天気予報では8日は快晴で、気温がかなり上がりそう。こんな日にテニスをやるのはほとんど苦行に近いので、近場でのんびりと沢歩きを楽しむことにする。前日の夕方に決めた行き先は元越谷。私の沢デビューの場所で、確かその年のうちに5回は通ったはずだが、最近はご無沙汰している。
【 日 付 】2017年7月8日(土)
【 山 域 】鈴鹿 野洲川水系元越谷
【メンバー】単独
【 天 候 】快晴
【 ルート 】大河原橋近く駐車地 8:27 --- 9:04 入渓口 --- 9:31 元越大滝 --- 10:38 仏谷分岐 --- 11:26 縦走路稜線 ---12:07 水越峠 --- 13:20頃駐車地
スカイラインを右折し、大河原橋を越えたいつもの駐車スペースに車を止める。今日は珍しく他の車がないなあと思っていたら、すぐ後ろから白いワンボックスカーが入ってきた。乗っているのは作業服を着た人たち。この奥で工事をしているのだろう。土曜日だというのにご苦労様。
沢装束を着け、歩いて行くと工事現場に出た。古い堰堤を壊して、新しい堰堤を作っている。なんでこんなところに新たに堰堤を作る必要があるんだろうか。作業の人たちがチラチラとこっちを見ている。ヘルメットにガチャをぶら下げた姿が珍しいのだろうか。
30分ほどでいつもの入渓口に着く。やはり今日は快晴の沢日和になりそうだ。休憩なしで沢に入る。しばらくはゴーロ歩き。SHIGEKIさんのレポにあったように、今年倒れたであろう倒木があちこちにある。堰堤を三つ越えると大滝手前の淵。ここはいつも泳ぐかへつって通過するのだが、驚いたことに淵がすっかり砂で埋まり、そのまま歩いて通過出来てしまいそう。
- 大滝手前の淵
今日は泳ぐ気満々なのでとりあえず泳いでみる。と、すぐに元越大滝15m。意外に水量が多く、立派だ。ここも釜がすっかり土砂で埋まり、簡単に歩いて取り付くことができる。毎年浅くなってきているのは知っていたのだが、こんなに埋まってしまうなんて。きっと上流からかなりの砂が供給されているんだろう。
- 元越大滝
水量が結構あるので、直登は諦め、右側のルンゼから巻き上がる。大滝の上流部が鈴鹿の宝石箱と言われる元越谷の核心なのだ。花崗岩でできた明るい谷で、水がきれいだ。今日は遊ぶつもりで来ているので、泳げるところは泳ぎ、滝はなるべく難しいコースをとって遊んでみる。やっぱこんな沢日和の日は遊んでなんぼのもんだ。
- 倒木が多い
- 鈴鹿の宝石箱、元越谷
でも、最初に来た頃に比べると沢のエメラルドグリーンがないような気がするけど、気のせいだろうか。やっぱ、沢に慣れ過ぎてしまったのだろうか。仏谷出会い。いつもはここで一休みなんだけど、今日は休みなしで進む。この後は連瀑帯だ。最初の4mほどの滝は最初に来た時に落ちたことがある。今ではこんなところで落ちるなんて信じられないと思って、ステミングでわざと難しい登り方をしていたら、足が滑って落ちそうになった。やっぱり慢心は禁物禁物。この後は少し気を引き締めて登る。
- 連瀑帯最初の滝
- 2番目の滝
- 3番目の滝
この後は、仏谷周回にするか、左俣周回にするか迷ったが、翌日も斎藤さんたちと沢登りの約束があるので、水沢峠からそのまま降りることにする。県境稜線に上がると、単独男性とすれ違う。今日会ったのはこの男性一人だけだった。この時期の鈴鹿は人が少なくなってこんなもんだろう。
途中で昼食休憩を挟んで、水越峠から素直に降りる。この道、歩く人が少ないのか年々荒れていくようだ。左俣出会いからの林道もすっかり荒れている。林道ゲート近くにくると子供連れのグループが水遊びをしている。駐車地に着くと、和歌山ナンバーの車が一台止まっている。沢登りの人たちか、あるいはさっきの子供連れの人たちの車だろうか。濡れた服を着替えて、さあのんびり温泉に浸かってから帰ろうか。
誰にも会わなかった元越谷の半日沢。こんな暑い日は癒し渓でのんびり遊ぶに限る。
天気予報では8日は快晴で、気温がかなり上がりそう。こんな日にテニスをやるのはほとんど苦行に近いので、近場でのんびりと沢歩きを楽しむことにする。前日の夕方に決めた行き先は元越谷。私の沢デビューの場所で、確かその年のうちに5回は通ったはずだが、最近はご無沙汰している。
