。
鈴鹿にも駐車料金集めの客引き?がいますね。
 町はレンガ作りというより石作り。そしてところどころ壊れている。いかにも西部劇でロケに使えそうな
雰囲気の場所。ゆっくり歩いていくと第一目的の教会に着いた。立派な教会。早速なかにはいると日曜のこと
ゆえミサの最中だった。多くの人が神父さんの周りに集まっている。しばらくするとそれも終わったので祭壇の
近くへ寄ってみたり装飾物を眺めたりする。それにしてもこの教会の床は一面雨戸のようなもので敷き詰め
られている。聞けばこの下に死者が葬られているとか。ゲゲゲッ!である、
おやおや…、この床にテント張って寝てみたらどうですか?
やがて町全体を眺められる場所にでた。ここが見せたかったんですよというその場所からは小さな町が手に取るように良くわかる。いったいいつの時代だろう。周囲を山に囲まれたこの地は現代とはおよそかけ離れた時代の建物で覆われている。
歴史や地理の知識がないのが残念ですが、異国の風景を見下ろして時代を想像してみるのもいいなあ。
町の中心部に戻ると今度はホテルに入る。フロントの後ろにはここで撮られた映画のポスターが貼ってある。
そしてここの屋上まで上がってみると通りをゆったり歩く人々が眺められ、また教会の鐘がカランコロンと
時を打つのが聞こえてくる。2000mの高地で日差しはきついが日陰に入れば涼しく、町全体は中世のままに
取り残されたような感じ。なるほどなあ。普段住んでいる場所のなんとなく殺伐としたところから比べると
ここは癒される場所だ。
お仕事でしょうけど、うらやましい限りです。
次のメキシコ報告はぜひ動画でも貼ってもらえれば…(^.^)/~~~

           ~biwaco
Kasaya
記事: 925
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: REAL DE CATORCE(14番目の金山?)

投稿記事 by Kasaya »

通さん こんばんは

そんなこというと、怒られるかな。
一人で移動しているので結構きついですねえ
キシコに20日もいるんですね。
今回は合計30日超となります。昨年より長い。あと残り一週間ほどです。疲れはピークかな

金鉱があったんでしょうか。ゴールドラッシュの強欲は素掘りで2KMもトンネルを掘りましたか。
お金はあったんでしょうね。立派な教会もありますし

日本はジメジメの季節です。カラッとしたところがうらやましいです。
もうすぐ雨季に入るそうですよ。それでもここも1500mの高地でカラッとしてますね。

でもやっぱり日本がいいかなあ。
今日は4つ目の拠点での仕事が終わり、打ち上げでテキーラを飲まされ散々です。

kasaya
Kasaya
記事: 925
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: REAL DE CATORCE(14番目の金山?)

投稿記事 by Kasaya »

biwacoさん おはようございます。
といっても、そちらは夜? 太平洋の対岸からレスです。
14時間遅れでいまは朝です

メキシコと言っても知ってるのは国名とサボテンぐらいであとはさっぱり…(-_-;)
マヤの遺跡やテキーラなどなど。いっぱいあるでしょう。

カトルセが舞台の映画ってどんなんでしょう? 
こんなのがホテルのフロントに貼ってましたよ
映画.JPG
オレゴン? ああここはサン・ルイスボトシだったか(^_-)
うまいなあ
鈴鹿にも駐車料金集めの客引き?がいますね。
馬は乗らなければ料金は要りませんが、鈴鹿はだめですね

おやおや…、この床にテント張って寝てみたらどうですか?
教会が許さんでしょう

お仕事でしょうけど、うらやましい限りです。
長旅です。たまにはこんな特典もないとやってられません。


次のメキシコ報告はぜひ動画でも貼ってもらえれば…(^.^)/~~~
うーん やり方が分かりません。写真から想像してください。

Kasaya
pana
記事: 190
登録日時: 2011年3月07日(月) 19:16

Re: REAL DE CATORCE(14番目の金山?)

投稿記事 by pana »

kasayaさんこんにちわ。@籠です~

昔の金鉱山跡地で何もない山奥に
忽然と一つの町が現れてなにやら癒される場所だという。映画の舞台にもなったことが
あるとかで何やら楽しみだ。


本当にお仕事ですか~♪

普通の石を適当に埋め込んだだけのような道で車の
振動は相当なもの。ガタガタ言わせながら山奥へ向かう。
 

車のヨコには南米の美女が~♪

なんとガーミンのGPSを取り出した。メキシコの地図つきで日本語表示。アメリカで購入
したという。そんなのが買えるんだ。


すごいですね。

2000mぐらいまで登ったところの見晴らしの良い場所で休憩。

いいな~

そこから自転車に乗ってさらに今度は車道を走っていった。生活のためというより余暇を楽しんで
いる感じ。こちらでも色んな人がいるんだ。


余暇を楽しむのはいいことですね♪

 町のシンボルである教会だ。ほんとに小さな町なのにその教会はやけに目立つ大きさだ。そして
そこに至る道の両側は土産物屋でいっぱい。色々目移りするが帰りに寄っていこう。。
 

