奥越】 スノー衆2018PART4 快晴 超展望 霧氷 薄雪化粧の堂ヶ辻山
【山域】 奥越 堂ヶ辻山1205.5m
【ルート】 黒谷出合付近7:10---P974m9:00---P1109m9:55---人形山11:38---堂ヶ辻山12:40/14:20
---P1131m15:30---852m標高点---駐車地16:45
【天候】 ガス雲海を経て快晴
【メンバー】山日和(CL)、バーチャリ、ひいちゃん、biwaco、グー、kasaya、クロオ,
kitayama-walk、わりばし、keikoku、あめちゃん、わしたか、SHIGEKI
(敬称略、順不同)
超駿足のアップなのに超亀さんレスで失礼しました。。
29回のスノー衆史上ベスト5に入ると山日和氏をして言わしめる会心の雪山だった。
いつか同氏が「ピンチヒッターの堂ヶ辻山」とのタイトルでrepされたのを読んではいたが、
なんの本番、2018季 4番バッターサヨナラ満塁ホームランの堂ヶ辻山でした。
個人的にはNO1 そう 過ぎ去ったことは記憶の彼方、今が一番なのです。
ベスト5なのかベスト3なのか?いずれにしてもすべての要素に恵まれた山行に贅沢な思いをさせて頂きました。
読みが素晴らしい山日和さんに感謝でした。
さて今季は落下運動のやり過ぎで酷い腰痛を発症してしまい養生中でこのところの3回のリハビリ山行を経ての待ちに待った本番である。
さらに、今回は【装備】スノーシュー、ストック、ピッケル、アイゼン、・・
とあり、不肖新規購入したピッケル ヤフオク 8000円 CAMP CORSA 205gと中国製14本爪アルミイゼン 5000円 480g
を活用?する日がやってきた。
ヤフオフとは随分お安く購入できるのですね。
この先どれだけ出来るか分からないひいは今後そこで買えたら良いなぁ。
最初は無雪の林道歩き、久しぶりに出会った方たちと旧交を温め情報交換するにも適度な足慣らしだった。
右手の植林の尾根に取り付く、急登だが締まった雪がしっかり付いており、スノーシューのフレームとヒールリフターが
気持ちよく決まるが汗が噴き出すしんどい登りには違いない。
随分お久しぶりの再会に感謝でした。
元気であればお会いできるんだなと再会を嬉しく思いました。
やがて、植林を抜けると、薄れゆくガスと覗きはじめた青空がなんとも言えない優しい色合いのブルーグレーのベールで
山毛欅林を包み込んだ。
もう一息、広がりはじめた青空に向かい急登一発、振り返れば、雲の上に出たことがわかった。
青空が広がりぱっと笑顔になったとたんの濃い色の白い雲海に心躍りました。
P974は展望台地 目の前に縫ヶ原の絶壁、右手には御嶽が霞んでいた。
ここからは、霧氷の映える空のした、惜しげもなく散りゆく霧氷片の大歓迎を受けながらの雪稜漫歩となった。
この景色が見たかっんです!
贅沢にも霧氷の花の中で感激ひとしお、この夢の世界の主人公はもちろんやぶめんさん達。
地形図を見ると一目瞭然、ここから線が詰まって下り、登っているのだ。
しばらくはスノーシューでヤブの急斜面を無理矢理降下するが、さらなる急斜面のダウン&アップを見据え、
アイピケ使用の指示がくだる。
稜線を行こうとするが、進行方向左側(東側斜面)はすっぱり切れ落ちており、右へ逃げながらしかもヤブを
潜ってうっすら新雪の乗った堅雪の急登を攀じる。
205gのピッケル、中国製のアルミアイゼンがしっかり雪面を捉えているではないか!!
登り切った人形山は日輪とともに輝いていた。
久しぶりのピッケル&アイゼンを効かし人形山に登ればご褒美の日輪が輝く。
場面場面のご褒美に心躍りましたね。
打って変わってまたもや長閑な雪稜漫歩で1140ピークに立ったのは12時15分だった。
「腹減った人~」の問いかけにエエおっさん達が「は~い」と全員ウルウルまなざしで手を上げた。
ここで情に流されては有象無象のヤブ変人をまとめる立派なリーダーとは言えない。
さすが、冷静なYリーダー、「はい」とわかった風を装って「ちょっと狭いから堂ヶ辻山頂までがんばりましょう」とキッパリ!!
宴会場にイヤ ランチ場に妥協はないのだ。これこそ(決してこれのみではない?)ヤブ山行リーダーの真骨頂だ。
ぶれないリーダーは泣き言にも耳を貸せません。
B姫もおなかすいたー
ところが、またもや地形図を見ていただければおわかりのはずだが、短いが片側スッパリ切れ落ちた急な降下と登りである。
宴会前の イヤ ランチ前の雪庇踏み抜きとヤブこぎで晴れて堂ヶ辻山頂、みんな無事に登頂いたしました。
まさしく絶景と快晴無風の陽だまりでの祝宴となりましたのであります。
なんとなんとの素晴らしい山でありました。
レポ読ませて頂きながら景色が未だに目に焼き付いて離れません。
書いてもかいても書き切れないほどの心打たれる山行でした。
今年最後のスノー衆とはとても残念ですが、沢山の気遣いの中のパート4大きな事故もなく無事に終わられて本当に良かったです。
心から感謝!
そしてご一緒させて頂いた皆様ありがとうございました。
来年も行けたらどうか宜しくお願いいたします。
☆ひいちゃん