【京都北山】予想以上の滝また滝 由良川カラオ谷から大倉谷山

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展開ビュー トピックのレビュー: 【京都北山】予想以上の滝また滝 由良川カラオ谷から大倉谷山

Re: 【京都北山】予想以上の滝また滝 由良川カラオ谷から大倉谷山

by 山日和 » 2018年7月10日(火) 23:26

矢問さん、どうもです。ホンマに久しぶりですね~ :lol:

暑いの大嫌いの僕は、毎朝5時から7時までの涼しい時間に畑作業に相棒の
実家へ。毎日毎日、新鮮な野菜でヘルシー生活しています(^_^)v

朝の5時から活動できるのが素晴らしいです。 :D

タイトルを見て「行ったことあるなあ」「芦生へ行くたびに思い出す谷」と
思い、自分の記録を見ると、なんともう13年も前でした(^^;)
「あのころは若かった」「あの頃は元気だった」と思い始めると歳かな(^^;)

事前に矢問さんのレポも見てました。
まだギリギリ40代だったから元気でしたね。お互い。 :mrgreen:

今でも毎週クライミングをされているクライマー名二人・助役と佐野さんと
3人でいきましたが、イレブンクライマーやツウェルブクライマーでスリムなお二人は
それいけどんどんの谷でしたが、僕には細い通過点にザックや体が引っかかったり
沢登りをしていると言うよりクライミングに付き合ってるという感じの1日でした(^^)
ゴルジュの入口
ゴルジュの入口
あの2段滝の巻きは、よくあんなルンゼ上がりましたね。とても上がろうという気にはなりませんでした。 :o
他のレポ見たらみんな右岸を巻いてますね。巻きだけで1時間半かかったなんてもありました。
私が見つけたラインが一番楽だと思います。年寄り向けのルートです。 :mrgreen:

山日和さんはまだまだ元気ですねぇ。こんなとこ1人で行くなんて(^^;)

カラ元気ですわ。 :lol:

地震や豪雨は大丈夫でしたか。
先日の地震で、豊中の実家の外壁やうち壁がズタズタになり、DIYで僕が少しずつ
左官修理しています。また長男の家は今回の豪雨で、庭の芝生が浮き上がりこれまた
庭師のように僕が今も補修中です。うちも夜11時に家の横の猪名川が氾濫危険水位を
超えて車にいろいろ積み込んで避難準備。
翌日の昼過ぎにもまた氾濫危険水位の7m20cmを超えて、バイクを高台に駐車
させてもらったり、国土交通省のページで川の10分ごとの川の水位やダムの水位を
夜中も注視して、生きた心地のしない3日間でした・・・。

大変でしたねえ。川のそばは恐い・・・
幸いウチはなんともありませんでした。
娘の家が5日ほどガスが止まっただけです。
炎天下の舗装路歩きは矢問さん即死のパターン
炎天下の舗装路歩きは矢問さん即死のパターン
また来月も芦生研究林の植生調査に行くので、このカラオ谷を横に見つつ行ってきま~す。
生存証明でしたm(__)m

相変わらず芦生通いしてるんですね~ :D
たまに芦生の沢のレポをネットで見ますが、全部無許可ですよね。(と言うか、許可出ませんよね?)
岳連所属の立派な山岳会が公式HPでアップしたりしてるのはいかがなものかと思いますね。 :oops:
私は6年前から入ってません。

                山日和

Re: 【京都北山】予想以上の滝また滝 由良川カラオ谷から大倉谷山

by 矢問 » 2018年7月10日(火) 13:23

山日和さん、こんにちは(^^)/
お久しぶりです~。

暑いの大嫌いの僕は、毎朝5時から7時までの涼しい時間に畑作業に相棒の
実家へ。毎日毎日、新鮮な野菜でヘルシー生活しています(^_^)v

タイトルを見て「行ったことあるなあ」「芦生へ行くたびに思い出す谷」と
思い、自分の記録を見ると、なんともう13年も前でした(^^;)
http://www.komachans.com/hp3/karaotani.htm
「あのころは若かった」「あの頃は元気だった」と思い始めると歳かな(^^;)

今でも毎週クライミングをされているクライマー名二人・助役と佐野さんと
3人でいきましたが、イレブンクライマーやツウェルブクライマーでスリムなお二人は
それいけどんどんの谷でしたが、僕には細い通過点にザックや体が引っかかったり
沢登りをしていると言うよりクライミングに付き合ってるという感じの1日でした(^^)

