御嶽山-突然の大噴火

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kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
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御嶽山-突然の大噴火

投稿記事 by kitayama-walk »

 9月27日午前11時52分、御嶽山が突如大噴火した。当日は、秋晴れの好天、季節も紅葉のシーズンということで、
昨今の山ブームに乗ってたくさんの登山者が山頂付近に登っていた。私も、御嶽山にはこれまで6回登ったことがあ
る。❶田の原からの王滝ルート、❷中ノ湯からの黒沢ルート、❸濁河温泉からの小坂ルートである。王滝ルートは、
厳冬期の2月に一度あるが、その他はすべて9月か10月の紅葉シーズンである。2012/10/14にはbiwacoさんと二
人で❷ルートを登ったことがある。
御嶽山の主要な登山道
御嶽山の主要な登山道
 今年も3000m級の秋山登山を検討していて、御嶽山も候補のひとつに入っていた。だが、今年は、八ヶ岳(阿弥陀
岳)、猫又山が優先順位が高かったので、御嶽山にも登らなかった。もし、当日、登山していたらと思うと、身の毛が
よだつ思いだ。それにしても、硫黄の臭いが強くなるとか、噴火の予兆はなかったのだろうか。

 噴火の場所は、王滝山頂から剣ヶ峰の山頂に至る、いわゆる八丁ダルミの左手側であろう。ここは地獄谷と呼ば
れているところで、いつも噴煙があがっている。もちろん立入禁止区域になっている場所だ。

 登山者が噴火直後の様子を動画撮影したものがyoutubeにアップされていたが、これは王滝ルートの9合目付近
であろう。登山道にロープが張られている。金剛童子の祠もある。避難小屋に逃げようと言っているが、これは8合目
の石室のことであろう。当時の恐怖にさらされながら、よく撮影したものだと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=7Ea3uED1Zgc
王滝ルート9合目の直前の様子
王滝ルート9合目の直前の様子
9合目の金剛童子の祠
9合目の金剛童子の祠
八丁ダルミ付近-この左手に噴火口がある
八丁ダルミ付近-この左手に噴火口がある
剣ヶ峰山頂から少しお鉢巡りに踏み出したあたりから噴火口付近を見返している
剣ヶ峰山頂から少しお鉢巡りに踏み出したあたりから噴火口付近を見返している
written by kitayama-walk
緑水
記事: 749
登録日時: 2011年3月14日(月) 02:52

Re: 御嶽山-突然の大噴火

投稿記事 by 緑水 »

こんにちわ、御嶽山たいへんなことに成りましたね。

日にち時間天侯が一番好い時に起こった天災です。
田の原からは一番気軽に一万尺に立てる人気のコース。
大勢の登山者は御在所山級でしょう。

緑ちゃんも御嶽山は青春からの山、黒沢口から延々と歩いたもんです。
正月明けの厳冬期、若葉萌え出る白衣の六根清浄見てきました。

今回台風後の秋空は保証されてましたね、出かけるつもりでした。
五の池小屋の様子と四の池の花。
剣ヶ峰は混むだろうから、摩利支点が11時お昼だろうな。

用事ができて、また次の晴れ間さに変更が良かったようです。
災難に遭われた方のご冥福を祈りますわ。

入山ダメの活火山見るは感動しますもんね。
火山活動期に入ったとか。

以後気をつけなくてわです。

             緑水
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山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 御嶽山-突然の大噴火

投稿記事 by 山日和 »

kitayama-walkさん、こんばんは。

しかし大変な大惨事になってしまいましたね。私も去年の9月に行ったので他人事とは思えませんでした。

土日の昼間でなければ被害ははるかに少なかったでしょうに、天は無慈悲ですね。

亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

焼岳や浅間山、白根山に富士山等々、みんなが気軽に登っている火山もいつご機嫌を損ねるかわかりませんね。

                        山日和
シュークリーム
記事: 2062
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 御嶽山-突然の大噴火

投稿記事 by シュークリーム »

シュークリーム(ハンガリー在)です.

