【 日 付 】2019年4月28日
【 山 域 】北アルプス
【メンバー】NK氏、HM氏と私(副館長)
【 天 候 】薄曇りながら遠望バッチリ
【 ルート 】第2駐車場7:15→7;25中房温泉7:35→8:05第1ベンチ(アイゼン装着)→10:00合戦小屋10:30→10:45合戦沢の頭→11:30燕山荘(昼食)
12:10→12:40頂上12:50→13:15燕山荘13:40→14:10合戦小屋14:20→15:25第1ベンチ(アイゼン外す)→15:50中房温泉→16:00第2駐車場
ゴールデンウィーク前には中房温泉までの道路が走行可能となり、燕岳も日帰り可能に。そこで、山友達のNK氏、元部下のHM氏と登ってきた。2人ともやぶこぎのオフ会に出たことがある。HM氏はセキオノコバに来た小さな女の子、ミライちゃんのお父さんだ。
日帰り可能とはいえ、名古屋から行くとなるとかなり早く出なければならない。守山区のHM氏の家に朝4時に集合して出発、7時過ぎに登山口駐車場に着いた。第1、第2駐車場も満車(第3は未確認)だったが、第2駐車場の駐車スペースに向かう車路の傍らにとめることができた。
前日は中房温泉でも雪が降ったそうだが、さすがに積雪はなかった。天気は快晴。登り始めると徐々に残雪が現れ、第1ベンチのあたりでアイゼンを装着した。第3ベンチを過ぎたあたりからは、空は薄曇りとなってきたものの遠望が開け、富士山も見えた。北アルプスからこれほどくっきりとした富士山を見たのは初めてかもしれない。
とにかく、登山者が多い。合戦小屋を出ると、表銀座の稜線の裏に槍ヶ岳が頭を出す。空を見上げると、不思議な虹。ブロッケンのように太陽の周りに巨大な円が2重になっている。初めて見る幻想的な空に見入るとともに、大地震の前兆ではないのかと不気味さも感じる。
燕山荘の前の広場で昼食。風も弱く、寒くない。燕岳にピストンすると、途中で白羽の雷鳥にもめぐり逢った。頂上からも、360度の大展望が広がり、素晴らしい。
- 合戦沢の頭からの稜線
- 二重の不思議な虹
- 燕山荘に着く
- 富士山もくっきり
- 燕山荘から燕岳
- 雷鳥さん
- 頂上近くから槍ヶ岳
- 頂上にて
下山を開始すると、連続して団体とすれ違う。よく見ると、クラブツーリズムのバッジをつけている。こんな雪山にツアー登山か。今日は天気がいいから良いものの、旅行社もよくやるなぁと思う。合戦小屋でコーヒータイムの後も、15時頃まで登ってくる人とすれ違う。スローペースのお年寄り、一体何時に燕山荘に着くのだろう。大丈夫かな。
下山後、中房温泉に入って帰路に着いた。素晴らしい天気と展望で、大満足の登山。燕岳に初めて登ったHM氏は、今度は子どもと一緒に、テント泊で来たいと言っていた。
やぶこぎに、こんな観光登山のレポは相応しくないとも思ったが、連休で、雨で、暇に任せて書いてみました。
副館長