【越美山地】 残雪の荒島岳と縫ヶ原山周回縦走

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Re: 【越美山地】 残雪の荒島岳と縫ヶ原山周回縦走

by おど+ » 2018年3月28日(水) 21:34

skywalkさん、こんばんは。

>いやぁ~、すごい大冒険ですね。私は下山駅から越美北線で勝原駅まで行き荒島岳に登りしもやまルートを降りてこようと考えていますが、未だ実現していません。

 久しぶりの冒険気分で、ワクワクドキドキでした。 自分の場合は、雪のこのコースを降りるのは怖くてやれませんねぇ。 :mrgreen:

>立派な霧氷ですね。この日の蕎麦粒では、かろうじて白いものが輝いていました。

 冷え込んで風が強ければ、霧氷や樹氷は勝手にでも発達するのでしょうね。

>複雑なところを下山してますね。GPSがなかったらどうしようもないところだ。こういうところは地形図にも表れないギャップなどあって狙い通りには歩けないものですが、無事に戻れて何よりです。

 見たことも歩いたことのないコースを下るのは勇気がいりますね。 今回はそれでも思ったよりも良いコースで、なんとか降りられました。(尾根の末端は雪が崩れて通れませんでしたが…)

>おおっと、最後まで気は抜けないですね。

 結局、痛めた脇腹はまだ痛いのですが、ずいぶん和らぎました。(あと二週間は、雪山は自制します  :shock:

おど+

Re: 【越美山地】 残雪の荒島岳と縫ヶ原山周回縦走

by skywalk » 2018年3月26日(月) 11:33

おどさん、こんにちは。
いやぁ~、すごい大冒険ですね。私は下山駅から越美北線で勝原駅まで行き荒島岳に登りしもやまルートを降りてこようと考えていますが、未だ実現していません。
途中何度も弱気になりますが、ここまで来ると戻ることも儘ならないので、気を取り直して登ることに専念しました。
単独だと気力を持ち続けるだけでも大変ですね。
おど+ さんが書きました: 2018年3月18日(日) 19:46 このあたりは風が強いのか霧氷も育っており、とても1300mほどの場所とは思えません。
立派な霧氷ですね。この日の蕎麦粒では、かろうじて白いものが輝いていました。
予定コースではなく、尾根も複雑に分岐しているのでGPSで確認しながら、降りていきます。
複雑なところを下山してますね。GPSがなかったらどうしようもないところだ。こういうところは地形図にも表れないギャップなどあって狙い通りには歩けないものですが、無事に戻れて何よりです。
思っていた矢先に崩れ、もんどり打って頭から転んでしまいました
おおっと、最後まで気は抜けないですね。
お疲れ様でした。

Re: 【越美山地】 残雪の荒島岳と縫ヶ原山周回縦走

by おど+ » 2018年3月23日(金) 21:48

山日和さん、今晩は。

>って言うから、てっきり真名川ダムからの周回だと思いました。
>以前こっちからの周回をやってますが、下山からの周回とは思いもしませんでしたよ。 :o

まあ普通はダムからでしょうかね。 特にはじめての場合は。 :D

>この地の利がうらやましい。私なら家から3時間です。

建設中の中部縦貫道が完成すれば、少しは早く来れるでしょうかね。

>おどさんでも弱気になることあるんですねえ :mrgreen:

 基本単独行なのでよく弱気になります。 特に今回のコースは雪崩れたらと思うと…。

>私は真名川ダムからだったので、ここが目的地でまったりとランチできました。 :lol:

道路が通行止めでなかったら、そのコースも想定内でしたね。

>このあたりから見る荒島は、はるか彼方に見えて行けるのかなと思ってしまいます。
>そして徐々に近づいて行く荒島を見ながら雪稜を歩くのは最高です。 :D
>逆に歩いた方が感動は大きいと思います。

 しもやまからの荒島岳も良かったですよ。 縫ヶ原山が次第に近づく稜線歩きは最高でした。

>西尾根からのトレースはなかったですか?この西尾根の雪庇が見事で、ホントに1300m程度の山とはとても思えません。
>縫ヶ原は4回登ってますが、この尾根には毎回感嘆させられます。

