kandさん、こんにちは。アケオメ御挨拶もかねて、今年もよろしく~(^^♪
スノー衆はお仕事でしたか(@_@;)
Kandさんはいないし、B姫はノーエントリーだし、結局、びわ爺が最高齢者になってしまいました。
「サイコー霊者」って、なんやら怪しすぎ(@_@;) 予想通り、みなさんの足を引っ張るオモシになってしまいました。
コバンザメ登山どころか、コンバン酔いザメ登山になるところでした。(^_-)
次回は2月2日です。あれ?また土曜日やがな! Kandさん、なんか、恨まれてません?
じつはこのレポ、字面見て「読むのタイヘン~(@_@;)」と第一印象。描写丁寧過ぎ!文字多すぎ!詰まりすぎ!目が疲れすぎ!……やないかと読み飛ばすつもりでした。(失礼)
ところが、読み始めたらやめられないオモシロサ! いや、なんかオモシロイことが書いてあるわけではないんです。が、「そうそう!気持ちワカル♪」「なにやってんの、Kandさん」「どうなん?はよ決めえな…」
と突っ込み入れながらオワリまで読んでしまいましたがな(^_-)
ということで、レス入れ始めたら大長文になりそうなんで、チャチャ入れにしときますね(^_-)
こういうこともあろうかと代替案を考えていました。リザーブ登録していて詳細なコース図をいただいているので、翌日に好天の下で高速道路のようになったトレースの上で楽ちんスノーシューハイクを楽しむことです。これを3年前のスノー衆、栗ヶ岳で実行し好結果を得て、控えめにコバンザメ登山と名付けましたが、山日和さんに「単なる二番煎じです」と一蹴されてしまいました。
翌日、ゆうゆうと「二番煎じ」を満喫されたお方々がおられたようですよ(^_-)
とはいうもののせこい感じはぬぐえませんし、こんなものをレポに上げたらやぶこぎのメンバー、特に参加者からは冷たい目で見られそうですし、人のふんどしを利用するのは自分でも情けなくなりそうです。
さぞ臭かったでしょうね、KさんにKさんたち(^_-)
午前の仕事の際スタッフに計画を話しました。なぜそんなことをするのかというと、自分の心の中だけに留めておくと些細なことですぐに弱気な方に流されてトーンダウンすることが多くなったからです。一度口に出してしまったらそう簡単にはやめることはできません。やはり加齢による気力の衰えは隠せませんので、自らをそういう状況に追い込むことも必要なのです。
なんだか、私の心中を見透かされてるみたい…(@_@;)
トイレを済ませて9時前には横になります。ふと目が覚めて時計を見ると、まだ10:20.隣の大型車がエアコンのためエンジンかけっぱなしで音がうるさいのと、シュラフはモンベルの#2で以前は暖かったのに今回はそれほど暖かくないのです。加齢のため代謝が低下しているせいなのでしょうか。その後も0:15、2:10、3:10と断続的に目が覚めます。3:10に目が覚めた時はもう寝るのはあきらめ、寝不足による登山を覚悟しました。
途中で目が覚めても、通算すれば5,6時間は寝てるから大丈夫でしょう(^^♪
5:44に出発しましたが、出発にあたりスノーシューを持っていくかおいていくかでさんざん悩みました。トレースを見るとスノーシューは必要なく、アイゼンで十分そうだし、少しでも負荷を軽くしたいのでおいていきたいのだけれど、上がどうなっているかが分からないので持って行った方がいいし、あれこれ悩んだ挙句、結局なんとなく持っていくことにしました。
何事も「迷ったらしんどいほうを選べ」といいますけど…。
国道から入ってすぐ50mくらいでメイントレースから外れて谷筋の方へ入っていく見かけない踏み跡がありました。7年前の時、いこいの森で迷ってこの谷の右岸尾根を真東へ登って行ったら夏の駐車場へたどり着き、後で調べると最短距離だったことが分かりました。どうやらこの時のルートのようです。確信はなかったですが、地形、方向から見てまず間違いないだろうとたどることにしました。途中で施設の作業道に出て、ショートカットを繰り返し、最後の作業道を登って行くと後は尾根を登って行くだけで、ほぼ3年前の記憶が蘇ってきて駐車場への道路に出ました。
トラックログと合わせてなんとなくわかりますけど、トレースがないとサッパリでしょうねえ…(@_@;)
駐車場を横切って行けばすぐに夏の登山口へ着きました。いつもここから尾根端までの急登がしんどいのですが、3月の残雪期と違って雪が少ないため作業道がはっきりしていて、右の作業道を行くと長さは長いですが傾斜が緩いので意外と楽でした。左へ行くと急登のショートカットとなり、いつもしんどい思いをしていました。今日も途中結構ショートカットをしている人がいてせっかちな人が多いようです。
急がば回れ~(^_-)
私もせめて今冬初めてスノーシューを試そうと履き替えようとしました。素手でないと操作ができません。しかも、この時点でいつも使っているコー〇ンの防寒防水の手袋の内側が湿ってきて手が冷たくなってきていて、やぶこぎ御用達のテルモスに換えてもゴムで薄いので保温効果がありません。以前、八経ヶ岳で聖宝八丁を登っている時に同じ経験をして、山専用の本格的防寒防水手袋に替えたら手が暖かかくなったことがありました。そこでこんなこともあろうかとザックの底に入れたあったのを引っ張り出しはめてみるとやはり暖かかったです。そこで素手でスノーシューに履き替えようとしますが、久しぶりなのでスムースにできません。冷たい強い風が吹くので手がしびれてきて、凍傷が心配になるほどです。一旦手袋をはめて手を温めてからやり直します。何とか履き替えて手袋をはめてほっとしました。それでも手袋をはめたまま手をもんで温める必要がありました。
なんともまあ、大奮闘、お疲れさまでした(^_-) お家で練習しておきましょうね!(^^)!