【 日 付 】2017年7月8日(土)
【 山 域 】鈴鹿 野洲川水系元越谷
【メンバー】単独
【 天 候 】快晴
【 ルート 】大河原橋近く駐車地 8:27 --- 9:04 入渓口 --- 9:31 元越大滝 --- 10:38 仏谷分岐 --- 11:26 縦走路稜線 ---12:07 水越峠 --- 13:20頃駐車地
スカイラインを右折し、大河原橋を越えたいつもの駐車スペースに車を止める。今日は珍しく他の車がないなあと思っていたら、すぐ後ろから白いワンボックスカーが入ってきた。乗っているのは作業服を着た人たち。この奥で工事をしているのだろう。土曜日だというのにご苦労様。
沢装束を着け、歩いて行くと工事現場に出た。古い堰堤を壊して、新しい堰堤を作っている。なんでこんなところに新たに堰堤を作る必要があるんだろうか。作業の人たちがチラチラとこっちを見ている。ヘルメットにガチャをぶら下げた姿が珍しいのだろうか。
30分ほどでいつもの入渓口に着く。やはり今日は快晴の沢日和になりそうだ。休憩なしで沢に入る。しばらくはゴーロ歩き。SHIGEKIさんのレポにあったように、今年倒れたであろう倒木があちこちにある。堰堤を三つ越えると大滝手前の淵。ここはいつも泳ぐかへつって通過するのだが、驚いたことに淵がすっかり砂で埋まり、そのまま歩いて通過出来てしまいそう。
[attachment=1]P7080007.jpg[/attachment]
今日は泳ぐ気満々なのでとりあえず泳いでみる。と、すぐに元越大滝15m。意外に水量が多く、立派だ。ここも釜がすっかり土砂で埋まり、簡単に歩いて取り付くことができる。毎年浅くなってきているのは知っていたのだが、こんなに埋まってしまうなんて。きっと上流からかなりの砂が供給されているんだろう。
[attachment=2]P7080010.jpg[/attachment]
水量が結構あるので、直登は諦め、右側のルンゼから巻き上がる。大滝の上流部が鈴鹿の宝石箱と言われる元越谷の核心なのだ。花崗岩でできた明るい谷で、水がきれいだ。今日は遊ぶつもりで来ているので、泳げるところは泳ぎ、滝はなるべく難しいコースをとって遊んでみる。やっぱこんな沢日和の日は遊んでなんぼのもんだ。
[attachment=3]P7080016.jpg[/attachment]
[attachment=4]P7080022.jpg[/attachment]
でも、最初に来た頃に比べると沢のエメラルドグリーンがないような気がするけど、気のせいだろうか。やっぱ、沢に慣れ過ぎてしまったのだろうか。仏谷出会い。いつもはここで一休みなんだけど、今日は休みなしで進む。この後は連瀑帯だ。最初の4mほどの滝は最初に来た時に落ちたことがある。今ではこんなところで落ちるなんて信じられないと思って、ステミングでわざと難しい登り方をしていたら、足が滑って落ちそうになった。やっぱり慢心は禁物禁物。この後は少し気を引き締めて登る。
[attachment=0]P7080033.jpg[/attachment]
[attachment=5]P7080035.jpg[/attachment]
[attachment=6]P7080039.jpg[/attachment]
この後は、仏谷周回にするか、左俣周回にするか迷ったが、翌日も斎藤さんたちと沢登りの約束があるので、水沢峠からそのまま降りることにする。県境稜線に上がると、単独男性とすれ違う。今日会ったのはこの男性一人だけだった。この時期の鈴鹿は人が少なくなってこんなもんだろう。
途中で昼食休憩を挟んで、水越峠から素直に降りる。この道、歩く人が少ないのか年々荒れていくようだ。左俣出会いからの林道もすっかり荒れている。林道ゲート近くにくると子供連れのグループが水遊びをしている。駐車地に着くと、和歌山ナンバーの車が一台止まっている。沢登りの人たちか、あるいはさっきの子供連れの人たちの車だろうか。濡れた服を着替えて、さあのんびり温泉に浸かってから帰ろうか。
誰にも会わなかった元越谷の半日沢。こんな暑い日は癒し渓でのんびり遊ぶに限る。