今回の御嶽の噴火はCNNでも大きく報じています.ハンガリーのテレビはどうなのかよくわかりませんが.突然の噴火だったようで大変ですね.近くで被害にあった人がいないように祈っています.
                         @シュークリーム@
たんぽぽ
記事: 708
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: 御嶽山-突然の大噴火

投稿記事 by たんぽぽ »

伊吹山と御岳を眺めて育ちましたので自分の気持ちの中では御岳はふるさとの山。
その山がまた噴火したと聞くとビミョ~な心境。
白山、焼岳、焼山・・・とボルケーノ好きな性分なもんで、せめて硫黄臭に寄っていかないようにしようかな。
今回は山岳事故としては八甲田山以来の大規模なものになってしまったのでしょうか。
多数の犠牲者の方々のご冥福をお祈りします。
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 御嶽山-突然の大噴火

投稿記事 by 宮指路 »

その日、私の所属する会のメンバーがちょうど運悪く御嶽山に登っていて、命からがら逃げかえったそうです。
facebookに御嶽山に行った会の知人から遺言らしい投稿があったので冗談かと思いましたが、その後御嶽山噴火のニュースが耳に入ったのでビックリでした。
私はこの日は出勤日で山には行けませんでしたがもしそうでなかったら行ってたかもしれないと思ってゾッとしました。

翌日、同じ会の人達と白草山に登りましたが、御嶽山の噴煙がバッチリ見えました。

                                                         宮指路
P9280021_512.jpg
P9280022_512.jpg
biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 御嶽山-突然の大噴火

投稿記事 by biwaco »

犠牲者は何人になるのでしょう? ご冥福を祈るしかありません。

それにしても、錦秋の晴れの土曜日、しかも山頂が一番賑わう正午前。偶然にしては、条件がそろい過ぎの気がします。
「予知は困難」と専門家は記者会見してます。学術的にはそうかもしれないけど、現実に災害を防ぐ事前対策、登山者への情報提示はできなかったのか?
当日、北アの別の山に登っていた知人によると、山小屋で「御嶽山に行くつもりだったが息子に『地震性微動が続いているから…』といわれ、変更した」という登山者がいたという。その人は自主判断とはいえ、情報を得て命を救われたわけです。
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
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Re: 御嶽山-突然の大噴火

投稿記事 by kitayama-walk »

 緑水さん こんにちは。

> 御嶽山たいへんなことになりましたね。
> 日にち時間天侯が一番好い時に起こった天災です。
> 田の原からは一番気軽に一万尺に立てる人気のコース。
> 大勢の登山者は御在所山級でしょう。


 本当ですね。びっくらこきました。
 ❶紅葉の時期、❷土曜日、❸晴天の日、❹正午頃という登山者にとっては好条件が整っていましたね。
 しかも、田の原(2180m)や、御岳ロークウェイ飯森高原駅(2150m)からは標高差900m前後で、コースタイムで
3時間ほどで剣ヶ峰山頂に到達できるという登山コースです。災害にとっては、まさに最悪の条件となってしまいま
した。

> 今回、台風後の秋空は保証されてましたね、出かけるつもりでした。
> 五の池小屋の様子と四の池の花。剣ヶ峰は混むだろうから、摩利支天が11時お昼だろうな。
> 用事ができて、また次の晴れ間に変更が良かったようです。


 なるほど、剣ヶ峰の混雑を避けて、摩利支天山方面ですね。私も、御嶽山に登る際には、田の原か六合目かから
アクセスし、剣ヶ峰山頂からお鉢巡りとなり、途中摩利支天にも立ち寄り、ここでランチタイム。それから五の池に下
り、継子岳を周回して三の池から戻ってくるという感じです。用事ができたのが幸いしましたね。
http://kitayamawa.exblog.jp/21122499/
三の池(右)と五の池
三の池(右)と五の池
> 入山ダメの活火山見るは感動しますもんね。火山活動期に入ったとか。

当分、御嶽山は入山できないことになりそうですね。これもまた火山であることから仕方がないことです。
 不幸にも亡くなられ方にはお気の毒としかいいようがありません。ご冥福をお祈りします。合掌。
written by kitayama-walk
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
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Re: 御嶽山-突然の大噴火

投稿記事 by kitayama-walk »

 山日和さん、こんにちは。

> 大変な大惨事になってしまいましたね。私も去年の9月に行ったので他人事とは思えませんでした。
> 土日の昼間でなければ被害ははるかに少なかったでしょうに、天は無慈悲ですね。


私も調べてみたら、昨年9月17日、台風一過の快晴の日に田の原から王滝ルートで登っていました。そのため、今年は
優先順位が下がり、阿弥陀岳と大猫・猫又に登ることになりました。僥倖と言っていいでしょうね。

 報道によると、剣ヶ峰山頂付近(25人)と、9合目の王滝山頂小屋から山頂にかけての、いわゆる八丁ダルミ(10人)に
たくさんの被災者が倒れていたようですね。本当にお気の毒です。ご冥福をお祈りします。
心肺停止で見つかった登山者の位置と人数
心肺停止で見つかった登山者の位置と人数
> 焼岳や浅間山、白根山に富士山等々、みんなが気軽に登っている火山もいつご機嫌を損ねるかわかりませんね。