山日和さんはまだまだ元気ですねぇ。こんなとこ1人で行くなんて(^^;)
猪名川
猪名川
地震や豪雨は大丈夫でしたか。
先日の地震で、豊中の実家の外壁やうち壁がズタズタになり、DIYで僕が少しずつ
左官修理しています。また長男の家は今回の豪雨で、庭の芝生が浮き上がりこれまた
庭師のように僕が今も補修中です。うちも夜11時に家の横の猪名川が氾濫危険水位を
超えて車にいろいろ積み込んで避難準備。
猪名川2
猪名川2
翌日の昼過ぎにもまた氾濫危険水位の7m20cmを超えて、バイクを高台に駐車
させてもらったり、国土交通省のページで川の10分ごとの川の水位やダムの水位を
夜中も注視して、生きた心地のしない3日間でした・・・。
猪名川3
猪名川3
やぶこぎネットの皆様もご無事でありますようお祈りしております。
また来月も芦生研究林の植生調査に行くので、このカラオ谷を横に見つつ行ってきま~す。

生存証明でしたm(__)m

Re: 【京都北山】予想以上の滝また滝 由良川カラオ谷から大倉谷山

by 山日和 » 2018年7月08日(日) 15:01

SHIGEKIさん、どうもです。

場所がよく分かりませんでしたが、覚えのある田歌から地形図辿ってやっと分かりました、たぶん?!

土地勘がないと地名だけではちょっとわかりにくかったですね。

>かやぶきの里で目を覚まし、朝食後、腹ごなしに集落の中を散策する。メジャーな観光地になったここも、この
時間にはほとんど人影はなく、静かな茅葺集落を味わうことができる。

癒やしの沢歩きのプロローグとしては最高ですね~

こういう時間も大好きです。早く出発するだけが能じゃないですね。
ただし、癒し系ではありませんでしたが。 :mrgreen:
早朝のかやぶきの里
早朝のかやぶきの里
>足元はスルズルなのでチェーン
スパイクのグリップが頼もしい。

やっぱ、いりますよね、ラバー専門ですが、最近は持ってるときもあります。
巻きの怖さが、倍増してエイヤッでは行けなくなりつつあります。

フェルト派としては必需品になりました。 :lol:
装着した時の安心感を考えると無しで突っ込めなくなります。
源頭部に近付くと癒し系に
源頭部に近付くと癒し系に
癒やしの渓ではなかった、滝の応接にいとまのない楽しい谷だったんですね。

それにしても、いい滝の画像満載ですね~

    では また 豪雨明けのシャワーの渓で

とにかく滝また滝の谷でした。
ある程度の予想はありましたが、これほどとは思いませんでしたね。 :D
しかしよく降りましたね~。
馴染みの谷がどうなってるのか心配ですわ。 :oops:

              山日和
2段15m上の滝
2段15m上の滝

Re: 【京都北山】予想以上の滝また滝 由良川カラオ谷から大倉谷山

by SHIGEKI » 2018年7月07日(土) 21:37

山日和 さん こんばんは。

【日 付】2018年7月1日(日)
【山 域】京都北山 大倉谷山(オークラノ尾)
【天 候】晴れ
【コース】駐車地7:47---8:00カラオ谷入渓点---9:07連瀑巻き終了点---9:54二俣---12:07大倉谷山13:51---15:06 P537m
     ---15:24田歌集落---16:03駐車地

場所がよく分かりませんでしたが、覚えのある田歌から地形図辿ってやっと分かりました、たぶん?!


かやぶきの里で目を覚まし、朝食後、腹ごなしに集落の中を散策する。メジャーな観光地になったここも、この
時間にはほとんど人影はなく、静かな茅葺集落を味わうことができる。

癒やしの沢歩きのプロローグとしては最高ですね~




 風采の上がらない出合からカラオ谷は始まる。左岸側が植林なのは気に入らないが、なかなか落ち着いたいい
渓相だ。いくつかのナメ滝や小滝を越えていくと、やがて両岸とも自然林に変わり、ゴルジュに突入した。
2段15mの滝は手が出ず、少し戻った左岸側に斜上するバンドを見つけて巻きにかかったが、ここからが悪かった。
かなり上まで追い上げられてから急斜面のトラバースが続く。途中で15m滝の上にかかる10m滝を見物に下りてか
ら登り返して再びトラバース。上に行くか横に行くかの判断が難しいところだ。足元はスルズルなのでチェーン
スパイクのグリップが頼もしい。

やっぱ、いりますよね、ラバー専門ですが、最近は持ってるときもあります。

巻きの怖さが、倍増してエイヤッでは行けなくなりつつあります。



やっと巻きが終わって谷へ復帰したところでひと息入れる。今日もいい天気だ。
その先も次々に滝が現われ、応接に暇がない。意外に水量があり、普通なら突っ込めそうな滝も手が出なかった。
巻きもいやらしく、高度感があって気を抜けない場面が多い。

