山日和さん こんばんは。
【日 付】2018年10月28日(日)
【山 域】大峰山脈 釈迦ヶ岳周辺
【天 候】晴れ
【コース】峠の登山口6:56---7:32下降点---8:17滝川本流---9:14 1184m標高点---10:00ナメ終了点10:25---10:50深仙ノ宿
---11:21大日岳---11:41深仙ノ宿12:44---13:30釈迦ヶ岳13:50---14:02千丈平14:25---15:42登山口
何と、一昨日 前回 10年?もっと前?山日和さんのrepに添付のGPS奇跡地形図 プリントして
「今年こそ行くで~」と眺めていたのでした。
釈迦とは反対側に右折して、しばらく下ったところから谷へ飛び込んだ。
前回より一つ手前の谷を下ったつもりだったが、帰宅してからGPSの軌跡を見比べてみたらまったく同じだった・・・。
一旦尾根を南下して左の沢をくだるんですよね?
谷の右岸にはいい道が続いている。少し進むと新しそうな木橋に左岸へと導かれる。水量は少なく、橋がなくて
も渡渉に苦労することはない。
左岸に広がる段丘の道を上流へ辿って行くうちに、やっと太陽が差込み始め、まばゆいばかりの赤と黄が頭の上を
飾り始めた。紅黄葉は主役スターだが、日の光という照明係があってこそ本来の美しさが引き出されるのだ。
頭上の絢爛絵巻を楽しみながらゆっくりと歩く。早足で通り抜けることなどとてもできない。
好天予報の明日にでも行きたいが・・・たまには仕事もしないと
エアリアでは 赤井谷 渓谷溯行ルート ってなってますね。
整備された道は1184m標高点から尾根に向かって上がって行く。ここで道を捨てて本流へ下りた。
今日の主目的のひとつが上流のナメ帯を歩くことだったからである。予想より水量が少なかったので、用意してき
た渓流シューズに履き替えるのをやめた。岩はフリクションが非常に良く、登山靴でも十分に歩くことができる。
水の中をヒタヒタと歩く楽しみは味わえないが、履き替える手間を惜しんでしまった。
このナメを歩くのは3回目である。延々と続くナメ床は美しく、履き替えるのサボったことを棚に上げて、もう
少し水量が多かったらよかったのにと贅沢なことを考えてしまう。
ナメの途中で一服。音もなく滑るように流れ落ちる水を眺めながら、何を考えるでもなく時間が過ぎて行く。
ナメと紅葉 素晴らしいですね。
遅がけながらも 狙ってみますわ~
登山口の車がすべてなくなり、焦りを隠せなくなった頃話し声が聞こえた。大声で息子の名前を呼ぶと返事が返っ
てきた。やれやれである。息子夫婦は健脚で沢登りもやるという話だったので、私的にはそれほど心配はしていなか
ったのだが、待たされる身には無限に近いほど時間が長く感じられたに違いない。待たせる方はなんとも思わず、日
没までの時間を計算してのんびり楽しんでいたのだろう。自分の親でなければ気を遣ってもう少し早く下りて来ただ
ろうと思う。
ともあれ無事でよかった。当人に余計な気を遣わせては悪いので、登山口に到着する前に出発した。
今日は明るいうちに温泉に入れると思ったんだけど。
さり気ない山男の気遣い 流石でんなぁ~
日が暮れてからの温泉も気分がいいでしょう!
では また 散り敷くナメの落ち葉を踏み分けて
SHIGEKI