以前は死火山や休火山であると思われていた御嶽山ですが、1979年10月28日に突如噴火し、さらに1991年5月中旬と
2007年3月ごく小規模な噴火が起きています。また、比較的最近といえば、霧島連山の新燃岳ですね。エメラルドグリー
ンのカルデラ湖がすっかり埋まってしまいました。
穏やかな三の池も今はどうなっているのだろうか。
穏やかな三の池も今はどうなっているのだろうか。
written by kitayama-walk
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 御嶽山-突然の大噴火

投稿記事 by ハリマオ »

 これが「自然」だということを改めて認識しました。善人だろうがそうでなかろうが、大人だろうが子どもだろうが、休日だろうがお昼だろうが、自然はそんなことは一顧だにせず襲いかかってくる。天災は忘れた頃にやってくるといいます。人々に天災のことが頭の隅からも消えた頃に突然牙をむく。人は常に自然を畏れ、謙虚であらねばならないと思います。今回亡くなられた方やご遺族には気の毒で慰めの言葉もありませんが、山へ入るからにはそういうことも起こり得るという教訓を登山者が生かすことが慰霊になると思います。

 今回タイミングの悪さが言われますが、報道を見る限り白装束の方々が映っていませんね。私が御嶽に登ったときは全国の御嶽教の人達がバスを連ねてやってきていました。山頂まで数珠繋ぎ状態でした。そういう時ならさらに犠牲者が増えたと思われます。

 それにしても今後活火山、休火山に登る人は激減すると思われます。山麓の旅館、山上の営業小屋に多大な経済的影響が及ぶかも知れません。

    ハリマオ
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
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Re: 御嶽山-突然の大噴火

投稿記事 by kitayama-walk »

シュークリーム(ハンガリー在)さん、こんばんは。

 現在、日本は9/30のPM6:56です。ハンガリーとの時差はどれくらいありますかね。

> 今回の御嶽の噴火はCNNでも大きく報じています。ハンガリーのテレビはどうなのかよくわかりませんが、
> 突然の噴火だったようで大変ですね。近くで被害にあった人がいないように祈っています。


 本当に突然の噴火だったようです。紅葉シーズン、晴天、お昼時という条件が被害を大きくしてしまいました。
 本日現在の死者12人、心肺停止者(死亡未確認者)24人となっています。すでに、いわゆる72時間の壁を超えて
しまっており、生存の確率低くなってきています。
生存を祈りたい!
生存を祈りたい!
written by kitayama-walk
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
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Re: 御嶽山-突然の大噴火

投稿記事 by kitayama-walk »

たんぽぽしゃん、こんばんは。

> 伊吹山と御岳を眺めて育ちましたので自分の気持ちの中では御岳はふるさとの山。
> その山がまた噴火したと聞くとビミョ~な心境。


そうでしたか。御嶽山はふるさとの山でしたか。小さな頃から毎日眺めていると、愛着があるのでしょうね。
そんなふるさとの山が大噴火して多数の犠牲者を出すとは思いもしなかったことでしょうね。

> 白山、焼岳、焼山・・・とボルケーノ好きな性分なもんで、せめて硫黄臭に寄っていかないようにしようかな。
> 今回は山岳事故としては八甲田山以来の大規模なものになってしまったのでしょうか。


火山好きとは知りませなんだ。硫黄臭が好きなんですかね。
 火山噴火による大規模は災害は、火砕流による43人の犠牲者を出した1991年の雲仙岳以来になるんじゃないかな。
穏やかだった剣ヶ峰山頂
穏やかだった剣ヶ峰山頂
written by kitayama-walk
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
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Re: 御嶽山-突然の大噴火

投稿記事 by kitayama-walk »

 宮指路さん おばんです。

> その日、私の所属する会のメンバーがちょうど運悪く御嶽山に登っていて、命からがら逃げかえったそうです。
> facebookに御嶽山に行った会の知人から遺言らしい投稿があったので冗談かと思いましたが、その後御嶽山噴火
> のニュースが耳に入ったのでビックリでした。


そうでしたか。親しい人が、その日に御嶽山に登っていたら、どうだったのか心配ですものね。
 でも、無事でよかったですね。

> 私はこの日は出勤日で山には行けませんでしたが、もしそうでなかったら行ってたかもしれないと思ってゾッとしました。
> 翌日、同じ会の人達と白草山に登りましたが、御嶽山の噴煙がバッチリ見えました。