意外なことに、ダムから登っている人はいないようでした。 多分、時間通行止めで転進された方が多かったのでしょう。

>流石に上大納からでは駐車地まで距離があるので、ここは自制します。
>そりゃそうでしょう~ :mrgreen:

 一応、エスケープルートとして考えていました。

>林道にでたからと言って安全地帯ではないのがこの時期の常ですね。尾根歩きよりよっぽど緊張を強いられるでしょう。

 日当たりがよく、雪が腐ってスノーシューが滑って緊張しました。

>ありゃりゃ、最後にとんだアトラクションが待ってましたか。
>私も先週、夜叉ヶ池の先の岩場で、忘れたサングラスを取りに戻る途中で少し滑落して、手を切ってしまいました。
>お互い注意しないとね。

 結局、この時の脇腹の痛みが酷くなり、スノー衆は不参加とさせて貰いました。  もしかすると肋骨にヒビいってるかも知れませんが、軽めの山には行きますよ。:shock:

>ちょっと店じまいが早いんじゃない? :mrgreen:

 そういうつもりで書いたわけではありませんが、この痛みが完治する頃には雪は溶けていそうです。 :o

おど+

Re: 【越美山地】 残雪の荒島岳と縫ヶ原山周回縦走

by 山日和 » 2018年3月21日(水) 14:20

おどさん、こんにちは。

次回のスノー衆の予習と言うことで、近隣の「縫ヶ原山(ぬいがはら)」に「荒島岳」を絡めて登ってきました。

って言うから、てっきり真名川ダムからの周回だと思いました。
以前こっちからの周回をやってますが、下山からの周回とは思いもしませんでしたよ。 :o

 登山口となる下山(しもやま)まで1時間半強で到着しますが、

この地の利がうらやましい。私なら家から3時間です。

 急斜面となりますが、この日は朝から冷え込んでおりガリガリの雪は問題なく登っていけます。
スノーシューとストックをしまい、代わりに12本歯アイゼンとピッケルに持ち替えます。 

この日は冷え込んでアイゼンの爪が雪に食い込む音が心地良かったですね。
夜叉ヶ池への登りもザクザクと気持ち良かったです。 :D

 途中何度も弱気になりますが、ここまで来ると戻ることも儘ならないので、気を取り直して登ることに専念しました。 

おどさんでも弱気になることあるんですねえ :mrgreen:

 しかし、今回もここが目的地ではないので、360度の展望と写真撮影を楽しんだところで、南尾根へと降りていきました。

私は真名川ダムからだったので、ここが目的地でまったりとランチできました。 :lol:

 その南尾根ですが、途中までは斜面の雪が崩壊し、笹が丸出しとなり降りるに降りられません。

ここは雪の状態次第ですね。私の時は4月でしたが、笹の露出はごく一部だけでした。

 そして「持篭谷山(もっかたにやま)」との稜線分岐にある1209mピークに到着します。

このあたりから見る荒島は、はるか彼方に見えて行けるのかなと思ってしまいます。
そして徐々に近づいて行く荒島を見ながら雪稜を歩くのは最高です。 :D
逆に歩いた方が感動は大きいと思います。

次第に尾根が広がり、雰囲気のよいブナ林となりました。 この辺りがモッカ平の最上部なのでしょうが、気持ちの良いところで足が鈍りました。

このあたりはとても雰囲気がいいですね。以前のスノー衆の時もここでスノーテーブルを作りました。 :D

意外なことに下山予定の東尾根から、真新しい複数の足跡が山頂までピストンしていました。 山頂からは荒島岳が大きく見えて、その左に歩いてきた稜線が白い筋を引いて見えていました。

西尾根からのトレースはなかったですか?この西尾根の雪庇が見事で、ホントに1300m程度の山とはとても思えません。
縫ヶ原は4回登ってますが、この尾根には毎回感嘆させられます。
DCIM0587_1.JPG
流石に上大納からでは駐車地まで距離があるので、ここは自制します。

