【鈴鹿】蛇谷 ~ 山行き隊の介護で滝を登る?~
【日時】2019/07/20(日)
【天 候】曇り
【メンバー】シュークリさん、亀仙人、木村氏、たかちゃん、SHIGEKI
【コース】P 7:40-魚止滝8:20-五階滝9:30-四連8mの滝9:50-大岩滝-
ランチ-P13:17
海の日三連休は所用もあり田舎に帰って草刈りに汗を流した。
畑で作業する近所の人達は口を揃えて「今年は作物が育たない。」と日照不足を嘆いておられる。
それから一週間、梅雨が明ける気配はないが、台風が前線を引っ張り上げてくれたおかげで18年ぶりの蛇谷遡行に参加できた。
100%自己満足でしかありはしないが、ひと昔いやふた昔前の自分の記録を見るのも楽しくもあり、新発見もあったりする。
懐古主義でも同趣味でもないのだが・・・
http://shigeki.ryu-unso-kyu.jp/jatani.htm
登山道というか林道を歩いて魚止滝から流れに入る。
宇賀渓本谷をボルダチックに歩くのも楽しい。
ツバメ滝を見て右へと蛇谷に入る。いきなりの四?連漠
13mの滝を左のガレから木の根を頼りに登るとその上には登山道が横切っている。
ここで残念ながらシュークリさんは一人帰路につかれた。
少々心配したがその後FBに自ら顛末をUPされておりひと安心 またよろしくです。
前回は(と言っても18年前だが)ここからひとりで防水プロテクターを装着したデジカメをぶら下げてマムシを乗り越え、
笹の稜線から頂上へと歩いたものだ。
もちろん、誰ひとり出会うこともなく重ね岩で駐車場で出会ったおばちゃんに頂いた栗ごはんで遅いビヤーランチをした。
さて、五階滝9m?左に明瞭な巻き道があるが、山行き隊の精鋭は落水の右をスイッと登ってロープをセット
ありがたく安心いい気分で登らせてもらいました。
ナメを越えると老化隊いや廊下帯 (いやな変換するPCやな~)
出たところで如何にも分かり易い チョックストーン2条5mがあらわれた。
精鋭3名はあっという間に滝上の人 不肖Sはボチボチと右から登り、二条の左の落水をシャワーで乗り越えた。
次がたぶん「四連の滝」まず広い釜のある8m 精鋭K氏が左からヒョイヒョイと登ってしまった。続くT氏も亀さんもスイッと登りきった。
ロープを出してくれているが、滝上の右側の支点からで登るのは左となる。
滑ったら降られて滝壁にゴッツンして落水の中だろう。
ここは皆とは反対の右側を真っ直ぐ登ることにしたが、釜からの一歩が厳しかった。
何とかロープを頼りに登り切る。
と、その上も同じ状態で山行き隊のロープに助けられて進む。
まさに精鋭軍団 お世話になりました。
しかるに、滝の下で待ってる間、寒くてしょうがなく老体が固まってただでさえ鈍い動きに拍車がかかる。
第2の廊下帯から滝の連続するゴルジュへと進む。
倒木の突き刺さった滝はフルシャワーで乗り越えた。真夏の陽射しがあればさぞ楽しいだろうが、今日は震えが止まらない。
その先の滝は体を温めるために左岸を巻き登る。
さて、もうお気づきだろうが、どの滝をどう登り、巻いたのかほとんど分からなくなってきた。
18年前の記憶にある 大岩の滝 は チョックストーン2条5mの滝 これははっきり覚えている。左を浅く巻いてしばらく歩いた頃、
「腹減った~」の声をきっかけにランチタイムとした。
あれだけ「寒い寒い」と言っていたのに亀さんも不肖Sも冷たいアワを流し込む。
それとこれとは別なのだ。
滝と食料で腹一杯になったところで、まだまだ10個以上ある滝と展望の稜線をあきらめ、あっさりと左岸のトラバース道を辿り登山道に出て、
朝の出発時は見えなかった竜ヶ岳の稜線の見えた駐車場に帰ってきた。
では また 雲がまだ木陰を残す煌めきの渓で
SHIGEKI