 ひょっとしたら、と思うと、ぞっとしてしまうでしょう。私も、周囲の人たちから、御嶽山に登っていたんじゃないかと心配され
ましたよ。が、この日は山には行っておらず、仕事をしていました。翌日の日曜に大猫山・猫又山に登る予定でしたから。
北アルプス北部からは御嶽山の噴煙は見えませんでした。
二の池も今や火山灰に覆われているのでしょうね
二の池も今や火山灰に覆われているのでしょうね
written by kitayama-walk
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
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Re: 御嶽山-突然の大噴火

投稿記事 by kitayama-walk »

biwacoさん こんにちは。

> 犠牲者は何人になるのでしょう? ご冥福を祈るしかありません。

 10/1現在の情報では、1日朝から1000人態勢で救出・捜索活動を再開し、新たに心肺停止状態の7人を発見し、心肺停止状態
の登山者は計31人となったそうです。ほかに12人の死亡が確認されています。今日新たに発見された7人は、山頂の剣ケ峰と南
側の王滝頂上山荘をつなぐ登山道(八丁ダルミ)付近で見つかったとのことです。

 噴火時には、山頂の御嶽神社の前の広場(三角点のあるところ)に、10人くらいの登山者がおり、この中には死亡が確認された
女子高生(18歳)や行方不明になっている小5女児もいたそうです。そのとき、山頂付近にいた(救助された)登山者によると、境内
脇から音もなく灰色の煙が上がり、「逃げろ」という声にとっさに目の前にあった社務所の軒下に飛び込んだそうです。どーんという
爆発音に続き、辺りは真っ暗になり、ドン、ガン。大きな音を立てながら噴石が辺りに降り注いだ。「うわっ」「痛い」。闇の向こうで誰
かが悲鳴を上げている。痛みを堪えるうめき声も聞こえてくる。熱風と灰で息苦しくなり、マスク代わりにポロシャツの襟を口まで伸
ばして呼吸を確保した。頭に噴石が当たって怪我をしたが、記憶がない。薄明かりが差してきて周囲を見ると、まるで雪が積もった
ように灰が降り積もっていた。目の前にある山頂広場で楽しそうに並んでおにぎりを頬張っていた女子高生や女児の姿はどこにも
なかったし、周りにいた10人くらいの登山者も消えていたという。
噴火時の頂上付近の様子
噴火時の頂上付近の様子
written by kitayama-walk
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
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Re: 御嶽山-突然の大噴火

投稿記事 by kitayama-walk »

 ハリマオさん こんにちは。

> これが「自然」だということを改めて認識しました。
> 善人だろうがそうでなかろうが、大人だろうが子どもだろうが、休日だろうがお昼だろうが、自然はそんなことは
> 一顧だにせず襲いかかってくる。
> 天災は忘れた頃にやってくるといいます。人々に天災のことが頭の隅からも消えた頃に突然牙をむく。人は常
> に自然を畏れ、謙虚であらねばならないと思います。


まさそのとおりです。つい最近起こった広島の災害も然りです。自然の前では人間の智力がなど微々たる存在
にしか過ぎません。なれど、自然を畏れ、これを用心する日頃の姿勢が大切なんでしょうね。私たちは、平素はそ
んなことは頭の隅にもないような生活を送っていますが、ふと考えさせられましたね。

> 報道を見る限り白装束の方々が映っていませんね。私が御嶽に登ったときは全国の御嶽教の人達がバスを連ねて
> やってきていました。山頂まで数珠繋ぎ状態でした。そういう時ならさらに犠牲者が増えたと思われます。


 山岳信仰の厚い御嶽山ですから、信仰登山の人たちがいても不思議ではありませんが、報道の中では全く出て
きません。もしかしたら、信仰心が厚かったので事前に予知していたとか(そんなわけないか!)

> 今後活火山、休火山に登る人は激減すると思われます。
> 山麓の旅館、山上の営業小屋に多大な経済的影響が及ぶかも知れません。


 まあ、それはやむを得ないことでしょうね。浅間山、焼岳、雌阿寒岳などが筆頭でしょうか。
雌阿寒岳の火口
雌阿寒岳の火口
written by kitayama-walk
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山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
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Re: 御嶽山-突然の大噴火

投稿記事 by 山日和 »

kitayama-walkさん、こんにちは。

>報道を見る限り白装束の方々が映っていませんね。私が御嶽に登ったときは全国の御嶽教の人達がバスを連ねて
>やってきていました。山頂まで数珠繋ぎ状態でした。そういう時ならさらに犠牲者が増えたと思われます。

 山岳信仰の厚い御嶽山ですから、信仰登山の人たちがいても不思議ではありませんが、報道の中では全く出て
きません。もしかしたら、信仰心が厚かったので事前に予知していたとか(そんなわけないか!)


