熊対策としての杖

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kando1945
記事: 402
登録日時: 2013年1月02日(水) 09:28

熊対策としての杖

投稿記事 by kando1945 »

おはようございます。
前回で杖の話は終わりのつもりで(終)と書きました。
ところが、一昨日、山渓の6月号を買ってきて読んでいたら面白い記事を見つけました。
しつこいですが参考になると思いますので書きます。

P178の山岳写真家、市根井孝悦氏の、『今思えばあの時ホントに危なかった』の話です。
日高山脈で写真を撮ろうと登った時、熊と至近距離で遭遇し、熊がいったん逃げた後、再び接近してきたのです。



今度は全く逃げる気配もなくじりじりと近づいてきます。
この時は正直言ってゾクーッとしました。

僕は「熊は人間を見たら逃げていく」というのは嘘だと思っています。なかにはそういう熊もいますよ。
でもこの時の熊は逃げなかった。

そんなときに大事なことは「オレはお前より強いんだぞ」ということを見せることです。野生の生物はこちらが
弱い素振りを見せたら簡単に襲ってきますから。

このときのクマはそれでもまだ近づいてきたんです。そこでカメラの三脚を伸ばしたまま真横に持って、
ゆっくり後退した。背中を向けないようにね。そして稜線まで登ってクマが見えなくなったことろで走った。

実際に襲ってきたら三脚でクマとの距離を取るしかないでしょう。長いもので近づかないようにね。
やられるとは思うけれど、ナイフで立ち向かうよりはいいと思います。



全く同感です。ストックより丈夫な木の杖の方が距離を保つにはいいと思います。
やはり、木の棒を持って歩くと最後のよりどころとして安心できます。
のんくん
記事: 38
登録日時: 2012年4月30日(月) 06:28

Re: 熊対策としての杖

投稿記事 by のんくん »

kando1945さん、こんばんは

そのクマはヒグマです
日高山脈=北海道なのでエゾヒグマです
確かに彼らは人を襲います
というか彼らは動物を狩って食べますので

前につらつらと議論したクマはツキノワグマです
(本州の山に登ることを前提として)

私もヒグマに出会ったら食われることを覚悟して対峙しますよ
斜面で出会った場合、下ると意外と逃げることが出来ます
クマって前足が極端に短いですからね
斜面を高速で移動出来ず、下手すれば転げ落ちますからw
kando1945
記事: 402
登録日時: 2013年1月02日(水) 09:28

Re: 熊対策としての杖

投稿記事 by kando1945 »

のんくんさん、こんばんは。

そのクマはヒグマです
前につらつらと議論したクマはツキノワグマです
(本州の山に登ることを前提として)

そうでしたね。私もヒグマは論外でどうやってもかなうわけないと言いました。

私もヒグマに出会ったら食われることを覚悟して対峙しますよ

ただ、ツキノワグマといえども素手では相対したくないですね。

斜面で出会った場合、下ると意外と逃げることが出来ます
クマって前足が極端に短いですからね
斜面を高速で移動出来ず、下手すれば転げ落ちますから

これに関して市野井氏はこう書いています。

クマについて常識とされていることでも、間違いはたくさんあると思います。
クマは前足が短いから下りは苦手だというけれど、そんなことはない。
どんどん下ります。


田舎に住んでいた時からと思いますが、うさぎも前足が短いので下りが苦手だから
上に追い詰めるのではなく、下へ追い詰めるのがよいと聞いたように思います。
クマもそうだと思っていましたが、市野井氏はそうでもないといわれます。
この辺りは分りません
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