以前から計画していた、台高にある青田発電所からの周回コースを紅葉目当てで歩いてきました。
【日 付 】 2018年10月28日(日)
【 山 域 】 台高
【メンバー】 単独
【 天 候 】 晴れ(風強く)
【 ルート 】
時刻(差) 標高 距離 場所
05:55 (--:--) 362m 0.0km 青田発電所 出発
06:20 (00:25) 590m 0.6km 導水管上部
06:55 (00:35) 845m 1.3km 帝釈山(5分休憩)
07:35 (00:40) 998.1m 2.9km 岳山
08:25 (00:50) 1118m 4.9km 梅尾
09:10 (00:45) 1230.4m 6.5km 木梶山
10:05 (00:55) 1320m 8.9km 馬駈ヶ場分岐
10:25 (00:20) 1418.9m 10.0km 国見山
10:45 (00:20) 1432m 10.9km 水無山
10:55 (00:10) 1323m 11.3km 明神平
11:20 (00:25) 1432m 12.2km 明神岳
12:00 (00:40) 1422m 14.2km 檜塚奥峰 昼食休憩
12:25 (00:25) 1422m 14.3km 檜塚奥峰 出発
12:40 (00:15) 1402.2m 14.9km 檜塚
13:15 (00:35) 1186m 16.7km 千秋峰
13:50 (00:35) 1144m 18.1km 岩屋口山
14:25 (00:35) 1118.4m 19.4km ナメラ山
14:35 (00:10) 1074m 20.0km 池杉山
15:05 (00:30) 650m 21.1km 650m地点
15:30 (00:25) 362m 22.1km 青田発電所 到着
【 距離 】 22.1Km
【 累積標高 】 +2118 -2118m
【 時間 】 9時間35分
Picasa(写真) :
https://photos.app.goo.gl/kYVS9D3YchtJuNzy9
ルートラボ :
https://yahoo.jp/s5_9ZT
ルート地図 :
https://yama-kioku.c.blog.so-net.ne.jp/ ... 28_map.jpg
今年3月の"荒島岳・縫ヶ原山"の下山後に転倒負傷し、その後5月に入院してから、無理の無い山へ行っていたこともあり、ここに掲載できるような山行を行っていませんでした。
最近古傷のように施術跡の傷が痛み不安になりますが、紅葉見頃が過ぎないうちにと以前から計画していた周回コースを巡ることにしました。
ネットなどで、今回のコースを検索すると、ヤブコギの方は別として、完全な周回コースで歩く人は少ないようです。 とは言え、全体としては人が入りよく歩かれているので心配はありません。
自宅から登山口となる青田発電所までは、2時間強と見て自宅を4時前には出発しました。 ほぼ予定通り香肌に到着すると、前方に迷岳が大きく見えてきました。
ここで蓮ダムへと向い、ダム湖の周囲を走り抜けていきます。 暫く進みまだ入ったことのない青田方面へと向いました。 程なく青田発電所に到着すると、橋の手前の駐車余地に停めていきます。
早速準備をし出発します。 まずは「帝釈山」へと登りますが、ここは人力エスカレーターで一気に標高を上げていきました。
20分ほどで発電所へ流れる導水管の上部に呆気なく到着します。 ここで景色を眺めていきますが、手前の山から日が登る所だったので、日の出を眺めていきました。(下写真)
ここからは本格的な登山となります。 導水設備横の斜面に取り付き、尾根の急登を登っていきます。 暫くは急斜面が続きますが、それが落ち着くと石像が祀られた道と合流します。
その後は黙々と登って行きますが、出発から一時間ほどで帝釈山に到着しました。 山頂には、石碑や石像が三体祀られていました。(下写真)
ここまで登ると、この先暫くは標高差はほとんど無くなります。 広い尾根道となり、程なく林道と出合います。 林道は無視して尾根沿いに進んでいくと、二重山稜となりどこでも歩けそうです。
岳山へは登りとなりますが大したことなく、すぐに特徴のない山頂に到着しました。 ここからも高低を繰り返しながら進みますが、次第に周りの木々が色づいてきました。
梅尾が近づくのに従いカエデやブナなどが多くなり、綺麗に紅葉した木々を見ながら歩いていきました。(下写真)
梅尾に到着しますが、ここも展望は無いのですぐに出発します。 この辺りは展望はまったくありませんでしたが、その代わり大きなカエデなどが多く、目を楽しませてくれました。