そりゃそうでしょう~ :mrgreen:

 とは言え、朝駐車地から見た下山予定の斜面は雪割れで状態がわるいのを見ていたので、隣の林道のある尾根へ向かうことを考えていました。

予定は858m標高点の尾根でしたか。

当然ですが、林道は1m以上の雪やデブリに覆われています。 最短距離で降りようと、下に向かって降りていきますが、いたるところで雪割れを起こしており、迂闊なところは通れません。 なんとか林道に合流すると、ここでスノーシューに履き替えて、滑り台などに注意しながら歩いていきます。 幸い谷はそれほど深くは無いので、怖くはありませんでした。(それでも、落ちるとただではすみませんが)

林道にでたからと言って安全地帯ではないのがこの時期の常ですね。尾根歩きよりよっぽど緊張を強いられるでしょう。

 しかし、ここまで無事に降りてこられ、気が緩んでいました。 横着をして雪崩地点までスノーシューを履いていこうと、除雪脇の雪の上を歩いていきますが、今にも崩れそうです。 と思っていた矢先に崩れ、もんどり打って頭から転んでしまいました。 幸い大きな怪我はありませんでしたが、右脇腹を打ったのか痛みが残っています…。(頭はこれ書けているので、問題ないと思います :roll:

ありゃりゃ、最後にとんだアトラクションが待ってましたか。
私も先週、夜叉ヶ池の先の岩場で、忘れたサングラスを取りに戻る途中で少し滑落して、手を切ってしまいました。
お互い注意しないとね。

 久しぶりに、緊張した山行となり、今季の本格的な雪山はこれでおしまいとなりそうです。(スノー衆は別ですよ :mrgreen:

ちょっと店じまいが早いんじゃない? :mrgreen:

                       山日和

【越美山地】 残雪の荒島岳と縫ヶ原山周回縦走

by おど+ » 2018年3月18日(日) 19:46

次回のスノー衆の予習と言うことで、近隣の「縫ヶ原山(ぬいがはら)」に「荒島岳」を絡めて登ってきました。

【 日 付 】 2018年03月17日(土)
【 山 域 】 越美山地
【メンバー】 単独
【 天 候 】 曇のち快晴
【 ルート 】
時刻(差) 標高 距離 場所
06:15 (--:--) 400m 0.0km 白龍神社 出発
06:40 (00:25) 392m 2.2km 下山コース登山口
09:45 (02:05) 1240m 4.6km 荒島岳稜線出合
10:45 (01:00) 1523.4m 6.3km 荒島岳 休憩
11:00 (00:15) 1523.4m 6.4km 荒島岳 出発
11:30 (00:30) 1263m 7.3km 1265m手前 昼食休憩
11:45 (00:15) 1263m 7.3km 1265m手前 出発
12:40 (00:55) 1209m 9.8km 1209mピーク
13:40 (01:00) 1316.9m 11.5km 縫ヶ原山
14:05 (00:25) 1193m 12.7km 1193mピーク
16:05 (02:00) 420m 16.3km 下山取水設備?
16:15 (00:10) 400m 16.7km 白龍神社 到着
【 距離 】 16.7Km(内車道2.6Km)
【 累積標高 】 +1732 -1732m
【 時間 】 10時間00分

Picasa(写真) : https://photos.app.goo.gl/4InVFjgZSxWcgYhD3
ルートラボ  : https://yahoo.jp/QX0u8k
ルート地図  : https://blog.so-net.ne.jp/_images/blog/ ... 17_map.jpg

画像

 次回のスノー衆が「堂ヶ辻山」という事で、近くのモッカ平にまだ行ってなかったので登ることにします。 以前から計画していましたが、遠くなのと馴染みのない山域だったので躊躇していました。 当初は一般コース?の真名川ダームからの周回コースで計画しましたが、荒島岳から縫ヶ原山までの稜線に惹かれ、周回で計画しました。

