越美国境の山を眺めにトガス山頂から少し先までを歩く。
残念ながら、時間切れ、体力切れで、奥のテラスに辿り着けず。
【美濃】トガス
【日付】2021年1月25日(月)
【山域】美濃
【メンバー】単独
【天候】晴れ
【ルート】夜叉龍神社前駐車地7:35---8:00斜面取付き---8:40導水管上部---10:45P854---12:25トガス山頂---トガスの北で休憩---13:20トガス山頂---14:20P854---15:20導水管上部---15:40道路---16:00駐車地
福井県も晴れの予報。越美国境の山を眺められるところに行きたいと思い、トガスへ行く。出来れば、奥のテラスまで行ってみたい。
八草トンネル付近の状況も見たかったので、夜叉龍神社前の駐車地へ、いつもは、揖斐川側から行くが、今日は、木之本から国道303号線を進む。
木之本まで、道路はもちろん、路肩にも、ほとんど雪が無い。山にたくさん積雪があるのか少し心配になる。しかしながら、心配することは無かった。303号線に入ると、道路は除雪されて全く雪は無いが、路肩は、1m程度、積雪していた。
八草トンネルのあたりは、いつもの雪景色。路面は除雪されて、全く雪は無い。トンネルを東側に出た所には、いつものように駐車地も除雪されていた。路面上の水は完全に氷でつるつる。
夜叉龍神社前駐車地には、三河ナンバーの軽自動車が一台停まっていた。後から分かったのだが、その車の方は、湧谷山に登られた。山斜面の急登を登り、湧谷山から、ホハレ峠に降り、トガスに登り返したかったらしいが、それは諦めて林道を下山したらしい。
準備して、北に少し歩く。発電所はやり過ごし、さらに進むと、右側に林道があったはずだが、見つからない。後で分かったのだが、林道は除雪されておらず、雪が1m以上積もっていて、道に見えなかっただけだった。
夜叉ヶ池への道はずっと除雪されていた。少し進むと、道路工事が実施されていた。今までの道の山側に、新たな道を建設している。今までの道より3mくらい嵩上げして高くなるようだ。丁度、そこに上がれば、山斜面に取り付けそうだったので、そこから、取り付く。さっそく、スノーシューを履く。
- 新しい道?
急登を40分程登り、稜線に上がる。結構、急斜面で、体力をどっと使う。そこからの稜線上はなだらかで、のんびり歩ける。雪質も、そんなに悪くない。スノーシューが、10cm程度沈むが、全くラッセルの必要はない。
積雪も結構ありそうだ。根開きを覗くと、1m以上はある。鬱陶しいヤブは、ほとんどない。踏み跡は、小動物のが、何匹か、稜線を上がっていく。人の踏み跡は、全く無い。私の足跡が雪面を汚していく。
背後には、大ダワだろうか?、ずっとそびえている。少し進むと、右手には、湧谷山からの稜線の向こう側に蕎麦粒山の頭が出てきた。左手の奥には、烏帽子らしき真っ白な山が見えた。
さらに進んで、休憩しながら振り返ると、いつの間にか、金糞岳が、大きく横たわっていた。風は、全く無い。雲は、あっても薄っすらで、太陽がキラキラ。シャツ一枚でも、全く寒く無い。太陽が当たっているところは、暑いくらい。日焼け止めを塗って、サングラスを掛ける。
- 金糞岳
854ピークを過ぎると、いったん下降する。再び登りになると、稜線が細くなる。右側は雪庇とまでは発達していないが雪が高くなっている。右手には蕎麦粒山が大きく、見えるようになる。
- 湧谷山からの稜線と蕎麦粒山
急斜面を登っては、その上にまた斜面が出てくる。3つめの斜面を登ったところが、やっとトガス山頂。プレートは見あたらなかった。ここから更に北のテラスへ行きたいところだが、時間も12時を過ぎてしまったので、少しだけ北に進み左右の展望のいいところで休憩。
- トガス山頂
北側に樹林があるので、大パノラマとはいかないが、右手には白山と能郷白山、蕎麦粒山が見える。左手には横山岳から越美国境の山々が連なって見える。
- 白山
- 能郷白山
- 蕎麦粒山
- 越美国境の山
下山は来た道を自分のトレースを歩く。ただ、最後の斜面は、以前降りた林道への斜面を降りる。
クロオ