お帰りなさい台高のわりばしさん、なんかしんどいルート取りをされたような。
櫛田川流域で最も高い布引滝を見てみたいと思った。ただ、布引滝コースは砂防工事が始まり入山できない。上からならなんとかなるだろうと山ノ神から降りることにした。とはいうものの迷岳方面は行ったことがないので、登山道を使いながらアプローチすることにした。
砂防工事で通れない?それはダム湖から布引谷沿いに上がるルートじゃないの一般的にはダム下の木場公園の吊り橋を渡って尾根を乗り越して布引谷右岸山腹道に入るのですがこちらは通れるのでしょう?
スメールを少し入った飯高洞窟美術館前に駐車する。登山ポストのわきを通り飯盛山コースに入る。急な植林地を上って行く。道がなければかなりの傾斜で苦労するだろう。上りきって飯盛ノ頭(630m)に到着。休憩していると木のうろからリスが飛び出てきた。ここから飯盛山北峰(809m)を経て南峰(930m)の間はクラが立っている場所が何か所かある。登山道がなければ撤退を余儀なくされそうな尾根だ。テープがこまめにつけられているので問題ないが、下りには使いたくない。飯盛山をすぎると植林が再び現れる。唐谷の林道を使って仕事に来ているようだ。[/color]
飯盛尾根を登られたのですね、ここも最近ロープが増えて整備されましたが以前はビビる所があったのでした。
唐谷林道分岐をすぎると気持ちの良いブナの森があらわれてくる。ゆるやかな斜面に明るい木立がつづく。ここで小休止。
昨年この辺りにもmyちゃんいたけど見かけなかった?
ブナの森を少し上がると山ノ神の分岐に到着。予想外にたくさんのテープがつけられている。迷岳方面のテープとかわらない数だ。布引滝コースは下れないはずなので、看板か制止ロープぐらいはあるのだろうなと思いながら歩くが、そういったものはまったく無し。蜘蛛の巣の張った登山道をひたすら下り山ノ神に到着。自然石の山ノ神に御神酒がしんぜてあった。山ノ神から水音のする明るい方向に降りていくと、そこが布引滝の滝口だった。布引滝を神聖なものとしてここに山ノ神が置かれたのだろう。[/color]
下りでこちらに入り込む人はそういないと思いますけど。滝上の巻道は落ちているところも有りますけどここを通過したら下りは問題ないと思いますよ、きっと砂防工事の影響は無いだろうし。山の神は伐採植林の安全を祈願したのでは?
布引滝の下部に向けて下りていく。登山道を下り、谷に降りられそうな場所を探す。踏み跡がはっきりしない場所もあるが、登山道のロープで道はわかる。降りられそうな湿った谷を下り滝の下部にたどりつく。滝の全面が屏風のように立っており迫力がある。台高らしい木々の緑とのコントラストも見事だ。滝口からおちる水しぶきが岩にぶつかり屏風にさまざまな模様を浮きだたせている。素晴らしい。思わず大声で「絶景かな、絶景かな」と何度も叫ぶ。ひとりじめの世界なので、何の気兼ねもいらない。見に来てよかった。
ここは2段目の下になるのかな、もう一段下に降りるとさらに全貌が見られますよ。
PS・・・ と書いたものの調べてみるとやはりこれが最下段になるのかな?上の2段が見えていない?。私の写真は4段目の下になるのかな?以前zippさんが布引滝は4段だと言ってたような気がします。
湿った谷を上り返し登山道に復帰すると、いないはずの登山者に声をかけられた。ご夫婦のようだ。どうも唐谷に下りるつもりで、間違ってここまで下りてきたようだ。このルートは下りられないと説明し、来た道を戻るように言う。山ノ神まで付き添い、ここからはテープもあり危ない場所もないので先に上りかえす。
ありゃりゃ、いるんですねぇ、反対側降りてしまう人、よかったですねわりばしさんに出合って、でもそこまで降りて来てたら悪場を登り返すよりそのまま下った方が楽だったかも、木場公園からスメールまでは遠いですけど、唐谷コース降りても長い林道歩きが待ってますからね。
布引谷コースは山ノ神までは問題なく下れる。しかし、布引滝の降り口までのルートは今後人が歩かなくなり整備がされなくなるだろうから注意が必要になってくると思う。
下からでも布引滝下までなら問題ないでしょう、私には怖い丸太橋があるけどね、今度は氷瀑でも見に来てください、私は見たことないけど