癒やしの渓ではなかった、滝の応接にいとまのない楽しい谷だったんですね。

それにしても、いい滝の画像満載ですね~

    では また 豪雨明けのシャワーの渓で

          SHIGEKI



Re: 【京都北山】予想以上の滝また滝 由良川カラオ谷から大倉谷山

by 山日和 » 2018年7月06日(金) 23:02

わりばしさん、どうもです。

熊谷栄三郎の昔の本を読んでいると鈴鹿の赤坂谷が尺イワナが入れ食い状態だと書いてあるのにビックリ。
釣りも楽しいけど、生態系を崩すような釣り方はなあと思ってしまいます。

まあ、昔の谷はみんなそうだっんでしょうね。
とにかく根こそぎ釣れればいいと思ってるような輩がいますからねえ。 :twisted:
P7010009_1.JPG
フェルトだと必需品かも。
私はラバーですがいつも持っていきます。
ぐちゅぐちゅの巻きぐらい嫌なものはありません。

これまで何もなしでできてたことが、道具を使わないと恐くてできなくなりました。年を取るってこういうことなのかな? :oops:

この時期ならではです、十分楽しんでますね。

楽しんではいるんだけど、詰まっても誰も助けてくれないので楽しみ過ぎないように気を付ける必要があります。 :lol:
P7010147_1.JPG
この探求心がすばらしい。
私は薄いんだな・・これが。 :mrgreen:

そうなんですか?下山路に古道や遺構があれば目が輝き出すのでは? :mrgreen:

                 山日和

Re: 【京都北山】予想以上の滝また滝 由良川カラオ谷から大倉谷山

by わりばし » 2018年7月06日(金) 05:55

おはようございます、山日和さん。

 由良川には釣りのための入川道があちこちに設けられて、簡単に河原に下りることができた。
対岸のカラオ谷へ入るには、まず由良川本流の渡渉をこなさねばならない、増水していればまず渡れないが、
今日は平水。ヒザ程度の水深であるが、流れが速いのですり足で慎重に進んだ。


熊谷栄三郎の昔の本を読んでいると鈴鹿の赤坂谷が尺イワナが入れ食い状態だと書いてあるのにビックリ。
釣りも楽しいけど、生態系を崩すような釣り方はなあと思ってしまいます。


 
 かなり上まで追い上げられてから急斜面のトラバースが続く。途中で15m滝の上にかかる10m滝を見物に下りてか
ら登り返して再びトラバース。上に行くか横に行くかの判断が難しいところだ。足元バスルズルなのでチェーン
スパイクのグリップが頼もしい。


フェルトだと必需品かも。
私はラバーですがいつも持っていきます。
ぐちゅぐちゅの巻きぐらい嫌なものはありません。


 二俣を右の本流に取った9m滝では、雨具を着込んで左から上がって流芯を抜けようとしたが、水圧にたたき落
されそうになって退却。少し戻って左側の岩壁を上がったが、最後の落ち口へ抜けるところで外傾したホールド
に微妙なバランスを強いられて緊張する。


この時期ならではです、十分楽しんでますね。


P7010111_1.JPG

  カラオ谷の記録を見ると、下山は100%北に延びる右岸尾根を使っている。これを下りると再び由良川を渡渉し
なければならない。それは別にいいのだが、同じことをしても面白くないので、北西に回り込んで田歌の集落へ
下りる尾根を使ってみよう。


この探求心がすばらしい。
私は薄いんだな・・これが。 :mrgreen:


  P537m手前に若いながらもちょっとしたブナ林が現れて喜ぶ。今日はほとんどブナにお目にかかっていないの
で、この程度のブナ林でもうれしいものだ。
 集落に下りる北西の支尾根は植林オンリーだと思っていたら、上部が自然林だったのは予想外だった。
集落手前の最後の植林帯で道がはっきりしなくなったが、概ね苦労なく集落内の道に出ることができた。
 ここから駐車地まで30分ほどの県道歩き。もう真夏のような日差しがまぶしい。


お疲れさまでした。
新規開拓ご苦労様です。


                      わりばし

【京都北山】予想以上の滝また滝 由良川カラオ谷から大倉谷山

by 山日和 » 2018年7月05日(木) 21:18

【日 付】2018年7月1日(日)
【山 域】京都北山 大倉谷山(オークラノ尾)
【天 候】晴れ
【コース】駐車地7:47---8:00カラオ谷入渓点---9:07連瀑巻き終了点---9:54二俣---12:07大倉谷山13:51---15:06 P537m
     ---15:24田歌集落---16:03駐車地