 登山口となる下山(しもやま)まで1時間半強で到着しますが、前日までの雨で雪止めが進んでいるだろうと思い、少しでも冷え込んでいる間にと4時半前には自宅を出発します。 白鳥ICで降りて九頭竜湖へ向かいますが、下山から大野まで夜間通行止めと掲示されており不安になりました。 登山口までは入れるだろうと向かいますが、対向車はほとんどありません。 九頭竜湖の道の駅を越えると、ゲートが作られ車で封鎖されており誘導員の方がいました。 6時過ぎですが7時まで通行止めと言うので、「下山駅の手前までは入れますよね?」と確認して通してもらいます。
 これが当初計画のダムまでとなっていたら、大幅に遅れていました。 運?にも恵まれ予定通り、下山の白龍神社まで入ることができました。

 出発の準備をしていきますが、今回懸案となるのがコースの雪の状態です。 生憎朝方の荒島岳は雲に覆われ上部の様子がはっきりとしません。 しかし、途中まで見える雪の斜面は特段問題ないようなのと、今更7時過ぎまで待ってダムまで向かうことも出来ないので、出発することにしました。

 まずは下山駅まで向かいます。 通りの無い国道を歩いていくと、10分ほどで駅に到着しました。 ここでコース地図を確認しますが、判然としないのでそのまま奥へ進んでいきました。 登山口がよくわかりませんが、とりあえず道の終点で斜面へ向かいます。 しかし、登って行けそうなところは無いので、少し戻ると登山標識が立っています。 ところが道は完全に雪に覆われ、結局どこが登山道なのか分かりません。 仕方なく前方の斜面の登りやすそうなところへ向かいますが、雪解けが進み踏み抜くので、早々にスノーシューを履いていきます。

 急斜面となりますが、この日は朝から冷え込んでおりガリガリの雪は問題なく登っていけます。 程なく尾根に到着し、しばらく進むと登山標識がありました。 ここからは明確な尾根道となり、暫くは平坦な道を進みます。
 前方に急登の斜面が見えてくると、ここからが本番です。 スノーシューとストックをしまい、代わりに12本歯アイゼンとピッケルに持ち替えます。 新しい12本歯アイゼンを買ってから、数年使う機会がありませんでしたが、久しぶりに本領を発揮しました。 幸い雲の中に入っており、日差しはなく周りの木々は霧氷で真っ白になっていました。 雪もそれなりに締まっており、雪庇などはピッケルで段差を作りながら黙々と登っていきました。
DSCF7117.JPG
 途中何度も弱気になりますが、ここまで来ると戻ることも儘ならないので、気を取り直して登ることに専念しました。 そして格闘すること2時間ほどで、急登地帯を登りきり主稜線に到着しました。 いつの間にか雲の上に出ており、周りは快晴でどこまでも見渡せます。 左手には向かう山頂へと続く稜線が続いていますが、山頂はまだ遥か奥でした。
DSCF7148.JPG
 稜線沿いに向かいますが、一部笹も出てきており乗り越えるのに手間取りました。 心配していた稜線歩きはどうということはなく、1時間後に無事山頂に到着しました。 山頂は入れ替わりで沢山の方が来ています。
 しかし、今回もここが目的地ではないので、360度の展望と写真撮影を楽しんだところで、南尾根へと降りていきました。
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 その南尾根ですが、途中までは斜面の雪が崩壊し、笹が丸出しとなり降りるに降りられません。 仕方なく右手から回り込むように向かいますが、途中急斜面をトラバースするので緊張しました。 その後も左の接日に気をつけながら、笹や灌木帯を通っていきました。 1265mピークの手前まで降りると、危険地帯は脱して一息つけました。 適当なところで、日陰を探し昼食休憩としていきます。 このあたりは風が強いのか霧氷も育っており、とても1300mほどの場所とは思えません。
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 休憩後は危険箇所はほとんどなく、緊張しながらも楽しみながら歩くことが出来ました。 そして「持篭谷山(もっかたにやま)」との稜線分岐にある1209mピークに到着します。 ここから「持篭谷山」までピストンしても良いのですが、近くに見える持篭谷山はここよりも低くパッとしません。 ここは予定通り縫ヶ原山に向かい、細尾根を歩いていきました。 細尾根は、左の雪庇は崩壊しかけで危険です。 なるべく右の樹林の脇を通っていき、右に緩やかなモッカ平が見えるまでの我慢です。 次第に尾根が広がり、雰囲気のよいブナ林となりました。 この辺りがモッカ平の最上部なのでしょうが、気持ちの良いところで足が鈍りました。
DSCF7444.JPG
 途中から古い足跡が見られだし、追うように縫ヶ原山の山頂へと登っていきました。 そして荒島岳から2時間40分で縫ヶ原山に到着します。 ここまで古い足跡しかなく、この天気で登ってくる人はいないかと思っていましたが、意外なことに下山予定の東尾根から、真新しい複数の足跡が山頂までピストンしていました。 山頂からは荒島岳が大きく見えて、その左に歩いてきた稜線が白い筋を引いて見えていました。
DSCF7548.JPG
 ここから東尾根を降りていきますが、先程の足跡が来ているので心強く感じます。 足跡を辿り暫く進みはじめの分岐に到着しました。 ここは気持ち右へ降りて直進しますが、足跡もそちらから来ているので迷うことなく助かりました。 1193mピークに到着しますが、ここの下りが雪庇となっており、一人では大変でした。 幸い足跡の方達が登りにつけた階段があり、ここをステップに難なく降りることが出来ました。

