2018年8月19日(日)晴れ 鈴鹿・元越谷
そばつる 兔夢
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R477駐車地8:05ー林道ゲート8:15ー入渓8:45ー
大滝9:10ー仏谷出合10:30ー大岩11:35~13:00ー
水沢峠13:40ーゲート15:20ー駐車地15:30
♪あれがあなたの好きな場所(オフコース“秋の気配”)
猛暑が去り秋の気配が感じられたこの日
肌に触れる空気もサラリと軽やかな中
鈴鹿の元越谷へ行ってきた。
前夜は朝方まで夜勤の予定だった。
翌日はダウンするだろうと何も計画せず。
ところが蓋を開けてみると生産するだけの十分な用意がない。
その為、11時半には帰宅となった。
好天の予報の日曜日が空いてしまった。
幸い、そばつるが、9月下旬に計画されている山行の下見に行くらしい。
行き先は元越し谷。
同行したいと連絡してみると快い返事が返ってきた。
慌ただしく準備して翌朝を待った。
期待通りの青空とは行かず曇天の元を元越谷へ向かった。
流石に人気の中道、表道あたりの駐車場はあふれ出す程。
武平辺りはまだ少ない。
元越谷の林道に駐車車輌は皆無。
ちょっと肌寒いから登る人がいないのか、
時間的に早いからなのか。
9月の山行時に混み合う事を想定して
(9月下旬に元越谷が混むとは思えないが)
R477の広場に駐車して出発。
車止めゲートを越えてすぐ以前はなかった切り開きがあった。
みれば新しい堰堤が造られていた。
銘板には「平成29年」と入っていたのでつい最近のものだ。
そこにチョロチョロの水流。
青い藻がやけに目についた。
一本目の橋の下は以前は飛び込みができるくらい深かった。
今日は飛び込んだら自殺になりそうだ。
もっとも簡単に死ねる高さではないが。
猪足谷を分けて進むと道の両脇はきれいな植林。
ここを越えてすぐに河床へ向かった所が入渓地だが
植林に施された赤一文字の目印に気を取られている内に通り過ぎてしまった。
仕方なく上流で河床に下り入渓。
もっとも、このあたりどこで入渓しても似た様なものだが。
沢に下りてビックリした。
水不足!
ゴーロの合間を水が流れている有様!
大滝は大丈夫か!と心配になる。
ある意味、この沢で一番の難関と思われる最終堰堤の巻き。
巻き終えた先には美しい丸い渕が待っている。
以前より埋まってしまった上にこの水量。
見栄えはしなくなった。
それでも左から半身浸かってへつるのが楽しかった。
(普通は右をへつる)
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チョロチョロだったらどうしようと思っていた大滝は
それなりの水量を放出していた。
それでもやっぱり水量は少なくそのまま直登できそうな雰囲気で
落口に取り付いてみた。
しかし、ここ!というホールド、スタンスが滑っている。
シュリンゲがあれば残置ハーケンを使ってなんとかなりそうだが
今日は丸腰なのでやめておいた。
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大滝上から次の二俣までがここのメインディッシュ。
初めて訪れた時はコバルトブルーの流れに目を奪われたものだ。
その後、林道ができたり、伐採があったりして
色彩の鮮やかさは薄れた。
しかし、尚も美しさを感じさせるのは素性の良さからだろうか。
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半身浸かったり、小滝を直登したりして越えていく。
そばつるはあまり濡れようとしない。
OSKの悪癖だろうか。
それとも初心者の参加を見込んでのシミュレーションだろうか。
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後半にある、一等大きな渕は泳いで滝に取り付いた。
シャワーを浴びながらあがった僕を見てそばつるがあんぐり。
以前、BARAさんがやっていたのを真似してみた。
気持ちいい。
水に浸かっているうちは冷たさも寒さも感じなかったが
あがると寒くなってきた。
二俣の日溜まりで身体を温めながら休憩。
何時もながら休憩に最適な場所だ。
右俣に進むとやや荒れた感じだった。
それでも美しさは残されている。
仏谷の出合にかかる滝を登ってみた。
前は苦労して登った気がするが意外とすんなり登れてしまった。
そばつるは地形図と現地の比較に余念がない。
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その後、滝が3つ現われる。
僕は遊びながら、そばつるはセイフティールートをトレース。
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最後の滝を登り終えたところで右の枝沢に入り大岩を目指す。
大岩はお気に入りの休憩地。
秋のような風が吹き抜けて気持ちいい。
鈴鹿南部の峰々を見ながら大休止。
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下山は水沢峠経由。
峠より下は道が荒れてどんどんバリエーション化している。
途中、休憩している2人組に出会った。
他にも沢登りパーティがあったという。
やはり、人気の沢だ。
しばらく、沢沿いの杣道を通り再び林道に出る。
ここからが長く感じられた。
下流部には親子連れや若者達のグループの遊ぶ姿。
ゲート前には数台の車が停められていた。
暑を逃れて遊ぶにも、沢を登って遊ぶにも
ここは手頃で満足感を得られるところだ。