おはようございます、kanndoさん。
3月4日の週間予報は初め曇りで晴天期待できそうになく、あ~また近場の五月山かと諦めていましたが金曜日になると土日は素晴らしい天気になりそうに変わってきました。当然今年最後のスノーシューハイクの遠出をします。前回のスノー衆パート3の後金糞岳の北尾根を視野に入れていましたが、もう2週間もたっているのでどうかなと思案しているうちに、氷ノ山三の丸の南から東にかけての広大な笹原が大雪原になり、そこをスノーシューハイクしたレポを見て行ってみたい気がしていたことを思い出しました。しかし、戸倉峠からのアプローチは長いので体力が心配ですし、駐車地がどうなっているかも心配です。googole mapで調べると駐車場の位置や旧道の状態、急登尾根の取り付き口もよくわかり、レポをいくつか見るとこの時期なら駐車場もしっかり除雪されているようなのでこれは実行するのみです。
皆さん思いは同じでこの週末に遠征レポが集中していますね。
この日なら北尾根は大丈夫なようでした。
3:00に起床、3:30に出発。5:40頃すんなり駐車場に着きました。すでに4台ほど止まっていて準備中で、一人ヘッデンで出発しました。私もすぐに準備をして6:00に出発しますが、もう薄明るくなっていてヘッデンはいりませんでした。
私も前日ですが同じような時間帯に決行しました。
途中で木の間から遠くに真っ白な尾根が見えましたが、遥か彼方であそこまで届くかなという心配がよぎりました。しかし、辛抱してひたすら足を運んでいるうちに開けたところに出ました。そしてついに 疎林を完全に抜けると後は真っ白な広大な雪原と紺碧の空です。あ~これが見たかった景色だと思わずにんまりします。本当に今日来てよかった。
雪と青のコントラストは絵になりますね。
これを見るだけで華やいだ気持ちになれます。
正面を見上げてパチリ、右を見て左を見てもパチリ、振り返ってみてもパチリ何枚撮っても撮り足りません。
私も同じことをしていました。
帰りに三の丸あたりから登ってきた方向を見定めるのは目印が一つもないので、トレースがなかったりガスで見通しが効かないと大変危ないと思いました。今日のような見通しのいい時でも、登ってきた尾根はあまり特徴がなく特定するのは結構難しかったです。自分のトレースがはっきりしていたので自信をもって下れました。また広い尾根の疎林へ入ると見通しが悪くトレースが頼りでした。
雪山の下山は難しい所がありますね。
こういう場所でのホワイトアウト時にはJPSは頼りになります。
最低鞍部から林道へ下りましたが、林道上は波打つような雪の積もり方で案外歩きにくかったです。国道への林道入り口の100mくらい手前でスノーシューを脱いだら右腿付け根の痛みはすっとなくなりましたが、やはり普通の歩きのように足を前へけりだすのではなく、一度上へ持ち上げてから前へけり出すので長時間スノーシューを履き続けるのは負担がかかるようです。ただし残りの100mはツボ足で2~30cmズボりまくりで歩きにくいのなんの、スノーシューノありがたみがよくわかります。
スノーシューの出現で雪山歩きは画期的に変わりました。
ツボ足は大変です。
こんな快晴の下であの大雪原をスノーシューハイクできたことは最高でした。ところがこの後の帰りで味噌をつけてしまいました。
高速代をけちるため北近畿豊岡自動車道を利用して帰るのですが、県道48号、6号を走って養父ICの交差点で右折して高速に乗ろうとしたらいきなりパトカーがサイレンを鳴らして逆走だというではありませんか。バックして入り口まで戻ると警察官が摘発ではなく注意だけなんですというのです。右折した時、高速への車線が非常にわかりにくくえっどうなっているのと思いつつ間違えたのですが、警察官曰く間違える人がいるのでこうやって見張っているというのです。皆さん一度走ってみてください、このICの構造は初めて見るもので間違えやすく、設計のミスではないかと思います。そもそも警察官が間違える人が出ないよう見張っていなければならないということ自体が、このICは進入車線を作り変えるべきだということを表しているのだと思います。
お疲れ様でした。
新聞に載らなくて良かったです。
わりばし