yamanekoさん、お昼御飯は何でした(^_-)
美味しいもんしっかり食べて、早く治してくださいね。
【 日 付 】2019年12月28日(金曜日)
ふむふむ…。思い起こすに、年末寒波は30日がピークでしたね。28日は降り始め。
それでも余呉の菅並と言えば、なうての豪雪地。積雪バリケードができるか、行ってみないと分かりませんね(@_@。
琵琶湖の湖西を北上すると湖の南の方は晴れているのだが、北に向かうにつれ日本海側に雪をもたらしている重苦しい雲が広がる。琵琶湖の上では青空を徐々に炭色の雲が覆い隠してゆく。
「湖西」と見て一瞬「?」と思いましたが、京都方面からなら当然ですね。湖東在住の私は彦根から長浜周りで余呉へ向かいますが。(^^♪
もしも安蔵山の登山口に入る県道が積雪で通れないようであれば七々頭ヶ岳か横山岳へと山行先を変更するつもりで菅並集落に到着してみると、除雪されていない県道には既に10cm以上の雪が積もっている。既に一台の車が通ったようであり、平行線の轍が新雪の上に刻み込まれている。轍がなければスタッドレスとはいえFFの車で乗り入れるのは無理である。おそらく日中の降雪のために夕方までには間違いなく積雪量は増えるだろうが、この程度ならばなんとか戻ることが可能だろうと、新雪の上の平行に走るシュプールを追って県道へと入る。
この県道も以前より整備されましたね。ダム中止が決まってからかな?
降雪の直後のためだろう、樹々に降り積もった新雪が谷の深さと静寂を際立たせる。田戸に辿り着くと広場に車を停める。先行する車は中河内方面へと、さらに奥へと入ってゆくようだ。高時川にかかる橋を渡って林道奥川並線へと入る。
尾羽梨の崩壊個所は修復できたのかなあ?
- 看板の先に巨大土嚢で通行止め
林道上に無造作につけられた多数の踏み跡はどうやら猿のものだ。突然、林道の下の斜面に生える樹が大きく揺れたかと思うと眼の前の林道を一匹の猿が横切り、斜面をよじ登っていった。
サルものは追わず(^_-)
でも、シカやウサギの足跡はよく見ますが、猿の足跡ってどんなんやったっけ(?_?)
安蔵山から南に延びる尾根を大きく回り込むと、登山口の鉄梯子が左手に現れる。梯子を上がると杉の植林地の中をピンクテープの目印を辿って急斜面を登ってゆく。雪に埋もれた夏道を見出すのはそう難しくない。すぐに尾根の手前の467m峰との鞍部に辿り着く。西側の遥か眼下には樹間に車を停めた田戸の広場が見える。
以前、数えたんですが、安蔵山へのハシゴは奥川並までに4カ所ほどありました。
じつはそのどれも登ってません(安蔵山は未踏)。(>_<)
出っ張り尾根を回り込んだところのハシゴが正解なんですね。
山毛欅の林の中に開けた山頂広場にたどり着くと、忽然と現れた霧氷を纏った純白の樹々に目を奪われる。不思議なことにこの山頂広場の樹々だけ、霧氷で厚化粧されているのであった。湿った雪のせいだろう、普段みかける繊細な霧氷とは異なり、雪が勢いよく樹に吹き付けられたような形状である。
霧氷というより、北風で吹きつけられた雪(氷)が枝に貼りつく樹氷でしょうね。風上に成長するエビノシッポ(^^♪
樹々はヒメシャラのように思えるのだが、複雑に弯曲した姿になるのは豪雪のせいなのであろう。曲がりくねった幹や枝に霧氷を纏った樹々の姿はあたかも艶やかに雪の中で輪舞する妖精のようである。涔涔(しんしん)と降る雪の中で踊り続ける樹々の幻想的光景にしばし時間を忘れそうになるのであった。
こういう光景を目にできるだけで、しんどい思いをしてでもやってきた甲斐があるというものです。
樹木の種類によっても、明るい日差しの中、ガスに覆われたグレーゾーンの中、と気象条件でも趣が変わり、飽きることがありません。
次にこの道に入ることが出来るのは残雪の季節までお預けと思っていたが、まさか1月の半ばに再び通行することが可能になるとどうして予想できようか。
月末の寒波で今はもう菅並より先へは入れないカモ(@_@。
湖北に来るときは木ノ本でつるやパン、七本槍を醸す富田酒造に寄り道するのがお決まりである。つるやぱんではチーズフォンデュ・パン、餃子パン、焼きチーズパン、富田酒造では山田錦と渡船、それから有機農法の玉栄の純米の3本セットを入手。
わりばしさんやわしたかちゃんもリピーターのようですが、日本酒を飲まない私は富田酒造さんに寄ったことがありません。(酔ったこともありません♪)
名物「サラダパン」のつるや店もしかり。でも機会あれば1度は立ち寄りたいもんです。(^_-)
往路と同じく湖西経由で京都に向かうと比良の山麓を走るあたりで大雪となった。和邇から途中に抜けて大原へとR367を下ると雪道の準備をしていなかったためだろか、トンネルを越えたあたりで何台かの車が立ち往生しているのだった。翌日は京都市内も久しぶりに積雪をみるのであった。
そうですね! 30日に蛇谷ヶ峰に東側からチャレンジしたのですが、老体は新雪に阻まれてしまいました。(@_@。
~biwa爺