 無事に予定の尾根の分岐まで来ましたが、足跡はここまででした。 足跡の方達は、この時間で下山していることからも、上大納から登ってきていると思われます。 流石に上大納からでは駐車地まで距離があるので、ここは自制します。 とは言え、朝駐車地から見た下山予定の斜面は雪割れで状態がわるいのを見ていたので、隣の林道のある尾根へ向かうことを考えていました。 その尾根に向かい、斜面を降りていきますが、滑落しても冷たいで済みそうな斜面が多く、緊張する場面は少なめでした。
DSCF7607.JPG
 予定コースではなく、尾根も複雑に分岐しているのでGPSで確認しながら、降りていきます。 尾根沿いに林道まで向かうと遠回りになるので、途中の尾根からショートカットする事にしました。 思ったよりも緩斜面で暫くは問題なく降りていきますが、地図では分からない谷が二箇所ほどあり、そのたびにデブリの積もる谷に降りるので、あまり気持ちの良いものではありません。 2つ目の尾根を登り返すと、左下に林道が見えてきました。
 当然ですが、林道は1m以上の雪やデブリに覆われています。 最短距離で降りようと、下に向かって降りていきますが、いたるところで雪割れを起こしており、迂闊なところは通れません。 なんとか林道に合流すると、ここでスノーシューに履き替えて、滑り台などに注意しながら歩いていきます。 幸い谷はそれほど深くは無いので、怖くはありませんでした。(それでも、落ちるとただではすみませんが)
 その先でもなるべく最短距離となるよう、安全だと思われるところを選びながら降りて行き、最後は下に見える除雪された林道末端に向けて谷をおりて行きました。 しかし、この判断は軽率でした。 地図には乗っていない堰堤が3箇所ほどあり、その度に堰堤横の斜面をトラバースしていきますが、最後の堰堤が高低差があり厄介でした。 なんとか除雪された林道に出ますが、ここもすぐ先が雪崩で埋まっています。

 しかし、ここまで無事に降りてこられ、気が緩んでいました。 横着をして雪崩地点までスノーシューを履いていこうと、除雪脇の雪の上を歩いていきますが、今にも崩れそうです。 と思っていた矢先に崩れ、もんどり打って頭から転んでしまいました。 幸い大きな怪我はありませんでしたが、右脇腹を打ったのか痛みが残っています…。(頭はこれ書けているので、問題ないと思います :roll:
DSCF7723.JPG
 そして縫ヶ原山から二時間半ほどで、駐車地に戻ることが出来ました。 久しぶりに、緊張した山行となり、今季の本格的な雪山はこれでおしまいとなりそうです。(スノー衆は別ですよ :mrgreen:

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