おはようございます、satoさん。
8月に、山日和さんと木屋谷川を訪れた時、歩いた林道は千秋林道といい、周辺の山は千秋社の持ち山だと聞きました。
千秋社が買い取る前は、三重の乾留会社の工場が並んでいたということも知りました。
私の実家が、千秋社のある野田ということもあり、乾留工場と千秋社の歴史に興味が湧きました。
乾留という言葉の意味も分からなかったのですが、わりばしさんの三重の乾留工場のレポを拝見し、
少し前の時代に、酢酸というものの需要があり、日本の山の中でこんな産業、こんな暮らしもあったのだと知りました。
そして、乾留工場は、戦争と関わり深かったいうことも。
乾留については軍需産業だったので、多くの記録からは抹殺されてしまいました。
なんか臭いものには蓋をするという
日本の悪い体質には困ったもんです。
長い目で見れば隠していいことは何もないと思いますが・・
今回のわりばしさんのレポで、疑問に残っていた、千秋社がこの地を買い取った理由が分かりました。
醤油作りの杉樽用の杉を確保するためだったのですね。
千秋社の持ち山には自然林が残されていると書かれていますが、樽用の杉の需要が無くなり、杉を植えなかったのでしょうか。
杉の需要が無くなり
千秋社としては新たな植林のための予算はつけなかったとオジヤン達は言っていました。
代わりに野田の公園の整備には行っていたようです。
桧塚劇場とは、わりばしさんの命名の場所なのでしょうか。
グーさんだと思います?
見事な霧氷ですね。霧氷が出来るには、風と水蒸気が必要と聞きました。
台高は霧氷に出会える確率が高いそうですね。やっぱり湿気が多いからなのでしょうか。
霧氷を見に山に向かうのではなく、向かった山で霧氷に出会った時の喜びが好きなのですが、
こんなに素晴らしい霧氷の写真を見ると、訪れたくなりますね。
このあたりは風も強く吹き続ける尾根もあるので、巨大エビの尻尾ができます。
いい霧氷が見られるのですが、落ちるのも早いので
時間との勝負です。
今回のような時間まで落ちないのは珍しいです。
- エビの尻尾(昔の写真)
台高の山々は未知の山域でしたが、ちょこっと覗いた谷から、世界が広がっていくのを感じました。
全く興味の無かった野田の歴史を知りたくなったのも、その中のひとつです。
野田も醤油がらみで面白そうです。
紀州から醤油づくりが千葉に伝わったあたりから作られているのかなあ?
来年も、わりばしさんの味わい深い山旅のレポを楽しみにしております。
ありがとうございます。
今年もよろしくおねがいします。