なんでもないところでの事故
Posted: 2013年6月21日(金) 14:09
山歩きには事故が起きることがあります。危険なところでなるほどと納得できる事故もあれば、
なんでこんなところで事故が起きるるのかと、不思議に思う場合ももあります。
16日に大峰の弥山川を遡行してきました。滝見平で双門の滝をみて、ザンキ平の肩から弥山川に急降下して、
河原小屋跡を過ぎ、崩壊地の手前なんでもない川原歩きのときでした。4~50cmの石の段差のところで、
左足を段の上にかけ、右足をけって身体を持ち上げたと思ったら、どういうわけか前方にダイビングしていました。
こういう緊急事態のときは不思議とスローモーションです。まず、右足の膝を石にぶつけたようで強い痛みが走りました。
続いて、目の前に岩の壁が迫ってきます。このままではまともに顔面を打撲して大けがをしそうです。必死で両手を前に突き出し、
力いっぱい支えました。眼前数cmで止まり、顔面打撲を防ぐことができました。
両手首に激しい衝撃があり、骨折したのではないかと思いましたが大丈夫でした。右膝の皿の上に13mmくらいのえぐれた傷が
ありましたが歩行には問題なく、体幹も全く無事でした。
何が起きたか分かりませんが、身体を持ち上げ右足を踏み出すはずが、左足に引っかかって前に出せず、左足もスキップできず
勢いで身体が前にダイブしたのではないかと推測しています。
実は5年前の2008年にも、2回目の北アルプスでも同じような事故を起こしました。
室堂から五色ヶ原山荘(泊)、スゴ乗越(泊)、薬師岳、太郎小屋(泊?)の予定でした。
事前の情報では、鬼岳の東面の雪渓を越えるところが一番危険とのことでした。その雪渓を過ぎて緩やかな土の登山道をゆったり
歩いている時でした。一か所、2m弱の段差のところに来ました。降りようとしゃがんで左足を出したところまでは覚えていますが、
ふわりと宙に浮いていました。アッ、落ちている、頭を保護しなければと必死で両手で支えようとしましたが口のあたりに激しい衝撃を
感じました。幸い、段差の下の登山道の上に腹ばいになっていました。そのままそっと両手、両足を動かすと骨折やヒビが入ったような
痛みはなく、舌で口の中を調べると出血はしていましたが歯もおれていませんし、顔面にも傷はないようでした。
落ち着けと言い聞かせながら傍らの石の上に腰かけてまず水を一口飲み、ゆっくりと体をチェックしました。右掌の手首よりのところに
縦に1cmX2cmの深くえぐれた傷がありました。抗生物質の眼薬で傷口を洗い、抗生物質の軟膏を塗り、バンドエイドで塞いで
アンダーラップテープを巻きその上から固定テープでがっちり保護しました。
とりあえず五色ヶ原山荘まで行き一晩考えましたが、傷口を毎日手入れして密封したところが化膿しないようにしなければ
大変なことになりますので、翌日室堂に引き返し、ノンストップで家まで直行しました。
この事故のことを、山の掲示板でレポしたところ、山の大ベテランの方から危険なところは緊張して注意するが、なんでもないところは
気が緩んで事故になるのでどこでも注意を集中することが必要ですとのコメントをいただきました。
これに対して私は、緊張する場面を過ぎると人間は必然的に気が緩むので不可能ではないかとリコメしましたところ、その方から
なるほどそういえばそうかなと賛同していただけました。
危険なところでの事故は、注意力と、技量、体力の向上で発生率を減らすことはできると思いますが、なんでもないところでの
不注意による事故の発生率を減らすことはできないように思います。私の場合も、何が起きたのかはっきりとは分かりません。
従って、反省のしようがないのです。ただ、日頃テニスで瞬発力と反射神経を磨き、腕や体幹の筋肉を鍛えていたおかげで、
小さな事故ですみ大きな事故にしないですんだのだと思います。山歩きをするときは、足の筋肉だけでなく腕など体全体の筋肉も鍛え、
