【 日 付 】2011年4月1日(金)
【 山 域 】伊勢 朝熊山周辺
【メンバー】
単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】出会いの広場P10:18―天測点11:25~30―県道横断13:20―子午線標13:58―出会いの広場P14:30
今日も良い天気が続いている、近くの朝熊山でも散歩してこようか、でも登って降りるだけではおもしろくないなと考えついたのがこれだ。
朝熊山の三角点478の傍らに天測点が設置されている(天測の意味はこちらが詳しいhttp://homepage2.nifty.com/sangaku/ftp/datums/datums02.htm)、対になる子午線標はここの場合真北にある、近鉄の線路を挟んだ稜線上三角点ピーク216.8の西の稜線上標高点124の近くである、サンアリーナの奥に近年整備された「絆の森」公園の展望台から入れば5~10分も有れば行ける所なのだ。その2点間を直線で結べば経線が描けるのだ。
コピーした地形図に2点を結ぶ線を記入して持って出発、朝熊町の出会いの広場にバイクを停めた。岳道を登り短距離で上ろうとケーブルカー跡を登っていく、荒れていたここも最近は綺麗に草も刈られ歩き易くなっている、訪づれる人も増えているようだ。一つ目のトンネルを抜け花の写真を撮ったりしていると下から親子連れが上がって来た、聞くと上まで上がるという。先行していったが抜き反して先にケーブルの上の駅に着いた。ここには上の道からは入らないようにフェンスも設置されているのだが、線路跡には止めがしてないからまぁいいのかな
。フェンスも何故だか端っぽが開いてるから不思議だ、関係者の抜け道なのかな?トイレ跡から上に登り、道の広場に出ると脇に有る小高い茂みの中に三角点と、天測点が有るのだ。
天測点標のプレートの+の上にGPSを乗せてポイントを登録、東経136°46′ 18,9″ 、ここから真北に下るのだがGPSの扱いがわからずGPS地図上に赤線を入れたかったのだが出きなかった、ここでも北向きのナビが出来ないかと試したが判らず・・・、地形図と現在地を照らし合わせながら下る事に。準備をしてると親子連れもやってきて三角点の写真を撮ったりしていた、良くご存知なのだろう。
下山開始、まずは急斜面の下りだ、すぐにトイレ跡の横に滑り降り、道の側壁を回りこんで下る、中々真っ直ぐには降りられないが、出来るだけ外れないように注意しながら下る、しかし中々方向が定められずやがて登山道の谷トラバース部分に飛び出た、手摺りを乗り越えて谷に入る、ここはこの辺りではもっときつい斜面だそこをトラバースしていかなければならない。
ズレが気になり、ひらめいた東経136°46′ 18,9″″この数字を守っていけばいい訳だ、GPSを手に持ち右に左に調整してくだる。いつも通ってる所だな、なんて眺めながら下っていく。尾根も谷も無視だから登って降りてまた登りだ
、やがてシダ帯に突入だ、そま道も有るのに通れないのがつらい。
標高50mを割ってからが意外に長く感じやっと近鉄線路にぶち当たる、降りられないし線路は横切っては駄目だなと迂回路を探すとすぐそこに山に入る道が有り近鉄下を潜り県道に出た。
県道向かいの急斜面はコンクリートの法面かと予想してたのだが岩混じりの風化土の崖だった、登れるのだろうかと心配したが獣道が有り登れたのだがこの先が・・・またウラジロ帯だ・・・最近シダ漕ぎばっかりだな・・・いやだな。刈られたルートに出るもGPSはシダに突っ込めと言っている、なんでこんな急斜面をトラバースせなあかんのか~
めちゃくちゃほこりえらいし~、またまたくしゃみに鼻水吹き飛ばし
短靴にゴミ入るし、靴紐何回もほどけるし、おまけにダニまで、なんやってんだろうな~思いながらも数字を合わせて行く、稜線が見え最後美調整であがったらピッタリそこには子午線標が有った
うつくし~
- ちょっと誤差有かな、数字が動いてた。
そこには「SHC 別府」のプレート、これは天測点にも有ったのだ、これって九州の別府のハイキングクラブだろうか?それなら遠方からご苦労さんな事です。
で、出来上がった経線がこちら
われながらご苦労なこった