御嶽講は9月初旬に閉山式がありますから、それ以降は信者の人はお参りとしては登らないでしょう。
大峰の山上ヶ岳でも9月23日の戸閉式で終わりですもんね。

                        山日和
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
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Re: 御嶽山-突然の大噴火

投稿記事 by kitayama-walk »

 山日和さん、おばんです。

> 御嶽講は9月初旬に閉山式がありますから、それ以降は信者の人はお参りとしては登らないでしょう。

 なるほど、納得です。
 しかし、それならば、信仰心が厚かっただけに、噴火の災禍に遭遇しなかったとも言えそうですね。

 先ほどのニュースでは死者が48人に達したといいます。これは、1991年の雲仙普賢岳の43人を上回る戦後最悪の火山犠牲者
ということになります。
written by kitayama-walk
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
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Re: 御嶽山-突然の大噴火

投稿記事 by kitayama-walk »

 さて、今回の捜索・救助活動についてかかった費用はどうなるのかという心配事もあるようだ。

 個人負担になるというのは、自然災害だけに納得できないと思われます。
 今回の噴火については、「災害救助法」という法律が、地元自治体に適用されたと発表されている。
 多くの人が生命や身体に危害を受け、継続的な救助が必要となっているため、長野県が木曽町と王滝村に災害救助法を
適用することを決めました。これによって、被災者の救助にかかる費用の一部を、国と長野県が分担して負担することになり
ます。
written by kitayama-walk
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
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Re: 御嶽山-突然の大噴火

投稿記事 by kitayama-walk »

 もう一つ気になっていたのは、生命保険金が支払われるかどうかである。
 戦争や地震、津波等の自然災害等に起因する場合には免責条項があって、生命保険金の支払がなされないことに
なっているからである。

 今回の御嶽山噴火は明らかに自然災害である。気が早いが、果たしてどうかと思っていたところ、ニュースが出た。

 生命保険協会は3日、加盟全42社が御嶽山噴火の被災者に保険金・給付金を全額支払うと発表した。保険契約に
は噴火や地震などの場合に保険金を支払わない「免責条項」が盛り込まれているが、各社とも今回はこれを適用しな
い。免責条項は東日本大震災でも適用しなかった。

http://www.seiho.or.jp/info/news/2014/1003-2.html

 もし、形式的免責条項を適用して、保険金の支払を拒絶すれば、世論の批判が巻き起こることは必至と考えたから
であろう。不運にも惨禍に遭った人々対する、せめてものお悔やみである。
written by kitayama-walk
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
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御嶽山大噴火の生存者も苦しんでいる!

投稿記事 by kitayama-walk »

 御嶽山の生還者の精神状態が懸念されている。
 長野県によると、災害などで大きなストレスを受けた際に不眠や心身の不調などが起きる「急性ストレス反応」を
訴える人が複数いるという。突然恐怖の記憶がよみがえる心的外傷後ストレス障害(PTSD)を引き起こす恐れも
あり、心のケアが課題だそうだ。

 「生きているのがつらいほど怖かった。死んだ方が楽なんじゃないかとも…」
 災害派遣医療チーム(DMAT)で同県立木曽病院へ派遣された信州大病院の小林尊志医師は、生還した男性
から、このような心情を聞かされた。木曽病院には重傷者ら50人以上が搬送されたが、小林医師は「生還者は驚
くほど冷静だった。まだ被災体験を実感できていないのかもしれない」と心配する。こうした災害では被災時の光景
が突如よみがえる「フラッシュバック」や不眠、活動意欲の減退などの症状が出る。1か月以上、症状が続けばPT
SDと診断されるケースも少なくない。

 生還者らは転院や帰宅などで各地に分散。継続的な支援が難しい飛行機事故やホテル火災と同様のケースで
もある。県は国を通じ、地元に戻った生還者らから相談を受け付けるよう全国の自治体に呼びかけた。
福島県立医大の前田正治教授(災害精神医学)は「家族や友人を救えなかった生還者は1人生き残ったことに罪
悪感を抱く。分散した生存者救済のネットワーク作りが重要だ」と指摘している。
written by kitayama-walk
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