日 程: 9月10日
場 所: 別山(吹向尾根からチブリ尾根)
コース: 市ノ瀬(06:50)-出合い(08:05)-△1881.5(11:00)-別山(13:25)-市ノ瀬(16:10)
登山口到着は6時50分、1ヶ月と1時間ぐらい遅刻してしまったような気がします。三角点を過ぎた先には、草地が広がっているんじゃないかと期待していました。ですが、今日も天気がいまいちかも知れませんし、ここならブトに追われる心配もなさそうです。
朝、市ノ瀬に到着すればたくさんの車に準備を始める人達。こんな感じの登山口は久しぶりです。青空の下、ぼちぼち出発します。
岩屋俣谷は澄んだ流れが続いています。淡々と歩いて行けば出合いに到着。気持ちのよい沢歩きです。
沢出合いに到着すればこの後は目の前の尾根を突き上げる予定でしたが、沢を歩いた後にヤブに入るのはいつも躊躇します。どうしょうかと思いつつ井谷を進みます。左手に、道っぽいものが見えたところで取り付きます。
しばらくは獣道が続いていました。ですが草ヤブを少し入って登った後は灌木の藪。1570m付近は、ブナの巨木と薄いヤブに覆われたすてきな広場であることを期待していましたが、ひたすらヤブ。わずかに残る踏み跡をただ辿って進んで行きました。斜度がでてきたあたりでは、笹や灌木もおとなしくなります。
最後の急面を登りきれば三角点に到着。白山は残念ながら雲の中。雲のかかっていない南側はよく見えます。少し休憩を入れると虫がよっては来ますが襲っては来ません。よい場所ですね。
そのまま東に足を進めて行けば、ようやく期待していたような草地に到着。8月ならきっと、、、8月なら・・・
なにはともあれゆっくりと休憩です。日差しがかくれれば半袖では少し肌寒く感じます。少しガスが増えてきましたが、南には三ノ峰から続く尾根が延びています。眼下には明るくて広い井谷の源頭が続きます。平和な場所だなって思います。
草地を歩いて最後ヤブを掻き分ければ登山道です。あとは何度も歩いたチブリ尾根です。眺めのない日にブナの森までの下りはアルバイトのような気分になります。最後は大きな森を抜ければ登山口まであと少しです。
市ノ瀬に着けば、相変わらずたくさんの車。やっぱり白山ですね。