~ '23晩秋の沢旅 紅葉とナメを求めて四国へ ~
【四国 四万十水系 目黒川】 滑床渓谷
【アプローチ】11/19自宅14:20=滑床渓谷P22:20着
【年月日】 2023/11/20
【天候】 曇り後晴れ
【コース】 P8:03-雪輪の滝9:22/10:13-千畳敷11:00-滑床小屋11:30-
奥千畳12:30-ランチ場12:40/13/40-P16:19
車中泊した駐車場の紅葉はまさに絶頂だった。
今年最後の沢旅は紅葉とナメを求め、海を越えてほぼ四国を横断した。
紅葉の時期でさぞや賑わっているだろうと思っていたが、駐車場には我が相棒1車
奥の高級ホテルの宿泊者だろうか?散歩の方が2名だけだった。
万年橋の上から眺める渓は岩盤が発達しており水量もある。
石畳の遊歩道を行くと先ずは「三筋の滝」しばらくで「河鹿の滝」と案内されている。
観光客で人臭い!?のではないかとの危惧は杞憂で静かに沢に降りた。
「出合ナメ」を気持ちよく歩く。
渓の造形は素晴らしい。ただ、贅沢だが紅葉は・・・そもそも常緑樹が多い。
それでも、針葉樹と照葉樹?のなかでぽつんと見つける紅黄葉も美しい。
有名な「雪輪の滝」どこで見たのか「粉雪を落とすがごとく静かに流れ下る」と言われる通り美しい滝だ。
ちなみに日本の滝100選らしい。
流れに足を踏み入れて渡ってみる。意外と傾斜は緩くて登れそうに思える。
雪輪の滝は右岸から流入する支流の滝 本流のミニゴルジュの造形も素晴らしい。
昭和50年に建設された橋を渡って右岸から流れに降りた。
大きな瀞は「猿ヶ渕」この辺からず~とナメが続く。千畳敷だ。
基本幅広のナメ、とい状のナメそして淵、時々ごろ岩があり飽きることなく楽しく歩いて行く。
流れが蛇行した処の左岸にきれいな滑床小屋があるが、鍵がかかっていて入れない。
広場には焚火のあとがある。
そう、当初の計画はここでテン泊するつもりだった。
この後もナメは延々と続きそのまま奥千畳へと導かれる。
右岸支流の三の俣を左に見てさらに二の俣出合に着いた。
ここで、12時30分 陽が射している二の俣へ歩を進めて陽だまりでゆったりビアーランチとした。
源流と水源の頂へは届かなかったが、念願の渓に1日身を置いた。
帰りは、遊歩道とは言え渓になじんだ苔むした踏み跡を辿りながら今年最後の沢旅を気持ちよく終えることができた。
では また どこか 初冬の薄雪の森で
SHIGEKI
暇な方はこちらを
https://youtu.be/Idrjnp1gW-0