そうこうしているうちに5~6人登ってこられ、一人の地元の人は鉢伏山まで行けるか分からないけれど行けるところまで行ってみると、やはりスノーシューに履き替えて降りて行かれました。他の方は頂上付近で腰を下ろし天候の回復を待つようです。私は迷います。先行者のトレースを頼れば途中まで行って戻ってこれるだろうけれど、こんなガスで視界不良の状態で歩くだけで引き返すなんて全くつまりません。もうあきらめて帰ろうかとも思いますが、時々ガスが薄くなって太陽が顔を出しそうな雰囲気もわずかにあります。もしこのまま降りて後で晴れてきたとしたらと考えると降りる決心もつきません。
悩みますねえ、まあ、気持ちはよくわかります。
とりあえずスノーシューで歩いてみようと頂上付近を回り込みながら200mほど戻ります。1mほどの段差のところで雪を踏み均らして段差を作り腰かけて食事をしようとしますが、シートを持ってきていないので座ることができません。風が冷たいので立ったままでは寒いですがとりあえず腹ごしらえをします。
せっかくのランチタイムなのに(>_<) まるでシベリア抑留者並みの悲劇!
体も冷えてきたのでいよいよ諦めて、どこかで車中泊して14日にスノー衆の二番煎じでもするしかないかと食事をしたところまで下りかけると、一瞬青空が出たのでまた戻ります。そんなことを3~4回繰り返した後、お~ついに北の方からガスが晴れ始めました。一気に晴れてきます。来たー!!ついに待ち望んでいたチャンスがきました。
待てば回路の日和あり~♪
神は真摯なるものを見捨てず。紳士面したものをこそ罰す(^_-)
もう気分はルンルンです。9:57なのでもう鉢伏山まで行くのは無理だし、こつぶり山からの白山の眺めも取立山よりもいいのでこつぶり山往復に切り替えました。取立山から降りて行く途中で振り返ると、いや~こんな青空になりました。待ってよかった。しかし、みると1時間以上も頂上にいたのですね。よく粘ったものです。実人生もこんなに粘ればもう少しいい人生だったろうなあ。
粘り過ぎても剥がれなくなったりしますけど(?_?)
夏の駐車場まで戻ってきたとき、来た道を戻ればよかったのですが、車道にできるメインルートを歩いたことがなかったので、どんな所か確認しようと歩いていきましたが、余りにも遠く北側を迂回するので、しびれを切らして途中の左へのトラバースを下りることにしました。これが失敗でした。入り口は数人は歩いたしっかりしたトレースだったのに、次第に数が減りついには一人だけの足跡になってしまいました。おまけに灌木がうっとうしいの何の。途中でよろけて近くの木を掴んだら、この木がトゲだらけで手袋をしていなかったので5~6か所刺さっていたいのなんの。やっとのことで施設の真ん中あたりに出てましたがここからまだ距離が結構ありました。
いらんイロケを出すから…(>_<)
眠気が出るときはいつもは三方五湖PAで仮眠するのですが、今回の眠気はいつもより強く、これはいけないと北鯖江PAで仮眠することにしました。いつもなら1,2時間のタイマーをセットするのですが今回はセットせずどのくらい寝るのか試してみたら、1時間40分で目が覚め、その後は全く眠気が出ることはなくスムースに帰宅できました。
ほんま、心から思います。眠い時は早めに仮眠!(前科者のたわごとですが)
翌14日も快晴でしたので、五月山を3時間20分歩きましたが、意外と足が軽く疲れをあまり感じませんでした。どこかで車中泊して、14日に二番煎じをしてもよかったかなあ。いやいや欲張ってはいけませんね。こんな快晴の下で最高のスノーシューハイクができたのだから。
そうですね、お疲れさまでした!(^_-)
いつか、コバンザメの天ぷらで一杯やりたいですね~(^^♪
~biwa爺