おはようございます、わしたかさん。
スノー衆の翌日も快晴の予報。幸い家の用事も無かったので、堂ヶ辻山の山頂で屏風山の向こうから
呼んでいるような気がした左門岳に行くことにした。
元々以前から左門岳(というより大平上流)を狙っていたが、自宅からのアプローチの遠さに二の足を踏んでいた。
車中泊した白鳥からでもそれなりに遠いし、今年の異常な雪解けの速さが頭をかすめたが、勢いで突っ込んだ。
あらまあ炎上事件の翌日のレポですか。
私は無事「黒龍」を買って帰りました。
上大須ダムの右岸道路は落石や落木があるもののデブリは除雪されており、東河内谷と根尾東谷の出合まで車で入れた。
山を見上げるとやっぱり黒々としている。双眼鏡で観察すると稜線上は白かったので、なんとかなるだろうと出発、、、
しようと思ったらヤマセミのペアが飛んできたりベニマシコがうろちょろしてたりと、鳥見てたら遅くなった。
鳥って鳴き声と形で見分けるんです?
想定通り植林の尾根は杣道があり倒木を横目に快適に登っていると、左足に違和感が。見下ろすとソールが剥がれかけている。ちょうど1年前に横山岳西尾根で剥がれたので、接着剤で補修した箇所だ。
先週、ひいちゃんに剥がれたソールは接着剤でちゃんと直ると偉そうに言ったばかりなのに。。。
一度はがれるとどうしてもその箇所が弱くなってしまいます。
谷を下っていき、左前方にナラの大木が鎮座する出合でランチタイムとした。
今日は天ぷらうどんだが、昨晩に白鳥の「だるまや」で持ち帰りした、イワナの天ぷらをトッピングした。
おお、一気に豪華になった!
たんぽぽさんのリストランテならぬ割烹 大平。
白鳥でイワナ養殖してるんだ。
夏の釣行で天ぷらという手もあるか。
ゆっくりとランチを楽しんだ後、さらに谷を下るとだんだんと周りが開けてきた。
平らな雪面に小川が亀裂を入れ、大きいブナやトチが天を貫く。桃源郷とはまさに言ったもの。
いまは許可が無いと入れなくなった芦生の上谷に雰囲気が似ている。
「ここはヤバイ、ここはヤバイ」とぶつぶつ言いながら、ふらふら巨木の間を彷徨う。
傍から見ればわたしがヤバイやつだが、幸い登り始めてから誰にも会っていない。
川にかかるスノーブリッジは落ちそうで危ういものもあり、賞味期限ぎりぎりだったという印象。
ゆっくり味わうように歩いていたが、右手の稜線の最低鞍部に着いてしまった。
もう少し時間があれば、適当な尾根を上がってもっとぶらぶらしたいところだが、下山路の雪とヤブの状況が判らないので、泣く泣く大平を後にした。今度は夏に銚子洞から沢泊装備で来たいものだ。
これはいい所をみつけましたね。
メモっとこう。
車に戻って、山に行く最大の目的ー下山後の温泉と風呂上りビールーのため、本巣の薄墨の湯を目指した。
隣の道の駅で車中泊をしてそのまま仕事に出た。
この土日で20時間ほど雪山に入っており、なかなかハードな週末だった。
翌々日、久々に熱が出た
お疲れ様でした。
ハハハ・・
わりばし