右手が伐採地となり、視界が開けると高見山が見えて来ました。 ここから尾根は左にカーブし木梶山へと登っていきます。
変化の少ない尾根道を進んでいくと、木梶山に到着します。 山頂のすぐ近くに大きな木があり、陽の光を浴びて黄色く色づいていました。
紅葉を見ながら尾根を進むと、切り開きとなり景色が望めます。 カヤトの斜面となり、前方に国見山などが見えてきました。 稜線沿いで風が強くなりますが、日差しも強くそれほど寒くは感じませんでした。
草地の斜面を登っていくと、右に折れ馬駈ヶ場に到着しました。 名前通り、馬が走れそうな広く平坦な尾根が続きますが、枝振りの良い松もあり日本庭園のような趣があります。
そのまま緩やかな登りを進むと、台高山脈の主縦走路と合流します。 ここで左に折れ、何度か歩いた道を国見山へと向いました。
これまでは誰にも会う事のない静かな道でしだか、ここからは国見山の手前で単独登山者を抜き、その後も数名の登山者とすれ違います。 程なく急登となりそこを登り切ると、石が積まれた国見山に到着しました。
広くよく歩かれた尾根道となり、20分ほどで水無山に到着します。 実はここから明神平までの区間は初めて歩くみとになります。
南斜面に切り開かれた道が下まで続き、その先の平坦地には小屋やテントなども見えていました。 ザレた道なので滑らないようにしながら一気に降りていきます。
沢山の人が小屋の前で休憩していますが、その脇を通り過ぎテント場の横を通り明神岳へと向いました。
薊岳との分岐となる三ツ辻に到着すると、ここの岩の上で少し休憩していきます。 この辺りは完全に紅葉は終わったようで、落ち葉が降り積もりそれらを踏みしめながら歩いていきました。
程なく明神岳に到着し、その先の道標で左へ降り予定通り檜塚へと向いました。
ここから檜塚までは緩やかな台地となりますが、南からの風通しがよいのか台風の強風で倒木が多く見られました。 この辺りも人が多く、この時期はヤブコギの人もいるだろうと、ジロジロと顔を確認しながら進みます。
檜塚手前で北側が開けると、谷間沿いに綺麗な紅葉が望めました。(下写真)
ここからひと登りで檜塚奥峰に到着します。 山頂には5名ほど休憩していますが、自分もここで昼食としていきました。 短めの休憩後は、人気のない檜塚へと向います。
展望を楽しみながら檜塚に到着すると、ここで地図を広げ下山ルートを最終確認して行きました。 ここで時間が遅い場合は、エスケープルートとしてマナコ谷へ下山も考えていましたが、その心配はなくなりました。
予定通り、これで三度目となる東尾根を降りていきます。 降りるのに従い綺麗に紅葉した木々が見られ始めます。 展望も見ながら降りていくと、岩屋口山に到着しました。
ここは展望がありませんが、その先の1115mピークの登りからは歩いてきた尾根が一望できます。(下写真)
そしてナメラ山を通り過ぎると植林主体となり、今回の紅葉狩りもここまでのようです。 池杉山に到着すると、左のトガ尾へと降りていきました。 以前見たときもこちらに踏み跡はほどんど見当たりませんでしたが、実際歩くと踏み跡はありますが薄く最近はあまり利用されていないようです。
少し降りると左手からモノレールと出合いました。 すぐ下まで林道が登っているのは知っていたので、そちらへ向かっているのだろうとモノレール沿いに進みますが、谷間を急降下しておりとても付き合えません。 右の尾根沿いの道に戻り降りていくと、下に林道が見えてきました。
丁度林道終点に出合いますが、ここからも尾根沿いに降りていくことにします。 古い柵が尾根沿いにつけられていますが、倒れてほとんど機能していません。
程なく先程の林道の続きなのか、真新しい轍のある林道に出合います。 ここから林道歩きでも良いのですが、末端の状態を確認したいのでそのまま降りていくことにしました。
650m地点で再度尾根沿いに降りていきますが、次第に灌木が立ちふさがるようになってきました。(下写真)
暫くは我慢して降りていきますが、堪らず斜面を横切る作業道と思われる道へと入ります。 これが地図の破線路で、ジグを切って降りていけます。 一時は道もよくなり楽勝かと思いましたが、岩のガレたところで折り返した先で進むのが困難となりました。
斜面が伐採された影響で土砂が流出し、その為植林とのキワがガレて不安定となっていました。 砂利上の斜面を慎重に降りていき、なんとか伐採斜面に降り立ちました。(下写真)
ここまで来れば危険はありません。 斜面を降り林道と合流すると、駐車地までは200m足らずでした。
おど+