反射神経も磨いておく必要があると思いました。
なんでこんなところで事故が起きるるのかと、不思議に思う場合ももあります。
16日に大峰の弥山川を遡行してきました。滝見平で双門の滝をみて、ザンキ平の肩から弥山川に急降下して、
河原小屋跡を過ぎ、崩壊地の手前なんでもない川原歩きのときでした。4~50cmの石の段差のところで、
左足を段の上にかけ、右足をけって身体を持ち上げたと思ったら、どういうわけか前方にダイビングしていました。
こういう緊急事態のときは不思議とスローモーションです。まず、右足の膝を石にぶつけたようで強い痛みが走りました。
続いて、目の前に岩の壁が迫ってきます。このままではまともに顔面を打撲して大けがをしそうです。必死で両手を前に突き出し、
力いっぱい支えました。眼前数cmで止まり、顔面打撲を防ぐことができました。
両手首に激しい衝撃があり、骨折したのではないかと思いましたが大丈夫でした。右膝の皿の上に13mmくらいのえぐれた傷が
ありましたが歩行には問題なく、体幹も全く無事でした。
何が起きたか分かりませんが、身体を持ち上げ右足を踏み出すはずが、左足に引っかかって前に出せず、左足もスキップできず
勢いで身体が前にダイブしたのではないかと推測しています。
実は5年前の2008年にも、2回目の北アルプスでも同じような事故を起こしました。
室堂から五色ヶ原山荘(泊)、スゴ乗越(泊)、薬師岳、太郎小屋(泊?)の予定でした。
事前の情報では、鬼岳の東面の雪渓を越えるところが一番危険とのことでした。その雪渓を過ぎて緩やかな土の登山道をゆったり
歩いている時でした。一か所、2m弱の段差のところに来ました。降りようとしゃがんで左足を出したところまでは覚えていますが、
ふわりと宙に浮いていました。アッ、落ちている、頭を保護しなければと必死で両手で支えようとしましたが口のあたりに激しい衝撃を
感じました。幸い、段差の下の登山道の上に腹ばいになっていました。そのままそっと両手、両足を動かすと骨折やヒビが入ったような
痛みはなく、舌で口の中を調べると出血はしていましたが歯もおれていませんし、顔面にも傷はないようでした。
落ち着けと言い聞かせながら傍らの石の上に腰かけてまず水を一口飲み、ゆっくりと体をチェックしました。右掌の手首よりのところに
縦に1cmX2cmの深くえぐれた傷がありました。抗生物質の眼薬で傷口を洗い、抗生物質の軟膏を塗り、バンドエイドで塞いで
アンダーラップテープを巻きその上から固定テープでがっちり保護しました。
とりあえず五色ヶ原山荘まで行き一晩考えましたが、傷口を毎日手入れして密封したところが化膿しないようにしなければ
大変なことになりますので、翌日室堂に引き返し、ノンストップで家まで直行しました。
この事故のことを、山の掲示板でレポしたところ、山の大ベテランの方から危険なところは緊張して注意するが、なんでもないところは
気が緩んで事故になるのでどこでも注意を集中することが必要ですとのコメントをいただきました。
これに対して私は、緊張する場面を過ぎると人間は必然的に気が緩むので不可能ではないかとリコメしましたところ、その方から
なるほどそういえばそうかなと賛同していただけました。
危険なところでの事故は、注意力と、技量、体力の向上で発生率を減らすことはできると思いますが、なんでもないところでの
不注意による事故の発生率を減らすことはできないように思います。私の場合も、何が起きたのかはっきりとは分かりません。
従って、反省のしようがないのです。ただ、日頃テニスで瞬発力と反射神経を磨き、腕や体幹の筋肉を鍛えていたおかげで、
小さな事故ですみ大きな事故にしないですんだのだと思います。山歩きをするときは、足の筋肉だけでなく腕など体全体の筋肉も鍛え、
反射神経も磨いておく必要があると思いました。
山歩きには事故が起きることがあります。