山での事故(病気も含む)

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kando1945
記事: 402
登録日時: 2013年1月02日(水) 09:28

山での事故(病気も含む)

投稿記事 by kando1945 »

 10月8日、テニス仲間のM氏(67)、S氏(74)と3人で八経ヶ岳に行ってきました。
この日は釈迦ヶ岳の紅葉を見に行くつもりでした。旭林道を登山口に向かって順調に走っていくと
左へ有無の川への分岐を過ぎて200mくらいで道路の斜面が土砂崩れを起こして通行できず、
やむなくUターンしてトンネル西口へ着き出発したのが8:30で、いつもよりかなり遅い出発でした。
DSC05008.jpg
 この日は予定をすべてキャンセルしていたのでゆっくり登山のつもりでしたが、最近S氏は足の痙攣を
おこすことが多く、弥山の手前から痙攣するようになり、八経ヶ岳へは二人で行ってくれと言いました。しかし、
せっかくここまで来たのだからと、彼のペースに合わせのろのろペースでなんとか八経ヶ岳まで行けました。
帰りは、彼に先頭を歩いてもらいましたが、痙攣をほとんど起こすことなく結構いいペースで下りて行きました。
西口出会いからの急坂も順調で登山口まで10~15分のところでS氏が滑って尻もちをつきました。

 身体には大したことはありませんでしたが、左手の親指の腹を石の角で切ったらしく割と多く出血していました。
バンドエイド2枚で圧迫止血し、さあ行こうと彼も立ち上がってザックを背負ったのですが、ちょっともう少し休ませてと
座り込みました。3mほど後ろで私も座り、なんとなく彼の方を見やると頭が少し左へ傾いて、ザックを背もたれにして
寝ているような感じでした。まさか寝ているのではないだろうなと彼の前へ回り込んでみてみると、なんと
顔は血の気がなく土気色、目は左右であらぬ方向を見ており、名前を呼んでも返事はなく、いびきもかいています。
これは脳梗塞ではないかと頭の中が真っ白になりました。呼吸はしているのでとにかく身体を叩きながら大声で
名前を呼ぶとしばらくして「聞こえている。寝ていた。夢を見ていた。」と返事をして意識が戻り、顔がサッと潮紅して
きました。もはや救助隊を要請しなければならないかと覚悟しかけていましたので心からホッとしました。

時間的には私が気づいてから2~3分だったと思いますが、緊急時には時間はストップしますので正確には分かりません。
おそらく指からの出血が以外と多かったので、それを見た心因性のショックの可能性ではないかというと、そういえば
昔、釘を踏みぬいて同じようなことがあったと言いました。男は血に弱いのです。若い身体のがっちりした男でも
血を見ると同じような症状を起こすようです。その後は私とM氏で前後を挟み慎重に登山口まで下りました。

 翌日、外科で指の怪我を、内科で身体を調べてもらい内科のDrも血を見た心因性のショックだろうと言ったから
もう大丈夫とメールをくれました。しかし、われわれの年代になるとどんな病気が隠れているか分かりませんから
脳神経外科でMRIを受けることを勧めると10日にMRIを受けて異常なしとのことでした。しかし、これでも全く安心
ではありません。小さな血栓が飛んできて脳幹で小範囲の梗塞を起こし、すぐに溶けて症状が消えただけかもしれません。
これなら現時点ではどんな検査をしても異常は見つかりません。

加齢は最大のリスクなのです。高齢の登山者が増えています(私も)が、今後どうするか悩ましいところです。
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麻鈴音
記事: 70
登録日時: 2011年6月17日(金) 21:18
お住まい: 三重県津市
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Re: 山での事故(病気も含む)

投稿記事 by 麻鈴音 »

はじめまして、最近は全然山登りはしてないです。
でも、新聞などで山の事故や遭難には敏感で、いろいろ考えています。
先日は、駒ヶ岳ロープウェイで千畳敷カールを眺めてきました。
3回目なのですが、登山届けを書いてる人が、多く、さかんに書いてくださいアピールしていました。
滑落による事故には、単なる滑落と、同行の方のように一過性脳梗塞?になり滑落する場合とあるように思います。
もう、50歳になりました。「もう」ではなく、「まだ」なのか。
最近、血圧が高いので、弱めの降圧剤を内服しはじめています。
血圧の薬など内服しはじめて時点で、山登りもある程度、緩めにしたほうがいいですね。
山道では救急車もはいってこれないので、搬送するにしてもかなり困難ですね。
かなり無鉄砲な山登りしても、いつも帰ってこれました。
御嶽山に2010年8月下旬に登山し、その風景に感動しました。
槍ヶ岳に登れなかったのが、心のどこかにひっかかってますが、最近の気象などを考えると怖いような・・・
上高地にはゆきたいなあと思うのですが、歩くだけにしよう。 :D
添付ファイル
DSC_0016.jpg
kando1945
記事: 402
登録日時: 2013年1月02日(水) 09:28

Re: 山での事故(病気も含む)

投稿記事 by kando1945 »

痲鈴音さんこんばんは。

はじめまして

以前、山の掲示板でお会いしたような気がしますが、違っていたら失礼します。

でも、新聞などで山の事故や遭難には敏感で、いろいろ考えています。

山歩きをしていると特に気になりますね。人ごとではありませんね。

登山届けを書いてる人が、多く、さかんに書いてくださいアピールしていました。

以前から余り登山届を出していませんでした。今回は釈迦ヶ岳で出そうと書いてきましたが、変更を余儀なくされ
結局八経ヶ岳では出さずに登りました。もし、救援を呼ぶことになっていたら非難ごうごうでしたでしょう。
やはり、常に出すようにしなければなりませんね。


同行の方のように一過性脳梗塞?になり滑落する場合とあるように思います。

今回は、一過性脳虚血ではなく普通の状態で滑ったのが先で、その後に血を見て心因性のショックで
意識を失った可能性が一番高いと思います。おっしゃるように岩場で意識を失って滑落することも大いに
考えられます。日頃から体に気をつける努力をするしかないですね。そうなったら諦めるしかありません。


もう、50歳になりました。「もう」ではなく、「まだ」なのか。

50でしたら「まだ」でしょう。48で、このままではだめだとテニスを始めた時、中年女性6人くらいのグループの
レッスンに2~3分で息が上がってついて行けず、足がもつれてこけた時の惨めさは忘れられません。


最近、血圧が高いので、弱めの降圧剤を内服しはじめています。

血圧は用心ですね。私は血圧が低いですが血の気が多く、テニスのコーチから献血で血を抜いてもらえと言われます。
おまけに、ちょろちょろしやがって、くそジジイ死ねとまで言われます。


山道では救急車もはいってこれないので、搬送するにしてもかなり困難ですね。

病気であれ事故であれ、山で何かあれば救助隊の世話になり、世間に迷惑をかけることになりますから
日頃から自分の体に注意し、何かあれば決して無理しないということが大事でしょうね。


御嶽山に2010年8月下旬に登山し、その風景に感動しました。

無理しない程度に楽しまれるのはいいのではないでしょうか。
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