 カラオ谷は美山町田歌の上流で由良川左岸から流れ込む支流である。
地形図に名前のない826.3mの三角点、大倉谷山へ突き上げる短い谷だが、数え切れないほど多くの滝を内蔵して
いる。
かやぶきの里で目を覚まし、朝食後、腹ごなしに集落の中を散策する。メジャーな観光地になったここも、この
時間にはほとんど人影はなく、静かな茅葺集落を味わうことができる。
由良川本流渡渉点とカラオ谷出合
由良川本流渡渉点とカラオ谷出合
 由良川には釣りのための入川道があちこちに設けられて、簡単に河原に下りることができた。
対岸のカラオ谷へ入るには、まず由良川本流の渡渉をこなさねばならない、増水していればまず渡れないが、
今日は平水。ヒザ程度の水深であるが、流れが速いのですり足で慎重に進んだ。
P7010023_1.JPG
 
 風采の上がらない出合からカラオ谷は始まる。左岸側が植林なのは気に入らないが、なかなか落ち着いたいい
渓相だ。いくつかのナメ滝や小滝を越えていくと、やがて両岸とも自然林に変わり、ゴルジュに突入した。
2段15mの滝は手が出ず、少し戻った左岸側に斜上するバンドを見つけて巻きにかかったが、ここからが悪かった。
かなり上まで追い上げられてから急斜面のトラバースが続く。途中で15m滝の上にかかる10m滝を見物に下りてか
ら登り返して再びトラバース。上に行くか横に行くかの判断が難しいところだ。足元はスルズルなのでチェーン
スパイクのグリップが頼もしい。
2段15m滝
2段15m滝
 やっと巻きが終わって谷へ復帰したところでひと息入れる。今日もいい天気だ。
その先も次々に滝が現われ、応接に暇がない。意外に水量があり、普通なら突っ込めそうな滝も手が出なかった。
巻きもいやらしく、高度感があって気を抜けない場面が多い。
P7010065_1.JPG
苦戦した9m滝
苦戦した9m滝
 二俣を右の本流に取った9m滝では、雨具を着込んで左から上がって流芯を抜けようとしたが、水圧にたたき落
されそうになって退却。少し戻って左側の岩壁を上がったが、最後の落ち口へ抜けるところで外傾したホールド
に微妙なバランスを強いられて緊張する。
P7010111_1.JPG
 滝はまだまだ終わらない。ここから先は高さがあっても直登できる滝が多いので実に楽しい。最後の二俣を左に
入るといよいよ源頭部だ。いくつかの滝を越えると水が切れ、いきなり沢は行き止まりとなった。
このまま山頂左肩へ突き上げるものだと思っていたが、谷の形がなくなって目の前には土の壁がある。
左へ逃げて急斜面を喘ぎ登ると、左へ振り過ぎて山頂の東側の尾根に出てしまった。

 大倉谷山頂は平凡を絵に描いたようなところだった。山名標識もなく、三角点にタッチしてすぐに西側の鞍部
でランチタイムとする。濡れたものを全部脱いでサッパリ。と言っても裸でランチというわけではない。

 カラオ谷の記録を見ると、下山は100%北に延びる右岸尾根を使っている。これを下りると再び由良川を渡渉し
なければならない。それは別にいいのだが、同じことをしても面白くないので、北西に回り込んで田歌の集落へ
下りる尾根を使ってみよう。
見事な台杉
見事な台杉
 この近辺の尾根はブナが少なく、特筆するような森もない。芦生に隣接するということで多少期待はしていた
のだが、これは当てが外れてしまった。歩く人はいるようでテープが付けられている。
ブナの代わりに立派な台杉があった。
P7010180_1.JPG
 テープがあるのは790mピーク北のCa790mまでだった。そこからP537mまでは急にヤブっぽくなる。
獣道プラスアルファの踏み跡はあるので、ヤブ漕ぎとしては初心者レベルだ。
 P537m手前に若いながらもちょっとしたブナ林が現れて喜ぶ。今日はほとんどブナにお目にかかっていないの
で、この程度のブナ林でもうれしいものだ。
 集落に下りる北西の支尾根は植林オンリーだと思っていたら、上部が自然林だったのは予想外だった。
集落手前の最後の植林帯で道がはっきりしなくなったが、概ね苦労なく集落内の道に出ることができた。
 ここから駐車地まで30分ほどの県道歩き。もう真夏のような日差しがまぶしい。

                      山日和

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