私、お土産屋さん大好きです。

教会の床は一面雨戸のようなもので敷き詰め
られている。聞けばこの下に死者が葬られているとか。ゲゲゲッ!である、


夢に出てきそうですね

 ここから反対側を見ると深い渓谷があり大きな煙突がある。まだそちらでは採掘されているとのこと。
ちょうどサボテンがたくさん花をつけていているころで、黄色い花はなんとなく福寿草を連想させた。


ええですね。 

[b]最後にホテルのレストランでおいしい肉料理(名古屋の味噌カツ見たいな味だった)を食べ、お土産を買って
帰った。狭いトンネルは交互通行で来るときはすんなりと行けたが。帰りはずいぶんと待たされた。


いいな~♪
でも私、名古屋には行ったことがなくて、味噌カツも食べたことがないんです(^^)
明日は久々に緑滴る山へ行こうと思っています。
kasayaさん、早く帰ってきてね~♪
Kasaya
記事: 925
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: REAL DE CATORCE(14番目の金山?)

投稿記事 by Kasaya »

panaさん こんばんは

最後の訪問地であるアメリカのエルパソという国境の町に着きました。
明日から毎日国境を越えてメキシコに入ります

kasayaさんこんにちわ。@籠です~
@籠...?これ意味が分かりません

本当にお仕事ですか~♪
月曜ー金曜は仕事ですよ。汗水たらして工場を歩き回ってます。
でもその後のビールのおいしいこと。
こちらは夏時間のせいもあり8時過ぎまで明るく暑いのでビールがことのほかうまい

車のヨコには南米の美女が~♪
メキシコは地理的には北米もしくは中米ですーーオホン!
今回は男4人でお出かけでした

2000mぐらいまで登ったところの見晴らしの良い場所で休憩。

いいな~
GPSで標高が分かりました。2000mといっても自分の滞在しているホテルでも1500mぐらい
あります。全体的に高地ですね。だからあまり高いところに来た気がしません。

余暇を楽しむのはいいことですね♪
やっぱりいろんな人がいるということです。
帰りもこの人を見かけましたよ。

私、お土産屋さん大好きです。
もう一枚写真を載せておきます。
こんな感じで店がずっと並んでいました
こんな感じで店がずっと並んでいました
夢に出てきそうですね
でもそれほど不気味な感じはなかったですね

ちょうどサボテンがたくさん花をつけていているころで、黄色い花はなんとなく福寿草を連想させた。
ええですね。 
こういう花です
こういう花です
でも私、名古屋には行ったことがなくて、味噌カツも食べたことがないんです(^^)
えー!名古屋の味噌文化を是非堪能ください。味噌カツ、味噌煮込みは私の好物です

明日は久々に緑滴る山へ行こうと思っています。
エーですね!梅雨の谷間ですか

kasayaさん、早く帰ってきてね~♪
私もそろそろ帰りたいのですが、帰国後1週間でまた出張予定。
なんということでしょう。7月まで山はお預けかなあ。

Kasaya
たんぽぽ
記事: 708
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: REAL DE CATORCE(14番目の金山?)

投稿記事 by たんぽぽ »

ニッポンの裏側のkasayaさん、こんにちは。

半年も雨が降らなかったり、ゲゲゲッ!であったり、けったいなお国でお仕事大変ですね。

 ここから反対側を見ると深い渓谷があり大きな煙突がある。まだそちらでは採掘されているとのこと。
つるはし持っていって金鉱脈を掘り当ててくださいな。
そしたら現地でkasaya財閥設立してぽぽんたを呼んでくなはれ。
放射能まみれ、腐った政治家で溢れてるニッポンから脱出したいなり~。
Kasaya
記事: 925
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: REAL DE CATORCE(14番目の金山?)

投稿記事 by Kasaya »

ぽぽんたさん おはようございます。

ニッポンの裏側のkasayaさん、こんにちは。
地球の裏側にいてもこうしてネットで話ができるのはいいですねえ。
離れていると余計に皆さんからのレスがありがたいです。

半年も雨が降らなかったり、ゲゲゲッ!であったり、けったいなお国でお仕事大変ですね。
半年雨が降らなくてもこちらでは渇水騒ぎが起きないようです。雨季に降る水が地下に浸み込むなどして
うまいこと循環しているんでしょうね。水が豊富な日本なら節水が叫ばれるはずなのに

つるはし持っていって金鉱脈を掘り当ててくださいな。
そしたら現地でkasaya財閥設立してぽぽんたを呼んでくなはれ。

10ドル/日ぐらいなら雇えるかも?

放射能まみれ、腐った政治家で溢れてるニッポンから脱出したいなり~。
最近日本のニュースをあまり見てませんが、また小沢さんが出てきたり、管さん降しが言われているようですね。
この大変なときになにやっているんでしょう

Kasaya
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